JP3195899B2 - 鍵穴の保護装置 - Google Patents

鍵穴の保護装置

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JP3195899B2
JP3195899B2 JP00846796A JP846796A JP3195899B2 JP 3195899 B2 JP3195899 B2 JP 3195899B2 JP 00846796 A JP00846796 A JP 00846796A JP 846796 A JP846796 A JP 846796A JP 3195899 B2 JP3195899 B2 JP 3195899B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵穴の保護装置に
係り、特に、不特定多数の人が利用するエレベータの乗
かご内などに備えられる錠前の鍵穴を保護するのに好適
な鍵穴の保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗客のマナーの低下に伴って、エ
レベータ乗かご内の操作盤に備えられる錠前の鍵穴に爪
楊枝やマッチの軸等の異物を詰め込むといういたずらが
頻繁に行なわれるようになった。このように鍵穴に異物
が詰め込まれた場合、異物の除去に手間取って時間を浪
費したり、異物を除去できない場合には錠前の交換を要
する事態に発展することもあった。
【0003】そこで、このような問題を解決する一手段
として、例えば特開平5−33536号公報に記載され
ているように、錠前の鍵穴に挿入され、この鍵穴内に埋
没可能な挿入体と、前記鍵穴内に埋没した挿入体を引き
抜く引抜体とから構成された鍵穴の保護装置が本出願人
によって提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の鍵穴の保護装置では、錠前の鍵穴内に挿入体を挿入
することにより前記の鍵穴内への異物の挿入を防止でき
るが、前記の挿入体の後端に設けられる引掛け部が鍵穴
の周囲表面より出張っているため、前記の挿入した挿入
体の存在が外部から容易に分かってしまい、しかも前記
の引掛け部がいたずらにより引張されて挿入体が鍵穴内
から引き抜かれてしまうという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、錠前の鍵穴内に
挿入した挿入体および引掛け部の存在を外部から分かり
にくくし、前記の挿入体がいたずらによって鍵穴内から
引き抜かれることを防止できる鍵穴の保護装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、錠前の鍵穴に挿入され、この鍵穴内に埋没可
能な挿入体と、この挿入体の後端に設けられる引掛け部
に先端が係合し、前記挿入体を前記鍵穴内から引き抜く
引抜体とから構成された鍵穴の保護装置において、前記
挿入体の後端に、前記鍵穴の周囲に形成される凹球面形
状に対応する球面部を設けて、前記引掛け部を、この球
面部に穿設される凹部から構成し、前記鍵穴内に前記挿
入体が埋没したとき、この挿入体の後端面と前記鍵穴の
周囲表面とを面一にし、前記凹部に前記引抜体の先端を
係合させた状態で、この引抜体を介して前記挿入体を引
き抜く構成にしてある。
【0007】このように構成した本発明では、鍵穴内に
埋没した挿入体の後端面と鍵穴の周囲表面とを面一にし
てあるため、前記の挿入体の存在が外部から分かりにく
い。また、前記の挿入体の引掛け部を球面部に穿設され
る凹部から構成したので、この引掛け部の存在も外部か
ら分かりにくく、しかも、この引掛け部を手などで引張
することは困難である。これによって、前記の挿入体が
いたずらによって鍵穴内から引き抜かれることを防止で
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明の鍵穴の保護装置の一
実施形態を示す斜視図、図2は図1の保護装置に備えら
れる挿入体の正面図、図3は図1の保護装置に備えられ
る挿入体を後端側から見た側面図である。
【0009】図1に示す本実施形態の保護装置は、錠前
1の鍵穴2に挿入され、この鍵穴2内に埋没可能な挿入
体3と、この挿入体3の後端と係合する係合部4を先端
に有し、挿入体3を鍵穴2内から引き抜く引抜体5とか
らなっている。
【0010】前記の挿入体3の後端には、図2に示すよ
うに、鍵穴2の周囲に形成される凹球面部6の形状に対
応する球面部7が設けられ、鍵穴2に挿入体3が埋没し
た状態では前記の球面部が鍵穴2の周囲表面と面一にな
るように形成されている。この球面部7には、前記の係
合部4が係合する引掛け部としての凹部8が穿設され、
しかも、この凹部8の側面および底面は、挿入体3の引
抜方向に対して所定角度傾斜している。この挿入体3に
は、挿入体3の引抜方向と直交する方向に円形の貫通穴
9が設けられ、この貫通穴9に、挿入体3の表面よりわ
ずかに突出する抜止め体、例えば円筒状のゴム製弾性部
材10が挿入されている。また、この挿入体3の先端
は、錠前1を開く図示しない鍵の先端と同一形状に形成
されている。
