JP2010084512A - 鍵穴隠れ式解錠装置 - Google Patents

Abstract

【課題】錠具の鍵穴を隠すことによって鍵穴を直接接触したり覗いたりすることができなくして、よりよい盗難防止の効果を有効的に達成する。
【解決手段】外枠１、変位本体２、鍵導入座３および連桿４を有する。外枠１は錠具６の一方の側面に設置され、外枠１には収容空間１１が形成される。変位本体２は活動自在に収容空間１１に設けられ、変位本体２には嵌入空間２１と貫通孔２３が形成され、貫通孔２３は鍵導入座３の移動を利用して錠具６の鍵穴６１と位置合せることにより、鍵導入座３は活動自在に嵌入空間２１に挿入され、鍵導入座３は鍵５が挿入するのに用いられ、そして鍵導入座３の移動を利用して鍵５を貫通孔２３と合致するように形成させる。連桿４の一端には連接部４２が形成され、連接部４２は鍵５を移動と回動するように結合して連動することにより、鍵５は錠具６に対して解錠と施錠の作動を行うように構成されている。
【選択図】図１

Description

本発明は、鍵穴隠れ式解錠装置に関するもので、特に鍵を挿入する鍵穴が隠れても鍵を導入して解錠と施錠の作動を行うことができる鍵穴隠れ式解錠装置に係るものである。

従来の錠具としては、例えば、従来の錠具には鍵が挿入して合致するための錠芯が一個または複数個含まれ、そして上記錠芯が回動することによってラッチボルトを連動して解除または施錠の作動を行うように形成される。しかし、このような従来の錠具においては鍵が挿入するための鍵穴が殆ど露出しており、上記露出した鍵穴は悪意を有する人には簡単に工具を利用して破壊して解錠がし易く、甚だしくは鍵穴の内部を探測することによって鍵をコピーしたりすることができる。

従来の錠具として、例えば、中華民国公告第Ｍ２８７３６１号「隠れ式の鍵穴を有する安全鍵の構造」（特許文献１を参照）においては、従来の錠具は錠具本体の外側に蓋片が設けられ、上記蓋片において上記錠具本体の鍵穴に対応するように貫通孔が形成され、上記蓋片の内面において上記貫通孔の位置に対応するように磁力板が設けられ、上記磁力板には上記貫通孔の孔径より小さくなるような通孔が形成される。そして、上記貫通孔と上記通孔を位置合せした後、磁力を有する収容溝が形成されることにより、飾り蓋に吸い付いて上記鍵穴を隠すことができるようにとしたものがある。

中華民国公告番号第Ｍ２８７３６１号公報

上記のような従来の錠具においては、一般的に次のような問題点を有している。上述した従来の錠具は消極的な隠れ方法を採用するもので、悪意を有する人は上記磁力板より磁力の大きい磁石を利用することによって上記飾り蓋を簡単に取り外すことができ、或いは先の細い工具を利用して上記飾り蓋と収容溝の縁から挿入することによって上記飾り蓋を取り外すことができるため、上述した従来の錠具による隠れ式の鍵穴は全くその効果を果たすことができないという問題点があった。このように、上記のような従来の錠具をさらに改良する必要がある。

本発明はこのような問題点に鑑みて発明したものであって、その主な目的とするところは、錠具の鍵穴を隠すことによって上記鍵穴を直接接触したり覗いたりすることができない鍵穴隠れ式解錠装置を提供しようとするものである。

