JP2005334069A - 遊技盤の段積み装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技盤の段積みおよび段バラシを自動で行ない得る遊技盤の段積み装置を提供する。
【解決手段】載置装置24の下方に、載置装置24の載置面に載置された遊技盤10を、中段位置および上段位置に移動停止する昇降装置42が配設される。上段位置には、昇降装置42で移動停止された遊技盤10を支持する4基の支持装置50が配設される。支持装置50は、遊技盤10の底面を支持する支持位置と、該遊技盤10の昇降動を許容する待避位置とを進退移動可能な支持部材56を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、遊技盤の段積みおよび段バラシを自動で行ない得る遊技盤の段積み装置に関するものである。
遊技機に用いられる遊技盤は、木製の板材(所謂、ベニヤ)の表面に意匠性を有する合成樹脂製(セルロイド製、ポリエステル製等)の薄板部材(所謂、セル)を貼付し、該セル上に障害釘や役物が配置されて構成される。この遊技盤は、その製造過程や配送過程あるいは保管過程においては、待機場所の制約を解消する目的で、相互に積み重ねられる(段積みされる)ことがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−191776号公報
前記遊技盤の段積みは、一般的に手作業によって行なわれており、作業者の負担が大きく、また効率が低いものであった。また、作業者によって段積み状態にバラツキがあり、多数の遊技盤を段積みする場合には不安定となるおそれがあった。
更に、段積みされた遊技盤は、次の工程に移送して製造を行なう際には、一枚毎に分ける必要があるが、この段バラシ作業も手作業によって行なわれており、段積み作業と同様に、作業者の負担が大きく、効率が低いものであった。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技盤の段積みおよび段バラシを自動で行ない得る遊技盤の段積み装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る遊技盤の段積み装置は、
遊技盤(10)を段積みする段積み装置であって、
前記遊技盤(10)の底面を保持可能な保持部材(44)を、前記遊技盤(10)が載置される載置装置(24)の載置面より下方の下段位置および前記載置面より遊技盤(10)1枚の厚みよりも高い上段位置に位置決め可能に昇降動する駆動手段(46)を備える昇降装置(42)と、
前記昇降装置(42)により上段位置まで持ち上げられた遊技盤(10)の底面を支持可能な支持位置と、該遊技盤(10)の昇降動を許容する待避位置との間をリニアアクチュエータ(58)により進退移動される支持部材(56)を備え、該支持部材(56)を待避位置から支持位置に移動することで、前記昇降装置(42)により持ち上げられた遊技盤(10)を受取り支持する支持装置(50)とから構成したことを特徴とする。
また前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別の発明に係る遊技盤の段積み装置は、
遊技盤(10)を段積みする段積み装置であって、
前記遊技盤(10)の底面を保持可能な保持部材(44)を、前記遊技盤(10)が載置される載置装置(24)の載置面より下方の下段位置、前記載置面より上方の中段位置および該中段位置より略遊技盤(10)1枚の厚み分だけ高い上段位置に位置決め可能に昇降動する駆動手段(46)を備える昇降装置(42)と、
前記昇降装置(42)で上段位置まで持ち上げられた遊技盤(10)の底面を支持可能な支持位置および該遊技盤(10)の昇降動を許容する待避位置との間をリニアアクチュエータ(58)により進退移動される支持部材(56)を備え、該支持部材(56)を待避位置から支持位置に移動することで、前記昇降装置(42)で持ち上げられた遊技盤(10)を受取り支持する支持装置(50)とから構成した
ことを特徴とする遊技盤の段積み装置。
また、前記昇降装置(42)の駆動手段(46)および支持装置(50)のリニアアクチュエータ(58)を駆動制御する制御手段(48)を備え、
前記載置装置(24)に遊技盤(10)が載置されたときに、前記駆動手段(46)を駆動して前記下段位置に臨む前記保持部材(44)を前記上段位置まで上昇することで、前記載置装置(24)に載置されている遊技盤(10)の底面を保持して上段位置まで持ち上げさせ、
前記保持部材(44)で遊技盤(10)が上段位置に持ち上げられたときに、前記支持装置(50)のリニアアクチュエータ(58)を駆動して待避位置に臨んでいる支持部材(56)を支持位置に移動することで、前記上段位置の遊技盤(10)の底面を支持させ、
前記支持部材(56)で遊技盤(10)を上段位置に支持した以後は、
前記駆動手段(46)を駆動して上段位置に臨む保持部材(44)を下段位置まで下降させ、
前記載置装置(24)に下位となる遊技盤(10)が載置されたときに、前記駆動手段(46)を駆動して下段位置に臨む保持部材(44)を前記中段位置まで上昇することで、当該下位の遊技盤(10)を前記中段位置まで持ち上げて前記支持部材(56)で支持されている上位の遊技盤(10)の下に重ねて保持させ、
前記下位の遊技盤(10)で上位の遊技盤(10)が保持されたときに、前記支持装置(50)のリニアアクチュエータ(58)を駆動して支持部材(56)を支持位置から待避位置に移動することで上位の遊技盤(10)の支持を解除した後、前記駆動手段(46)を駆動して下位の遊技盤(10)の底面を保持している保持部材(44)を上段位置まで上昇させることで、当該下位の遊技盤(10)を上段位置まで持ち上げさせ、
