JP2017033436A - Icタグラベル,icタグラベルシートおよびicタグラベルシートの製造方法 - Google Patents
Icタグラベル,icタグラベルシートおよびicタグラベルシートの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017033436A JP2017033436A JP2015154951A JP2015154951A JP2017033436A JP 2017033436 A JP2017033436 A JP 2017033436A JP 2015154951 A JP2015154951 A JP 2015154951A JP 2015154951 A JP2015154951 A JP 2015154951A JP 2017033436 A JP2017033436 A JP 2017033436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tag
- release paper
- adhesive layer
- band
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】表裏面に粘着層を設けた帯状ICタグを貼り付けたICタグラベルにおいて,表面の粘着層を保護する剥離紙を剥離し易くする。【解決手段】ICタグラベル1は,剥離台紙10,裏面粘着層11,帯状ICタグ12,表面粘着層13および保護剥離紙14により構成され,保護剥離紙14と表面粘着層13の長辺方向長さを帯状ICタグ12の長辺方向長さよりも短くし,表面粘着層13と保護剥離紙14がない箇所を帯状ICタグ12の両端部に設けることで,帯状ICタグ12の両側に段差が形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は,表裏に粘着層を設けた帯状ICタグを剥離台紙に貼り付けたICタグラベルに関する発明である。
固有識別番号を記憶したICチップと近距離無線通信用のアンテナを有するICタグは様々な用途に用いられ,その用途の一つに不正持ち出し防止システムがある。不正持ち出し防止システムとは,施設(店舗や図書館など)に設置されるシステムで,物品(商品や蔵書など)に貼られたICタグを施設の出口で検知して,その不正持ち出しを防止するシステムである。
不正持ち出しの検知対象となる物品は様々で,例えば,特許文献1では,表紙の背部に隣接する脇糊部分に帯状ICタグを埋め込んだ無線綴じ方式のICタグ付き本が開示されている。特許文献1で開示されているICタグ付き本は,製本工程で帯状ICタグを書籍に埋め込むが,不正持ち出し防止システムを設置する施設側でICタグを物品に貼るケースもあるため,本出願人は,特許文献2において,表裏面に粘着層を設けた帯状ICタグ(特許文献2では,無線タグ)を剥離紙に貼り付けたICタグラベル(特許文献2では,無線タグラベル)を開示している。
特許文献2に説明があるように,表裏面に粘着層を設けた帯状ICタグを物品に貼る際,まず,表面の剥離紙を剥がし,表面の粘着層を物品に貼り付けた後,裏面の剥離紙を剥がして,裏面の粘着層を物品に貼り付けるが,表面の剥離紙を剥離する際の取っ掛かりがないため,表面の剥離紙を剥離する作業が作業負荷になっている。
表面の剥離紙を剥離し易くする手法として,表面の剥離紙の一部にハーフカットを施すことが知られているが,ハーフカットが浅いと表面の剥離紙を剥離しづらくなるし,また,ハーフカットが深いとICタグの電子部品(アンテナとICチップ)が破損するため,ハーフカットを施すことなく,ICタグ表面の剥離紙を剥離し易くすることが望まれる。
そこで,本発明は,表裏面に粘着層を設けた帯状ICタグを貼り付けたICタグラベルにおいて,表面の粘着層を保護する剥離紙にハーフカットを施すことなく,この剥離紙を剥離し易くすることを課題とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,ICチップを実装したアンテナをベース基材の片面に設けた帯状ICタグと,前記アンテナを実装した面になる前記帯状ICタグの裏面全面を覆うように設けた裏面粘着層と,前記帯状ICタグの裏面と反対側の面になる前記帯状ICタグの表面を覆うように設けた表面粘着層と,前記表面粘着層を覆う保護剥離紙と,前記裏面粘着層を用いて前記帯状ICタグを貼り付けた剥離台紙とから少なくとも構成され,前記保護剥離紙および前記表面粘着層の長辺方向長さを前記帯状ICタグの長辺方向長さよりも短くし,前記保護剥離紙および前記表面粘着層が表面に存在しない箇所を前記帯状ICタグの片端または両端に設けたことを特徴とするICタグラベルである。なお,第1の発明に係るICタグラベルにおいて,前記帯状ICタグの短辺方向に係る前記剥離台紙の長さを前記帯状ICタグの短辺方向長さよりも大きくし,前記剥離台紙の一辺に長辺片側が沿うように前記帯状ICタグを貼り付けることが望ましい。
