JP2010076933A - 冊子供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冊子にダメージを与えずに、冊子を確実に搬出することができる冊子供給装置を提供する。
【解決手段】 冊子供給装置1は、冊子3を収納する冊子収納部2と、冊子収納部2の最下部から冊子3を水平方向に搬出する冊子搬出部4と、積み重ねられた冊子3の途中位置に冊子収納部2の一側から当接し、その当接状態で上昇するゴム26を備える。ゴム26を昇降させる昇降手段は、駆動モータ17と、駆動モータ17の回転軸17aに固定されたウォーム18と、ウォーム18に噛合するウォームホイール19と、先端にゴム26が設けられたアーム25とを有する。アーム25は、揺動自在に連結軸27に設置され、バネ28によって冊子3に向けて付勢されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積み重ねられた冊子の最下部から冊子を搬出する冊子供給装置に関する。
従来、このような分野の技術として、特開2004−59181号公報がある。この公報に記載された冊子供給装置は、冊子収納部の最下部に配置された冊子の端縁を当接し冊子を搬出する搬出ツメを備え、冊子の端縁と当接する搬出ツメの部分が逆くさび状に形成されている。そして、このように構成された搬出ツメを利用し冊子の端縁を当接することにより、冊子を確実に搬出することができる。
特開2004−59181号公報
しかしながら、前述した冊子供給装置では、積み重ねる冊子の数量が多くなると、積み重ねられた冊子の自重により冊子収納部の最下部の冊子にかかる重量が大きくなるので、最下部の冊子を送り出し難くなる。この問題を解決するため、搬出ツメを駆動するモータの出力を高くし、冊子を押し出す力を強くする方法も挙げられるが、この場合には、強い押し出す力によって冊子にダメージを与える問題点があった。
本発明は、冊子にダメージを与えずに、冊子を確実に搬出することができる冊子供給装置を提供することを目的とする。
本発明に係る冊子供給装置は、上下方向に積み重ねられた冊子の最下部から冊子を順次搬出する冊子供給装置において、冊子を収納するための冊子収納部と、冊子収納部の最下部から冊子を水平方向に搬出する冊子搬出部と、積み重ねられた冊子の途中位置に冊子収納部の一側から当接し、その状態で上昇する押上部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る冊子供給装置では、積み重ねられた冊子の途中位置に当接しその当接状態で上昇する押上部を備えるので、この押上部は、冊子収納部の一側から冊子に当接し冊子を反対側の冊子収納部の壁面まで押し付け、冊子と壁面との当接部分を支点として冊子を押し上げることができる。このため、積み重ねられた冊子の最下部の冊子にかかる重量を軽減することができ、冊子にダメージを与えずに冊子を確実に搬出することが可能となる。
本発明に係る冊子供給装置において、押上部は、昇降手段によって昇降し、先端に押上部が設けられたアームは、揺動手段によって揺動することが好適である。
この場合にあっては、押上部を容易に昇降させることができると共に、その押上部を冊子に容易に当接させることができる。
本発明に係る冊子供給装置において、昇降手段は、駆動モータと、駆動モータの回転軸に固定されるウォームと、ウォームに噛合すると共に側面にカム溝が設けられたウォームホイールと、カム溝と係合する従動ピンと、を備え、アームは、従動ピンを介しウォームホイールに連結されていることが好適である。
この場合にあっては、ウォームギア及びカム機構を利用し、ウォームホイールの回転によってアームを昇降させる。従って、アームの先端に設けられた押上部は容易に昇降することができる。また、カム溝がウォームホイールの側面に設けられるので、昇降手段を納めるスペースを小さくすることができ、冊子供給装置の薄型化を図ることが可能となる。
本発明に係る冊子供給装置において、揺動手段は、冊子収納部の外壁に回転自在に取り付けられるローラと、アームに設けられ、上下方向に延在すると共にローラが摺接する摺接部と、アームを積み重ねられた冊子に向けて付勢する付勢手段と、を備え、摺接部は、上下方向に沿って延在する第1の摺接部と第2の摺接部と、第1の摺接部と第2の摺接部との間に配置されると共に上から下に向かって低くなる傾斜部とを有することが好適である。