前記保持部材(44)で下位の遊技盤(10)が上段位置に持ち上げられたときに、前記支持装置(50)のリニアアクチュエータ(58)を駆動して待避位置に臨んでいる支持部材(56)を支持位置に移動することで、前記下位の遊技盤(10)の底面を支持させるように、
前記保持部材(44)および支持部材(56)の動作を繰返すよう、前記駆動手段(46)およびリニアアクチュエータ(58)を前記制御手段(48)で夫々駆動制御することで、前記支持部材(56)に遊技盤(10)を段積み状態で支持させるよう構成した。
更に、前記載置装置(24)に複数の遊技盤(10)を段積み状態とした遊技盤群が載置されたときに、前記駆動手段(46)を駆動して前記下段位置に臨む前記保持部材(44)を前記中段位置まで上昇することで、前記遊技盤群における最下位の遊技盤(10)の底面を保持して該最下位の遊技盤(10)が中段位置に到来するまで遊技盤群を持ち上げさせ、
前記保持部材(44)で最下位の遊技盤(10)が中段位置に持ち上げられたときに、前記支持装置(50)のリニアアクチュエータ(58)を駆動して待避位置に臨んでいる支持部材(56)を支持位置に移動することで、前記最下位の遊技盤(10)の直上に位置する上位の遊技盤(10)の底面を支持させ、
前記支持部材(56)で上位の遊技盤(10)を上段位置に支持したときに、前記駆動手段(46)を駆動して中段位置に臨む保持部材(44)を下段位置まで下降させることで、最下位の遊技盤(10)を前記載置装置(24)に移載させ、
前記載置装置(24)から遊技盤(10)が取出された以後は、
前記駆動手段(46)を駆動して下段位置に臨む保持部材(44)を前記上段位置まで上昇することで、前記支持部材(56)で支持されている最下位の遊技盤(10)の底面を保持させ、
前記最下位の遊技盤(10)が保持部材(44)で保持されたときに、前記支持装置(50)のリニアアクチュエータ(58)を駆動して支持部材(56)を支持位置から待避位置に移動した後、前記駆動手段(46)を駆動して最下位の遊技盤(10)の底面を保持している保持部材(44)を中段位置まで下降させることで、当該最下位の遊技盤(10)を中段位置まで下降させ、
前記保持部材(44)で最下位の遊技盤(10)が中段位置に下降されたときに、前記支持装置(50)のリニアアクチュエータ(58)を駆動して待避位置に臨んでいる支持部材(56)を支持位置に移動することで、前記最下位の遊技盤(10)の直上に位置する上位の遊技盤(10)の底面を支持させ、
前記支持部材(56)で前記上位の遊技盤(10)を上段位置に支持したときに、前記駆動手段(46)を駆動して中段位置に臨む保持部材(44)を下段位置まで下降させることで、最下位の遊技盤(10)を前記載置装置(24)に移載させるように、
前記保持部材(44)および支持部材(56)の動作を繰返すよう、前記駆動手段(46)およびリニアアクチュエータ(58)を前記制御手段(48)で夫々駆動制御することで、前記支持部材(56)に段積み状態で支持されている遊技盤(10)を1枚づつバラスよう構成される。
また、前記載置装置(24)の一方に遊技盤(10)の搬入装置(26)が接続されると共に、他方に遊技盤(10)の搬出装置(28)が接続されるようにした。
更にまた、前記遊技盤(10)の底面に、前記支持部材(56)の厚みより深い座ぐり部(12a)が設けられ、前記待避位置から支持位置に移動する前記支持部材(56)が座ぐり部(12a)に挿入されるようにした。
また、前記遊技盤(10)における前記座ぐり部(12a)に対応する表面に凹部(59)が設けられ、遊技盤(10)を段積みした際には、上位の遊技盤(10)の座ぐり部(12a)と下位の遊技盤(10)の凹部(59)とが対向するようにした。
請求項1または2に係る発明の遊技盤の段積み装置によれば、昇降動する保持部材と、前後動する支持部材とにより人手を介することなく遊技盤を段積みおよび段バラシすることができ、作業者の負担を軽減できる。しかも、保持部材および支持部材は、何れも単純な動作を行なうだけであるから、その作動機構も簡単であり、小型化を図って省スペースを達成し得る。
請求項3に係る発明の遊技盤の段積み装置によれば、所定のシーケンスに基づいて保持部材および支持部材を単純に動作させるだけで遊技盤を段積みできるから、複雑な制御を要することはない。
請求項4に係る発明の遊技盤の段積み装置によれば、所定のシーケンスに基づいて保持部材および支持部材を単純に動作させるだけで遊技盤の段バラシを行ない得るから、複雑な制御を要することはない。
請求項5に係る発明の遊技盤の段積み装置によれば、載置装置を挟んで遊技盤の搬入装置および搬出装置を接続したから、製造ラインから別の移送装置を用いて載置装置に遊技盤を搬入して段積み作業を行なったり、段バラシされた遊技盤を別の移送装置によって製造ラインに戻す必要はない。
請求項6に係る発明の遊技盤の段積み装置によれば、遊技盤の底面に支持部材の厚みより深い座ぐり部を設けたことにより、重ねられた遊技盤と遊技盤との間に対して、支持部材を容易に挿入したり抜き外すことができる。また支持部材の厚みを増大させて強度を上げても、遊技盤底面への支持部材の挿入が困難となることもない。
請求項7に係る発明の遊技盤の段積み装置によれば、遊技盤における座ぐり部に対応する表面に凹部を設けたことにより、遊技盤を段積みした際には、上下の遊技盤の座ぐり部と凹部とにより大きな空間を画成することができるから、支持部材の挿脱をより容易に行ない得ると共に、支持部材の厚みをより増大させ、遊技盤の段積み数を増やすことができる。
