JP2010058943A - シート貼付装置 - Google Patents

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Takaaki Okada
貴章 岡田
Yasuyuki Endo
靖幸 遠藤
Masaki Tamura
正喜 田村
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Abstract

【課題】2つのシートを互いに貼り付ける場合に、互いの供給方向に関わらず、一方のシートに対して他方のシートを所望の向きで貼り付ける。
【解決手段】単片状のインレットを、搬送経路2a,2bを搬送されてくる連続状のシートの搬送面に対して起立した状態で保持しながら搬送する吸着部材40と、吸着部材40によるインレットの搬送経路上において、単片状のインレットが連続状のシートの搬送面に対して起立した状態を保持しながらインレットの搬送面が向く方向が変わるようにインレットの搬送方向を変えるローラ51とを有し、吸着部材40が、インレットの搬送経路に設けられた貼付領域にてインレットを連続状のシート上に倒すことによりインレットを連続状のシートに貼り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つのシートを互いに貼り付けるシート貼付装置に関し、特に、2つのシートの互いの貼り付け向きの自由度の向上技術に関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼着されるラベルに情報を記録し、このラベルを用いての商品等の管理も行われている。このようなカードやラベル、あるいはタグを用いた情報管理においては、カードやラベル、あるいはタグに対して非接触状態にて情報の書き込みや読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICタグがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。特に、非接触型ICラベルにおいては、被着体に貼着した場合、その後、被着体から不用意に分離しないため、例えば、配送物に貼着しておき、配送物の配送拠点にてICチップに情報を書き込んでいくことにより配送物の配送履歴を管理する等、貼着された被着体を確実に管理するための有効な手段として用いられている。
図11は、一般的な非接触型ICラベルの構成例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本従来例は図11に示すように、樹脂や紙からなるベース基材213上に、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成された2つの帯状の導体部212a,212bからなるアンテナ212が設けられるとともに、この2つの導体部212a,212bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ211が搭載されてなるインレット210が、一方の面に粘着剤230が塗布されてなる表面シート220上に粘着剤230によって貼り付けられて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル201は、まず、ベース基材213上に導体部212a,212bを形成し、この導体部212a,212bに接続されるようにICチップ211をベース基材213上に搭載してインレット210を作製し、その後、インレット210を表面シート220に粘着剤230によって貼り付けて作製することになる。
このように、2つのシートを互いに貼り付ける場合は、2つのシートをそれぞれ決められた方向から供給し、搬送経路上にて互いに重ね合わせることにより貼り付けることが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−215752号公報
しかしながら、上述したように2つのシートをそれぞれ決められた方向から供給し、搬送経路上にて互いに重ね合わせることにより貼り付ける場合、2つのシートの互いの貼り付け向きが一定となり、互いの貼り付け向きを変える場合、一方のシートの搬送経路を変更しなければならず、装置内の大規模な変更作業が生じてしまうとともに、場合によっては装置が大型化してしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、2つのシートを互いに貼り付ける場合に、互いの供給方向に関わらず、一方のシートに対して他方のシートを所望の向きで貼り付けることができるシート貼付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
搬送されてくる第1のシートに単片状の第2のシートを貼り付けるシート貼付装置であって、
前記第2のシートを前記第1のシートの搬送面に対して起立した状態で保持しながら搬送するシート保持手段と、
前記シート保持手段による前記第2のシートの搬送経路上において、前記第2のシートが前記第1のシートの搬送面に対して起立した状態を保持しながら前記第2のシートの搬送面が向く方向が変わるように前記第2のシートの搬送方向を変える搬送方向変更手段とを有し、
前記シート保持手段は、前記第2のシートの搬送経路上に設けられた貼付領域にて前記第2のシートを前記第1のシート上に倒すことにより前記第2のシートを前記第1のシートに貼り付ける。
