JP2010080543A - プリント配線基板製造方法、プリント配線基板製造装置およびプリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板製造方法、プリント配線基板製造装置およびプリント配線基板 Download PDF

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Abstract

【課題】硬化されていない絶縁材料基板が水平方向および垂直方向にずれることを防止すること。
【解決手段】プリント配線基板製造方法は、2層基板60bを生成する2層基板生成工程と、一つ以上の2層基板60bと、底面導体板および頂面導体板とを重ね合わせる重畳工程とを備えている。2層基板生成工程は、第一導体板61a上に導体バンプ62を形成する第一導体バンプ形成工程と、未硬化の絶縁材料部材63を配置する第一絶縁材料部材配置工程と、導体板間61a,61bの間に押圧力を加える第一押圧工程と、絶縁材料部材63を硬化させる第一硬化工程とを有している。重畳工程は、2層基板60b上に導体バンプ62を形成する第二導体バンプ形成工程と、構造支持用バンプ67を形成する構造支持用バンプ形成工程と、未硬化の絶縁材料部材63を配置する第二絶縁材料部材配置工程と、各2層基板60bの間に押圧力を加える第二押圧工程とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、多層基板を含むプリント配線基板製造方法、プリント配線基板製造装置およびプリント配線基板に関する。
導体板(第一導体板)上に複数の略円錐状の導体バンプを形成する工程と、導体バンプ上に未硬化の絶縁材料基板(絶縁材料部材)を配設する工程と、絶縁材料基板が硬化しない温度において導体板及び絶縁材料基板を加圧し、導体バンプを貫通させる工程と、導体板をパターニングして所定の配線パターンを備えた、導体バンプが前記絶縁基板に貫通した基板ユニットを形成する工程と、未硬化の絶縁材料基板を有する基板ユニットを複数枚積層配置して多層板前駆体を形成する工程と、多層板前駆体を加圧下に加熱して前記多層前駆体を硬化させる工程と、を具備するプリント配線基板の製造方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−13208号
しかしながら、このような製造方法では、まだ硬化されていない絶縁材料基板が多数存在している(多層を構成している)状況の下で押圧されるので、基板ユニットを押圧して多層板前駆体を形成する際に絶縁材料基板の一部(特に、導体バンプが配置されていない部分)が加えられる押圧力によって逃げてしまい、水平方向および垂直方向にずれてしまうことがある。この結果、完成したプリント配線基板に、導通不良、短絡などの不良が生じることがある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、複数の導体板を積層して押圧する際に、まだ硬化されていない絶縁材料基板の一部(特に、導体バンプが配置されていない部分)が水平方向および垂直方向にずれることを防止することができ、ひいては、正常なプリント配線基板を効率よく製造することができるプリント配線基板製造方法およびプリント配線基板製造装置を提供することと、このようなプリント配線基板製造方法やプリント配線基板製造装置によって製造されたプリント配線基板を提供することを目的とする。
本発明によるプリント配線基板製造方法は、
第一導体板と第二導体板とを有する2層基板を生成する2層基板生成工程と、
一つ以上の前記2層基板と、底面導体板および頂面導体板とを準備して各々を重ね合わせる重畳工程と、を備え、
前記2層基板生成工程が、
前記第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成工程と、
前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置工程と、
前記導体バンプ上に前記第二導体板を配置する第一配置工程と、
前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧工程と、
前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第一硬化工程と、を有し、
前記重畳工程が、
前記底面導体板および一の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成工程と、
前記底面導体板および前記一の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成工程と、
前記底面導体板および前記一の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置工程と、
前記一の2層基板を、前記底面導体板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置するとともに、前記頂面導体板を、前記一の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する第二配置工程と、
前記底面導体板、前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に押圧力を加える第二押圧工程と、
前記底面導体板、前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化工程と、を有している。
本発明によるプリント配線基板製造方法は、
第一導体板と第二導体板とを有する2層基板を生成する2層基板生成工程と、
二つ以上の前記2層基板と、底面導体板を準備して各々を重ね合わせる重畳工程と、を備え、
前記2層基板生成工程が、
