JP2007137499A - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 RFIDタグを物品から離間させてラベルを物品に貼付できるようにし、物品からの影響をできるだけ抑制できるようにし、安定したデータの読み書きを確保できるようにする。
【解決手段】 ICチップTa及び通信用アンテナTbから成るRFIDタグTが付設された一部2を裏面側から表面側に山形に折込んで折曲部Mを形成するとともに、このラベルLを物品Wに貼付する折曲貼付手段20を備え、折曲貼付手段20は、ラベルLの一側部3aを吸着する一側体22とラベルLの他側部4aを吸着する他側体23とから成る吸着板21と、一側体22及び他側体23を固定するベース25と、他側体23を一側体22に対して離間位置V及び接合位置Sの2位置に移動させる駆動部30とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、種々の情報を記憶するICチップを備えた所謂RFIDタグが付設されたラベルを物品に貼付するラベル貼付装置に関する。
近年、種々の情報を記憶するICチップと、このICチップに接続された通信用アンテナから成るRFID(Radio Frequency IDentification)タグを、種々の物品に貼付されるラベル内に付設し、このRFIDタグを用いて無線による非接触の自動識別を行なう技術が普及している。
図14は、RFIDタグTが付設されたラベルLであり、ラベルLは、表示層Uと粘着層Bとから成り、表示層Uの裏面にRFIDタグTが付設されており、帯状の台紙Dに順次仮着されている。
RFIDタグTは、ICチップTaと通信用アンテナTbとから構成され、全体を覆うフィルム層Pにより保護されている。
このような、RFIDタグTが付設されたラベルLを物品に貼付するラベル貼付装置としては、従来、例えば、本願出願人が先に提案したものが知られている(特開2005−104521号公報掲載)。これは、ラベルLを台紙Dに仮着した状態で搬送するとともに、台紙Dより剥離したラベルLを吸着板により所定の吸着位置で吸着し、吸着板で吸着したラベルLを所定の貼付位置で物品に貼付するものである。
特開2005−104521号公報
ところで、このような従来のラベル貼付装置によって貼付されたラベルLにおいて、周波数によっても異なるが、特に、UHF帯のRFIDタグTでは、ラベルLを貼付する物品の材質や内容物が電磁波を阻害するもの、例えば金属や水等の液体を含むものであった場合、物品の金属や水等の液体の影響により電磁波が物品に吸収される、または乱反射により電磁波が乱れることにより、ICチップTaの情報をリーダライタで読み書きできなくなることがあるという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、RFIDタグが付設されたラベルの一部を物品に対して山形に突出させて貼付し、RFIDタグを物品から離間することで、RFIDタグが貼付された物品からの影響を低減させることができ、そのため、安定したデータの読み書きを確保できるようにしたラベル貼付装置を提供することを目的とする。
よって、本発明のラベル貼付装置は、ICチップ及び通信用アンテナから成るRFIDタグが付設されたラベルを物品に貼付するラベル貼付装置において、前記ラベルは、前記RFIDタグが付設されたタグ付設部位を含む前記ラベルの一部を中間部に有し、前記ラベルの一部に隣接する一側部及び前記ラベルの一部に隣接する他側部を備え、前記一側部の長さFaと前記他側部の長さFbとの関係がFa≦Fbであって、前記他側部を種々の長さに設定された前記ラベルを用い、前記ラベルを前記他側部を搬送方向前位にして搬送するラベル搬送手段と、前記ラベル搬送手段により搬送された前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させ、頂部を境に形成され夫々曲部を有した一方側面及び他方側面から成る折曲部を形成するとともに、該折曲部が形成された前記ラベルを物品に貼付する折曲貼付手段とを備え、前記折曲貼付手段は、前記ラベルの一部に隣接する一側部を吸着する一側体と前記ラベルの一部に隣接する他側部を吸着する他側体とから成る吸着板と、前記吸着板の前記一側体及び前記他側体を固定するベースと、前記他側体を前記一側体に対して離間位置及び接合位置の2位置に移動可能にし、前記離間位置から接合位置への移動により、前記一側体及び他側体の互いに対向する端面で前記折曲部を形成するように、前記他側体を移動させる駆動部とを備えたことを特徴とする。
上記の発明によれば、吸着板がラベルを吸着すると、駆動部が他側体を離間位置に移動させる。これにより、他側体と一側体との間に空間が形成される。次に、駆動部が他側体を接合位置に移動させる。これにより、一側体及び他側体がラベルの搬送方向両端部側を夫々吸着保持しながら、一方側面及び他方側面の裏面同士が互いに近接する方向に一方側面の曲部と他方側面の曲部を押圧して折曲部を形成する。その後、折曲貼付手段により、折曲部が形成されたラベルは、物品に押圧されて貼付される。そのため、RFIDタグが付設されたラベルの一部を物品に対して山形に突出させて貼付でき、RFIDタグを物品から離間させることができるので、RFIDタグが貼付された物品の材質や内容物が金属や水等の液体などである場合に、その影響を低減させることができ、そのため、確実に情報の送受信を行なうことができる。
