JP2008104844A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents

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Abstract

【課題】滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋ハウジングにチャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、蓋が確実に閉じた状態での運転開始ができるように、安全面に配慮した高圧蒸気滅菌器を提供するものである。
【解決手段】滅菌器本体2の上部にチャンバーの上面開口を塞ぐ蓋5をロックするロック手段を備え、このロック手段は、蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう滅菌器本体に支持されたロックアーム10Aと、このロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチ6Aを備え、高圧蒸気滅菌器の運転開始時にこの蓋ロック検出スイッチがロックアームのロック状態を検出していない場合には運転を開始しないように構成したこと。
【選択図】図7

Description

本発明は、主として病院等に設置して医療用器具等の被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器に関する。
滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋ハウジングに前記チャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の前面底部に足踏み式ペダルを設け、このペダルの走査によって蓋を開くようにしたものがある。(特許文献1参照)。
特開2005−6927号公報
この特許文献1の構成では、ペダルを足で踏むことによって蓋を開くことができるため、手が塞がれている状態での操作性が向上するが、蓋をロックする爪とペダルとを連動させる機構が複雑となり、部品点数の増加や組み立て工数の増加に伴うコストアップを招く問題がある。
本発明は、この点に鑑み、特許文献1の構成とは異なり、手で蓋を開閉する比較的簡単な構成であって、且つ比較的簡単な操作によって蓋の開閉ができるようにし、蓋が確実に閉じた状態での運転開始となるように、安全面に配慮した高圧蒸気滅菌器を提供するものである。
第1発明の高圧蒸気滅菌器は、滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記チャンバーの上面開口を密閉するよう前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の上部に前記蓋を密閉状態にロックするロック手段を備え、このロック手段は、前記蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう前記滅菌器本体に支持されたロックアームと、このロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチを備え、前記高圧蒸気滅菌器の運転開始時にこの蓋ロック検出スイッチが前記ロックアームのロック状態を検出していない場合には運転を開始しないように構成したことを特徴とする。
第2発明の高圧蒸気滅菌器は、滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋ハウジングに前記チャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の上部に前記蓋を密閉状態にロックするロック手段を備え、このロック手段は、前記蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう支持されたロックアームと、前記ロックアームをロック状態の方向へ付勢するバネと、前記ロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチを備え、前記蓋ハウジングは、前面側に手で握ることによって前方に移動して前記ロックアームをロック状態から非ロック状態に回動させる操作取っ手を備え、前記高圧蒸気滅菌器の運転開始時に前記蓋ロック検出スイッチが前記ロックアームのロック状態を検出していない場合には運転を開始しないように構成したことを特徴とする。
第3発明の高圧蒸気滅菌器は、滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記滅菌器本体の上部後側に開閉自在にヒンジ部で支持された蓋ハウジングに前記チャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の上部前側で前記蓋を密閉状態にロックするロック手段と、前記蓋ハウジングの前部で前記ロック手段のロックを解除操作する操作取っ手を備え、前記ロック手段は、前記滅菌器本体に少なくとも左右に離間して配置されて、前記蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう支持されたロックアームと、前記ロックアームをロック状態の方向へ付勢するバネと、前記ロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチを備え、前記高圧蒸気滅菌器の運転開始時に、前記蓋ロック検出スイッチが前記ロックアームのロック状態を検出していないときは、運転を開始しないように構成したことを特徴とする。
第4発明の高圧蒸気滅菌器は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記ロックアームは、その中間部が支持部に回動可能に支持され、前記滅菌器本体の上壁の孔を貫通して上方へ突出した上部に前記蓋の周縁部に設けた係止部に係止する爪部を形成し、下部には前記蓋ロック検出スイッチをON−OFF作動する作動部を形成し、前記爪部が前記係止部に係止するロック状態へ付勢するコイルバネを備え、前記滅菌器本体の上壁の孔を貫通して上方へ突出した上部が前記操作取っ手によって前記ロック解除操作されることを特徴とする。
第5発明の高圧蒸気滅菌器は、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記蓋は前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋ハウジングに取り付けられ、前記滅菌器本体には高圧蒸気滅菌器全体の統括制御を行う主制御部を設け、前記蓋ロック検出スイッチが前記主制御部に接続され、前記蓋ハウジングには、動作条件や動作モードを設定する設定部と表示部を備えた操作部と、この操作部と接続され前記主制御部とデータ(情報又は信号)の授受を行なうと共に前記主制御部の制御の下に動作する副制御部を備え、前記主制御部と前記副制御部によって高圧蒸気滅菌器の運転制御を行うことを特徴とする。