前記第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成工程と、
前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置工程と、
前記導体バンプ上に前記第二導体板を配置する第一配置工程と、
前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧工程と、
前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第一硬化工程と、を有し、
前記重畳工程が、
前記底面導体板および一の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成工程と、
前記底面導体板および前記一の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成工程と、
前記底面導体板および前記一の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置工程と、
前記一の2層基板を、前記底面導体板上の記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置するとともに、他の2層基板を、前記一の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する第二配置工程と、
前記底面導体板および前記2層基板の各々の間に押圧力を加える第二押圧工程と、
前記底面導体板および前記2層基板の各々の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化工程と、を有している。
本発明によるプリント配線基板製造方法は、
第一導体板と第二導体板とを有する2層基板を生成する2層基板生成工程と、
二つ以上の前記2層基板と、頂面導体板とを準備して各々を重ね合わせる重畳工程と、を備え、
前記2層基板生成工程が、
前記第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成工程と、
前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置工程と、
前記導体バンプ上に前記第二導体板を配置する第一配置工程と、
前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧工程と、
前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第一硬化工程と、を有し、
前記重畳工程が、
一の2層基板および他の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成工程と、
前記一の2層基板および前記他の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成工程と、
前記一の2層基板および前記他の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置工程と、
前記他の2層基板を、前記一の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置するとともに、前記頂面導体板を、前記他の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する前記第二配置工程と、
前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に押圧力を加える第二押圧工程と、
前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化工程と、を有している。
本発明によるプリント配線基板製造方法において、
前記構造支持用バンプは絶縁性材料からなることが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造方法において、
前記構造支持用バンプは前記導体バンプを構成する導電性材料からなり、
前記第二導体バンプ形成工程の間に、前記構造支持用バンプ形成工程が行われることが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造装置は、
第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成部と、
前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置部と、
前記導体バンプ上に第二導体板を配置する第一配置部と、
前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧部と、
前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させて、2層基板を生成する第一硬化部と、
底面導体板または一の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成部と、
前記底面導体板または前記一の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成部と、
前記底面導体板または前記一の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置部と、
他の2層基板または頂面導体板を、前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する第二配置部と、
前記底面導体板、前記2層基板および前記頂面導体板のうち用いられている被利用部材の間に押圧力を加える第二押圧部と、