本発明の第二の目的とするところは、鍵を導入することによって錠具に対して解錠または施錠の作動を行うことができる鍵穴隠れ式解錠装置を提供しようとするものである。

本発明の第三の目的とするところは、よりよい盗難防止の効果を有効的に達成することができる鍵穴隠れ式解錠装置を提供しようとするものである。

上記目的を達成するために、本発明による鍵穴隠れ式解錠装置は、下記のようになるものである。すなわち、
外枠、変位本体、鍵導入座および連桿を有する。外枠は錠具の一方の側面に設置され、外枠には収容空間が形成される。収容空間は外枠を貫穿して二個の開口が形成される。錠具には鍵穴が形成され、鍵穴はその内の一個の開口の範囲中に対応するように形成される。変位本体は活動自在に外枠の収容空間に設けられ、変位本体には嵌入空間が形成される。変位本体の一方の端面には嵌入空間を連通する嵌入孔が形成され、変位本体のもう一方の端面には貫通孔が設けられる。鍵導入座は活動自在に変位本体の嵌入空間に挿入される。鍵導入座には互いに連通するように通孔と収容部が形成され、鍵導入座の移動を利用して通孔を変位本体の貫通孔と合致するように形成させる。連桿は鍵導入座の通孔と収容部を貫穿するように形成される。連桿の一端は回動自在に形成され、そして連桿のもう一方の一端には連接部が設けられ、連接部は鍵を移動と回動するように結合して連動することにより、鍵は錠具に対して解錠と施錠の作動を行う。

また、変位本体を収容空間において回動するように形成し、変位本体の貫通孔は嵌入空間の中心とずれて偏移の距離を有するように形成することもできる。また、偏移の距離が貫通孔の半径より大きくなるように形成することもできる。また、変位本体に位置決め部を設け、位置決め部によって変位本体が外枠に対して限定された角度内で回動するのを制限することもできる。また、連桿の連接部が収容部に位置するように形成し、連接部の外径は鍵導入座の貫通孔の孔径より大きくなるように形成することもできる。また、通孔と収容部の中心線が鍵導入座の中心線とずれて偏移の距離を有するように形成することもできる。また、偏移の距離が貫通孔の半径より大きくなるように形成することもできる。また、鍵導入座が変位本体に対して軸方向へ移動するように形成することもできる。また、通孔と収容部が変位本体の貫通孔と同じ中心に位置するように形成することもできる。また、鍵導入座の収容部と連桿の連接部に対応するように側溝と係止溝を設け、側溝と係止溝は鍵が嵌入して結合するのに用いることもできる。また、鍵と連桿に互いに吸引し合う磁性部材を設けることもできる。また、鍵と連桿の内の一方に磁性部材を設け、もう一方を磁力吸引可能な材料により製造することもできる。また、連桿の回動自在な一端にボタンを結合することもできる。

本発明の鍵穴隠れ式解錠装置によれば、外枠は錠具の一方の側面に設置され、上記外枠によって錠具の鍵穴を隠すことができるため、上記鍵穴を直接接触したりまたは覗いたりすることができないという利点がある。

本発明の鍵穴隠れ式解錠装置によれば、鍵導入座には挿入孔が形成され、上記挿入孔に鍵が挿入され、そして連桿の連接部は上記鍵を移動して回動するように嵌合して連動することができるため、上記鍵を導入して錠具に対して解錠または施錠の作動を行うことができるという利点がある。

本発明の鍵穴隠れ式解錠装置によれば、錠具の鍵穴を隠すことにより、上記鍵穴を直接接触したりまたは覗いたりすることができないため、よりよい盗難防止の効果を有効的に達成することができるという利点がある。

本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置の分解斜視図である。 本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置の鍵が挿入された状態の断面図である。 本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置の鍵が挿入された状態の側面断面図である。 本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置の解錠または施錠の作動を行う状態の断面図である。 本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置の解錠または施錠の作動を行う状態の側面断面図である。

本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。

図１は本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置の分解斜視図である。図１を参照すると、本発明の鍵穴隠れ式解錠装置には外枠１、変位本体２、鍵導入座３および連桿４が含まれる。

