JP2010075681A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 被検体に照射された光に起因して該被検体から発生する光音響波を受信して、被検体の情報を得る光音響装置であって、
   前記被検体に光を照射する光源と、
   前記光音響波を受信する音響波受信器と、
   前記光源より被検体に照射した光のうち被検体外に出射する光を、再び被検体に照射させる光反射部材と、を有し、
   前記光反射部材は光音響波を透過することを特徴とする光音響装置。
2. 被検体に照射された光に起因して該被検体から発生する光音響波を受信して、該被検体の情報を得る光音響装置であって、
   前記被検体に光を照射する光源と、
   前記被検体に対向する受信面を有し、該受信面に前記光音響波を受信する受信素子を備える音響波受信器と、
   前記被検体と前記受信面との間に設けられ、該受信面における面積が、該受信面における前記受信素子が備えられた領域の面積よりも大きい光反射部材と、
   を有することを特徴とする光音響装置。
3. 被検体に照射された光に起因して該被検体から発生する光音響波を受信して、該被検体の情報を得る光音響装置であって、
   前記被検体に光を照射する光源と、
   前記被検体に対向する受信面を有し、該受信面に前記光音響波を受信する受信素子を備える音響波受信器と、
   前記被検体と前記音響波受信器の受信面との間に、該被検体側から順に設けられた光反射部材及び音響整合部材と、
   を有することを特徴とする光音響装置。
4. 前記光反射部材は、前記被検体への光照射領域に対する該光反射部材の正射影が、該光照射領域と重複する領域を有するように配置されていることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の光音響装置。
5. 前記被検体と接触し得る、光の屈折率が１．４以上の板状部材を更に有し、該板状部材が、前記光反射部材と被検体への光照射領域との間に配置されることを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の光音響装置。
6. 前記板状部材が、前記光音響波を透過することを特徴とする請求項５に記載の光音響装置。
7. 前記音響波受信器は、該音響波受信器の受信面に前記光反射部材が配設されていることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の光音響装置。
8. 前記光反射部材が、平面状であることを特徴とする請求項１から７のいずれか１項に記載の光音響装置。
9. 前記光反射部材が、前記被検体側から見て凹面となっていることを特徴とする請求項１から７のいずれか１項に記載の光音響装置。
10. 前記光反射部材が、前記音響波受信器の受信素子領域よりも大きいことを特徴とする請求項１または請求項３に記載の光音響装置。
11. 前記音響波受信器を前記板状部材に沿って走査させるための可動部を有することを特徴とする請求項５に記載の光音響装置。
12. 被検体に照射された光に起因して該被検体から発生する光音響波を受信するための探触子であって、
    前記探触子の前記被検体に対向する受信面に設けられた光音響波を受信する受信素子と、
    前記被検体に照射された光のうち該被検体外に出射する光を、再び該被検体に照射させる光反射部材と、を有し、
    前記光反射部材は光音響波を透過することを特徴とする探触子。
13. 被検体に照射された光に起因して該被検体から発生する光音響波を受信するための探触子であって、
    前記探触子の前記被検体に対向する受信面に設けられた光音響波を受信する受信素子と、
    前記受信面において受信素子が備えられた領域の面積よりも大きい面積を有する光反射部材と、
    を有することを特徴とする探触子。
14. 被検体に照射された光に起因して該被検体から発生する光音響波を受信するための探触子であって、
    前記探触子の前記被検体に対向する受信面に、前記被検体側から順に光反射部材、音響整合部材及び受信素子と、
    を有することを特徴とする探触子。
15. 前記光反射部材は、前記受信面の全面を覆うように設けられていることを特徴とする請求項１２から１４のいずれか１項に記載の探触子。
16. 前記反射部材は、前記探触子本体の側面に設けられていることを特徴とする請求項１２から１４のいずれか１項に記載の探触子。
17. 前記反射部材の一部に、前記探触子の側面から導かれる光を前記被検体に照射するための開口が設けられることを特徴とする請求項１２から１４のいずれか１項に記載の探触子。