JP2005255356A - 基板収納装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板の引き出しを浮上した状態で行うことにより、基板の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる基板収納装置を提供すること。
【解決手段】カセット1に支持部材2を上下に複数段設置することにより複数の基板3を収納するようした基板収納装置において、カセット1を昇降させる昇降装置4と、カセット1の昇降により支持部材2間に挿入され、支持部材2に支持された基板3を浮上させる搬送用支持部材5と、浮上した基板3を保持し、カセット1の外に引き出す引出装置6と、引出装置6により引き出された基板3を浮上させて支持する浮上テーブル7とを備え、浮上テーブル7に移載機のハンド8が嵌合する空間部を設け、空間部にハンド8を配設する。
【選択図】図4
【解決手段】カセット1に支持部材2を上下に複数段設置することにより複数の基板3を収納するようした基板収納装置において、カセット1を昇降させる昇降装置4と、カセット1の昇降により支持部材2間に挿入され、支持部材2に支持された基板3を浮上させる搬送用支持部材5と、浮上した基板3を保持し、カセット1の外に引き出す引出装置6と、引出装置6により引き出された基板3を浮上させて支持する浮上テーブル7とを備え、浮上テーブル7に移載機のハンド8が嵌合する空間部を設け、空間部にハンド8を配設する。
【選択図】図4
Description
本発明は、基板収納装置に関し、特に、基板の引き出しを浮上した状態で行うことにより、基板の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる基板収納装置に関するものである。
従来、カセットに収納された基板は、上下に積み重ねた基板の隙間にロボットハンドを差し入れ、その後、基板をこのロボットハンドにより持ち上げて、カセット内から取り出す方式が採用されてきた。
しかし、基板が大きくなると、ロボットハンドの厚みが大きくなり、かつ、撓みも大きくなることから、カセット内に収納される基板同士の上下間隔が大きくなり、その結果、カセットの全高が非常に大きくなって、製造ライン建屋全体の高さも高くなるという問題がある。
そこで、本件出願人は、カセットに支持部材を上下に複数段設置することにより複数の基板を収納するようにした基板収納装置において、前記カセットを昇降させる昇降装置と、該カセットの昇降により支持部材間に挿入され、支持部材から基板を受け取ってカセットの外に送り出すテーブルローラとを備えた基板収納装置を提案している。
しかしながら、この基板収納装置では、クリーン度を必要とする基板に擦れを生じるおそれがあり、クリーン度の確保で対策が必要であった。
本発明は、上記従来の基板収納装置が有する問題点に鑑み、基板の引き出しを浮上した状態で行うことにより、基板の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる基板収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の基板収納装置は、カセットに支持部材を上下に複数段設置することにより複数の基板を収納するようにした基板収納装置において、前記カセットを昇降させる昇降装置と、該カセットの昇降により支持部材間に挿入され、支持部材に支持された基板を浮上させる搬送用支持部材と、浮上した基板を保持し、カセットの外に引き出す引出装置とを備えたことを特徴とする。
この場合において、引出装置により引き出された基板を浮上させて支持する浮上テーブルを設けることができる。
また、浮上テーブルに移載機のハンドが嵌合する空間部を設け、該空間部にハンドを配設することができる。
本発明の基板収納装置によれば、カセットに支持部材を上下に複数段設置することにより複数の基板を収納するようにした基板収納装置において、前記カセットを昇降させる昇降装置と、該カセットの昇降により支持部材間に挿入され、支持部材に支持された基板を浮上させる搬送用支持部材と、浮上した基板を保持し、カセットの外に引き出す引出装置とを備えることから、基板の引き出しを浮上した状態で行うことができ、これにより、基板の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる。
この場合、引出装置により引き出された基板を浮上させて支持する浮上テーブルを設けることにより、引き出し後の基板を浮上した状態で支持することができ、これにより、基板の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる。
また、浮上テーブルに移載機のハンドが嵌合する空間部を設け、該空間部にハンドを配設することにより、浮上テーブルに移動した基板を、ハンドによって任意の場所に移載することができる。
以下、本発明の基板収納装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図6に、本発明の基板収納装置の一実施例を示す。
この基板収納装置は、カセット1に支持部材2を上下に複数段設置することにより複数の基板3を収納するようになっている。
そして、この基板収納装置は、前記カセット1を昇降させる昇降装置4と、該カセット1の昇降により支持部材2間に挿入され、支持部材2に支持された基板3を浮上させる搬送用支持部材5と、浮上した基板3を保持し、カセット1の外に引き出す引出装置6と、該引出装置6により引き出された基板3を浮上させて支持する浮上テーブル7とを備え、該浮上テーブル7に移載機のハンド8が嵌合する空間部を設け、該空間部にハンド8を配設している。