第6発明の高圧蒸気滅菌器は、第5発明において、前記主制御部と前記副制御部は、マイクロコンピュータ構成による制御手段であり、2本の電源ラインと、2本のデータ送受信ラインと、1本のクロックパルスラインと、1本のリセットラインで接続されたことを特徴とする。
第7の発明の高圧蒸気滅菌器は、第1発明乃至第6発明のいずれかにおいて、滅菌器本体に対して蓋ハウジングが閉じた状態になったことを検出する閉蓋検出スイッチを設けると共に、この閉蓋検出スイッチが開閉時に蓋ロック検出スイッチの開閉状態を検出し、開閉が検出されない場合には運転を開始しないように構成したことを特徴とする。
第8の発明の高圧蒸気滅菌器は、第1発明乃至第7発明のいずれかにおいて、閉蓋検出スイッチがONからOFF又はOFFからONに切り替わった直後に蓋ロック検出スイッチがON又はOFFしているか否かを検出することで、蓋ロック検出スイッチの固着を検出することを特徴とする。
第1発明において、蓋のロックは、滅菌器本体にロック状態と非ロック状態とに回動するよう設けたロックアームが、蓋の周縁部に係止することによって行なう簡素化された構成であり、構成が簡単であって、コストも低減できる。また、高圧蒸気滅菌器の運転開始時に、蓋ロック検出スイッチがロックアームのロック状態を検出していない場合には運転を開始しないため、高圧蒸気下で滅菌作動する機器の使用者に対する安全確保ができることとなる。
第2発明は、第1発明の効果に加えて、ロックアームはバネによってロック状態の方向へ付勢されているため、操作取っ手を手で握ることによって、ロックアームのロック状態の解除ができるため、構成と操作性が簡単であり、第1発明の効果と共に優れた効果を奏することができる。
第3発明は、第2発明の効果に加えて、ロック手段は、滅菌器本体に少なくとも左右に離間して配置されているため、蓋のロック状態が確実となり、安全な高圧蒸気滅菌器を構成できる。
第4発明は、第1発明乃至第3発明の効果に加えて、ロックアームの爪部によって蓋をロックする部分が、滅菌器本体の上壁を貫通した上部であるため、蓋の係止部に係止するロック構成が簡単であり、また、蓋ロック検出スイッチをON−OFF作動する作動部が滅菌器本体の上壁下方にあるため、水等の液体が掛かることや不正操作されることから防止できるものとなる。
第5発明は、第1発明乃至第4発明の効果に加えて、滅菌器本体に設けた主制御部の統括制御の下で、蓋ハウジングに設けた操作部の検知を副制御部で行う分担制御方式が採用できるため、蓋ハウジングに動作モード設定スイッチと動作モード表示部を備えた操作部を配置して、操作性の向上等を図る構成を採用することに適したものとなる。
第6発明は、第5発明において、滅菌器本体側の主制御部と蓋ハウジング側の副制御部は、マイクロコンピュータ構成による制御手段でもって、分担制御方式が採用できるため、ライン数が限られた本数で達成できるものとなり、配線が簡素化され、組み立てし易い構成となる。
第7発明は、第1発明乃至第6発明の効果に加えて、蓋の開閉操作時に蓋ロック検出スイッチの開閉状態を検出することで、蓋ロック検出スイッチの固着を検出し、固着が検出された場合には運転を開始しないことで、より安全性を向上出来るものである。
第8発明は、第1発明乃至第7発明の効果に加えて、蓋の開閉操作を閉蓋検出スイッチにて検出すると共に、この閉蓋検出スイッチが開閉操作された直後に蓋ロック検出スイッチの動作を検出することで、蓋を開けて運転を開始する前に、確実に蓋ロック検出スイッチの故障を検出し、より安全性を向上出来るものである。
本発明の高圧蒸気滅菌器は、滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記チャンバーの上面開口を密閉するよう前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の上部に前記蓋を密閉状態にロックするロック手段を備え、このロック手段は、前記蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう前記滅菌器本体に支持されたロックアームと、このロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチを備え、前記高圧蒸気滅菌器の運転開始時にこの蓋ロック検出スイッチが前記ロックアームのロック状態を検出していない場合には運転を開始しないように構成したものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の正面斜視図、図2は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋を開けた状態の正面斜視図、図3は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の滅菌器本体のカバーを外し蓋を開けた状態の正面斜視図、図4は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の配管系統図、図5は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の工程動作図、図6は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋のロック手段を断面で示す側面図、図7は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋のロック手段と操作取っ手のロック装置の部分を示す正面斜視図、図8は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手のロック装置の部分を示す正面斜視図、図9は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分と蓋のロック手段部分を示す平面図、図10は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分と蓋のロック手段と操作取っ手のロック装置部分を示す正面斜視図、図11は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作部示す平面図、図12は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の制御部を示すブロック図である。図13は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の閉蓋検出スイッチ部分と操作取っ手のロック装置の部分を示す正面斜視図である。図14は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分の蓋のロック手段と閉蓋検出スイッチ部分を示す平面図である。図15は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分と蓋のロック手段と操作取っ手のロック装置と閉蓋検出スイッチ部分を示す正面斜視図である。
