JP2010062638A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の読出し時間を短縮してフレームレートを向上した撮影が可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置において、静止画の読出し動作は、予め定められた時間でノイズ読み及び画素信号読みを実施し、動画の読出し動作では、ノイズ読み及び画素信号読みを静止画の読出し動作の予め定められた時間より短い時間で実施することで、動画のフレームレートを向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置に関し、特に、フレームレートを向上した撮影が可能な撮像装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置では、撮像素子の高画素化が進み、また、CMOSセンサに代表されるように、画素毎に増幅手段を備えたXYアドレス型のセンサの開発も活発になっている。
このようなセンサの動作において、ノイズを除去するために、画素の増幅手段の入力をリセットした時の信号を画素の信号から減算する動作を行う技術が提案されている(特許文献1)。
例えば、水平1行分の画素の信号を読み出す際には、まず、水平1行分の画素の増幅手段の入力をリセットし、その時の信号をノイズ信号として水平1行分蓄積する。次に、水平1行分の画素の信号を読出し、ノイズ信号とは別に水平1行分蓄積する。
そして、画素毎に、画素の信号とノイズ信号が組になって、センサから出力され、画素の信号からノイズ信号を減算することで、ノイズを低減した画像を取得することが可能となる。
特開平01−154678号公報
ところで、動画記録の場合は、撮像素子の高画素化により、QVGA(320×240ピクセル)やVGA(640×480ピクセル)の画像サイズ動画規格からHD(1920×1080ピクセル)の画像サイズ動画規格が主流になりつつある。従って、フレームレートを落とさずに従来以上の解像度での動画記録が求められるようになっている。
しかし、上記特許文献1では、ノイズ信号と画素の信号とを必ず読み出すことが必要なため、画像の読出し動作の時間が増える。従って、フレームレートを考慮してHD動画の記録を考えた場合、読出し時間の余裕が十分であるとはいえない。
そこで、本発明は、高解像度の撮像素子を用いて解像度を維持しつつ、画像の読出し時間を短縮してフレームレートを向上させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、複数の画素を有する撮像素子と、該撮像素子を制御する制御部とを備える撮像装置において、前記画素は、光を電荷に変換する光電変換素子、蓄積された前記電荷を増幅する増幅部、前記光電変換素子の信号をオンの状態で前記増幅部に入力する転送スイッチ、前記増幅部の入力をオンの状態でリセットするリセットスイッチ、及び前記増幅部の出力をオンの状態で信号出力線に出力する選択スイッチを有し、前記制御部は、前記転送スイッチがオフの状態で、前記リセットスイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第一の信号を出力する第一の読出し動作と、前記リセットスイッチがオフの状態で、前記転送スイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第二の信号を出力する第二の読出し動作とを実行することが可能であり、且つ前記第一の読出し動作及び前記第二の読出し動作をそれぞれ予め設定された時間で実行することで、画像を取得する第一のモードと、該第一のモードの予め設定された時間より短い時間で前記第一の読出し動作を実行することで、画像を取得する第二のモードとを選択して実行することが可能である、ことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、複数の画素を有する撮像素子と、該撮像素子を制御する制御部とを備える撮像装置において、前記画素は、光を電荷に変換する光電変換素子、蓄積された前記電荷を増幅する増幅部、前記光電変換素子の信号をオンの状態で前記増幅部に入力する転送スイッチ、前記増幅部の入力をオンの状態でリセットするリセットスイッチ、及び前記増幅部の出力をオンの状態で信号出力線に出力する選択スイッチを有し、前記制御部は、前記転送スイッチがオフの状態で、前記リセットスイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第一の信号を出力する第一の読出し動作と、前記リセットスイッチがオフの状態で、前記転送スイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第二の信号を出力する第二の読出し動作とを実行することが可能であり、且つ前記第一の読出し動作及び前記第二の読出し動作をそれぞれ予め設定された時間で行うことで、画像を取得する第一のモードと、前記第一のモードの予め設定された時間より短い時間で前記第一の読出し動作及び前記第二の読出し動作を行うことで、画像を取得する第三のモードとを選択して実行することが可能である、ことを特徴とする。
本発明によれば、高解像度の撮像素子を用いて解像度を維持しつつ、画像の読出し時間を短縮してフレームレートを向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である撮像装置を説明するためのブロック図である。
本実施形態の撮像装置は、図1に示すように、光学系1、撮像素子2、駆動回路部3、前処理部4、信号処理部5、メモリ部6、画像表示部7、画像記録部8、操作部9および同期制御部10を備える。
