JP2010268948A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋体が確実に閉じた状態での運転開始と滅菌後の安全状態での蓋体の開放を可能にする。
【解決手段】蓋体2bの閉動に伴いロックピン3が軸方向へ移動して、その先端の係止部3bがロック孔4aに挿通され、この状態でロックピン3を回転操作することにより、その係止部3bがロック孔4に係合して該ロックピン3の軸方向への移動が規制され、次に、制御部6がロック機構5のストッパー5aを係止部3bへ向け接近移動させて当接可能することにより、ロックピン3の回転移動が規制されてインターロックし、また滅菌後にチャンバー1aの内圧が大気圧と同程度になった時には、制御部6がロック機構5のストッパー5aを係止部3bから離隔移動させることにより、インターロックが解除されロックピン3が回転可能となって、該ロックピン3の軸方向移動により開蓋可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば医療用器具などを滅菌するために、チャンバー内への給水、加圧昇温、蒸気置換、滅菌、排気などの処理を順次自動で行う高圧蒸気滅菌器に関する。
詳しくは、チャンバーの開口部を開閉自在に塞ぐ蓋体のロック機構を改良した高圧蒸気滅菌器に関する。
従来、この種の高圧蒸気滅菌器として、チャンバーの開口部の一側に設けたヒンジ機構により蓋体が開閉自在に設けられ、該開口部の他側にロック孔が設けられ、蓋体の表側に設けた摺動孔に、ロックピンが摺動自在に収納されて、蓋体の遊端延長方向に対し出没自在となっているものがある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、特許文献1は、ロックピンの先端外周には凸状段部が形成されるとともに、ロック孔の内周にはその凸状段部が係合する凹状段部が形成されており、チャンバー内の高圧力で蓋体が開く方向に力が加わり、ロックピンがロック孔の内周に強く押し付けられた際にそれら段部同士が係合することでロックピンの摺動を規制して、チャンバー内が高圧の間は、その高圧力より大きな力で蓋体をチャンバー方向へ押し戻さない限り、蓋体を開くことができないようになっている。
特開2006−149789号公報
ところで、高圧蒸気滅菌の終了後に、例えば電磁弁の故障や排気通路の詰まりなどが発生すると、チャンバー内の残留圧力が外部へ十分に排出されず、チャンバー内に残り続けるおそれがある。
しかし乍ら、このような従来の高圧蒸気滅菌器では、チャンバー内の圧力によりロックピンの凸状段部とロック孔の凹状段部とが押し付け合ってロックしているため、前述したようなチャンバー内の圧力が残っている場合、ある程度の力で蓋体をチャンバー方向へ押し戻すと、ロックピンの凸状段部とロック孔の凹状段部とのロックが解除されてロックピンが軸方向に移動可能になり、蓋体が開いてしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものである。
すなわち、本発明は、蓋体が確実に閉じた状態での運転開始と滅菌後の安全状態での蓋体の開放を可能にすること、簡単な構造で且つ小さな駆動力により確実にインターロックすること、などを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明は、被滅菌物が収納されるチャンバーを有する滅菌器本体と、この滅菌器本体に取り付けられて前記チャンバーの開口部を開閉自在に覆う蓋体を有する開閉部材と、この開閉部材から前記滅菌器本体へ向け回転自在に突出するロックピンと、前記滅菌器本体に設けられて前記蓋体の閉動に伴い前記ロックピンの軸方向先端が挿通されるロック孔と、前記ロックピンの回転移動を規制するロック機構と、このロック機構の作動を制御する制御部とを備え、前記ロックピンの軸方向先端には、該ロックピンが回転されることで前記ロック孔と軸方向へ抜け不能に係合する係止部を有し、前記ロック機構は、前記ロック孔に係合された前記係止部へ向け接近及び離隔する方向へ移動するストッパーを有し、前記制御部は、前記係止部が前記ロック孔に抜け不能に係合した後、前記ストッパーを前記係止部へ向け接近移動させて当接可能に配置するとともに、滅菌後で前記チャンバーの内圧が大気圧に戻った時に、前記ロック機構のストッパーを前記係止部から離隔移動させることを特徴とする。
