JPH04236857A - 圧力容器の開閉蓋の安全装置 - Google Patents

圧力容器の開閉蓋の安全装置

Info

Publication number
JPH04236857A
JPH04236857A JP1367591A JP1367591A JPH04236857A JP H04236857 A JPH04236857 A JP H04236857A JP 1367591 A JP1367591 A JP 1367591A JP 1367591 A JP1367591 A JP 1367591A JP H04236857 A JPH04236857 A JP H04236857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
lid
container
flange
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1367591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeichi Takase
高瀬 竹一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKASE TEKKOSHO KK
Original Assignee
TAKASE TEKKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKASE TEKKOSHO KK filed Critical TAKASE TEKKOSHO KK
Priority to JP1367591A priority Critical patent/JPH04236857A/ja
Publication of JPH04236857A publication Critical patent/JPH04236857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気による加熱処理を行
うオートクレーブなどの圧力容器の開閉装置、特に容器
内部の圧力を解放しないと蓋を開けられない、圧力容器
の開閉蓋の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧力容器では、容器内部
での蒸気などによる加熱処理が終了すると、蒸気供給弁
を閉じ、蒸気排出弁を開き、容器内部の圧力が大気圧に
なつたことを圧力計により確めてから、締付環を回転し
て緩め、蓋を開けている。しかし、何かの故障で容器内
部の圧力が大気圧にならない内に、締付環を回転して緩
めると、容器内部の圧力により蓋が急激に押し開かれ、
作業者に危害を及ぼす恐れがあつた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的は蓋が
容器内部の圧力により押し開かれる危険を防止するため
に、容器内部の圧力を解放しない限り、蓋の締付環を回
転できない、圧力容器の開閉蓋の安全装置を提供するこ
とにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の構成は蓋の端部のフランジを缶胴の端部
のフランジへ係合させる締付環を缶胴の開口端部に回転
可能に嵌合支持し、締付環に切欠部材を結合し、締付環
の締付位置で切欠部材に係合するストツパと操作レバー
を、缶胴の内部を外部に連通する排気管の途中に配設し
た開閉弁の弁軸に結合したものである。
【0005】
【作用】操作レバー15aにより弁軸15を回転すると
、開閉弁13が開き、容器内部の圧力が排気管9から大
気へ解放される。同時に、弁軸15のストツパ17が締
付環27の切欠部材18から引つ込む。容器内部の圧力
が解放された後に、ハンドル19によりピニオン21を
回転すると、締付環27が締付位置から解放位置へ回転
され、締付環27と蓋4の各フランジの係合が解除され
、蓋4を開くことができる。この時、容器内部の圧力は
大気圧に解放されているので、容器内部の圧力により急
激に蓋4が押し開かれ、作業者が怪我するなどの恐れが
ない。
【0006】
【発明の実施例】図1は本発明による開閉蓋の安全装置
を備えた圧力容器の正面図、図2は同平面図である。圧
力容器は缶胴2の一端に端板3を結合して閉鎖し、他端
に蓋4を開閉可能に支持して構成される。図2に示すよ
うに、缶胴2の外壁に上下1対のL形の腕32が結合さ
れ、1対の腕32の間に支持した上下方向の支軸33に
、蓋4から突出する上下1対の支板34の間に結合した
筒が回動可能に外挿支持される。
【0007】図1に示すように、缶胴2へ蒸気発生器(
図示せず)から管7、蒸気供給弁8を経て高圧蒸気が供
給され、容器内部の圧力は圧力計10に指示される。 容器内部の圧力が所定値を超えると、安全弁6が開き、
容器内部の蒸気が管5から外部へ放出される。缶胴2の
底部にブロー管28とドレーン管30が備えられ、弁2
9または弁31を開くと、容器の蒸気または凝縮液が排
出される。
【0008】蓋4は締付環27を正逆回転することによ
り、蓋4が缶胴2の端部へ押し付けられた位置と、蓋4
が缶胴2の端部から解放された位置とに切り換わる。こ
のため、缶胴2の外壁に軸受によりハンドル19を有す
る軸20が回転可能に支持され、軸20に結合したピニ
オン21が、締付環27の外周面に結合した部分歯車2