前記被利用部材の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化部と、
を備えている。
本発明によるプリント配線基板製造装置において、
前記第一導体バンプ形成部は、前記第二導体バンプ形成部としても機能することが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造装置において、
前記第一絶縁材料部材配置部は、前記第二絶縁材料部材配置部としても機能することが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造装置において、
前記第一配置部は、前記第二配置部としても機能することが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造装置において、
前記第一押圧部は、前記第二押圧部としても機能することが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造装置において、
前記第一硬化部は、前記第二硬化部としても機能することが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造装置において、
前記構造支持用バンプ形成部から供給される前記構造支持用バンプは、絶縁性材料からなり、
前記第二導体バンプ形成部は、前記構造支持用バンプ形成部と別体を構成することが好ましい。
本発明によるプリント配線基板製造装置において、
前記構造支持用バンプ形成部から供給される前記構造支持用バンプは、前記導体バンプを構成する導電性材料からなり、
前記第二導体バンプ形成部は前記構造支持用バンプ形成部としても機能することが好ましい。
本発明によるプリント配線基板は、
第一導体板と、
前記第一導体板上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプと、
前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料部材と、
前記導体バンプおよび前記絶縁材料部材上に配置された第二導体板と、
前記第二導体板上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプと、
前記第二導体板上に設けられた構造支持用バンプと、
前記第一導体板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料部材と、
を備えている。
本発明によるプリント配線基板において、
前記絶縁材料部材上に、頂面導体板が設けられたことが好ましい。
本発明によるプリント配線基板において、
前記絶縁材料部材上に、第一導体板と、該第一導体板上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプと、該第一導体板上であって該導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料部材と、該導体バンプおよび該絶縁材料部材上に配置された第二導体板と、を有する2層基板が設けられたことが好ましい。
本発明によれば、未硬化の絶縁材料部材内に構造支持用バンプが形成されている。このため、複数の導体板を積層して押圧する際に、まだ硬化されていない絶縁材料基板の一部(特に、導体バンプが配置されていない部分)が水平方向および垂直方向にずれることを防止することができる。この結果、正常なプリント配線基板を効率よく製造することができるプリント配線基板製造方法およびプリント配線基板製造装置を得ることができ、また、このようなプリント配線基板製造方法やプリント配線基板製造装置によって製造されたプリント配線基板も得ることができる。
発明を実施するための形態
第1の実施の形態
以下、本発明に係るプリント配線基板製造方法、プリント配線基板製造装置およびプリント配線基板の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1(a)−(f)乃至図4(a)(b)は本発明の第1の実施の形態を示す図である。なお、本実施の形態では、底面導体板61l、2層基板60bおよび頂面導体板61cを被利用部材として用いた態様によって説明する。
図1(a)(b)に示すように、プリント配線基板製造装置は、第一導体板61aを保持する保持部1と、第一導体板61a上に導電性材料からなる複数の導体バンプ62を形成するスキージ機構(第一導体バンプ形成部)10(図2(a)(b)参照)と、導体バンプ62上に未硬化の絶縁材料基板(絶縁材料部材)63を配置して押圧することによって、第一導体板61a上に絶縁材料基板63を位置づける絶縁材料基板押圧部(第一絶縁材料部材配置部)20(図2(c)(d)参照)と、導体バンプ62上に第二導体板61bを配置して、第一導体板61aと第二導体板61bの間に押圧力を加える配置押圧部30(図2(e)参照)と、を備えている。
このうち、スキージ機構10は、図1(a)に示すように、所定のパターンからなる貫通穴15aが設けられたスクリーン版15と、スクリーン版15上で走査し、このスクリーン版15に載置された導電性ペースト6(図2(a)参照)を貫通穴15aを介して導体板61a,61bに転移させるスキージ11と、を有している。
なお、本実施の形態では、図1(b)および図2(e)に示すように、第一導体板61aと第二導体板61bの間に押圧力を加える第一押圧部が、導体バンプ62上に第二導体板61bを配置する第一配置部としても機能している(配置押圧部30が第一押圧部と第一配置部を兼ねている)態様を用いて説明するが、これに限られることなく、第一押圧部と第一配置部は別体を構成してもよい。
