JP2010087820A - 半導体集積回路、通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロックを分周するにあたり、分周カウンタを用いてクロックを分周し、シリアル通信などの伝送クロックを生成する方法では、元となるクロックの整数分周の周波数クロックしか生成することが出来ないため、伝送クロックの周波数が通信規格を満たすことが出来ないことがある。また、従来技術の分周カウンタのカウント数を変更して平均周波数を所定の伝送レートに近づける方法では、分周器とカウントダウンカウンタの設定値を制御する専用回路が必要となり、回路規模が増加するという課題がある。
【解決手段】
高速クロックであるクロックソース信号S301を分周する伝送クロック生成部100に供給するクロックを、プログラム可能な周期毎にマスクすることで、クロックカウンタ101のカウントを遅らせることで、伝送クロックの周期を伸ばすタイミングを設定し、その平均周波数を所定の伝送レートに近づける。
【選択図】図5

Description

本発明は半導体集積回路に関し、特にクロックパルスの分周に関する。
従来、各回路が必要とするクロックパルスは各回路に応じて供給される必要がある。しかし、各回路のためのクロックパルスを発生させるクロックパルスを発生させるクロック発振子を備えることは、回路規模の増大を招くことになる。よって、各回路に供給するクロックパルスを、一つのクロック発振子から発生される高速のクロックパルスを分周して、それぞれの回路が必要なクロックパルスを生成することが考えられる。クロックパルスを分周するとは、クロックパルスを分周カウンタでカウントし、カウント値が予め定められた設定値になると1つのパルス信号を出力し、カウント値を0に戻すことを繰り返すことである。設定値を例えば6に設定すると、供給された高速クロックパルスを6分周したクロックパルス、つまりクロックパルスの3クロック分がHigh(以下「Hi」と記載する)、3クロック分がLowとなるクロックパルスを生成できる。
しかしながら、上記の手法だと、高速クロックパルスの整数分週のクロックパルスしか生成できず、分数分周ができないことになる。
そこで、特許文献1に記載の技術は、クロックパルスをカウントする分周カウンタに設定する分周数をNとN+1とで切り替えて、所望の周期に近いパルス信号を生成することを開示している。
特表2004−519958号公報
ところで、分周カウンタや比較回路の回路規模を抑えるために、高速クロックをプリスケーラを用いて分周し、分周カウンタのクロックソースとする方法が用いられるが、特許文献1に記載の技術のように、2つの生成されたクロックの平均周波数を所定の周期に近づける方法では、プリスケーラの出力クロックの周期で生成されるクロックの周期が変化するため、所望の周期に近づけたはずのクロックであっても、理想とするクロックとの位相差が大きくなり、回路が正常に動作しないことがある。
例えば、回路が通信回路であって、6.5分周されたクロックが必要であり、プリスケーラで高速クロックを2分周し、分周カウンタのクロックソースとした場合であって、特許文献1に記載されるような手法をとったとき、8分周クロック1つと6分周クロック3つで6.5分周クロックを生成する((8+6+6+6)/4=6.5)ことになるが、この場合、8分周クロックと理想とする6.5分周クロックの位相差は、大元の高速クロックの1.5周期分に相当するため、回路が正常に動作しないことがある。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、高速クロックを分周する半導体集積回路であって、理想とするクロックとの位相差ができるだけ小さくできる半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、入力クロックパルスを所定のタイミングでマスクしたゲーティッドクロックを出力するクロック制御手段と、前記クロック制御手段から供給されたゲーティッドクロックの、マスク間隔よりも長い間隔となる、一定カウント数毎に1つのパルス信号を出力する分周クロック出力手段とを備えることを特徴としている。
上述のような構成によって、分周クロック出力手段には、従来だと入力クロックパルスがそのまま入力されるところを、入力クロックパルスをマスキングしたゲーティッドクロックが供給されることにより、分周クロック出力手段がカウントするクロックを実質的に遅らせることができる。これにより、所定のタイミングでマスキングすることにより、分周されるクロック数を変化させることができ、よって、その平均周波数は理想クロックに近いパルス信号を出力することができる。
また、前記半導体集積回路は、前記入力クロックパルスをA+C/B(A、B、Cは自然数であり、B>Cを満たす)分周するものであって、前記クロック制御手段は、前記B及び前記Cに基づいて前記所定のタイミングを決定するものであり、前記一定カウント数は、前記Aであることとしてよい。
また、前記クロック制御手段は、前記Cと、前記Cから前記Bを減算した値とのいずれか一方の値を選択して出力するセレクタと、加算結果を保持し、前記パルス信号の立ち上がりタイミング毎に保持している加算結果を出力する加算結果保持バッファと、前記セレクタから出力された値と、前記加算結果保持バッファから出力された値とを加算し、得られた加算値を前記加算結果保持バッファに上書きする加算回路と、前記加算結果保持バッファから保持している値が出力される毎に、前記加算結果保持バッファから出力された値が基準値Xより大きいか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記加算結果保持バッファから出力された値がXより大きいと判定されたタイミングで前記入力クロックパルスを当該入力クロックパルスの1クロック分だけマスクしたゲーティッドクロックを出力するゲーティッドクロック出力部とを備え、前記セレクタは、前記判定部がXより大きいと判定した場合に前記Cから前記Bを減算した値を選択して出力し、前記判定部がXより大きくないと判定した場合に前記Cを選択して出力し、前記所定のタイミングとは、前記パルス信号の立ち上がりタイミングであって、前記加算結果保持バッファに保持されている値がXより大きいタイミングであり、前記加算結果保持バッファの初期値Yと前記Xとは、X−(B−C)<Y≦X+Cを満たし、前記分周クロック出力手段は、供給されたゲーティッドクロックをカウントするゲーティッドクロックカウンタと、ゲーティッドクロックの分周数を設定するためのものであって、前記Aが設定される分周数設定レジスタと、前記パルス信号を出力するものであって、前記ゲーティッドクロックカウンタのカウンタ値と、前記分周数設定レジスタに設定されている分周数の1/2となる値とが一致すると、今までの出力信号を反転させた信号を出力する分周クロック出力部とを備えることとしてよい。
これにより、A+C/B分周を実現したい場合に、入力クロックパルスをマスキングするタイミングが所定の周期中で、均等に配されるようになり、よって、その平均周波数が所望の周波数に近いパルス信号を出力することができる。
また、前記クロック制御手段は、更に、自然数である第1値が設定される第1設定レジスタと、自然数である第2値が設定される第2設定レジスタと、前記第1値から、前記第2値を減算する減算回路とを備え、前記セレクタは、前記第1値と前記減算回路の演算結果のうちいずれか一方の値を選択して出力し、前記第1値は、前記Cであり、前記第2値は、前記Bであることとしてよい。
