JP2010080007A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】書き込み動作時等に用いられる高電圧を転送するための転送トランジスタに発生する電圧ストレスを緩和することができる不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】浮遊ゲートと制御ゲートとを含むメモリセルMCを複数有し、複数のメモリセルMCの電流通路が直列に接続されたメモリセル群が形成されている。メモリセル群のメモリセルMCの制御ゲートには、転送トランジスタTR0〜TR63が接続されている。書き込み動作時に、非選択のメモリセルの制御ゲートに、電源電圧VCCより高く、書き込み電圧VPGMより低い電圧VPASSが印加されるとき、転送トランジスタのゲートに電圧VPASSより高く、書き込み電圧VPGM以下の電圧VRDECが印加される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関するものであり、例えばNAND型フラッシュメモリに関するものである。
近年、記憶容量の増大に伴って、不揮発性メモリの需要が増大している。例えば、不揮発性メモリの1つとして、NAND型フラッシュメモリがある(例えば、特許文献1参照)。
NAND型フラッシュメモリでは、書き込み動作時あるいは消去動作時に、メモリセルに高電圧(書き込み電圧あるいは消去電圧)を印加する必要がある。さらに、NAND型フラッシュメモリにおけるメモリセルの多値化に伴い、さらなる高電圧をメモリセルに印加する必要が生じている。
特開2004−14043号公報
本発明は、書き込み動作時等に用いられる高電圧を転送するための転送トランジスタに発生する電圧ストレスを緩和することができる不揮発性半導体記憶装置を提供する。
本発明の一実施態様の不揮発性半導体記憶装置は、浮遊ゲートと制御ゲートとを含むメモリセルを複数有し、複数の前記メモリセルの電流通路が直列に接続されたメモリセル群と、前記メモリセル群のメモリセルに書き込み電圧を転送するための第1転送トランジスタとを具備し、書き込み動作時に、非選択のメモリセルの制御ゲートに、電源電圧より高く、前記書き込み電圧より低い第1電圧が印加されるとき、前記第1転送トランジスタのゲートに、前記第1電圧より高く、前記書き込み電圧以下の中間電圧が印加されることを特徴とする。
本発明の他の実施態様の不揮発性半導体記憶装置は、浮遊ゲートと制御ゲートとを含むメモリセルを複数有し、複数の前記メモリセルの電流通路が直列に接続されたメモリセル群と、前記メモリセル群のメモリセルの制御ゲートに接続された第1転送トランジスタとを具備し、書き込み動作時に、非選択のメモリセルの制御ゲートに、電源電圧より高く、前記書き込み電圧より低い第1電圧が印加されるとき、前記第1転送トランジスタのゲートに、前記第1電圧より高く、前記書き込み電圧以下の中間電圧が印加されることを特徴とする。
本発明によれば、書き込み動作時等に用いられる高電圧を転送するための転送トランジスタに発生する電圧ストレスを緩和することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の不揮発性半導体記憶装置について説明する。ここでは、不揮発性半導体記憶装置としてNAND型フラッシュメモリを例に取る。説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態のNAND型フラッシュメモリについて説明する。
図1(a)は、第1実施形態のNAND型フラッシュメモリにおけるブロックの構成を示す回路図である。
図示するように、NAND型フラッシュメモリにおけるブロックは、セルアレイユニット11、ブロック選択スイッチ回路12、転送トランジスタTR0〜TR63,TRS,TRD、選択トランジスタTSS,TSDを備えている。
セルアレイユニット11は、ワード線方向に配列された複数のNANDストリングNS0,NS1,〜を有している。NANDストリングは、複数のメモリセルMCと選択ゲートトランジスタST1,ST2を有する。複数のメモリセルMCは、各々の電流通路にて直列に接続されてメモリセル群を構成する。すなわち、メモリセルのソース及びドレインを共有するように、複数のメモリセルMCが直列に接続されてメモリセル群を構成している。メモリセル群の一端のメモリセルMCには選択ゲートトランジスタST1が接続され、メモリセル群の他端のメモリセルMCには選択ゲートトランジスタST2が接続されている。複数の選択ゲートトランジスタST1にはビット線BL0,BL1,〜がそれぞれ接続され、複数の選択ゲートトランジスタST2にはソース線SELSRCが接続されている。
ブロック選択スイッチ回路12には、電源回路より電圧VRDECが供給され、また選択信号SELが入力されている。ブロック選択スイッチ回路12は、選択信号SELに応じてブロックを選択し、電圧VRDECを出力する。ブロック選択スイッチ回路12から出力された電圧VRDEC(TransferG)は、転送トランジスタTR0〜TR63,TRS,TRDのゲートに供給される。