上記のように構成された本発明においては、単片状の第2のシートがシート保持手段によって、搬送されてくる第1のシートの搬送面に対して起立した状態で保持されながら搬送されてくる。また、シート保持手段による第2のシートの搬送経路上において、第2のシートの搬送方向が、搬送方向変更手段によって、第2のシートが第1のシートの搬送面に対して起立した状態を保持しながら第2のシートの搬送面が向く方向が変わるように変えられる。そして、シート保持手段によって、第2のシートの搬送経路上に設けられた貼付領域にて第2のシートが第1のシート上に倒されることにより、第2のシートが第1のシートに貼り付けられる。
このように、第2のシートが第1のシートの搬送面に対して起立した状態を保持しながら第2のシートの搬送面が向く方向が変わるように第2のシートの搬送方向が変えられ、その搬送経路上に設けられた貼付領域において第2のシートが第1のシートに貼り付けられるので、第2のシートの搬送経路のうち、第2のシートの搬送方向が、第1のシートに対する第2のシートの貼り付け向きが所望の向きとなるような方向となる領域を貼付領域とすることにより、第1のシートの供給方向と第2のシートの供給方向によらず、第1のシートに対して第2のシートを所望の向きで貼り付けることができるようになる。
また、貼付領域が、第1のシートの搬送方向と第2のシートの搬送方向とが直交する領域に配置され、シート保持手段が、貼付領域に搬送した複数の第2のシートを第1のシート上に同時に倒せば、第1のシート上において、第1のシートの搬送方向に直交する方向に複数の第2のシートが並ぶように貼り付けることも可能となる。
以上説明したように本発明においては、単片状の第2のシートを搬送されてくる第1のシートの搬送面に対して起立した状態で保持しながら搬送するシート保持手段と、シート保持手段による第2のシートの搬送経路上において、第2のシートが第1のシートの搬送面に対して起立した状態を保持しながら第2のシートの搬送面が向く方向が変わるように第2のシートの搬送方向を変える搬送方向変更手段とを有し、シート保持手段が、第2のシートの搬送経路に設けられた貼付領域にて第2のシートを第1のシート上に倒すことにより第2のシートを前記第1のシートに貼り付ける構成としたため、2つのシートを互いに貼り付ける場合に、互いの供給方向に関わらず、一方のシートに対して他方のシートを所望の向きで貼り付けることができる。また、第2のシートの搬送方向が、第2のシートが第1のシートの搬送面に対して起立した状態を保持しながら第2のシートの搬送面が向く方向が変わるように変えられるので、第2のシートの搬送方向を変える構成を、装置全体の大型化を抑制しながら実現することができる。
また、貼付領域が、第1のシートの搬送方向と第2のシートの搬送方向とが直交する領域に配置され、シート保持手段が、貼付領域に搬送した複数の第2のシートを第1のシート上に同時に倒す構成としたものにおいては、第1のシート上において、第1のシートの搬送方向に直交する方向に複数の第2のシートが並ぶように貼り付けることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のシート貼付装置の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は(a)に示した吸着部材40の側面図である。
本形態のシート貼付装置3は図1に示すように、連続状の第1のシートが搬送されてくる搬送経路2a,2b上に配置されており、連続状のシートがカッター60によって単片状に断裁されてなる第2のシートを、搬送経路2a,2b上を搬送されてくる連続状のシートに貼り付けるものである。このシート貼付装置3においては、無終端のベルト50上に、シート保持手段である複数の箱状の吸着部材40がベルト50の長さ方向に等間隔で取り付けられている。ベルト50は、吸着部材40が取り付けられた面が外側となるように搬送方向変更手段である4つのローラ51に掛けまわされており、搬送経路2a,2b上を搬送されてくる連続状のシートの搬送面に対して起立した状態となっている。それにより、ベルト50に取り付けられた吸着部材40も、搬送経路2a,2b上を搬送されてくる連続状のシートの搬送面に対して起立した状態が保持されている。
吸着部材40は、ベルト50に取り付けられた面に蝶番42が取り付けられており、この蝶番42によってベルト50に取り付けられている。また、蝶番42が取り付けられた面と対向する面に、複数の吸引穴41が設けられている。
以下に、上記のように構成されたシート貼付装置3の動作について説明する。
まず、上述したシート貼付装置3にて作製される非接触型ICラベルについて説明する。
図2は、図1に示したシート貼付装置3にて作製される非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本例における非接触型ICラベル1は図2に示すように、樹脂や紙からなるベース基材13上に、互いに直列に並ぶように所定の間隔を有して形成された2つの帯状の導体部12a,12bからなるアンテナ12が設けられるとともに、この2つの導体部12a,12bに接続されるように、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ11が搭載されてなるインレット10が、一方の面に粘着剤30が塗布されてなる表面シート20上に粘着剤30によって貼り付けられて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル1は、まず、ベース基材13上に導体部12a,12bを形成し、この導体部12a,12bに接続されるようにICチップ11をベース基材13上に搭載してインレット10を作製し、その後、図1に示したシート貼付装置3により、インレット10を表面シート20に粘着剤30によって貼り付けて作製することになる。