また、上記の発明によれば、他側部の長さFbが異なる別の種類のラベルを貼付する場合、先のラベルよりも僅かに長さが短いラベルの場合には、他側体を特に交換することなくそのまま用いることができる。この場合、一側体の搬送方向後端部にラベルの搬送方向後端が位置するので、折り曲げようとするラベルの一部の吸着板に対する位置関係がずれることがなく、そのため、上記と同様に、ラベルを吸着して折曲貼付することができる。
その結果、長さの異なる複数種類のラベルを、1機種を用いて貼付することを容易に行なうことができ、即ち、ラベルサイズに容易に対応できるので、設計変更や装置設定を容易にすることができ、汎用性を大幅に向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、前記ラベル貼付装置は、前記駆動部を駆動し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むか否かを制御する折曲制御手段を備えて構成したことを特徴とする。
これにより、貼付するラベルの種類やRFIDタグ内のICチップに記憶された情報別にRFIDタグが付設されたラベルの形状(平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付する)を変更することができ使用用途が拡がる。
請求項3記載の発明によれば、前記他側体として長さの異なる複数種類の他側体を用意し、前記複数種類の他側体を前記ベースに交換可能にしたことを特徴とする。
これによれば、先のラベルよりも長さが大幅に短いラベルを貼付する場合、あるいは、先のラベルよりも長さが長いラベルを貼付する場合には、この短いラベルあるいは長いラベルに合わせて予め用意した他側体に交換する。この交換の際には、他側体の交換だけでよく、そのため、吸着板全部の設定変えを行わなければならない場合に比較して、作業が極めて容易に行われる。そして、上記と同様に、ラベルを吸着して折曲貼付することができる。
その結果、長さの異なる複数種類のラベルを、1機種を用いて貼付することを容易に行なうことができ、即ち、ラベルサイズに容易に対応できるので、設計変更や装置設定を容易にすることができ、汎用性を大幅に向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、前記折曲貼付手段は、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込みを補助する折曲補助手段を備えていることを特徴とする。この場合、折曲補助手段によりラベルの一部の折り曲げ補助を行なうので、ラベルの一部が確実に山形に折り曲げられていく。
請求項5記載の発明によれば、前記折曲貼付手段は、前記吸着板が前記ラベルを吸着する吸着位置及び吸着した前記ラベルを前記物品に貼付する貼付位置の2位置に移動させる移動手段を備えていることを特徴とする。
本発明のラベル貼付装置によれば、折曲貼付手段により、RFIDタグが付設されたラベルの一部を物品に対して山形に突出させて貼付でき、RFIDタグを物品から離間させることができるので、RFIDタグが貼付された物品の材質や内容物が金属や液体などである場合に、その影響を低減させることができ、そのため、確実に情報の送受信を行なうことができる。
また、他側部の長さFbが異なる別の種類のラベルの貼付が容易に行われ、その結果、長さの異なる複数種類のラベルを、1機種を用いて貼付することを容易に行なうことができ、即ち、ラベルサイズに容易に対応できるので、設計変更や装置設定を容易にすることができ、汎用性を大幅に向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置について詳細に説明する。
先ず、図1乃至図10に示す本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において、対象とするラベルについて説明する。図4,図12及び図13には、本ラベル貼付装置が対象とするラベルLの一例を示している。
図12及び図13に示すラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1は、台紙Dの搬送方向Rの所定の横幅Haと、台紙Dの搬送方向Rに直交する方向であって相対向するラベルLの一対の辺間に亘る所定の縦幅Hbとを有した矩形状のエリアである。
そして、物品Wへ貼付された状態のラベルLは、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が裏面側(粘着層B側)から表面側(表示層U側)に折り曲げられ、山形に突出させられ、頂部6を境に形成され夫々曲部7を有した一方側面3及び他方側面4を備えた折曲部Mに形成される。また、タグ付設部位1は、山形に突出させられたラベルLの一部2の頂部6を境に形成される一方側面3及び他方側面4のいずれか一方を構成する(図では一方側面3)。他方側面4は、タグ付設部位1に対応した寸法の矩形状のエリアであり、台紙Dの搬送方向Rの所定の横幅Haと、台紙Dの搬送方向Rに直交する方向であって相対向するラベルLの一対の辺間に亘る所定の縦幅Hbとを有している。図中の8は、山形に突出させられたラベルLが物品Wに貼付する貼付面である。
