JP2010072737A - Rfidタグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RFIDタグは、RFIDインレット1を取り付けた基材2と、基材2の少なくとも一辺に設けた貼付部3と、貼付部3を被貼付物Nに貼付する貼付手段4とからなるものとし、さらに、その基材2と貼付部3のうち、少なくとも基材2は、他の物体との衝突による衝撃力で湾曲する柔軟性と、その衝撃力がなくなった後に湾曲前の元の形態に復元できる弾性とを有するものとする。
【選択図】図1
Description
本試験は、水平面と垂直面とが連続して設けられている試験台を用い、上記基材を試験片とする。そして、この基材の試験片を試験台の垂直面から外方へ5cm突出させ、この状態で試験片を手で掴んで90度曲げた後、その手を離す。そして、手を離してから5秒経過した後、試験台の水平面を基準面として、試験台の水平面と試験片とのなす角度を戻り角度Θとして測定する。
図1のRFIDタグTは、RFIDインレット1を取り付けた基材2と、基材2の一辺2Aに設けた貼付部3と、貼付部3を被貼付物Nに貼付する貼付手段4とから構成される。図2のRFIDタグTも同様である。
RFIDインレット1は、図示しないRFIDリーダライタ等の無線通信装置との間で通信を行うためのICチップ1Aと通信アンテナ1Bとを備え、これら全体をフィルム層1Cにより覆って保護した形態になっている。フィルム層1Cを用いずICチップ1Aと通信アンテナ1Bを直接基材2に埋設する方式も採りうる。なお、ICチップ1Aや通信アンテナ1Bの具体的な構成は周知であるため、それらの詳細な説明は省略する。
基材2は、(A)合成ゴム、ウレタン、シリコーンなど、ゴムのように弾性に富む高分子化合物であるエラストマーからなるシート、または、(B)藁を原料とする黄ボール紙や木材パルプで作った白ボール紙のようなボール紙(板紙)、市販のコピー用紙等の紙類シート、若しくは、(C)フェノール樹脂、メラミン樹脂、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどのプラスチック製シート、不織布製シート、あるいは、(D)これらのシート(先に例示した(A)から(B)のシート)のうち少なくともいずれか2枚のシート(例えば透明のウレタンシートとコピー用紙)を貼り合わせた複合シート等からなり、他の物体との衝突による衝撃力で湾曲する柔軟性と、その衝撃力がなくなった後に湾曲前の元の形態に復元できる弾性とを有するものである。
本試験は、水平面と垂直面とが連続して設けられている図12の試験台を用い、上記基材2を試験片とする。そして、この基材2の試験片を試験台の水平面から外方へ5cm突出させ、この状態で試験片を手で掴んで90度曲げた後、その手を離す。そして、手を離してから5秒経過した後、試験台の垂直面を基準面として、試験台の垂直面と試験片とのなす角度を戻り角度Θとして測定する。
図13は上記試験結果の説明図である。図中「素材」という項目は試験片として採用した基材2の素材を示している。尚、図中「エラストマーI」と「エラストマーII」は製造メーカの違いであり、エラストマーIは「日本マタイ(株)製、エスマーURS(製品名)」、エラストマーIIは「日本ユニポリマー(株)製、Ding Zing Film(製品名)」である。プラスチックIとプラスチックIIも同様に製造メーカの違いであり、プラスチックIIについては「太平化学製品(株)PETG(製品名)」を使用した。なお、プラスチックIの製造メーカ等は不明である。紙については市販のコピー用紙を使用し、ボール紙については白ボールを使用した。
貼付部3は、基材2と同じ材料または異なる材料で作製することができる。基材2と異なる材料で貼付部3を作製する場合には、基材2と貼付部3を面一に接合する接合手段を要するが、基材2と同じ材料で貼付部3を作製する場合には、かかる接合手段は省略される。図1は基材2と貼付部3を同じ材料で形成した例を示している。
貼付手段4については各種考えられるが、図1のRFIDタグTでは、その貼付手段4の具体的な方式として、粘着剤の粘着力を利用する方式を採っている。この方式は、貼付部3の裏面に、両面テープの貼付あるいは粘着剤の塗布による粘着剤層4Aを設け、その粘着力によって貼付部3を被貼付物Nに貼付する方式である。
1A ICチップ
1B 通信アンテナ
1C フィルム層
2 基材
2A、2B 基材の一辺
3 貼付部
4 貼付手段
4A 粘着剤層
4B ネジ挿入孔
4C ネジ
4D ネジ孔
4E 冶具
4F 両面テープ
40 両面テープのテープ基材
41 両面テープの粘着剤層
42 両面テープの保護テープ