また、本実施の形態では、配置押圧部30内にヒータ(第一硬化部)40が設けられており、当該ヒータ40によって付与される熱によって、第一導体板61aと第二導体板61bとの間に配置された絶縁材料基板63が硬化される。なお、このように絶縁材料基板63を硬化させているときに、第一導体板61a、絶縁材料基板63および第二導体板61bの周りを真空状態とする真空装置(図示せず)が設けられている。
また、プリント配線基板製造装置は、2層基板60bの第二導体板61b上に構造支持用バンプ67を形成するディスペンサ(構造支持用バンプ形成部)50も備えている。なお、ディスペンサ50から供給される構造支持用バンプ67は、絶縁性材料からなっており、ディスペンサ50とスキージ機構10とは別体を構成している。
また、本実施の形態では、図1(c)に示すように、第一導体板61a上に導電性材料からなる複数の導体バンプ62を形成するスキージ機構(第一導体バンプ形成部)10が、2層基板60bの第二導体板61b上に導電性材料からなる複数の導体バンプ62を形成する第二導体バンプ形成部としても機能する。なお、これに限られることなく、第一導体バンプ形成部と第二導体バンプ形成部は別体を構成してもよい。
また、本実施の形態では、図3(d)(e)に示すように、導体バンプ62上に未硬化の絶縁材料基板63を配置して押圧することによって、第一導体板61a上に絶縁材料基板63を位置づける絶縁材料基板押圧部(第一絶縁材料部材配置部)20が、2層基板60bの第二導体板61b上に未硬化の絶縁材料基板(絶縁材料部材)63を配置して押圧することによって、第一導体板61a上に絶縁材料基板63を位置づける第二絶縁材料部材配置部として機能する。なお、これに限られることなく、第一絶縁材料部材配置部と第二絶縁材料部材配置部は別体を構成してもよい。
また、本実施の形態では、図1(e)および図4(a)に示すように、導体バンプ62上に第二導体板61bを配置して、第一導体板61aと第二導体板61bの間に押圧力を加える配置押圧部(第一配置部および第一押圧部)30が、2層基板60b上に設けられた導体バンプ62および構造支持用バンプ67上に、別の2層基板60bを配置する第二配置部として機能するとともに、底面導体板61lおよび互いに重ね合わされた3つの2層基板60bの各々の間に押圧力を加える第二押圧部としても機能する。なお、これに限られることなく、第一配置部と第二配置部は別体を構成してもよく、また、第一押圧部と第二押圧部は別体を構成してもよい。
ところで、本実施の形態では、配置押圧部30が、最上位に配置された頂面導体板61cに押圧力を加えることによって、各2層基板60bの間と、頂面導体板61cと2層基板60bの間と、底面導体板61lと2層基板60bの間に、押圧力が加えられるとともに、配置押圧部30内のヒータ40によって熱が付与されて絶縁材料基板63が硬化される。また、このように絶縁材料基板63を硬化させているときには、上述した真空装置(図示せず)によって、頂面導体板61c、2層基板60b、底面導体板61lおよび絶縁材料基板63の周りが真空状態とされるよう構成されている。
なお、第一導体板61a、第二導体板61b、頂面導体板61cおよび底面導体板61lの各々は、同一の導体板からなっていてもよいし、各々別の導体板からなっていてもよい。
ところで、添付された各図面では、2層基板60bになる前の基板を60aで示し、2層基板60b上に導体バンプ62と、構造支持用バンプ67と、絶縁材料基板63が配置された基板を60cで示している。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず、スキージ機構10のスキージ11によって、スクリーン版15に載置された導電性ペースト6が、貫通穴15aを介し第一導体板61aに転移され、保持部1によって保持された基板60の第一導体板61a上に導電性材料からなる複数の導体バンプ62が形成される(第一導体バンプ形成工程)(図1(a)および図2(a)(b)参照)。
次に、絶縁材料基板押圧部20によって、導体バンプ62上に未硬化の絶縁材料基板63が配置されて押圧される(第一絶縁材料部材配置工程)(図2(c)(d)参照)。このことによって、第一導体板61a上に絶縁材料基板63が位置づけられ、第一導体板61a上であって導体バンプ62が配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料基板63が配置されることとなる。
次に、配置押圧部30によって、導体バンプ62上に第二導体板61bが配置され(第一配置工程)、その後、この第二導体板61bが押圧されて第一導体板61aと第二導体板61bの間に押圧力が加えられつつ(第一押圧工程)、熱が加えられて絶縁材料基板63が硬化される(第一硬化工程)(図1(b)および図2(e)(f)参照)。このとき、第一導体板61a、絶縁材料基板63および第二導体板61bの周りは真空状態となっている。
次に、第一導体板61aおよび第二導体板61bのうち、ランド領域(所定の領域)がマスクされる。その後、エッチングなどによって、第一導体板61aおよび第二導体板61bのうちランド領域以外が除去されて、回路が形成される(回路形成工程)。
このようにして、第一導体板61aと、第一導体板61a上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプ62と、第一導体板61a上であって導体バンプ62が配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料基板63と、導体バンプ62および絶縁材料基板63上に配置された第二導体板61bと、を有する2層基板60bが生成される。なお、上述した、第一導体バンプ形成工程と、第一絶縁材料部材配置工程と、第一配置工程と、第一押圧工程と、第一硬化工程とから、2層基板生成工程が構成されている(第一押圧工程と第一硬化工程は同時に行われている)。