図12に示すラベルLは、RFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2を中間部に有し、ラベルLの一部2に隣接する一側部3a及びラベルLの一部2に隣接する他側部4aを備え、一側部3aの長さFaと他側部4aの長さFbとの関係がFa≦Fbになっており、他側部4aが種々の長さに設定され印字などにより主表示を行ない得る主表示部として構成されている。即ち、他側部4aはその表示情報の分量などによってその長さを異にし、そのため、一側部の長さFaは同じであるが、他側部4aの長さFbが異なる複数種類のラベルLが存在する。
そして、ラベルLの一部2が裏面側から表面側に折り曲げられ、山形に突出させられて折曲部Mに形成された状態では、このラベルLの一部2の両側に、ラベルLの貼付面8が形成される。
図13に示すラベルLは、図12に示すラベルLと略同様であるが、山形に突出させられたラベルLの一部2において、山形に折り曲げられる頂部6及び曲部7にミシン目5が形成されている。ミシン目5が形成されているので、折り曲げを容易にすることができる。
尚、上記図12及び図13に示すラベルLのRFIDタグTは、粘着層B内に付設されたものを用い説明したが、これに限定するものではなく、RFIDタグTを、表示層Uと粘着層Bの間、または粘着層Bの下面(台紙D側)に設けてもよく、更に、表示層Uの表面(粘着層Bに接している面の反対面)に付設しても同様な効果を奏する。
但し、ラベルLの表示層Uと粘着層Bでタグ付設部位1を覆い二重構造とすることで、この部分の強度を増すと共にRFIDタグTを容易に損傷する事態から抑制することができることから、RFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2の一方側面3または他方側面4の内側(粘着層B側)に付設することが望ましい。
図1乃至図3,図5には、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示している。この実施の形態に係るラベル貼付装置が対象とするラベルLは、図4,図12及び図13に示すように、タグ付設部位1を含むラベルLの一部2が、ラベルLの中間部に形成されるものである。
実施の形態に係るラベル貼付装置100は、コンベアCにより所定の搬送方向に沿って搬送させられる物品WにラベルLを貼付するものである。
ラベル貼付装置100は、ラベル搬送手段10及び折曲貼付手段20を備えている。
ラベル搬送手段10は、ラベルLを他側部4aを搬送方向前位にして搬送するもので、図2(a)に示すように、ラベルLを台紙Dより剥離する剥離板11と、ラベルLが所定位置に搬送されたことを検知するセンサ12と、RFIDタグTのICチップTaに対しデータをリライトするリーダライタ13とから構成され、図示外のロールから送出されるラベルLが仮着された台紙Dを搬送するとともに剥離板11により折り返してラベルLを引き剥がす。折り返しされた台紙Dは、図示外のリールに巻き取られる。符合14は、ラベルLの搬送方向後端を吸着板21へ押し付けラベルLの落下を防止するためのエアノズルである。ラベルLが台紙Dより剥離された状態では、ラベルLの搬送方向後端の位置は、後述の吸着板21の後端部に対応する位置に略一義的に位置する。
また、ラベルLの搬送に伴い、センサ12は、ラベルLの検知に基づき折曲貼付手段20を動作させるタイミングを計ると共に、リーダライタ13は、RFIDタグTのICチップTaに対しデータをリライトして、情報の書き込みや読込みによる検証等を行う。
折曲貼付手段20は、吸着板21を備えており、この吸着板21は、剥離板11で剥離されたラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が裏面側から表面側に突出可能にラベルLの表面側を吸着するものである。吸着板21には、ラベルLの表面を吸着するためのエアを吸引する複数の小孔21aが設けられている。
吸着板21は、ラベルLの一部2に隣接する一側部3aを吸着する一側体22と、ラベルLの一部2に隣接する一側部4aを吸着する他側体23とを備えている。他側体23は、一側体22に対して離間位置V及び接合位置Sの2位置に移動可能になっており、離間位置Vから接合位置Sへの移動時に、一側体22及び他側体23の互いに対向する端面でラベルLの折曲部Mを形成するものである。
詳しくは、一側体22は、ラベルLの一側部3aの長さFaに対応させた長さGaに設定されて支持部材26を介してベース25に固定されている。他側体23は、ラベルLの他側部4aの複数種の長さFbの違いに対応可能な長さGbに設定されて、移動可能に支持部材27を介してベース25に設けられ、この摺動により離間位置V及び接合位置Sの2位置に移動可能になっている。即ち、一側体22の長さGaと他側体23の長さGbとの関係がGa≦Gbになっている。図1(b)に示すように、他側体23の側部にはローラ28が突設されており、支持部材27にはローラ28を転動可能にガイドするガイド孔29が形成されている。
即ち、他側体23は、そのラベルLの搬送方向R後端部と一側体22のラベルLの搬送方向R前端部とが接合する接合位置S及び一側体22から離間する離間位置Vの2位置に移動可能に支持されている。離間位置Vにおいては、一側体22と他側体23との間に裏面側から表面側に突出するラベルLの一部2が入り込むことのできる空間eが形成されるとともに、一側体22と他側体23とがラベルLの搬送方向R両端部側を夫々吸着保持する。
また、実施の形態では、他側体23として長さGbの異なる複数種類の他側体23が用意され、この他側体23に合わせた支持部材27も用意され、他側体23及び支持部材27はベース25に交換可能に、ビス25aで取付けられる。