更に,第2の発明は,第1の発明に記載したICタグラベルとなる領域を,切り取り用ミシン目を介して前記ICタグラベルの短辺方向に複数連設したことを特徴とするICタグラベルシートである。
更に,第3の発明は,ICチップを実装したアンテナを等間隔でベース基材シートの片面に複数配設したインレットを準備し,前記アンテナを配設した面になる前記インレットの裏面全面に裏面粘着層用の両面粘着テープを貼り付ける工程1と,前記インレットに配設した前記アンテナの間隔より長い間隔で,前記アンテナの長辺方向に延びる切り取り用ミシン目を加工した剥離台紙用の剥離紙を準備し,前記切り取り用ミシン目の位置に合せて,前記アンテナを含むように前記インレットから切り抜きしたインレット片を前記裏面粘着層用の両面粘着テープにより前記剥離台紙用の剥離紙に貼り付ける工程2と, 前記インレット片を利用して形成される帯状ICタグの長辺方向長さよりも幅方向の長さが短く,表面粘着層用の両面粘着テープを片側全面に貼り付けた前記保護剥離紙用の剥離紙を準備し,前記インレット片の片端または両端を露出させた状態で,前記保護剥離紙用の剥離紙を前記表面粘着層用の両面粘着テープにより前記剥離台紙用の剥離紙に貼り付ける工程3と,前記保護剥離紙用の剥離紙を貼り付けた後の前記剥離台紙用の剥離紙における前記インレット片の箇所を,前記剥離台紙用の剥離紙を貫通しないように帯状に型抜きした後,前記帯状ICタグとして用いない抜きカスを前記剥離台紙用の剥離紙から除去する工程4とを含むことを特徴とするICタグラベルシートの製造方法である。
本発明によれば,保護剥離紙と表面粘着層の長辺方向長さを帯状ICタグの長辺方向長さよりも短くし,保護剥離紙と表面粘着層とがない箇所を帯状ICタグの両端部に設けることで,帯状ICタグの両側に段差が形成され,この段差を利用して,保護剥離紙が剥がし易くなる。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係るICタグラベル1を説明する図である。図1(a)に図示しているように,ICタグラベル1は,表裏面に粘着層が設けられた帯状ICタグ12を矩形の剥離台紙10に貼り付けた形態のラベルである。図1では,帯状ICタグ12の短辺方向に係る剥離台紙10の長さを帯状ICタグ12の短辺方向長さよりも大きくし,剥離台紙10の一辺に長辺片側が沿うように帯状ICタグ12を貼り付けることで,帯状ICタグ12を貼り付けていない剥離台紙10の部分を持ち手部分10aとして利用可能にしている。
図1(b)は断面A−A’の模式図,図1(c)は断面B−B’の模式図である。図1(b),(c)に図示したように,帯状ICタグ12を貼り付けている箇所におけるICタグラベル1の層構成は,最下位層から順に,剥離台紙10,裏面粘着層11,帯状ICタグ12,表面粘着層13および保護剥離紙14になる。なお,図1(c)に図示しているように,帯状ICタグ12を貼り付けていない箇所におけるICタグラベル1の層構成は剥離台紙10のみとなり,帯状ICタグ12を貼り付けていない箇所がICタグラベル1の持ち手部分10aになる。
図1(b)に図示しているように,剥離台紙10に貼り付けられた帯状ICタグ12は,ICチップ121を実装したアンテナ120をベース基材122上に設けた形態をなしている。帯状ICタグ12のサイズは,例えば,長辺方向の長さが100mm,短辺方向の長さが5mmで,帯状ICタグ12は細長い形状になっており,アンテナ120が設けられている面が裏面となる。なお,図1(b)で図示したアンテナ120の形状は一例にしか過ぎず,アンテナ120の形状はICチップ121が対応する周波数帯(例えば,UHF帯)に依存する。
図1(b)に図示しているように,ICタグラベル1では,裏面粘着層11は帯状ICタグ12の裏面全面に設けられているが,表面粘着層13は表面全面に設けられていない。図1(a),(b)に図示しているように,表面粘着層13および保護剥離紙14の長辺方向長さを帯状ICタグ12の長辺方向長さよりも短くし,ICタグラベル1は,表面粘着層13と保護剥離紙14がない箇所が帯状ICタグ12の両端部に設けられた状態になっている。
なお,ICタグラベル1の剥離台紙10および保護剥離紙14としては,ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリカーボネート,ポリアミドもしくはポリイミドなどフィルム,または,上質紙,コート紙,クラフト紙,グラシン紙もしくは合成紙などの紙を利用できる。また,ICタグラベル1の裏面粘着層11および表面粘着層13を形成する粘着材としては,アクリル系またはゴム系などの粘着剤を利用できる。更に,帯状ICタグ12のベース基材122としては,ポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート,ポリアミドまたはポリイミドなどのフィルムを利用でき,ベース基材122のアンテナ120はアルミ箔や銅箔により形成される。