光学系1は、被写体像を撮像素子2に結像させる合焦レンズ、光学ズームを行うズームレンズ、被写体像の明るさを調整する絞り、露光を制御するシャッタ等を有する。
撮像素子2は、水平垂直方向に配列された複数の画素と、これらの画素から読み出された信号を所定の順番で出力する回路から構成されている。詳細については、図2を用いて後述する。
駆動回路部3は、同期制御部10からの制御信号により、定電圧やドライブ能力を強化させたパルスを供給することで、光学系1および撮像素子2を駆動する。
前処理部4は、同期制御部10からの制御信号により制御され、相関2重サンプリング回路(CDS回路)、ゲインコントールアンプ、及びA/D変換回路を備える。
相関2重サンプリング回路(CDS回路)は、アナログ信号である撮像素子2の出力信号に含まれるリセットノイズなどのノイズ成分を除去する。ゲインコントールアンプは、ノイズが除去された出力信号の振幅を調整する。A/D変換回路は、振幅が調整されたアナログ信号である出力信号をデジタル信号に変換する。
信号処理部5は、同期制御部10からの制御信号により制御され、前処理部4から送られてくるデジタル信号に変換された出力信号に対して適切な信号処理を行い画像データに変換する。
また、信号処理部5は、メモリ部6や画像記録部8へデジタル信号に変換された出力信号や画像データを出力したり、メモリ部6や画像記録部8からのデジタル信号に変換された出力信号や画像データを受けて信号処理を行うことなどを実行する。さらに、信号処理部5は、撮像素子2の出力信号から合焦状態や露光量等の測光データを検出し、同期制御部10に送信する機能も持っている。
メモリ部6は、同期制御部10からの制御信号により制御され、デジタル信号に変換された撮像素子2の出力信号や、信号処理された画像データを一時的に記憶する。また、メモリ部6は、表示用の画像データを画像表示部7へ出力する機能も持っている。
画像表示部7は、同期制御部10からの制御信号により制御され、メモリ部6に記憶する表示用の画像データを、撮影前の構図決めや撮影後の画像の確認を行うために表示する電子ビューファインダー(EVF)や液晶ディスプレイ(LCD)で構成される。
また、画像表示部7には、一般に撮像素子2の垂直画素数より表示画素数が少ないものが用いられる。本実施形態においても、画像表示部7の表示画素数は、撮像素子2の画素数より少なく構成されているものとする。
画像記録部8は、メモリカード等が着脱可能とされ、同期制御部10からの制御信号により制御されて、信号処理部5から送られてくるデジタル信号に変換された出力信号や画像データのメモリカード等への記録やメモリカード等からの読み込みを行う。
操作部9は、スイッチ、押しボタン、ダイアル等の操作部材を用いた外部からの指示、例えば、撮像装置の電源スイッチの状態、撮影を指示する押しボタンの状態あるいは撮影モードを選択するモードダイアルの状態を同期制御部10に伝えることができる。
また、操作部9は、撮影前の画像表示の指示、撮影の各種指示、撮影した画像の表示、あるいは、撮像装置の動作をあらかじめ指示するメニュー操作等を同期制御部10に伝える。さらに、操作部9は、同期制御部10からの制御信号により、LCDやLED等の表示部あるいは画像表示部7を用いて、撮像装置の状態を表示することができる。
なお、表示部として画像表示部7を用い、操作部材として画像表示部7に装着したタッチパネルを用いて、オンスクリーンでの操作を行ってもよい。
同期制御部10は、操作部9からの指示により、撮像装置全体を制御する。また、同期制御部10は、信号処理部5から送られてくる合焦状態や露光量等の測光データに応じて光学系1を制御して、最適な被写体像を撮像素子2に結像させる。さらに、同期制御部10は、メモリ部6の使用状況、及び画像記録部8に着脱可能なメモリカード等の装着状態や使用状況を検出することもできる。
本実施形態の撮像装置は、次のように動作するものとする。
<表示画像の制御>
(1)操作部9の電源スイッチからの指示により電源がオンする。
(2)信号処理部5で、撮像素子2からの画像信号を表示用の画像データに変換して、画像表示部7に表示するとともに、測光データを検出し、同期制御部10に送信する。
(3)測光データを基にして、同期制御部10が駆動回路部3を介して光学系1を制御する。
(4)(2)および(3)を繰り返すとともに、操作部9からの指示を待つ。
<静止画撮影の制御>
(1)操作部9の撮影スイッチからの指示により静止画撮影の制御が始まる。
(2)信号処理部5で、撮像素子2からの画像信号から測光データを検出し、同期制御部10に送信する。
(3)測光データを基にして、同期制御部10が駆動回路部3を介して光学系1を制御する。
(4)撮像素子2において、静止画記録用の露光と信号の出力を行う。
(5)信号処理部5で、撮像素子2からの画像信号を記録用の画像データに変換して、画像記録部8に送り、着脱可能なメモリカード等に記録するとともに、表示用の画像データに変換して、画像表示部7に表示する。
(6)表示画像の制御に戻る。
次に、図2〜図5を参照して、撮像素子2について詳述する。なお、図2においては、説明の便宜上、撮像素子2の画素数は、水平方向12画素、垂直方向12画素として表示している。
図2において、画素11は、入射した光を電気信号に変換する画素の一つを示し、水平方向(H)、垂直方向(V)の画素の位置を示すアドレスを(1,1)と表示する。そして、すべての画素の構成は、垂直制御線および垂直信号線がそれぞれ対応する画素で異なることを除いて、画素11と同一となっており、画素の位置を示すアドレスは、(H,V)で表される。