図において、1は本発明の高圧蒸気滅菌器である。高圧蒸気滅菌器1は、滅菌器本体2と、滅菌器本体2の上部に後部が開閉自在にヒンジ部18で支持された蓋ハウジング3を備え、滅菌器本体2内には上面開口4Aを有する有底円筒形状のチャンバー4を配置し、蓋ハウジング3にはチャンバー4の上面開口4Aを密閉するための蓋5を備えている。チャンバー4内に被滅菌物を収納し、蓋ハウジング3を閉じて蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを密閉した状態において、高圧蒸気滅菌器1を運転して、チャンバー4内を高温高圧状態とし、被滅菌物の滅菌が行なわれる。蓋5によってチャンバー4の上面開口4Aを良好な密閉状態とするために、蓋5の下端開口周縁には環状体5Aが取り付けられ、環状体5Aがチャンバー4の上面開口4Aの上端部分に覆い被さる状態となる。
チャンバー4内が高温高圧状態となるため、蓋5による密閉状態の確保が重要である。このため、チャンバー4の上面開口4Aを密閉するロック状態に蓋5を保持するロック手段LKを滅菌器本体2の前部に設け、このロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチ6を備える。
前記ロック手段LKは、図6及び図7に示すように、蓋5に対してロック状態と非ロック状態に回動するロックアーム10を備えている。蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを確実に密閉するロック状態となるように、ロック手段LKは、滅菌器本体2の上部に少なくとも左右に離間して配置されている。このため、ロック手段LKは、複数のロックアーム10が左右に間隔を存して設けられ、実施例では、ヒンジ部18とは反対側の位置となる前側部分において、滅菌器本体2の上部の左右の箇所にロックアーム10A、10Bを備えている。各ロックアーム10A、10Bは、その中間部が、チャンバー4の側面から並行に延びる支持部9に軸部8で回動可能に支持され、上壁2Aの孔2A1を貫通して上方へ突出した各ロックアーム10A、10Bの上部には、蓋5の周縁部に設けた係止部11、11にそれぞれ係止する爪部10A1、10B1を形成し、各ロックアーム10A、10Bの下部には、それぞれの蓋ロック検出スイッチ6A、6BをON−OFF作動する作動部10A2、10B2を形成している。そして、各ロックアーム10A、10Bは、それぞれ一端が支持部9に係止し他端がロックアーム10A、10Bに係止して軸部8に巻回されたコイルバネ19、19によって、爪部10A1、10B1がそれぞれ係止部11、11に係止するロック状態の方向へ付勢されている。孔2A1は、半径方向に蛇腹形状の弾性材54によって塞がれている。なお、支持部9は滅菌器本体2の上壁2Aから垂下した状態に設けることもできる。
蓋ハウジング3は、前面側に手で握ることによって前方に移動してロックアーム10A、10Bをロック状態から非ロック状態に回動させるための操作取っ手12を備えている。操作取っ手12は、ヒンジ部18とは反対側である蓋ハウジング3の前面部に設けられ、操作取っ手12は、蓋ハウジング3の前面側に突出形成した固定の握り取っ手部3Aの内側において、操作取っ手12と握り取っ手部3A内の基材3A1との間に配置したコイルバネ13によって、操作取っ手12が後方へ付勢された状態で固定の握り取っ手部3Aに組み合わされている。操作取っ手12は、後方へ延びた左右辺に連結した板体の作用部17を備えており、作用部17は、蓋ハウジング3内の固定部に立設した左右のガイドピン16が遊嵌される前後方向の長孔15を左右位置に形成し、蓋ハウジング3内を前後にスライドするよう設けられている。蓋ハウジング3内における作用部17の支持は、蓋ハウジング3内を前後にスライドするように、握り取っ手部3A内の基材3A1の左右辺3A11又は蓋ハウジング3内に水平方向に設けた支持基材14に載置されている。実施例では、作用部17は、握り取っ手部3A内の基材3A1の左右辺3A11に載置され、基材3A1の左右辺3A11に左右のガイドピン16を立設している。また、作用部17の左右部には、左右のロックアーム10を回動作動するよう、左右のロックアーム10A、10Bの上端部に形成した係止部10A3、10B3の後ろ側に対応する作用腕17A、17Bを備えている。
各ロックアーム10A、10Bは、コイルバネ19によって、爪部10A1、10B1が係止部11、11に係止するロック状態の方向へ付勢されている。このため、滅菌器本体2に対して蓋ハウジング3を開いた状態から正規の閉じる状態(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを閉じる状態)に操作したとき、蓋5の係止部11、11は、ロックアーム10A、10Bの爪部10A1、10B1の上面に内側に低く傾斜した傾斜面10A4、10B4に当接し、蓋ハウジング3が閉じられることに伴って、係止部11、11が傾斜面10A4、10B4を押す作用によって、コイルバネ19の作用力に抗して、ロックアーム10A、10Bの爪部10A1、10B1が外方へ逃げるように、ロックアーム10A、10Bが回動する。この作用によって、係止部11、11が爪部10A1、10B1を通り過ぎたとき、コイルバネ19の作用力によって、ロックアーム10A、10Bが復帰し、爪部10A1、10B1が係止部11、11の上に係止する状態となり、蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを密閉する状態となる。蓋ハウジング3を閉じたとき、ロックアーム10A、10Bの上部に衝突しないように、ロックアーム10A、10Bの上部が入り込む逃げ凹部3Bが、蓋ハウジング3の裏壁面に形成されている。
このように、蓋5をチャンバー4の上面開口4Aを密閉する状態に閉じたとき、ロックアーム10A、10Bはコイルバネ19によって、その爪部10A1、10B1が蓋5の係止部11、11に係止したロック状態となる。操作取っ手12は、通常状態では、コイルバネ13によって後方へ付勢された状態であるため、この爪部10A1、10B1が蓋5の係止部11、11に係止したロック状態において、作用腕17A、17Bはロックアーム10A、10Bの上端部に形成した係止部10A3、10B3の後ろ側に近接した状態である。