さらに前述した特徴に加えて、前記ロックピンの係止部が該ロックピンの軸方向と直交する方向へ突出する円柱軸であり、前記ロック機構のストッパーを前記ロックピンの軸方向へ往復動自在に支持して、前記係止部の円柱軸と前記ロック機構のストッパーとをロックピンの回転方向へ隣接するように配置したことを特徴とする。
前述した特徴を有する本発明は、蓋体の閉動に伴いロックピンが軸方向へ移動して、その先端の係止部がロック孔に挿通され、この状態でロックピンを回転操作することにより、その係止部がロック孔に係合して該ロックピンの軸方向への移動が規制され、次に、制御部がロック機構のストッパーを係止部へ向け接近移動させて当接可能することにより、ロックピンの回転移動が規制されてインターロックし、また滅菌後にチャンバーの内圧が大気圧と同程度になった時には、制御部がロック機構のストッパーを係止部から離隔移動させることにより、インターロックが解除されロックピンが回転可能となって、該ロックピンの軸方向移動により開蓋可能となる。
したがって、蓋体が確実に閉じた状態での運転開始と滅菌後の安全状態での蓋体の開放を可能にすることができる。
その結果、誤作動や誤操作により蓋体が開いて高温の残留蒸気が噴出するような事故を完全に防止できて、安全性を高めることができる。
また、ロックピンの係止部が該ロックピンの軸方向と直交する方向へ突出する円柱軸であり、ロック機構のストッパーをロックピンの軸方向へ往復動自在に支持して、係止部の円柱軸とロック機構のストッパーとをロックピンの回転方向へ隣接するように配置した場合には、制御部がロック機構のストッパーを係止部へ向け接近移動させるだけで、該ロック機構のストッパーが係止部3bの円柱軸とロックピンの回転方向へ当接し、それによりロックピンの回転移動が規制されてインターロックする。
したがって、簡単な構造で且つ小さな駆動力により確実にインターロックすることができる。
本発明の実施形態に係る高圧蒸気滅菌器の全体構成を示す説明図(図1(a)が蓋体を開けた状態の外観斜視図と部分拡大縦断側面図、図1(b)が蓋体を閉じた状態の外観斜視図)である。 蓋体の閉動状態を示す説明図(図2(a)が部分拡大縦断側面図、図2(b)が(2B)−(2B)に沿える部分拡大背面図)である。 ロックピンの回転状態を示す説明図(図3(a)が部分拡大縦断側面図、図3(b)が(3B)−(3B)に沿える部分拡大背面図)である。 インターロック状態を示す説明図(図4(a)が部分拡大縦断側面図、図4(b)が(4B)−(4B)に沿える部分拡大背面図)である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態に係る高圧蒸気滅菌器Aは、図1(a)(b)に示すように、被滅菌物が収納されるチャンバー1aを有する滅菌器本体1と、この滅菌器本体1に対し移動自在に取り付けられてチャンバー1aの開口部1bを開閉自在に覆う蓋体2bを有する開閉部材2と、この開閉部材2から滅菌器本体1へ向け回転自在に突出するロックピン3と、滅菌器本体1に設けられて蓋体2bの閉動に伴いロックピン3の軸方向先端が挿通されるロック孔4aと、ロックピン3の回転移動を規制するロック機構5と、このロック機構5の作動を制御する制御部6を主要な構成要素として備えている。