図3に、画素11の構成例を示す。図3において、点線で囲われた部分が画素11を示し、この画素11は、垂直制御線201及び垂直信号線101により外部と接続される。垂直制御線201は、水平1行の画素に共通して接続され、水平1行の画素を同時に制御し、垂直信号線101は、垂直1列の画素に共通して接続され、画素の信号を出力する。直制御線201は、リセット制御線221、垂直アドレス線241、転送制御線261をまとめて示す。
光電変換素子D1は、光を電荷に変換する。FD容量C1は、光電変換素子D1の電荷を電圧に変換する際に電荷を蓄積する。駆動トランジスタ(増幅部)Td1は、画素内アンプを駆動するトランジスタで、FD容量C1の電圧に応じた電圧を出力する。リセットトランジスタ(リセットスイッチ)T1は、リセット制御線221に接続され、FD容量C1の電圧をリセットする。
選択トランジスタ(選択スイッチ)T2は、垂直アドレス線241に接続され、駆動トランジスタTd1の出力を画素の出力信号として、垂直信号線101に出力する。転送トランジスタ(転送スイッチ)T3は、転送制御線261に接続され、光電変換素子D1からFD容量C1への電荷の転送を制御する。電源Vdは、駆動トランジスタTd1およびリセットトランジスタT1の電源である。
本実施形態において、駆動トランジスタTd1以外のトランジスタは、スイッチとして働き、ゲートに接続されている制御線のオンで導通し、オフで遮断することとする。
ここで、撮像素子2におけるノイズ読みと画素信号読みについて説明する。
まず、撮像素子2の水平1行の画素を読み出す場合のノイズ読みを説明する。垂直制御線は、水平1行の画素すべてを制御するので、ここでは、画素(1,1)を例に説明するが、他の画素の動作も同様である。
転送トランジスタT3がオフの状態で、リセット制御線221によりリセットトランジスタT1がオンし、FD容量C1の電圧がリセットされた後、リセットトランジスタT1をオフする。
次に、垂直アドレス線241により選択トランジスタT2がオンし、FD容量C1のリセット電圧を垂直信号線(信号出力線)101に出力する。この信号がノイズ信号(第一の信号)となり、ノイズ信号の読出し動作(第一の読出し動作)をノイズ読みと定義する。
次に、画素信号読みを説明する。リセットトランジスタT1がオフの状態で、転送制御線261により転送トランジスタT3がオンすると、光電変換素子D1からFD容量C1へ電荷が転送される。そして、FD容量C1に発生しているノイズ信号と光電変換素子D1から転送されてきた電荷が加算され、画素信号として電荷電圧変換される。
次に、垂直アドレス線241により選択トランジスタT2がオンし、FD容量C1の信号電圧を垂直信号線101に出力する。この信号が画素信号(第二の信号)となり、この画素信号の読出し動作(第二の読出し動作)を画素信号読みと定義する。
ここで、静止画撮影で用いられるノイズ読み時間及び画素信号読み時間を、それぞれNread1及びSread1として「通常読み動作」と呼ぶことにする。また、それ以外の撮影モードにおいてノイズ読み期間及び画素信号読み期間を「通常読み動作」より短くしたものを「短時間読み動作」と呼ぶことにする。「通常読み動作」及び「短時間読み動作」については、後で詳しく説明する。
図2に戻って、垂直シフトレジスタ21〜32は、読み出す画素に接続されている垂直制御線201〜212を選択することができる。垂直制御回路33は、制御入力端子16を介しての同期制御部9からの制御信号の指示により、垂直シフトレジスタ21〜32を制御する。
垂直シフトレジスタ制御線34は、垂直シフトレジスタ21〜32に対して、「1行読み動作」、「2行加算動作」、「3行加算動作」のいずれか一つを指示することができる。
垂直レジスタ選択線35〜37のうちの垂直レジスタ選択線35は、垂直シフトレジスタ21〜32のすべてを選択することができ、垂直レジスタ選択線36は、垂直シフトレジスタ22,24,26,28,30および32を選択することができる。また、垂直レジスタ選択線37は、垂直シフトレジスタ23,26,29および32を選択することができる。
例えば、垂直シフトレジスタ制御線34が「1行読み動作」を指示し、垂直レジスタ選択線35が選択されたとすると、垂直制御線201〜212が、1行毎に順番に選択されるように、垂直シフトレジスタ21〜32を制御することができる。
垂直シフトレジスタ制御線34が「1行読み動作」を指示し、垂直レジスタ選択線36が選択されたとすると、垂直制御線202,204,206,208,210及び212が順番に選択されるように、垂直シフトレジスタ21〜32を制御することができる。
垂直シフトレジスタ制御線34が「1行読み動作」を指示し、垂直レジスタ選択線37が選択されたとすると、垂直制御線203,206,209および212が順番に選択されるように、垂直シフトレジスタ21〜32を制御することができる。
また、垂直シフトレジスタ制御線34が「2行加算動作」を指示し、垂直レジスタ選択線35が選択されたとすると、垂直制御線201〜212が、1行分の読み動作の中で2行を同時に選択するように、垂直シフトレジスタ21〜32を制御することができる。これにより、垂直信号線には、垂直方向に2画素分の信号が加算平均化されて出力されることになる。
さらに、垂直シフトレジスタ制御線34が「3行加算動作」を指示し、垂直レジスタ選択線35が選択されたとすると、垂直制御線201〜212が、1行分の読み動作の中で3行を同時に選択するように、垂直シフトレジスタ21〜32を制御することができる。これにより、垂直信号線には、垂直方向に3画素分の信号が加算平均化されて出力されることになる。
加算回路12は、垂直信号線101〜112に送られてくる画素から読み出された信号を加算することができる。加算制御回路40は、制御入力端子16を介しての同期制御部9からの制御信号の指示により、加算回路12を制御する。加算制御線41〜48は、加算回路12を制御する。
