JP2010077326A - 接着剤組成物及び積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】可使時間を十分に確保でき、フィルムに対する接着強度に優れ、かつ耐熱耐湿性に優れた接着剤組成物、フィルム積層体を提供することである。
【解決手段】2以上のイソシアネート基を有する化合物と末端に芳香系アミノ基を有するポリアミンと溶剤を含むポリウレア接着剤組成物であって前記イソシアネート基を有する化合物がポリオールとイソシアネート化合物から合成された末端イソシアネートプレポリマーであるポリウレアウレタン接着剤組成物で、前記ポリオールの分子量が重量平均1400以上であることである。
【選択図】なし

Description

本発明は、フィルムの接着用樹脂組成物に関するものである。
ポリエステルフィルムは寸法安定性,耐薬品性,光学特性などのバランスに優れることから,工業用,包装用,磁気テープ,フィルムコンデンサなど向けに幅広く使われており、接着剤によりポリエステルフィルム同士または異種材料と接着され、機能性を付与されて接着されることが多い。しかし、設備面、作業性、接着力、耐久性等の十分な性能を有するものが現れていない。
ポリオール化合物(a)、有機ジイソシアネート(b)およびカルボキシル基を有するジオール化合物(c)を反応させて得られるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(d)と、ポリアミノ化合物(e)とを反応させて得られ、酸価が3〜25mgKOH/gであるポリウレタンポリウレア樹脂(A)と、エポキシ樹脂(B)とを含有する接着剤組成物、剥離基材上に、前記接着剤組成物からなる接着剤層を有する接着剤シート、およびフレキシブルプリント配線板に、前記接着剤シートを用いて補強材が固定されている補強材付きフレキシブルプリント配線板がポリイミドフィルムに対する接着性と耐ハンダリフロー性と保存安定性を併せ持つことが開示されている。(特許文献1)
分子内に少なくとも2個の水酸基と少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合とを有する化合物(E)、化合物(E)以外のポリオ−ル、およびポリイソシアネ−トを、反応させてなる末端イソシアナト基を有するウレタンプレポリマ−(C)に、特定構造の二級アミノ基を有する化合物(M)を反応させることを特徴とするウレタンウレア樹脂組成物の製造方法で、エチレン性不飽和二重結合を高密度で導入でき、基材への密着性と耐溶剤性とを両立できることが開示されている。(特許文献2)
ポリエステルポリオール(A)と、ポリイソシアネートと、イソシアネート基と反応しうる官能基および親水性基を有する化合物とを反応させてなる、末端が水酸基であり親水性基を有するポリウレタン樹脂を、乳化させた水性ポリウレタン樹脂を主剤とする金属フィルム用ドライラミネート接着剤組成物であって、前記ポリウレタン樹脂の酸価が、3〜15mg KOH/gであって、かつ、前記ポリエステルポリオール(A)は、ポリカルボン酸と、ポリオールとの縮合構造を含み、かつ、前記ポリカルボン酸が、ポリカルボン酸全体に対して60重量%超80重量%以下の芳香族ポリカルボン酸を含むものである金属フィルム用ドライラミネート接着剤組成物が、金属フィルムならびに各種フィルムに対し優れた接着性と塗工外観を示し、さらに耐レトルト性を有することが開示されている。(特許文献3)
アミノ安息香酸エステル基をもつアミン化合物と、芳香族ポリアミンと、ポリイソシアナートとからなる熱硬化性接着剤組成物がポリウレタンエラストマーなどに優れた接着力を示すことが開示されている。(特許文献4)
アミノ安息香酸エステル基をもつアミン化合物とポリイソシアナートを不活性溶媒に溶解してなる接着剤組成物が使用可能時間を調整でき、接着性が優れることが開示されている。(特許文献5)
特開2005−298812号公報 特開2005−89545号公報 特開2005−290285号公報 特開平1−121380号公報 特開平7−145366号公報
解決しようとする課題は、可使時間を十分に確保でき、フィルムに対する接着強度に優れ、かつ耐熱耐湿性に優れた接着剤組成物、フィルム積層体を提供することである。
請求項1の発明は、2以上のイソシアネート基を有する化合物と末端に芳香系アミノ基を有するポリアミンと溶剤を含むポリウレア接着剤組成物であって前記イソシアネート基を有する化合物がポリオールとイソシアネート化合物から合成された末端イソシアネートプレポリマーであることを特徴とするポリウレアウレタン接着剤組成物で可使時間と接着性に優れる。
請求項2の発明は、前記ポリウレアウレタン接着剤組成物の使途がフィルムラミネートであることを特徴とする請求項1記載のポリウレアウレタン接着剤組成物でフィルム−フィルム、フィルム−アルミニウム箔の接着ができる。