そして、作業者の操作により制御部6が運転を開始して、チャンバー1a内部への給水、ヒーター1cによる加圧昇温、高圧蒸気による被滅菌物の滅菌、排気などの処理を順次自動的に行うものである。
開閉部材2は、滅菌器本体1に対して開閉動自在に設けられる支持体2aと、この支持体2aの内側に配設されてチャンバー1aの開口部1bを開閉自在に覆う蓋体2bとを有し、この蓋体2bとチャンバー1aの開口部1bの周縁との間には、弾性変形可能な材料からなるパッキン2cを取り付けて、これら両者間を密閉している。
図示例では、滅菌器本体1の正面一側に対し、矩形板状に形成された支持体2aの一側部を、図示しないヒンジにより軸着するなどして開閉自在に支持し、支持体2aの略中央位置に、円板状に形成された蓋体2bを取り付け、蓋体2bの外周には、パッキン2cを着脱自在に嵌着している。
その他の例としては、アームなどを横長状に枠組みした枠状部と、この枠状部の外側を覆うカバー部とで支持体2aが構成され、枠状部の長手方向の略中央位置に、蓋体2bの中央に突設されたボスを軸着するなどして取り付けたり、滅菌器本体1の正面下縁に対し、支持体2aの下縁部を軸着するなどして開閉自在に支持したり、チャンバー1aの開口部1bの周縁にパッキン2cを着脱自在に取り付けることも可能である。
さらに、滅菌器本体1の正面他側には、コントロールパネル1dが設けられ、このコントロールパネル1dには、電源スイッチ1e、滅菌工程を開始する作動スイッチ1f、チャンバー1a内の圧力及び温度を表示する圧力計1g、滅菌温度・滅菌時間・乾燥時間などを表示するデジタル表示部1h、滅菌温度や時間などの設定キー1iなどが配置されている。
ロックピン3は、図1(a)及び図2(a)に示すように、金属などの剛性材料で棒状に形成され、支持体2aの他側部に対しその厚さ方向へ貫通して回転自在に突出するように支持するとともに、支持体2aの外面から突出する軸方向一端には、その外径より大きな回転操作部3aを設けて抜け止めし、支持体2aの内面から滅菌器本体1へ向けて突出する軸方向他端には、後述するロック孔4aよりも小さな係止部3bを設けている。
図示例では、回転操作部3aとしてハンドルを固着し、係止部3bとしてロックピン3の軸方向と直交する方向へ円柱軸を突出させて設けている。
ロック孔4aは、図2(a)(b)に示すように、ロックピン3の係止部3bよりも大きく形成され、図示例のようにチャンバー1aの開口縁に連続して滅菌器本体1の正面を構成する前面板に対し、予めロック孔4aが開設されたロックプレート4を溶接などで固着するか、又は滅菌器本体1の正面を構成する前面板に直接開設することで、滅菌器本体1の正面の所定位置に配置される。
ロック孔4aの周縁には、図3(a)(b)に示すように、ロックピン3を回転操作することで係止部3bと該ロックピン3の軸方向へ抜け不能に係合する掛止部4bが形成される。
この掛止部4bには、ロック孔4aを挿通したロックピン3の係止部3bと対向して、ロックピン3の軸方向へ徐々に突出する傾斜面4cと、該係止部3bが嵌合する凹溝4dを、ロックピン4の回転方向へ順次形成することが好ましい。
ロック機構5は、図2(a)及び図3(a)の二点鎖線に示すように、ロック孔4aの掛止部4bに係合されたロックピン3の係止部3bへ向けて接近及び離隔する方向へ移動自在に支持されるストッパー5aと、このストッパー5aを移動する駆動源5bを有している。
図示例の場合には、このストッパー5aが一対の円柱軸であり、これらストッパー5aの円柱軸をアーム5cの中間位置に連係し、このアーム5cの一端を支持体5dに対し回動自在に枢着して揺動自在に支持するとともに、アーム5cの他端には、駆動源5bとして設けられたソレノイドに磁気吸着される従動子5eを設けている。
さらに、ストッパー5aの円柱軸と、ロックピン3の係止部3bの円柱軸の軸方向両端部とを、ロックピン3の回転方向へ隣接するように配置している。