水平読出し回路13は、水平制御線401〜412に制御され、加算回路12の加算出力線301〜312を介して送られてくる加算信号を出力回路14へ送ることができる。出力回路14は、電流増幅回路や電圧増幅回路からなり、送られてきた信号を適切な電流増幅や電圧増幅して、出力端子15を介して前処理部4へ出力する。水平読出し制御線49〜51は、水平読出し回路13を制御する。
水平シフトレジスタ61〜72は、水平制御線401〜412を選択することができる。水平制御回路73は、制御入力端子16を介しての同期制御部9からの制御信号の指示により、水平シフトレジスタ61〜72を制御する。
水平シフトレジスタ制御線74は、水平シフトレジスタ61〜72に対して、後述する「ノイズ読み有り動作」および「ノイズ読み無し動作」のいずれか一つを指示することができる。
水平レジスタ選択線75〜77のうちの水平レジスタ選択線75は、水平シフトレジスタ61〜72のすべてを選択することができ、水平レジスタ選択線76は、水平シフトレジスタ61,63,65,67,69および71を選択することができる。また、水平レジスタ選択線77は、水平シフトレジスタ61,64,67および70を選択することができる。
例えば、水平レジスタ選択線75が選択されたとすると、水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401〜412が1列毎に順番に選択されるように、水平シフトレジスタ61〜72を制御することができる。
水平レジスタ選択線76が選択されたとすると、水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401,403,405,407,409及び411が1列毎に順番に選択されるように水平シフトレジスタ61〜72を制御することができる。
水平レジスタ選択線77が選択されたとすると、水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401,404,407及び410が1列毎に順番に選択されるように水平シフトレジスタ61〜72を制御することができる。
図4に、加算回路12の構成例を示す。図4においては、図2の左側6画素に対応する部分のみを説明するが、右側6画素についても同様の構成となっている。
図4において、トランジスタT41〜T48は、同じ番号の加算制御線41〜48によりオンオフされることで、導通あるいは遮断するスイッチとして機能する。
蓄積容量C101〜C106(右側6画素は、蓄積容量C107〜C112(不図示))は、垂直信号線101〜106(右側6画素は、垂直信号線107〜112(図2))に送られてくる画素から読み出された信号を蓄積する。加算出力線301〜306(右側6画素は、加算出力線307〜312(図2))は、加算回路12の出力となる出力線である。
次に、図4を参照して、加算回路12の動作例について説明する。
まず、加算制御線41による制御で、トランジスタT41をオンの状態にし、垂直信号線101〜106に送られてくる画素から読み出された信号を蓄積容量C101〜C106に蓄積した後に、トランジスタT41をオフする。
加算しない場合は、加算制御線45〜48による制御で、トランジスタT45〜T48をオンの状態にし、蓄積容量C101〜C106の信号を、加算出力線301〜306に出力する。
水平2画素加算する場合は、加算制御線43,44による制御で、トランジスタT43,T44をオンの状態にするとともに、加算制御線46,47による制御で、トランジスタT46,T47をオンの状態にする。これにより、蓄積容量C101〜C106の信号を2個ずつ加算平均化した信号を、それぞれ対応する加算出力線301,303および305に出力する。
水平3画素加算する場合は、加算制御線42,44による制御で、トランジスタT42,T44をオンの状態にするとともに、加算制御線45,46による制御で、トランジスタT45,T46をオンの状態にする。これにより、蓄積容量C101〜C106の信号を3個ずつ加算平均化した信号を、それぞれ対応する加算出力線301,304に出力する。
図5に、水平読出し回路13の構成例を示す。図5においては、図2の左側3画素に対応する部分のみを説明するが、右側の残り9画素についても同様の構成となっている。
トランジスタT49〜T51は、同じ番号の水平読出し制御線49〜51によりオンオフされることで、導通あるいは遮断するスイッチとして機能する。
トランジスタT421〜T423(右側9画素は、T424〜T432)は、同じ番号の制御線421〜423(右側9画素は、制御線424〜432)によりオンオフされることで、導通あるいは遮断するスイッチとして機能する。
トランジスタT441〜T443(右側9画素は、T444〜T452)は、同じ番号の制御線441〜443(右側9画素は、制御線444〜452)によりオンオフされることで、導通あるいは遮断するスイッチとして機能する。
水平制御線401〜403(右側9画素は、水平制御線407〜412)は、それぞれ対応するノイズ制御線421〜423(右側9画素は、ノイズ制御線424〜432)及び信号制御線441〜443(右側9画素は、信号制御線444〜452)を纏めて示す。
蓄積容量C421〜C423(右側9画素は、C424〜C432)、C441〜C443(右側9画素は、C444〜C452)は、トランジスタT49,T50を介して送られてくる信号を蓄積する。
さらに、可変電圧源V51は、水平ノイズ線501に所定の電圧を加える。図2の出力回路14は、水平ノイズ線501及び水平信号線502を入力とした差動アンプとなっており、差分信号を適切な電流増幅や電圧増幅して、出力端子15を介して前処理部4へ出力する。