また、折曲貼付手段20は、他側体23を移動させる駆動部30を備えている。駆動部30は、進出時に接合位置Sに位置させ後退時に離間位置Vに位置させるエアシリンダ装置31で構成されている。エアシリンダ装置31は、他側体23裏面の取付部材32に取り付けられるピストン33とベース25に固定されるシリンダ34とからなる。
また、折曲貼付手段20は、吸着板21を剥離板11で剥離されたラベルLを吸着する吸着位置X及びこの吸着したラベルLを物品Wに貼付する貼付位置Yの2位置に移動させる移動手段40を備えている。
移動手段40は、ベース25が取り付けられるピストン41と機台(図示せず)側のシリンダ42とからなるエアシリンダ装置43を備えている。符号44はピストン41の先端に設けられる支持板、符合45は支持板44とベース25との間に設けられ、貼付位置での衝撃を吸収する複数のコイルスプリングである。
更に、折曲貼付手段20は、一側体22と他側体23との間に裏面側から表面側に突出するラベルLの一部2が入り込むよう補助する折曲補助手段50を備えている。
折曲補助手段50は、ラベルLの一部2に裏面側(粘着層B側)からエアを吹き出し、このエアの吹き出し力によりラベルLの一部2を表面側に山形に折り曲げるエア吹き出しノズル51を備えている。エア吹き出しノズル51及びエアシリンダ装置31(駆動手段)によりラベルLの一部2を折り曲げ、頂部6を境に形成され夫々曲部7を有した一方側面3及び他方側面4を備えた折曲部Mを形成するので、折り曲げが確実に行なわれる。
図5は、実施の形態に係るラベル貼付装置の回路構成図である。
ラベル貼付装置100は、ラベル貼付装置100を司るCPU80と、各種制御部のプログラムを格納するROMやフラッシュメモリ等から成る非揮発性メモリ81と、書き換え可能でラベル貼付装置の各種動作の設定を保持するEEPROM82(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)と、CPU80の作業領域として使用するRAM83と、外部機器(ホスト84)と有線または無線にて通信を行う外部インタフェース85と、台紙Dを搬送する搬送モータ86の制御を行なう搬送モータ制御部87と、ラベル貼付装置100の動作に関する情報を設定し各種釦と表示パネルから成る操作部88を制御する操作制御部89と、ラベルLを検知するセンサ12の制御を行なうセンサ制御部90と、RFIDタグTのICチップTaに対しデータをリライトするリーダライタ13を制御するリーダライタ制御部91と、折曲貼付手段20を制御するラベル貼付制御部92(折曲制御手段)とをシステムバス93を介して制御する。ホスト84には、物品Wに付設されたバーコードを読み取るスキャナ94が接続されている。
EEPROM82には、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50を動作させるか否かを判断するための動作フラグ領域が設けられている。この動作フラグ領域への設定は、操作部88からの設定(A)、外部インタフェース85が受信したコマンドによる設定(B)、リーダライタ13がRFIDタグTを付設しない通常のラベルかRFIDタグTを付設したラベルLかを検知して行なう設定(C)のいずれかにより行なわれる。
そして、ラベル貼付制御部92において、EEPROM82の動作フラグ領域にON(1)が設定されている場合は、ラベルLの貼付動作時にエアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50を動作させ、OFF(0)が設定されている場合は、エアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50を動作させないように制御するよう構成されている。
従って、この実施の形態に係るラベル貼付装置100によってラベルLを貼付するときは、以下のようになる。
ここでは、EEPROM82の動作フラグ領域において、動作フラグの設定が、操作部88からの設定(A)により行なわれる場合について説明する。この設定の場合は、例えば、コンベアCにより同一内容の物品Wが連続的に搬送される場合であり、物品Wの変わり目にラベル貼付装置100に装填されるラベルが、通常のラベルの時は動作フラグをOFF(0)に設定し、RFIDタグTが付設されたラベルLが装填される時は動作フラグをON(1)に設定する。
先ず、操作部88によりEEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグが、ON(1)に設定されている場合のラベル貼付装置100の動作を、図1、図2、図3及び図6を用いて説明する。
図2(a)に示すように、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され(図6(S10))、センサ12は、ラベルLの検知に基づきラベル貼付制御部92が折曲貼付手段20を動作させるタイミングを計る。次いで、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、吸着板21は、吸着位置XにおいてラベルLを吸着する(図6(S11))。
そして、EEPROM82の動作フラグ領域にON(1)が設定されているので(図6(S12ON))、ラベル貼付制御部92は、ラベルLの貼付動作時にエアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50を動作させる(図6(S13))。