駆動源5bとして設けられたソレノイドは、後述する制御部6から出力される信号に基づいて通電され、従動子5eを磁気吸着することで、ストッパー5aの円柱軸をロックピン3の軸方向へ往復動自在に支持している。
制御部6は、図1(a)及び図2(a)に示すように、コントロールパネル1dの作動スイッチ1fやロック機構5の駆動源5dなどと電気的に接続した制御回路を有するコントローラーであり、ロックピン3の係止部3bがロック孔4aの掛止部4bに係合した後、作動スイッチ1fの操作により、図2(a)及び図3(a)の二点鎖線に示すように、ロック機構5の駆動源5bに作動して、ストッパー5aをロックピン3の係止部3bへ向け接近移動させ、この状態で運転開始、詳しくは滅菌工程が開始されるように作動制御している。
そして、滅菌工程が完了し排気工程が進行してチャンバー1の内圧が大気圧に戻った時には、図3(a)の二点鎖線及び実線に示すように、上述した作動と逆に、ロック機構5のストッパー5aをロックピン3の係止部3bから離隔移動させるように作動制御している。
なお、排気工程の終了はブザーを鳴らすなどして作業者で知らせることが好ましい。
また、チャンバー1の内圧を検出する手段7としては、圧力センサーなどを用い、この圧カセンサーにより排気工程でチャンバー1内に所定以上の圧力が残っている間は、制御部6へ出力しないが、チャンバー1の圧力が全部排気されて大気圧と同程度になった時に、制御部6へロック解除信号を出力するように制御することが好ましい。
さらに、ロック孔4aの近傍には、ロックピン3の係止部3bの位置を検出する例えばマイクロスイッチなどからなる位置検出用センサー(図示しない)が設けられる。
該係止部3bの位置検出用センサーは、回転操作部3aのハンドルの回転操作により、ロックピン3の係止部3bがロック孔4の掛止部4bと確実に係合するロック位置まで回転移動したか否かを検出するように構成されている。
また、ロック機構5の近傍には、ストッパー5aの位置を検出する例えばマイクロスイッチなどからなる位置検出用センサー(図示しない)が設けられる。
該ストッパー5aの位置検出用センサーは、ロック機構5の駆動源5bの作動により、ストッパー5aの円柱軸がロックピン3の係止部3bと確実に当接するインターロック位置まで接近移動したか否かを検出するように構成されている。
そして、これら係止部3bの位置検出用センサーとストッパー5aの位置検出用センサーを、制御部6の制御回路と電気的に接続することで、ロックピン3の係止部3bがロック孔4の掛止部4bと確実に係合するロック位置まで回転移動し、更にストッパー5aの円柱軸がロックピン3の係止部3bと確実に当接するインターロック位置まで接近移動した時のみ、運転開始、詳しくは滅菌工程が開始されるように作動制御させている。
このような本発明の実施形態に係る高圧蒸気滅菌器Aの機能を説明する。
先ず、電源スイッチ1eを入れ、蓋体2を開けて被滅菌物をチャンバー1a内に入れ、蓋体2を閉めると、図2(a)(b)に示すように、ロックピン3の係止部3bが、ロック孔4aに挿通される。
この状態で、図3(a)(b)に示すように、作業者が手動操作して回転操作部3aのハンドルをクローズ方向へ回転すると、ロックピン3の係止部3bが回転して、ロック孔4の掛止部4bに該ロックピン3の軸方向へ抜け不能に係合する。
この際、ロック孔4の掛止部4bに傾斜面4cと凹溝4dをロックピン3の回転方向へ順次形成した場合には、回転した係止部3bが傾斜面4cに乗り上がって、ロックピン3全体が更に挿入され、それに伴い、回転操作部3aを介して蓋体2全体がチャンバー1aへ向け押圧され、パッキン2cを介して両者が更に密着し、密閉度を向上することができる。
その後、作業者が作動スイッチ1fを押すと、図4(a)(b)に示すように、制御部6がロック機構5の駆動源5bであるソレノイドに通電して、ストッパー5aの円柱軸が、ロックピン3の係止部3bへ向け接近移動して当接可能となる。