この場合にあっては、摺接部が設けられたアームと、この摺接部と摺接するローラと、アームを積み重ねられた冊子に向けて付勢する付勢手段とを利用し、アームの先端に設けられた押上部を容易に冊子に当接させ、または冊子から離間させることができる。
本発明に係る冊子供給装置において、冊子搬出部は、押上部による冊子の押し上げ側から冊子を押出し搬出することが好適である。
この場合にあっては、冊子収納部の最下部から冊子を容易に搬出することができる。
本発明によれば、冊子にダメージを与えずに、冊子を確実に搬出することができる冊子供給装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る冊子供給装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、冊子供給装置1は、上下方向に積み重ねられた冊子3の最下部から冊子3を一冊ずつ搬出するための装置であり、冊子3を収納するための冊子収納部2と、冊子収納部2の最下部から冊子3を水平方向に搬出する冊子搬出部4と、積み重ねられた冊子3の途中位置に当接し冊子3を押し上げる押上ユニット5とを備えて構成されている。
冊子収納部2は、台座6に立設され、収納される冊子3の形状に合わせて断面矩形状に形成されている。この冊子収納部2は、上方から冊子3を入れるように上方に開口されている。その内部には、複数の冊子3が上下方向に積み重ねている。これらの冊子3は、例えばパスポートや預金通帳のような二つ折りにしたものであり、開いた状態で向きを揃って冊子収納部2に収納されている。積み重ねられた冊子3の最上面には、錘部材7が載せられている。このようにすれば、錘部材7の重量を利用して、全ての冊子3を冊子収納部2の底面に向かわせることができる。
冊子搬出部4は、冊子収納部2の下方に配設され、水平方向(図3の矢印F参照)に沿って往復移動可能に設けられている。この冊子搬出部4は、繰出し部8に設置された一対のツメ9,10を利用し、冊子3の端縁と当接しその冊子3を冊子収納部2の外部に押し出す。
図2に示すように、繰出し部8は、歯付ベルト13に固定されている。この歯付ベルト13は、歯付の駆動プーリ12と歯付の従動プーリ11との間に張設されている。駆動プーリ12は、駆動軸14を介し駆動モータ15に連結されている。そして、駆動軸14は、駆動モータ15によってギアを介して正転及び逆転させられる。
従って、駆動モータ15によって駆動プーリ12が正転させられると、歯付ベルト13に固定された繰出し部8が水平方向に沿って前進し、これによって、繰出し部8に設置されたツメ9,10は、冊子収納部2の最下部に位置する冊子3の端縁に当接し、冊子3を冊子収納部2の外部に搬出する。一方、駆動モータ15によって駆動プーリ12が逆転させられると、歯付ベルト13に固定された繰出し部8が水平方向に沿って後退し、これによって、繰出し部8に設置されたツメ9,10は元の位置に戻る。
押上ユニット5は、取り付け板16を介し冊子収納部2の外壁2aに取り付けられている。図5及び図6に示すように、この取り付け板16は、一枚の平板の折り曲げにより成形されたものであり、冊子収納部2の外壁2aと平行するフランジ部16a,16bを有する。フランジ部16a,16bには、それぞれ貫通穴が設けられている。取り付け板16は、この貫通穴に挿入されるボルト(図示せず)によって冊子収納部2の外壁2aに固定されている。
また、取り付け板16には、駆動モータ17を載置するためのモータ載置部16cが設けられている。このモータ載置部16cは、水平方向に延在し、その中央には駆動モータ17の回転軸17aが挿通される貫通穴16dが設けられている。そして、駆動モータ17は、モータ載置部16cに載置され支持される。駆動モータ17の回転軸17aは、貫通穴16dを挿通し、モータ載置部16cの下面に配置されたウォーム18に圧入される。
