JP3244949U - ウェハカセット保存装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハカセットのドアカバーを選択的に開けることができ、ウェハカセットの種類に対応した積載台に保存でき、多様性と多機能を備えるウェハカセット保存装置を提供する。【解決手段】ウェハカセット保存装置は、ウェハカセット載置台1と、保存装置2と、ドアオープン装置と、積載台と、昇降装置と、制御基板27とからなり、ウェハカセット載置台は、横方向に移動し且つウェハカセットを置くためのプラットフォーム装置を備え、プラットフォーム装置には少なくとも1つの識別部品が設けられる。ウェハカセット載置台の一側には保存装置が設けられ、保存装置の一側面は第1送入口を備え、保存装置の他側面には第2送入口が設けられる。保存装置には、独立して作動し且つウェハカセットのドアを開ける複数のドアオープン装置が設けられる。保存装置内には、異なる種類のウェハカセットを保存できる複数の積載台が設けられ、積載台には昇降装置が連結される。【選択図】図1

Description

本考案は、ウェハカセット保存装置に関し、特に、1つのウェハカセットのドアカバーを単独で開けることができ且つ複数の異なる種類のウェハカセットを保存することができるとともに、保存装置内に外部のダストが侵入するのを効果的に防ぐことのできるウェハカセット保存装置に関する。
従来の電子製品が勢いよく発展するにつれて、電子部品のニーズもますます高まっている。そのため、半導体工場が拡張され生産効率が向上している。そのうち、ウェハの保存は特に重要であり、ウェハが適切に保存されることで、その後に続く生産作業もスムーズに行われるとともに収率が向上する。しかしながら、これまでウェハの保存はほとんどシステム化されておらず、設計が複雑であるとともに支出コストも高い。
このため、複数のウェハカセットを保存することのできる保存装置を開発したメーカーもある。主に、複数の同タイプのウェハカセットが保存装置内に保存され、ウェハカセット内のウェハ片を取り出してその他の設備でその他のプロセスを実行するまたはウェハ片を出し入れする必要がある場合には、ドアオープン装置によって全てのウェハカセットのドアカバーが開けられることで、ロボットアームによってウェハカセット内からウェハ片が取り出される。
しかしながら、上述の保存装置を使用する際に,以下に挙げる問題点及び欠点が存在し、改善が期待されている。
複数のウェハカセットを保存することができるが、同タイプのウェハカセットしか保存することができない。仮に異なるタイプのウェハカセットを保存装置内に入れると、ドアオープン装置によってウェハカセットのドアカバーを開けることができなくなる、または、ドアオープンの誤動作が生じてしまう。さらに、ウェハカセットのうち1つのみを出し入れしたい場合、その他の出し入れする必要のないウェハカセットのドアカバーも同時に開けられるため、露出が生じるとともに、送入口にもドア体が設計されていないため、保存装置内にダストが侵入し汚染されてしまう。
従って、本考案の申請者は、上述の欠点に鑑み、関連データを収集するとともに、多方面の検討と考慮を行い、且つ本業界で蓄積された長年の経験に基づいて、弛まぬ試作と修正を経た末に、1つのウェハカセットのドアカバーを単独で開けることができ且つ複数の異なる種類のウェハカセットを保存することができるとともに、保存装置内に外部のダストが侵入するのを効果的に防ぐことのできるウェハカセット保存装置を考案した。
本考案は、複数のドアオープン装置を備えるとともに、各ドアオープン装置を単独で起動させることができることで、単一のウェハカセットのドアカバーを開けることができ、一つづつ独立して開けられるように設計されることで、その他のウェハカセットが空気中にさらされることがないとともに、複数の異なる種類のウェハカセットを保存することができることで、より多様性を備え、保存装置にはさらに多くの種類のウェハカセットを置くことができるという利点を備え、さらに、第1送入口にドア体を備えることで、保存装置内にダストが侵入しにくいウェハカセット保存装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の主な構造は、ウェハカセット載置台からなる。前記ウェハカセット載置台内は、横方向に移動でき且つウェハカセットを置くことのできるプラットフォーム装置を備えるとともに、プラットフォーム装置には、ウェハカセットのタイプを識別するための少なくとも1つの識別部品が設けられる。また、ウェハカセット載置台の一側には、保存装置が設けられ、前記保存装置における一側面は、プラットフォーム装置を入れることのできる第1送入口を備え、前記保存装置の他側面は、第2送入口を備えるとともに、第1送入口には、ドア体が設けられる。さらに、保存装置における第2伝送と同じ側面には、複数のドアオープン装置が備えられ、前記ドアオープン装置はいずれも独立して作動する。さらに、保存装置内には、複数の積載台が設けられ、各積載台にはそれぞれウェハカセットが置かれるとともに、各ウェハカセットは種類が異なる。また、積載台の一側には、昇降装置が設けられ、前記昇降装置は、各前記積載台を垂直に移動させることができる。最後に、保存装置には、制御基板が設けられ、前記制御基板は、保存モジュールを備える。