これにより、単に第1設定レジスタにCを、第2設定レジスタにBを、そして分周数設定レジスタにAを設定するだけで、所望のA+C/B分周が実現できるので、所望の分周の設定が容易となる。
また、前記ゲーティッドクロック出力部は、更に、前記パルス信号の立ち下がりを検出したタイミングにおいても前記入力クロックパルスを1クロック分だけマスクすることとしてよい。
これにより、分周数設定レジスタに設定するAを奇数としたい場合の分周にも対応できる。
また、供給された入力クロックパルスを分周し通信回路の伝送クロックを生成する通信システムであって、通信回路と、請求項3〜9の何れか一項に記載の半導体集積回路と、前記入力クロックパルスを前記半導体集積回路に供給するクロック発振器とを備え、前記半導体集積回路は、前記入力クロックパルスの供給を受けて、当該入力クロックパルスを、前記通信回路が必要とするクロックの周期に近づけるように分周して、分周されて生成されるパルス信号を前記通信回路に供給し、前記通信回路は、前記半導体集積回路から供給された前記パルス信号に基づく、通信を実行することとしてよい。
これにより、通信回路が必要とする周波数に近いパルス信号を生成して、通信を実行することができる。
また、前記通信回路は、必要とするクロックの周期を前記半導体集積回路に伝達し、前記半導体集積回路は、通知されたクロックの周期に基づいて、前記A、前記B、前記Cを決定して前記パルス信号を出力することとしてよい。
これにより、通信回路が指定する周波数に基づいて、半導体集積回路は分周数を決定して、通信回路の所望の周波数のパルス信号を生成することができる。
以下、本発明の一実施形態である半導体集積回路及び、半導体集積回路が用いられる通信装置について図面を用いて説明する。
<実施の形態1>
<構成>
図1は、実施の形態1に係る半導体集積回路の機能構成を示した機能ブロック図である。半導体集積回路は例えば、通信機器などに搭載され、必要とされる周波数の伝送クロックを生成するものである。
図1に示すように、半導体集積回路は、伝送クロック生成部100と、クロック制御部200とを含んで構成される。
伝送クロック制御部100は、クロックカウンタ101と、比較部102と、分周数設定レジスタ103と、伝送クロック生成部104とを含んで構成される。
クロックカウンタ101は、クロック制御部200から供給されるゲーティッドクロックS102を受けて、当該ゲーティッドクロックS102のパルスをカウントし、カウント値S103を比較部102に出力する機能を有する。また、比較部102からのリセット信号S105を受けてカウント値を0にリセットする機能も有する。
比較部102は、カウント値S103と、分周数設定レジスタ103から通知された値とを比較し、両値が一致した場合にだけ、一致したことを示す一致信号S104を伝送クロック生成部104に出力し、また、クロックカウンタ101にカウント値を0にリセットさせるためのリセット信号S105を出力する機能を有する。
分周数設定レジスタ103は、クロック制御部200から供給されるゲーティッドクロックS102のパルス数を何分周するのかの値を保持する機能を有する。当該分周設定レジスタ103に設定される値は2の倍数となる自然数である。また、分周数設定レジスタ103は、設定された値の半分の値を比較部102に通知する機能も有する。分周設定レジスタ103に保持される値はオペレータ等により任意の値に設定される。また、設定される値は、出力する伝送クロックのHi、Lowの各期間が等しくなるようにするためには、2の倍数である必要がある。
伝送クロック生成部104は、比較部104から一致信号S104を受けたタイミングにおいて、今まで出力していた信号を反転させた伝送クロックS106を出力する機能を有する。ここで信号を反転させるとは、伝送クロックは、HiとLowの2値で構成されるデジタル信号であり、HiからLow、あるいはLowからHiに出力値を変化させることである。
クロック制御部200は、伝送クロックカウンタ201と、比較部202と、伝送レート調整頻度設定レジスタ203と、ゲーティング信号生成部204と、クロックゲーティング部205とを含んで構成される。
伝送クロックカウンタ201は、伝送クロックS106のパルス数をカウントし、カウント値S107を比較部202に出力する機能を有し、比較部202からのリセット信号S109を受けて、カウント値を0にリセットする機能を有する。
比較部202は、カウント値S107と、伝送レート調整頻度設定レジスタ203から通知された値とを比較し、両値が一致した場合にだけ、一致したことを示す一致信号S108をゲーティング信号生成部204に出力し、また、クロックカウンタ101にカウント値を0にリセットさせるためのリセット信号S109を出力する機能を有する。
伝送レート調整頻度設定レジスタ203は、オペレータ等により設定された任意の整数値を保持するレジスタであり、保持している値を比較部202に通知する機能を有する。
ゲーティング信号生成部204は、比較部202から一致信号S108を受けつけると、クロックソースS101の1クロック分の長さのマスク信号S110をクロックゲーティング部205に出力する機能を有する。
クロックゲーティング部205は、クロック発振子(図示せず)からのクロックソースS101の供給を受け、ゲーティング信号生成部204からのマスク信号S110に基づき、マスク信号S110がHiになっているタイミングでは、クロックソースS101の立ち下がりに合わせてLowにせず、立ち下げていないゲーティッドクロックS102を生成して出力する機能を有する。具体的には、OR回路によって実現され、クロックソース信号S101とマスク信号S110の論理和を出力する。
以上が、半導体集積回路の各部の説明である。
これにより、本実施例における半導体集積回路は、例えば、分周数設定レジスタ103にAを設定し、伝送レート調整頻度設定レジスタ203にBを設定すると、A+1/B分周が実現できる。
では、生成される伝送クロックについて、図2を用いて、一具体例を説明する。
図2は、約6.33分周、つまり、分周数設定レジスタ103に「6」を、伝送レート調整頻度設定レジスタ203に「3」を設定した場合の各信号の波形を示した信号波形図であり、横方向に時間軸をとっている。つまり、A+1/B分周を実現したい場合には、分周設定レジスタ103にAを、伝送レート調整頻度設定レジスタ203にBを設定する。6.33≒6+1/3なので、前述したように、分周数設定レジスタ103に「6」を、伝送レート調整頻度設定レジスタ203に「3」を設定している。
図2は、上から順に、クロックソース信号S101、ゲーティッドクロック信号S102、マスク信号S110、クロックカウンタ値S103、クリア信号S105、伝送クロック信号S106、伝送クロックカウンタ値S107、クリア信号S109の波形を示している。図2のクロックソース信号S101と、伝送クロック信号S106を見れば分かるように、時刻T0からT3までの間にクロックソース信号S101で19個のパルス信号があり、伝送クロック信号S106の場合3個のパルス信号がある。クロックソース信号S101の19個のパルス信号から、伝送クロック信号S106の3個のパルス信号が生成されているので、19/3分周、つまり6+1/3分周が実現できていることになる。なお、時刻T0からT3に示す信号の変化が繰り返されることにより、6.33分周の伝送クロック信号S106が生成される。