次に、本発明に係る遊技盤の段積み装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
先ず、実施例に係る段積み装置で取扱われる遊技盤の概略構成につき、図5および図6を参照して説明する。この遊技盤10は、木製のベニヤ12の表面に意匠性を有するセルが貼付されており、その表面側において設定される遊技領域に対応して、多数の障害釘(図示せず)が植設されると共に、各種役物や電飾装置等を取付けるための複数の穴14が形成されている。またセル表面には、遊技内容に合わせた盤面飾り部材16が、遊技領域の外周側に配設されて、後述する段積み装置18で遊技盤10が段積みされる場合は、盤面飾り部材16の表面(遊技盤10の表面)にベニヤ12の底面(遊技盤10の底面)が当接する状態で順次段積みされる。なお、盤面飾り部材16のベニヤ表面からの高さは、障害釘より高く設定され、複数の遊技盤10を段積みした際に障害釘がベニヤ12の底面に接触しないよう構成される。また盤面飾り部材16の表面には、遊技盤10の4隅に近接する夫々の位置に、上方に突出する突部16aが突設され、該突部16aの頂部で上位に位置する遊技盤10を保持するよう構成されて、盤面飾り部材16の表面が傷付くのを防止するようになっている。
前記ベニヤ12の底面には、その4隅に、外方および下方に開放して、後述する支持部材56が挿入される座ぐり部12aが夫々形成されている。この座ぐり部12aにおける遊技盤底面からの座ぐり深さは、支持部材56の厚みより深く設定されており、図6に示す如く、段積み状態の遊技盤10と遊技盤10との間への支持部材56の外方からの挿入を許容するよう構成される。
図1に示す如く、実施例の段積み装置18は、幅方向(遊技盤移送方向と直交する方向)に離間する一対のフレーム20,20間に、遊技盤10の移送方向に所定間隔離間して複数のローラ22を平行に回転自在に架設した載置装置24を備え、該載置装置24のローラ群で形成される載置面に、遊技盤10が底面を下側にして載置される。また、載置装置24の各ローラ22は、図示しないモータにより回転駆動され、載置面に載置されている遊技盤10を移送し得るよう構成される。なお、載置装置24のモータは、遊技盤10の前端(移送方向の下流端)が後述するストッパ32に当接して位置規制されたことを図示しない検知手段が検知したときに、後述する制御手段48により停止制御され、該遊技盤10を作業位置(段積みあるいは段バラシを行なう位置)に保持するよう設定されている。
前記載置装置24における遊技盤10の移送方向の上流側(一方)に遊技盤10の搬入装置26が接続されると共に、下流側(他方)には遊技盤10の搬出装置28が接続されている。搬入装置26および搬出装置28は、何れもローラコンベヤで構成され、図示しないモータによりローラを回転駆動することで、ローラ上に載置された遊技盤10を載置装置24に搬入したり、あるいは載置装置24から搬出される遊技盤10を後工程に移送するよう構成される。なお、搬入装置26および搬出装置28は、ローラコンベヤに限らず、ベルトコンベヤ等、遊技盤10を移送し得るものであれば、その他の構成のものであってもよい。
前記載置装置24の下流端には、第1シリンダ30に連結されて、載置装置24の載置面から出没可能なストッパ32が配置されており、該ストッパ32は、第1シリンダ30の正逆付勢により載置面から突出する規制位置(図3参照)と、載置面から引込む待避位置(図12参照)との間を昇降動するよう構成される。そして、ストッパ32を規制位置に位置決めすることで、前記搬入装置26から載置装置24に搬入されて該載置装置24で移送される遊技盤10の移送方向前端が該ストッパ32に当接して位置規制され、該遊技盤10が作業位置に位置決めされるようになっている。またストッパ32を待避位置に位置決めすることで、載置装置24から搬出装置28への遊技盤10の搬出を許容するよう構成される。
前記載置装置24の両フレーム20,20の上面には、図2に示す如く、上方に向かうにつれて外方に向けて傾斜する第1ガイド34,34が対向して配置されている。この第1ガイド34,34は、後述する遊技盤10の段バラシの際に、上段位置あるいは中段位置から下降する遊技盤10における幅方向の両端部を案内して、該遊技盤10を載置装置24のローラ上に確実に載置するべく機能する。
前記載置装置24の外周囲には、段積み装置18の機枠36(図3参照)が位置し、該機枠36には、載置装置24の幅方向両側に位置して対向する第2ガイド38,38が、上下方向の所定長さに亘って配置されている。この第2ガイド38,38は、図1に示す如く、載置装置24の搬入側に位置して、その搬入装置側を指向する端部側が、上流側に向かうにつれて拡開するよう設定されており、搬入装置26から載置装置24に搬入される遊技盤10が幅方向に偏倚している場合であっても、該遊技盤10を載置装置24の中央部に幅寄せし得るようにしてある。また第2ガイド38,38は、段積みおよび段バラシの際に昇降動される遊技盤10の幅方向の位置規制も行なう。
前記機枠36における載置装置24の下流端側には、上下方向の所定長さに亘って延在する一対の第3ガイド40,40が、幅方向に離間して配設されており、該第3ガイド40,40は、段積みおよび段バラシの際に昇降動される遊技盤10の前端の位置規制を行なうよう構成される。なお、第3ガイド40の下端は、載置装置24の載置面より遊技盤10の1枚分の厚みより高い位置に設定され(図2参照)、載置装置24からの遊技盤10の搬出を許容するようになっている。