この基板収納装置は、カセット1に支持部材2を上下に複数段設置することにより複数の基板3を収納するようになっている。
そして、この基板収納装置は、前記カセット1を昇降させる昇降装置4と、該カセット1の昇降により支持部材2間に挿入され、支持部材2に支持された基板3を浮上させる搬送用支持部材5と、浮上した基板3を保持し、カセット1の外に引き出す引出装置6と、該引出装置6により引き出された基板3を浮上させて支持する浮上テーブル7とを備え、該浮上テーブル7に移載機のハンド8が嵌合する空間部を設け、該空間部にハンド8を配設している。
カセット1は、例えば、前後が開放された枠体からなり、同一平面上に複数の並列する支持部材2を配設するとともに、これらの支持部材2を上下に複数段設置することにより複数の基板3を所定間隔を開けて収納するようになっている。
昇降装置4は、例えば、カセット1の下部4箇所を支持する複数基のシリンダーからなり、カセット1を少なくともその高さの範囲で昇降させることができる。
この昇降装置4は、台車により移動可能に設けられたベース9に固定されている。
この昇降装置4は、台車により移動可能に設けられたベース9に固定されている。
搬送用支持部材5は、カセット1の昇降により支持部材2間に挿入される複数の棒状のものからなり、先端部から噴出するエアにより、支持部材2に支持された基板3を浮上させることができる。
搬送用支持部材5は、基板3を幅方向と長さ方向で略均等に支持できるように、複数の搬送用支持部材5が所定の配置でベース9に固定されている。
搬送用支持部材5は、基板3を幅方向と長さ方向で略均等に支持できるように、複数の搬送用支持部材5が所定の配置でベース9に固定されている。
引出装置6は、基板3の先端部3aを下から真空で吸着することにより保持する吸着パッド61と、該吸着パッド61を浮上テーブル7に沿って移動させる推進装置62とを備えている。
吸着パッド61は、基板3の幅方向に複数設けられており、推進装置62は、これらの吸着パッド61をシリンダー等により移動させることができる。
なお、吸着パッド61の代わりに、基板3を挟んで保持するような掴み機構を設けることも可能である。
吸着パッド61は、基板3の幅方向に複数設けられており、推進装置62は、これらの吸着パッド61をシリンダー等により移動させることができる。
なお、吸着パッド61の代わりに、基板3を挟んで保持するような掴み機構を設けることも可能である。
浮上テーブル7は、カセット1の前方に配設されており、その上面が、搬送用支持部材5の先端部と同じ高さになるように設置されている。
浮上テーブル7は、本実施例では、その上面からエアを噴出する7列のレール71の集合体からなり、この7列のレール71の間の空間にフォーク状の既成のハンド8が収納されている。
浮上テーブル7は、本実施例では、その上面からエアを噴出する7列のレール71の集合体からなり、この7列のレール71の間の空間にフォーク状の既成のハンド8が収納されている。
次に、本実施例の基板収納装置の作用を説明する。
図1において、カセット1には基板3が収納されており、カセット全体は、昇降装置4により昇降するように構成されている。
カセット1の下には、エアを噴出する搬送用支持部材5が設けられており、空気の圧力により基板2を浮上させることができる。
図1において、カセット1には基板3が収納されており、カセット全体は、昇降装置4により昇降するように構成されている。
カセット1の下には、エアを噴出する搬送用支持部材5が設けられており、空気の圧力により基板2を浮上させることができる。
図2において、カセット1が下降し、基板2を搬送用支持部材5の上に降下させると、空気圧により最下層の基板2が浮上する。
基板3の先端部3aの下には、引出装置6の吸着パッド61が配設されており、基板先端部3aの下面を吸着する。
基板3の先端部3aの下には、引出装置6の吸着パッド61が配設されており、基板先端部3aの下面を吸着する。
図3において、吸着パッド61は、推進装置62によって製造装置10側に移動する。
このとき、基板3は、浮上テーブル7の上で浮上状態を保ちながら移動する。そして、移動を終えた時点で、吸着パッド61の真空を解除する。
このとき、基板3は、浮上テーブル7の上で浮上状態を保ちながら移動する。そして、移動を終えた時点で、吸着パッド61の真空を解除する。
図4において、浮上テーブル7の下方に設けられたハンド8が、図示省略する移載機により上昇して、基板3を浮上テーブル7より持ち上げる。
図5において、ハンド8は、移載機により、基板3を製造装置10の基板置台11の上に移動させた後、下降して基板3を基板置台11のピン12の上に載せる。
かくして、本実施例の基板収納装置は、カセット1に支持部材2を上下に複数段設置することにより複数の基板3を収納するようにした基板収納装置において、前記カセット1を昇降させる昇降装置4と、該カセット1の昇降により支持部材2間に挿入され、支持部材2に支持された基板3を浮上させる搬送用支持部材5と、浮上した基板3を保持し、カセット1の外に引き出す引出装置6とを備えることから、基板3の引き出しを浮上した状態で行うことができ、これにより、基板3の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる。
この場合、引出装置6により引き出された基板3を浮上させて支持する浮上テーブル7を設けることにより、引き出し後の基板3を浮上した状態で支持することができ、これにより、基板3の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる。