ICタグラベル1の使用方法について説明する。図2は,ICタグラベル1の使用方法を説明する図で,図2では,書籍4の紙間にICタグラベル1を貼る手順について説明している。
書籍4の紙間に帯状ICタグ12を貼るとき,まず,図2(a)のように,図1で図示したICタグラベル1から保護剥離紙14を剥離し,帯状ICタグ12の表面に設けられた表面粘着層13を露出させた後,帯状ICタグ12を先頭にして,書籍4の紙4a,b間にICタグラベル1を差し込む。なお,その際,ICタグラベル1の持ち手部分10aを指先で押さえて差し込むようにするとよい。次に,図2(b)のように,露出している帯状ICタグ12の表面粘着層13に書籍4の紙4bを被せて圧着し,帯状ICタグ12の表面粘着層13と書籍4の紙4bを接着する。次に,図2(c)のように,帯状ICタグ12の表面粘着層13を接着させた書籍4の紙4bを持ち上げて剥離台紙10を剥離し,帯状ICタグ12の裏面に設けられた裏面粘着層11を露出させる。次に,図2(d)のように,露出している帯状ICタグ12の裏面粘着層11を他方の書籍4の紙4aに圧着し,紙4a,b間に挟まれた状態で帯状ICタグ12を書籍4に貼り付ける。
このように,物と物の間に挟んだ状態で帯状ICタグ12を貼り付ける際,剥離台紙10と保護剥離紙14をそれぞれ帯状ICタグ12から剥離することが必要になり,本実施形態に係る帯状ICタグ12では,保護剥離紙14と表面粘着層13の長辺方向長さを帯状ICタグ12の長辺方向長さよりも短くして,表面粘着層13と保護剥離紙14がない箇所を帯状ICタグ12の両端部に設けることで,帯状ICタグ12の両側に段差を形成し,保護剥離紙14を容易に剥離可能にしている。なお,剥離台紙10は,剥離台紙10の持ち手部分10aを利用することで容易に剥離可能である。
図3は,帯状ICタグ12の両端に形成した段差の効果を説明する図である。帯状ICタグ12と表面粘着層13は接着しているが,保護剥離紙14と表面粘着層13は仮接着状態であるため,帯状ICタグ12に形成した段差に爪5を滑らすことで,保護剥離紙14を容易に表面粘着層13から剥離できる。表面粘着層13がない箇所を帯状ICタグ12の両端部に設けることで,表面側の粘着強度が落ちるが,帯状ICタグ12は細長い形状をしているため,表面粘着層13がない箇所の長さを適切にすれば,帯状ICタグ12が物品(例えば,書籍4)から剥がれることはない。
次に,本実施形態に係るICタグラベルシート2について説明する。図4は,本実施形態に係るICタグラベルシート2を説明する図である。図4に図示したように,本実施形態に係るICタグラベルシート2は,上述のICタグラベル1となる領域20を,切り取り用ミシン目21を介してICタグラベル1の短辺方向に複数連設した形態をなし,切り取り用ミシン目21を利用して,ICタグラベル1となる領域をICタグラベルシート2から切り離すことで,ICタグラベル1となる領域20を上述のICタグラベル1として使用することができる。なお,ICタグラベルシート2の形態はシート状でもよいが,ICタグラベルシート2をロールに巻けるように,ICタグラベルシート2の形態はテープ状であることが好ましい。
次に,本実施形態に係るICタグラベルシート2の製造方法について説明する。図5は,インレット22を説明する図,図6は,工程1の内容を説明する図,図7は,工程2の内容を説明する図,図8は,工程3の内容を説明する図,図9は,工程4の内容を説明する図である。
本実施形態に係るICタグラベルシート2を製造する際,まず,ICチップ121を実装したアンテナ120を等間隔でベース基材シート220上に複数配設したインレット22を準備し,アンテナ120を配設した面であるインレット22の裏面全面に裏面粘着層用の両面粘着テープ23を貼り付ける工程1を実施する。この工程1を実施することで,上述したICタグラベル1の層構成の内,裏面粘着層11および帯状ICタグ12が形成される。
インレット22は,アルミ箔や銅箔をラミネートしたベース基材シート220をエッチング加工することで,アルミ箔や銅箔で形成されたアンテナ120を等間隔でベース基材シート220上に形成した後,ベース基材シート220上に形成したアンテナ120毎にICチップ121を実装することで製造できる。図5の破線枠は帯状ICタグ12のサイズを示し,後の工程にて,破線枠のサイズに型抜きするため,図5では,インレット22の幅Wを,帯状ICタグ12の長辺方向長さよりも大きくしている。
インレット22の裏面に接着する裏面粘着層用の両面粘着テープ23は,帯状ICタグ12の裏面粘着層11になるもので,インレット22の裏面に裏面粘着層用の両面粘着テープ23を接着させる際,インレット22の裏面と接着させる側の保護紙がこの時点で少なくとも剥がされる。図6に図示したように,インレット22の裏面に接着する裏面粘着層用の両面粘着テープ23の幅W1は,帯状ICタグ12の長辺方向長さよりも長いことが必要であるが,インレット22の幅Wと同じにする必要はない。