この状態において、コイルバネ13のバネ力に抗して、握り取っ手部3Aと共に操作取っ手12を手で握ることによって、操作取っ手12が握り取っ手部3Aに近づくように前方へ移動する。この移動と共に作用部17が、左右のガイドピン16と前後方向の長孔15に案内されて前方へ移動し、作用部17の左右部に設けた作用腕17A、17Bが、それぞれ係止部10A3、10B3を前方へ引く。このため、ロックアーム10A、10Bはコイルバネ19のバネ力に抗して前方へ回動し、爪部10A1、10B1が蓋5の係止部11、11から外れて非ロック状態となる。この状態で、そのまま握り取っ手部3Aと共に操作取っ手12を上方へ押し上げ又は引き上げることによって、蓋ハウジング3がヒンジ部18を中心として上方へ開かれ、それに伴って、蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを開放し、チャンバー4内の被滅菌物を取り出すことができる。
上記のように、蓋5をチャンバー4の上面開口4Aを密閉する状態に閉じたとき、ロックアーム10A、10Bの爪部10A1、10B1が、蓋5の係止部11、11に係止したロック状態となる。これによって、作動部10A2、10B2が蓋ロック検出スイッチ6A、6Bに近づくため、作動部10A2、10B2が蓋ロック検出スイッチ6A、6Bの作動体6A1、6B1を押し上げ、蓋ロック検出スイッチ6A、6BがON又はOFFに切り替わってロック状態を検出し、その信号によって、蓋ロック検出スイッチ6A、6Bが接続された滅菌器本体2側の主制御部MCがロック状態であることを認識する。また、蓋ロック検出スイッチ6A、6Bの一つが正規の閉じた状態を検出していないときは、蓋5によるチャンバー4の上面開口4Aの密閉状態が不良と判断し、主制御部MCが高圧蒸気滅菌器1の運転を開始しないように制御する。
蓋ハウジング3が偏って閉じられる等、正規の閉じられ方をしていない場合には、蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを密閉する状態が不十分な状態となるため、この不十分な状態で高圧蒸気滅菌器1の運転を開始すると、チャンバー4内の高圧蒸気が漏れて危険である。これを防止するために、図13乃至図14に示すように、蓋ハウジング3には、滅菌器本体2に対して蓋ハウジング3が正規の閉じた状態(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを密閉する状態)になったことを検出する閉蓋検出スイッチ7を備えている。この閉蓋状態の検出を正確に行なうために、閉蓋検出スイッチ7は、ヒンジ部18とは反対側の位置となる前側部分において、蓋ハウジング3内に左右に離間した配列で設けている。実施例では、蓋ハウジング3内に水平方向に設けた支持基材14上に取り付けた略コ字状の保持部材20の上面の左右2箇所に、閉蓋検出スイッチ7A、7Bを設けている。
蓋ハウジング3を閉じることによって閉蓋検出スイッチ7A、7Bを作動するために、作動棒21A、21Bが設けられている。具体的には、それぞれの閉蓋検出スイッチ7A、7Bのそれぞれの作動体7A1、7B1を作動する作動棒21A、21Bが、保持部材20の上下辺20A、20Bを上下動可能に上下方向に貫通して配置され、各作動棒21A、21Bは、それぞれコイルバネ22A、22Bによって、保持部材20の下方へ延出する方向に付勢されている。各作動棒21A、21Bは、それぞれのストッパ23A、23Bが保持部材20の下辺20Bに当接した位置で、保持部材20の下方へ延出する長さが制限され、蓋ハウジング3の下方へ延出する長さが制限されている。
蓋ハウジング3が正規の閉じた状態(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを密閉する状態)では、作動棒21A、21Bの下端が蓋ハウジング3から下方へ突出して、滅菌器本体2の上壁2Aに当接してコイルバネ22A、22Bに押し上げられている。このため、閉蓋検出スイッチ7A、7Bのそれぞれの作動体7A1、7B1が押されて(図13、図15には作動状態を示すように複数段階に描いている)、閉蓋検出スイッチ7A、7BがON又はOFFに切り替わって閉蓋状態を検出し、そのデータ(情報又は信号)によって、閉蓋検出スイッチ7A、7Bが接続された蓋ハウジング3側の副制御部SC又は主制御部MCが閉蓋状態であることを認識する。また閉蓋検出スイッチ7A、7Bの一つが正規の閉じた状態を検出していないときは、そのデータ(情報又は信号)によって、副制御部SCによる検出に基づき、滅菌器本体2側の主制御部MCが高圧蒸気滅菌器1の運転を開始しないように制御する。
上記のように、コイルバネ13のバネ力に抗して握り取っ手部3Aと共に操作取っ手12を手で握ることによって、蓋5のロック状態が外れるため、高圧蒸気滅菌器1の運転中に、この操作がなされるとチャンバー4内の高圧蒸気が漏れて危険である。このため、高圧蒸気滅菌器1の運転中は、操作取っ手12によってロック手段LKによるロック状態の解除操作が行われないようにするために、操作取っ手12の前方への作動移動ができないよう操作取っ手12の作動を阻止するソレノイド式ロック装置24を設けている。具体的には、ソレノイド式ロック装置24は、支持基材14上に取り付けたソレノイド25と、ソレノイド25の通電のON又はOFFによって長く突出するプランジャ26を備える。プランジャ26の水平方向の作動の安定化と、取っ手ロック状態の安定保持ために、常時、支持基材14から立ち上がる支持辺14Aの孔14Bを貫通した状態であり、ソレノイド25のON又はOFFによって突出したプランジャ26が、操作取っ手12と一体である作用部17の一部に形成した垂下辺27の孔27Aを貫通する。このため、操作取っ手12の握り操作を行なっても、操作取っ手12と作用部17を前方へ引くことができず、ロックアーム10A、10Bの爪部10A1、10B1が蓋5の係止部11、11に係止しているロック状態を外すことができない構成である。
安全確認用として、操作取っ手12をソレノイド式ロック装置24によってロックした取っ手ロック状態を検出するために、操作取っ手ロック検出スイッチ28を支持基材14から立ち上がる支持辺14Bに設けている。ソレノイド25のON又はOFFによって長く突出したプランジャ26によって、スイッチ28の作動体28Aを押し圧作動することによって、スイッチ28がON又はOFFする。これによって、操作取っ手12がソレノイド式ロック装置24によってロックされたことが検出され、スイッチ28のON又はOFFを副制御部SCが認識し、滅菌器本体2側の主制御部MCがそのデータ(情報又は信号)を受ける。主制御部MCは、所定の運転モードの終了によって、チャンバー4内の温度と圧力が低下した安全状態において、副制御部SCを動作させてソレノイド25をON又はOFFしてプランジャ26を退避させる。これによって操作取っ手12のロック状態が解除され、操作取っ手12を握ることによって、蓋ハウジング3を開く(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを開く)ことができる状態となる。この操作取っ手ロック検出スイッチ28は、省略してもよいが、安全確認のために付加された構成として、以下に説明する。