分周数設定レジスタ103に「6」が設定されるということは、比較部102は、クロックカウンタ101から出力されるクロックカウンタ値S103が「2」から「0」になるタイミング(6の半分で3となるが、0から数えるため「2」のときに「0」にリセットされる)で、伝送クロック信号S106の出力が反転している。
クロックカウンタ101のクロックカウント値S103は、「2」になったタイミングで、クリア信号S105をクロックカウンタ101が受けて「0」にリセットされている。なお、伝送クロック信号S106の波形と、比較部102の出力信号S104は、伝送クロック信号S106の立ち上がり、立ち下がりのタイミングを決定できる信号であればよく、伝送クロック信号S106と同一の波形であってもよいし、伝送クロック信号S106が、立ち上がる、あるいは立ち下がるタイミングで立ち上がりがあるパルス信号であってもよい。
伝送クロックカウンタ値S107は、伝送クロック信号S106の立ち上がりを検出するたびに、そのカウント値を1ずつ加算していき、その値が2になると比較部202からクリア信号S109が図2に示されるタイミングで出力されるので、クリア信号S109と、次の伝送クロック信号S106の立ち上がりを受けて(図中時刻T3において)、伝送クロックカウンタS107は、カウント値を「0」にリセットする。
ゲーティング信号生成部204は、比較部202からの出力信号S108を受けて、マスク信号S110を生成し、マスク信号S110をクロックゲーティング部205に出力する。図2におけるマスク信号S110がそれである。図2から分かるように、伝送クロックカウンタ値S107のカウント値が「2」であって、伝送クロック信号S106の立ち上がりタイミング(図2中時刻T2)から、1クロック分のマスク信号S110が出力されている。なお、比較部202の出力信号S108は、マスク信号S110の立ち上がり、立ち下がりのタイミングを決定できる信号であればよく、マスク信号S110の波形と同一の波形であってもよいし、マスク信号S110が、立ち上がるタイミングで立ち上がりがあるパルス信号であってもよい。
そして、クロックゲーティング部205は、マスク信号S110とクロックソース信号S101を受けて、両信号の論理和をとって、ゲーティッドクロック信号S102を出力する。図2の時刻T2を見れば分かるように、本来立ち下がるはずのクソックソース信号S101がマスク信号S110の影響により、立ち下がっていない。つまり、これによりクロックカウンタ101のカウントが通常よりも遅くなる(クロックソース信号S101の1クロック分)ことになり、クロックカウンタ101は、6クロック分しかカウントしていないにもかかわらず、クロックソース信号S101の実質7クロック分をカウントすることになる。
時刻T0からT3までの信号が繰り返されることにより、クロックソース信号S101を6.33分周した伝送クロック信号S106が送出され、例えば通信回路に供給される。
以上が実施の形態1に係る半導体集積回路の説明である。
<実施の形態2>
上記実施の形態1により、A+1/B分周が実現できたが、上記実施の形態1では、A+C/B分周が実現できない。そこで本実施の形態2においては、A+C/B分周を実現できる構成を説明する。なお、A、B、Cはそれぞれ自然数であり、B>Cとする。
<構成>
本実施の形態2における半導体集積回路の機能構成を図3に示す機能ブロック図を用いて説明する。
図3に示すように、半導体集積回路は、伝送クロック生成部100とクロック制御部300とを含んで構成される。
伝送クロック生成部100は、実施の形態1に示した構成と同じ構成を備え、各機能ブロックは実施の形態1と同様の機能を果たすため、ここでは説明を割愛する。
クロック制御部300は、図3に示すように、伝送クロックカウンタ301と、第2比較部302と、伝送レート調整頻度設定レジスタ303と、ゲーティング信号生成部304と、クロックゲーティング部305と、第1比較部306と、伝送レート調整頻度設定レジスタ307とを含んで構成される。
伝送クロックカウンタ301は、伝送クロックS206のパルス数をカウントし、カウント値S207を第2比較部302に出力する機能を有し、第1比較部306からのリセット信号S209を受けて、カウント値を0にリセットする機能を有する。
第2比較部302は、カウント値S207と、伝送レート調整頻度設定レジスタ303から通知された値とを比較し、両値が一致した場合にだけ、一致したことを示す一致信号S208をゲーティング信号生成部304に出力する機能を有する。
伝送レート調整頻度設定レジスタ303は、オペレータ等により設定された任意の整数値を保持するレジスタであり、保持している値を第2比較部302に通知する機能を有する。
ゲーティング信号生成部304は、第2比較部302から一致信号S208を受けつけると、クロックソースS201の1クロック分の長さのマスク信号S210をクロックゲーティング部305に出力する機能を有する。
クロックゲーティング部305は、クロック発振子(図示せず)からのクロックソースS201の供給を受け、ゲーティング信号生成部304からのマスク信号S210に基づき、マスク信号S210がHiになっているタイミングでは、クロックソースS201の立下りを立ち下げていないゲーティッドクロックS202を生成して出力する機能を有する。具体的には、OR回路によって実現され、クロックソース信号S201とマスク信号S210の論理和を出力する。
第1比較部306は、カウント値S207と、伝送レート調整周期設定レジスタ307から通知された値とを比較し、両値が一致した場合にだけ、一致したことを示すリセット信号S209を伝送クロックカウンタ301に出力する機能を有する。
伝送レート調整周期設定レジスタ307は、オペレータ等により設定された任意の整数値を保持するレジスタであり、保持している値を第1比較部306に通知する機能を有する。
以上がクロック制御部300の各部の機能の説明である。
では、本実施の形態2において、半導体集積回路により生成される信号波形について、図4に示す具体例で説明する。
図4は、約6.66分周、つまり、分周数設定レジスタ103に「6」を、伝送レート調整頻度設定レジスタ303に「2(0を含むので実際は「1」)」を、伝送レート調整頻度設定レジスタ307に「3(0を含むので実際は「2」)」を設定した場合の各信号の波形を示した信号波形図であり、横方向に時間軸をとっている。つまり、A+C/B分周を実現したい場合には、分周設定レジスタ103に「A」を、伝送レート調整頻度設定レジスタ303に「B」を、伝送レート調整周期設定レジスタ307に「C」を設定する。6.66≒6+2/3なので、前述したように、分周数設定レジスタ103に「6」を、伝送レート調整頻度設定レジスタ303に「3」を、伝送レート調整周期設定レジスタ307に「2」を設定している。
図4は、上から順に、クロックソース信号S201、ゲーティッドクロック信号S202、マスク信号S210、クロックカウンタ値S203、クリア信号S205、伝送クロック信号S206、伝送クロックカウンタ値S207、クリア信号S209の波形を示している。図4のクロックソース信号S201と、伝送クロック信号S206を見れば分かるように、時刻T0からT3までの間にクロックソース信号S201で20個のパルス信号があり、伝送クロック信号S206の場合3個のパルス信号がある。クロックソース信号S201の20個のパルス信号から、伝送クロック信号S206の3個のパルス信号が生成されているので、20/3分周、つまり6+2/3分周が実現できていることになる。なお、時刻T0からT3に示す信号の変化が繰り返されることにより、6.66分周の伝送クロック信号S206が生成される。