外枠１は錠具６の一方の側面に設置され、錠具６には鍵穴６１が形成される。外枠１は各種の錠具６と結合して用いることができ、または固定が必要とする位置に固定することができる。外枠１にはＸ軸の方向に沿って延伸するように収容空間１１が形成され、収容空間１１にはＸ軸の方向に沿って第一開口１２と第二開口１２’が形成され、そして鍵穴６１は第一開口１２の範囲内に位置するように形成される。その他に、外枠１には他に半径方向の第三開口１４が形成され、第三開口１４は外枠１の壁面に設置され、そして収容空間１１と連通するように形成される。第三開口１４には他に挿入溝１６が設けられ、挿入溝１６は第三開口１４と連通するように形成されるが、第二開口１２’との間には間隔を有するように形成され、そして挿入溝１６は収容空間１１の軸方向に沿って設置される。第二開口１２’の孔の端縁には収容空間１１の半径方向に沿って中央へ向って延伸するようにフランジ１３が形成され、そしてフランジ１３が形成された第二開口１２’の孔径は第一開口１２の孔径より小さくなるように形成される。

変位本体２はＸ軸の方向に沿って回動自在に外枠１の収容空間１１の中に挿入され、変位本体２は第一位置と第二位置の間において外枠１に相対して回動することができる。変位本体２は中空の縁筒体からなり、変位本体２にはＸ軸の方向に沿って設置された封止端２７と開放端２８が形成される。変位本体２には嵌入空間２１が形成され、嵌入空間２１は変位本体２の開放端２８を貫通して嵌入孔２２が形成され、そして変位本体２の封止端２７には貫通孔２３が設けられる。貫通孔２３と嵌入空間２１の中心はずれるように形成される。すなわち、貫通孔２３の中心と嵌入空間２１の中心とは偏移の距離を有するように形成され、そして上記偏移の距離は、好ましくは、貫通孔２３の半径より大きくなるように形成される。その他に、変位本体２には外枠１の第三開口１４に対応するように第四開口２４が設けられる。

変位本体２が上記第一位置に位置される時、第四開口２４と第三開口１４は相対するように形成され、そして変位本体２が上記第二位置に位置される時、第四開口２４と外枠１の第三開口１４は互いにずれるように形成される。第四開口２４は、好ましくは、第三開口１４より大きくなるように形成され、そして第四開口２４は嵌入空間２１の内側の周壁から変位本体２の側表面まで貫穿するように形成される。第四開口２４の一方の端縁に突出するように位置決め部２６が設置され、さらに外枠１の第三開口１４に位置決め溝１５が設置されることにより、変位本体２が外枠１に対して回動する時、位置決め部２６は位置決め溝１５に係止して位置決めするように形成される。また、収容空間１１と変位本体２の間に対応するように設置されたピンと溝の設計により、同様に変位本体２は外枠１に対して特定な角度だけで回動するように制限することができる。

鍵導入座３はＸ軸の方向に沿って変位本体２の嵌入空間２２の上記第一位置と局部的に変位本体２の上記第二位置に露出する位置の間において滑動するように形成される。鍵導入座３にはＸ軸の方向に沿って第一面３７と第二面３８が形成される。鍵導入座３には少なくとも一個の軸方向へ凹んだ滑動溝３１が設けられる。位置決め部材２５を利用して変位本体２に固定し、そして鍵導入座３の滑動溝３１まで伸入させることにより、鍵導入座３が変位本体２に対して軸方向へしか移動することができないように制限することができる。また、位置決め部材２５が変位本体２に固定しなければならないとの限定はなく、位置決め部材２５と滑動溝３１の位置を取り換えることにより、同様な制限の効果を形成することができる。

鍵導入座３には互いに連通する通孔３２と収容部３４が形成される。収容部３４の直径は通孔３２の直径より大きくなるように形成される。通孔３２は鍵導入座３の一方の端面を貫穿するように形成され、そして収容部３４は鍵導入座３のもう一方の端面を貫穿するように形成される。通孔３２と収容部３４の中心線は鍵導入座３の中心線とはずれるように形成され、すなわち、通孔３２と収容部３４の中心は鍵導入座３の中心に対して偏移した距離を有するように形成される。そして上記偏移の距離は、好ましくは、貫通孔２３の半径より大きくなるように形成され、さらに通孔３２と収容部３４は変位本体２の貫通孔２３と同じ中心に位置するように形成される。