ウェハカセットがプラットフォーム装置上に置かれると、プラットフォーム装置上の識別部品によってウェハカセットの種類が識別されるとともに、識別部品によって識別されたウェハカセットの種類の情報が保存モジュールに送信されて保存される。それにより、ウェハカセットが積載台に移動された際に、保存モジュールによって保存されたウェハカセットの積載台の位置情報が記録されることで、昇降装置によって後に続いて行われる移載の動作がよりスムーズに行われる。言い換えると、ウェハカセットを保存装置内に保存したい場合、プラットフォーム装置が保存装置の積載台の上方まで横方向に移動し、正確な位置まで確実に到達した後、昇降装置は再び上昇してウェハカセットを上向きに支えることで、ウェハカセットがプラットフォーム装置から外される。この際、プラットフォーム装置は元の位置に戻されると同時にドア体が閉められることで、保存の動作が完了する。保存されたウェハカセットのうちの1つのウェハカセットを取り出したりその他の後に続くプロセスの動作を実行したりしたい場合、前記ウェハカセットのドアオープン装置に対応してそのウェハカセットのドアカバーを開け、ドアカバーが開けられた後、昇降装置によってそのウェハカセットは第2送入口まで移動されることで、前記ウェハカセットを容易に開けて取り出すことができる。取り上げる価値がある点として、識別部品は各ウェハカセットの種類に基づいて昇降装置及びドアオープン装置を制御することができるため、保存装置内に異なるタイプのウェハカセットが保存される場合も、相互に対応してドアオープンの動作または出し入れの動作が行われることで、一つのタイプのウェハカセットしか保存できないという制限がなくなる。
本考案における好ましい実施例の斜視図である。 本考案の好ましい実施例におけるウェハカセット載置台の斜視透視図である。 本考案の好ましい実施例における保存装置の斜視透視図である。 本考案の好ましい実施例におけるドアオープン装置の斜視図である。 本考案の好ましい実施例におけるドアオープン装置を別の角度から見た斜視図である。 本考案の好ましい実施例における位置決めの識別を示した図である。 本考案の好ましい実施例における横方向の移動を示した図である。 本考案の好ましい実施例における横方向に移動し位置決めされた状態を示した図である。 本考案の好ましい実施例における積載台が連結される前の状態を示した図である。 本考案の好ましい実施例における積載台が連結された後の状態を示した図である。 本考案の好ましい実施例におけるドア体を閉めた状態を示した図である。 本考案の好ましい実施例における自動でカバーが開く状態を示した第1図である。 本考案の好ましい実施例における自動でカバーが開く状態を示した第2図である。 本考案の好ましい実施例における自動でカバーが開く状態を示した第3図である。 本考案の好ましい実施例における出し入れの動作を示した第1図である。 本考案の好ましい実施例における出し入れの動作を示した第2図である。 本考案の好ましい実施例における異なるサイズのウェハカセットのカバーを開いた状態を示した図である。 本考案の好ましい実施例における手動でウェハカセットのカバーを開いた状態を示した図である。 本考案の好ましい実施例における手動でウェハカセットを移動させた状態を示した図である。 本考案の別の好ましい実施例における昇降装置を示した図である。 本考案のさらに別の好ましい実施例におけるプラットフォーム装置を示した図である。
図1から図5を参照する。図1から図5は、本考案の好ましい実施例における斜視図からドアオープン装置を別の角度から見た斜視図である。図を見て分かる通り、本考案は、ウェハカセット載置台1と、保存装置2と、ドアオープン装置24と、積載台25と、昇降装置26と、制御基板27とからなる。
ウェハカセット載置台1内は、横方向に移動するとともにウェハカセットを置くことのできるプラットフォーム装置11を備え、さらに、ウェハカセット載置台1内には前記ウェハカセットの種類を識別するための少なくとも1つの識別部品12が設けられる。