制御ゲート線CG0〜CG63は、転送トランジスタTR0〜TR63の電流通路を介してワード線WL0〜WL63にそれぞれ接続されている。ワード線WL0〜WL63は、それぞれワード線方向に配列された複数のメモリセルMCのゲートに接続されている。選択ゲート線SGD,SGSは、転送トランジスタTRD,TRSの電流通路を介して選択ゲート線SG1〜SG2にそれぞれ接続されている。選択ゲート線SG1,SG2は、それぞれワード線方向に配列された複数の選択ゲートトランジスタST1,ST2のゲートに接続されている。さらに、選択ゲート線SG1にはトランジスタTSDが接続され、選択ゲート線SG2にはトランジスタTSSが接続されている。
なお、図1(a)に示した構成は、NAND型フラッシュメモリ内の1つのブロックを示しており、このようなブロックが複数配列されてNAND型フラッシュメモリが構成されている。
図1(b)は、ブロック内のブロック選択スイッチ回路12の詳細を示す回路図である。図示するように、ブロック選択スイッチ回路12は、トランジスタHVDTr1,HVDTr2,トランジスタHVPTr1、トランジスタLVDTr1を有している。トランジスタHVDTr1,HVDTr2は、デプレッション型で高電圧のnチャネルMOS電界効果トランジスタ(以下、nMOSトランジスタ)である。トランジスタHVPTr1は、高電圧のpチャネルMOS電界効果トランジスタ(以下、pMOSトランジスタ)である。さらに、トランジスタLVDTr1は、デプレッション型で低電圧のnMOSトランジスタである。
トランジスタHVDTr1のドレインには電圧VRDECが供給されている。トランジスタHVDTr1のソースはトランジスタHVPTr1のソースに接続され、トランジスタHVPTr1のドレインはトランジスタHVDTr1のゲートに接続されている。
トランジスタLVDTr1のドレインには信号SELが供給され、トランジスタLVDTr1のソースはトランジスタHVDTr2のドレインに接続され、トランジスタHVDTr2のソースはトランジスタHVPTr1のドレインに接続されている。トランジスタHVPTr1のゲートには選択信号SELnが入力され、トランジスタLVDTr1,HVDTr2のゲートには信号TRIGが入力されている。そして、トランジスタHVPTr1のドレインからは、電圧VRDEC(TransferG)が出力される。
次に、図1(a),図1(b)に示したブロック内の転送トランジスタに印加される高電圧ストレスについて説明する。
図1(c)は、ブロック内の転送トランジスタHVPTr1,TR0〜TR63, TRD,TRSに印加される電圧を示す図である。
書き込み動作時においては、図示するように、トランジスタHVPTr1,TR0〜TR63, TRD,TRSのゲート絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜)に“書き込み電圧VPGM+しきい値電圧Vth”の高電圧ストレスが印加される。
次に、この高電圧ストレスがトランジスタ特性に与える影響について説明する。一例として、NAND型フラッシュメモリにおけるメモリセルの多値化について説明する。
まず、NAND型フラッシュメモリにおけるメモリセルの多値化に伴い、書き込み電圧が高くなる理由を説明する。
図2(a)、図2(b)、及び図2(c)は、NAND型フラッシュメモリを多値化した場合の、メモリセルのしきい値電圧の分布を示す図である。
例えば、4値の場合は、図2(a)に示すように、4つのセルしきい値分布(以下、セル分布)が存在する。このとき、書き込み動作時における書き込み電圧の最大電圧(以下、書き込み最大電圧)VPGMmax_4LCは、一番高い電圧側のセル分布“3”におけるメモリセルのしきい値電圧で決定される。8値の場合は、図2(b)に示すように、8つのセル分布が存在する。このとき、書き込み動作時における書き込み最大電圧VPGMmax_8LCは、一番高い電圧側のセル分布“7”におけるメモリセルのしきい値電圧で決定される。さらに、16値の場合は、図2(c)に示すように、16つのセル分布が存在する。このとき、書き込み動作時における書き込み最大電圧VPGMmax_16LCは、一番高い電圧側のセル分布“15”におけるメモリセルのしきい値電圧で決定される。
これらから解るように、メモリセルのしきい値電圧が高くなるほど、書き込み最大電圧を高くする必要がある。したがって、4値から8値、16値といったさらなる多値化が進むに従って、書き込み動作時における書き込み最大電圧はより高くなっていく。
また、メモリセルの多値化に伴い、書き込み電圧の印加時間が増加する。印加時間が増加する理由を、以下の図を用いて説明する。
図3(a)、図3(b)、及び図3(c)は、NAND型フラッシュメモリを多値化した場合の、メモリセルのしきい値電圧の分布を示す図であり、書き込み電圧の印加時間が増加することを示している。