前記載置装置24の下方には、図2および図3に示す如く、該載置装置24の載置面に載置された遊技盤10の底面を保持して昇降動させる昇降装置42が配設されている。この昇降装置42は、上方に開放する略コ字状に形成された保持部材44と、該保持部材44の底部に連結された駆動手段としての第2シリンダ46とを備える。保持部材44における前後方向に離間する垂直部44a,44aは、載置装置24におけるローラ22,22間に位置し、該ローラ22と干渉することなく昇降動し得るよう設定される。また第2シリンダ46は制御手段(図4参照)48により駆動制御されて、保持部材44を、その上端が、載置装置24の載置面より下方の下段位置(図7参照)、載置面より所定高さだけ上方の中段位置(図10参照)、および該中段位置より略遊技盤10の1枚の厚み分だけ高い上段位置(図11参照)に臨むように位置決め可能に昇降動するよう設定される。すなわち、保持部材44により底面が保持されている遊技盤10(最下位の遊技盤10)は、該保持部材44の昇降動により、中段位置および上段位置に位置決め保持されるようになっている。なお、保持部材44は、遊技盤10における前記4隅に設けられる座ぐり部12aからは離間した位置の底面を保持するよう設定され、後述する支持装置50の支持部材56と干渉しないよう構成される。また保持部材44は、遊技盤10の最も下方の底面(保持面)を保持するのに対し、支持部材56は、該保持面より座ぐり部12aの深さだけ上方の底面(座ぐり面)を支持するよう設定されている。すなわち、保持部材44による遊技盤10の保持面と、支持部材56による遊技盤10の支持面(座ぐり面)とは、座ぐり部12aの深さ分だけ高さが相違している。
前記載置装置24の作業位置に位置決めされた遊技盤10の各座ぐり部12aと対応する位置で、前記昇降装置42により上段位置に持ち上げられた遊技盤10の底面を支持可能な高さ位置に、同一構成の支持装置50が夫々配置されている。各支持装置50は、図2に示す如く、前記機枠36に配設された基台52に配設されて、前記遊技盤10の座ぐり部12aにおける外側の開口を指向する向きで配置されたガイド部材54を備え、該ガイド部材54に支持部材56が摺動自在に配設されて、遊技盤10に対して水平に進退移動可能に構成されている。この支持部材56は、側面視略L字状に形成されて、その水平部56aの先端が座ぐり部12aを指向するように配置される。またガイド部材54には、リニアアクチュエータとしての第3シリンダ58が水平に配設され、その遊技盤10を指向するピストンロッド58aが、支持部材56の垂直部56bに連結されている。そして、第3シリンダ58は前記制御手段48により駆動制御されて、支持部材56の水平部56aを、前記昇降装置42により上段位置まで持ち上げられた遊技盤10の対応する座ぐり部12aに挿入して底面(座ぐり面)を支持可能な支持位置(図9参照)と、該遊技盤10の昇降動を許容する待避位置(図8参照)との間を進退移動させるようになっている。
前記ストッパ32の第1シリンダ30、昇降装置42の第2シリンダ46および各支持装置50の第3シリンダ58が接続される制御手段48は、遊技盤10の段積みまたは段バラシを行なう際には、予め設定されたシーケンスに基づいて各シリンダ30,46,58を駆動制御することで、自動での段積みまたは段バラシを行ない得るよう設定されている。すなわち、遊技盤10の段積みを行なう場合は、第1シリンダ30を駆動してストッパ32を規制位置に保持したもとで、第2シリンダ46に関しては、保持部材44が、下段位置→上段位置→下段位置に移動停止して1枚目の遊技盤10を支持装置50に支持させた以後は、下段位置→中段位置→上段位置→下段位置に移動停止する動作を繰返すように、制御手段48が駆動制御するよう設定される(図7〜図11)。第3シリンダ58に関しては、前記保持部材44が中段位置または上段位置に移動停止した際に、支持部材56が待避位置と支持位置との間を移動する動作を繰返すように、制御手段48が駆動制御するよう設定されている。
また遊技盤10の段バラシを行なう場合は、段積み状態の遊技盤10が載置装置24に搬入されてストッパ32が位置規制された後は、第1シリンダ30を駆動してストッパ32を待避位置に保持したもとで、第2シリンダ46に関しては、保持部材44が、下段位置→上段位置→下段位置に移動停止して段積み状態の遊技盤10を支持装置50に支持させた以後は、下段位置→上段位置→中段位置→下段位置に移動停止する動作を繰返すように駆動制御するよう設定される(図12〜図16)。なお、支持装置50に直接支持されている遊技盤10の上に他の遊技盤10が存在するか否かを検知する図示しない検知手段により、遊技盤10が存在しないと判定された最後の遊技盤10を段バラシする際には、保持部材44を中段位置に移動停止することなく、下段位置→上段位置→下段位置に移動停止するように、第2シリンダ46が制御手段48により駆動制御される。そして第3シリンダ58に関しては、前記保持部材44が上段位置または中段位置に移動停止した際に、支持部材56が待避位置と支持位置との間を移動する動作を繰返すように、制御手段48が駆動制御するよう設定されている。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係る遊技盤の段積み装置の作用につき説明する。
〔段積みについて〕
