JP2010058707A - 車両荷役装置の給電制御装置 - Google Patents

車両荷役装置の給電制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】給電制御装置による強制遮断が実行された後でも、一時的に車両荷役装置を駆動できるようにする。
【解決手段】バッテリー45からパワーユニット35への給電が強制遮断された際、キャンセルスイッチ63を手動操作して強制遮断をキャンセルし、バッテリー45からパワーユニット35に給電することで車両荷役装置9を駆動する。
【選択図】図4

Description

この発明は、バッテリーからの給電により車両荷役装置を駆動する一方、バッテリー電圧が所定値を下回ると、バッテリーから駆動装置への給電を強制遮断する給電制御装置の改良に関するものである。
一般に、車両荷役装置を備えた車両においては、車両に搭載されたバッテリーから駆動装置に給電することで車両荷役装置を駆動している。このような車両で例えば、深夜や早朝に荷物を積み降ろしする際、近隣に迷惑がかからないようにエンジンを停止した状態で積み降ろし作業が行われることが多く、積み降ろし作業を頻繁に繰り返し行っていると、バッテリーが上がってしまい、次の現場に移動するためにエンジンをかけようとしても、エンジンがかからない場合がある。
このような事態を防止するために、バッテリーの電圧が所定値を超えていてバッテリー残量が十分にある場合には、バッテリーから駆動装置に給電することで車両荷役装置を駆動して積み降ろし作業を行うが、バッテリーの電圧が所定値まで下がると警報を出力してバッテリー残量が残り少ないことを作業者に知らせて注意を促し、それでも積み降ろし作業を中止せずに続けてさらに電圧が下がると、バッテリーから駆動装置への給電を強制遮断することで、エンジンの再始動ができなくなる事態を防止するようにした給電制御装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−274411号公報(段落0082欄〜段落0094欄、図13〜図15)
しかし、給電制御装置による強制遮断が積み降ろし作業の途中で実行されると、車両荷役装置は積み降ろし途中の姿勢のまま動かず、この状態で次の作業現場まで走行することは非常に危険であり、事実上できない。つまり、走行できないということは、バッテリーの充電もできないということである。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、給電制御装置による強制遮断が実行された後でも、一時的に車両荷役装置を駆動できるようにしたことである。
上記の目的を達成するため、この発明は、バッテリーから駆動装置への給電を強制遮断後に可能にしたことを特徴とする。
具体的には、この発明は、車両に対して荷物を積み降ろしする際、車両に搭載されたバッテリーから駆動装置に給電することで車両荷役装置を駆動する一方、上記バッテリーの電圧が所定値を下回るとバッテリーから駆動装置への給電を強制遮断する給電制御装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、上記バッテリーから駆動装置への給電が強制遮断された際、当該強制遮断を手動操作によりキャンセルして上記バッテリーから駆動装置に給電するキャンセル手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、給電制御装置は、バッテリーの電圧が所定値まで下がると警報を出力するように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、給電制御装置は、バッテリーと駆動装置とを連絡する制御用電源ラインに接続されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、給電制御装置は、バッテリーと駆動装置とを連絡する駆動用電源ラインに接続されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、給電制御装置は、駆動装置に付設された制御スイッチの下流側に接続されていることを特徴とする。
請求項1〜5に係る発明によれば、車両荷役装置は、バッテリーの電圧が所定値を超えていてバッテリー残量が十分にある場合には、バッテリーから給電制御装置を経て駆動装置に給電することで駆動され、積み降ろし作業が行われる。一方、バッテリーの電圧が所定値を下回ると、給電制御装置によりバッテリーから駆動装置への給電が強制遮断され、エンジンの再始動ができなくなる事態が防止される。