鍵導入座３の一端には載置部３３が設けられ、載置部３３によって一部分の収容部３４には中心位置から軸方向へ切断するような平面が形成される。その他に、収容部３４には側溝３５が設けられ、側溝３５は収容部３４の内周壁、外周壁と載置部３３とは三方に貫通するように形成される。支持部材３６は通孔３２または収容部３４の内周壁のいかなる位置にも設けられる。その他に、支持部材３６と対応する位置には凹孔が形成されることにより、連桿４が回動時においてその回動の作動を制限することなく、特定な位置で停止して位置決めすることができる。

連桿４は長い桿体からなり、連桿４にはＸ軸の方向に沿って第一端と第二端が形成される。さらに鍵導入座３には通孔３２が形成され、通孔３２は連桿４が貫穿するのに用いられる。連桿４の第一端には連接部４２が形成される。図１、２、３を参照すると、解錠装置を組み立てる時、連桿４を鍵導入座３の収容部３４の一方から通孔３２に向って貫穿させ、そして連接部４２を収容部３４の中に位置させる。また、連接部４２の外径は連桿４の外径より大きくなるように形成され、そして変位本体２の貫通孔２３から通過するように形成される。本実施例において、連接部４２は係止溝４３からなることができる。また、連接部４２には、好ましくは磁性部材４４が設けられることにより、鍵５をより確実に位置決めすることができる。連桿４の第二端はピンまたはねじなどの固定部材４５を利用してボタン４１と組み立てることができ、そしてボタン４１を連桿４が通孔３２から突き出ている端部に固定させる。

上述した鍵５の一端には歯部５１が形成され、鍵５のもう一方の端には係止部５２が形成される。歯部５１は錠具６の鍵穴６１に挿入することができる。連桿４の連接部４２は鍵５と対応するように嵌設することができ、さらに係止部５２は連桿４の係止溝４３と互いに嵌合することができる。鍵５には連桿４の磁性部材４４と対応するように磁性部材５３が設けられることにより、鍵５と係止溝４３はより緊密に嵌合するように形成されるため、鍵５は連桿４の回動時において脱落するのを避けることができる。それから連桿４を利用して鍵５の歯部５２を錠具６の鍵穴６１の中に押し込み、歯部５１は錠具６の内の各ロックピンと対応するように合致される。この時、連桿４を回動することにより回動する鍵５に連動することにより、錠具６に対して解錠または施錠の作動を行うように制御することができる。また、鍵５と係止溝４３の内の一方だけに磁性部材４４、５３を設け、そして鍵５と係止溝４３のもう一方に導磁金属を設けることにより、磁性部材４４、５３と上記導磁金属を利用して磁気吸引の作用を生じさせることができる。

使用上において、変位本体２の貫通孔２３は錠具６の鍵穴６１に対応するように形成される。そして解錠装置はいかなる結合方式をも利用して錠具６の一方の側辺に設置することができる。例えば、外枠１に固定部を増設することによって螺着したり、または他に固定座を設置することによって解錠装置を錠具６の一方の側辺に固定したりすることができる。また、本実施例の解錠装置は箱体の錠具、ドアロック、Ｕ字型ロックおよびハンドルロックなどの各種の錠具に適用することができる。

操作上において、組み立てられた後の変位本体２と鍵導入座３は外枠１の収容空間１１の中に挿入されており、それは先ず変位本体２を外枠１の比較的大きい孔径の開口１２から収容空間１１の中に挿入し、そして連桿４のボタン４１を比較的小さい孔径の開口１２から伸出させる。変位本体２がＸ軸の方向に沿って上記第一位置まで回動される時、変位本体２の第四開口２４は外枠１の第三開口１４に対応するように形成されるため、第三開口１４は開放の状態に形成される。この時、鍵導入座３は嵌入空間２１の中に設置され、そして鍵導入座３は第三開口１４において露出するように形成される。変位本体２が収容空間１１に挿入された後、位置決め部２６は外枠１の第三開口１４の中に位置されることにより、変位本体２は外枠１に対して特定な角度だけで回動するように制限することができる。