前記段積み装置18において、段積みの待機状態では、図7に示す如く、前記ストッパ32は規制位置に位置決めされ、前記昇降装置42の保持部材44は下段位置に位置決めされ、前記各支持装置50の支持部材56は待避位置に位置決めされている。この状態で、前記搬入送置26から載置装置24に搬入されて載置面上を移送される1枚目の遊技盤10は、その前端が前記ストッパ32に当接することで移動規制され、この状態を図示しない検知手段が検知すると、前記制御手段48が載置装置24の各ローラ22の回転を停止し、当該遊技盤10は載置装置24の作業位置に位置決めされる。
また前記制御手段48は、昇降装置42の第2シリンダ46を駆動し、前記下段位置に臨む前記保持部材44を前記上段位置まで上昇して停止することで、図8に示す如く、前記載置装置24に載置されている1枚目の遊技盤10は、その底面が保持部材44で保持された状態で上段位置まで持ち上げられる。1枚目の遊技盤10が上段位置に持ち上げられると、前記制御手段48は、前記各支持装置50の第3シリンダ58を夫々駆動し、待避位置に臨んでいる各支持部材56を支持位置に移動させる。この支持部材56は、図9に示す如く、1枚目の遊技盤10における対応する座ぐり部12aに外方から挿入され、これにより上段位置に臨む1枚目の遊技盤10は、4つの支持部材56で底面(座ぐり面)が支持され、保持部材44から受取られる。
前記上段位置の遊技盤10が4基の支持装置50で支持されると、前記制御手段48は第2シリンダ46を駆動して、上段位置に臨む保持部材44を下段位置まで下降させる。なお、保持部材44が下段位置から上段位置に上昇し、再び下段位置まで下降する間は、前記搬入装置26による次の遊技盤10の搬入は中断されている。
前記保持部材44が下段位置まで下降したことを確認した以後、前記搬入装置26から2枚目の遊技盤(下位となる遊技盤)10が載置装置24に搬入されて、前述したと同様にストッパ32で移動規制されて作業位置に位置決めされると、前記制御手段48は第2シリンダ46を駆動して、図10に示すように、下段位置に臨む保持部材44を中段位置まで上昇して停止する。これにより、2枚目の遊技盤10は、その表面(盤面飾り部材16の表面)が、4基の支持装置50で上段位置に支持されている1枚目(上位)の遊技盤10の底面に当接するように下に重ねられる。そして、前記各支持装置50の第3シリンダ58が夫々駆動され、各支持部材56を支持位置から待避位置に移動して1枚目の遊技盤10の支持を解除すると、該1枚目の遊技盤10は2枚目の遊技盤10に重ねられた状態で前記保持部材44により保持される。なお、2枚の遊技盤10,10が上下に重ねられた状態において、上位に位置する遊技盤10を支持している支持部材56(水平部56a)は座ぐり部12aに挿入されているから、上下の遊技盤10,10で支持部材56が挟持されることはなく、該支持部材56の座ぐり部12aからの引抜きは容易に行なわれる。
次いで、前記制御手段48は前記第2シリンダ38を駆動し、図11に示す如く、前記中段位置の保持部材44を上段位置まで上昇して停止する。これにより、保持部材44により底面が保持されている2枚目の遊技盤10が上段位置まで持ち上げられる。このとき制御手段48は、前記各支持装置50の第3シリンダ58を夫々駆動し、待避位置に臨んでいる各支持部材56を支持位置に移動させる。この支持部材56は、2枚目の遊技盤10における対応する座ぐり部12aに外方から挿入され、これにより4つの支持部材56により2枚の遊技盤10が段積み状態で支持される。
そして、前記保持部材44を再び下段位置まで下降した以後は、前述したように、昇降装置42の保持部材44を、載置装置24に遊技盤10が搬入される毎に、下段位置→中段位置→上段位置→下段位置に移動するよう第2シリンダ46を制御手段48で駆動制御すると共に、保持部材44が中段位置および上段位置に移動停止した際に、各支持装置50の支持部材56を待避位置と支持位置との間を進退移動するよう第3シリンダ58を制御手段48で駆動制御することで、複数の遊技盤10を4つの支持部材56上に段積み状態で支持させることができる。
すなわち、前記昇降装置42の保持部材44および支持装置50の支持部材56に、簡単な動作を行なわせるだけで、遊技盤10を自動で段積みすることができ、作業者の負担を軽減させ得る。また、保持部材44および支持部材56の動作は単純であるから、前記制御手段48による制御も簡単となる。更に、遊技盤10における4隅の夫々を支持部材56で支持するよう構成したから、各支持部材56での遊技盤10の支持面積が小さくても安定して支持することが可能となり、よって支持部材56の支持位置と待避位置との移動距離を短かく設定することができ、段積み装置18の小型化を図り得る。また支持部材56を遊技盤10の座ぐり部12aに挿入して支持するから、支持部材56の位置ズレを抑制することができ、遊技盤10の落下を防止することができる。
〔段バラシについて〕
次に、前記段積み装置18により、段積み状態とされた複数の遊技盤10を1枚づつバラス、段バラシを行なう場合を説明する。この段バラシの待機状態は、前述した段積みの待機状態と同じであって、前記ストッパ32が規制位置に位置決めされ、前記昇降装置42の保持部材44が下段位置に位置決めされ、前記各支持装置50の支持部材56が待避位置に位置決めされる(図7参照)。この状態で、前記搬入送置26から載置装置24に搬入されて載置面上を移送される複数の遊技盤10を段積みした遊技盤群は、その最下位の遊技盤10の前端が前記ストッパ32に当接することで移動規制され、この状態を図示しない検知手段が検知すると、前記制御手段48が載置装置24の各ローラ22の回転を停止し、当該遊技盤群は載置装置24の作業位置に位置決めされる。