即ち、図2(b)に示すように、ラベル貼付制御部92は、エアシリンダ装置31を作動し、他側体23が離間位置Vに位置させる。これにより、一側体22と他側体23との間に裏面側(粘着層B側)から表面側(表示層U側)に突出するラベルLの一部2が入り込むことのできる空間eが形成される。
次に、図1及び図2(c)に示すように、ラベル貼付制御部92はエアシリンダ装置31を作動させ、他側体23を離間位置Vから接合位置Sに移動させる。また、このとき、ラベル貼付制御部92は、エア吹き出しノズル51を作動し、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2に裏面側(粘着層B側)に向けエアを吹き出す。これにより、一側体22及び他側体23がラベルLの搬送方向R両端部側を夫々吸着保持しながら、一方側面3及び他方側面4の裏面同士が互いに近接する方向に一方側面3の曲部7と他方側面4の曲部7を押圧して折曲部Mを形成する。この場合、エア吹き出しノズル51からのエアの吹き出し力によりラベルLの一部2を表面側(表示層U側)に押すので、ラベルLの一部2が確実に山形に折り曲げられていく。
そして、図2(d)に示すように、他側体23が離間位置Vから接合位置Sに移動すると、一側体22及び他側体23の互いに対向する端面が、ラベルLの一部2である一方側面3及び他方側面4の表面(表示層U)に夫々当接してこれらを押し、一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合させ、これにより、折曲部Mが形成される。
その後、図3に示すように、ラベル貼付制御部92は、移動手段40のエアシリンダ装置43を作動し、吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる(図6(S14))。これにより、吸着したラベルLが物品Wに貼付される。この場合、山形に突出させられたラベルLの一部2である折曲部Mの両側にはラベルLの貼付面8が形成されているので、一側体22及び他側体23によって、物品Wに押圧され、確実にラベルLが物品Wに貼付される。ラベル貼付後は吸着板21を吸着位置Xに復帰する。
次に、RFIDタグTが付設されない通常のラベルを貼付するときについて説明する。この場合は、操作部88において、EEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグが、OFF(0)に設定される。図6に示すフローチャートを用いて説明すると、図2(a)に示すように、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され(図6(S10))、センサ12は、ラベルLの検知に基づきラベル貼付制御部92が折曲貼付手段20を動作させるタイミングを計る。次いで、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、吸着板21は、吸着位置XにおいてラベルLを吸着する(図6(S11))。
そして、EEPROM82の動作フラグ領域にOFF(0)が設定されているので(図6(S12OFF))、ラベル貼付制御部92は、エアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50は動作させることなく、移動手段40のエアシリンダ装置43を作動させ、吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる(図6(S14))。
これにより、吸着した通常のラベルが物品Wに平面状に貼付される。このように、操作部88からの設定(A)によれれば、物品の種類が少なく単純な振り分けを行う小さなシステムへの導入が容易に行なえる。
次に、図7に示すフローチャートを用い、動作フラグの設定が、外部インタフェース85が受信したコマンドによる設定(B)の場合について説明する。この設定は、例えば、RFIDタグTが付設されたラベルLがラベル貼付装置に装填されており、コンベアCにより内容物が異なる物品Wが混在して搬送される場合、物品Wの種類に応じてRFIDタグTが付設されたラベルLを平面状に貼付する(動作フラグOFF)か、山型に折り曲げ貼付する(動作フラグON)かの指示が書き込まれたバーコードを物品Wに設け、このバーコードの指示に従ってラベルLを貼付するものである。
図7に示すように、先ず、スキャナ94により物品Wのバーコードを読み取り(S21)、ホスト84はスキャナ94が読み取ったバーコードの内容が、ラベルLを山型に折り曲げ貼付す(動作フラグON)ものかまたはラベルLを平面状に貼付する(動作フラグOFF)ものかを判断し(S21)、これらいずれかのコマンドを送信する(S22,S23)。ラベル貼付装置100は、受信したコマンドにより、EEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグをON(1)またはOFF(0)に設定する(S24)。
そして、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され(S25)、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、吸着板21は、吸着位置XにおいてラベルLを吸着する(S26)。次いで、EEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグがON(1)のときは(S27ON)、ラベル貼付制御部92が、エアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50を動作させる(S28)。その後、ラベル貼付制御部92は、移動手段40を作動し(S29)、ラベルLは物品Wに山型に折り曲げ貼付される。