図4に示すように、押上ユニット5は、駆動モータ17と、駆動モータ17の回転軸17aに固定されたウォーム18と、ウォーム18に噛合するウォームホイール19とを備えている。ウォームホイール19は、円板状に形成され、ピン21を介し取り付け板16に回転自在に取り付けられている。ウォームホイール19の側面19aには、カム溝20が設けられている(図6参照)。また、ウォームホイール19の側面19aには、貫通穴19bが形成されている。この貫通穴19bは、後述する上限位置検出センサ41と下限位置検出センサ42から発する赤外線を通すための穴である。
押上ユニット5は、積み重ねられた冊子3側に移動可能に設けられた可動部22を備えている。この可動部22は、カム溝20と係合する従動ピン23を有する。従動ピン23は、ウォームホイール19のカム溝20に挿入され、カム溝20と摺動可能になっている。従って、ウォームホイール19が回転すると、可動部22は、ウォームホイール19の回転によって上下方向に沿って往復移動することとなる。この従動ピン23と、駆動モータ17と、ウォームギア18と、ウォームホイール19とは、後述するゴム26を昇降させるための昇降手段を構成する。
図7に示すように、可動部22は、スライダ24とスライダ24の上方に配置されたアーム25とを備えている。スライダ24は、一枚の薄板を断面コ字状に折り曲げることにより形成されたものであり、冊子収納部2の外壁2aと平行する基部24aと、基部24aの両端から立設される一対の立設部24b,24cとから構成されている(図8参照)。
立設部24b,24cの上部には、互いに対向する一対の貫通穴24d,24eが形成され、立設部24b,24cの下部には、互いに対向する一対の貫通穴24f,24gが形成されている。また、基部24aには、貫通穴24hが設けられている。この貫通穴24hには、従動ピン23が圧入される。
図9に示すように、アーム25は、一枚の平板を所定の形状に打ち抜き加工した後、その平板の折り曲げにより成形される。このアーム25は、冊子収納部2の外壁2aと平行するベース部25aと、ベース部25aの両端から立設されると共に互いに平行に配置された側板25b,25cとを備えている。
側板25b,25cには、互いに対向する一対の貫通穴25d,25eが形成されている。更に、ベース部25aには、側板25b,25cの立設方向と逆方向に延在し、ゴム(押上部)26を保持する保持板25f,25gが設けられている。これらの保持板25f,25gは、互いに平行し、ベース部25aと共にゴム26を保持する。
ゴム26は、アーム25の先端に配置され、積み重ねられた冊子3の途中位置に当接し、その状態で上昇するもの押上部として機能している。本実施形態において、押上部としてゴム製のものを用いたが、これに限らず、プラスチック製のものや、溝を有する金属製のものを用いてもよい。
冊子収納部2の外壁2aに面する側板25b,25cの板厚部分は、後述するローラ37,38が摺接するための摺接部39,40を形成する。摺接部39,40は、上下方向に延在している。摺接部39,40には、上から下に向かって低くなる傾斜部39b,40bが形成されている。そして、傾斜部39b,40bによって高くされた側(すなわち上側)が第1の摺接部39a,40aを形成し、傾斜部39b,40bによって低くされた側(すなわち下側)が第2の摺接部39c,40cを形成する。
このように構成されたスライダ24及びアーム25は、アーム25をスライダ24の内側に配置され、貫通穴24d,24e,25d,25eを挿通する連結軸27によって互いに連結されている。連結軸27は、水平方向Fと直交する水平軸である。そして、アーム25は、連結軸27周りに揺動自在に連結軸27に設置されている。連結軸27の両端部には、スライダローラ29,30が回転自在に配設されている。スライダ24の貫通穴24f,24gには、回転軸31が挿通され、回転軸31の両端部には、スライダローラ32,33が回転自在に配設されている。
図7示すように、連結軸27には、バネ(付勢部材)28が取り付けられている。バネ28は、金属ワイヤをV字状に曲げることにより形成されたものであり、バネ28の両端が連結軸27に固定されている。このバネ28は、アーム25のベース部25aの背面に当接し、アーム25を積み重ねられた冊子3に向けて付勢している。
スライダ24の両側には、スライダ24をガイドするスライダガイド板34,35が配置されている(図5参照)。このスライダガイド板34,35は、断面略Z字状に形成され、ネジ(図示せず)で冊子収納部2の外壁2aに固定されている。そして、スライダ24に取り付けられたスライダローラ29,30,32,33は、スライダガイド板34,35にガイドされながら上下方向に沿って冊子収納部2の外壁2aに摺動する。