メモリセルの多値化に伴い、セル分布の数が増加するため、セルしきい値分布の幅(セル分布幅)を、8値の場合は4値の場合に比べて狭く、さらに16値の場合は8値の場合に比べて狭くする必要がある。セル分布幅を狭くするには、書き込み電圧のステップアップ幅dVPGMを小さくする必要がある。書き込み電圧のステップアップ幅dVPGMが小さくなると、一番高い電圧側のセル分布の電圧レベルまで書き込むために必要なプログラムパルスの印加回数が増加する。したがって、プログラムパルスの印加回数が増加すれば、書き込み電圧の印加時間が増加することになる。
前述したように、書き込み動作時における書き込み電圧の印加電圧及び印加時間が増加すればするほど、転送トランジスタに印加される高電圧ストレスによってトランジスタ特性が劣化する。トランジスタ特性の劣化の例として、閾値電圧の上昇、トランジスタがONしているときのドレイン(ソース)電流の減少、トランジスタがOFFしているときのリーク電流の増加等が挙げられる。
図4は、転送トランジスタに印加される高電圧ストレスによるしきい値電圧の上昇を示す図である。
転送トランジスタのゲート絶縁膜には、書き込み動作時に高電圧の書き込み電圧が印加される。このときの転送トランジスタのしきい値電圧の上昇を図4に示している。横軸に印加時間を、縦軸にしきい値電圧を取り、書き込み電圧が28V(4値),29V(8値),30V(16値)のときのしきい値電圧の推移を表している。図4より、転送トランジスタに印加される書き込み電圧の印加電圧が高いほど、及び印加時間が長いほどトランジスタ特性の劣化が加速されることがわかる。図5及び図6を用いて、高電圧ストレスによる転送トランジスタのしきい値電圧の上昇について詳述する。
図5は、書き込み動作時に転送トランジスタに印加される印加時間によるしきい値電圧の変化を示す、実特性の一例の図であり、図6は現状の回路方式において転送トランジスタTR0〜TR63,TRD,TRSに印加される電圧波形を示す図である。なお、図5で示した電圧・ストレス時間・許容電圧ターゲット等はあくまで一例であり、これらの値はNANDフラッシュの仕様やトランジスタの特性等の条件により変化する。
図6に示した電圧波形では、電圧VRDECが転送トランジスタTR0〜TR63のゲートに印加されるゲート電圧を示し、電圧VPASS及び電圧VPGMが転送トランジスタTR0〜TR63,TRD,TRSのドレイン−ソース間のチャネルに印加される電圧を示している。電圧VPASSが書き込み動作時に非選択のメモリセルに接続されたワード線の転送トランジスタに印加される電圧であり、電圧VPGMが選択されたメモリセルに接続されたワード線の転送トランジスタに印加される電圧である。
図6に示したように、電圧VPASSが印加される以前の期間Aでは、電圧VRDECは電圧VPGMより転送トランジスタのしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。次に、電圧VPASSが印加された期間Bでも、同様に、電圧VRDECは電圧VPGMよりしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。次に、電圧VPGMが印加された期間Cでは、電圧VRDECは電圧VPGMよりしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。このため、期間Aにおいては、転送トランジスタにかかる電圧ストレスが最大となり、期間Bにおいても、転送トランジスタにかかる電圧ストレスが大きくなっている。
したがって、4値、8値、16値とメモリセルの多値化が進むに従って、転送トランジスタに印加されるストレス電圧及びストレス時間が共に増加する。例えば、4値ではストレス電圧が28V、許容されるストレス時間が60secとなり、8値ではストレス電圧が29V、許容されるストレス時間が200sec、16値ではストレス電圧が30V、許容されるストレス時間が500secとなる。このため、現状の回路方式によって、図6に示すような電圧が転送トランジスタに印加されると、16値の場合はしきい値電圧Vthの上昇が許容電圧0.9Vを超えてスペックを外れてしまう。8値の場合はしきい値電圧Vthの上昇が許容電圧0.9Vまでは達しないが、マージンが少ない状態となる。
そこで、このような問題の対策として本実施形態では、図6に示した電圧波形に比べて、ゲート絶縁膜に印加されるストレス電圧及びストレス時間を低減した、図7(a)に示すような電圧波形を使用する。
この図7(a)に示した電圧波形では、電圧VRDECが転送トランジスタTR0〜TR63のゲートに印加されるゲート電圧を示し、電圧VPASS及び電圧VPGMが転送トランジスタTR0〜TR63, TRD,TRSのドレイン−ソース間のチャネルに印加される電圧を示している。電圧VPASSが書き込み動作時に非選択のメモリセルに接続されたワード線の転送トランジスタに印加される電圧であり、電圧VPGMが選択されたメモリセルに接続されたワード線の転送トランジスタに印加される電圧である。
