JPH08218692A - ドア用補助錠 - Google Patents

ドア用補助錠

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JPH08218692A
JPH08218692A JP4642195A JP4642195A JPH08218692A JP H08218692 A JPH08218692 A JP H08218692A JP 4642195 A JP4642195 A JP 4642195A JP 4642195 A JP4642195 A JP 4642195A JP H08218692 A JPH08218692 A JP H08218692A
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JP
Japan
Prior art keywords
key
spindle
magnet
pin
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP4642195A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Minami
参郎 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Kanagu Co Ltd
Original Assignee
Osaka Kanagu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Kanagu Co Ltd filed Critical Osaka Kanagu Co Ltd
Priority to JP4642195A priority Critical patent/JPH08218692A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドルまたはノブに設ける主たる錠と別の
補助錠をマグネット式とし、かつ正規のキー以外では解
錠できないが、正規のキーを用いる場合のみスムーズに
解錠できる。 【構成】 複数のピン嵌挿孔24を破線環状に配列し、
各孔内にばね圧下にてドライバーピン4を摺動可能に嵌
挿したシリンダケース2と;このシリンダケース2内に
回動可能に嵌挿し、かつピン嵌挿孔24と対向して設け
たマグネット嵌挿孔33内にマグネット5を嵌挿したス
ピンドル3と;このスピンドル31軸部に設け、この回
動にて出没し解・施錠を行う錠素子と;スピンドル3の
浅い溝内に着脱自在に嵌合し、スピンドル3側の全マグ
ネット5を同時に反発させて全ドライバーピン4を押し
込め解錠可能としたマグネットを埋設したキーと;より
なる。そしてマグネット嵌挿孔径をピン嵌挿孔径より大
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマグネット式のドア用補
助錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般住宅等において、玄関ドアにはハン
ドルまたはノブに一体に設けた錠だけでなく、このハン
ドルまたはノブの近傍に補助錠を設けて二重ロックとし
て防犯に備えるようにしている。この補助錠は一般に主
たる錠と同じくシリンダ錠が汎用され、携行するキー数
を減らすため、主たる錠と補助錠とを同一のキーにて解
施錠できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしドアに2つまた
はそれ以上の錠を取り付けたとしても、シリンダ錠であ
れば針金その他の工具を用いて不正に解錠され、防犯上
確実性に劣るものとなっている。
【0004】本発明はハンドルまたはノブに設ける主た
る錠と別の補助錠をマグネット式とし、かつ正規のキー
以外では解錠できないが、正規のキーを用いる場合のみ
スムーズに解錠できることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、複数のピン嵌挿孔を破線環状
に配列し、各孔内にばね圧下にてドライバーピンを摺動
可能に嵌挿したシリンダケースと、このシリンダケース
内に回動可能に嵌挿し、かつピン嵌挿孔と対向して設け
たマグネット嵌挿孔内にマグネットを嵌挿したスピンド
ルと、このスピンドル軸部に設け、この回動にて出没し
解・施錠を行う錠素子と、スピンドルの浅い溝内に着脱
自在に嵌合し、スピンドル側の全マグネットを同時に反
発させて全ドライバーピンを押し込め解錠可能としたマ
グネットを埋設したキーとよりなり、マグネット嵌挿孔
径をピン嵌挿孔径より大としたことを要旨とする。
【0006】
【作 用】複数のピン嵌挿孔内にばね圧下にてドライバ
ーピンを常に突出するようにして嵌挿したシリンダケー
ス内に、スピンドルを回動可能に嵌挿すると共に、この
スピンドルにピン嵌挿孔径より大径で、かつ互いに対向
するように配列したマグネット嵌挿孔内にマグネットを
嵌挿し、ドライバーピンの突出時マグネット嵌挿孔内へ
突出させてスピンドル・シリンダケース間を一体とする
ようにしているので、このスピンドルにマグネットを埋
設したキーを添えることにより、キー側マグネットにて
スピンドル側の全マグネットを反発させて全ドライバー
ピンを押し込むと、このドライバーピンのスピンドル・
シリンダケース間の係合が容易に解かれ回動可能状態と
なり、これでキーの回動により解錠される。従って正規
のキー以外ではシリンダ錠の如く不正に解錠できず、防
犯効果が向上するものとなる。
【0007】
【実施例】以下本発明のドア用補助錠を図面に示す実施
例にもとづいて説明する。図において1はドアDの表側
に取り付けられる補助錠の本体で、この補助錠本体1は