一つの方法として、ソレノイド25は、非通電(OFF)によってプランジャ26を退避させて、操作取っ手12を握ることによって、蓋ハウジング3を開く(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを開く)ことができる非ロック状態とし、通電(ON)によってプランジャ26を突出させて、上記のように操作取っ手12をロック状態に拘束して、蓋ハウジング3を開くことができない状態(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを閉じた状態)とするように制御することができる。この場合、高圧蒸気滅菌器1の電源スイッチのON状態において、チャンバー4内の温度と圧力が低下した安全状態であれば、主制御部MCに基づきソレノイド25を非通電(OFF)として非ロック状態とし、高圧蒸気滅菌器1の運転中はソレノイド25を通電(ON)としてロック状態とする。そして、上記のように、滅菌動作を行い所定の運転モードの終了によってチャンバー4内の温度と圧力が低下した安全状態において、主制御部MCに基づき、ソレノイド25を非通電(OFF)して、蓋ハウジング3を開く(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを開く)ことができる非ロック状態となる。また、高圧蒸気滅菌器1の運転中の停電や電源スイッチのOFF等に基づく電源OFFの際には、ソレノイドが非通電(OFF)となるため、操作取っ手12がロック状態で拘束されることはない。
図1及び図11に示すように、蓋ハウジング3の前部には、高圧蒸気滅菌器1の動作条件や動作モードを設定する設定部31と、動作条件や動作モードを表示する表示部32と、スピーカSP等を備えた操作部30が設けられている。表示部32は、温度表示部32Aと、時間表示部32Bと、コース(動作モード)表示部32Cと、プロセス表示部32Dを備えている。設定部31は、時刻設定部31A、予約設定部31B、コース選択部31C、設定確認部31D、スタート部31E、ストップ部31F、温度や時間の設定値のアップダウン部31G等を備えている。コース選択部31CのONごとにコース(動作モード)表示部32Cの各コースの左側のLED32C1の点灯位置が切り替わり、選択したコースを表示すると共に、プロセス表示部32Dの各LED32D1の点灯位置が切り替わって、選択したコースのプロセスが表示される。設定部31と表示部32は、副制御部SCに接続されてデータ(情報又は信号)の授受を行ない、主制御部MCの制御の下で副制御部SCとのデータ(情報又は信号)の授受によって、設定部31の操作に基づき表示部32が動作する。
滅菌器本体2は、底部4隅にキャスタ33を備え、前面左側部には排気容器34を前面から着脱自在に収納し、前面右側部には針式表示の圧力計35を備えている。図4は配管系統図であり、チャンバー4の内底部に蒸気発生手段として、水槽37と、水槽37内の水中に配置したシーズヒータ等のヒータ36を備え、チャンバー4の側面には、圧力安全弁38、圧力計35に連結した圧力抜きパイプ39、途中に電磁弁式の排気バルブ40を備え先端を排気容器34内の水中に開放した排気パイプ41、真空破壊弁42とディジタル式圧力センサ43を接続した導出パイプ44等が接続されている。排気パイプ41と導出パイプ44の入口付近とチャンバー4の中間高さ位置には、それぞれ温度センサ45、46、47が接続されている。
チャンバー4の底面には、途中に排水電磁弁48と手動式排水弁49を直列に連結し、先端を排気容器34の下方において滅菌器本体2の前面に開放した排水管50を連結している。手動式排水弁49はハンドル52の回動操作によりバルブ開閉を行うものであり、主制御部MCによって制御されるソレノイド式プランジャ51によってハンドル52の回動操作が可能状態と不可能状態に制御される。
図4及び図12に示すように、主制御部MCは、マイクロコンピュータ等にて構成された制御手段であり、マイクロコンピュータ等にて構成された副制御部SCとのデータ(情報又は信号)の授受や、ディジタル式圧力センサ43、温度センサ45、46、47からのデータ(情報又は信号)に基づいて、ヒータ36、排気バルブ40、排水電磁弁48、ソレノイド式プランジャ51等への通電制御を予め設定した所定のシーケンスに従って行うものである。副制御部SCには、設定部31と操作取っ手ロック検出スイッチ28のデータ(情報又は信号)が入力し、表示部32等を制御する。
次に、高圧蒸気滅菌器1の滅菌動作の一つについて説明する。図5には高圧蒸気滅菌器1の動作工程を示しており、これを参照して動作を説明する。上記のように、電源スイッチのONによって、操作取っ手12は、ソレノイド25によりプランジャ26が退避した非ロック状態となり、上記のように操作取っ手12を握ることにより、ロックアーム10A、10Bが外側に向けて回動して、蓋ハウジング3を開く(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを開く)ことができる状態となる。そして、操作取っ手ロック検出スイッチ28は、プランジャ26による作動から開放されたONまたはOFFの状態となり、そのデータ(情報又は信号)が副制御部SCへ入力し、操作取っ手12の非ロック状態が検出される。この状態で、蓋ハウジング3を開いてチャンバー4の上面開口4Aから所定量の水を水槽37内に注入した後、チャンバー4内にダーラム管等の被滅菌物を収納して、蓋ハウジング3を閉じる(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを閉じる)。
蓋ハウジング3を閉じる(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを閉じる)ことによって、上記のように、ロックアーム10A、10Bがコイルバネ19によって復帰し、爪部10A1、10B1が蓋5の係止部11、11の上に係止する状態となり、蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを密閉する状態となり、作動部10A2、10B2が作動体6A1、6B1を押して、蓋ロック検出スイッチ6A、6BのONまたはOFFへ切り替わる。これによって、そのデータ(情報又は信号)を受けた主制御部MCが、ロックアーム10A、10Bによって蓋5がロックされたことを認識する。
