JP2010068911A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents
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Abstract
て保持できるようにし、被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器の安全確保技術
の提供と、蓋が閉じた状態をロックするロック手段とその検出スイッチを設け、この検出
スイッチが検知していない場合は、滅菌動作が開始可能とならず、高圧蒸気滅菌器の運転
開始の安全性確保に優れた技術を提供する。
【解決手段】チャンバーの前面開口周辺部に円周状に配置され電動機によって一方向へ回
動してロックバーが固定側ロック部と蓋側ロック部に進入して蓋をロック状態に保持する
ロック板、ロック板がロック状態に回動したことをロック位置検出スイッチが検出しロッ
ク板を回動阻止状態とするプランジャを進出させるロック板阻止用ソレノイド、プランジ
ャの進出の検出によって滅菌動作が開始可能となること。
【選択図】図4
Description
高圧蒸気滅菌器に関する。
持された蓋ハウジングに前記チャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、前記チャンバー
内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本
体の前面底部に足踏み式ペダルを設け、このペダルの操作によって蓋を開くようにしたも
のがある。(特許文献1参照)。
、手が塞がれている状態での操作性が向上するが、滅菌工程を開始した高圧蒸気滅菌器の
作動中は、蓋が確実に閉じた状態を維持して安全を確保し、滅菌工程が完了した安全状態
で蓋を開成できるような安全装置についての技術が開示されていない。
採用した高圧蒸気滅菌器を提供するものであり、この横型チャンバーにおいて、チャンバ
ーの前面開口を開閉する蓋が、閉じた状態を二重の安全手段によって保持できるようにす
ることにより、被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器の安全確保に適する技術
を提供するものである。
、この検出スイッチが検知していない場合は、滅菌動作が開始可能にならないようにして
、高圧蒸気滅菌器の運転開始の安全性確保に優れた技術を提供するものである。
記チャンバーの前面開口を閉じるようにヒンジ部で回動可能に支持された蓋と、前記蓋が
正規の閉じた状態になったことを検出する閉蓋検出スイッチを備え、前記チャンバー内に
収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器であって、前記チャンバーの
前面開口周辺部に円周上に間隔を存して配置された固定側ロック部と、この固定側ロック
部に対応して前記蓋の裏方向へ突出した蓋側ロック部と、前記チャンバーの前面開口周辺
部に円周状に配置され電動機によって円周上で時計回り或いは反時計回りに回動するロッ
ク板と、前記固定側ロック部と前記蓋側ロック部はそれぞれ前記蓋が閉じた状態で相互に
対向するロック孔を備え、前記ロック板は前記固定側ロック部の前記ロック孔に対向した
ロックバーを備え、前記蓋が開いた状態では前記ロックバーが前記固定側ロック部の前記
ロック孔から脱した状態であり、前記蓋が閉じた状態を前記閉蓋検出スイッチが検出した
ことにより前記電動機が駆動され前記ロック板が一方向へ回動して前記ロックバーが前記
固定側ロック部のロック孔と前記蓋側ロック部のロック孔に進入して前記蓋をロック状態
に保持し、前記ロック板が前記ロック状態に回動したことを検出するロック位置検出スイ
ッチを備え、前記ロック位置検出スイッチの検出によって通電され前記ロック板をロック
位置に保持するようプランジャを進出させるロック板保持用ソレノイドと、前記プランジ
ャの進出を検出するプランジャ検出スイッチを備え、このプランジャ検出スイッチの検出
によって滅菌動作が開始可能となり、前記滅菌動作の終了によって前記ソレノイドが非通
電となり、前記電動機が駆動され前記ロック板が逆方向へ回動して前記ロックバーが前記
固定側ロック部のロック孔及び前記蓋側ロック部のロック孔から脱して前記蓋のロック状
態が解除されることを特徴とする。