図２は本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置における鍵が挿入された状態の断面図で、図３は本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置における鍵が挿入された状態の側面断面図である。図１、２、３を参照すると、解錠装置を実施しようとする時、先ず第四開口２４が第三開口１４に対応するように形成される状態において、連桿４のボタン４１を引っ張って全体の連桿４を鍵導入座３と一緒に外へ移動させ、そして載置部３３を外へ露出させる。この時、鍵５は外枠１の挿入溝１６から貫穿され、そして鍵５の係止部５２を連桿４の連接部４２と互いに嵌合するように形成させ、この時、変位本体２の貫通孔２３は錠具６の鍵穴６１とは位置がずれるように形成されるため、鍵５を押し込むことができない。

変位本体２が上記第二位置まで回動されると、貫通孔２３、鍵穴６１と通孔３２は互いに位置を合わせるように形成される。同時に変位本体２の位置決め部２６を回動することによって変位本体２が外枠１に相対して特定な角度で回動するのを連動し、それによって貫通孔２３は鍵穴６１に対応するように形成される。変位本体２が上記第二位置において第四開口２４と外枠１の第三開口１４は位置がずれるように形成される時、第三開口１４は閉止の状態に形成され、連帯的に鍵導入座３も閉止されて隠れるように形成される。

図４は本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置における解錠または施錠の作動を行う状態の断面図で、図５は本発明の実施例による鍵穴隠れ式解錠装置における解錠または施錠の作動を行う状態の側面断面図である。図４、５を参照すると、ボタン４１または鍵導入座３を推し進めて外枠１の方向へ押し込むことにより、鍵５の歯部５２は貫通孔２３を通過して鍵穴６１の中に挿入され、歯部５１は錠具６の内の各ロックピンと対応するように合致される。この時、ボタン４１を回動することにより、連桿４と鍵５は回動するように連動されるため、解錠の作動を行うことができる。

本発明の解錠装置が施錠の作動を行う時、その操作の手順は上述した解錠の作動と同様である。鍵５の歯部５１が鍵穴６１に挿入された後、連桿４を利用して鍵５が反対方向に向って回動するように連動することにより、施錠の作動を行うことができる。

上述の如く、本発明の鍵穴隠れ式解錠装置によれば、外枠は錠具の一方の側面に設置され、上記外枠によって錠具の鍵穴を隠すことができるため、上記鍵穴を直接接触したりまたは覗いたりすることができない。

本発明の鍵穴隠れ式解錠装置によれば、鍵導入座には挿入孔が形成され、上記挿入孔に鍵が挿入され、そして連桿の連接部は上記鍵を移動して回動するように嵌合して連動することができるため、上記鍵を導入して錠具に対して解錠または施錠の作動を行うことができる。

本発明の鍵穴隠れ式解錠装置によれば、本発明の鍵穴隠れ式解錠装置によれば、錠具の鍵穴を隠すことにより、上記鍵穴を直接接触したりまたは覗いたりすることができないため、よりよい盗難防止の効果を有効的に達成することができる。

本発明は、その精神とび必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なものであり、限定的なものではない。

１ 外枠
１１ 収容空間
１２ 第一開口
１２’ 第二開口
１３ フランジ
１４ 第三開口
１５ 位置決め溝
１６ 挿入溝
２ 変位本体
２１ 嵌入空間
２２ 嵌入孔
２３ 貫通孔
２４ 第四開口
２５ 位置決め部材
２６ 位置決め部
２７ 封止端
２８ 開放端
３ 鍵導入座
３１ 滑動溝
３２ 通孔
３３ 載置部
３４ 収容部
３５ 側溝
３６ 支持部材
３７ 第一面
３８ 第二面
４ 連桿
４１ ボタン
４２ 連接部
４３ 係止溝
４４ 磁性部材
４５ 固定部材
５ 鍵
５１ 歯部
５２ 係止部
５３ 磁性部材
６ 錠具
６１ 鍵穴