保存装置2は、前記ウェハカセット載置台1の一側に設けられるとともに、保存装置2の一側面は、前記プラットフォーム装置11を入れるための第1送入口21を備え、保存装置2の他側面は、第2送入口22を備えるとともに、前記第1送入口21にはドア体23が設けられる。
複数のドアオープン装置24は、前記保存装置2上に設けられ且つ前記第2送入口22と同側面に位置するとともに、各前記ドアオープン装置24はいずれも独立して作動することができることで、前記ウェハカセットのドアカバーを開けることができる。
複数の積載台25は、前記保存装置2内に設けられ、各前記積載台25には、前記ウェハカセットがそれぞれ置かれるとともに、各前記ウェハカセットは、異なる種類のウェハカセットである。
昇降装置26は、各前記積載台25に連結され、それにより、各前記積載台25は垂直に移動する。
制御基板27は、前記保存装置2に設けられるとともに、保存モジュール271を備える。これにより、識別された前記ウェハカセットの種類の情報が各前記識別部品12によって前記保存モジュール271に送信されて保存されることで、前記ウェハカセットが前記積載台25に移動されると、前記保存モジュール271によって前記ウェハカセットを保存した積載台25の位置情報が記録されるため、前記昇降装置26によって後に続く移載の動作がスムーズに行われる。
そのうち、本実施例における前記ウェハカセットの種類は、手動のドアカバーウェハカセット、自動のドアカバーウェハカセット、または、サイズの異なるウェハカセットのうちのいずれかであることができる。
そのうち、本実施例における前記プラットフォーム装置11には、複数のプラットフォーム位置決め部品111が設けられ、プラットフォーム位置決め部品111は、凸部を例とする。
そのうち、本実施例における前記積載台25には、複数の積載台位置決め部品251が設けられ、積載台位置決め部品251は、棒体を例とする。
そのうち、本実施例における前記プラットフォーム装置11は、レールユニット112と、前記レールユニット112の一側に設けられるプラットフォーム駆動装置113と、前記レールユニット112に可動に設けられるとともに、前記プラットフォーム駆動装置113によって動かされ前記レールユニット112上を水平に往復して移動するプラットフォーム114を備え、前記プラットフォーム114には、前記識別部品12と、前記プラットフォーム位置決め部品111が設けられる。
そのうち、本実施例における前記レールユニット112は、リニアスライドレールであり、プラットフォーム駆動装置113は、プラットフォームモーター1131と、前記プラットフォームモーター1131に連結されるプラットフォームベルト1132と、前記プラットフォームベルト1132に連結されるとともに前記プラットフォーム114と連動するプラットフォーム駆動部品1133を備え、前記プラットフォーム駆動部品1133は、ガイドボルトであることができる。
そのうち、本実施例における前記昇降装置26は、各前記積載台25と相互に接合される駆動部品261と、前記駆動部品261に連結されることで前記駆動部品261を作動させることのできる第1起動部品262を備えるとともに、駆動部品261は、ガイドボルトであり、第1起動部品262は、モーターであり、さらに、第1起動部品262と保存モジュール271の情報は連携される。
そのうち、本実施例における前記ドアオープン装置24は、前記ドアカバーに突き合わせて固定されるドアオープン突き合わせ部品241と、前記ドアオープン突き合わせ部品241と連結されることで前記ドアオープン突き合わせ部品241を駆動させドアオープンの動作を実行させる第2起動部品242と、前記第2起動部品242と電気的に接続されることで前記ドアカバーを検出する検出部品243と、前記ドアオープン突き合わせ部品241、前記第2起動部品242、及び、前記検出部品243を積載するドアオープン台244と、前記ドアオープン台244の下方に設けられるスライド台245を備える。前記スライド台245は、前記ドアオープン台244をスライドさせることができる。
そのうち、本実施例における前記ドアオープン突き合わせ部品241は、前記ドアカバーに突き合わせて螺合される接合部品2411と、前記ドアカバーに突き合わせて吸着される吸盤部品2412を備え、前記吸盤部品2412は、ポンプに連結される。
そのうち、本実施例における前記第2起動部品242は、前記接合部品2411に連結される連接棒2421と、前記連接棒2421を作動させるプッシュロッド装置2422を備え、前記プッシュロッド装置2422は、電気制御式、油圧式、または、気圧式であることができる。
そのうち、本実施例における前記スライド台245は、第1スライド台ユニット2451と、前記第1スライド台ユニット2451の下方に設けられることで前記第1スライド台ユニット2451をスライドさせることのできる第2スライド台ユニット2452を備えることで、二階段のスライドを備えるスライド台245が形成される。