た状態を閉蓋検出スイッチが検出したことにより、電動機が駆動してロック板が時計回り
或いは反時計回りのいずれか一方向へ回動してロックバーをロック孔に係入することで蓋
をロック状態にする。そして、このロック状態はロック位置検出スイッチによって検出さ
れ、それによってロック板阻止用ソレノイドが通電され、プランジャがロック板の係止孔
に係入することによってロック板を回動阻止状態に保持する。このため、蓋は、ロック板
により閉じた状態を保持され、且つ、ロック板はプランジャによって回動したロック位置
に保持されるため、蓋が閉じた状態を二重の安全手段によって保持できるものとなり、被
滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器の安全確保に適したものとなる。
イッチで検出されるため、このプランジャ検出スイッチが検知していない場合は、滅菌動
作が開始可能とならない。このため、蓋がチャンバーの前面開口を閉じ、その状態が保持
されていない限り滅菌動作の開始はないため、高圧蒸気滅菌器の運転開始の安全性確保に
優れたものとなる。
記チャンバーの前面開口を閉じるようにヒンジ部で回動可能に支持された蓋と、前記蓋が
正規の閉じた状態になったことを検出する閉蓋検出スイッチ15を備え、前記チャンバー
内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器であって、前記チャンバ
ーの前面開口周辺部に円周上に間隔を存して配置された固定側ロック部と、この固定側ロ
ック部に対応して前記蓋の裏方向へ突出した蓋側ロック部と、前記チャンバーの前面開口
周辺部に円周状に配置され電動機によって円周上で時計回り或いは反時計回りに回動する
ロック板と、前記固定側ロック部と前記蓋側ロック部はそれぞれ前記蓋が閉じた状態で相
互に対向するロック孔を備え、前記ロック板は前記固定側ロック部の前記ロック孔に対向
したロックバーを備え、前記蓋が開いた状態では前記ロックバーが前記固定側ロック部の
前記ロック孔から脱した状態であり、前記蓋が閉じた状態を前記閉蓋検出スイッチ15が
検出したことにより前記電動機が駆動され前記ロック板が一方向へ回動して前記ロックバ
ーが前記固定側ロック部のロック孔と前記蓋側ロック部のロック孔に進入して前記蓋をロ
ック状態に保持し、前記ロック板が前記ロック状態に回動したことを検出するロック位置
検出スイッチ21を備え、前記ロック位置検出スイッチ21の検出によって通電され前記
ロック板をロック位置に保持するようプランジャを進出させるロック板保持用ソレノイド
と、前記プランジャの進出を検出するプランジャ検出スイッチ24を備え、このプランジ
ャ検出スイッチ24の検出によって滅菌動作が開始可能となり、前記滅菌動作の終了によ
って前記ソレノイドが非通電となり、前記電動機が駆動され前記ロック板が逆方向へ回動
して前記ロックバーが前記固定側ロック部のロック孔及び前記蓋側ロック部のロック孔か
ら脱して前記蓋のロック状態が解除されるものであり、本発明の実施例を以下に記載する
。
ロックされた状態の正面斜視図、図2は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋が開いた状態の
正面斜視図、図3は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋が若干開いた状態の一部拡大斜視図
(取っ手の係止部を省略)、図4は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋を閉じた時点の一部
正面斜視図(取っ手部の構成を一部省略)、図5は図4におけるロック板の状態を示す後
面斜視図、図6は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋をロック板がロックした状態を示す一
部正面斜視図、図7は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋をロック板がロックしロック板保
持用ソレノイドが作動した状態を示す一部正面斜視図、図8は図7におけるロック板とロ
ック板保持用ソレノイドの状態を示す後面斜視図である。
であるが、図1及び図2に示すものは、この外装ケースで覆われた内部構成を示している
。滅菌動作を行なうためには、被滅菌物の種類に応じた滅菌コースの選択、滅菌温度や滅