分周数設定レジスタ103に「6」が設定されるということは、比較部102は、クロックカウンタ101から出力されるクロックカウンタ値S203が「2」から「0」になるタイミング(6の半分で3となるが、0から数えるため「2」のときに「0」にリセットされる)で、伝送クロック信号S206の出力が反転している。
クロックカウンタ101のクロックカウント値S203は、「2」になったタイミングで、クリア信号S205をクロックカウンタ101が受けて「0」にリセットされている。なお、伝送クロック信号S206の波形と、比較部102の出力信号S204は、伝送クロック信号S206の立ち上がり、立ち下がりのタイミングを決定できる信号であればよく、伝送クロック信号S206と同一の波形であってもよいし、伝送クロック信号S206が、立ち上がる、あるいは立ち下がるタイミングで立ち上がりがあるパルス信号であってもよい。
伝送クロックカウンタ値S207は、伝送クロック信号S206の立ち上がりを検出するたびに、そのカウント値を1ずつ加算していき、その値が「2」になると比較部202からクリア信号S209が図2に示されるタイミングで出力されるので、クリア信号S209と、次の伝送クロック信号S206の立ち上がりを受けて(図中時刻T3において)、伝送クロックカウンタ301は、カウント値を「0」にリセットする。
ゲーティング信号生成部304は、第2比較部302からの出力信号S208を受けて、マスク信号S210を生成し、マスク信号S210をクロックゲーティング部305に出力する。図4におけるマスク信号S210がそれである。図4から分かるように、伝送クロックカウンタ値S207のカウント値が「2」未満であって、伝送クロック信号S206の立ち上がりタイミング(図4中時刻T1、T2)から、1クロック分のマスク信号S210が出力されている。なお、第2比較部302の出力信号S208は、マスク信号S210の立ち上がり、立ち下がりのタイミングを決定できる信号であればよく、マスク信号S210の波形と同一の波形であってもよいし、マスク信号S210が、立ち上がるタイミングで立ち上がりがあるパルス信号であってもよい。
そして、クロックゲーティング部305は、マスク信号S210とクロックソース信号S201を受けて、両信号の論理和をとって、ゲーティッドクロック信号S202を出力する。図4の時刻T1とT2を見れば分かるように、本来立ち下がるはずのクソックソース信号S201がマスク信号S210の影響により、立ち下がっていない。つまり、これによりクロックカウンタ101のカウントが通常よりも遅くなる(クロックソース信号S201の1クロック分)ことになり、クロックカウンタ101は、6クロック分しかカウントしていないにもかかわらず、クロックソース信号S201の実質7クロック分をカウントすることになる。
時刻T0からT3までの信号が繰り返されることにより、クロックソース信号S201を6.66分周した伝送クロック信号S206が送出され、例えば通信回路に供給される。
以上が実施の形態2に係る半導体集積回路の説明である。
<実施の形態3>
上記実施の形態1、2に示した手法では、理想とするクロックと、生成する伝送クロックとの差分が大きくなることがあるので、より、理想クロックに近づけるための構成を説明する。
<構成>
本実施の形態3における半導体集積回路の機能構成を図5に示す機能ブロック図を用いて説明する。
図5に示すように、半導体集積回路は、伝送クロック生成部100とクロック制御部500とを含んで構成される。
伝送クロック生成部100は、実施の形態1に示した構成と同じ構成を備え、各機能ブロックは実施の形態1と同様の機能を果たすため、ここでは説明を割愛する。
クロック制御部500は、分子設定レジスタ501と、分母設定レジスタ502と、減算部503と、セレクタ504と、加算部505と、加算結果保持バッファ506と、判定部507と、ゲーティング信号生成部508と、クロックゲーティング部509とを含んで構成される。
分子設定レジスタ501は、A+C/B(A、B、Cは自然数であり、B>C)分周を実行する場合の、Cの値が設定されるレジスタであり、分子設定レジスタ501は、保持している値を減算部503とセレクタ504とに出力する機能を有する。
分母設定レジスタ502は、A+C/B(A、B、Cは自然数であり、B>C)分周を実行する場合の、Bの値が設定されるレジスタであり、分子設定レジスタ501は、保持している値を減算部503に出力する機能を有する。
なお、Aの値は伝送クロック生成部100の分周数設定レジスタ103に設定される。
減算部503は、分子設定レジスタ501から出力された値から、分母設定レジスタ502から出力された値を減算し、減算結果をセレクタ504に出力する機能を有する。
セレクタ504は、分子設定レジスタ501から出力された値と、減算部503から出力された値とのうち、判定部507からの指示に従って、何れか一方を加算部505に出力する機能を有する。具体的には、セレクタ504は、判定部507からの信号が「Hi」である場合に減算部503から出力された値を加算部505に出力し、「Low」である場合に、分子設定レジスタ501から出力された値を加算部505に出力する。
加算部505は、セレクタ504から出力された値と、加算結果保持バッファ506から出力された値とを加算し、加算結果を加算結果保持バッファ506に上書きする機能を有する。
加算結果保持バッファ506は、加算部505により書き込まれた値を保持し、伝送クロック信号S306の立ち上がりを検出したタイミングで、保持している値を判定部507と、加算部505とに出力する機能を有する。
判定部507は、加算結果保持バッファ506から加算結果保持バッファ506が保持している値の通知を受けると、当該値が0より大きいか、即ち1以上であるか否かを判定する。そして判定部507は、当該値が0より大きい場合に、「Hi」を、大きくない場合に、「Low」を示す比較判定信号S309を、セレクタ504とゲーティング信号生成部508とに出力する機能を有する。
ゲーティング信号生成部508は、判定部507からの比較判定信号S309と、伝送クロック信号S306の供給を受けて、両信号が同時にHiになっているタイミングで、クロックソースS301の1クロック分の長さのマスク信号S310をクロックゲーティング部509に出力する機能を有する。
クロックゲーティング部509は、ゲーティング信号生成部508からのマスク信号S310とクロックソース信号S301の供給を受けてゲーティッドクロック信号S302を出力する機能を有する。具体的には、クロックソース信号S301とマスク信号S310の論理和を取ることにより、マスク信号S310がHiになっているタイミングでは、クロックソース信号S301を立ち下げていないゲーティッドクロック信号S302を出力する。
以上がクロック制御部500の各部の説明である。
では、本実施の形態2において、半導体集積回路により生成される信号波形について、図6に示す具体例で説明する。