【0011】この実施形態にあっては、錠前1の施錠後
に鍵穴2内に埋没するまで挿入体3を挿入したとき、こ
の挿入体3の後端面と鍵穴2の周囲表面とを面一にして
あるため、前記の挿入体3の存在が外部から分かりにく
い。また、前記の挿入体3の引掛け部を球面部7に設け
られる凹部8から構成し、この凹部8の側面および底面
が挿入体3の引抜方向に対して所定角度傾斜しているの
で、この凹部8の存在も外部から分かりにくく、しか
も、この凹部8を手などで引張することは困難である。
さらに、挿入体3の貫通穴9に挿入された弾性部材10
が鍵穴2の周囲に接触しているので、弾性部材10の弾
性力および摩擦力によって挿入体3が抜け出ししにくい
状態に保たれている。
【0012】次いで、前記の錠前1を解錠する際、挿入
体3後端の凹部8に引抜体5の係合部4を係合させて、
この引抜体5を手前側に引張すると、前記の凹部8の側
面が挿入体3の引抜方向に対して所定角度傾斜している
ため、この凹部8の側面を介して引張力が挿入体3に伝
達され、この挿入体3が鍵穴2内から外部に引き抜かれ
る。その後、図示しない鍵を鍵穴2内に挿入して錠前1
を解錠する。
【0013】このように構成した実施形態では、挿入体
3および凹部8の存在が外部から分かりにくく、しか
も、この凹部8を手などで引張することは困難であるた
め、前記の挿入体3がいたずらによって鍵穴2内から引
き抜かれることを防止できる。
【0014】また、挿入体3の貫通穴9に抜止め用の弾
性部材10を挿入することにより、挿入体3の抜け出し
を防止できるとともに、これらの挿入体3および弾性部
材10を一体的に構成でき、比較的簡単な構成であるた
め安価なコストで済む。
【0015】さらに、挿入体3の先端は、錠前1を開く
図示しない鍵の先端と同一形状に形成されているので、
挿入体3を鍵穴2に円滑に挿入できるとともに、錠前1
が特別な構造を要せずに製作が容易なものとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、錠
前の鍵穴内に挿入した挿入体および引掛け部の存在が外
部から分かりにくく、しかも、この引掛け部を手などで
引張することは困難であるため、前記の挿入体がいたず
らによって鍵穴内から引き抜かれることを防止でき、し
たがって、前記の鍵穴を異物の詰め込みから確実に保護
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鍵穴の保護装置の一実施形態を示す斜
視図である。
【図2】図1の保護装置に備えられる挿入体の正面図で
ある。
【図3】図1の保護装置に備えられる挿入体を後端側か
ら見た側面図である。
【符号の説明】
1 錠前 2 鍵穴 3 挿入体 4 係合部 5 引抜体 6 凹球面部 7 球面部 8 凹部(引掛け部) 9 貫通穴 10 弾性部材(抜止め体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 17/16 E05B 17/18 E05B 17/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠前の鍵穴に挿入され、この鍵穴内に埋
    没可能な挿入体と、この挿入体の後端に設けられる引掛
    け部に先端が係合し、前記挿入体を前記鍵穴内から引き
    抜く引抜体とから構成された鍵穴の保護装置において、 前記挿入体の後端に、前記鍵穴の周囲に形成される凹球
    面形状に対応する球面部を設けて、前記引掛け部を、こ
    の球面部に穿設される凹部から構成し、 前記鍵穴内に前記挿入体が埋没したとき、この挿入体の
    後端面と前記鍵穴の周囲表面とを面一にし、前記凹部に
    前記引抜体の先端を係合させた状態で、この引抜体を介
    して前記挿入体を引き抜くようにしたことを特徴とする
    鍵穴の保護装置。
  2. 【請求項2】 挿入体の先端を、錠前を開く鍵の先端と
    同一形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の鍵
    穴の保護装置。
  3. 【請求項3】 挿入体に、この挿入体の引抜方向と直交
    する方向に貫通穴を設け、この貫通穴に、前記挿入体の
    表面よりわずかに突出する抜止め体を挿入したことを特
    徴とする請求項1記載の鍵穴の保護装置。
  4. 【請求項4】 貫通穴を円形に形成し、抜止め体を円筒
    状の弾性部材から構成したことを特徴とする請求項3記
    載の鍵穴の保護装置。
JP00846796A 1996-01-22 1996-01-22 鍵穴の保護装置 Expired - Fee Related JP3195899B2 (ja)

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CN105298230A (zh) * 2015-10-26 2016-02-03 广东安保翼家物联网智能科技股份有限公司 一种可有效防止门锁被堵塞破坏的方法及其装置

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