図7(a)に示したように、電圧VPASSが印加される以前の期間Aでは、電圧VRDECは基準電圧(例えば、接地電位)より転送トランジスタのしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。次に、電圧VPASSが印加された期間Bでは、電圧VRDECは電圧VPASSよりしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。次に、電圧VPGMが印加された期間Cでは、電圧VRDECは電圧VPGMよりしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。
このように、転送トランジスタのゲートに印加される電圧VRDECが必要な最低電圧で最短時間のみ印加されるように、電圧VRDECを制御することにより、転送トランジスタに印加されるストレス電圧及びストレス時間を必要最小限に軽減することができる。
図7(b)は、電圧VRDECを制御するためのスイッチ信号のタイミングチャートである。図7(c)は、電圧VRDECの出力電圧を制御するコントロールスイッチ回路の構成を示す図である。
コントロールスイッチ回路13の入力端VINには電圧“VPGM+Vth”が入力され、入力端ENにはスイッチ信号SW1_ENが入力されている。コントロールスイッチ回路13の出力端VOUTからは電圧VRDECが出力される。コントロールスイッチ回路14の入力端VINには電圧“VPASS+Vth”が入力され、入力端ENにはスイッチ信号SW2_ENが入力されている。コントロールスイッチ回路14の出力端VOUTからは電圧VRDECが出力される。さらに、コントロールスイッチ回路15の入力端VINには電圧Vthが入力され、入力端ENにはスイッチ信号SW3_ENが入力されている。コントロールスイッチ回路15の出力端VOUTからは電圧VRDECが出力される。
このようなコントロールスイッチ回路に、図7(b)に示すようなスイッチ信号が入力されると以下のようになる。まず、期間Aでは、スイッチ信号SW1_EN,SW2_ENが“L”で、スイッチ信号SW3_ENが“H”であるため、コントロールスイッチ回路15の出力端VOUTから電圧Vthが出力される。次に、期間Bでは、スイッチ信号SW1_ENが“L”で、スイッチ信号SW2_ENが“H”、スイッチ信号SW3_ENが“L”であるため、コントロールスイッチ回路14の出力端VOUTから電圧“VPASS+Vth”が出力される。さらに、期間Cでは、スイッチ信号SW1_ENが“H”で、スイッチ信号SW2_EN,SW3_ENが“L”であるため、コントロールスイッチ回路13の出力端VOUTから電圧“VPGM+Vth”が出力される。これにより、コントロールスイッチ回路から図7(a)に示したような電圧VRDECが出力される。
図8(a),図8(b)、及び図9(a),図9(b)は、図7(c)に示したコントロールスイッチ回路の詳細な回路例を示す図である。
図8(a),図8(b)はポンプタイプの回路を示している。図8(a),図8(b)に示す回路は、高電圧のnMOSトランジスタHVNTr1〜HVNTr6、コンデンサC1〜C4、論理積否定回路ND1、及びインバータIV1〜IV3から構成されている。nMOSトランジスタHVNTr1のしきい値電圧をVth1とすると、nMOSトランジスタHVNTr1のゲート電圧Vgは“VINに入力された電圧+Vth1”となり、出力端VOUTから電圧VRDECが出力される。コンデンサC1〜C4に供給されるクロック信号CLK1,CLK2は、図8(b)に示した回路により生成される。
図9(a),図9(b)は、レベルシフタタイプの回路を示している。図9(a)に示す回路は、高電圧のpMOSトランジスタHVPTr2,HVPTr3、高電圧のnMOSトランジスタHVNTr7,HVNTr8から構成されている。また、図9(b)に示す回路は、入力端ENに入力された信号を反転して、入力端ENnに入力する信号を生成する。このような、図9(a),図9(b)に示した回路を用いても、出力端VOUTから電圧VRDECを出力できる。
次に、電圧VRDECとして供給される電圧“VPGM+Vth”、電圧“VPASS+Vth”、電圧Vthを生成する昇圧回路について説明する。
図10は、電圧“VPGM+Vth”を生成する昇圧回路の回路図である。図10に示す昇圧回路は、高電圧のnMOSトランジスタHVNTr9〜HVNTr14、コンデンサC5〜C8、抵抗R1,R2、差動増幅器DA1、論理積否定回路ND2,ND3、インバータIV5〜IV8から構成されている。
nMOSトランジスタHVNTr9には電源電圧VCCが入力されている。差動増幅器DA1の負入力端には抵抗R1と抵抗R2間の電圧が入力され、正入力端には参照電圧VREFが入力される。差動増幅器DA1の出力端から出力された信号FLAGは、論理積否定回路ND3の第1入力端に入力され、論理積否定回路ND3の第2入力端には信号ENが入力される。インバータIV8から出力された信号PMP_ENは、論理積否定回路ND2の第1入力端に入力され、論理積否定回路ND2の第2入力端にはクロック信号CLKが入力される。そして、インバータIV7,IV6から出力されたクロック信号CLK3,CLK4は、図示するようにコンデンサC5〜C8にそれぞれ入力される。図10に示したこのような昇圧回路により、電圧“VPGM+Vth”が生成される。