図6は、約6.43分周、つまり、分周数設定レジスタ103に「6」を、分子設定レジスタ501に「3」を、分母設定レジスタ502に「7」を設定した場合の各信号の波形を示した信号波形図であり、横方向に時間軸をとっている。つまり、A+C/B分周を実現したい場合には、分周設定レジスタ103に「A」を、を、分子設定レジスタ501に「C」を、分母設定レジスタ502に「B」を設定する。6.43≒6+3/7なので、前述したように、分周数設定レジスタ103に「6」を、分子設定レジスタ501に「3」を、分母設定レジスタ502に「7」を設定している。
図6は、上から順に、クロックソース信号S301、ゲーティッドクロック信号S302、マスク信号S310、加算演算結果S308、比較判定信号S309、選択加算値S307、伝送クロック信号S306、理想クロック、従来技術の伝送クロックの波形を示している。
図6のクロックソース信号S301と、伝送クロック信号S306を見れば分かるように、時刻T0からT7までの間にクロックソース信号S301で45個のパルス信号があり、伝送クロック信号S306の場合7個のパルス信号がある。クロックソース信号S301の45個のパルス信号から、伝送クロック信号S306の7個のパルス信号が生成されているので、45/7分周、つまり6+3/7分周が実現できていることになる。なお、時刻T0からT7に示す信号の変化が繰り返されることにより、6.43分周の伝送クロック信号S306が生成される。
なお、図6には、クロックカウンタ値S303を示していないが、クロックカウンタ値S303は、ゲーティッドクロックS302の6クロック分で1つのパルス信号が生成されるよう、2になるたびに、0にリセットされる。
図6において時刻T0では、加算結果保持バッファ506には、「0」が保持されている。時刻T0での伝送クロックS306の立ち上がりを受けて、加算結果保持バッファ506は、保持していた値「0」を判定部507と、加算部505に出力する。
判定部507は、加算結果保持バッファ506から出力された値「0」は「0」より大きくないと判定し、セレクタ504に「Low」を出力し、また、同時にゲーティング信号生成部508にクロックソース信号S301を1クロック分だけマスクさせるマスク信号を出力する。
セレクタ504は、判定部507からの「Low」を受けて、分子設定レジスタ501からの出力である「3」を出力する。
加算部505は、セレクタ504からの出力値「3」と加算結果保持バッファ506からの出力値「0」とを加算し、加算結果「3」を加算結果保持バッファ506に上書きする。
時刻T1での伝送クロックS306の立ち上がりと、マスク信号S310が「Hi」になったことを受けて、クロックソース信号S301は、クロックゲーティング部509によりマスクされ、ゲーティッドクロック信号S302が出力される。
時刻T1で伝送クロックS306の立ち上がりを受けて、加算結果保持バッファ506は、保持していた値「3」を判定部507と、加算部505に出力する。
判定部507は、加算結果保持バッファ506から出力された値「3」は「0」より大きいと判定し、セレクタ504に「Hi」を出力する。
セレクタ504は、判定部507からの「Hi」を受けて、減算部503からの出力である「−4」を出力する。
加算部505は、セレクタ504からの出力値「−4」と加算結果保持バッファ506からの出力値「3」とを加算し、加算結果「−1」を加算結果保持バッファ506に上書きする。
時刻T2では、伝送クロックS306の立ち上がりを受けても、比較判定信号S309が「Low」になっているため、クロックソース信号S301のマスキングは実行されない。
以下、伝送クロックS306の立ち上がりを受けるたびに、判定部507での判定、加算部503での加算、クロックゲーティング部510でのマスク信号がHiになっているか否かによるマスキングの実行が行われる。時刻T0からT1において加算演算結果S308が0であったのが、時刻T7において再び0になっていることにより、時刻T0〜T7を一つの周期として、この周期が繰り返される。
時刻T0からT7までの信号が繰り返されることにより、クロックソース信号S301を6.43分周した伝送クロック信号S306が送出され、例えば通信回路に供給される。
図6を見ればわかるように、時刻T0〜T7の間で、マスク信号S310がHiになるタイミングがおおよそ均等に配されていることがわかる。そして、このことにより、生成される伝送クロックS206と理想クロックとの最大ずれ(ずれ量Tc1)は、従来技術の伝送クロックの理想クロックとの最大ずれ(ずれ量Tc2)よりも大幅に短縮できていることがわかる。
以上が実施の形態3に係る半導体集積回路の説明である。
<実施の形態4>
上記実施の形態3に示した手法では、A+C/B分周を実現できているが、実はAが2の倍数である場合しか実現できていない。これは、伝送クロックのHiとLowの期間をなるべく均等にするために、HiとLowにおけるカウント値を同値に設定しているためである。そこで、本実施の形態4においては、Aとして奇数を設定したい場合を説明する。
<構成>
本実施の形態4における半導体集積回路の機能構成を図7に示す機能ブロック図を用いて説明する。
図7に示すように、半導体集積回路は、伝送クロック生成部100とクロック制御部700とを含んで構成される。
伝送クロック生成部100は、実施の形態1に示した構成と同じ構成を備え、各機能ブロックは実施の形態1と同様の機能を果たすため、ここでは説明を割愛する。
クロック制御部700は、分子設定レジスタ701と、分母設定レジスタ702と、減算部703と、セレクタ704と、加算部705と、加算結果保持バッファ706と、判定部707と、ゲーティング信号生成部708と、ゲーティング信号生成部709と、クロックゲーティング部710とを含んで構成される。
分子設定レジスタ701は、A+C/B(A、B、Cは自然数であり、B>C)分周を実行する場合の、Cの値が設定されるレジスタであり、分子設定レジスタ701は、保持している値を減算部703とセレクタ704とに出力する機能を有する。
分母設定レジスタ702は、A+C/B(A、B、Cは自然数であり、B>C)分周を実行する場合の、Bの値が設定されるレジスタであり、分子設定レジスタ701は、保持している値を減算部703に出力する機能を有する。
なお、Aの値は伝送クロック生成部100の分周数設定レジスタ103に設定される。
減算部703は、分子設定レジスタ701から出力された値から、分母設定レジスタ702から出力された値を減算し、減算結果をセレクタ704に出力する機能を有する。
セレクタ704は、分子設定レジスタ701から出力された値と、減算部703から出力された値とのうち、判定部707からの指示に従って、何れか一方を加算部705に出力する機能を有する。具体的には、セレクタ704は、判定部707からの信号が「Hi」である場合に減算部703から出力された値を加算部705に出力し、「Low」である場合に、分子設定レジスタ701から出力された値を加算部705に出力する。
加算部705は、セレクタ704から出力された値と、加算結果保持バッファ706から出力された値とを加算し、加算結果を加算結果保持バッファ706に上書きする機能を有する。
加算結果保持バッファ706は、加算部705により書き込まれた値を保持し、伝送クロック信号S406の立ち上がりを検出したタイミングで、保持している値を判定部707と、加算部705とに出力する機能を有する。