シリンダケース2と、このシリンダケース内に回動自在
に嵌挿されたスピンドル3及びシリンダケース内にばね
圧下に嵌挿された複数のドライバーピン4と、このドラ
イバーピンと対向しスピンドル内に摺動可能に嵌挿され
た複数本のマグネット5とより構成される。
【0008】そしてこの補助錠本体1は、ドアDに取り
付けられる時、図7に示すようドアDの裏面側に添えら
れて補助錠本体1とネジにて一体とされる取付具10が
設けられる。
【0009】このシリンダケース2は円盤形で、その裏
面側に2本の取付杆21,21が突設され、この取付材
21に刻設した雌ネジを介して取付具10をビス止めす
るもので、またシリンダケース2の中心にはスピンドル
3の軸部31を回動可能に嵌挿するスピンドル嵌挿孔2
2を穿孔形成すると共に、このスピンドル嵌挿孔の外周
部でシリンダケースの表面側に円形座ぐり状の窪み23
を形成する。
【0010】そしてさらに、この窪み23の底面にはそ
の周回方向に所定間隔でピン嵌挿孔24を複数穿孔する
が、このピン嵌挿孔24は有底状とし、これにスプリン
グ6とドライバーピン4とを、しかもドライバーピン7
を摺動可能にして嵌挿する。なお窪み23の底面に穿孔
するピン嵌挿孔24の間隔はほぼ等間隔とするが、これ
はキー11に埋設嵌合されるマグネットの位置と一致す
るようにすれば任意の間隔とすることも可能である。
【0011】シリンダケース2内に嵌挿するスピンドル
3は中心に軸部31を突設し、この軸部31の基端側に
は円盤部32を一体に形成し、この円盤部32の径と厚
さはシリンダケース2の窪み23にがたつくことなく嵌
合され、かつ回動可能にして定めると共に、窪み23の
底面と対向して接する面には円盤部32の周回方向に沿
って有底状のマグネット嵌挿孔33を多数穿孔する。
【0012】そしてこのマグネット嵌挿孔33の内径は
ピン嵌挿孔24の内径よりも大径とするが、その間隔は
ピン嵌挿孔24,24間と等しくし、これによりピン及
びマグネット両嵌挿孔24,33は互いに同一軸心上に
て対向するようにする。
【0013】また円盤部32の表面側のマグネット嵌挿
孔33と反対側面には周回方向に沿ってリング状の浅い
溝34を刻設し、これを円盤状のキー嵌合溝とする。そ
してこの浅い溝34の周面に沿って2乃至3の切欠溝3
5,35を刻設し、この切欠溝35によりキーの突起1
4との位置を合わせ、キーによる回動を可能とする。
尚、図2においては切欠溝35は3箇所としたがこの場
合はキーの突起14も3箇所設けるものとする。
【0014】またシリンダケース2のピン嵌挿孔24内
に嵌合されるスプリング6は、ドライバーピン4を常に
ピン嵌挿孔開口端面より突出するようにし、かつマグネ
ットにてドライバーピン4がピン嵌挿孔開口端部まで押
し込められるようにしてピン嵌挿孔24の深さ及びスプ
リング6の長さ、ドライバーピン4の長さが定められ、
さらにこのスプリング6にて押し出されたドライバーピ
ン4の先端にてマグネット嵌挿孔内のマグネット5をマ
グネット嵌挿孔底部に押圧できるようにしてマグネット
長が定められ、これはマグネット嵌挿孔の深さよりも短
いものとする。
【0015】この補助錠本体1の外表面で、浅い溝34
内に嵌合されるキー11は図4乃至図6に示すようにス
ピンドル3の外側面に設けた浅い溝34内に嵌合できる
円盤形で、外側面には半円形のつまみ12をヒンジを介
して折畳自在にして設けると共に、浅い溝34の底面に
沿う側に磁力線が作用するようにしてマグネット13を
埋設する。このマグネット13の間隔は浅い溝34内の
定位置にキー11を嵌合したとき、スピンドル側に嵌挿
したマグネット5と互いに対向するようにすると共に、
その極性はマグネット5と13は互いに反発する極性と
するものである。
【0016】このようにシリンダケース2内にスピンド
ル3を嵌合した後、この外表面をカバー9にて覆う。こ
のカバー9はシリンダケース2に一体とされると共に、
スピンドル3の嵌合部が覆われ、スピンドルとシリンダ
ケースは一体のものと見えるようにし、さらにこのカバ
ー9は浅い溝34が露出するよう中央に透孔が設けられ
る。そしてこの透孔の内周面には浅い溝34に設けた切
欠溝と一致して切欠溝を形成している。
【0017】またキー11が浅い溝34内にマグネット
5と13が互いに対向するよう予め定めた位置に正確に
嵌合できるよう位置決め用の突起14が1または2以上
設けられ、この突起14がカバー9及び浅い溝34の切
欠溝内に嵌合し、位置決めを行うと同時に、このキーを
回動するとき突起14を介してスピンドルを回動させる
ものである。なお、図4,5に示すキーにおいては突起
14を2箇所としたが、この場合はキーの突起とスピン
ドル3の浅い溝34の位置とが確実に一致するよう2つ
の突起は形、或いは図示のように大きさを変えるものと
する。
【0018】なおスピンドル3、キー11に埋設嵌合さ
れるマグネット5と13は互いに反発する極性とし、か
つその間隔及び磁力線強度は、隣接するマグネットの磁
力線が互いに干渉しないようにし、かつそのマグネット
の反発力にてスプリングに抗してドライバーピンが確実
にシリンダケースのピン嵌挿孔内にマグネットにて押し
込められて没入するようにして定めるもので、この時ス
ピンドルの回動が可能となる。
【0019】上述のように構成した補助錠本体1は、図
7に示すようその取付杆21,21に取付具10をビス
止めしてドアDに挟持するよう取り付けると共に、取付
杆21にはラッチボルト15を出没自在に設けたケース
16を取り付け、取付具側に設けたつまみ16とスピン
ドルとは予め定めた角度の範囲内ではフリーとなるが、
設定角度では共に回動するようにしラッチボルトを出没
させる構成となっており、この構成は従来と同じのた
め、その詳細説明を省略する。