図11は、電圧“VPASS+Vth”を生成する昇圧回路の回路図である。図11に示す昇圧回路は、高電圧のnMOSトランジスタHVNTr15〜HVNTr20、コンデンサC9〜C12、抵抗R3,R4、差動増幅器DA2、論理積否定回路ND4,ND5、インバータIV9〜IV12から構成されている。
nMOSトランジスタHVNTr15には電源電圧VCCが入力されている。差動増幅器DA2の負入力端には抵抗R3と抵抗R4間の電圧が入力され、正入力端には参照電圧VREFが入力される。差動増幅器DA2の出力端から出力された信号FLAGは、論理積否定回路ND5の第1入力端に入力され、論理積否定回路ND5の第2入力端には信号ENが入力される。インバータIV12から出力された信号PMP_ENは、論理積否定回路ND4の第1入力端に入力され、論理積否定回路ND4の第2入力端にはクロック信号CLKが入力される。そして、インバータIV11,IV10から出力されたクロック信号CLK5,CLK6は、図示するようにコンデンサC9〜C12にそれぞれ入力される。図11に示したこのような昇圧回路により、電圧“VPASS+Vth”が生成される。
図12は、しきい値電圧Vthを生成するための回路図である。電源電圧VCCが抵抗R5の一端に供給されている。抵抗R5の他端は高電圧のnMOSトランジスタHVNTr21を介して基準電圧端(例えば、接地電位)に接続されている。抵抗R5とnMOSトランジスタHVNTr21間のノードは、差動増幅器DA3の負入力端に接続され、差動増幅器DA3の出力端が正入力端に接続されている。そして、差動増幅器DA3の出力端からはしきい値電圧Vthが出力される。
以上説明したように第1実施形態では、書き込み動作時において、非選択のワード線に電圧VPASSが印加され、かつ選択されたワード線に電圧VPGMが印加されていない(選択ワード線が0V)期間Bに、転送トランジスタのゲートに電圧VRDEC(=VPASS+Vth)を印加し、非選択のワード線に電圧VPASSが印加される直前の期間Aに、転送トランジスタのゲートに電圧VRDEC(=Vth)を印加する。言い換えると、第1実施形態では、電圧VRDECを電圧Vthから電圧“VPGM+Vth”まで昇圧する間に、まず電圧Vthから電圧“VPASS+Vth”(中間電圧)まで昇圧して所定時間この電圧を維持し、その後、電圧“VPASS+Vth”から電圧“VPGM+Vth”まで昇圧している。これにより、書き込み動作時に、転送トランジスタに必要な最低電圧が必要な最短時間だけ印加されるようになり、転送トランジスタのゲート絶縁膜に印加される電圧ストレスを軽減することができる。
なお、前述した図7(a)に示すような電圧波形を使用すれば、電圧ストレスによって生じる転送トランジスタのしきい値変動を低減できるため、16値や8値の場合だけでなく、4値の場合でも転送トランジスタの劣化を軽減することができる。したがって、16値や8値のNAND型フラッシュメモリの場合だけなく、4値のNAND型フラッシュメモリに対しても本実施形態を適用することが可能である。
なお、図8(a),図8(b),及び図9(a),図9(b)に示したコントロールスイッチ回路は、あくまで一例であり、高電圧が転送できる回路およびそのタイミングをコントロールするスイッチ、イネーブルロジック回路からなる回路であれば、どのような回路タイプでも本実施形態に適用できる。
また、図10〜図12示した昇圧回路(電源回路)はあくまで一例であり、所望の電圧が発生できる回路であればどのような回路タイプでも本実施形態に適用できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態のNAND型フラッシュメモリについて説明する。第1実施形態では、電圧VPASSが印加された期間Bで、電圧VRDECを電圧VPASSよりしきい値電圧Vth分高い電圧としたが、この第2実施形態では、期間Bで電圧VRDECを電圧VREADよりしきい値電圧Vth分高い電圧にする。電圧VREADは、読み出し動作時に非選択のメモリセルに接続されたワード線に印加される電圧である。前記第1実施形態における構成と同様の部分には同じ符号を付してその説明は省略する。
図13(a)は、本発明の第2実施形態において転送トランジスタTR0〜TR63,TRD,TRSに印加される電圧波形を示す図である。
図13(a)に示すように、電圧VPASSが印加される以前の期間Aでは、電圧VRDECは基準電圧(例えば、接地電位)より電源電圧VCC分高い電圧となっている。次に、電圧VPASSが印加された期間Bでは、電圧VRDECは電圧VREADより転送トランジスタのしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。次に、電圧VPGMが印加された期間Cでは、電圧VRDECは電圧VPGMよりしきい値電圧Vth分高い電圧となっている。