判定部707は、加算結果保持バッファ706から加算結果保持バッファ706が保持している値の通知を受けると、当該値が0より大きいか、即ち1以上であるか否かを判定する。そして判定部707は、当該値が0より大きい場合に、「Hi」を、大きくない場合に、「Low」を示す比較判定信号S409を、セレクタ704とゲーティング信号生成部708とに出力する機能を有する。
ゲーティング信号生成部708は、判定部707からの比較判定信号S409と、伝送クロック信号S406の供給を受けて、両信号が同時にHiになったタイミングから、クロックソースS401の1クロック分の長さのマスク信号S410をクロックゲーティング部710に出力する機能を有する。
ゲーティング信号生成部709は、伝送クロック信号S406の供給を受けて、当該伝送クロック信号S406のネガエッジ、つまり立ち下がりを検出し、伝送クロック信号S406の立ち下がりを検出したタイミングから、クロックソース信号S401の1クロック分だけHiとなるマスク信号S411をクロックゲーティング部710に出力する機能を有する。
クロックゲーティング部710は、ゲーティング信号生成部708からのマスク信号S410とクロックソース信号S401の供給を受けてゲーティッドクロック信号S402を出力する機能を有する。具体的には、クロックソース信号S401とマスク信号S410とマスク信号S411との論理和を取ることにより、マスク信号S410とマスク信号S411とがHiになっているタイミングでは、クロックソース信号S401を立ち下げていないゲーティッドクロック信号S402を出力する。
以上がクロック制御部700の各部の説明である。実質的にクロック制御部700において、実施の形態3において示した場合と異なってくるのは、クロックゲーティング部709が追加されていることと、それにより、クロックゲーティング部710により生成されるゲーティッドクロックが異なるだけである。
では、本実施の形態4において、半導体集積回路により生成される信号波形について、図8に示す具体例で説明する。
図8は、約7.43分周、つまり、分周数設定レジスタ103に「7」を、分子設定レジスタ701に「3」を、分母設定レジスタ702に「7」を設定した場合の各信号の波形を示した信号波形図であり、横方向に時間軸をとっている。つまり、A+C/B分周を実現したい場合には、分周設定レジスタ103に「A」を、を、分子設定レジスタ701に「C」を、分母設定レジスタ702に「B」を設定する。7.43≒7+3/7なので、前述したように、分周数設定レジスタ103に「7」を、分子設定レジスタ501に「3」を、分母設定レジスタ502に「7」を設定している。
図8は、上から順に、クロックソース信号S401、ゲーティッドクロック信号S402、マスク信号S410、マスク信号S411、加算演算結果S408、比較判定信号S409、選択加算値S407、伝送クロック信号S406、理想クロック、従来技術の伝送クロックの波形を示している。
実施の形態4において、実施の形態3と異なってくるのは、ゲーティング信号生成部709と、クロックゲーティング部710の動作になってくるので、ここでは、ゲーティング信号生成部709から出力されるマスク信号S411と、クロックゲーティング部710から出力されるゲーティッドクロック信号S402とを説明する。
図8に示すように、ゲーティング信号生成部709は、伝送クロックS406の立ち下がりを検出すると、マスク信号S411をクロックソース信号S401の1クロック分だけHiに設定する。
すると、クロックゲーティング部710は、クロックソース信号S401を、マスク信号S410がHiになっているタイミングだけでなく、マスク信号S411がHiになっているタイミングにおいてもマスクしたゲーティッドクロック信号S402を出力する。
すると、ゲーティッドクロック信号S402は、クロックソース信号S401をT0〜T7の間に都合10回マスクしたものとなる。図8を見れば分かるように、T0〜T7の間にクロックソース信号S401で52個のパルスがあり、当該クロックソース信号から、T0〜T7の間に伝送クロックS306で7個のパルスが生成されており、52/7分周、即ち、7.43分周が実現できている。また、図8を見れば分かるように、そのマスキングされるタイミングなるべくT0〜T7の間で均一になるように配されている。そのため、伝送クロックS406と理想クロックとでのずれ量が最も大きいTd1であっても、従来技術により生成される伝送クロックと理想クロックとのずれ量が最も大きいTd2より小さいものとなることは図8から一目瞭然である。なお、T0〜T7に示す信号波形が繰り返されることになる。
<実施の形態5>
本実施の形態5においては、実施の形態1〜4に示すような半導体集積回路が使用される使用形態を説明する。
図9は、半導体集積回路が搭載される通信装置の機能構成を示した機能ブロック図である。
図9に示すように通信装置は、半導体集積回路900と、無線通信素子910と、無線回路920と、クロック供給回路940とを含んで構成される。
半導体集積回路900は、伝送レート調整回路901と、通信回路902と、CPU903とを含んで構成される。
伝送レート調整回路901は、上記実施の形態1〜4に示した半導体集積回路のことであり、クロック供給回路940からのクロックソース信号の供給を受けて、所望の周波数の伝送クロックを生成し、通信回路902に出力する機能を有する。
通信回路902は、伝送レート調整回路901から出力された伝送クロックで動作し、外部の機器(図示せず)と通信を実行する機能を有する。
CPU903は、クロック供給回路940からのクロックソース信号を受けて動作し、無線回路920から受信データ信号S921が入力され、無線回路920に送信データ信号S922を出力する機能を有する。
無線通信素子910は、アンテナ911と、アンテナスイッチ912と、EEPROM913と、フィルタ914とを含んで構成される。
アンテナ911は、信号を送受信する機能を有し、受信した信号をアンテナスイッチ912に伝達する機能と、アンテナスイッチ912から供給された信号を送信する機能とを有する。
アンテナスイッチ912は、送信と受信とを切り替えるためのスイッチであり、アンテナ911で信号を受信する場合に受信回路921に接続される側にスイッチを入れ、アンテナ911で信号を送信する場合に送信回路922に接続される側にスイッチを入れる。
フィルタ914は、受信回路921に入力される受信信号、送信回路922から出力される送信信号の所望の周波数以外の周波数成分をカットする機能を有するフィルタである。
無線回路920は、受信回路921と送信回路922とを含んで構成される。
受信回路921は、クロック信号S931を用いて、無線受信した信号を復調し、受信データ信号S921をCPU303に出力する機能を有する。
送信回路922は、クロック信号S931を用いて、CPU303から受け取った送信データ信号S922を、送信用の無線信号に変調して、無線通信素子910に出力する機能を有する。
最後にクロック供給回路940について説明する。クロック供給回路940は、半導体集積回路900の伝送レート調整回路901と、CPU903と、無線回路920の受信回路921と送信回路922とに、クロック信号S931を出力する機能を有する。
以上が、通信装置の各部の説明である。
<動作>
上記通信装置の一動作例をここで説明する。