また前記制御手段48は、昇降装置42の第2シリンダ46を駆動し、下段位置に臨む前記保持部材44を中段位置まで上昇して停止することで、図12に示す如く、前記載置装置24に載置されている遊技盤群における最下位の遊技盤10は、その底面が保持部材44で保持された状態で中段位置まで持ち上げられる。最下位の遊技盤10が中段位置に持ち上げられると、前記制御手段48は、前記各支持装置50の第3シリンダ58を夫々駆動し、待避位置に臨んでいる各支持部材56を支持位置に移動させる。この支持部材56は、最下位の遊技盤10とその直上に位置する上位の遊技盤(上段位置に臨む遊技盤)10との間において、該上位の遊技盤10における対応する座ぐり部12aに外方から挿入される。これにより、上段位置およびその上方に位置する全ての遊技盤10は、4つの支持部材56上に段積み状態で支持される。
なお、前記載置装置24から遊技盤群が持ち上げられると、前記第1シリンダ30が制御手段48により駆動され、前記ストッパ32を待避位置に下降することで、載置装置24から搬出装置28への遊技盤10の搬出を許容する状態とする。また載置装置24のモータが駆動されて、載置面に載置された遊技盤10を移送可能な状態となる。
前記上段位置から上の遊技盤群が4基の支持装置50で支持されると、前記制御手段48は第2シリンダ46を駆動して、中段位置に臨む保持部材44を下段位置まで下降させる。これにより、保持部材44で底面が保持されている最下位の遊技盤10は、図13に示す如く、上方の遊技盤群から分離されて、前記載置装置24の載置面に移載される。このとき、載置装置24のローラ22は回転しているから、該遊技盤10は載置装置24から搬出装置28に搬出される。
前記載置装置24から遊技盤10が完全に搬出(取出)されると、前記制御手段48は、昇降装置42の第2シリンダ46を駆動し、下段位置に臨む前記保持部材44を上段位置まで上昇して停止することで、図14に示す如く、前記4基の支持装置50に支持されている遊技盤群は、その最下位の遊技盤10の底面に保持部材44が当接した状態で保持される。最下位の遊技盤10が上段位置で保持部材44により保持されると、前記制御手段48は、前記各支持装置50の第3シリンダ58を夫々駆動し、支持位置に臨んでいる各支持部材56を待避位置に移動させることで、4基の支持装置50による遊技盤群の支持を解除する。
次に、前記制御手段48は前記第2シリンダ46を駆動し、前記上段位置の保持部材44を中段位置まで下降して停止することで、保持部材44により底面が保持されている最下位の遊技盤10を中段位置まで下降する(図15参照)。このとき制御手段48は、前記各支持装置50の第3シリンダ58を夫々駆動し、待避位置に臨んでいる各支持部材56を支持位置に移動させる。この支持部材56は、中段位置に臨む最下位の遊技盤10の直上の上段位置に臨む上位の遊技盤10における対応する座ぐり部12aに外方から挿入され、これにより4つの支持部材56により上段位置およびその上方の遊技盤10が全て支持される。
前述したと同様に、前記上段位置から上の遊技盤群が4基の支持装置50で支持されると、前記制御手段48は第2シリンダ46を駆動して、中段位置に臨む保持部材44を下段位置まで下降させることで、保持部材44で底面が保持されている最下位の遊技盤10は、図16に示す如く、上方の遊技盤群から分離されて、前記載置装置24の載置面に移載され、搬出装置28に搬出される。
そして、前記保持部材44を下段位置まで下降した以後は、載置装置24から遊技盤10が搬出される毎に、前述したように、昇降装置42の保持部材44を、上段位置→中段位置→下段位置に移動するよう第2シリンダ46を制御手段48で駆動制御すると共に、保持部材44が上段位置および中段位置に移動停止した際に、各支持装置50の支持部材56を待避位置と支持位置との間を進退移動するよう第3シリンダ58を制御手段48で駆動制御することで、段積み状態で4基の支持装置50で支持されている遊技盤10は、最下位から順に1枚づつバラされる。
すなわち、前述した段積みを行なう場合と同様に、前記昇降装置42の保持部材44および支持装置50の支持部材56に、簡単な動作を行なわせるだけで、遊技盤10を自動で段バラシすることができ、作業者の負担を軽減させ得ると共に、前記制御手段48による制御も簡単となる。また実施例の段積み装置18は、段積みと段バラシとを行なうことができるから、両作業を別々に行なう装置を設ける必要はなく、設備コストを低廉に抑えることができる。
〔別実施例〕
図17は、遊技盤10の別実施例を示すものであって、該遊技盤10の底面4隅に設けられた各座ぐり部12aに対応する表面(上位の遊技盤10の底面に当接する面)に、外方および上方に開放して所要深さで底面側に凹む凹部59が夫々設けられ、遊技盤10を段積みした際には、上位の遊技盤10の座ぐり部12aと下位の遊技盤10の凹部59とが対向して、両者12a,59の間に外方に開放する大きな空間を画成するよう構成される。なお、前記凹部59は、具体的には、前記盤面飾り部材16における座ぐり部12aと対応する部分が切欠かれることで形成されている。そして、このように遊技盤10の表面に凹部59を設けることで、支持部材56の強度を高めるべく厚みを充分に大きくすることで、支持部材56(水平部56a)が座ぐり部12aから下方に突出する場合であっても、上下の遊技盤10,10の間に対する支持部材56の挿入および引抜きを容易に行ない得ると共に、より多くの遊技盤10を段積みすることが可能となる。また、支持部材56における座ぐり部12aに挿入される水平部56aの上下方向の厚みHは、H<(座ぐり部12aの深さ+凹部59の深さ)の範囲で設定し得る。