請求項3の発明は、請求項1記載のポリオールの分子量が重量平均1400以上であることを特徴とする請求項1乃至2いずれか記載のポリウレアウレタン接着剤組成物で可使時間が長く、接着性、耐熱、耐湿耐久性が高い。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれか記載のポリウレアウレタン接着剤組成物を用いたフィルム積層体で耐熱、耐湿耐久性の高い積層体となる。
本発明は、可使時間を長くでき、接着力、耐湿耐久性に優れる特徴を有する。
芳香族アミン樹脂
本発明のポリアミンは、化1に示す芳香族アミンであり、分子内に芳香環を有し、芳香環とアミノ基が直接結合しているもので、同一分子内に2つ以上のアミノ基を有するものである。溶剤と共に可使時間を確保できる。
Figure 2010077326
上記 化1のRの構造はポリエーテル、ポリエステル等があげられる。m=1〜2、n=2〜3
上記芳香族アミンの内、m=1、n=2で、Rがポリエーテルの市販製品としてエラストマー1000P(イハラケミカル(株)、商品名、アミン価80〜90)、VERSALINKP−1000(エアプロダクツジャパン(株)、商品名、アミン価80〜90)がある。
末端イソシアネートプレポリマー
本発明では、イソシアネート基を有する化合物とポリオールとから合成された末端イソシアネートプレポリマーを末端イソシアネートプレポリマーと言う。また、2以上のイソシアネート基を有する化合物をポリイソシアネートと言う。本発明の末端イソシアネートプレポリマーに使用するポリオールはポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートジオール、ひまし油変性ポリオールなどが使用することができ、分子量は重量平均1400以上のポリオールであると接着力がさらに良好となり、耐久性が増し好ましい。
前記ポリイソシアネートは汎用のポリウレタンエラストマー製造に使用されている任意のポリイソシアネートでよい。例としてヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、2−イソシアネートエチル−2,6−ジイソシアネートヘキサノエート、トリス(6−イソシアネートヘキシル)イソシアヌレート、トリメチロールプロパンとヘキサメチレンジイソシアネートの付加体、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI)及びこれら2,4−TDIと2,6−TDIの混合物、2,4−トリレンジイソシアネートの二量体、キシレンジイソシアネート(XDI)、メタキシリレンジイソシアネート(MXDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ビフェニルジイソシアネート、ジフェニルエーテル−4,4′−ジイソシアネート、3,3′−ジトルエン−4,4′−ジイソシアネート(TODI)、ジアニシジンジイソシアネート(DADI)、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、トリフェニルメタントリイソシアネート(TTI)(以上()内は略号)が挙げられる。
ポリウレアウレタン樹脂
本発明では前記末端イソシアネートプレポリマーすなわちポリオールとイソシアネート化合物から合成された末端イソシアネートプレポリマーと芳香族アミンによる反応生成物をポリウレアウレタン樹脂という。
本発明の接着組成物は未処理のフィルムでも可能であるが、接着性の信頼度を上げるために表面を易接着処理して使用することも出来る。処理方法としては、コロナ処理、プラズマ処理、フレーム処理、化学的処理、サンドマット加工などがあげられ、これらを必要に応じて選択することができる。
作業性を確保する為と、可使時間を伸ばす目的のために有機溶剤を加える。加える有機溶剤はイソシアネートおよびアミンとの反応性を持たない有機溶剤であり、大気中(23℃、1気圧)における沸点が40℃以上140℃未満であることが好ましい。40℃より低い場合では蒸発速度が速すぎるため塗布時の粘度が不安定であったり、塗布後の樹脂のレベリング性が低下したりする。また140℃以上の場合では溶媒の乾燥時間が長くなりすぎコスト高につながる。
添加剤
塗布或いは接着力発現に至るまで、接着剤厚み維持、流失防止、塗布平滑性等に揺変剤、高分子ポリマー、界面活性剤、減粘剤、減粘及び表面濡れ改質に溶剤等を含むことができる。充填剤として、例えば、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化マグネシウム、タルク、水酸化マグネシウム、窒化ホウ素、酸化亜鉛、酸化チタン等が用いることができる。添加剤は末端イソシアネートプレポリマーと芳香族アミンの合計重量に対して50重量%を限度として配合することができる。
また、反応を速めるため、触媒として、ポリウレタンやポリウレアの製造において常用されるジブチル錫ジラウレート等の金属触媒やトリエチルアミン等の三級アミン触媒を用いることもできる。
実施例・比較例を示し、詳細に説明する。結果を表1〜3に記した。
本発明では活性イソシアネート基を有する組成物を主剤、アミノ基を有する組成物を硬化剤とし、合成例を示す。
主剤1