このように、転送トランジスタのゲートに印加される電圧VRDECが必要な最低電圧で最短時間のみ印加されるように、電圧VRDECを制御することにより、転送トランジスタに印加されるストレス電圧及びストレス時間を必要最小限に軽減することができる。
図13(b)は、電圧VRDECを制御するためのスイッチ信号のタイミングチャートである。図13(c)は、電圧VRDECの出力電圧を制御するコントロールスイッチ回路の構成を示す図である。
コントロールスイッチ回路16の入力端VINには電圧“VPGM+Vth”が入力され、入力端ENにはスイッチ信号SW1_ENが入力されている。コントロールスイッチ回路16の出力端VOUTからは電圧VRDECが出力される。コントロールスイッチ回路17の入力端VINには電圧“VREAD+Vth”が入力され、入力端ENにはスイッチ信号SW2_ENが入力されている。コントロールスイッチ回路17の出力端VOUTからは電圧VRDECが出力される。さらに、コントロールスイッチ回路18の入力端VINには電圧VCCが入力され、入力端ENにはスイッチ信号SW3_ENが入力されている。コントロールスイッチ回路18の出力端VOUTからは電圧VRDECが出力される。
このようなコントロールスイッチ回路に、図13(b)に示すようなスイッチ信号が入力されると以下のようになる。まず、期間Aでは、スイッチ信号SW1_EN,SW2_ENが“L”で、スイッチ信号SW3_ENが“H”であるため、コントロールスイッチ回路18の出力端VOUTから電圧VCCが出力される。次に、期間Bでは、スイッチ信号SW1_ENが“L”で、スイッチ信号SW2_ENが“H”、スイッチ信号SW3_ENが“L”であるため、コントロールスイッチ回路17の出力端VOUTから電圧“VREAD+Vth”が出力される。さらに、期間Cでは、スイッチ信号SW1_ENが“H”で、スイッチ信号SW2_EN,SW3_ENが“L”であるため、コントロールスイッチ回路16の出力端VOUTから電圧“VPGM+Vth”が出力される。これにより、コントロールスイッチ回路から図13(a)に示したような電圧VRDECが出力される。
ここで、図14(a)、及び図14(b)にそれぞれ読み出し動作時、及び書き込み動作時に転送トランジスタに印加される電圧を示す。
読み出し動作時に非選択のワード線に印加される電圧VREADは、書き込み動作時に非選択のワード線に印加される電圧VPASSとほぼ等しい。そこで、この電圧VREADを利用する。
読み出し動作時には、電圧VREADをメモリセルへ転送するために、電圧VRDECは電圧“VREAD+Vth”に昇圧される。したがって、読み出し動作時に生成される電圧“VREAD+Vth”を利用し、書き込み動作時に、電圧VPASSが印加された期間Bで、電圧VRDECを電圧“VREAD+Vth”とする。このように、読み出し動作時に使用される電圧“VREAD+Vth”を、本実施形態の書き込み動作時にも利用すれば、新たに電源を生成する必要がないため、実施が容易となる。
以下に、読み出し動作時に生成される電圧“VREAD+Vth”、すなわち電圧VRDECとして供給される電圧“VREAD+Vth”を生成する昇圧回路について説明する。
図15は、電圧“VREAD+Vth”を生成する昇圧回路の回路図である。図15に示す昇圧回路は、高電圧のnMOSトランジスタHVNTr22〜HVNTr27、コンデンサC13〜C16、抵抗R6,R7、差動増幅器DA4、論理積否定回路ND6,ND7、インバータIV13〜IV16から構成されている。
nMOSトランジスタHVNTr22には電源電圧VCCが入力されている。差動増幅器DA4の負入力端には抵抗R6と抵抗R7間の電圧が入力され、正入力端には参照電圧VREFが入力される。差動増幅器DA4の出力端から出力された信号FLAGは、論理積否定回路ND7の第1入力端に入力され、論理積否定回路ND7の第2入力端には信号ENが入力される。インバータIV16から出力された信号PMP_ENは、論理積否定回路ND6の第1入力端に入力され、論理積否定回路ND6の第2入力端にはクロック信号CLKが入力される。そして、インバータIV15,IV14から出力されたクロック信号CLK7,CLK8は、図示するようにコンデンサC13〜C16にそれぞれ入力される。図15に示したこのような昇圧回路により、電圧“VREAD+Vth”が生成される。
以上説明したように第2実施形態では、書き込み動作時において、非選択のワード線に電圧VPASSが印加され、かつ選択されたワード線に電圧VPGMが印加されていない(選択ワード線が0V)期間Bに、転送トランジスタのゲートに電圧VRDEC(=VREAD+Vth)を印加し、非選択のワード線に電圧VPASSが印加される直前の期間Aに、転送トランジスタのゲートに電圧VRDEC(=VCC)を印加する。言い換えると、第2実施形態では、電圧VRDECを電圧VCCから電圧“VPGM+Vth”まで昇圧する間に、まず電圧VCCから電圧“VREAD+Vth”(中間電圧)まで昇圧して所定時間この電圧を維持し、その後、電圧“VREAD+Vth”から電圧“VPGM+Vth”まで昇圧している。これにより、書き込み動作時に、転送トランジスタに必要な最低電圧が必要な最短時間だけ印加されるようになり、転送トランジスタのゲート絶縁膜に印加される電圧ストレスを軽減することができる。その他の構成及び効果については第1実施形態と同様である。