次に、スキージ機構10のスキージ11によって、スクリーン版15に載置された導電性ペースト6が、貫通穴15aを介し2層基板60bの第二導体板61bに転移され、2層基板60bの第二導体板61b上に導電性材料からなる複数の導体バンプ62が形成される(第二導体バンプ形成工程)(図1(c)および図3(a)(b)参照)。
次に、ディスペンサ50によって、2層基板60bの第二導体板61b上に絶縁材料からなる構造支持用バンプ67が形成される(構造支持用バンプ形成工程)(図1(d)および図3(c)参照)。
次に、絶縁材料基板押圧部20によって、2層基板60bの第二導体板61b上に未硬化の絶縁材料基板63が配置されて押圧されることによって、2層基板60bの第二導体板61b上に絶縁材料基板63が位置づけられる(第二絶縁材料部材配置工程)(図3(d)(e)参照)。なお、このように、2層基板60bの第二導体板61b上に絶縁材料基板63が位置づけられることによって、2層基板60bの第二導体板61b上であって導体バンプ62および構造支持用バンプ67が配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料基板63が配置されることとなる。
次に、配置押圧部30によって、最下位に、導体バンプ62、構造支持用バンプ67および絶縁材料基板63が設けられた底面導体板61lが配置され、その上に二つ以上(本実施の形態では三つ)の2層基板60bの各々が重ね合わされ(第二配置工程)、最上位に頂面導体板61cが配置される。その後、配置押圧部30によって、頂面導体板61cが押圧され、各2層基板60bの間に押圧力が加えられつつ(第二押圧工程)、熱が加えられて絶縁材料基板63が硬化される(第二硬化工程)(図1(d)および図4(a)(b)参照)。なお、底面導体板61l上に、導体バンプ62、構造支持用バンプ67および絶縁材料基板63を設ける方法は、上述した第二導体バンプ形成工程、構造支持用バンプ形成工程および第二絶縁材料部材配置工程と同様の方法で行われる。
ここで、本実施の形態によれば、未硬化の絶縁材料基板63内に構造支持用バンプ67が配置されているので、この構造支持用バンプ67によって、底面導体板61lと2層基板60bの第一導体板61aとの間と、2層基板60bの第二導体板61bと別の2層基板60bの第一導体板61aとの間と、2層基板60bの第二導体板61bと頂面導体板61cとの間を、支持することができる(図4(a)参照)。
このため、積層された複数の導体板を押圧する際(第二押圧工程の際)に、まだ硬化されていない絶縁材料基板63の一部(特に、導体バンプ62が配置されていない部分)が加えられる押圧力によって逃げてしまい、水平方向および垂直方向にずれることを防止することができる。この結果、製造されたプリント配線基板60(図1(f)参照)は、導通不良や短絡などを起こすことのない正常なものとなっている。従って、本実施の形態によれば正常なプリント配線基板60を効率よく製造することができる。
ところで、正常なプリント配線基板60を製造するために、2層基板60bの間に位置する未硬化の絶縁材料基板63を一層だけにする方法も考えられる。具体的には、例えば、8層の多層基板(8個の導体板を有する多層基板)を製造する場合を考えると、まず、2層基板60bを製造する。次に、2層基板60bの間に、導体バンプ62と絶縁材料基板63を配置し、その後、絶縁材料基板63を真空状態下で加熱して硬化させ、4層基板を製造する。次に、4層基板の間に、導体バンプ62と絶縁材料基板63を配置し、その後、絶縁材料基板63を真空状態下で加熱して硬化させ、8層基板を製造する。
このような方法によれば、2層基板60b、4層基板および8層基板を製造する各々の際に、未硬化の絶縁材料基板63が1層しかないので、絶縁材料基板63の一部が押圧力によって水平方向および垂直方向にずれることはない。しかしながら、各絶縁材料基板63を乾燥させて硬化するのにそれぞれ長時間(約3時間)かかってしまい(8層基板を製造する場合には絶縁材料基板63を3回に分けて乾燥させなければならないので)、プリント配線基板60を効率よく製造することができない。
これに対して、本実施の形態によれば、上述のように、8層基板を製造する場合であっても、絶縁材料基板63を乾燥させて硬化する工程が2回しかないので、短い時間でプリント配線基板60を製造することができ、プリント配線基板60を効率よく製造することができる。
なお、本実施の形態では、構造支持用バンプ67が絶縁性材料からなっているので、2層基板60b間で短絡が発生することを気にすることなく、自由な位置に構造支持用バンプ67を配置することができる。このため、適切な位置に構造支持用バンプ67を配置することができ、積層された複数の導体板を押圧する際(第二押圧工程の際)に、まだ硬化されていない絶縁材料基板63の一部が水平方向および垂直方向にずれることを、より確実に防止することができる。
なお、上述した、第二導体バンプ形成工程と、構造支持用バンプ形成工程と、第二絶縁材料部材配置工程と、第二配置工程と、第二押圧工程と、第二硬化工程とから、重畳工程が構成されている(第二押圧工程と第二硬化工程は同時に行われている)。
ところで、このようにして製造されたプリント配線基板60は、図4(b)に示すように、第一導体板61aと、第一導体板61a上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプ62と、第一導体板61a上であって導体バンプ62が配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料基板63と、導体バンプ62および絶縁材料基板63上に配置された第二導体板61bと、第二導体板61b上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプ62と、第二導体板61b上に設けられた構造支持用バンプ67と、第一導体板61a上であって導体バンプ62および構造支持用バンプ67が配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料基板63と、導体バンプ62、構造支持用バンプ67および絶縁材料基板63上に配置された頂面導体板61cと、を備えている。