次に,インレット22に配設したアンテナ120の間隔より長い間隔で,アンテナ120の長辺方向に延びる切り取り用ミシン目21を加工した剥離台紙用の剥離紙25を準備し,切り取り用ミシン目21の位置に合せて,アンテナ120を含むようにインレット22から切り抜きしたインレット片24を裏面粘着層用の両面粘着テープ23により剥離台紙用の剥離紙25に貼り付ける工程2を実施する。この工程2を実施することで,上述したICタグラベル1の層構成の内,剥離台紙10,裏面粘着層11および帯状ICタグ12が形成される。
図7に図示したように,本実施形態では,インレット22から切り抜きする矩形のインレット片24のサイズは,帯状ICタグ12のサイズよりも一回り程度大きい。また,インレット22から切り抜くインレット片24のサイズと,インレット片24上における帯状ICタグ12の位置は予め定まっているため,インレット片24を剥離台紙用の剥離紙25に貼り付ける際,帯状ICタグ12の長辺片側が切り取り用ミシン目21に沿うように位置合する。なお,この時点では,剥離台紙用の剥離紙25と接着させる側の裏面粘着層用の両面粘着テープ23の保護紙は剥がされている。
次に,インレット片24を利用して形成される帯状ICタグ12の長辺方向長さよりも幅方向の長さが短く,表面粘着層用の両面粘着テープ26を片側全面に貼り付けた保護剥離紙用の剥離紙27を準備し,インレット片24の片端または両端を露出させた状態で,保護剥離紙用の剥離紙27を表面粘着層用の両面粘着テープ26により剥離台紙用の剥離紙25に貼り付ける工程3を実施する。この工程3を実施することで,上述したICタグラベル1の層構成の内,剥離台紙10,裏面粘着層11,帯状ICタグ12,表面粘着層13および保護剥離紙14が形成される。
図8に図示したように,保護剥離紙用の剥離紙27の幅W2は,インレット片24を利用して形成される帯状ICタグ12の長辺方向長さよりも幅方向の長さが短くなっている。また,保護剥離紙用の剥離紙27の裏面側に表面粘着層用の両面粘着テープ27が貼られている。
次に,保護剥離紙用の剥離紙27を貼り付けた後の剥離台紙用の剥離紙25におけるインレット片24の箇所を,剥離台紙用の剥離紙25を貫通しないように帯状に型抜きした後,帯状ICタグ12として用いない抜きカス28を剥離台紙用の剥離紙25から除去する工程4を実施する。この工程4を実施することで,図1で図示したICタグラベルシート2が製造される。
図9(a)に図示したように,剥離台紙用の剥離紙25を貫通しないように,図8の破線枠の箇所を型抜きすることで,図1で図示したICタグラベルシート2が製造される。図9(b)で図示したように,帯状ICタグ12として用いない抜きカス28は,裏面粘着層用の両面粘着テープ23,インレット片24,表面粘着層用の両面粘着テープ26および保護剥離紙用の剥離紙27が積層し,かつ,帯状ICタグ12を型抜きした箇所がくり抜かれた形態になる。
図10は,他の形態に係るICタグラベル6を説明する図である。上述した実施形態では,保護剥離紙14および表面粘着層13が表面に存在しない箇所を帯状ICタグ12の両端に設けているが,図10に図示したICタグラベル6のように,保護剥離紙14および表面粘着層13が表面に存在しない箇所を帯状ICタグ6aの片端のみに設ける形態でもよい。なお,図10に図示したICタグラベル6は,上述した工程3において,インレット片24の片端のみが露出するように,保護剥離紙用の剥離紙27を表面粘着層用の両面粘着テープ26により剥離台紙用の剥離紙25に貼り付けることで製造できる。
1 ICタグラベル
10 剥離台紙
10a 持ち手部分
11 裏面粘着層
12 帯状ICタグ
120 アンテナ
121 ICチップ
122 ベース基材
13 表面粘着層
14 保護剥離紙
2 ICタグラベルシート
20 ICタグラベルとなる領域
21 切り取り用ミシン目
22 インレット
220 ベース基材シート
23 裏面粘着層用の両面粘着テープ
24 インレット片
25 剥離台紙用の剥離紙
26 表面粘着層用の両面粘着テープ
27 保護剥離紙用の剥離紙
10 剥離台紙
10a 持ち手部分
11 裏面粘着層
12 帯状ICタグ
120 アンテナ
121 ICチップ
122 ベース基材
13 表面粘着層
14 保護剥離紙
2 ICタグラベルシート
20 ICタグラベルとなる領域
21 切り取り用ミシン目
22 インレット
220 ベース基材シート
23 裏面粘着層用の両面粘着テープ
24 インレット片
25 剥離台紙用の剥離紙
26 表面粘着層用の両面粘着テープ
27 保護剥離紙用の剥離紙
Claims (3)
- ICチップを実装したアンテナをベース基材の片面に設けた帯状ICタグと,前記アンテナを実装した面になる前記帯状ICタグの裏面全面を覆うように設けた裏面粘着層と,前記帯状ICタグの裏面と反対側の面になる前記帯状ICタグの表面を覆うように設けた表面粘着層と,前記表面粘着層を覆う保護剥離紙と,前記裏面粘着層を用いて前記帯状ICタグを貼り付けた剥離台紙とから少なくとも構成され,