〔変更例〕
本発明に係る遊技盤の段積み装置としては、前述した実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
(a) 実施例では、制御手段に設定されたシーケンスに基づいて昇降装置と支持装置とを作動することで段積みや段バラシを行なう場合で説明したが、昇降装置および支持装置を、作業者がボタン等により操作することで、段積みや段バラシを行なうようにすることもできる。
(b) 実施例では、段積み装置による段バラシに関し、搬入送置から載置装置に搬入された段積み状態の遊技盤群の内、最下位の遊技盤を除く上方の遊技盤群を一旦支持装置で支持させてから段バラシを行なう場合で説明したが、例えば遊技盤を段積み状態として支持装置で支持して一時的に保管するべく、当該段積み装置で段積みが行なわれて、既に支持装置に遊技盤群が支持された状態から段バラシを行なうものであってもよい。この場合は、前記保持部材を、上段位置→中段位置→下段位置と移動するように第2シリンダを制御手段により駆動制御するだけでよい(段落番号〔0044〕〜〔0047〕と同じ)。
(c) 実施例では4基の支持装置で遊技盤の4箇所を支持するよう構成したが、1基あるいは2基以上の支持装置で遊技盤の底面を支持する構成を採用することができる。
(d) 昇降装置の駆動手段および支持装置のリニアアクチュエータは、実施例のシリンダに限定されるものでなく、モータとネジ軸等を組合わせた手段等、その他の機構のものを採用し得る。
(e) 実施例では、保持部材を下段位置、中段位置および上段位置に停止するよう構成したが、下段位置から上昇する保持部材に保持されている遊技盤の表面が、上段位置の遊技盤の底面に当接する前後の適宜のタイミングで支持部材を支持位置から待避位置に移動するようにすれば、保持部材を中段位置に停止することなく、下段位置から上段位置に直に移動して遊技盤の段積みを行なうことができる。
(f) 実施例では、遊技盤の底面に座ぐり部を設けたが、該座ぐり部を設けることなく、上下の遊技盤の間に支持部材を強制的に挿入したり引抜くようにしてもよい。
実施例に係る段積み装置を示す概略平面図である。 実施例に係る段積み装置を示す概略縦断正面図である。 実施例に係る段積み装置を示す概略縦断側面図である。 実施例に係る段積み装置の制御ブロック図である。 実施例に係る段積み装置で段積みされる遊技盤の平面図である。 実施例に係る段積み装置で段積みされる遊技盤の側面図である。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段積みする工程図であって、1枚目の遊技盤の段積みを待機している状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段積みする工程図であって、1枚目の遊技盤を昇降装置で上段位置に持ち上げた状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段積みする工程図であって、1枚目の遊技盤を支持装置で上段位置に支持した状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段積みする工程図であって、2枚目の遊技盤を昇降装置で中段位置まで持ち上げた状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段積みする工程図であって、2枚目の遊技盤を昇降装置で上段位置まで持ち上げると共に支持装置で支持した状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段バラシする工程図であって、遊技群における最下位の遊技盤を昇降装置で中段位置に持ち上げると共にその直上の遊技盤を支持装置で支持した状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段バラシする工程図であって、最下位の遊技盤を昇降装置で載置装置に移載して搬出する状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段バラシする工程図であって、支持装置で支持されている遊技盤群を昇降装置で保持する状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段バラシする工程図であって、昇降装置により遊技盤群の最下位の遊技盤を中段位置まで下降した状態を示す。 実施例に係る段積み装置で遊技盤を段バラシする工程図であって、最下位の遊技盤を昇降装置で載置装置に移載して搬出する状態を示す。 遊技盤の別実施例を示す要部断面図である。
符号の説明
10 遊技盤,12a 座ぐり部,24 載置装置,26 搬入装置,28 搬出装置
42 昇降装置,44 保持部材,46 第2シリンダ(駆動手段),48 制御手段
50 支持装置,56 支持部材,58 第3シリンダ(リニアアクチュエータ)
59 凹部

Claims (7)

  1. 遊技盤を段積みする段積み装置であって、
    前記遊技盤の底面を保持可能な保持部材を、前記遊技盤が載置される載置装置の載置面より下方の下段位置および前記載置面より遊技盤1枚の厚みよりも高い上段位置に位置決め可能に昇降動する駆動手段を備える昇降装置と、
    前記昇降装置により上段位置まで持ち上げられた遊技盤の底面を支持可能な支持位置と、該遊技盤の昇降動を許容する待避位置との間をリニアアクチュエータにより進退移動される支持部材を備え、該支持部材を待避位置から支持位置に移動することで、前記昇降装置により持ち上げられた遊技盤を受取り支持する支持装置とから構成した