ところで、本実施の形態では、底面導体板61l、2層基板60bおよび頂面導体板61cを被利用部材として用いた態様によって説明したが、これに限られることはない。
例えば、被利用部材として2層基板60bおよび頂面導体板61cを用いた5層基板を生成してもよく、この場合には、生成されるプリント配線基板60は、2層基板60b上に導体バンプ62、構造支持用バンプ67および絶縁材料基板63が配置された基板60cと、当該基板60c上に配置され、2層基板60b上に導体バンプ62、構造支持用バンプ67および絶縁材料基板63が配置された基板60cと、頂面導体板61cと、を備えることとなる。
また、例えば、被利用部材として底面導体板61lおよび2層基板60bを用いた5層基板を生成してもよく、この場合には、生成されるプリント配線基板60は、底面導体板61l上に導体バンプ62、構造支持用バンプ67および絶縁材料基板63が配置された基板と、当該基板上に配置され、2層基板60b上に導体バンプ62、構造支持用バンプ67および絶縁材料基板63が配置された基板60cと、当該基板60c上に配置された2層基板60bと、を備えることとなる。
第2の実施の形態
次に、図5(a)−(e)により、本発明の第2の実施の形態について説明する。図5(a)−(e)に示す第2の実施の形態は、構造支持用バンプ形成部から供給される構造支持用バンプ67が、導体バンプ62を構成する導電性材料からなり、スキージ機構10(第一導体バンプ形成部および第二導体バンプ形成部)が構造支持用バンプ形成部としても機能するものであり、その他の構成は、図1(a)−(f)乃至図4(a)(b)に示す第1の実施の形態と略同一である。
図5(a)−(e)に示す第2の実施の形態において、図1(a)−(f)乃至図4(a)(b)に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
より具体的には、本実施の形態によっても、未硬化の絶縁材料基板63内に構造支持用バンプ67が配置されるので、この構造支持用バンプ67によって、2層基板60bの第二導体板61bと別の2層基板60bの第一導体板61aとの間と、2層基板60bの第二導体板61bと頂面導体板61cとの間を、支持することができる(図4(a)参照)。
このため、積層された複数の導体板を押圧する際(第二押圧工程の際)に、まだ硬化されていない絶縁材料基板63の一部(特に、導体バンプ62が配置されていない部分)が水平方向および垂直方向にずれることを防止することができる。この結果、第二硬化工程を経て製造されたプリント配線基板60を、導通不良や短絡などを起こすことない正常なものにすることができる。従って、本実施の形態によれば正常なプリント配線基板60を効率よく製造することができる。また、例え図4(a)(b)に示すような8層基板を製造する場合であっても、絶縁材料基板63を真空状態下で加熱して硬化する工程が2回しかないので、短い時間でプリント配線基板60を製造することができ、プリント配線基板60を効率よく製造することができる。
さらに、本実施の形態によれば、上述した効果に加え、構造支持用バンプ形成部から供給される構造支持用バンプ67が導体バンプ62を構成する導電性材料からなっているので、スキージ機構10によって、2層基板60bの第二導体板61b上に導電性材料からなる複数の導体バンプ62が形成される間(第二導体バンプ形成工程の間)に、構造支持用バンプ67を形成すること(構造支持用バンプ形成工程を行うこと)ができる(図1(c)(d)および図5(c)参照)。このため、より短い時間でプリント配線基板60を製造することができ、プリント配線基板60をより効率よく製造することができる。
本発明の第1の実施の形態によるプリント配線基板製造装置を用いたプリント配線基板製造方法を説明した側方断面図。 本発明の第1の実施の形態によるプリント配線基板製造装置を用いたプリント配線基板製造方法を説明した拡大側方断面図。 図2に示す工程の後のプリント配線基板製造方法を説明した拡大側方断面図。 図3に示す工程の後のプリント配線基板製造方法を説明した拡大側方断面図。 本発明の第2の実施の形態によるプリント配線基板製造装置を用いたプリント配線基板製造方法を説明した側方断面図。
符号の説明
1 保持部
10 スキージ機構(第一導体バンプ形成部、第二導体バンプ形成部)
20 絶縁材料基板押圧部(第一絶縁材料部材配置部、第二絶縁材料部材配置部)
30 配置押圧部(第一配置部、第一押圧部、第二配置部、第二押圧部)
40 ヒータ(第一硬化部、第二硬化部)
50 ディスペンサ(構造支持用バンプ形成部)
60 プリント配線基板
60b 2層基板
61a 第一導体板
61b 第二導体板
61c 頂面導体板
61l 底面導体板
62 導体バンプ
63 絶縁材料基板(絶縁材料部材)
67 構造支持用バンプ

Claims (16)

  1. 第一導体板と第二導体板とを有する2層基板を生成する2層基板生成工程と、
    一つ以上の前記2層基板と、底面導体板および頂面導体板とを準備して各々を重ね合わせる重畳工程と、を備え、
    前記2層基板生成工程は、
    前記第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成工程と、
    前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置工程と、
    前記導体バンプ上に前記第二導体板を配置する第一配置工程と、
    前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧工程と、