まず、EEPROM913から無線回路920のデータ設定を行ない、必要な無線通信設定が行なわれる。
その後、受信回路921が動作し所望の周波数帯の無線受信信号が存在するかのキャリア検出を行い、所望の周波数帯の無線受信信号が存在すれば、次に無線受信信号が自分宛であるか確認するため、アドレス判定を行う。設定しているアドレスと一致すれば、無線受信信号を受信処理し、受信データ信号S921をCPU903に送信する。
CPU903は、受信データ信号S921を受け、必要な送信データ信号S922を送信回路922に対して出力する。送信回路922にて送信処理された無線送信信号は、アンテナスイッチ912が送信側に切り替わるとアンテナ911から無線電波が送信される。
この一連の無線通信動作中に同じクロック信号S931を分周して伝送クロックを生成し、シリアル通信を行う場合に、前記実施の形態1、2、3、4のいずれかで説明した半導体集積回路が伝送レート調整回路として搭載され、所定の伝送レートのクロックを生成し、通信回路902に出力することで、シリアル通信を行う。
以上の処理により、前記実施の形態1、2、3、4で記載の伝送レート調整方法を無線通信装置に組み込むことにより、分周回路だけでは設定不可能な伝送レートのクロックを、周期の長い伝送クロック信号と、通常の伝送クロック信号とを平均することで生成することができ、従来よりも所定の伝送レートの理想クロックと伝送クロックの位相差を小さくすることができる。
<補足>
上記実施形態において、本発明の実施の手法について説明してきたが、本発明の実施形態がこれに限られないことは勿論である。以下、上記実施形態以外に本発明の思想として含まれる各種の変形例について説明する。
(1)上記実施の形態3、4において、加算結果保持バッファ506の初期値を0とし、判定部の比較対象とする値を0としていたが、両値は、0である必要はなく、比較対象とする値をXとした場合に、加算結果保持バッファ506に設定される初期値Yが、分子設定レジスタ501に設定される値がC、分母設定レジスタ502に設定される値がBとして、X−(B−C)<Y≦X+Cを満たすX、Yであればよい。
(2)上記実施の形態5において、半導体集積回路を搭載する装置として通信装置を例に説明したが、半導体集積回路を搭載する装置は通信装置に限定される必要はなく、複数の異なる周波数のクロックを必要とする装置であればよい。
(3)上記実施の形態5において、伝送レート調整回路901に設定される分周数は、オペレータによって設定されてもよいし、あるいは、通信回路902が、必要とする周波数のクロックを伝送レート調整回路901に通知し、その必要とする周波数と、クロック供給回路940から供給されるクロック信号S931の周波数から分周数を決定して、分周数を各レジスタに設定する構成にしてもよい。
(4)上記実施の形態における半導体集積回路、通信装置の各機能部は、1または複数のLSI(Large Scale Integrated circuit)によって実現されてもよく、複数の機能部が1のLSIにより実現されてもよい。
また、集積回路化の手法はLSIに限定されるものではなく、専用回路または汎用プロセスで実現されてもよい。あるいは、LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)に代表される、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサにより実現されてもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によってLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の適用等がありえる。
本発明に係る半導体集積回路は、各種様々な周波数の信号が必要とされる通信装置として活用することができる。
実施の形態1に係る半導体集積回路の機能構成を示した機能ブロック図である。 実施の形態1における半導体集積回路の各信号の時間変化を示した信号波形図である。 実施の形態2に係る半導体集積回路の機能構成を示した機能ブロック図である。 実施の形態2における半導体集積回路の各信号の時間変化を示した信号波形図である。 実施の形態3に係る半導体集積回路の機能構成を示した機能ブロック図である。 実施の形態3における半導体集積回路の各信号の時間変化を示した信号波形図である。 実施の形態4に係る半導体集積回路の機能構成を示した機能ブロック図である。 実施の形態4における半導体集積回路の各信号の時間変化を示した信号波形図である。 実施の形態5に示す半導体集積回路を使用した通信装置の機能構成を示した機能ブロック図である。
符号の説明
100 伝送クロック生成部
101 クロックカウンタ
102 比較部
103 分周数設定レジスタ
104 伝送クロック生成部
200、300、500、700 クロック制御部
201、301、501、701 伝送クロックカウンタ
202 比較部
203、303 伝送レート調整頻度設定レジスタ
204、304、508 ゲーティング信号生成部
205、305、509、710 クロックゲーティング部
301 第1比較部
302 第2比較部
307 伝送レート調整周期設定レジスタ
501、701 分子設定レジスタ
502、702 分母設定レジスタ
503、703 減算部
504、704 セレクタ
505、705 加算部
506、706 加算結果保持バッファ
507、707 判定部
708 第1ゲーティング信号生成部
709 第2ゲーティング信号生成部
900 半導体集積回路
901 伝送レート調整回路
902 通信回路
903 CPU
910 無線通信素子
911 アンテナ
912 アンテナスイッチ
913 EEPROM
914 フィルタ
920 無線回路
921 受信回路
922 送信回路
940 クロック供給回路

Claims (11)

  1. 入力クロックパルスを所定のタイミングでマスクしたゲーティッドクロックを出力するクロック制御手段と、
    前記クロック制御手段から供給されたゲーティッドクロックの、マスク間隔よりも長い間隔となる、一定カウント数毎に1つのパルス信号を出力する分周クロック出力手段とを備える
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記半導体集積回路は、前記入力クロックパルスをA+C/B(A、B、Cは自然数であり、B>Cを満たす)分周するものであって、
    前記クロック制御手段は、前記B及び前記Cに基づいて前記所定のタイミングを決定するものであり、
    前記一定カウント数は、前記Aである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記クロック制御手段は、
    前記Cと、前記Cから前記Bを減算した値とのいずれか一方の値を選択して出力するセレクタと、
    加算結果を保持し、前記パルス信号の立ち上がりタイミング毎に保持している加算結果を出力する加算結果保持バッファと、
    前記セレクタから出力された値と、前記加算結果保持バッファから出力された値とを加算し、得られた加算値を前記加算結果保持バッファに上書きする加算回路と、