クラレポリオールP−2010((株)クラレ、商品名、ポリエステルポリオール、分子量2000、2官能、水酸基価56mgKOH/g)を48重量部、G−4000(ADEKA(株)、商品名、ポリエーテルポリオール、分子量4000、3官能、水酸基価43mgKOH/g)を12重量部混合し、ミリオネートMT(日本ポリウレタン(株)、商品名、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、NCO%33.6重量%)を40重量部加え80℃3時間反応させて得られた末端イソシアネートプレポリマー(NCO%:11.0%)を50重量部と酢酸エチル50重量部を混合し、主剤1とした。
主剤2
クラレポリオールP−4050((株)クラレ、商品名、ポリエステルポリオール、分子量4000、2官能、水酸基価28mgKOH/g)を60重量部、クラレポリオールP−1050((株)クラレ、商品名、 ポリエステルポリオール、分子量1000、2官能、水酸基価112mgKOH/g)を10重量部混合し、ミリオネートMTを20重量部加え80℃3時間反応させて得られた末端イソシアネートプレポリマー(NCO%:5.1%)を50重量部と酢酸エチル50重量部を混合し、主剤2とした。
主剤3
T4671(旭化成ケミカルズ(株)、商品名、ポリカーボネートジオール、分子量2000、2官能、水酸基価110mgKOH/g)を30重量部、アデカポリエーテルP3000((株)ADEKA、商品名、ポリエーテルポリオール、分子量3000、2官能、水酸基価37mgKOH/g)を30重量部混合し、ミリオネートMR−200(日本ポリウレタン(株)、粗ジフェニルメタンジイソシアネート、NCO%:31.1%)を100重量部加え80℃3時間反応させて得られた末端イソシアネートプレポリマー(NCO%:18.2%)を50重量部とメチルエチルケトン50重量部を混合し、主剤3とした。
主剤4
クラレポリオールP−2010((株)クラレ、商品名、ポリエステルポリオール(分子量2000、2官能))を48重量部、G−4000(ADEKA(株)、商品名、ポリエーテルポリオール、分子量4000、3官能)を12重量部混合し、コロネートHX(日本ポリウレタン(株)、商品名、ヘキサメチレンジイソシアネート変性品、NCO21重量%)を76重量部加え、反応触媒としてSTANN BL(商品名、ジブチル錫ジラウレート)0.4重量部を混合してから80℃3時間反応させて得られた末端イソシアネートプレポリマー(NCO%:10.0%)を50重量部とメチルエチルケトン50重量部を混合し、主剤4とした。
主剤5
エクセノール850(旭硝子(株)、商品名、グリセリン変性ポリオール、分子量7000、3官能、水酸基価24mgKOH/g)を30重量部とアデカポリエーテルP3000を10重量部混合し、コロネートHXを80重量部加え反応触媒としてSTANN BL0.4重量部を混合してから80℃3時間反応させて得られた末端イソシアネートプレポリマー(NCO%:13.3%)を50重量部とトルエン50重量部を混合し、主剤5とした。
主剤6
クラレポリオールP−2010を48重量部、G−4000を12重量部混合し、ミリオネートMTを15重量部加え80℃3時間反応させて得られた末端イソシアネートプレポリマー(NCO%:3.5%)を50重量部とトルエン50重量部を混合し、主剤6とした。
主剤7
クラレポリオールP−4050を10重量部、HS2G−270B(豊国製油(株)、商品名、ひまし油変性ポリオール、分子量430、2官能、水酸基価266mgKOH/g)を30重量部混合し、ミリオネートMTを40重量部加え80℃3時間時間反応させて得られた末端イソシアネートプレポリマー(NCO%:9.1%)を50重量部と酢酸エチル50重量部を混合し、主剤7とした。
主剤8
ミリオネートMT(NCO%:33.6%)と酢酸エチル50重量部を混合し、主剤9とした。(末端イソシアネートプレホリマーではないポリイソシアネート例として)
硬化剤1
エラストマー1000Pを50重量部と酢酸エチル50重量部を配合したものを硬化剤1とした。
硬化剤2
VERSALINKP−1000を50重量部と酢酸エチル50重量部を配合したものを硬化剤2とした。
硬化剤3
ジェファーミンD−230(ハンツマン社、商品名、ポリオキシアルキレンジアミン、活性基当量60)を50重量部と酢酸エチル50重量部を配合したものを硬化剤3とした。
主剤1を50重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、実施例1の接着剤組成物とした。
主剤2を100重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、実施例2の接着剤組成物とした。
主剤3を20重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、実施例3の接着剤組成物とした。
主剤4を60重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、実施例4の接着剤組成物とした。