なお、図15に示した昇圧回路はあくまで一例であり、所望の電圧が発生できる回路であればどのような回路タイプでも本実施形態に適用できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態のNAND型フラッシュメモリについて説明する。第1,第2実施形態では、電圧VRDECを電圧“VPGM+Vth”まで昇圧する間に、先に電圧VRDECを中間電圧まで昇圧し、その後、電圧VRDECを中間電圧から電圧“VPGM+Vth”まで昇圧した。この第3実施形態では、電圧VRDECを電圧VCCから電圧“VPGM+Vth(=VPGMH)”まで昇圧する間に、先に電圧VRDECを、電圧VCCから第1電圧レベルに昇圧した後、第2電圧レベルに昇圧し、その後、第2電圧レベルから電圧“VPGM+Vth”まで昇圧している。
図16(a)は、本発明の第3実施形態における転送トランジスタとNANDストリングの構成を示す回路図である。図16(b)は、第3実施形態において転送トランジスタTR0〜TR63,TRD,TRSに印加される電圧波形を示す図である。
図16(b)に示すように、電圧VPASSが印加される以前の期間A1では、電圧VRDECは電圧“VREAD+Vth(=VREDAH)”(第1電圧レベル)となっている。期間A1は、選択ゲート線SGDが0Vから電圧VSGDに立ち上がった期間である。次に、電圧VPASSが印加される以前の期間で、かつ期間A1の直後の期間A2では、電圧VRDECは電圧VPGM(第2電圧レベル)となっている。次に、電圧VPASSが印加された期間B、及び電圧VPGMが印加された期間Cでは、電圧VRDECは電圧“VPGM+Vth(=VPGMH)”となっている。このように、転送トランジスタのゲートに印加される電圧VRDECを制御することにより、転送トランジスタに印加されるストレス電圧及びストレス時間を軽減することができる。
第3実施形態では、書き込み動作時において、電圧VRDECを電圧VCCから電圧VPGMHまで昇圧する間に、まず電圧VCCから電圧VREADHまで昇圧して所定時間この電圧を維持し、さらに、電圧VREADHから電圧VPGMまで昇圧して所定時間この電圧を維持し、その後、電圧VPGMから電圧VPGMHまで昇圧している。すなわち、電圧VRDECを電圧VCCから電圧VPGMHまで昇圧する間に、第1電圧レベル、第1電圧レベルより高い第2電圧レベルの2段階で昇圧した後、電圧VRDECを電圧VPGMHに昇圧している。これにより、書き込み動作時に、転送トランジスタのゲート絶縁膜に印加される電圧ストレスを軽減することができる。
また、電圧VRDECの出力電圧の制御には、図7(b),図13(b)、及び図7(c),図13(c)に示したスイッチ信号及びコントロールスイッチ回路と同等な信号及び回路を用いればよい。その他の構成及び効果については第1実施形態と同様である。
なお、前述した各実施形態では、電圧VRDECが転送トランジスタのゲートに印加され、電圧VPASS,VPGMがソース−ドレイン間の電流通路に印加される例を説明したが、図1(c)に示した転送トランジスタHVPTr1ではゲートに0Vが印加され、ソース−ドレイン間の電流通路に電圧VRDECが印加される。このような場合でも、ゲート絶縁膜に高電圧ストレスが印加されることは同様であるため、前述した各実施形態で説明したように電圧VRDECを制御すれば、同様に転送トランジスタのゲート絶縁膜に印加される電圧ストレスを軽減することができる。
また、前述した各実施形態では、書き込み動作時に、転送トランジスタおいて書き込み電圧が転送される場合を例として説明したが、これに限るわけではなく、消去動作時に、転送トランジスタおいて消去電圧が転送される場合等、高電圧が転送される転送トランジスタにも同様に適用可能である。
本発明の実施形態によれば、書き込み動作時あるいは消去動作時等に用いられる高電圧を転送するための転送トランジスタに発生する電圧ストレスを緩和することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することが可能である。
また、前述した各実施形態はそれぞれ、単独で実施できるばかりでなく、適宜組み合わせて実施することも可能である。さらに、前述した各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。