次に、図5を参照して、水平読出し回路13の動作について説明する。
水平読出し回路13におけるノイズ読み時は、水平読出し制御線49による制御で、トランジスタT49をオンの状態にし、加算出力線301〜303に送られてくるノイズ信号を蓄積容量C421〜C423に蓄積した後、トランジスタT49をオフする。
水平読出し回路13における画素信号読み時は、水平読出し制御線50による制御で、トランジスタT50をオンの状態にし、加算出力線301〜303に送られてくる画素信号を蓄積容量C441〜C443に蓄積した後、トランジスタT50をオフする。
次に、図2における水平読出し回路13の「ノイズ読み有り動作」および「ノイズ読み無し動作」を説明する。
同期制御部9からの制御信号により、「ノイズ読み有り動作」が指示された場合、水平シフトレジスタ制御線74は、水平シフトレジスタ61〜72を制御する。そして、それぞれ対応する水平制御線401〜412において、ノイズ制御線(図5では、421〜423)及び信号制御線(図5では、441〜443)の両方が、トランジスタT421〜T423、T441〜T443を制御するように指示を送る。
これにより、水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401〜412(図5では、水平制御線401〜403のノイズ制御線421〜423および信号制御線441〜413)が順番に選択される。
そして、選択された水平制御線に対応する蓄積容量C421〜C423に蓄積しているノイズ信号および蓄積容量C441〜C443に蓄積している画素信号が、それぞれ水平ノイズ線501、水平信号線502に出力される。このようにして、水平1行に対応する画素信号とノイズ信号の差動出力が、出力回路14を介して出力される。
次に、同期制御部9からの制御信号により、「ノイズ読み無し動作」が指示された場合、水平シフトレジスタ制御線74は、水平シフトレジスタ61〜72を制御する。そして、それぞれ対応する水平制御線401〜412において、信号制御線(図5では、信号制御線441〜443)が、図5におけるトランジスタT441〜T443を制御するように指示を送る。
さらに、同期制御部9からの制御信号により、水平読出し制御線51による制御で、トランジスタT51をオンの状態にし、可変電圧源V51に設定されている所定の電圧を水平ノイズ線501に加える。
これにより、水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401〜412(図5では、水平制御線401〜403の信号制御線441〜443)が順番に選択される。そして、選択された水平制御線に対応する蓄積容量C441〜C443に蓄積している画素信号が、水平信号線502に出力される。
一方、水平ノイズ線501は、可変電圧源V51に設定されている所定の電圧となっている。このようにして、水平1行に対応する画素信号と可変電圧源V51に設定されている所定の電圧の差動出力が、出力回路14を介して出力される。このとき、可変電圧源V51に設定される所定の電圧は、あらかじめノイズ読みしたノイズ信号出力の平均値を計算しておき、その電圧値を用いればよい。
次に、上記<静止画撮影の制御>の(4)に相当する全画素を読み出す静止画撮影モード(第一のモード)について説明する。露光後、まず、静止画撮影の読出し動作は「通常読み動作」が指示される。このとき、図3の画素部は、図6に示す順で動作する。
まず、リセット制御線221より駆動信号が入力されることで、リセットトランジスタT1をオンし、FD容量C1をリセットする。そして、図6のReset期間を経過した後、リセットトランジスタT1をオフし、FD容量C1のリセットを終了する。
次に、垂直アドレス線241より駆動信号が入力されることで、選択トランジスタT2をオンし、FD容量C1のノイズ信号を垂直出力線101へ出力する。図6のNread1期間を経過した後、選択トランジスタT2をオフする。
そして、転送制御線261より駆動信号が入力されることで、転送トランジスタT3をオンし、光電変換素子D1の画素信号をFD容量C1へ出力する。図6のData期間を経過した後、転送トランジスタT3をオフする。
その後、垂直アドレス線241より駆動信号が入力されることで、選択トランジスタT2をオンし、FD容量C1の画素信号を垂直出力線101へ出力する。図6のSread1期間を経過した後、選択トランジスタT2をオフする。
撮像素子2において、垂直シフトレジスタ制御線34が、「1行読み動作」を指示し、垂直レジスタ選択線35を選択することで、垂直制御線201〜212が1行毎に順番に選択される。この動作により、まず、撮像素子2の第1行目の画素を読み出すことになるが、画素信号読みに先だって、水平1行分のノイズ読みを行う。
静止画撮影モードにおいては、加算を行わないので、加算回路12は、ノイズ信号をそのまま水平読み出し回路13に送る。水平読み出し回路13では、水平読出し制御線49によりトランジスタT49をオンの状態にし、加算出力線301から送られてくるノイズ信号を蓄積容量C421、C422およびC423に蓄積した後に、トランジスタT49をオフする。以上が、ノイズ読みである。
次に、同一行の画素信号読みを行う。静止画撮影モードにおいては、加算を行わないので、加算回路12は、画素信号をそのまま水平読み出し回路13に送る。水平読み出し回路13では、水平読出し制御線50によりトランジスタT50をオンの状態にし、加算出力線301から送られてくる画素信号を蓄積容量C441、C442及びC443に蓄積した後、トランジスタT50をオフする。以上が、画素信号読みである。