この場合、キャンセル手段の手動操作により上記給電制御装置による強制遮断をキャンセルすることで、バッテリーから駆動装置に給電することができるため、荷物の積み降ろし作業の途中で上記給電制御装置による強制遮断が実行されても、上記キャンセル手段を手動操作して一時的に車両荷役装置を駆動し、車両荷役装置による積み降ろし作業を最後まで行って走行態勢を整えることができ、次の作業現場まで走行することができる。これにより、バッテリーの充電も十分に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、バッテリーの電圧が所定値まで下がると、給電制御装置が警報を出力してバッテリー残量が残り少ないことを作業者に知らせて注意を促す。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図6〜図8は車両としてのバン車Aの後端部分を示す。図中、1はバン車Aの車幅方向両側で車体前後方向に延びるシャシフレーム、3は車幅方向に延びる横根太5と、車体前後方向に延びる縦根太7とが底面に固定された箱形の荷台であり、該荷台3は上記横根太5及び縦根太7を介してシャシフレーム1に搭載されている。
上記荷台3の車体後端で床面3a下方には、車両荷役装置9が架装されている。該車両荷役装置9は、トップパネル11a、ミドルパネル11b及びボトムパネル11cをヒンジで折畳・展開自在に連結した3枚折れタイプの荷積みプラットホーム11を備えた床下格納式であり、該荷積みプラットホーム11(ボトムパネル11c)基端の車幅方向両端寄りは、リフトアーム13、リフトシリンダ15、コンプレッションアーム17及びチルトアーム19を備えた2組の平行リンク機構21により片持ち支持されている。なお、荷積みプラットホーム11は2枚折れタイプや1枚物であってもよい。
上記シャシフレーム1の後端側には、2本のスライドレール23が車体前後方向に延びるようにそれぞれ水平に配設され、該スライドレール23には、車幅方向に延びる閉断面形状のメカニズムフレーム25がスライドシリンダ27の伸縮作動により車体前後方向に移動可能に支持されている。このメカニズムフレーム25に上記平行リンク機構21の基端がブラケット29を介して支持されている。そして、上記スライドシリンダ27の伸縮作動により荷積みプラットホーム11を折り畳んだ状態で荷台3の床面3a下方に対して出し入れするようになっている(図6及び図7参照)。
図8中、31は、荷積みプラットホーム11を格納に際して立て掛けるためのガイドローラである。33は、折り畳んだ荷積みプラットホーム11ががたつかないようにミドルパネル11bに当接して保持するための保持部材である。
上記メカニズムフレーム25の車幅方向左端(図5下端)には、図1に示すように、電動モータ30、油圧ポンプ(図示せず)、コンタクタ32及びソレノイドバルブ34等を備えた駆動装置としてのパワーユニット35が配設され、該パワーユニット35により車両荷役装置9を駆動するようにしている。実際には、このパワーユニット35には、制御スイッチとしての押しボタン式リモコンスイッチ36が付設され、パワーユニット35はこの押しボタン式リモコンスイッチ36と共に筐体内に収容されているが、図5〜図8では便宜上、これらをまとめてパワーユニット35として表している。このパワーユニット35には、図5にも示すように、バッテリーコード37、シャシアースコード39、キャブ内主電源スイッチコード(以下、キャブ内メインスイッチコードという)41A、及び庫内リモコンコード43の4本の電気配線の一端側がコルゲートチューブ44内に挿入されて所定長さに亘って集束され、この集束状態で各々の一端が荷台3の床面3a下方で上記パワーユニット35に接続されている。図1には、上記バッテリーコード37の一端がコンタクタ32に、キャブ内メインスイッチコード41Aの一端が押しボタン式リモコンスイッチ36にそれぞれ接続されていることを示す。これら集束された4本の電気配線の他端は、横根太5に固定されたステー51に縦根太7に沿って車体後方に延びるように配索されてクリップ53で取り付けられ、上記シャシフレーム1の車幅方向内側に延びている。なお、キャブ内メインスイッチコード41Aは、後述する別のキャブ内メインスイッチコード41Bと共に、バッテリー45とパワーユニット35とを連絡する制御用電源ラインを構成し、バッテリーコード37は、バッテリー45とパワーユニット35とを連絡する駆動用電源ラインを構成している。