それにより、ロックピン3の係止部3bが逆回転不能に規制されて蓋体2をインターロックする。
このインターロック状態で運転開始、詳しくは滅菌工程が開始されるため、この滅菌工程中に作業者が誤って蓋体2を開けようとしても開かず、高圧蒸気が噴出する事故を防止できる。
さらに図示例のように、ロックピン3の係止部3bが該ロックピン3の軸方向と直交する方向へ突出する円柱軸であり、ロック機構5のストッパー5aの円柱軸を、ロックピン3の軸方向へ往復動自在に支持して、これら係止部3bの円柱軸の軸方向両端部とロック機構5のストッパー5aの円柱軸とがロックピン3の回転方向へ隣接するように配置されるため、制御部6がロック機構5のストッパー5aを係止部3bへ向け接近移動させるだけで、該ロック機構5のストッパー5aが係止部3bの円柱軸とロックピン3の回転方向へ当接し、それによりロックピン3の回転移動が規制されてインターロックする。
したがって、簡単な構造で且つ小さな駆動力により確実にインターロックすることができる。
また、滅菌工程が完了し排気工程が進行して、圧力センサーなどの手段7によりチャンバー1aの内圧が大気圧と同程度に戻ったことを検出すると、図3(a)(b)の実線に示すように、制御部6がロック機構5の駆動源5bであるソレノイドへの通電を停止して、ストッパー5aの円柱軸が、ロックピン3の係止部3bから離隔移動して、ロックピン3の係止部3bが逆回転可能となる。
それにより、ロックピン3の回転規制が解除され、蓋体2のインターロックも解除されて、蓋体2を開けてチャンバー1a内の滅菌済みの被滅菌物を取り出すことができる。
なお、上述した高圧蒸気滅菌器Aにおいて、チャンバー1の内圧を検出する手段7としては、圧力センサーなどを用いたが、それに限定されるものではなく、圧力センサーとは別の検出手段により、チャンバー1の内圧が大気圧と同程度に戻ったことを検出して、ロック機構5のストッパー5aを係止部3bから離隔移動させてもよい。
1 滅菌器本体 1a チャンバー
1b 開口部 2 開閉部材
2b 蓋体 3 ロックピン
3b 係止部 4a ロック孔
5 ロック機構 5a ストッパー
6 制御部

Claims (2)

  1. 被滅菌物が収納されるチャンバーを有する滅菌器本体と、この滅菌器本体に取り付けられて前記チャンバーの開口部を開閉自在に覆う蓋体を有する開閉部材と、この開閉部材から前記滅菌器本体へ向け回転自在に突出するロックピンと、前記滅菌器本体に設けられて前記蓋体の閉動に伴い前記ロックピンの軸方向先端が挿通されるロック孔と、前記ロックピンの回転移動を規制するロック機構と、このロック機構の作動を制御する制御部とを備え、
    前記ロックピンの軸方向先端には、該ロックピンが回転されることで前記ロック孔と軸方向へ抜け不能に係合する係止部を有し、
    前記ロック機構は、前記ロック孔に係合された前記係止部へ向け接近及び離隔する方向へ移動するストッパーを有し、
    前記制御部は、前記係止部が前記ロック孔に抜け不能に係合した後、前記ストッパーを前記係止部へ向け接近移動させて当接可能に配置するとともに、滅菌後で前記チャンバーの内圧が大気圧に戻った時に、前記ロック機構のストッパーを前記係止部から離隔移動させることを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  2. 前記ロックピンの係止部が該ロックピンの軸方向と直交する方向へ突出する円柱軸であり、前記ロック機構のストッパーを前記ロックピンの軸方向へ往復動自在に支持して、前記係止部の円柱軸と前記ロック機構のストッパーをロックピンの回転方向へ隣接するように配置したことを特徴とする請求項1に記載の高圧蒸気滅菌器。
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