次に、実際に図2に示した非接触型ICラベル1を図1に示したシート貼付装置3を用いて作製する際の動作について説明する。
図3は、図1に示したシート貼付装置3の動作の一例を説明するための図であり、図2に示した非接触型ICラベル1を作製する際の動作を示す。
図1に示したシート貼付装置3にて図2に示した非接触型ICラベル1を作製する場合、図2に示したインレット10が連続状となったインレットシート4aが、このインレットシート4aが巻き取られてなるインレットロール4から引き出され、シート貼付装置3に供給されてくる。また、図1に示した2つの搬送経路2a,2bのうち一方の搬送経路2a上を、一方の面に粘着剤30が塗布された表面シート20が連続状となった表面シート基材5が、粘着剤30が塗布された面が上面となって搬送されてくる(図3(a))。
インレットロール4から引き出されたインレットシート4aは、カッター60によってインレット10毎に断裁され、単片状のインレット10となってシート貼付装置3に供給される。なお、単片状に断裁されてなるインレット10は、天地方向がその長手方向となっている。そして、吸着部材40に対向すると、吸引穴41によって吸着部材40に吸着されることにより保持され、ベルト50及び吸着部材40の搬送に伴って搬送されていく(図3(b))。ここで、吸着部材40においては、上述したように、蝶番42によってベルト50に取り付けられた面と対向する面に複数の吸引穴41が設けられており、この吸引穴41を介して外気が内部に吸引されている。そのため、この面にインレット10が対向すると、対向したインレット10は吸引穴41を介した外気の吸引によって吸着部材40に吸着されることになる。また、吸着部材40が、搬送経路2a上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態となっているため、吸着部材40に吸着、保持されたインレット10においても、搬送経路2a上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態で搬送されていくことになる。この際、単片状となったインレット10に対して、情報の書き込み及び読み出しの検査を行うことが考えられる。
吸着部材40に吸着されたインレット10が、ベルト50及び吸着部材40の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路2a上における表面シート基材5の搬送方向と平行となっている領域に設けられ、搬送経路2a上を搬送されてくる表面シート基材5との貼付領域に搬送されると、制御部(不図示)の制御によってベルト50及び吸着部材40に取り付けられた蝶番42が開く。
図4は、図1に示した蝶番42が開いた状態を示す図である。
図4に示すように、ベルト50及び吸着部材40に取り付けられた蝶番42が開くと、吸着部材40が表面シート基材5上に倒れ、それに伴い、吸着部材40に吸着、保持されているインレット10も表面シート基材5上に倒れ、また、その際、制御部の制御によって吸着部材40の吸引穴41を介しての外気の吸引が解除され、インレット10が粘着剤30によって表面シート基材5に貼り付けられる(図3(c))。
このようにして、吸着部材40に吸着されたインレット10が上述した貼付領域に搬送される度に、蝶番42が開き、吸着部材40が表面シート基材5上に倒れ、それに伴い、吸着部材40に吸着、保持されているインレット10が粘着剤30によって表面シート基材5に貼り付けられていく(図3(d))。
図5は、図1に示したシート貼付装置3において搬送経路2a上を搬送されてきた表面シート基材5にインレット10が貼り付けられた状態を示す図である。
本例においては、吸着部材40に吸着されたインレット10が、搬送経路2a上を搬送されてくる表面シート基材5に貼り付けられる貼付領域が、ベルト50及び吸着部材40の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路2a上における表面シート基材5の搬送方向と平行となっている領域に設けられているため、図5に示すように、インレット10は、その長手方向が表面シート基材5の搬送方向に直交する向きで表面シート基材5に貼り付けられることになる。
その後、インレット10が貼り付けられた表面シート基材5は、インレット10毎に単片状に断裁され、それにより、図2に示したような非接触型ICラベル1が作製されることになる。
なお、上述したようにインレット10に対して情報の書き込み及び読み出しの検査を行った場合、その検査において不良と判断されたインレット10については、表面シート基材5に貼り付けられる貼付領域に搬送された場合でも吸着部材40を倒さない構成とすることにより、不良となったインレット10を表面シート基材5に貼り付けずに回収することができる。
図6は、図1に示したシート貼付装置3の動作の他の例を説明するための図であり、図2に示した非接触型ICラベル1を作製する際の動作を示す。
図1に示したシート貼付装置3にて図2に示した非接触型ICラベル1を作製する場合、図2に示したインレット10が連続状となったインレットシート4aが、このインレットシート4aが巻き取られてなるインレットロール4から引き出され、シート貼付装置3に供給されてくる。また、図1に示した2つの搬送経路2a,2bのうち一方の搬送経路2b上を、一方の面に粘着剤30が塗布された表面シート20が連続状となった表面シート基材5が、粘着剤30が塗布された面が上面となって搬送されてくる(図6(a))。