上記4本の電気配線のうちバッテリーコード37及びキャブ内メインスイッチコード41Aの2本の電気配線は、図5に示すように、そこから先が上記シャシフレーム1の車幅方向内側で該シャシフレーム1に沿って車体前方に延びるように配索されている。他の2本の電気配線のうちシャシアースコード39の他端は、車幅方向左側のシャシフレーム1に接続されている。残り1本の庫内リモコンコード43の他端は、荷台3内に設けられた荷役装置9駆動用の押しボタン式リモコンスイッチ57に接続されている。
一方、車幅方向左側のシャシフレーム1の荷台3前方寄りには、図5に示すように、バッテリー45が搭載され、該バッテリー45に上記バッテリーコード37の他端が接続されている。上記キャブ内メインスイッチコード41Aの他端は、荷台3前方のキャブ(図示せず)に設けられたキャブ内主電源スイッチ(以下、キャブ内メインスイッチという)55に接続されている。上記バッテリーコード37の他端側には、ヒューズボックス47が介設され、上記キャブ内メインスイッチ55には、別のキャブ内メインスイッチコード41Bの一端が接続され、該キャブ内メインスイッチコード41Bの他端は、上記ヒューズボックス47を経て上記バッテリーコード37とともにバッテリー45に接続されている。
上記車体後端寄りにおける横根太5の車幅方向左端(図6左端)には、コントロールボックス49がブラケット59を介して取り付けられ、該コントロールボックス49は、上記キャブ内メインスイッチコード41Aに介設されている。このコントロールボックス49内には、図2に示すように、バッテリープロテクター61、キャンセルスイッチ63及びリレー65等を備えた実施形態1に係る給電制御装置67が収容され、該給電制御装置67が、キャブ内メインスイッチコード41A,41B、キャブ内メインスイッチ55及びヒューズボックス47を経てバッテリー45に接続されているとともに、パワーユニット35側の押しボタン式リモコンスイッチ36に接続されている。なお、上記キャンセルスイッチ63は、外部から手動操作により切換え可能なようにコントロールボックス49から車体前方に突出している(図5〜図8参照)。
上記キャブ内メインスイッチ55は、積み降ろし作業をしないときにはOFF状態になっており、積み降ろし作業を開始する際に、作業者の手動操作によりON状態(図2参照)に切り換えられるようになっている。
上記バッテリープロテクター61は、バッテリー残量が所定値(例えば、21.2V)を超えて十分にあるときは、上記リレー65をON作動させて第1電路P1を閉成している(図2参照)。一方、バッテリー残量が残り少なくなって上記所定値(例えば、21.2V)に達すると、LED(図示せず)を点灯させたり、あるいは警告音を発する等して警報を出力し、さらに電圧が例えば、20.2Vに下がると、上記リレー65をOFF作動させて上記第1電路P1を開成するようになっている(図3参照)。
上記キャンセルスイッチ63は、上記第1電路P1と第2電路P2とに手動操作により切換え可能になっており、バッテリー残量が所定値(例えば、21.2V)を超えて十分にあるとき、バッテリー残量が例えば、21.2Vと残り少なくなって上記バッテリープロテクター61が警報を出力した段階、及びさらに電圧が例えば、20.2Vに下がって上記第1電路P1を開成した段階では、上記第1電路P1側に切り換えられている(図2及び図3参照)。このキャンセルスイッチ63の第2電路P2側への切換えは、バッテリープロテクター61による警告後にリレー65が開成した段階で、作業者による手動操作により行われる。
そして、バッテリー残量が所定値(例えば、21.2V)を超えていて十分にあるときは、図2に示すように、バッテリー45から第1電路P1を経てパワーユニット35に給電し、荷台3側の押しボタン式リモコンスイッチ57又はパワーユニット35側の押しボタン式リモコンスイッチ36を作業者が押すことで操作指令信号をパワーユニット35に出力して車両荷役装置9を駆動し、通常通り、バン車Aに対して荷物を積み降ろしする。具体的には、パワーユニット35により、上記2組の平行リンク機構21のリフトシリンダ15を同期駆動して荷積みプラットホーム11を地面Gと荷台3の床面高さとの間で昇降させる(図8参照)一方、上記スライドシリンダ27を駆動して荷積みプラットホーム11を荷台3の床面高さから若干下がった位置で床面3a下方に対して出し入れするようになっている(図6及び図7参照)。