菌時間の設定、その他の設定等を行なうが、このような選択・設定及びこれらに係る表示
のための操作パネル部が、前記外装ケースの外面部に設けられている。高圧蒸気滅菌器1
は、立法形または縦長直方形の基礎台2の上には、前面開口3Aの円筒状の横型チャンバ
ー3が設けられ、チャンバー3の円形状の前面開口3Aを密閉する蓋4を備えている。蓋
4は、チャンバー3の一側部(図では右側)においてヒンジ部5にて回動可能に支持され
ている。
態において、高圧蒸気滅菌器1を運転して、チャンバー3内を高温高圧状態とし、被滅菌
物の滅菌が行なわれる。蓋4によってチャンバー3の前面開口3Aを良好な密閉状態とす
るために、蓋4の裏側周縁に環状パッキン6を備え、この環状パッキン6がチャンバー3
の前面開口3Aの環状フランジ3A1に密着する構成である。
滅菌のために使用する所定量の加熱用水を溜めたポリプロピレン製で内容量が約20リッ
トル程度の注排水タンク8と、真空ポンプ7の水封及び冷却用の水を溜める内容量が約2
0リットル程度の冷却タンク9等を備えている。10は注排水タンク8及び冷却タンク9
の出し入れ用のスロープ板である。高圧蒸気滅菌器1の移動のために、基礎台2の底部4
隅部にキャスタ11が設けられている。
状態にしなければ危険である。本発明では、蓋4が閉じた状態を二重の安全手段によって
保持できるロック装置を提供するものであり、この蓋4のロック装置を以下に具体的に記
載する。
出スイッチ15と、チャンバー3の前面開口3A周辺部に円周上に間隔を存して配置され
た固定側ロック部16と、この固定側ロック部16に対応して蓋4の裏方向へ突出した蓋
側ロック部17と、チャンバー3の前面開口3A周辺部に円周状に配置され電動機19に
よって円周方向に時計回り或いは反時計回りに回動するロック板18と、固定側ロック部
16と蓋側ロック部17はそれぞれ蓋4が閉じた状態で相互に対向するロック孔16A、
17Aを備え、ロック板18は固定側ロック部16のロック孔16Aに対向したロックバ
ー20を備え、蓋4が開いた状態ではロックバー20が固定側ロック部16のロック孔1
6Aから脱した状態である。
駆動され、アーム33が図2および図4に示す状態から左方へ回動し、それによってロッ
ク板18が一方向(図では反時計方向)へ回動してロックバー20が固定側ロック部16
のロック孔16Aと蓋側ロック部17のロック孔17Aに進入して蓋4をロック状態に保
持する。また、ロック板18がロック位置に回動したことを検出するロック位置検出スイ
ッチ21を備え、ロック位置検出スイッチ21の検出によってロック板18を回動位置に
保持するプランジャ22を進出させるロック板保持用ソレノイド23に通電される。プラ
ンジャ22の進出はプランジャ検出スイッチ24で検出され、このプランジャ検出スイッ
チ24の検出によって滅菌動作が開始可能となる。そして、滅菌動作の終了によってソレ
ノイド23が非通電となり、電動機19が駆動されロック板18が逆方向(図では時計方
向)へ回動してロックバー20が固定側ロック部16のロック孔16A及び蓋側ロック部
17のロック孔17Aから脱して蓋4のロック状態が解除されるものである。
は、対向二辺161をもつ門型の固定側ロック部16が、略90度の等角度配置でもって
対角線上の4箇所に取り付けられており、対向二辺161にはそれぞれロック孔16Aが
形成されている。この各固定側ロック部16に対応して蓋4には、裏方向へ突出した蓋側
ロック部17が蓋4と一体に対角線上の4箇所に形成され、各蓋側ロック部17にはロッ
ク孔17Aが形成されている。固定側ロック部16には蓋4が閉じた状態を検出する閉蓋
検出スイッチ15を取り付けており、蓋4が閉じたとき蓋側ロック部17の先端が閉蓋検
出スイッチ15の作動体15Aを押して、閉蓋検出スイッチ15がONする構成である。
は反時計回りに回動するように、固定側ロック部16の対向二辺161の後端部に形成し
たガイド部25Aにて位置決めされた状態で、固定側ロック部16に一体の支持部25B
と対向二辺161の後端縁とで支持された状態である。ロック板18の前面には、4箇所
の固定側ロック部16のロック孔16Aに対向する位置にロックバー20を取り付け板2
6にて取り付けている。4箇所の固定側ロック部16の1つまたはチャンバー3には、ロ
ック板18の後方位置に、取り付け板27にてロック位置検出スイッチ21を取り付けて
いる。
バー3または固定側ロック部16に取り付けられている。図示の場合は、支持部25Bに