    前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第一硬化工程と、を有し、
    前記重畳工程は、
    前記底面導体板および一の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成工程と、
    前記底面導体板および前記一の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成工程と、
    前記底面導体板および前記一の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置工程と、
    前記一の2層基板を、前記底面導体板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置するとともに、前記頂面導体板を、前記一の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する第二配置工程と、
    前記底面導体板、前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に押圧力を加える第二押圧工程と、
    前記底面導体板、前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化工程と、を有する、
    ことを特徴とするプリント配線基板製造方法。
  2. 第一導体板と第二導体板とを有する2層基板を生成する2層基板生成工程と、
    二つ以上の前記2層基板と、底面導体板を準備して各々を重ね合わせる重畳工程と、を備え、
    前記2層基板生成工程は、
    前記第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成工程と、
    前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置工程と、
    前記導体バンプ上に前記第二導体板を配置する第一配置工程と、
    前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧工程と、
    前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第一硬化工程と、を有し、
    前記重畳工程は、
    前記底面導体板および一の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成工程と、
    前記底面導体板および前記一の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成工程と、
    前記底面導体板および前記一の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置工程と、
    前記一の2層基板を、前記底面導体板上の記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置するとともに、他の2層基板を、前記一の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する第二配置工程と、
    前記底面導体板および前記2層基板の各々の間に押圧力を加える第二押圧工程と、
    前記底面導体板および前記2層基板の各々の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化工程と、を有する、
    ことを特徴とするプリント配線基板製造方法。
  3. 第一導体板と第二導体板とを有する2層基板を生成する2層基板生成工程と、
    二つ以上の前記2層基板と、頂面導体板とを準備して各々を重ね合わせる重畳工程と、を備え、
    前記2層基板生成工程は、
    前記第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成工程と、
    前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置工程と、
    前記導体バンプ上に前記第二導体板を配置する第一配置工程と、
    前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧工程と、
    前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第一硬化工程と、を有し、
    前記重畳工程は、
    一の2層基板および他の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成工程と、
    前記一の2層基板および前記他の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成工程と、
    前記一の2層基板および前記他の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置工程と、
    前記他の2層基板を、前記一の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置するとともに、前記頂面導体板を、前記他の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する前記第二配置工程と、
    前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に押圧力を加える第二押圧工程と、