インレットロール4から引き出されたインレットシート4aは、カッター60によってインレット10毎に断裁され、単片状のインレット10となってシート貼付装置3に供給される。なお、単片状に断裁されてなるインレット10は、天地方向がその長手方向となっている。そして、吸着部材40に対向すると、上記同様に、インレット10は吸引穴41によって吸着部材40に吸着されることにより保持され、ベルト50及び吸着部材40の搬送に伴って搬送されていく(図6(b))。この際、上記同様に、吸着部材40が、搬送経路2b上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態となっているため、吸着部材40に吸着、保持されたインレット10においても、搬送経路2b上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態で搬送されていくことになる。
吸着部材40に吸着されたインレット10は、ベルト50及び吸着部材40によるインレット10の搬送経路上において、ベルト50及び吸着部材40の搬送方向がローラ51によって90度変えられることにより、搬送経路2b上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態が保持されながら、その搬送面が向く方向が変わるようにその搬送方向が変えられる。そして、吸着部材40に吸着されたインレット10が、ベルト50及び吸着部材40の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路2b上における表面シート基材5の搬送方向と直交する領域に設けられ、搬送経路2b上を搬送されてくる表面シート基材5との貼付領域に搬送されると、制御部(不図示)の制御によってベルト50及び吸着部材40に取り付けられた蝶番42が開く。
すると、図4に示したものと同様に、吸着部材40が表面シート基材5上に倒れ、それに伴い、吸着部材40に吸着、保持されているインレット10も表面シート基材5上に倒れ、また、その際、制御部の制御によって吸着部材40の吸引穴41を介しての外気の吸引が解除され、インレット10が粘着剤30によって表面シート基材5に貼り付けられる(図6(c))。
このようにして、吸着部材40に吸着されたインレット10が上述した貼付領域に搬送される度に、蝶番42が開き、吸着部材40が表面シート基材5上に倒れ、それに伴い、吸着部材40に吸着、保持されているインレット10が粘着剤30によって表面シート基材5に貼り付けられていく(図6(d))。
図7は、図1に示したシート貼付装置3において搬送経路2b上を搬送されてきた表面シート基材5にインレット10が貼り付けられた状態を示す図である。
本例においては、吸着部材40に吸着されたインレット10が、搬送経路2b上を搬送されてくる表面シート基材5に貼り付けられる貼付領域が、ベルト50及び吸着部材40の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路2b上における表面シート基材5の搬送方向と直交する領域に設けられているため、図7に示すように、インレット10は、その長手方向が表面シート基材5の搬送方向に平行となる向きで表面シート基材5に貼り付けられることになる。
その後、インレット10が貼り付けられた表面シート基材5は、インレット10毎に単片状に断裁され、それにより、図2に示したような非接触型ICラベル1が作製されることになる。
このように、単片状に断裁されたインレット10が、吸着部材40に吸着、保持され、搬送経路2a,2b上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態を保持しながら搬送され、搬送経路2a上を搬送されてくる表面シート基材5に対しては、ベルト50及び吸着部材40の搬送によるインレット10の搬送方向が、搬送経路2a上における表面シート基材5の搬送方向と平行となっている貼付領域にて貼り付けられ、また、搬送経路2b上を搬送されてくる表面シート基材5に対しては、ベルト50及び吸着部材40の搬送によるインレット10の搬送方向が、ローラ51によって90度変えられたことにより、搬送経路2b上における表面シート基材5の搬送方向と直交する貼付領域にて貼り付けられるので、インレット10が貼り付けられる表面シート基材5の供給方向が一定であっても、表面シート基材5に対するインレット10の貼り付け向きを所望の向きとすることができる。すなわち、本形態のように表面シート基材5が搬送される2つの搬送経路が平行でなく、互いに直行するものであっても、その2つの搬送経路のいずれにおいて搬送されてくる表面シート基材5に対してインレット10の貼り付け向きを同一とすることもできる。
また、インレット10の搬送方向が、インレット10が表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態を保持しながらインレット10の搬送面が向く方向が変わるように変えられるので、インレット10の搬送方向を変える構成を、シート貼付装置3全体の大型化を抑制しながら実現することができる。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明のシート貼付装置の第2の実施の形態を示す外観斜視図である。