    前記加算結果保持バッファから保持している値が出力される毎に、前記加算結果保持バッファから出力された値が基準値Xより大きいか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が前記加算結果保持バッファから出力された値がXより大きいと判定されたタイミングで前記入力クロックパルスを当該入力クロックパルスの1クロック分だけマスクしたゲーティッドクロックを出力するゲーティッドクロック出力部とを備え、
    前記セレクタは、前記判定部がXより大きいと判定した場合に前記Cから前記Bを減算した値を選択して出力し、前記判定部がXより大きくないと判定した場合に前記Cを選択して出力し、
    前記所定のタイミングとは、前記パルス信号の立ち上がりタイミングであって、前記加算結果保持バッファに保持されている値がXより大きいタイミングであり、
    前記加算結果保持バッファの初期値Yと前記Xとは、X−(B−C)<Y≦X+Cを満たし、
    前記分周クロック出力手段は、
    供給されたゲーティッドクロックをカウントするゲーティッドクロックカウンタと、
    ゲーティッドクロックの分周数を設定するためのものであって、前記Aが設定される分周数設定レジスタと、
    前記パルス信号を出力するものであって、前記ゲーティッドクロックカウンタのカウンタ値と、前記分周数設定レジスタに設定されている分周数の1/2となる値とが一致すると、今までの出力信号を反転させた信号を出力する分周クロック出力部とを備える
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 前記クロック制御手段は、更に、
    自然数である第1値が設定される第1設定レジスタと、
    自然数である第2値が設定される第2設定レジスタと、
    前記第1値から、前記第2値を減算する減算回路とを備え、
    前記セレクタは、前記第1値と前記減算回路の演算結果のうちいずれか一方の値を選択して出力し、
    前記第1値は、前記Cであり、前記第2値は、前記Bである
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. 前記ゲーティッドクロック出力部は、更に、
    前記パルス信号の立ち下がりを検出したタイミングにおいても前記入力クロックパルスを1クロック分だけマスクする
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路。
  6. 前記Cは、1であり、
    前記クロック制御手段は、
    前記分周クロック出力手段から出力された分周クロックをカウントする分周クロックカウンタと、
    前記分周クロックカウンタの値からクロックソースをゲーティングするタイミングを決定するための設定値を設定するためのものであって、前記Bが設定される第1設定レジスタと、
    前記分周クロックカウンタのカウンタ値と、前記第1設定レジスタに設定されている設定値とが一致すると、前記クロックソースのクロックをマスクしてゲーティッドクロックを出力するゲーティッドクロック出力部とを備え、
    前記分周クロック出力手段は、
    供給されたゲーティッドクロックをカウントするゲーティッドクロックカウンタと、
    ゲーティッドクロックの分周数を設定するためのものであって、前記Aが設定される分周数設定レジスタと、
    前記パルス信号を出力するものであって、前記ゲーティッドクロックカウンタのカウンタ値と、前記分周数設定レジスタに設定されている分周数の1/2となる値とが一致すると、今までの出力信号を反転させた信号を出力する分周クロック出力部とを備え、
    前記所定のタイミングとは、前記分周クロックカウンタのカウンタ値と、前記第1設定レジスタに設定されている設定値とが一致したタイミングである
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  7. 前記ゲーティッドクロックカウンタは、前記ゲーティッドクロックカウンタのカウンタ値と、前記分周数設定レジスタに設定されている設定値とが一致すると、カウンタ値をリセットし、
    前記分周クロックカウンタは、前記分周クロックカウンタのカウンタ値と、前記第1設定レジスタに設定されている設定値とが一致すると、カウンタ値をリセットする
    ことを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 前記クロック制御手段は、
    前記分周クロックカウンタの値からクロックソースをゲーティングするタイミングを決定するための設定値を設定するためのものであって、前記Cが設定される第1設定レジスタと、
    前記分周クロックカウンタをリセットするタイミングを決定するための設定値を設定するためのものであって、前記Bが設定される第2設定レジスタと、
    前記分周クロック出力手段から出力された分周クロックをカウントし、前記第2設定レジスタに設定されている設定値とカウント値が一致するとカウント値をリセットする分周クロックカウンタと、
    前記分周クロックカウンタのカウンタ値が前記第1設定レジスタに設定されている設定値未満である場合に、前記クロックソースのクロックをマスクしたゲーティッドクロックを出力するゲーティッドクロック出力部とを備え、
    前記分周クロック出力手段は、
    供給されたゲーティッドクロックをカウントするゲーティッドクロックカウンタと、
    ゲーティッドクロックの分周数を設定するためのものであって、前記Aが設定される分周数設定レジスタと、
    前記パルス信号を出力するものであって、前記ゲーティッドクロックカウンタのカウンタ値と、前記分周数設定レジスタに設定されている分周数の1/2となる値とが一致すると、今までの出力信号を反転させた信号を出力する分周クロック出力部とを備え、
    前記所定のタイミングとは、前記分周クロックカウンタのカウンタ値が、前記第1設定レジスタに設定されている設定値未満であるタイミングである
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  9. 前記ゲーティッドクロックカウンタは、前記ゲーティッドクロックカウンタのカウンタ値と、前記分周数設定レジスタに設定されている設定値とが一致すると、カウンタ値をリセットする
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路。
  10. 供給された入力クロックパルスを分周し通信回路の伝送クロックを生成する通信システムであって、
    通信回路と、
    請求項3〜9の何れか一項に記載の半導体集積回路と、
    前記入力クロックパルスを前記半導体集積回路に供給するクロック発振器とを備え、
    前記半導体集積回路は、前記入力クロックパルスの供給を受けて、当該入力クロックパルスを、前記通信回路が必要とするクロックの周期に近づけるように分周して、分周されて生成されるパルス信号を前記通信回路に供給し、
    前記通信回路は、前記半導体集積回路から供給された前記パルス信号に基づく、通信を実行する
    ことを特徴とする通信システム。
  11. 前記通信回路は、必要とするクロックの周期を前記半導体集積回路に伝達し、
    前記半導体集積回路は、通知されたクロックの周期に基づいて、前記A、前記B、前記Cを決定して前記パルス信号を出力する
    ことを特徴とする請求項10記載の通信システム。
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