    ことを特徴とする遊技盤の段積み装置。
  2. 遊技盤を段積みする段積み装置であって、
    前記遊技盤の底面を保持可能な保持部材を、前記遊技盤が載置される載置装置の載置面より下方の下段位置、前記載置面より上方の中段位置および該中段位置より略遊技盤1枚の厚み分だけ高い上段位置に位置決め可能に昇降動する駆動手段を備える昇降装置と、
    前記昇降装置で上段位置まで持ち上げられた遊技盤の底面を支持可能な支持位置および該遊技盤の昇降動を許容する待避位置との間をリニアアクチュエータにより進退移動される支持部材を備え、該支持部材を待避位置から支持位置に移動することで、前記昇降装置で持ち上げられた遊技盤を受取り支持する支持装置とから構成した
    ことを特徴とする遊技盤の段積み装置。
  3. 前記昇降装置の駆動手段および支持装置のリニアアクチュエータを駆動制御する制御手段を備え、
    前記載置装置に遊技盤が載置されたときに、前記駆動手段を駆動して前記下段位置に臨む前記保持部材を前記上段位置まで上昇することで、前記載置装置に載置されている遊技盤の底面を保持して上段位置まで持ち上げさせ、
    前記保持部材で遊技盤が上段位置に持ち上げられたときに、前記支持装置のリニアアクチュエータを駆動して待避位置に臨んでいる支持部材を支持位置に移動することで、前記上段位置の遊技盤の底面を支持させ、
    前記支持部材で遊技盤を上段位置に支持した以後は、
    前記駆動手段を駆動して上段位置に臨む保持部材を下段位置まで下降させ、
    前記載置装置に下位となる遊技盤が載置されたときに、前記駆動手段を駆動して下段位置に臨む保持部材を前記中段位置まで上昇することで、当該下位の遊技盤を前記中段位置まで持ち上げて前記支持部材で支持されている上位の遊技盤の下に重ねて保持させ、
    前記下位の遊技盤で上位の遊技盤が保持されたときに、前記支持装置のリニアアクチュエータを駆動して支持部材を支持位置から待避位置に移動することで上位の遊技盤の支持を解除した後、前記駆動手段を駆動して下位の遊技盤の底面を保持している保持部材を上段位置まで上昇させることで、当該下位の遊技盤を上段位置まで持ち上げさせ、
    前記保持部材で下位の遊技盤が上段位置に持ち上げられたときに、前記支持装置のリニアアクチュエータを駆動して待避位置に臨んでいる支持部材を支持位置に移動することで、前記下位の遊技盤の底面を支持させるように、
    前記保持部材および支持部材の動作を繰返すよう、前記駆動手段およびリニアアクチュエータを前記制御手段で夫々駆動制御することで、前記支持部材に遊技盤を段積み状態で支持させるよう構成した請求項2記載の遊技盤の段積み装置。
  4. 前記載置装置に複数の遊技盤を段積み状態とした遊技盤群が載置されたときに、前記駆動手段を駆動して前記下段位置に臨む前記保持部材を前記中段位置まで上昇することで、前記遊技盤群における最下位の遊技盤の底面を保持して該最下位の遊技盤が中段位置に到来するまで遊技盤群を持ち上げさせ、
    前記保持部材で最下位の遊技盤が中段位置に持ち上げられたときに、前記支持装置のリニアアクチュエータを駆動して待避位置に臨んでいる支持部材を支持位置に移動することで、前記最下位の遊技盤の直上に位置する上位の遊技盤の底面を支持させ、
    前記支持部材で上位の遊技盤を上段位置に支持したときに、前記駆動手段を駆動して中段位置に臨む保持部材を下段位置まで下降させることで、最下位の遊技盤を前記載置装置に移載させ、
    前記載置装置から遊技盤が取出された以後は、
    前記駆動手段を駆動して下段位置に臨む保持部材を前記上段位置まで上昇することで、前記支持部材で支持されている最下位の遊技盤の底面を保持させ、
    前記最下位の遊技盤が保持部材で保持されたときに、前記支持装置のリニアアクチュエータを駆動して支持部材を支持位置から待避位置に移動した後、前記駆動手段を駆動して最下位の遊技盤の底面を保持している保持部材を中段位置まで下降させることで、当該最下位の遊技盤を中段位置まで下降させ、
    前記保持部材で最下位の遊技盤が中段位置に下降されたときに、前記支持装置のリニアアクチュエータを駆動して待避位置に臨んでいる支持部材を支持位置に移動することで、前記最下位の遊技盤の直上に位置する上位の遊技盤の底面を支持させ、
    前記支持部材で前記上位の遊技盤を上段位置に支持したときに、前記駆動手段を駆動して中段位置に臨む保持部材を下段位置まで下降させることで、最下位の遊技盤を前記載置装置に移載させるように、
    前記保持部材および支持部材の動作を繰返すよう、前記駆動手段およびリニアアクチュエータを前記制御手段で夫々駆動制御することで、前記支持部材に段積み状態で支持されている遊技盤を1枚づつバラスよう構成した請求項3記載の遊技盤の段積み装置。
  5. 前記載置装置の一方に遊技盤の搬入装置が接続されると共に、他方に遊技盤の搬出装置が接続される請求項4記載の遊技盤の段積み装置。
  6. 前記遊技盤の底面に、前記支持部材の厚みより深い座ぐり部が設けられ、前記待避位置から支持位置に移動する前記支持部材が座ぐり部に挿入されるようにした請求項1〜5の何れかに記載の遊技盤の段積み装置。
  7. 前記遊技盤における前記座ぐり部に対応する表面に凹部が設けられ、遊技盤を段積みした際には、上位の遊技盤の座ぐり部と下位の遊技盤の凹部とが対向するようにした請求項6記載の遊技盤の段積み装置。
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