一方、バッテリー45の電圧が所定値(例えば、21.2V)まで下がると、バッテリープロテクター61がLED(図示せず)を点灯させたり、あるいは警告音を発する等して警報を出力してバッテリー残量が残り少ないことを作業者に知らせて注意を促す。それでも積み降ろし作業を中止せずに続けて、さらに電圧が例えば、20.2Vに下がると、図3に示すように、バッテリープロテクター61がリレー65をOFFにして第1電路P1を開成し、バッテリー45からキャブ内メインスイッチコード41A,41Bを介してのパワーユニット35への給電を強制遮断する。これにより、僅かではあるが、バッテリー残量が確保され、エンジンの再始動ができなくなる事態が防止される。
上記給電制御装置67による強制遮断が荷物の積み降ろし作業の途中で実行されると、車両荷役装置9は積み降ろし途中の姿勢のまま動かず、この状態で次の作業現場まで走行することは非常に危険であり、事実上できない。つまり、走行できないということは、バッテリー45の充電もできない。
そこで、このような場合には、作業者がキャンセルスイッチ63を手動操作により、図4に示すように、第2電路P2側に切り換えて第2電路P2を閉成し、バッテリー45からキャブ内メインスイッチコード41A,41Bを介してのパワーユニット35への給電を一時的に緊急再開する。つまり、上記給電制御装置67による強制遮断をキャンセルする。これにより、作業者は、荷台3側の押しボタン式リモコンスイッチ57又はパワーユニット35側の押しボタン式リモコンスイッチ36を押し、操作指令信号をパワーユニット35に出力して一時的に車両荷役装置9を駆動し、車両荷役装置9による積み降ろし作業を最後まで行って走行態勢を整え、次の作業現場まで走行することができる。また、走行することでバッテリー45の充電も十分に行うことができる。
(実施形態2)
図9は、コントロールボックス49、つまり給電制御装置67がバッテリーコード37に接続された実施形態2における配線図を示す。すなわち、バッテリーコード37にはコンタクタ69が介設され、キャブ内メインスイッチコード41Aに接続されたコントロールボックス49(給電制御装置67)が上記コンタクタ69に接続されている。
そして、給電制御装置67のリレー65が図3のようにOFFになると、上記コンタクタ69を開作動させてバッテリー45からバッテリーコード37を介してのパワーユニット35への給電を強制遮断するようになっている。また、この状態から作業者がキャンセルスイッチ63を図4のように切り換えることで、上記コンタクタ69を閉作動させてバッテリー45からバッテリーコード37を介してのパワーユニット35への給電を一時的に緊急再開するようにしている。
そのほかは実施形態1(図1)と同様であり、給電制御装置67の構成も図2〜図4と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
したがって、この実施形態2では、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態3)
図10は、コントロールボックス49、つまり給電制御装置67が、パワーユニット35に付設された押しボタン式リモコンスイッチ36の下流側に接続された実施形態3における配線図を示す。すなわち、コントロールボックス49(給電制御装置67)は、押しボタン式リモコンスイッチ36とコンタクタ32との間に介設されている。
そして、給電制御装置67のリレー65が図3のようにOFFになると、上記コンタクタ32を開作動させてバッテリー45からバッテリーコード37を介しての駆動モータ30への給電を強制遮断するようになっている。また、この状態から作業者がキャンセルスイッチ63を図4のように切り換えることで、上記コンタクタ32を閉作動させてバッテリー45からバッテリーコード37を介しての駆動モータ30への給電を一時的に緊急再開するようにしている。
そのほかは実施形態1(図1)と同様であり、給電制御装置67の構成も図2〜図4と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