一方、EEPROM82の動作フラグ領域にOFF(0)が設定されているときは(S27OFF))、ラベル貼付制御部92は、エアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50は動作させることなく、移動手段40のエアシリンダ装置43を作動させ、吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる(S29)。これにより、吸着した通常のラベルが物品Wに平面状に貼付される。
この外部インタフェース85が受信したコマンドによる設定(B)によれば、物品Wの種類や内容物により貼付するRFIDタグTが付設されたラベルLの形状を(平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付する)を変更することが容易となる。
尚、上記説明では、スキャナ94により物品Wのバーコードを読み取り、ホスト84はスキャナ94が読み取ったバーコードの内容が、ラベルLを山型に折り曲げ貼付すものかまたはラベルLを平面状に貼付するものかを判断し、これらいずれかのコマンドを送信するよう説明したが、スキャナを外部機器として、ラベル貼付装置100が、スキャナで読み取ったバーコードデータを外部インタフェース85を介して受信し、スキャナで読み取ったバーコードの内容に応じて、ラベル貼付制御部92が、エアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50を動作させるように構成しても良い。
次にまた、図8に示すフローチャートを用い、動作フラグの設定が、リーダライタ13によりRFIDタグTが付設されない通常のラベルかRFIDタグTが付設されたラベルLかの検知をして行なう設定(C)の場合について説明する。この設定は、例えば、ラベル貼付装置100に装填されたラベルの種別をリーダライタ13で搬送時に判別し、予めラベルの折り曲げが必要とされたRFIDラベルを検出した場合に動作フラグをONとし、通常のラベルあるいは予めラベルの折り曲げが不要なRFIDラベルを検出した場合に動作フラグをOFFとするものである。
図8に示すように、ラベルが搬送されると(S30)、リーダライタ13により山形に折り曲げが必要か否かが判別され(S31)、必要があるときは(S31YES)、動作フラグONに設定され(S32)、不要のときは(S31NO)動作フラグOFFに設定される(S33)。そして、動作フラグがON(1)のときは(S34ON)、エアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50が動作する(S35)。その後、移動手段40が作動し(S36)、ラベルLは物品Wに山型に折り曲げ貼付される。
一方、動作フラグがOFF(0)のときは(S34OFF)、エアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50が動作することなく、移動手段40が作動し(S36)、ラベルLは物品Wに平面状に貼付される。
このリーダライタ13による設定(C)によれば、通常のラベルかRFIDタグTが付設されたラベルか否かをリーダライタ13で判別し、動作フラグを設定するので、操作部88での設定が無くなり、2種類のラベルを用途に合わせて装填するだけで、自動的にエアシリンダ装置31(駆動手段)及び折曲補助手段50の動作の有無が切り替わるので作業効率が良い。また、RFIDタグTが付設されたラベルLの種類に応じて動作フラグを設定する場合は、貼付するラベルの種類やRFIDタグ内のICチップに記憶された情報別にRFIDタグTが付設されたラベルLの形状(平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付する)を変更することができ使用用途が拡がる。
上記の説明により、RFIDタグTが付設されたラベルLの一部2を物品に対して山形に突出させて貼付し、RFIDタグTを物品から離間することで、RFIDタグTが貼付された物品からの影響を低減させることができ、そのため、安定したデータの読み書きを確保できる
また、駆動手段により折曲部Mの一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合しているので、ラベルLの表示層Uと粘着層Bがタグ付設部位1を覆い二重構造となるため、この部分の強度を高くすることができ、RFIDタグTを容易に損傷する事態から抑制することができる。
また、用途に合わせて図13に示すラベルLを使用することで、物品Wの使用目的が終了した後、山形に突出させられた折曲部Mを容易に切除することができ、情報の漏洩を防止すると共に分別廃棄が容易に行うことができる。
更にまた、動作フラグの設定によりラベルLを物品Wに対し、平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付するかを用途やシステムに合わせて切り替えができると共に、貼付されたラベルLの形状(平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付する)により物品Wの内容物や種別を容易に視認することができる。