前記保護剥離紙および前記表面粘着層の長辺方向長さを前記帯状ICタグの長辺方向長さよりも短くし,前記保護剥離紙および前記表面粘着層が表面に存在しない箇所を前記帯状ICタグの片端または両端に設けたことを特徴とするICタグラベル。 - 請求項1に記載したICタグラベルとなる領域を,切り取り用ミシン目を介して前記ICタグラベルの短辺方向に複数連設したことを特徴とするICタグラベルシート。
- ICチップを実装したアンテナを等間隔でベース基材シートの片面に複数配設したインレットを準備し,前記アンテナを配設した面になる前記インレットの裏面全面に裏面粘着層用の両面粘着テープを貼り付ける工程1と,
前記インレットに配設した前記アンテナの間隔より長い間隔で,前記アンテナの長辺方向に延びる切り取り用ミシン目を加工した剥離台紙用の剥離紙を準備し,前記切り取り用ミシン目の位置に合せて,前記アンテナを含むように前記インレットから切り抜きしたインレット片を前記裏面粘着層用の両面粘着テープにより前記剥離台紙用の剥離紙に貼り付ける工程2と,
前記インレット片を利用して形成される帯状ICタグの長辺方向長さよりも幅方向の長さが短く,表面粘着層用の両面粘着テープを片側全面に貼り付けた前記保護剥離紙用の剥離紙を準備し,前記インレット片の片端または両端を露出させた状態で,前記保護剥離紙用の剥離紙を前記表面粘着層用の両面粘着テープにより前記剥離台紙用の剥離紙に貼り付ける工程3と,
前記保護剥離紙用の剥離紙を貼り付けた後の前記剥離台紙用の剥離紙における前記インレット片の箇所を,前記剥離台紙用の剥離紙を貫通しないように帯状に型抜きした後,前記帯状ICタグとして用いない抜きカスを前記剥離台紙用の剥離紙から除去する工程4と,
を含むことを特徴とするICタグラベルシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015154951A JP2017033436A (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | Icタグラベル,icタグラベルシートおよびicタグラベルシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015154951A JP2017033436A (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | Icタグラベル,icタグラベルシートおよびicタグラベルシートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017033436A true JP2017033436A (ja) | 2017-02-09 |
Family
ID=57988289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015154951A Pending JP2017033436A (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | Icタグラベル,icタグラベルシートおよびicタグラベルシートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017033436A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019045664A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 哲朗 和田 | 電子タグ |
JP2019064143A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 大日本印刷株式会社 | 積層体及びこれを用いて作製したカード |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52113828A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-24 | Ken Mochizuki | Secret paper |
JP2005326753A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Seiko Epson Corp | ラベル用紙およびラベル発行方法 |
JP2009245238A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 無線タグラベルと無線タグ、無線タグの書籍への貼着方法、無線タグラベルの製造方法 |
-
2015