したがって、この実施形態3においても、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記の各実施形態では、バッテリー45の電圧が所定値まで下がると警報を出力するように構成した給電制御装置67を採用したが、バッテリー45の電圧が所定値まで下がっても警報を出力せず、バッテリー45の電圧が所定値を下回った時点で、バッテリー45からパワーユニット35への給電を強制遮断するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、コンプレッションアーム17の代わりにチルトシリンダを設けて、荷積みプラットホーム11を荷台3の床面高さで該荷台3の後面扉(図示せず)に鉛直に立て掛けて格納するようにし、床下格納と立て掛け格納とを選択できるようにした車両荷役装置の給電制御装置にも適用することができる。
さらに、上記の各実施形態では、床下格納式車両荷役装置を例示したが、荷積みプラットホームを不使用時には水平姿勢から垂直姿勢に閉作動させて格納する一方、使用時には格納状態の垂直姿勢から水平姿勢に開作動させて地面と荷台床面高さとの間で垂直に昇降させる車両荷役装置等、他のタイプの車両荷役装置の給電制御装置にも適用することができる。
この発明は、バッテリーからの給電により車両荷役装置を駆動する一方、バッテリー電圧が所定値を下回ると、バッテリーから駆動装置への給電を強制遮断する給電制御装置について有用である。
コントロールボックス(給電制御装置)がキャブ内メインスイッチコードに接続された実施形態1における配線図である。 実施形態1に係る給電制御装置の通常作業時における配線図である。 実施形態1に係る給電制御装置において、バッテリーからパワーユニットへの給電が遮断された状態を示す配線図である。 実施形態1に係る給電制御装置において、図3の状態から給電を一時的に緊急再開した状態を示す配線図である。 電気配線系統を示す荷台側の平面図である。 荷積みプラットホームの床下格納状態を示す側面図である。 荷積みプラットホームを荷台の床面下方から引き出した状態を示す側面図である。 荷積みプラットホームが略水平姿勢で接地した状態を実線で、荷台の床面高さに上昇した状態を仮想線でそれぞれ示す側面図である。 実施形態2の図1相当図である。 実施形態3の図1相当図である。
符号の説明
9 車両荷役装置
35 パワーユニット(駆動装置)
36 押しボタン式リモコンスイッチ(制御スイッチ)
37 バッテリーコード(駆動用電源ライン)
41A,41B キャブ内メインスイッチコード(制御用電源ライン)
45 バッテリー
63 キャンセルスイッチ(キャンセル手段)
67 給電制御装置
A バン車(車両)

Claims (5)

  1. 車両に対して荷物を積み降ろしする際、車両に搭載されたバッテリーから駆動装置に給電することで車両荷役装置を駆動する一方、上記バッテリーの電圧が所定値を下回るとバッテリーから駆動装置への給電を強制遮断する給電制御装置であって、
    上記バッテリーから駆動装置への給電が強制遮断された際、当該強制遮断を手動操作によりキャンセルして上記バッテリーから駆動装置に給電するキャンセル手段を備えていることを特徴とする車両荷役装置の給電制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両荷役装置の給電制御装置において、
    給電制御装置は、バッテリーの電圧が所定値まで下がると警報を出力するように構成されていることを特徴とする車両荷役装置の給電制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両荷役装置の給電制御装置において、
    給電制御装置は、バッテリーと駆動装置とを連絡する制御用電源ラインに接続されていることを特徴とする車両荷役装置の給電制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の車両荷役装置の給電制御装置において、
    給電制御装置は、バッテリーと駆動装置とを連絡する駆動用電源ラインに接続されていることを特徴とする車両荷役装置の給電制御装置。
  5. 請求項1又は2に記載の車両荷役装置の給電制御装置において、
    給電制御装置は、駆動装置に付設された制御スイッチの下流側に接続されていることを特徴とする車両荷役装置の給電制御装置。
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