そのうち、本実施例における前記第1スライド台ユニット2451は、第1スライド台プッシュロッド24511と、前記第1スライド台プッシュロッド24511に連結されるとともに前記ドアオープン台244に固設される第1スライドブロック24512と、前記第1スライドブロック24512を可動に設置できるようにする第1スライドレール24513を備える。
そのうち、本実施例における前記第2スライド台ユニット2452は、前記第1スライドレール24513に連結されるとともに前記第1スライドレール24513をスライドさせることのできる第2スライドブロック24521と、前記第2スライドブロック24521を可動に設置できる第2スライドレール24522と、前記第2スライドブロック24522に固接されるとともに前記第2スライドブロック24522を駆動させてスライドさせることのできる第2スライド台プッシュロッド24523を備える。
そのうち、本実施例における前記ドア体23は、モーターによって開閉することができる。
そのうち、本実施例における前記識別部品12は、検出装置を例とする。
図1から図19を併せて参照する。図1から図19は、本考案の好ましい実施例における斜視図から手動式ウェハカセットの移動を示した図である。図を見て分かる通り、ウェハカセット3を保存装置2内に保存したい場合、以下のプロセスで行うことができる。
(A)、まず、ウェハカセット3をウェハカセット載置台1内からプラットフォーム装置11上に移動させ上から下に置く。この際、プラットフォーム位置決め部品111は、ウェハカセット3に插入且つ連結されるとともに、ウェハカセット3によって確実にプラットフォーム装置11上に置かれたと判断される。この際、第1送入口21のドア体23は、開いた状態であり、識別部品12も同時にウェハカセット3の種類またはタイプを判断するとともに、その情報が制御基板27の保存モジュール271に送信され保存位置が記録される。このプロセスについては、図1及び図6を参照することができる。
(B)、ドア体23が空いた状態の時に、プラットフォーム装置11が作動し始める。この際、プラットフォームモーター1131も作動し始めることで、プラットフォームベルト1132が回転する。プラットフォームベルト1132は、プラットフォーム駆動部品1133を動かして同時に回転させる。さらに、プラットフォーム駆動部品1133はガイドボルトであるため、プラットフォーム駆動部品1133は、プラットフォーム114を動かしてレールユニット112から第1送入口21の方向に移動させ保存装置2内に入れるとともに、第1送入口21から保存装置2の内部における積載台25の上方にまで移動させる。その後、昇降装置26の第1起動部品262によって駆動部品261が回転させられ、それにより、駆動部品261は、積載台25を動かして上方向に移動させて上昇させるとともに、積載台位置決め部品251をウェハカセット3に突き合わせて插入させる。さらに、積載台25が引き続き上昇することで、ウェハカセット3は、プラットフォーム位置決め部品111から外れる、つまり、ウェハカセット3は、プラットフォーム114から離れる。その後、プラットフォーム114は、さらに第1送入口21から退出するとともにドア体23が閉められることで、第1送入口21が閉鎖される。このプロセスについては、図7及び図11を参照することができる。
(C)、ウェハカセット3から取り出すまたは後に続くプロセスを実行する場合、ドアオープン装置24の第2スライド台プッシュロッド24523がまず外側に押されることで、第2スライドブロック24521が駆動されて第2スライドレール24522上をスライドすると同時に、第1スライドレール24513が動かされることで、第1スライドレール24513、第1スライドブロック24512、及び、第1スライド台プッシュロッド24511が一斉にウェハカセット3の方向に移動する。この際、第2階段の移動が形成される、つまり、第1スライド台プッシュロッド24511が作動するとともに第1スライドブロック24512がウェハカセット3の方向にさらに押され、それにより、ドアオープン台244も共に押されるとともに、押される過程において、検出部品243によってドアオープン台244がドアカバー31に接近していることが判断され、さらに、接合部品2411によってドアカバー31が閉鎖される。この際、ポンプは吸盤部品2412から空気を取り込み始め、それにより、吸盤部品2412とドアカバー31の間には、真空状態が形成されることで、ドアカバー31とドアオープン台244は、しっかりと密着固定される。最後に、プッシュロッド装置2422が作動し押されるとともに連接棒2421を動かして接合部品2411を連動させることで、接合部品2411が作動し始める。簡単に言うと、ドアオープン台244は、第1スライド台ユニット2451と第2スライド台ユニット2452によってスライド台245上をスライド移動した後、ドアオープン突き合わせ部品241は、ドアカバー31と相互に向かい合う。さらに、第2起動部品242によってドアオープン突き合わせ部品241が駆動されることで、ドアカバー31が開けられる。このプロセスについては、図4、図5、図12から図14を参照することができる。