水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401〜412が、1列毎に順番に選択される。このとき、「通常読み動作」が指示されているので、例えば、水平制御線401が示すノイズ制御線421および信号制御線441の両方が有効に働く。
そして、ノイズ信号は、水平ノイズ線501、画素信号は水平信号線502を介して、出力アンプ14に送られ、画素信号とノイズ信号の差動出力が撮像素子2の出力となる。この動作を水平1行分繰り返すことで、第1行目の画素の読み出しが行われる。これを全画素に対して行うことで、静止画撮影モードが終了する。
次に、上記<表示画像の制御>の(2)に相当する撮影画像を表示部へ表示するEVF撮影モード(第二のモード)について説明する。
ここで、本実施形態の表示部は、撮像素子2より行・列とも1/3の解像度を有するものとし、行・列方向に3行3列加算した画像を表示する。
まず、EVFの読出し動作は「短時間読み動作」が指示される。このとき、図3の画素部は、図7に示す順で動作する。
まず、リセット制御線221より駆動信号が入力されることで、リセットトランジスタT1をオンし、FD容量C1をリセットする。図7のReset期間を経過した後、リセットトランジスタT1をオフし、FD容量C1のリセットを終了する。
次に、垂直アドレス線241より駆動信号が入力されることで、選択トランジスタT2をオンし、FD容量C1のノイズ信号を垂直出力線101へ出力する。図7のNread2期間を経過した後、選択トランジスタT2をオフする。
そして、転送制御線261より駆動信号が入力されることで、転送トランジスタT3をオンし、光電変換素子D1の画素信号をFD容量C1へ出力する。図7のData期間を経過した後、転送トランジスタT3をオフする。
その後、垂直アドレス線241より駆動信号が入力されることで、選択トランジスタT2をオンし、FD容量C1の画素信号を垂直出力線101へ出力する。図7のSread1期間を経過した後、選択トランジスタT2をオフする。
ここで、Nread1>Nread2としており、この「短時間読み動作」の画素の駆動タイミング(図7)は、「通常読み動作」の画素の駆動タイミング(図6)よりも、ノイズ読出し時間を短くして、フレームレートを向上している。また、読出し時のばらつきは、周辺画素を加算処理することで低減している。
次に、垂直シフトレジスタ制御線34が、「3行加算動作」を指示し、垂直レジスタ選択線35を選択することで、垂直制御線201〜212が、順番に3行同時に選択されることになる。この動作により、垂直信号線には、垂直方向に3画素分の信号が加算平均化されて出力されることになる。ここでは、3行同時に選択された画素のうち画素(1,1)、(2,1)、(3,1)(1,2)、(2,2)、(3,2)、(1,3)、(2,3)および(3,3)について説明する。これに続く画素も同様な動作で垂直画素加算される。この場合でも画素信号読みに先だって、ノイズ読みを行う。
以後、画素(1,1)、(2,1)および(3,1)が加算平均化された信号を垂直加算画素信号11と呼び、画素(1,2)、(2,2)および(3,2)が加算平均化された信号を垂直加算画素信号12と呼ぶ。また、画素(1,3)、(2,3)および(3,3)が加算平均化された信号を垂直加算画素信号13と呼ぶ。これらの垂直加算画素信号11〜13は、それぞれ対応する垂直信号線101〜103に出力する。
次に、加算回路12において、水平3画素加算が指示され、垂直信号線101〜103に出力された垂直加算画素信号11〜13が加算されることで、全部で9画素分加算されて、加算出力線301を介して、水平読み出し回路13に送る。
水平読み出し回路13では、水平読出し制御線49によりトランジスタT49をオンの状態にし、加算出力線301から送られてくるノイズ信号を蓄積容量C421に蓄積した後に、トランジスタT49をオフする。以上が、ノイズ読みである。
次に、ノイズ読みと同様な方法で、9画素加算された画素信号読みを行う。加算された信号は、加算出力線301を介して、水平読み出し回路13に送られる。水平読み出し回路13では、水平読出し制御線50によりトランジスタT50をオンの状態にし、加算出力線301から送られてくる画素信号を蓄積容量C441に蓄積した後に、トランジスタT50をオフする。以上が、画素信号読みである。
水平レジスタ選択線77が選択されると、水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401、404、407および410が、1列毎に順番に選択される。このとき、「短時間読み動作」が指示されているので、信号読出し時間よりノイズ読出し時間が短くなるように制御を行う。これを全画素に対して行うことで、1フレームのEVF読出しが終了する。こうして表示部と同じ解像度に変換された画像データを画像表示部7へ表示する。また、同様の変換手順で測光用の画像も作成して測光データを検出し、同期制御部10へ送信する。
以上説明したように、本実施形態によれば、静止画の記録に比べて光電変換素子D1のノイズ読みと画素信号読みの期間を変更可能な撮像装置において、EVF読出し時には、信号読出し時間より、ノイズ読出し時間を短くする。これにより、画像の読出し時間の短縮を図り、フレームレートを向上する効果を奏する。
また、EVF読み出し時には、複数の画素の信号を加算することで、読出し時間が短いことに起因するばらつきの低減も実現できる。
(第2の実施形態)