- 2015-08-05 JP JP2015154951A patent/JP2017033436A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52113828A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-24 | Ken Mochizuki | Secret paper |
JP2005326753A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Seiko Epson Corp | ラベル用紙およびラベル発行方法 |
JP2009245238A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 無線タグラベルと無線タグ、無線タグの書籍への貼着方法、無線タグラベルの製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019045664A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 哲朗 和田 | 電子タグ |
JP2019064143A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 大日本印刷株式会社 | 積層体及びこれを用いて作製したカード |
JP7008274B2 (ja) | 2017-09-29 | 2022-01-25 | 大日本印刷株式会社 | 積層体及びこれを用いて作製したカード |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3432224B1 (en) | Method for manufacturing an rfid inlet | |
WO2008053702A1 (en) | Non-contact ic tag label and method of producing the same | |
JP2007279782A (ja) | Icチップ破壊防止構造を有する非接触icタグと非接触icタグ連接体、非接触icタグ連接体の製造方法 | |
WO2008056564A1 (en) | Non-contact ic tag label, airline luggage tag label, and method for producing non-contact ic tag label | |
US20060290498A1 (en) | Incorporation of RFID devices into labels | |
JP6073048B2 (ja) | Rfid用インレットアンテナ及びそれを用いたrfid | |
EP2006822A3 (en) | Tag tape, tag tape roll, RFID circuit element cartridge, and tag label producing apparatus | |
WO2008047630A1 (fr) | Étiquette à marqueur à circuits imprimés | |
JP2017033436A (ja) | Icタグラベル,icタグラベルシートおよびicタグラベルシートの製造方法 | |
JP2007041423A (ja) | Rfid粘着ラベル | |
JP5115278B2 (ja) | 無線タグラベルと無線タグ、無線タグの書籍への貼着方法、無線タグラベルの製造方法 | |
JP4374046B2 (ja) | Rfidラベル | |
JP4876842B2 (ja) | Icタグラベル | |
JP2010128772A (ja) | Rfidラベルおよびその貼付方法 | |
JP2009223847A (ja) | Icタグラベルの帯状連続体と印字用icタグラベル用紙 | |
CN108510042B (zh) | 一种易碎电子标签 | |
EP4398150A1 (en) | Rfid medium and rfid medium continuous body | |
JP4430097B2 (ja) | Rfidラベルおよびその製造方法 | |
JP2009093448A (ja) | Icタグ及びicタグの製造方法 | |
JP6664052B2 (ja) | Rfid記録媒体シートの製造方法 | |
JP2014160174A (ja) | Icタグラベル | |
JP6418751B2 (ja) | Rfidタグ、その使用方法およびrfidタグ連結体の製造方法 | |
JP7013706B2 (ja) | Rfidタグラベルシートおよびrfidタグラベル連続体 | |
JP2008234245A (ja) | Icタグラベル及びicタグラベルの製造方法 | |
JP7412850B2 (ja) | Rfidタグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190709 |