(D)、ドアカバーが完全に開けられると、第1起動部品262が駆動部品261を作動させることで、積載台25が下降し始め、ウェハカセット3の開口部32が第2送入口22に対応する位置まで来ると停止する。このプロセスについては、図15を参照することができる。
(E)、この時、外部システム4は、第2送入口22からウェハカセット3内部のウェハ片をすぐに取り出すことができるまたは後に続く動作を実行することができる。このプロセスについては、図16を参照することができる。
取り上げる価値がある点として、ドアオープン装置24が異なる種類のウェハカセット3を開けることができる主な要因は以下の通りである。ウェハカセット3はタイプまたは種類が異なり、サイズが異なる場合もあるため、タイプまたは種類の違うウェハカセット3のドアカバー31を開けようとする際、前記制御基板27によって、前記保存モジュール271内から積載する前記ウェハカセット3の種類の情報が読み取られ、積載台25に積載されるウェハカセット3がどのタイプまたはどの種類であるかが確認されるとともに、前記種類の情報に基づいて前記昇降装置26の作動が制御される。それにより、前記積載台25は、前記積載台25の位置情報に基づいて、指定の位置まで移動するとともにドアカバー31の位置が前記ドアオープン装置24に完全に対応することで、前記ドアオープン装置24が駆動されて前記ドアカバー31が開けられる。言い換えると、サイズが異なることで、ウェハカセット3とドアオープン突き合わせ部品241の高さ及び位置も異なる。保存モジュール271は、前記ウェハカセット3の種類の情報を記録し、カバーを開けたいウェハカセット3のサイズが比較的小さい場合、制御基板27が昇降装置26を制御し、積載台25の移動幅を高くしたり下げたりする。サイズが比較的大きいウェハカセット3の場合には、積載台25は高さをさらに高くしたり低くしたりすることで(本実施例では、高くすることを例とする)、ドアオープン突き合わせ部品241がドアカバー31と向き合い、それにより、本考案における異なる種類またはタイプのウェハカセット3を開けることができるという長所が達成されるとともに、一つづつドアを開ける技術的特徴が達成される。このプロセスについては、図1、図4、及び、図17を参照する。同時に二つのウェハカセット3のドアカバー31を開ける場合のドアオープンの動作は同上であり、開けるドアの数の違いのみであるため、贅言しない。
さらに、ウェハカセット3が手動ドアカバーのウェハカセット3である場合、使用者は、ウェハカセット3とプラットフォーム位置決め部品111が向き合う前に、手動でドアカバー31を開けることができるとともに、識別部品12によって、前記ウェハカセット3が手動式で開けられることが識別される。この識別情報は、保存モジュール271に送信されて記録された後に、プラットフォーム装置11によってウェハカセット3が保存装置2内に移動される。その日のうちに前記ウェハカセット3を取り出したい場合、保存モジュール271はすでに事前に前記積載台25上のウェハカセット3が手動式であることを記録しているため、積載台25を第2送入口22の方向に直接移動させるとともに、ドアオープン装置24再び起動してドアを開けることはしない。このプロセスについては、図1、図3、図18、及び、図19を参照する。その他の動作は同上であるため、贅言しない。
図20を参照する。図20は、本考案の別の好ましい実施例における昇降装置を示した図である。図を見て分かる通り、本実施例の昇降装置26が上述の実施例と異なる点として、本実施例の昇降装置26では、もともとガイドボルトの形態をした駆動部品261をチェーン状のものに変更しているとともに、ギア263によって積載台25を移動させている。詳しく述べると、駆動部品261の一端は、積載台25と当設して固定されるとともに、駆動部品261は、複数のギア263と互いに噛み合い、各ギア263は、モーターである第1起動部品262によって駆動される。これにより、第1起動部品262が回転すると、ギア263も駆動されて回転し、それにより、駆動部品261も同時に作動する。さらに、積載台25が駆動部品261に伴って上昇または下降する。従って、本考案の昇降装置26は、全体構造に制限を設けず、チェーン式、ガイドボルト式、または、その他のタイプのいずれも本考案の保護範囲内に属することが分かる。