【0020】屋外側から施錠または解錠する場合は、ス
ピンドル3の浅い溝34内にキー11を差し込む。この
時切欠溝と突起とを合わせるとスムーズに嵌合できる。
このように位置決めされてキーを差し込むことによりキ
ー側のマグネット13にてスピンドル6側のマグネット
5は反発してスプリングに抗して全ドライバーピンは確
実に定位置まで押し込まれ、スピンドル3は回動可能状
態となる。この状態でキー11を回動させると突起を介
してスピンドル3は回動し、軸部に係止されたロックボ
ルトを出没でき、解錠または施錠できるものとなる。
【0021】そしてキーを浅い溝から抜き取ることによ
りスプリングの弾発力にてドライバーピンの先端をスピ
ンドル側のマグネット嵌合孔内へ挿入することになり、
屋外からは正規のキーを用いない限り回動不能となり、
施錠状態となる。しかし屋内側からは従来の補助錠と同
じようにつまみをつかみ、容易に回動することができ
る。なお、上記実施例はドア用補助錠として説明した
が、他のものにも使用可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明のドア用補助錠は、複数のピン嵌
挿孔内にばね圧下にてドライバーピンを常に突出するよ
うにして嵌挿したシリンダケース内に、スピンドルを回
動可能に嵌挿し、ピン嵌挿孔径より大径で、ドライバー
ピンと互いに対向するようにしてマグネットを嵌挿して
いるので、通常はドライバーピンがマグネット嵌挿孔内
へ突出係止してスピンドル・シリンダケース間が一体と
なっているが、このスピンドルにマグネットを埋設した
キーを添えることにより、キー側マグネットにてスピン
ドル側の全マグネットが反発して全ドライバーピンを押
し込まれてスピンドル・シリンダケース間の係合が容易
に解かれ回動可能となるため、正規のキー以外ではシリ
ンダ錠の如く不正に解錠できず、防犯効果が向上する利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドア用補助錠の一実施例を示す一部破
断した正面図である。
【図2】同表側より見た側面図である。
【図3】同裏側より見た側面図である。
【図4】キーの裏面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】同側面図である。
【図7】本発明をドアに取り付けた状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
D ドア 1 補助錠本体 2 シリンダケース 21 取付杆 22 スピンドル嵌挿孔 23 窪み 24 ピン嵌挿孔 3 スピンドル 31 軸部 32 円盤部 33 マグネット嵌挿孔 34 リング状の浅い溝 4 ドライバーピン 5 マグネット 6 スプリング 9 カバー 11 キー 13 マグネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピン嵌挿孔を破線環状に配列し、
    各孔内にばね圧下にてドライバーピンを摺動可能に嵌挿
    したシリンダケースと;このシリンダケース内に回動可
    能に嵌挿し、かつピン嵌挿孔と対向して設けたマグネッ
    ト嵌挿孔内にマグネットを嵌挿したスピンドルと;この
    スピンドル軸部に設け、この回動にて出没し解・施錠を
    行う錠素子と;スピンドルの浅い溝内に着脱自在に嵌合
    し、スピンドル側の全マグネットを同時に反発させて全
    ドライバーピンを押し込め解錠可能としたマグネットを
    埋設したキーと;よりなり、マグネット嵌挿孔径をピン
    嵌挿孔径より大としたことを特徴とするドア用補助錠。
JP4642195A 1995-02-10 1995-02-10 ドア用補助錠 Pending JPH08218692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4642195A JPH08218692A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 ドア用補助錠

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JP4642195A JPH08218692A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 ドア用補助錠

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Publication Number Publication Date
JPH08218692A true JPH08218692A (ja) 1996-08-27

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ID=12746696

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JP4642195A Pending JPH08218692A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 ドア用補助錠

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112267774A (zh) * 2020-01-19 2021-01-26 新昌县远轴工业设计有限公司 一种磁性锁具及钥匙组件的操作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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