図5に示すように、冊子収納部2の外壁2aの下部であって可動部22の設置位置に対応する箇所には、切欠部2bが設けられている。この切欠部2bは、ゴム26が積み重ねられた冊子3の途中位置に当接しその当接状態で冊子3を押し上げるように所定の高さに形成されている。切欠部2bの両端には、外壁2aから外方に突出する一対の取り付け部2c,2dが配置されている。これらの取り付け部2c,2dには、互いに対向する一対の貫通穴2e,2gが形成されている。
貫通穴2e,2gの内部には、回転軸36が挿通されている。この回転軸36の両端部であって取り付け部2c,2dの外側には、ローラ37,38が回転自在に配設されている。そして、これらのローラ37,38は、アーム25の摺接部39,40に摺接する。
ここで、バネ28、アーム25の摺接部39,40、及び摺接部39,40に摺接するローラ37,38は、アーム25を揺動させる揺動手段を構成する。具体的には、ローラ37,38が第1の摺接部39a,40aに摺接する時に、アーム25が積み重ねられた冊子3に接触しない。このとき、アーム25の先端に設けられたゴム26は、積み重ねられた冊子3から離れる状態となる。
一方、ローラ37,38が傾斜部39b,40bに摺接する時に、バネ28の付勢力によりアーム25が連結軸27を軸として積み重ねられた冊子3側に回転する。これによって、ゴム26は、積み重ねられた冊子3に接近し、最終的に積み重ねられた冊子3の途中位置に当接することになる。そして、ローラ37,38が傾斜部39b,40bを経て第2の摺接部39c,40cに摺接する時に、アーム25の回転が停止し、ゴム26は冊子3に当接した状態を維持する。
また、取り付け板16には、可動部22の上限位置を検出する上限位置検出センサ41と、下限位置を検出する下限位置検出センサ42とが取り付けられている。この上限位置検出センサ41と下限位置検出センサ42とは、例えば赤外線を用いた反射型光センサである。
以下、冊子供給装置1の動作について説明する。駆動モータ17が回転すると、ウォーム18が回転し、このウォーム18と噛合するウォームホイール19も回転する。そして、ウォームホイール19にカム溝20が設けられ、可動部22が従動ピン23を介してカム溝20に連結しているので、可動部22は、ウォームホイール19の回転によって上下方向に沿って上昇する。
可動部22の上昇に従い、ローラ37,38がアーム25の第1の摺接部39a,40aを経て傾斜部39b,40bに摺接する。このとき、アーム25は、バネ28の付勢力によって連結軸27を軸とし冊子収納部2側に回転する。これによって、アーム25に設けられたゴム26は、積み重ねられた冊子3の途中位置に当接し、冊子3を冊子収納部2の外壁2aと対向する外壁2f側に押し付ける(図3参照)。そして、冊子3は外壁2fの内壁面と当接する。更に可動部22が上昇すると、ゴム26は、冊子3と内壁面との当接部分を支点として冊子3を押し上げることとなる。
ウォームホイール19が180°回転したところ、可動部22が上限位置に達する。その上限位置は上限位置検出センサ41によって検出され、駆動モータ17の回転が停止する。これによって、冊子3は、ゴム26により押し上げられた状態で保持される。
このとき、冊子搬出部4のツメ9,10は、ゴム26による冊子3の押し上げ側から冊子3を押し出し、冊子収納部2の最下部から冊子3を搬出する。最下部の冊子3を搬出した後、ツメ9,10は元の位置(待機位置)まで戻る。
駆動モータ17が再び回転すると、ウォームホイール19が回転して、可動部22は降下し元の位置(待機位置)まで戻る。このとき、ローラ37,38が第2の摺接部39c,40cを経て傾斜部39b,40bに摺接し、ゴム26は徐々に冊子3から離れる。
そして、ウォームホイール19が更に180°回転したところ、可動部22が下限位置に達する。その下限位置が下限位置検出センサ42によって検出され、駆動モータ17の回転が停止する。これによって、一連の動作が終了する。