図21を参照する。図21は、本考案のさらに別の好ましい実施例におけるプラットフォーム装置を示した図である。図を見て分かる通り、本実施例のプラットフォーム駆動装置113が上述の実施例と異なる点として、もともとプラットフォーム駆動部品1133はガイドボルトの形態であるのに対し、本実施例のプラットフォーム駆動装置113では、プラットフォームラックに変更され、プラットフォームベルトは、プラットフォームギア1134に変更される。プラットフォームギア1134とプラットフォーム駆動部品1133は、相互に噛み合い、プラットフォームギア1134もプラットフォームモーター1131に接続される。これにより、プラットフォームモーター1131が作動してプラットフォームギア1134を駆動させると、プラットフォームギア1134は、プラットフォーム駆動部品上を噛合且つ移動し、それにより、プラットフォーム114は、レールユニット112の設置方向に沿って移動することで、プラットフォーム装置11を横方向に移する目的が達成される。従って、本考案のプラットフォーム装置11は、全体構造に制限を設けておらず、ガイドボルト式、ギアラック、または、その他のタイプのいずれも本考案の保護範囲内に属することが分かる。
従って、参照する全ての図に示す通り、本考案を使用した場合、従来技術と比べて、以下に挙げる長所が存在する。
第一、本考案の各ドアオープン装置24は、いずれも単独で起動させることがで
き、単一のウェハカセット3のドアカバー31が開けられることで、一つづつ独立して開けられるように設計され、その他のウェハカセット3が空気中にさらされるることがない。
第二、本考案は、複数の異なる種類または異なるタイプのウェハカセット3を保存することができる。そのうち、手動ドアのカバーウェハカセット3、自動ドアのカバーウェハカセット3、または、サイズの異なるウェハカセット3のいずれも保存することができる。これにより、本考案は、より多様性を備え、保存装置2には、さらに多くの種類のウェハカセット3を置くことができるという長所を備える。
第三、本考案は、手動ドアカバーのウェハカセット3を保存することができ、自動ドアカバーのウェハカセット3も保存することができる。識別部品12は、制御基板27及び保存モジュール271と疎通していることで、保存装置2は、ウェハカセット3のタイプまたは種類に基づいて、自動でドアカバー31を開ける必要があるかどうかを自ら決定することができる。これにより、誤動作が生じない。
第四、ドア体23の設計により、保存装置2内にダストが入りにくくすることができる。
第五、レールユニット112、プラットフォーム駆動装置113、及び、プラットフォーム114の設計により、本考案のプラットフォーム装置11は、横方向に移動することができ、それにより、ウェハカセット3は、全自動化方式で保存動作を実行することができることで、全体的に動作が迅速であるとともに、正確且つ便利であるという長所を備えることができる。
第六、駆動部品261と第1起動部品262の設計により、昇降装置26は全自動化式に設計され、それにより、ウェハカセット3は、保存装置2内に保存されるとともに、制御基板27と保存モジュール271が組み合わされることでスマートコントロールの長所が達成される。
第七、ドアオープン突き合わせ部品241と第2起動部品242の設計により、また、制御基板27と保存モジュール271が組み合わされることでスマートコントロールの長所が達成される。
第八、プラットフォーム位置決め部品111と積載台位置決め部品251の設計により、ウェハカセット3をプラットフォーム114または積載台25に正確に設置することができるため、適当でない移動によりエラーが生じることがない。
1 ウェハカセット載置台
11 プラットフォーム装置
111 プラットフォーム位置決め部品
112 レールユニット
113 プラットフォーム駆動装置
1131 プラットフォームモーター
1132 プラットフォームベルト
1133 プラットフォーム駆動部品
1134 プラットフォームギア
114 プラットフォーム
12 識別部品
2 保存装置
21 第1送入口
22 第2送入口
23 ドア体
24 ドアオープン装置
241 ドアオープン突き合わせ部品
2411 接合部品
2412 吸盤部品
242 第2起動部品
2421 連接棒
2422 プッシュロッド装置
243 検出部品
244 ドアオープン台
245 スライド台
2451 第1スライド台ユニット
24511 第1スライド台プッシュロッド
24512 第1スライドブロック
24513 第1スライドレール