本形態のシート貼付装置103は図8に示すように、図1に示したものと同様の構成を有するものであるが、吸着部材140のベルト150上における間隔tが、後述する搬送経路102上を搬送されてくる表面シート基材5上の表面シート基材5の搬送方向に直交する方向におけるインレット10の貼付ピッチと同一に設定されている。また、表面シート基材5が搬送されてくる搬送経路102は、表面シート基材5にインレット10が貼付される貼付領域が、ベルト150及び吸着部材140の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路102上における表面シート基材5の搬送方向と直交する領域となるような位置に配置されており、その搬送経路102上を搬送されてくる表面シート基材5の幅は、隣接する2つの吸着部材140を含むような幅となっている。
以下に、上記のように構成されたシート貼付装置3の動作について説明する。
図9は、図8に示したシート貼付装置103の動作の一例を説明するための図である。
図8に示したシート貼付装置103にて図2に示した非接触型ICラベル1を作製する場合、図2に示したインレット10が連続状となったインレットシート4aが、このインレットシート4aが巻き取られてなるインレットロール4から引き出され、シート貼付装置103に供給されてくる。また、搬送経路102上を、一方の面に粘着剤30が塗布された表面シート20が連続状となった表面シート基材5が、粘着剤30が塗布された面が上面となって搬送されてくる(図9(a))。
インレットロール4から引き出されたインレットシート4aは、カッター160によってインレット10毎に断裁され、単片状のインレット10となってシート貼付装置103に供給される。なお、単片状に断裁されてなるインレット10は、天地方向がその長手方向となっている。そして、吸着部材140に対向すると、上記同様に、吸引穴141によって吸着部材140に吸着されることにより保持され、ベルト150及び吸着部材140の搬送に伴って搬送されていく(図9(b))。この際、上記同様に、吸着部材140が、搬送経路102上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態となっているため、吸着部材140に吸着、保持されたインレット110においても、搬送経路102上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態で搬送されていくことになる。
吸着部材140に吸着されたインレット10は、ベルト150及び吸着部材140によるインレット10の搬送経路上において、ベルト150及び吸着部材140の搬送方向がローラ151によって90度変えられることにより、搬送経路102上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態が保持されながら、搬送面が向く方向が変わるようにその搬送方向が変えられる。そして、吸着部材140のうち、インレット10が吸着された隣接する2つの吸着部材140が、ベルト150及び吸着部材140の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路102上における表面シート基材5の搬送方向と直交する領域に到達すると、その領域が搬送経路102上を搬送されてくる表面シート基材5とインレット10との貼付領域となって、2つの吸着部材140のそれぞれについて、制御部(不図示)の制御によってベルト150及び吸着部材140に取り付けられた蝶番が同時に開く。
すると、第1の実施の形態にて示したものと同様にして、2つの吸着部材140が表面シート基材5上に同時に倒れ、それに伴い、2つの吸着部材140にそれぞれ吸着、保持されているインレット10も表面シート基材5上に同時に倒れ、また、その際、制御部の制御によって吸着部材140の吸引穴141を介しての外気の吸引が解除され、2つのインレット10が粘着剤30によって表面シート基材5に同時に貼り付けられる(図9(c))。この際、インレット10の搬送方向と表面シート基材5の搬送方向とが直交し、また、表面シート基材5の幅が、隣接する2つの吸着部材140を含むような幅となっているため、2つのインレット10は、表面シート基材5上において表面シート基材5の搬送方向に直交する方向に並ぶように貼り付けられることになる。
このようにして、インレット10が吸着された2つの吸着部材140がベルト150及び吸着部材140の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路102上における表面シート基材5の搬送方向と直交する領域に到達する度に、2つの吸着部材140の蝶番がそれぞれ同時に開き、2つの吸着部材140が表面シート基材5上に同時に倒れ、それに伴い、2つの吸着部材140にそれぞれ吸着、保持されている2つのインレット10が粘着剤30によって表面シート基材5に同時に貼り付けられていく(図9(d))。
図10は、図8に示したシート貼付装置103において搬送経路102上を搬送されてきた表面シート基材5にインレット10が貼り付けられた状態を示す図である。