50 金属板
S1、S2 シート
S3、S4 自己粘着性エラストマー樹脂シート
S5、S6 セパレータシート
T RFIDタグ
Claims (11)
- RFIDインレットを取り付けた基材と、
上記基材の少なくとも一辺に設けた貼付部と、
上記貼付部を被貼付物に貼付する貼付手段とからなり、
上記基材と上記貼付部のうち、少なくとも基材が、他の物体との衝突による衝撃力で湾曲する柔軟性と、その衝撃力がなくなった後に湾曲前の元の形態に復元できる弾性とを有すること
を特徴とするRFIDタグ。 - 請求項1に記載された柔軟性と弾性を有する基材とは、以下の試験方法によって特定される試験の結果、戻り角度Θが45度以上、90度以下になるものであること
を特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
<試験方法>
本試験は、水平面と垂直面とが連続して設けられている試験台を用い、上記基材を試験片とする。そして、この基材の試験片を試験台の垂直面から外方へ5cm突出させ、この状態で試験片を手で掴んで90度曲げた後、その手を離す。そして、手を離してから5秒経過した後、試験台の水平面を基準面として、試験台の水平面と試験片とのなす角度を戻り角度Θとして測定する。 - 上記貼付手段は、上記貼付部の裏面に粘着剤層を設け、その粘着力によって上記貼付部を上記被貼付物に貼付する方式、あるいは、上記貼付部にネジ挿入孔を設け、ネジ挿入孔にネジを挿入して被貼付物側のネジ孔に締め付け固定することで、上記貼付部を上記被貼付物に貼付する方式であること
を特徴とする請求項1又は2に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付部は、2枚のシートをその厚さ方向に重ねた形態になっていて、2枚のシートに分離可能であること
を特徴とする請求項1又は2に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付手段は、分離した上記2枚のシートのそれぞれにネジ挿入孔を設け、このネジ挿入孔にネジを挿入して被貼付物側のネジ孔に締め付け固定することで、上記貼付部を被貼付物に貼付するものであること
を特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付手段は、被貼付物に固定冶具として一対の爪を設けるとともに、上記貼付部を2枚のシートに分離して開き、開いた両方のシートを上記両爪の下に滑り込ませことで、上記貼付部を被貼付物に貼付するものであること
を特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付手段は、上記貼付部を2枚のシートに分離して開き、開いた両シートの裏面に両面テープを貼付し、この両面テープを介して上記貼付部を被貼付物に貼付するものであること
を特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付部は、2枚のシートに分離し開かれたときに、そのシートの開き面に自己粘着性エラストマー樹脂シートが露出する構成になっていて、
上記貼付手段は、上記自己粘着性エラストマー樹脂シートの自己粘着力によって、上記貼付部を被貼付物に貼付するものであること
を特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付部は、2枚のシートに分離し開かれたときに、そのシートの開き面にセパレータシートが露出し、更にそのセパレータシートを剥離すると、粘着剤層が露出する構成になっていて、
上記貼付手段は、上記粘着剤層の粘着力によって、上記貼付部を被貼付物に貼付するものであること
を特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付部は、2枚のシートに分離し開かれたときに、そのシートの開き面に両面テープが露出し、更にその両面テープ表面の保護テープを剥離すると、両面テープの粘着剤層が露出する構成になっていて、
上記貼付手段は、上記両面テープの粘着剤層の粘着力によって、上記貼付部を被貼付物に貼付するものであること
を特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。 - 上記貼付部は、2枚のシートに分離し開かれたときに、そのシートの開き面に金属板が露出する構成になっていること
を特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。
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