このように蓋ハウジング3が正規の閉じた状態(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを閉じた状態)によって、そのときの蓋ロック検出スイッチ6A、6Bの状態のデータ(情報又は信号)が主制御部MCに入力するため、蓋ハウジング3が正規の閉じた状態(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを閉じた状態)であることが判定され、スタート部31Eを押して高圧蒸気滅菌器1の運転を開始できる状態となる。
このように高圧蒸気滅菌器1の運転を開始できる状態において、蓋ハウジング3の前部に設けた設定部31を操作し、どのコースで滅菌するかの選択をコース選択部31Cによって行ない、選択したコースに応じてコース(動作モード)表示部32CのLEDが点灯し、温度表示部32Aを見て、滅菌設定温度や排気温度等を変更したいときは、アップダウン部31Gによって所定値に設定した後、OKならば設定確認部31DをONする。
高圧蒸気滅菌器1の運転を開始すべく、スタート部31Eを押してONすることによって、ソレノイド25を通電(ON)とし、上記のようにプランジャ26が突出して、操作取っ手12をロック状態に拘束する。そして、プランジャ26がスイッチ28の作動体28Aを作動して、スイッチ28がON又はOFFする。これによって、操作取っ手12がソレノイド式ロック装置24によってロックされたことが検出され、このときのスイッチ28のON又はOFFを副制御部SCが認識し、主制御部MCがその信号を受け、図5に示すように時刻T1から滅菌工程が開始される。滅菌工程の開始によって、前記設定部31の操作に基づく副制御部SCからのデータ(情報又は信号)に基づき、主制御部MCによって図5に示すように時刻T1から滅菌工程が開始され、リレーがON してヒータ36へ通電する。
上記の場合、選択したコースを予約し、希望時刻に滅菌を開始する場合は、予約設定部31BをONして、時刻設定部31AをONして希望時刻をアップダウン部31Gによって設定し、OKならば設定確認部31DをONする。また、温度表示部32Aを見つつ、滅菌設定温度や排気温度等をアップダウン部31Gによって設定した後、OKならば設定確認部31DをONする。そして、高圧蒸気滅菌器1の運転を開始すべく、スタート部31Eを押してONして待機することとなる。
運転開始時、即ち、スタート部31Eが押されてスタート信号が入力されたとき、これらの蓋ロック検出スイッチ6A、6Bと、操作取っ手ロック検出スイッチ28の少なくとも一つが、上記のような正規の状態を検出していないときは、そのデータ(情報又は信号)が副制御部SCに入力し、主制御部MCが高圧蒸気滅菌器1の運転を開始しないように制御すると共に、スピーカSPからの発音にて正規の状態でないことを音声合成手段によってスピーカSPから警告音声を発すると共に、滅菌工程は開始せず停止状態となる。これらの蓋ロック検出スイッチ6A、6Bと、操作取っ手ロック検出スイッチ28の状態の検出方式の一つとして、副制御部SCからこれらのスイッチへ発せられるチェックデータ(情報又は信号)の応答によって確認される方式がある。
上記の滅菌工程の開始によって、ヒータ36によって水槽37内の水が加熱され、チャンバー4内に水蒸気を発生し、主制御部MCによって、温度センサ40の検出に基づきチャンバー4内の空気や水分を排気バルブ40から外部に排出する動作を繰り返し行い、チャンバー4内の温度が予め設定した沸点に所定回数到達するすると、排気バルブ40を閉じて空気抜き工程を終了して加熱工程に移行する。
この加熱工程にてチャンバー4内の温度が滅菌設定温度に到達すると滅菌工程に移行し、主制御部MCによって、ヒータ36へ通電をON−OFF制御して滅菌動作を行い、時刻T2で滅菌設定時間が終了するとリレーをOFFしてヒータ36へ通電OFFする。これと共に主制御部MCによって、排気バルブ40を開いて冷却工程に移行し、例えば時刻T3にて圧力センサ43にて検出するチャンバー4内の圧力が所定の安全な圧力である大気圧に低下すると、主制御部MCがそのデータ(情報又は信号)を受け、主制御部MCからのデータ(情報又は信号)によって副制御部SCが動作してソレノイド25を非通電(OFF)し、上記のようにプランジャ26が退避する。プランジャ26の退避によってスイッチ28の作動体28Aが復帰して、スイッチ28がON又はOFFする。このスイッチ28のON又はOFFによって、副制御部SCがソレノイド式ロック装置24による操作取っ手12の非ロック状態を認識し、主制御部MCがそのデータ(情報又は信号)を受け、蓋ハウジング3を開く(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを開く)ことができる状態であると判断する。この場合、何らかの原因で、プランジャ26が退避せずスイッチ28の作動体28Aが押されたままであれば、その状態を副制御部SCが検出し、その信号を主制御部MCが受けて、スピーカSPから、操作取っ手12がロック状態であることの警告を発する。このように、滅菌動作が終了してチャンバー4内の圧力が安全な大気圧に低下すると、ソレノイド式ロック装置24が動作して操作取っ手12が非ロック状態となり、安全な状態で蓋ハウジング3を開く(蓋5がチャンバー4の上面開口4Aを開く)ことができる。
上記の構成において、チャンバー4内が大気圧を超えている場合は、ソレノイド式プランジャ51によってハンドル52の回動操作を不可能状態に制御して、排水弁49の開閉操作を阻止するため、誤ってハンドル52が回動操作されて排水弁49が開くことによる高温高圧蒸気の噴出を防止している。また、主制御部MCによって、チャンバー4内が大気圧を超えている場合は、排水電磁弁48を閉じるように制御するため、チャンバー4内を加圧している時に排水管50が開放されることがなく、安定且つ安全な動作が得られるものとなる。
上記のように、高圧蒸気滅菌器1の運転開始時に、蓋ロック検出スイッチ6がロックアーム10のロック状態を検出していない場合には運転を開始しないため、高圧蒸気下で滅菌作動する高圧蒸気滅菌器1の使用者に対する安全確保ができることとなる。
また、ロックアーム10はバネ19によってロック状態の方向へ付勢されているため、操作取っ手12を手で握ることによって、ロックアーム10のロック状態が解除できることとなり、構成と操作性が簡単である。
また、運転中は操作取っ手12を握っても前方に移動できないように保持するソレノイド式ロック装置24の作用によって、運転中に誤って蓋が開かれることにより、使用者が火傷等の損傷を受けることがないような安全性の向上が図られている。
