JPH0330111Y2 - - Google Patents

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JPH0330111Y2
JPH0330111Y2 JP15449185U JP15449185U JPH0330111Y2 JP H0330111 Y2 JPH0330111 Y2 JP H0330111Y2 JP 15449185 U JP15449185 U JP 15449185U JP 15449185 U JP15449185 U JP 15449185U JP H0330111 Y2 JPH0330111 Y2 JP H0330111Y2
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opening
chamber
arm
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casing
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は鉗子等の医療器具を滅菌する蒸気滅菌
器に関し、特にチヤンバーを縦向きにして使用す
るものに係る。
(ロ) 従来の技術 蒸気滅菌器にはそのチヤンバーの配置の違いか
ら、チヤンバーを横向きに配設し前部に開口部を
設けて蓋体を横開きにする横置型と、チヤンバー
を縦向きに配設し上部に開口を設けて蓋体を水平
方向に回動して前記開口部を閉塞する縦置型とが
ある。横置型は前面から蓋体の開閉を行なうこと
ができるもののチヤンバーの内底部の略全長に亙
つてトレイを載置するためにトレイ下部のスペー
スが大きく被滅菌器具の収納スペースが小さくな
る欠点がある。このことはチヤンバーの内容積が
大きくなればなる程顕著となつた。このため、特
にチヤンバーの内容積が大きいものは、被滅菌器
具の収納スペースが大きくとれる縦置型が利用さ
れるようになつた。ところが、縦置型は例えば実
開昭58−18549号公報に示すようにチヤンバーの
開口部を水平方向に回動自在にした蓋体によつて
閉塞する構成にしているため、開口部と蓋体の中
心を完全に一致させる必要があり、その確認をす
ることができない欠点がある。又この一致が完全
に行なわれていない場合には、蓋体と開口部との
隙間からチヤンバー内の蒸気が漏れてチヤンバー
内を飽和蒸気圧にすることができない欠点があつ
た。このことは、前述の様に滅菌作業を行なうこ
とができないばかりでなく、ヒータの通電により
無駄な消費電力を浪費すると共にチヤンバー内の
水が蒸発して空炊きの危険を生じた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、縦置型のチヤンバーにおいて、蓋体
とチヤンバーの開口部が完全に一致した時に作動
するスイツチを設けたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、筐体と、一端を該筐体の上部に固定
した支軸に枢支し他端を遊端として筐体の上部に
固定した受具内に係止するアームと、該アームの
中心部に上下動自在に螺合した操作杆と、この操
作杆の上部に設けたハンドルと下部に設けた筐体
と、前記受具に設けられ前記蓋体とチヤンバーの
開口部の夫々の中心が一致した時に作動するスイ
ツチとから構成する。
(ホ) 作用 チヤンバーの開口部を蓋体によつて閉塞する場
合にアームの回動により蓋体が開口部の上面に位
置し蓋体とチヤンバーの開口部の夫々の中心が一
致した時にスイツチが作動し、蓋体の閉塞表示ラ
ンプを点灯しヒータへの通電を可能にする。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1
は縦長の筐体、2は該筐体内に収納され被滅菌物
の収納室3を有し上面に開口部4を形成した円筒
状のチヤンバーで、前記開口部の外周縁にフラン
ジ5を形成している。6は前記チヤンバー2の内
底部に露呈して固定したヒータ、7は該ヒータの
上部に位置して固定した被滅菌物を載置するトレ
イである。8は前記筐体1の上部に固定した支
軸、9は前記チヤンバー2の開口部4を跨つて支
軸8と対向する筐体1の上部に固定した受具で、
第2図に示す様に上部に空所10を形成すると共
に一側にストツパー壁11を有する係合凹所12
を形成している。この係合凹所12の高さ寸法A
は後述するアーム19の遊端の厚み寸法Bより若
干大きく設定している。13は前記係合凹所12
を形成する上壁に上下方向に穿設した挿入孔で、
前記ストツパー壁11に近い位置に穿設してい
る。14は前記空所10に固定したスイツチで、
押圧により内蔵した接点(図示せず)を切替える
作動ピン15を設け、該作動ピンを前記挿入孔1
3に臨ませている。16は前記挿入孔13の下部
に固定した支持板、17は前記挿入孔13に挿入
し先端を係合凹所12内に突出した突出ピンで、
前記作動ピン15との間に介装したスプリング1
8により常時下方に附勢している。19は一端を
前記支軸8に枢支して水平方向に回動自在とした
アームで、他端を遊端としている。20は前記ア
ーム19の中心部に上下動自在に螺合した操作
杆、21は該操作杆の上部に固定したハンドル、
22は同じく操作杆20の下部に固定した逆椀形
の蓋体で、外板23と内板24とから構成し夫々
の外周縁間に断面コ字型のリング状のパツキング
25を挟持している。
26は前記筐体1の最上部に設けた操作パネ
ル、27は該操作パネルに設けた閉塞表示ラン
プ、28は滅菌開始スイツチである。
第4図は概略電気回路図を示すもので、交流電
源29に前記スイツチ14と閉塞表示ランプ27