次に、一側部3aの長さFaは同じであるが、他側部4aの長さFbが異なる別の種類のラベルを貼付する場合について説明する。
先ず、図9に示すように、先のラベルL(A)よりも僅かに長さが短いラベルL(B)の場合、他側体23を特に交換することなくそのまま用いる。この場合、一側体22の搬送方向後端部にラベルL(B)の搬送方向後端が位置し、他側部4aの長さFaより長さが短く長さFbが不変の一側部3aが位置するので、折り曲げようとするラベルL(B)の一部2の吸着板21に対する位置関係がずれることがなく、そのため、上記と同様に、ラベルL(B)を吸着して折曲貼付することができる。この際には、他側体23はラベルL(B)の他側部4aより長くなるので、エアを吸引する小孔が露出するが、その露出は僅かなので吸引に支障が生じることはない。
もしこの場合、図11に示すように、一側部3aを搬送前位にし他側部4aを搬送後位にしてラベルLを搬送し、これに合わせて、吸着板の一側体22及び他側体23を作成した場合には、先のラベルL(A)よりも僅かに長さが短いラベルL(B)の場合にそのまま適用しようとしても、一側体22の搬送方向後端部にラベルLの搬送方向後端が位置するので、折り曲げようとするラベルLの一部2が、折り曲げのための空間eの形成される正規の部位に位置しないことになる。そのため、この場合には、吸着板21及び移動手段40など全部の設定変えを行わなければならないことになり、構造が複雑で作業も煩雑になり対応が面倒であるが、本実施の形態では、ラベルLのサイズ変更に容易に対応することができる。
また、図10に示すように、先のラベルL(A)よりも長さが大幅に短いラベルL(C)の場合(例えば、他側部4aが半分程度短くなる場合)、この短いラベルL(C)に合わせて予め用意した他側体23(C)及び支持部材(図示せず)に交換する。この交換の際には、先の支持部材27のビス25aを緩めて取外し、新たな支持部材(図示せず)をビス25aでベース25に取付ける。この場合、他側体23(C)及び支持部材の交換だけでよく、図11に示すように、吸着板21及び移動手段40など全部の設定変えを行わなければならない場合に比較して、作業が極めて容易に行われる。そして、上記と同様に、ラベルL(C)を吸着して折曲貼付することができる。
また、先のラベルL(A)よりも長さが大きいラベルL(図示せず)の場合も、これに合わせて予め用意した他側体23(図示せず)及び支持部材(図示せず)に交換する。
尚、上記実施の形態では、折曲補助手段50は、ラベルLの一部2を表面側(表示層U)からエアを吹き出して折り曲げるエア吹き出しノズル51を備えて構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、ラベルLの一部2を吸引して、表面側に折り曲げる吸引ノズル(図示せず)を備えて構成しても良く、適宜変更して差支えない。また、折曲補助手段50は、上記に限定されるものではなく、RFIDタグTが付設されたラベルLの一部2を同じ方向に折り曲がるように補助するものであれば良く適宜変更して構わない。
また、上記実施の形態では、ラベルLの一部2である一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合するよう説明したが、これに限定するものではなく、一方側面3及び他方側面4を接合せずラベルLの一部2を山形に折り曲げて突出させた形態のラベルLを物品に貼付しても良い。この場合、エアシリンダ装置31において、離間位置Vから接合位置Sに移動する移動量を少なくすることで容易に実現できる。これにより、屈曲したラベルLの一部2が山形に折り曲げて突出させた形態を維持することから、物品Wに貼付されたラベルLのICチップTaに対し、携帯用のリーダライタをかざしデータの読み取り作業を行うような場合には、物品Wに平面状のラベルLが貼付された場合に比べ、より通信角度が拡がり、ラベルLに向けての読み取り作業の効率化が図れる効果を奏する。
更に、ラベルLの一部2が山形に折り曲げられるように折り目などが付されているような場合には、特に、折曲補助手段50を設けなくても良い。しかしながら、ラベルLの一部2を裏面側から表側へ確実に折り曲げるためには、折曲補助手段50があった方が望ましい。
更に、上記実施の形態では、エアシリンダ装置43により吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させ、ラベルLを物品Wに押圧して貼付するもので説明したが、これに限定するものではなく、吸着板21の小孔21aよりエアーを噴出し、ラベルLを物品Wに向けて吹き飛ばして貼付する方式(エアージェット方式)のラベル貼付装置にも適用できることは言うまでもない。この場合、エアシリンダ装置31により、ラベルLの一部2を山形に折り曲げた後、ラベル貼付制御部92により吸着板21の小孔21aよりエアーを噴出させるだけで容易に実現可能である。