次に、図8及び図9を参照して、本発明の第2の実施形態である撮像装置について説明する。なお、本実施形態では、撮像装置の基本的な構成と動作及び撮像素子の基本的な構成と動作は、上記第1の実施形態と同様であるので、図及び符号を流用して説明する。また、静止画撮影の制御については、上記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
<動画撮影の制御>
(1)操作部9の動画撮影スイッチからの指示により動画撮影の制御が始まる。
(2)信号処理部5で、撮像素子2からの信号から測光データを検出し、同期制御部10に送信する。
(3)測光データを元にして、同期制御部10が駆動回路部3を介して光学系1を制御する。
(4)撮像素子2において、動画記録用の露光と信号の出力を行う。
(5)信号処理部5で、撮像素子2からの信号を記録用の画像データに変換して画像記録部8に送り、着脱可能なメモリカード等に記録するとともに、表示用の画像データに変換して画像表示部7に表示する。
(6)(2)から(5)までを繰り返すとともに、操作部9からの指示を待つ。
次に、上記<動画撮影の制御>の(4)に相当する動画撮影モード(第三のモード)について説明する。
まず、動画撮影の読出し動作は「短時間読み動作」が指示される。このとき、図3の画素部は、図8に示す順で動作する。
まず、リセット制御線221より駆動信号が入力されることで、リセットトランジスタT1をオンし、FD容量C1をリセットする。図8のReset期間を経過した後、リセットトランジスタT1をオフし、FD容量C1のリセットを終了する。
次に、垂直アドレス線241より駆動信号が入力されることで、選択トランジスタT2をオンし、FD容量C1のノイズ信号を垂直出力線101へ出力する。図8のNread2期間を経過した後、選択トランジスタT2をオフする。
そして、転送制御線261より駆動信号が入力されることで、転送トランジスタT3をオンし、光電変換素子D1の画素信号をFD容量C1へ出力する。図8のData期間を経過した後、転送トランジスタT3をオフする。
その後、垂直アドレス線241より駆動信号が入力されることで、選択トランジスタT2をオンし、FD容量C1の画素信号を垂直出力線101へ出力する。図8のSread2期間を経過した後、選択トランジスタT2をオフする。
ここで、Nread1>Nread2、Sread1>Sread2としている。この「短時間読み動作」の画素の駆動タイミング(図8)は、「通常読み動作」の画素の駆動タイミング(図6)と比較して、ノイズ信号・画素信号とも読出し期間を短くしており、これにより、フレームレートを向上している。
ここで、Nread2>Nread3としたとき、図9のようにノイズ読み時間を更に短くしても良い。また、読出し時のばらつきはノイズ読み・画素信号読みデータをそれぞれ周辺画素加算処理することで低減している。
動画記録の解像度は撮像素子2より行・列とも1/3の解像度で記録し、行・列方向に3行3列加算した動画を記録する。
まず、垂直シフトレジスタ制御線34が、「3行加算動作」を指示し、垂直レジスタ選択線35を選択することで、垂直制御線201〜212が、順番に3行同時に選択されることになる。
この動作により、垂直信号線には、垂直方向に3画素分の信号が加算平均化されて出力されることになる。ここでは、3行同時に選択された画素のうち画素(1,1)、(2,1)、(3,1)(1,2)、(2,2)、(3,2)、(1,3)、(2,3)および(3,3)について説明する。これに続く画素も同様な動作で垂直画素加算される。この場合でも画素信号読みに先だって、ノイズ読みを行う。
以後、画素(1,1)、(2,1)および(3,1)が加算平均化された信号を垂直加算画素信号11と呼び、画素(1,2)、(2,2)および(3,2)が加算平均化された信号を垂直加算画素信号12と呼ぶ。また、画素(1,3)、(2,3)および(3,3)が加算平均化された信号を垂直加算画素信号13と呼ぶ。これらの垂直加算画素信号11〜13は、それぞれ対応する垂直信号線101〜103に出力する。
次に、加算回路12において、水平3画素加算が指示され、垂直信号線101〜103に出力された垂直加算画素信号11〜13が加算されることで、全部で9画素分加算されて、加算出力線301を介して、水平読み出し回路13に送る。水平読み出し回路13では、水平読出し制御線49によりトランジスタT49をオンの状態にし、加算出力線301から送られてくるノイズ信号を蓄積容量C421に蓄積した後に、トランジスタT49をオフする。以上が、ノイズ読みである。
次に、ノイズ読みと同様な方法で、9画素加算された画素信号読みを行う。加算された信号は、加算出力線301を介して、水平読み出し回路13に送られる。水平読み出し回路13では、水平読出し制御線50によりトランジスタT50をオンの状態にし、加算出力線301から送られてくる画素信号を蓄積容量C441に蓄積した後に、トランジスタT50をオフする。以上が、画素信号読みである。
水平レジスタ選択線77が選択されると、水平シフトレジスタ制御線74からの動作開始指示により、水平制御線401、404、407および410が、1列毎に順番に選択される。このとき、「短時間読み動作」が指示されているので、信号読出し時間よりノイズ読出し時間が短くなるように制御を行う。これを全画素に対して行うことで、1フレームの動画読出しが終了する。こうして表示部と同じ解像度に変換された画像データを画像表示部7へ表示する。また、同様の変換手順で測光用の画像も作成して測光データを検出し、同期制御部へ送信する。
以上説明したように、本実施形態によれば、静止画の記録に比べて光電変換素子D1のノイズ読みと画素信号読みの期間を変更可能な撮像装置において、動画記録時には、信号読出し時間より、ノイズ読出し時間及び信号読出し時間を短くしている。これにより、画像の読出し時間の短縮を図り、フレームレートを向上する効果を奏する。