Claims (13)

1. 外枠（１）、変位本体（２）、鍵導入座（３）および連桿（４）を有する鍵穴隠れ式解錠装置において、外枠（１）は錠具（６）の一方の側面に設置され、外枠（１）には収容空間（１１）が形成され、収容空間（１１）は外枠（１）を貫穿して二個の開口（１２）が形成され、錠具（６）には鍵穴（６１）が形成され、鍵穴（６１）はその内の一個の開口（１２）の範囲中に対応するように形成され、変位本体（２）は活動自在に外枠（１）の収容空間（１１）に設けられ、変位本体（２）には嵌入空間（２１）が形成され、変位本体（２）の一方の端面には嵌入空間（２１）を連通する嵌入孔（２２）が形成され、変位本体（２）のもう一方の端面には貫通孔（２３）が設けられ、鍵導入座（３）は活動自在に変位本体（２）の嵌入空間（２１）に挿入され、鍵導入座（３）には互いに連通するように通孔（３２）と収容部（３４）が形成され、鍵導入座（３）の移動を利用して通孔（３２）を変位本体（２）の貫通孔（２３）と合致するように形成させ、連桿（４）は鍵導入座（３）の通孔（３２）と収容部（３４）を貫穿するように形成され、連桿（４）の一端は回動自在に形成され、そして連桿（４）のもう一方の端には連接部（４２）が設けられ、連接部（４２）は鍵（５）を移動と回動するように結合して連動することにより、鍵（５）は錠具（６）に対して解錠と施錠の作動を行うことを特徴とする鍵穴隠れ式解錠装置。
2. 変位本体（２）は収容空間（１１）において回動するように形成され、変位本体（２）の貫通孔（２３）は嵌入空間（２１）の中心からずれる偏移の距離を有するように形成されることを特徴とする請求項１に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
3. 上記偏移の距離は貫通孔（２３）の半径より大きくなるように形成されることを特徴とする請求項２に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
4. 変位本体（２）には位置決め部（２６）が設けられ、位置決め部（２６）によって変位本体（２）が外枠（１）に対して限定された角度内で回動するのを制限することを特徴とする請求項１または２に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
5. 連桿（４）の連接部（４２）は収容部（３４）に位置するように形成され、連接部（４２）の外径は鍵導入座（３）の貫通孔（３２）の孔径より大きくなるように形成されることを特徴とする請求項１に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
6. 通孔（３２）と収容部（３４）の中心線は鍵導入座（３）の中心線とずれて偏移の距離を有するように形成されることを特徴とする請求項５に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
7. 上記偏移の距離は貫通孔（２３）の半径より大きくなるように形成されることを特徴とする請求項６に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
8. 鍵導入座（３）は変位本体（２）に対して軸方向へ移動するように形成されることを特徴とする請求項６または７に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
9. 通孔（３２）と収容部（３４）は変位本体（２）の貫通孔（２３）と同じ中心に位置するように形成されることを特徴とする請求項８に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
10. 鍵導入座（３）の収容部（３４）と連桿（４）の連接部（４２）には対応するように側溝（３５）と係止溝（４３）が設けられ、側溝（３５）と係止溝（４３）は鍵（５）が嵌入して結合するのに用いられることを特徴とする請求項１または５に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
11. 鍵（５）と連桿（４）には互いに吸引し合う磁性部材（４４、５３）が設けられることを特徴とする請求項１０に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
12. 鍵（５）と連桿（４）の内の一方には磁性部材（４４、５３）が設けられ、もう一方は磁力吸引可能な材料により製造されることを特徴とする請求項１１に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。
13. 連桿（４）の回動自在な一端にはボタン（４１）が結合されることを特徴とする請求項１に記載の鍵穴隠れ式解錠装置。

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