2に噛み合される。蓋4に蒸気排出弁24を有する管2
3が備えられ、蒸気排出弁24を開くと容器内部の蒸気
が放出される。
【0009】図3に示すように、缶胴2の端部にフラン
ジ36が、蓋4の端部にフランジ39がそれぞれ結合さ
れ、両者は断面逆U字形の締付環27の正逆回転により
フランジ39がフランジ36へ密接され、またはフラン
ジ39がフランジ36から解放されるように構成される
。このため、フランジ36の外周面に設けた環状溝37
に、締付環27の左端部内周面に設けた突条38が回転
可能に係合される。実際には、フランジ36の環状溝3
7の右側壁と突条38とに歯車状の切欠を形成し、締付
環27を軸方向に移動して突条38を環状溝37へ係合
する。
【0010】蓋4のフランジ39の端面にフランジ36
との間の気密を保つためのシール部材40が支持される
。フランジ39の外周面に歯車状に多数の突起39aが
設けられる。一方、締付環27の右端部突条の内周面に
歯車状の切欠27aが形成され、かつ締付環27の右端
部突条の左側面にカム27bが一体に形成される。した
がつて、締付環27の切欠27aとフランジ39の突起
39aとが横に並んだ時、蓋4を右方へ移動して開くこ
とができ、逆に締付環27を突起29aの半ピツチ分だ
け回転すると、カム27bによりフランジ39がフラン
ジ36へ押し付けられ、蓋4が密閉される。以上の構成
は従来の圧力容器とほぼ同様である。
【0011】図1に示すように、本発明によれば、締付
環27の外周面にU字形の切欠部材18が固定される。 一方、缶胴2の外壁に回転型の開閉弁13が固定され、
開閉弁13の弁軸15の端部が軸受16により缶胴2の
外壁に支持される。弁軸15にストツパ17と操作レバ
ー15aが結合され、締付環27を締め付けた位置で操
作レバー15aにより弁軸15を回転すると、開閉弁1
3が閉じ、ストツパ17が切欠部材18へ係合し、締付
環27の回転を阻止するように構成される。缶胴2の内
部から外部へ延びる排気管9は、弁12、開閉弁13を
経て、上方へ延びる排気管9aへ接続される。開閉弁1
2は通常開かれた状態にあり、設けなくてもよい。
【0012】次に、本発明による圧力容器の開閉蓋の安
全装置の作動について説明する。図4,5に示すように
、締付環27により蓋4が締め付けられ、容器4が密閉
された状態にある時、操作レバー15aを缶胴2の外壁
に対し垂直になる位置へ回転すると、開閉弁13が閉じ
、ストツパ17が切欠部材18の切欠18aへ係合され
る。蒸気供給弁8を開いて管7から蒸気を容器の内部へ
供給すると、容器の内部に収容された製品が加熱処理さ
れる。所定の加熱処理が終了した後、蒸気供給弁8を閉
じ、蒸気排出弁24を開くと、容器内部の蒸気が管23
から放出され、容器内部の圧力は大気圧になる。
【0013】蒸気排出弁24の故障などにより容器内部
の圧力が大気圧よりも高くなつているにも拘らず、蓋4
を開けると危険である。しかし、本発明によると蓋4を
開けるために、ハンドル19によりピニオン21を回転
しようとしても、ストツパ17が締付環27の切欠部材
18に係合しているので、蓋4を開けることはできない
。そこで、操作レバー15aを図5において左方へ倒す
と、ストツパ17が切欠部材18から離脱する。同時に
、開閉弁13が開くので、容器内部の蒸気が排気管9、
弁12、開閉弁13を経て排気管9aから外部へ放出さ
れ、容器内部の圧力が大気圧になる。次いで、ハンドル
19によりピニオン21を回転し、締付環27を所定の
角度(切欠27aの半ピツチ分)だけ回動すると、締付
環27の切欠27aとフランジ39の突起39aとが横
に並び、蓋4を開けることができる。
【0014】図2に示すように、取手26をつかんで蓋
4を支軸33を中心として回動すると、缶胴2が開き、
加熱処理された製品を缶胴2から取り出すことができる
【0015】なお、上述の実施例において、開閉弁13
として摺動型のものを用いることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、蓋の端部のフラ
ンジを缶胴の端部のフランジへ係合させる締付環を缶胴
の開口端部に回転可能に嵌合支持し、締付環に切欠部材
を結合し、締付環の締付位置で切欠部材に係合するスト
ツパと操作レバーを、缶胴の内部を外部に連通する排気
管の途中に配設した開閉弁の弁軸に結合したものであり
、蓋を閉じる場合に、締付環により蓋を缶胴へ密接させ
ても、ストツパを締付環の切欠部材へ係合しなければ、
排気管の開閉弁が閉じないので、容器内部の圧力は高く
ならず、所要の加熱処理ができない。
【0017】蓋を開く場合は、いきなり締付環を緩めよ
うとしても、ストツパにより締付環の回転が阻止される
。ストツパを締付環の切欠部材から外すと、開閉弁がス
トツパと連動して開き、容器内部の圧力が解放されるの
で、蓋が容器内部の圧力により急激に押し開かれるとい
う危険がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉蓋の安全装置を備えた圧力容
器の正面図である。
【図2】同容器の右半部を示す平面断面図である。
【図3】缶胴に対する蓋の締付機構を示す平面断面図で
ある。
【図4】図1に示す安全装置を拡大して示す正面図であ
る。
【図5】同底面図である。
【符号の説明】
9:排気管 13:開閉弁 15:弁軸 15a:操作レバー 17:ストツパ 18:切欠部材 27:締付環