の直列回路を接続し、該表示ランプに滅菌開始ス
イツチ30を介して並列にヒータ6及び滅菌制御
回路31を接続している。
次に動作について述べる。チヤンバー2内に所
定量の水を入れてヒータ6を浸し、その上方にト
レイ7を入れ該トレイの上面に被滅菌物を載置す
る。そして、第5図の様にハンドル21を持つて
蓋体22を矢印方向に回動しアーム19の遊端を
受具9の係合凹所12内に入れストツパー壁11
に当てる。この時、蓋体22の中心Xと開口部4
の中心Yとが一致し、第6図イに示す様にパツキ
ング25の下面全域がフランジ5の上面に当てる
と共にアーム19の上面の端部側が第6図ロに示
す様に突出ピン17の下面に位置する。
斯して、ハンドル21を回動し蓋体22の外周
縁を押圧しパツキング25をフランジ5に密着す
ると、この操作に伴ない相対的にアーム19が上
動し、その遊端が突出ピン17を押圧しスイツチ
14を作動せしめて閉塞表示ランプ27を点灯さ
せ正常な締め付け操作が終了したことを表示する
と共にヒータ6及び滅菌制御回路31側への通電
を可能にする。もし、第7図イ,ロの様に蓋体2
2と開口部4の中心が一致していない場合はアー
ム19とストツパー壁11との間に隙間lができ
スイツチ14が作動しない。
本考案は、スイツチが動作する条件として第1
に蓋体と開口部の夫々の中心が一致しているこ
と、第2に蓋体が開口部に十分に密着しアームが
所定量上動したこと、があるが、第1の条件のみ
でスイツチが作動するようにしてもよい。勿論、
この場合は蓋体と開口部の夫々の中心が一致して
おり蓋体が正常な位置にあることを表示ランプに
より表示する。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、アームの遊端を係止する
受具に、蓋体とチヤンバーの開口部の夫々の中心
が一致した時に作動するスイツチを設けたもので
あるから、このスイツチに表示ランプを接続した
場合には蓋体が正常な位置にあることを表示する
ことができ、又、スイツチにヒータを接続した場
合には蓋体と開口部の夫々の中心が一致しない状
態で施蓋されたとしてもヒータへの通電が断たれ
無駄な消費電力を浪費することがないと共に空炊
き等の危険を防止する安全装置として使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蒸気滅菌器の側面図、第2図
は受具の断面図、第3図は受具とアームの係止状
態を示す側面図、第4図は電気回路図、第5図は
筐体の平面図、第6図イ,ロは蓋体の中心とチヤ
ンバーの開口部の中心とが正常に一致した場合の
部分断面図及びこの時のアームと受具との係合状
態を示す断面図、第7図イ,ロは蓋体の中心とチ
ヤンバーの開口部の中心とが正常に一致していな
い場合の部分断面図及びこの時のアームと受具と
の係合状態を示す断面図である。 1…筐体、2…チヤンバー、4…開口部、8…
支軸、9…受具、14…スイツチ、19…アー
ム、20…操作杆、21…ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体と、該筐体内に収納され上面に開口部を形
    成した円筒状のチヤンバーと、前記筐体の上部に
    固定した支軸と、前記開口部を跨つて支軸と対向
    する筐体の上部に固定した受具と、一端を前記支
    軸に枢支し他端を遊端にして水平方向に回動自在
    としたアームと、該アームの中心部に上下動自在
    に螺合した操作杆の上部にハンドルを設け下部に
    前記開口部を密閉する蓋体を備え、前記アームを
    回動してその他端を前記受具内に係止するものに
    おいて、前記蓋体とチヤンバーの開口部の夫々の
    中心が一致した時に作動するスイツチを前記受具
    に設けたことを特徴とする蒸気滅菌器。
JP15449185U 1985-10-09 1985-10-09 Expired JPH0330111Y2 (ja)

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JP15449185U JPH0330111Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JP15449185U JPH0330111Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JPS6264544U JPS6264544U (ja) 1987-04-22
JPH0330111Y2 true JPH0330111Y2 (ja) 1991-06-26

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JP15449185U Expired JPH0330111Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JP5197506B2 (ja) * 2009-06-22 2013-05-15 三洋電機株式会社 蒸気滅菌器
JP5300678B2 (ja) * 2009-09-03 2013-09-25 三洋電機株式会社 蒸気滅菌器
JP5197541B2 (ja) * 2009-09-30 2013-05-15 三洋電機株式会社 縦型蒸気滅菌器

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JPS6264544U (ja) 1987-04-22

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