本発明の第1実施形態のNAND型フラッシュメモリにおけるブロックの構成を示す図である。 NAND型フラッシュメモリを多値化した場合の、メモリセルのしきい値電圧の分布を示す図である。 NAND型フラッシュメモリを多値化した場合の、メモリセルのしきい値電圧の分布を示す図である。 転送トランジスタに印加される高電圧ストレスによるしきい値電圧の上昇を示す図である。 書き込み動作時に転送トランジスタに印加される印加時間によるしきい値電圧の変化を示す図である。 比較例としての転送トランジスタに印加される電圧波形を示す図である。 (a)は本発明の第1実施形態において転送トランジスタに印加される電圧波形を示す図であり、(b)は電圧VRDECを制御するためのスイッチ信号のタイミングチャートであり、(c)は電圧VRDECの出力電圧を制御するコントロールスイッチ回路の構成を示す図である。 第1実施形態における図7(c)に示したコントロールスイッチ回路の詳細な回路例を示す図である。 第1実施形態における図7(c)に示したコントロールスイッチ回路の詳細な回路例を示す図である。 第1実施形態における電圧“VPGM+Vth”を生成する昇圧回路の回路図である。 第1実施形態における電圧“VPASS+Vth”を生成する昇圧回路の回路図である。 第1実施形態におけるしきい値電圧Vthを生成するための回路図である。 (a)は本発明の第2実施形態において転送トランジスタに印加される電圧波形を示す図であり、(b)は電圧VRDECを制御するためのスイッチ信号のタイミングチャートであり、(c)は電圧VRDECの出力電圧を制御するコントロールスイッチ回路の構成を示す図である。 読み出し動作時及び書き込み動作時に転送トランジスタに印加される電圧を示す図である。 第2実施形態における電圧“VREAD+Vth”を生成する昇圧回路の回路図である。 (a)は本発明の第3実施形態における転送トランジスタとNANDストリングの構成を示す回路図であり、(b)は第3実施形態において転送トランジスタに印加される電圧波形を示す図である。
符号の説明
11…セルアレイユニット、12…ブロック選択スイッチ回路、13〜18…コントロールスイッチ回路、BL0,BL1…ビット線、CG0〜CG63…制御ゲート線、MC…メモリセル、NS0,NS1…NANDストリング、SELSRC…ソース線、SEL,SELn…選択信号、SGD,SGS,SG1〜SG2…選択ゲート線、ST1,ST2…選択ゲートトランジスタ、SW1_EN,SW2_EN,SW3_EN…スイッチ信号、TR0〜TR63,TRS,TRD…転送トランジスタ、TSS,TSD…選択トランジスタ、VCC…電源電圧、VPASS,VRDEC,VREAD…電圧、VPGM…書き込み電圧、Vth…しきい値電圧、WL0〜WL63…ワード線。

Claims (6)

  1. 浮遊ゲートと制御ゲートとを含むメモリセルを複数有し、複数の前記メモリセルの電流通路が直列に接続されたメモリセル群と、
    前記メモリセル群のメモリセルに書き込み電圧を転送するための第1転送トランジスタとを具備し、
    書き込み動作時に、非選択のメモリセルの制御ゲートに、電源電圧より高く、前記書き込み電圧より低い第1電圧が印加されるとき、前記第1転送トランジスタのゲートに、前記第1電圧より高く、前記書き込み電圧以下の中間電圧が印加されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 浮遊ゲートと制御ゲートとを含むメモリセルを複数有し、複数の前記メモリセルの電流通路が直列に接続されたメモリセル群と、
    前記メモリセル群のメモリセルの制御ゲートに接続された第1転送トランジスタとを具備し、
    書き込み動作時に、非選択のメモリセルの制御ゲートに、電源電圧より高く、前記書き込み電圧より低い第1電圧が印加されるとき、前記第1転送トランジスタのゲートに、前記第1電圧より高く、前記書き込み電圧以下の中間電圧が印加されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1転送トランジスタのゲートに接続された第2転送トランジスタをさらに具備し、
    前記書き込み動作時に、前記非選択のメモリセルの制御ゲートに前記第1電圧が印加されるとき、前記第2転送トランジスタの電流通路に前記中間電圧が印加されることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記中間電圧は、前記第1電圧より前記第1転送トランジスタのしきい値電圧分高い電圧であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記中間電圧は、読み出し動作時に非選択のメモリセルの制御ゲートに供給される第2電圧より、前記第1転送トランジスタのしきい値電圧分高い電圧であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記中間電圧は、先に第1電圧レベルになり所定期間維持された後、前記第1電圧レベルより高い第2電圧レベルになり所定期間維持されることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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