取り付けた状態である。ソレノイド23が非通電のときはプランジャ22はバネ29にて
退避状態であり、ソレノイド23が通電のときはプランジャ22はバネ29に抗して進出
する。取り付け板26にはプランジャ22の進出を検出するプランジャ検出スイッチ24
を取り付けている。このプランジャ検出スイッチ24の作動体24Aに対向してロック板
18には、進出したプランジャ22が貫通する係止孔28を形成している。
固定した支持体30Bに設けた軸31Pに、この軸31Pを中心として回動する作動アー
ム31Aが保持され、軸31Pに巻回にて保持されたコイルバネSPによって、この作動
アーム31の先端が下方へ付勢された状態である。作動アーム31Aは手動操作される取
っ手30Aを備えている。一方、チャンバー3側には作動アーム31Aが係脱する係止部
が設けられている。この係止部は、チャンバー3の外面に溶接等にて固定した(その固定
部は図では省略)支持体31Hから水平方向へ突出する係止軸31Bを備えている。
ネSPによってこの作動アーム31Aの先端が下方へ付勢され、作動アーム31Aの先端
に形成した係止凹部31A1が係止軸31Bに係止した状態である。この状態から蓋4を
開くときは、手動にて取っ手30AをコイルバネSPに抗して矢印Q方向へ引っ張ること
によって、作動アーム31Aは軸31Pを中心として矢印R方向へ回動し、作動アーム3
1Aの先端が上方へ移動して係止凹部31A1が係止軸31Bとの係止から離脱する。こ
の状態で、取っ手30Aを更に引くことによって、蓋4が大きく開く。
ガイド部31A2に係止軸31Bが当接した状態で、更に蓋4をチャンバー3方向へ押す
ことによって、作動アーム31AはコイルバネSPに抗して矢印R方向へ回動しつつ、遂
にコイルバネSPにて係止凹部31A1が係止軸31Bに係止する状態となる。これによ
って、蓋4がチャンバー3の前面開口3Aを閉じた状態に保持される。
している。このため、取っ手部30はこの外装体で覆われるが、取っ手30Aはこの外装
体から露出した状態に保たれ、蓋4を開き易く配置している。蓋4が閉じたことを検出す
るために、上記のように、作動アーム31Aが係止軸31Bに係止したとき、作動アーム
31Aによって作動する取っ手検出スイッチ32を支持体31Hに備えている。
イド23が非通電であり、ロック板18は、図2及び図4に示すように初期位置にある。
滅菌操作に際しては、先ず、電源スイッチ(図示せず)をオン(ON)操作することによ
り、スタンバイ状態となる。この状態で、蓋4を開いて前面開口3Aよりチャンバー3内
に被滅菌物をセットし、蓋4を閉じる。蓋4を閉じることにより、各蓋側ロック部17が
各固定側ロック部16の対向二辺161間に進入し、作動アーム31Aが係止軸31Bに
係止して、蓋4を閉じた状態を保持する。これと共に蓋側ロック部17の先端が閉蓋検出
スイッチ15の作動体15Aを押して、閉蓋検出スイッチ15がONすることにより、蓋
4が閉じたことが検出される。また、蓋4を閉じたとき、作動アーム31Aが係止軸31
Bに係止するため、取っ手検出スイッチ32もONする。
全確保のために、閉蓋検出スイッチ15と取っ手検出スイッチ32の両方がONすること
により、蓋4が閉じたことを検出するように二重の検出構成を採用することもできる。閉
蓋検出スイッチ15のONにて電動機19が駆動されロック板18が一方向(図では反時
計方向)へ回動してロックバー20が固定側ロック部16のロック孔16Aと蓋側ロック
部17のロック孔17Aに進入して蓋4をロック状態に保持する。
この検出によってロック板保持用ソレノイド23に通電されて励磁され、プランジャ22
が進出する。ロック板18の回動によって係止孔28がプランジャ22に対応しているた
め、進出するプランジャ22が係止孔28を貫通し、ロック板18を回動位置に保持する
。このプランジャ22の進出によってプランジャ検出スイッチ24をONし、ロック板1
8がロック位置に回動したことが検出される。この状態は、安全に滅菌動作を開始できる
ことを示しており、制御手段(図示せず)が動作して、蓋4がロックされたことを高圧蒸
気滅菌器1の外面部に設けた前記操作パネル部の表示部のLEDが点灯するか、音声にて
この状態をアナウンスする。これらの制御は、前記制御手段(図示せず)の動作にて行な
われる。
開始できる状態において、前記操作パネル部を操作して必要な選択・設定を行なった後、