なお、ソレノイド式ロック装置24の突出するプランジャ26によって作動される操作取っ手ロック検出スイッチ28を設ければ、この検出スイッチ28によって操作取っ手12がロックされたことの検出が確実となり、運転中の安全確保が向上したものとなる。
また、ロックアーム10は左右2箇所にロックアーム10A、10Bを設け、蓋ロック検出スイッチ6A、6Bがロックアーム10A、10Bごとに設けられるため、全てのロックアーム10A、10Bによるロック状態が達成できた状態でしか運転開始されず、運転開始時の安全確保が更に向上したものとなる。
また、蓋ロック検出スイッチ6A、6Bの動作検知を滅菌器本体2に設けた主制御部MCで行い、主制御部MCの統括制御の下で、蓋ハウジング3に設けた操作部30の制御と、ソレノイド式ロック装置24の制御と、更には操作取っ手ロック検出スイッチ28の動作検知を副制御部SCで行う分担制御方式が採用できるため、蓋ハウジング3に動作モード等の設定部31と動作モード等の表示部32を備えた操作部30を配置して、操作性の向上等を図る構成を採用することに適したものとなる。
更に、滅菌器本体2側の主制御部MCと蓋ハウジング3側の副制御部SCは、実施例では6本のライン数で結合されるように、ライン数が限られた本数で達成できるものとなり、配線が簡素化されるものとなる。
主制御部MCには、高圧蒸気滅菌器1の操作や設定等の手順をスピーカSPから音声を発する音声ガイド機能が付随している。この音声の中には、蓋ハウジング3を開ける際に使用者に注意を促す警告用音声や、安全装置が作動したときに使用者に点検を促す内容の音声が含まれ、これらの音声がスピーカSPから発音される。
一方、主制御部MCは、操作取っ手12を手で握ることによって、蓋ハウジング3が開かれると、これを閉蓋検出スイッチ7A、7BのON又はOFFへの切り替わりによって検出し、かつこの切り替わり直後に蓋ロック検出スイッチ6A、6BがOFF(又はON)状態か否か検出することで、これら蓋ロック検出スイッチ6A、6Bの接点の固着を検出し、固着が検出されると温度表示部32A又は時間表示部32Bを利用してエラー表示を行うと同時に、スピーカSPにて報知する。
また、主制御部MCは、前記蓋ロック検出スイッチ6A、6Bの異常を検出すると運転を開始せず、これにより、運転開始時の安全性を更に向上出来るものである。
尚、蓋ロック検出スイッチ6A、6Bは、蓋ハウジング3が十分に開放された状態並びに密閉された状態では、ON又はOFFし、操作取っ手12が操作されて蓋ハウジング3がわずかに開かれ、閉蓋検出スイッチ7A、7BがONからOFF又はOFFからONに切り替わるタイミングでは、一時的にONからOFF又はOFFからONに切り替わる為、これを検出することで、閉蓋検出スイッチ7A、7Bの固着を検出するもので、これにより安全性を向上出来るものである。
本発明は上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態の高圧蒸気滅菌器に適用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
本発明に係る高圧蒸気滅菌器の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋を開けた状態の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の滅菌器本体のカバーを外し蓋を開けた状態の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の配管系統図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の工程動作図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋のロック手段を断面で示す側面図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の蓋のロック手段と操作取っ手のロック装置の部分を示す正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手のロック装置の部分を示す正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分と蓋のロック手段部分を示す平面図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分と蓋のロック手段と操作取っ手のロック装置部分を示す正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作部示す平面図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の制御部を示すブロック図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の閉蓋検出スイッチ部分と操作取っ手のロック装置の部分を示す正面斜視図である。(実施例2) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分の蓋のロック手段と閉蓋検出スイッチ部分を示す平面図である。(実施例2) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の操作取っ手部分と蓋のロック手段と操作取っ手のロック装置と閉蓋検出スイッチ部分を示す正面斜視図である。(実施例2)
符号の説明
1・・・・・高圧蒸気滅菌器
2・・・・・滅菌器本体
2A・・・・滅菌器本体の上壁
3・・・・・蓋ハウジング
3A・・・・握り取っ手部
4・・・・・チャンバー
4A・・・・チャンバーの上面開口
5・・・・・蓋
6・・・・・蓋ロック検出スイッチ
6A、6B・・・蓋ロック検出スイッチ
6A1、6B1・・・蓋ロック検出スイッチの作動体
7・・・・・閉蓋検出スイッチ
7A、7B・・・閉蓋検出スイッチ
7A1、7B1・・・閉蓋検出スイッチの作動体
8・・・・・軸
9・・・・・支持部
10・・・・ロックアーム
10A、10B・・・ロックアーム
10A1、10B1・・・ロックアームの爪部
10A2、10B2・・・ロックアームの作動部
10A3、10B3・・・ロックアームの係止部
11・・・・係止部
12・・・・操作取っ手
13・・・・コイルバネ
14・・・・支持基材
15・・・・長孔
16・・・・ガイドピン
17・・・・作用部
17A、17B・・・・作用腕
18・・・・ヒンジ部
19・・・・コイルバネ
20・・・・保持部材
20A・・・排水孔
21A、21B・・・・作動棒
