JP2014160174A - Icタグラベル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ICチップ4とアンテナ回路5を備えるインレットフィルム3の表裏に、粘着性フィルム2a、2bを介して上紙1aと下紙1bが積層されたICタグラベル10において、上紙1aと下紙1bが、多孔性を有する発泡性の合成紙であって、且つ合成紙が複数の切り込みBを有することを特徴とするICタグラベルである。
【選択図】図1
Description
加えて、本発明は、製造方法の変更や追加工程を増やすことなく通常のラベル加工機、ラベル加工工程で実現することが可能である。
くすることでインレットエッジの露出を防止することが可能で、ラベルの耐久性が向上するという効果がある。
着する(第二の)粘着層7にはアクリル系の粘着剤を用いるのが好ましい。いずれの粘着層も粘着力としては、2.66〜3.42N/10mm程度の強度が好ましい。
発泡性PETからなる上紙を用い、切込みを入れた構成のラベルが、易破断性を向上させるかどうかを以下の実験で検証した。検証は、図1の構成によらず、図2の構成を用いて行ったが、結果に大きな変更はない。
下記、サンプル1とサンプル4いついては粘着層1を直接被着体に接着した。粘着層は、全て一般的な強粘着タイプで、同程度の粘着力である。
下記記載のサンプル1からサンプル6のラベルを作成し、ラベルの幅が13mmの短辺側から所定の長さの切り込みを複数本入れて被着体のガラス板に貼り付けた。20分以上経過した後、その切り込み側からラベルの一部を引き裂くようにして剥離させた。その時の強度を測定し、脆性効果の検証とした。
被着体/粘着層1/PETフィルム(上紙に相当)。
被着体/粘着層2/インレットフィルム/粘着層1/PETフィルム
・切り込みを粘着層1とPETフィルムまでの同じ位置に入れた。
被着体/粘着層2/インレットフィルム/粘着層1/PETフィルム
・切り込みを、粘着層2、インレットフィルム、粘着層1、PETフィルムの同じ位置まで入れた。
被着体/粘着層1/発泡PET(上紙に相当)
被着体/粘着層2/インレットフィルム/粘着層1/発泡PET
・切り込みを粘着層1と発泡PETの同じ位置まで入れた。
被着体/粘着層2/インレットフィルム/粘着層1/発泡PET
・切り込みを、粘着層2、インレットフィルム、粘着層1、発泡PETの同じ位置まで入れた。
結果を表1にまとめた。
上紙に発泡PETと使ったほうが上紙にPETフィルムを使った場合に比べて1/2以下の力で引き裂くことができた。ラベルの上紙に発泡PETを用いることで、切れ込み箇所から破壊されやすくなったということである。
ラベルを想定した構成の場合、発泡PETを上紙に用いた方が、大幅に破壊強度が下がり、破壊されやすくなることが分かった。実際のラベル構成であるサンプル6は、3.5N程度で破壊され、サンプル1のフィルム単体よりも破壊されやすいことが確認された。
インレットフィルムにも切り込みを入れた方が、裂けやすくなり切り込みの延長上に存在するアンテナ配線の破断効果が高くなることが期待できる。
ら裂けやすくなりより高い脆性効果が得られた。切り込みを入れる際、インレットフィルムまで切り込みを入れることでさらに効果を高めることが可能である。ラベルのエッジにインレットフィルムがないため、通常のラベルより層間剥離しにくくして且つ脆性効果をより高めることができた。
1a、上紙
1b、下紙
2、 (第一の)粘着層
2a、上紙用
2b、下紙用
3、 インレットフィルム
4、 ICチップ
5、 アンテナ回路
6、 フィルム
7、 (第二の)粘着層
8、 被着体
9、 切り込み
10、RFIDタグ(ICタグ又はラベル)
11、発泡PET
12、空孔
13、ジャンパー線
B、 切り込み線の終点位置
C、 インレットフィルムが延びている位置
Claims (5)
- ICチップとアンテナ回路を備えるインレットフィルムの表裏に、粘着層を介して上紙と下紙が積層されたICタグラベルにおいて、
上紙と下紙が、多孔性を有する発泡性の合成紙であって、且つ合成紙が複数の切り込みを有することを特徴とするICタグラベル。 - 前記上紙と下紙、粘着層、インレットフィルムが、複数の切り込みを有することを特徴とする請求項1に記載のICタグラベル。
- 前記切り込みは、上紙と下紙の外縁に達する部分があることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のICタグラベル。
- 前記切り込みは、その延長上にアンテナ回路が存在していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のICタグラベル。
- 前記インレットフィルムの大きさは、上紙と下紙及び粘着層の大きさより小さいことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のICタグラベル。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013030870A JP2014160174A (ja) | 2013-02-20 | 2013-02-20 | Icタグラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014160174A true JP2014160174A (ja) | 2014-09-04 |
Family
ID=51611898
Family Applications (1)
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-
2013
- 2013-02-20 JP JP2013030870A patent/JP2014160174A/ja active Pending
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