前記操作パネル部のスタートスイッチを操作することにより、前記制御手段(図示せず)
が動作して、選択・設定した条件に従って滅菌動作が開始し、真空ポンプ7の動作を伴い
、チャンバー3内にセットした被滅菌物の加熱工程、滅菌工程、排気工程、乾燥工程等の
所定の工程を経て、滅菌動作が終了する。この滅菌動作の終了は、前記操作パネル部の表
示やブザー、または音声アナウンス等によって報知される。
レノイド23が非通電となってプランジャ22が退避し、ロック板18の保持状態が解除
される。これによって、プランジャ検出スイッチ24がOFFし、それによって、前記制
御手段(図示せず)の動作にて、電動機19が駆動されてロック板18が逆方向(図では
時計方向)へ回動し、ロックバー20が固定側ロック部16のロック孔16Aと蓋側ロッ
ク部17のロック孔17Aから退避して、蓋4のロック状態を解除する。この状態で閉蓋
検出スイッチ21が閉蓋検出状態を解除されるため、前記制御手段(図示せず)の動作に
て、前記操作パネル部に蓋4を開くことが可能な表示がなされ、または音声アナウンス等
によって報知される。このため、蓋4の取っ手30Aを引くことにより、上記のように作
動アーム31Aが係止軸31Bから外れて蓋4が開かれ、チャンバー3内の被滅菌物を取
り出すことができる。
気滅菌器に適用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するもの
である。
2・・・・・基礎台
3・・・・・横型チャンバー
3A・・・・前面開口
3A1・・・環状フランジ
4・・・・・蓋
5・・・・・ヒンジ部
7・・・・・真空ポンプ
15・・・・閉蓋検出スイッチ
15A・・・閉蓋検出スイッチの作動体
16・・・・固定側ロック部
16A・・・ロック孔
17・・・・蓋側ロック部
17A・・・ロック孔
18・・・・ロック板
19・・・・電動機
20・・・・ロックバー
21・・・・ロック位置検出スイッチ
22・・・・プランジャ
23・・・・ロック板保持用ソレノイド
24・・・・プランジャ検出スイッチ
28・・・・係止孔
30・・・・取っ手部
30A・・・取っ手
32・・・・取っ手検出スイッチ
Claims (1)
- 滅菌器本体内に前面開口の横型チャンバーが設けられ、前記チャンバーの前面開口を閉
じるようにヒンジ部で回動可能に支持された蓋と、前記蓋が正規の閉じた状態になったこ
とを検出する閉蓋検出スイッチを備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸
気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器であって、前記チャンバーの前面開口周辺部に円周上に間
隔を存して配置された固定側ロック部と、この固定側ロック部に対応して前記蓋の裏方向
へ突出した蓋側ロック部と、前記チャンバーの前面開口周辺部に円周状に配置され電動機
によって円周上で時計回り或いは反時計回りに回動するロック板と、前記固定側ロック部
と前記蓋側ロック部はそれぞれ前記蓋が閉じた状態で相互に対向するロック孔を備え、前
記ロック板は前記固定側ロック部の前記ロック孔に対向したロックバーを備え、前記蓋が
開いた状態では前記ロックバーが前記固定側ロック部の前記ロック孔から脱した状態であ
り、前記蓋が閉じた状態を前記閉蓋検出スイッチが検出したことにより前記電動機が駆動
され前記ロック板が一方向へ回動して前記ロックバーが前記固定側ロック部のロック孔と
前記蓋側ロック部のロック孔に進入して前記蓋をロック状態に保持し、前記ロック板が前
記ロック状態に回動したことを検出するロック位置検出スイッチを備え、前記ロック位置
検出スイッチの検出によって通電され前記ロック板をロック位置に保持するようプランジ
ャを進出させるロック板保持用ソレノイドと、前記プランジャの進出を検出するプランジ
ャ検出スイッチを備え、このプランジャ検出スイッチの検出によって滅菌動作が開始可能
となり、前記滅菌動作の終了によって前記ソレノイドが非通電となり、前記電動機が駆動
され前記ロック板が逆方向へ回動して前記ロックバーが前記固定側ロック部のロック孔及
び前記蓋側ロック部のロック孔から脱して前記蓋のロック状態が解除されることを特徴と
する高圧蒸気滅菌器。
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