主剤5を42重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、実施例5の接着剤組成物とした。
主剤6を154重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、実施例6の接着剤組成物とした。
主剤7を40重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、実施例7の接着剤組成物とした。
主剤1を45重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、実施例8の接着剤組成物とした。
主剤2を95重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、実施例9の接着剤組成物とした。
主剤3を20重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、実施例10の接着剤組成物とした。
主剤4を56重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、実施例11の接着剤組成物とした。
主剤5を40重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、実施例12の接着剤組成物とした。
主剤6を150重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、実施例13の接着剤組成物とした。
主剤7を38重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、実施例14の接着剤組成物とした。
比較例1
主剤8を16重量部に対して、硬化剤1を100重量部混合し、比較例1の接着剤組成物とした。
比較例2
主剤8を15重量部に対して、硬化剤2を100重量部混合し、比較例2の接着剤組成物とした。
比較例3〜10
硬化剤3、100重量部に対して主剤1〜8をそれぞれ、630重量部、1271重量部、252重量部、700重量部、526重量部、1942重量部、514重量部、208重量部それぞれ配合し、比較例3〜10の可使時間比較用接着剤組成物とした。
Figure 2010077326
Figure 2010077326
表1及び表2の評価方法は実施例1〜14、比較例1〜2の接着組成物を、乾燥膜厚5μmとなるようにポリエステルフィルム基材に塗布し、100℃1分間で乾燥させて後にナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、アルミニウム箔それぞれの基材に重ねゴムローラーを用いて貼り合わせ、80℃で12時間加熱硬化させ、得られたフィルム積層体を15mm幅の短冊状に切り出し、JIS K6854−2に準拠して、引っ張り速度50mm/分ではく離接着強さ(180度はく離)試験により測定した。また同様に耐久試験として、貼り合せ試験体を85℃85%RH環境で1000時間静置したのち、上記と同じくはく離接着強さ試験を測定した。なお、表1、表2のそれぞれn=5で平均値を記した。使用基材、はく離強度の構成1〜3を下記に示した。
ポリエステルフィルム基材:コスモシャインA−4100(未処理側を接着評価)(東洋紡績(株)、商品名、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、125μm厚)
ナイロンフィルム基材:サントニールSNR(三菱樹脂(株)、商品名、二軸延伸ナイロンフィルム、15μm厚)
アルミニウム箔基材:25μm軟質アルミニウム(東洋アルミニウム(株)製)

構成1:ポリエステルフィルム基材/ナイロンフィルム基材
構成2:ポリエステルフィルム基材/ポリエステルフィルム基材
構成3:ポリエステルフィルム基材/アルミニウム箔基材
Figure 2010077326
可使時間:実施例、比較例の23℃の初期粘度と23℃3時間静置後の粘度増加率が10%未満のものを○、10%以上のものを×とした。

Claims (4)

  1. 2以上のイソシアネート基を有する化合物と末端に芳香系アミノ基を有するポリアミンと溶剤を含むポリウレア接着剤組成物であって前記イソシアネート基を有する化合物がポリオールとイソシアネート化合物から合成された末端イソシアネートプレポリマーであることを特徴とするポリウレアウレタン接着剤組成物。
  2. 前記ポリウレアウレタン接着剤組成物の使途がフィルムラミネートであることを特徴とする請求項1記載のポリウレアウレタン接着剤組成物。
  3. 請求項1記載のポリオールの分子量が重量平均1400以上であることを特徴とする請求項1乃至2いずれか記載のポリウレアウレタン接着剤組成物。
  4. 請求項1乃至3いずれか記載のポリウレアウレタン接着剤組成物を用いたフィルム積層体。
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