また、浮上テーブル7に移載機のハンド8が嵌合する空間部を設け、該空間部にハンド8を配設することにより、浮上テーブル7に移動した基板3を、ハンド8によって任意の場所に移載することができる。
この場合、引出装置6により引き出された基板3を浮上させて支持する浮上テーブル7を設けることにより、引き出し後の基板3を浮上した状態で支持することができ、これにより、基板3の擦れを防止し、クリーン度を確保することができる。
また、浮上テーブル7に移載機のハンド8が嵌合する空間部を設け、該空間部にハンド8を配設することにより、浮上テーブル7に移動した基板3を、ハンド8によって任意の場所に移載することができる。
以上、本発明の基板収納装置について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の基板収納装置は、基板の引き出しを浮上した状態で行うことにより、基板の擦れを防止し、クリーン度を確保するという特性を有していることから、例えば、大型基板を使用する液晶等の製造ラインに好適に用いることができる。
1 カセット
2 支持部材
3 基板
3a 先端部
4 昇降装置
5 搬送用支持部材
6 引出装置
61 吸着パッド
62 推進装置
7 浮上テーブル
71 レール
8 ハンド
9 ベース
10 製造装置
11 基板置台
12 ピン
2 支持部材
3 基板
3a 先端部
4 昇降装置
5 搬送用支持部材
6 引出装置
61 吸着パッド
62 推進装置
7 浮上テーブル
71 レール
8 ハンド
9 ベース
10 製造装置
11 基板置台
12 ピン
Claims (3)
- カセットに支持部材を上下に複数段設置することにより複数の基板を収納するようにした基板収納装置において、前記カセットを昇降させる昇降装置と、該カセットの昇降により支持部材間に挿入され、支持部材に支持された基板を浮上させる搬送用支持部材と、浮上した基板を保持し、カセットの外に引き出す引出装置とを備えたことを特徴とする基板収納装置。
- 引出装置により引き出された基板を浮上させて支持する浮上テーブルを設けたことを特徴とする請求項1記載の基板収納装置。
- 浮上テーブルに移載機のハンドが嵌合する空間部を設け、該空間部にハンドを配設したことを特徴とする請求項2記載の基板収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004070521A JP2005255356A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 基板収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004070521A JP2005255356A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 基板収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005255356A true JP2005255356A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35081466
Family Applications (1)
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JP2004070521A Pending JP2005255356A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 基板収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005255356A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011061141A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Disco Abrasive Syst Ltd | 搬送機構および加工装置 |
JP2012057211A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Honda Motor Co Ltd | 金属リングの移動機構及びその移動方法 |
JP2012084715A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 基板の撓み補正装置および基板の取り出し方法 |
CN104797513A (zh) * | 2012-12-18 | 2015-07-22 | 日本电气硝子株式会社 | 工件输送装置和工件输送方法 |
-
2004
- 2004-03-12 JP JP2004070521A patent/JP2005255356A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104797513A (zh) * | 2012-12-18 | 2015-07-22 | 日本电气硝子株式会社 | 工件输送装置和工件输送方法 |
CN104797513B (zh) * | 2012-12-18 | 2016-10-05 | 日本电气硝子株式会社 | 工件输送装置和工件输送方法 |
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
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