22A、22B・・・・コイルバネ
23A、23B・・・・ストッパ
24・・・・ソレノイド式ロック装置
25・・・・ソレノイド
26・・・・プランジャ
27・・・・垂下辺
27A・・・垂下辺の孔
28・・・・操作取っ手ロック検出スイッチ
30・・・・操作部
31・・・・設定部
32・・・・表示部
33・・・・キャスタ
34・・・・排気容器
35・・・・圧力計
36・・・・ヒータ
37・・・・水槽
38・・・・圧力安弁
39・・・・圧力抜きパイプ
40・・・・排気バルブ
41・・・・排気パイプ
42・・・・真空破壊弁
43・・・・ディジタル式圧力センサ
45、46、47・・・・温度センサ
48・・・・排水電磁弁
49・・・・手動式排水弁
50・・・・排水管
LK・・・・ロック手段
MC・・・・主制御部
SC・・・・副制御部
SP・・・・スピーカ

Claims (8)

  1. 滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記チャンバーの上面開口を密閉するよう前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の上部に前記蓋を密閉状態にロックするロック手段を備え、このロック手段は、前記蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう前記滅菌器本体に支持されたロックアームと、このロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチを備え、前記高圧蒸気滅菌器の運転開始時にこの蓋ロック検出スイッチが前記ロックアームのロック状態を検出していない場合には運転を開始しないように構成したことを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  2. 滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋ハウジングに前記チャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の上部に前記蓋を密閉状態にロックするロック手段を備え、このロック手段は、前記蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう支持されたロックアームと、前記ロックアームをロック状態の方向へ付勢するバネと、前記ロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチを備え、前記蓋ハウジングは、前面側に手で握ることによって前方に移動して前記ロックアームをロック状態から非ロック状態に回動させる操作取っ手を備え、前記高圧蒸気滅菌器の運転開始時に前記蓋ロック検出スイッチが前記ロックアームのロック状態を検出していない場合には運転を開始しないように構成したことを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  3. 滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記滅菌器本体の上部後側に開閉自在にヒンジ部で支持された蓋ハウジングに前記チャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本体の上部前側で前記蓋を密閉状態にロックするロック手段と、前記蓋ハウジングの前部で前記ロック手段のロックを解除操作する操作取っ手を備え、前記ロック手段は、前記滅菌器本体に少なくとも左右に離間して配置されて、前記蓋の周縁部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう支持されたロックアームと、前記ロックアームをロック状態の方向へ付勢するバネと、前記ロックアームのロック状態を検出する蓋ロック検出スイッチを備え、前記高圧蒸気滅菌器の運転開始時に、前記蓋ロック検出スイッチが前記ロックアームのロック状態を検出していないときは、運転を開始しないように構成したことを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  4. 前記ロックアームは、その中間部が支持部に回動可能に支持され、前記滅菌器本体の上壁の孔を貫通して上方へ突出した上部に前記蓋の周縁部に設けた係止部に係止する爪部を形成し、下部には前記蓋ロック検出スイッチをON−OFF作動する作動部を形成し、前記爪部が前記係止部に係止するロック状態へ付勢するコイルバネを備え、前記滅菌器本体の上壁の孔を貫通して上方へ突出した上部が前記操作取っ手によって前記ロック解除操作されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の高圧蒸気滅菌器。
  5. 前記蓋は前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支持された蓋ハウジングに取り付けられ、前記滅菌器本体には高圧蒸気滅菌器全体の統括制御を行う主制御部を設け、前記蓋ロック検出スイッチが前記主制御部に接続され、前記蓋ハウジングには、動作条件や動作モードを設定する設定部と表示部を備えた操作部と、この操作部と接続され前記主制御部とデータ(情報又は信号)の授受を行なうと共に前記主制御部の制御の下に動作する副制御部を備え、前記主制御部と前記副制御部によって高圧蒸気滅菌器の運転制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の高圧蒸気滅菌器。
  6. 前記主制御部と前記副制御部は、マイクロコンピュータ構成による制御手段であり、2本の電源ラインと、2本のデータ送受信ラインと、1本のクロックパルスラインと、1本のリセットラインで接続されたことを特徴とする請求項5に記載の高圧蒸気滅菌器。
  7. 前記滅菌器本体に対して前記蓋ハウジングが閉じた状態になったことを検出する閉蓋検出スイッチを設けると共に、この閉蓋検出スイッチが開閉時に前記蓋ロック検出スイッチの開閉状態を検出し、開閉が検出されない場合には運転を開始しないように構成したことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の高圧蒸気滅菌器。
  8. 前記閉蓋検出スイッチがONからOFF又はOFFからONに切り替わった直後に前記蓋ロック検出スイッチがON又はOFFしているか否かを検出することで、前記蓋ロック検出スイッチの固着を検出することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の高圧蒸気滅菌器。
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