更に、上記実施の形態のラベル貼付装置において、ラベルLの表面側(表示層U側)に物品Wに関する情報やバーコード等の可変情報を印字するインクジェット式、またはサーマル式等のヘッドを有する印字手段を備えたラベル貼付装置にも実施可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示し、(a)は吸着板の吸着面側から見た要部斜視図、(b)は吸着板の裏側から見た要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置が物品に貼付したラベルの状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の別の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置のまた別の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において、長さが異なるラベルに適用するときの作用を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において、長さが異なるラベルに適用するときの作用を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の利点を説明するために、比較対照である別のラベル貼付装置をその作用とともに示す図である。 本発明のラベル貼付装置が対象とするラベルの一例を示す図である。 本発明のラベル貼付装置が対象とする別のラベルの一例を示す図である。 RFIDタグが付設されたラベルの一般例を示す図である。
符号の説明
L ラベル
T RFIDタグ
U 表示層
B 粘着剤層
P フィルム層
D 台紙
Ta ICチップ
Tb 通信用アンテナ
Ha 横幅
Hb 縦幅
W 物品
R 搬送方向
1 タグ付設部位
2 ラベルの一部
3 一方側面
3a 一側部
4 他方側面
4a 他側部
5 ミシン目
6 頂部
7 曲部
8 貼付面
M 折曲部
C コンベア
10 ラベル搬送手段
11 剥離板
12 センサ
13 リーダライタ
20 折曲貼付手段
21 吸着板
21a 小孔
22 一側体
23 他側体
25 ベース
25a ビス
26 支持部材
27 支持部材
28 ローラ
29 ガイド孔
30 駆動部
31 エアシリンダ装置
32 取付部材
33 ピストン
34 シリンダ
S 接合位置
V 離間位置
e 空間
40 移動手段
41 ピストン
42 シリンダ
43 エアシリンダ装置
44 支持板
45 コイルスプリング
X 吸着位置
Y 貼付位置
50 折曲補助手段
51 エア吹き出しノズル
80 CPU
81 非揮発性メモリ
82 EEPROM
83 RAM
84 ホスト
85 外部インタフェース
86 搬送モータ
87 搬送モータ制御部
88 操作部
89 操作制御部
90 センサ制御部
91 リーダライタ制御部
92 ラベル貼付制御部(折曲制御手段)
93 システムバス
94 スキャナ
100 ラベル貼付装置

Claims (5)

  1. ICチップ及び通信用アンテナから成るRFIDタグが付設されたラベルを物品に貼付するラベル貼付装置において、
    前記ラベルは、前記RFIDタグが付設されたタグ付設部位を含む前記ラベルの一部を中間部に有し、前記ラベルの一部に隣接する一側部及び前記ラベルの一部に隣接する他側部を備え、前記一側部の長さFaと前記他側部の長さFbとの関係がFa≦Fbであって、前記他側部を種々の長さに設定された前記ラベルを用い、
    前記ラベルを前記他側部を搬送方向前位にして搬送するラベル搬送手段と、
    前記ラベル搬送手段により搬送された前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させ、頂部を境に形成され夫々曲部を有した一方側面及び他方側面から成る折曲部を形成するとともに、該折曲部が形成された前記ラベルを物品に貼付する折曲貼付手段とを備え、
    前記折曲貼付手段は、前記ラベルの一部に隣接する一側部を吸着する一側体と前記ラベルの一部に隣接する他側部を吸着する他側体とから成る吸着板と、
    前記吸着板の前記一側体及び前記他側体を固定するベースと、
    前記他側体を前記一側体に対して離間位置及び接合位置の2位置に移動可能にし、前記離間位置から接合位置への移動により、前記一側体及び他側体の互いに対向する端面で前記折曲部を形成するように、前記他側体を移動させる駆動部とを備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記ラベル貼付装置は、前記駆動部を駆動し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むか否かを制御する折曲制御手段を備えて構成したことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記他側体として長さの異なる複数種類の他側体を用意し、前記複数種類の他側体を前記ベースに交換可能にしたことを特徴とする請求項1または2記載のラベル貼付装置。
  4. 前記折曲貼付手段は、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込みを補助する折曲補助手段を備えていることを特徴とする請求項1、2または3記載のラベル貼付装置。
  5. 前記折曲貼付手段は、前記吸着板が前記ラベルを吸着する吸着位置及び吸着した前記ラベルを前記物品に貼付する貼付位置の2位置に移動させる移動手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のラベル貼付装置。


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