このように構成された冊子供給装置1にあっては、積み重ねられた冊子3の途中位置に当接しその当接状態で上昇するゴム26を備えるので、ゴム26は、冊子収納部2の一側から冊子3に当接し、冊子3を反対側の冊子収納部2の壁面まで押し付け、冊子3と壁面との当接部分を支点として冊子3を押し上げることができる。従って、積み重ねられた冊子3の最下部の冊子3にかかる重量を軽減することができ、冊子3にダメージを与えずに冊子3を確実に搬出することが可能となる。
また、ウォームギア及びカム機構を利用し、ウォームホイール19の回転によってアーム25を昇降させる。従って、アーム25の先端に設けられたゴム26は容易に昇降させることができる。また、カム溝20がウォームホイール19の側面に設けられるので、押上ユニット5を納めるスペースを小さくすることができ、冊子供給装置1の薄型化を図ることが可能となる。
更に、冊子搬出部4は、ゴム26による冊子3の押し上げ側から冊子3を押出し搬出するので、ゴム26による冊子3の押し上げ側以外の方向から冊子3を押し出す場合と比べ、冊子収納部2の最下部から冊子3を容易に搬出することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記の実施形態では、昇降手段は駆動モータ15と、ウォーム18と、側面19aにカム溝20が設けられたウォームホイール19とから構成されているが、これに限らず、例えばスプロケットとこのスプロケットに巻回されるチェーンとを備える昇降手段を用いてもよい。
本発明に係る冊子供給装置の実施形態を示す斜視図である。 図1に示された冊子供給装置の正面図である。 冊子搬出部の搬出操作及び押上ユニットの押上操作を示す図である。 押上ユニットを示す正面図である。 押上ユニットを示す分解斜視図である。 取り付け板とウォームホイールとの位置関係を示す斜視図である。 可動部を示す斜視図である スライダを示す斜視図である。 アームを示す斜視図である。
符号の説明
1…冊子供給装置、2…冊子収納部、2a…外壁、3…冊子、4…冊子搬出部、17…駆動モータ、17a…回転軸、18…ウォーム、19…ウォームホイール、19a…側面、20…カム溝、23…従動ピン、25…アーム、26…ゴム(押上部)、28…バネ(付勢手段)、37,38…ローラ、39,40…摺接部、39a,40a…第1の摺接部、39b,40b…傾斜部、39c,40c…第2の摺接部。

Claims (5)

  1. 上下方向に積み重ねられた冊子の最下部から前記冊子を順次搬出する冊子供給装置において、
    前記冊子を収納するための冊子収納部と、
    前記冊子収納部の最下部から前記冊子を水平方向に搬出する冊子搬出部と、
    積み重ねられた冊子の途中位置に前記冊子収納部の一側から当接し、その状態で上昇する押上部と、
    を備えたことを特徴とする冊子供給装置。
  2. 前記押上部は、昇降手段によって昇降し、
    先端に前記押上部が設けられたアームは、揺動手段によって揺動することを特徴とする請求項1に記載の冊子供給装置。
  3. 前記昇降手段は、
    駆動モータと、
    前記駆動モータの回転軸に固定されるウォームと、
    前記ウォームに噛合すると共に側面にカム溝が設けられたウォームホイールと、
    前記カム溝と係合する従動ピンと、
    を備え、
    前記アームは、前記従動ピンを介し前記ウォームホイールに連結されていることを特徴とする請求項2に記載の冊子供給装置。
  4. 前記揺動手段は、
    前記冊子収納部の外壁に回転自在に取り付けられるローラと、
    前記アームに設けられ、前記上下方向に延在すると共に前記ローラが摺接する摺接部と、
    前記アームを積み重ねられた冊子に向けて付勢する付勢手段と、
    を備え、
    前記摺接部は、前記上下方向に沿って延在する第1の摺接部と第2の摺接部と、前記第1の摺接部と前記第2の摺接部との間に配置されると共に上から下に向かって低くなる傾斜部とを有することを特徴とする請求項2又は3に記載の冊子供給装置。
  5. 前記冊子搬出部は、前記押上部による前記冊子の押し上げ側から前記冊子を押出し搬出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の冊子供給装置。
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