    前記2層基板および前記頂面導体板の各々の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化工程と、を有する、
    ことを特徴とするプリント配線基板製造方法。
  4. 前記構造支持用バンプは絶縁性材料からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリント配線基板製造方法。
  5. 前記構造支持用バンプは前記導体バンプを構成する導電性材料からなり、
    前記第二導体バンプ形成工程の間に、前記構造支持用バンプ形成工程が行われることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリント配線基板製造方法。
  6. 第一導体板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第一導体バンプ形成部と、
    前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第一絶縁材料部材配置部と、
    前記導体バンプ上に第二導体板を配置する第一配置部と、
    前記第一導体板と前記第二導体板の間に押圧力を加える第一押圧部と、
    前記第一導体板と前記第二導体板との間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させて、2層基板を生成する第一硬化部と、
    底面導体板または一の2層基板上に導電性材料からなる複数の導体バンプを形成する第二導体バンプ形成部と、
    前記底面導体板または前記一の2層基板上に構造支持用バンプを形成する構造支持用バンプ形成部と、
    前記底面導体板または前記一の2層基板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に、未硬化の絶縁材料部材を配置する第二絶縁材料部材配置部と、
    他の2層基板または頂面導体板を、前記底面導体板または前記一の2層基板上の前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプ上に配置する第二配置部と、
    前記底面導体板、前記2層基板および前記頂面導体板のうち用いられている被利用部材の間に押圧力を加える第二押圧部と、
    前記被利用部材の間に配置された前記絶縁材料部材を硬化させる第二硬化部と、
    を備えたことを特徴とするプリント配線基板製造装置。
  7. 前記第一導体バンプ形成部は、前記第二導体バンプ形成部としても機能することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板製造装置。
  8. 前記第一絶縁材料部材配置部は、前記第二絶縁材料部材配置部としても機能することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板製造装置。
  9. 前記第一配置部は、前記第二配置部としても機能することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板製造装置。
  10. 前記第一押圧部は、前記第二押圧部としても機能することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板製造装置。
  11. 前記第一硬化部は、前記第二硬化部としても機能することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板製造装置。
  12. 前記構造支持用バンプ形成部から供給される前記構造支持用バンプは、絶縁性材料からなり、
    前記第二導体バンプ形成部は、前記構造支持用バンプ形成部と別体を構成することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板製造装置。
  13. 前記構造支持用バンプ形成部から供給される前記構造支持用バンプは、前記導体バンプを構成する導電性材料からなり、
    前記第二導体バンプ形成部は前記構造支持用バンプ形成部としても機能することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板製造装置。
  14. 第一導体板と、
    前記第一導体板上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプと、
    前記第一導体板上であって前記導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料部材と、
    前記導体バンプおよび前記絶縁材料部材上に配置された第二導体板と、
    前記第二導体板上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプと、
    前記第二導体板上に設けられた構造支持用バンプと、
    前記第一導体板上であって前記導体バンプおよび前記構造支持用バンプが配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料部材と、
    を備えたことを特徴とするプリント配線基板。
  15. 前記絶縁材料部材上に、頂面導体板が設けられたことを特徴とする請求項14に記載のプリント配線基板。
  16. 前記絶縁材料部材上に、第一導体板と、該第一導体板上に設けられた導電性材料からなる複数の導体バンプと、該第一導体板上であって該導体バンプが配置されている箇所以外の箇所に配置された絶縁材料部材と、該導体バンプおよび該絶縁材料部材上に配置された第二導体板と、を有する2層基板が設けられたことを特徴とする請求項14に記載のプリント配線基板。
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