また、動画読み出し時には、複数の画素の信号を加算することで、読出し時間が短いことに起因するばらつきの低減も実現できる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明の第1の実施形態である撮像装置を説明するためのブロック図である。 撮像素子の構成例を示す図である。 図2に示す撮像素子の画素の構成例を示す図である。 図2に示す撮像素子の加算回路の構成例を示す図である。 図2に示す撮像素子の水平読出し回路の構成例を示す図である。 静止画撮影の「通常読み動作」における画素部の動作例を説明するための図である。 EVFの「短時間読み動作」における画素部の動作例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態である撮像装置を説明するための図であり、動画撮影の「短時間読み動作」における画素部の動作例を説明するための図である。 動画撮影の「短時間読み動作」における画素部の他の動作例を説明するための図である。
符号の説明
1 光学系
2 撮像素子
3 駆動回路部
4 前処理部
5 信号処理部
6 メモリ部
7 画像表示部
8 画像記録部
9 操作部
10 同期制御部
11 画素
12 加算回路
13 水平読出し回路
14 出力回路
21〜32 垂直シフトレジスタ
33 垂直制御回路
40 加算制御回路
61〜72 水平シフトレジスタ
73 水平制御回路
101〜112 垂直信号線
201〜212 垂直制御線
301〜312 加算出力線
401〜412 水平制御線

Claims (8)

  1. 複数の画素を有する撮像素子と、該撮像素子を制御する制御部とを備える撮像装置において、
    前記画素は、光を電荷に変換する光電変換素子、蓄積された前記電荷を増幅する増幅部、前記光電変換素子の信号をオンの状態で前記増幅部に入力する転送スイッチ、前記増幅部の入力をオンの状態でリセットするリセットスイッチ、及び前記増幅部の出力をオンの状態で信号出力線に出力する選択スイッチを有し、
    前記制御部は、前記転送スイッチがオフの状態で、前記リセットスイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第一の信号を出力する第一の読出し動作と、
    前記リセットスイッチがオフの状態で、前記転送スイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第二の信号を出力する第二の読出し動作とを実行することが可能であり、
    且つ前記第一の読出し動作及び前記第二の読出し動作をそれぞれ予め設定された時間で実行することで、画像を取得する第一のモードと、
    該第一のモードの予め設定された時間より短い時間で前記第一の読出し動作を実行することで、画像を取得する第二のモードとを選択して実行することが可能である、ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第一の信号が、ノイズ信号であり、前記第二の信号が、画素信号である、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第一のモードが、静止画撮影モードであり、前記第二のモードが、EVF撮影モードである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記EVF撮影モードは、複数の画素信号を加算して平均化する、ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 複数の画素を有する撮像素子と、該撮像素子を制御する制御部とを備える撮像装置において、
    前記画素は、光を電荷に変換する光電変換素子、蓄積された前記電荷を増幅する増幅部、前記光電変換素子の信号をオンの状態で前記増幅部に入力する転送スイッチ、前記増幅部の入力をオンの状態でリセットするリセットスイッチ、及び前記増幅部の出力をオンの状態で信号出力線に出力する選択スイッチを有し、
    前記制御部は、前記転送スイッチがオフの状態で、前記リセットスイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第一の信号を出力する第一の読出し動作と、
    前記リセットスイッチがオフの状態で、前記転送スイッチをオンした後、前記選択スイッチをオンにして前記増幅部から前記信号出力線に第二の信号を出力する第二の読出し動作とを実行することが可能であり、
    且つ前記第一の読出し動作及び前記第二の読出し動作をそれぞれ予め設定された時間で行うことで、画像を取得する第一のモードと、
    前記第一のモードの予め設定された時間より短い時間で前記第一の読出し動作及び前記第二の読出し動作を行うことで、画像を取得する第三のモードとを選択して実行することが可能である、ことを特徴とする撮像装置。
  6. 前記第一の信号が、ノイズ信号であり、前記第二の信号が、画素信号である、ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第一のモードが、静止画撮影モードであり、前記第三のモードが、動画撮影モードである、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。
  8. 前記動画撮影モードは、複数の画素信号を加算して平均化する、ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
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