2452 第2スライド台ユニット
24521 第2スライドブロック
24522 第2スライドレール
24523 第2スライド台プッシュロッド
25 積載台
251 積載台位置決め部品
26 昇降装置
261 駆動部品
262 第1起動部品
263 ギア
27 制御基板
271 保存モジュール
3 ウェハカセット
31 ドアカバー
32 開口部
4 外部システム

Claims (8)

  1. ウェハカセット載置台と、保存装置と、複数のドアオープン装置と、複数の積載台と、昇降装置と、制御基板とからなるウェハカセット保存装置であって、
    前記ウェハカセット載置台内は、横方向に移動し且つウェハカセットを置くためのプラットフォーム装置を備えるとともに、前記ウェハカセットの種類を識別するための少なくとも1つの識別部品が設けられ、
    前記保存装置は、前記ウェハカセット載置台の一側に設けられ、前記保存装置の一側面は、前記プラットフォーム装置を入れるための第1送入口を備え、前記保存装置の他側面は第2送入口を備えるとともに、前記第1送入口にはドア体が設けられ、
    前記複数のドアオープン装置は、前記保存装置上に設けられるとともに、前記第2送入口と同一側面に位置し、さらに、各前記ドアオープン装置は、いずれも独立して作動することで、前記ウェハカセットのドアカバーを開け、
    複数の積載台は、前記保存装置内に設けられ、各前記積載台には、前記ウェハカセットがそれぞれ置かれるとともに、各前記ウェハカセットは、異なる種類のウェハカセットであり、
    前記昇降装置は、各前記積載台と連結されることで、各前記積載台を垂直に移動させ、
    前記制御基板は、前記保存装置上に設けられるとともに、保存モジュールを備え、それにより、各前記識別部品は、識別された前記ウェハカセットの種類の情報を前記保存モジュールに送信して保存し、前記ウェハカセットが前記積載台に移動されると、前記保存モジュールによって前記ウェハカセットが保存された積載台の位置情報が記録されることで、前記昇降装置が後に続く動作を実行することを特徴とする、ウェハカセット保存装置。
  2. 前記ウェハカセットの種類は、手動ドアカバーのウェハカセット、自動ドアカバーのウェハカセット、または、サイズの異なるウェハカセットのうちのいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載のウェハカセット保存装置。
  3. 前記ウェハカセットの種類は、サイズの異なるウェハカセットであるとともに、前記ウェハカセットに設けられるドアカバーを開ける必要がある場合、前記保存モジュール内の前記ウェハカセットの種類の情報が前記制御基板によって読み取られるとともに、前記種類の情報に基づいて、前記昇降装置の動作が制御され、それにより、前記積載台は、前記積載台の位置情報に基づいて、指定された位置まで移動するとともに、ドアカバーの位置が前記ドアオープン装置に完全に対応することで、前記ドアオープン装置が駆動されて前記ドアカバーが開けられることを特徴とする、請求項2に記載のウェハカセット保存装置。
  4. 前記プラットフォーム装置は、レールユニットと、前記レールユニットの一側に設けられるプラットフォーム駆動装置と、前記レールユニットに可動に設けられるとともに、前記プラットフォーム駆動装置によって動かされ前記レールユニット上を水平に往復移動するプラットフォームを備え、前記プラットフォームには、前記識別部品が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のウェハカセット保存装置。
  5. 前記昇降装置は、各前記積載台と相互に接合する駆動部品と、前記駆動部品と連結されることで前記駆動部品を作動させる第1起動部品を備えることを特徴とする、請求項1に記載のウェハカセット保存装置。
  6. 前記ドアオープン装置は、前記ドアカバーと向かい合って固定されたドアオープン突き合わせ部品と、前記ドアオープン突き合わせ部品に連結されることで前記ドアオープン突き合わせ部品を駆動させてドアを開ける第2起動部品を備えることを特徴とする、請求項1に記載のウェハカセット保存装置。
  7. 前記プラットフォーム装置には、複数のプラットフォーム位置決め部品が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のウェハカセット保存装置。
  8. 前記積載台には、複数の積載台位置決め部品が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のウェハカセット保存装置。
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