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋の端部のフランジを缶胴の端部のフラン
    ジへ係合させる締付環を缶胴の開口端部に回転可能に嵌
    合支持し、締付環に切欠部材を結合し、締付環の締付位
    置で切欠部材に係合するストツパと操作レバーを、缶胴
    の内部を外部に連通する排気管の途中に配設した開閉弁
    の弁軸に結合したことを特徴とする圧力容器の開閉蓋の
    安全装置。
JP1367591A 1991-01-11 1991-01-11 圧力容器の開閉蓋の安全装置 Pending JPH04236857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1367591A JPH04236857A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 圧力容器の開閉蓋の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1367591A JPH04236857A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 圧力容器の開閉蓋の安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04236857A true JPH04236857A (ja) 1992-08-25

Family

ID=11839764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1367591A Pending JPH04236857A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 圧力容器の開閉蓋の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04236857A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068911A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Sanyo Electric Co Ltd 高圧蒸気滅菌器
JP2010268948A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Hiruson Dekku Kk 高圧蒸気滅菌器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193418A (ja) * 1975-02-13 1976-08-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193418A (ja) * 1975-02-13 1976-08-16

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068911A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Sanyo Electric Co Ltd 高圧蒸気滅菌器
JP2010268948A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Hiruson Dekku Kk 高圧蒸気滅菌器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4656730B2 (ja) 真空および蒸気滅菌装置用カセット
KR0170125B1 (ko) 전기압력밥솥의 증기배출장치
JP2012513220A (ja) 安全装置を有する蒸気圧力容器
MXPA01003157A (es) Dispositivo de seguridad para abrir un cocedor a presion con un cierre de tipo de asa-bayoneta.
KR840005970A (ko) 증기 압력솥
KR100977808B1 (ko) 압력용기 급속개폐장치
JPH04236857A (ja) 圧力容器の開閉蓋の安全装置
JP5025608B2 (ja) 高圧蒸気滅菌器
CN205214965U (zh) 一种压力锅
US1958923A (en) Cover for high pressure liquefiers
US3959506A (en) Method for peeling fruits and vegetables
US5954218A (en) Open head container cover
US2601936A (en) Closure for pressure vessels
TWI784337B (zh) 氣體鋼瓶洩漏處理設備
US2452790A (en) Pressure cooker
JP3950223B2 (ja) 縦型蒸気滅菌器
KR0162574B1 (ko) 전기압력밥솥의 뚜껑 개폐장치
JPS5937513Y2 (ja) 圧力容器の覗き窓構造
US1438757A (en) Closure for the heads of metal barrels, drums, and like receptacles
US188395A (en) Improvement in preserving vegetables
KR200157757Y1 (ko) 전기압력밥솥의 뚜껑 개폐장치
JPH0431068Y2 (ja)
KR200157499Y1 (ko) 압력밥솥의 뚜껑개폐장치
US2043628A (en) Door or closure fastener for retorts
US2714848A (en) Blast gate and system