本例においては、吸着部材140のうち、インレット10が吸着された隣接する2つの吸着部材140が、ベルト150及び吸着部材140の搬送によるインレット10の搬送経路上のうち、インレット10の搬送方向が、搬送経路102上における表面シート基材5の搬送方向と直交する領域に到達すると、その領域が搬送経路102上を搬送されてくる表面シート基材5とインレット10との貼付領域となって、表面シート基材5に2つのインレット10が貼り付けられるため、図10に示すように、インレット10は、その長手方向が表面シート基材5の搬送方向に平行となる向きで、かつ、2つのインレット10が、表面シート基材5上において表面シート基材5の搬送方向に直交する方向に並ぶように貼り付けられることになる。また、表面シート基材5の搬送方向に直交する方向に並ぶ2つのインレット10の間隔は、ベルト150上における吸着部材140の間隔tとなっており、そのため、上述したように、ベルト150上における吸着部材140の間隔tを、表面シート基材5上の表面シート基材5の搬送方向に直交する方向におけるインレット10の貼付ピッチと同一に設定しておけば、その貼付ピッチでインレット10を表面シート基材5上に貼り付けることができる。
その後、インレット10が貼り付けられた表面シート基材5は、インレット10毎に縦横に断裁され、それにより、図2に示したような非接触型ICラベル1が作製されることになる。
なお、上述した実施の形態において、ベルト50,150が、搬送経路2a,2b,102上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態となっていることにより、吸着部材40,140が、インレット10を、表面シート基材5の搬送面に対して起立した状態で保持しながら搬送しているが、搬送経路2a,2b,102上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対するベルト50,150及び吸着部材40,140のインレット10の吸着面の角度は、90度に限らず、平行ではない一定の角度を有するものであれば、起立した状態と定義する。ただし、搬送経路2a,2b,102上を搬送されてくる表面シート基材5の搬送面に対するベルト50,150及び吸着部材40,140のインレット10の吸着面の角度が90度であれば、インレット10の搬送方向を変える構成を、シート貼付装置3,103全体の大型化を最も抑制しながら実現することができる。
また、本形態においては、連続状の表面シート基材5上に単片状のインレット10を貼り付けるものを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、搬送されてくるシートに単片状のシートを貼り付けるものであればよい。
本発明のシート貼付装置の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は(a)に示した吸着部材の側面図である。 図1に示したシート貼付装置にて作製される非接触型ICラベルの一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示したシート貼付装置の動作の一例を説明するための図である。 図1に示した蝶番が開いた状態を示す図である。 図1に示したシート貼付装置おいて搬送経路上を搬送されてきた表面シート基材にインレットが貼り付けられた状態を示す図である。 図1に示したシート貼付装置の動作の他の例を説明するための図である。 図1に示したシート貼付装置において搬送経路上を搬送されてきた表面シート基材にインレットが貼り付けられた状態を示す図である。 本発明のシート貼付装置の第2の実施の形態を示す外観斜視図である。 図8に示したシート貼付装置の動作の一例を説明するための図である。 図8に示したシート貼付装置において搬送経路上を搬送されてきた表面シート基材にインレットが貼り付けられた状態を示す図である。 一般的な非接触型ICラベルの構成例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
1 非接触型ICラベル
2a,2b,102 搬送経路
3 シート貼付装置
4 インレットロール
4a インレットシート
5 表面シート基材
10 インレット
11 ICチップ
12 アンテナ
12a,12b 導体部
13 ベース基材
20 表面シート
30 粘着剤
40,140 吸着部材
41,141 吸引穴
42 蝶番
50,150 ベルト
51,151 ローラ
60,160 カッター

Claims (2)

  1. 搬送されてくる第1のシートに単片状の第2のシートを貼り付けるシート貼付装置であって、
    前記第2のシートを前記第1のシートの搬送面に対して起立した状態で保持しながら搬送するシート保持手段と、
    前記シート保持手段による前記第2のシートの搬送経路上において、前記第2のシートが前記第1のシートの搬送面に対して起立した状態を保持しながら前記第2のシートの搬送面が向く方向が変わるように前記第2のシートの搬送方向を変える搬送方向変更手段とを有し、
    前記シート保持手段は、前記第2のシートの搬送経路上に設けられた貼付領域にて前記第2のシートを前記第1のシート上に倒すことにより前記第2のシートを前記第1のシートに貼り付けるシート貼付装置。
  2. 請求項1に記載のシート貼付装置において、
    前記貼付領域は、前記第1のシートの搬送方向と前記第2のシートの搬送方向とが直交する領域に配置され、
    前記シート保持手段は、前記貼付領域に搬送した複数の前記第2のシートを前記第1のシート上に同時に倒すシート貼付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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