JP5746852B2 - 車両運搬車 - Google Patents
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Description
図1(a)は車両運搬車の左側面図、図1(b)は車両運搬車の上面図、図1(c)は車両運搬車を後方側面図である。
図1に示すように、第1実施形態の車両運搬車Aは、車体1に前輪2および後輪3が支持されており、車両の前方側には運転席を有するキャビン4が設けられている。このキャビン4の車両後方側では、車両の前後方向に延設する左右一対の傾斜フレーム5,5が車体1に支持されており、この傾斜フレーム5,5に対して荷台6がスライド自在に懸架されている。この荷台6の前方側には、ワイヤを繰り入れまたは繰り出しするウインチ7が設けられ、また、荷台6の後方端部には、運搬対象車両を自走によって荷台6に積載する際に、路面と荷台6との段差を解消する道板8が設けられている。
車体1には、車両運搬車Aが走行するための駆動源であるエンジンEが設けられている。このエンジンEの出力軸には、PTO装置10が接続されており、このPTO装置10によって第1油圧ポンプP1とエンジンEとが接続されたり、その接続が断たれたりするようになっている。
このように、第1実施形態においては、第1油圧ポンプP1はエンジンEを駆動源とし、第2油圧ポンプP2は電動モータMを駆動源としているが、これら両油圧ポンプP1,P2から吐出された作動油は、いずれも油圧通路20に吐出される。
なお、コントロールバルブCVaは、上記した荷台6を車両の前後方向に移動させる伸縮シリンダ22への作動油の給排を制御し、コントロールバルブCVbは、上記した道板8を格納したり張り出したりする道板用シリンダ23への作動油の給排を制御するものである。また、コントロールバルブCVcは、上記したウインチ7に設けられたウインチ用モータ24への作動油の給排を制御するものである。
具体的には、リモートコントローラRは、各アクチュエータに対する操作を受け付ける操作部30(本発明の操作手段に相当する)を備えており、この操作部30から入力する操作信号に基づいて、コントローラCが対応するコントロールバルブCVa〜CVcを切り換え制御する。
具体的には、コントローラCは、PTOスイッチ31がON操作されると、エンジンEと第1油圧ポンプP1とを接続するようにPTO装置10を制御し、PTOスイッチ31がOFF操作されると、エンジンEと第1油圧ポンプP1との接続を断接するようにPTO装置10を制御する。
ただし、電力供給許可スイッチ32aがONされただけでは電動モータMが駆動することはなく、電力供給許可スイッチ32aと、この電力供給許可スイッチ32aとは別に設けられたモータ駆動スイッチ33との双方がONした場合にのみ、サブバッテリ14から電動モータMに電力が供給されることとなる。なお、このモータ駆動スイッチ33は、コントロールバルブCVa〜CVcを切り換える操作信号が操作部30から入力したことを条件としてONされる。したがって、電力供給許可スイッチ32aがONした状態というのは、電動モータMが駆動可能な状態になったことを意味しているに過ぎず、電動モータMの駆動状態を示すものではない。
コントローラCは、操作信号が入力したときにエンジンEが駆動停止状態であると判定すると(ステップS1のNO)、電動駆動スイッチ32がONしているか否かを判定する(ステップS2)。その結果、電動駆動スイッチ32がONしていると判定した場合(ステップS2のYES)には、コントローラCは、モータ駆動スイッチ33をONして電動モータMを駆動する(ステップS3)とともに、コントロールバルブCVa〜CVcのいずれかを切り換える(ステップS4)。これにより、電動モータMの出力によって第2油圧ポンプP2が駆動することとなり、当該第2油圧ポンプP2から吐出する作動油によって、所望の作業アクチュエータが作動することとなる。
なお、電動駆動スイッチ32がOFFしている場合(ステップS2のNO)には、操作信号の入力を無視して、そのまま当該処理を終了する。
すなわち、コントローラCは、操作信号が入力したときにエンジンEが駆動中であると判定すると(ステップS1のYES)、PTOスイッチ31がONしているか否かを判定する(ステップS5)。その結果、PTOスイッチ31がONしていると判定した場合(ステップS5のYES)には、コントローラCは、コントロールバルブCVa〜CVcのいずれかを切り換える(ステップS4)。これにより、エンジンEの出力によって駆動する第1油圧ポンプP1から所望の作業アクチュエータに作動油が導かれることとなる。
そして、電動駆動スイッチ32がONしていると判定した場合(ステップS2のYES)には、電動モータMを駆動する(ステップS3)とともに、コントロールバルブCVa〜CVcのいずれかを切り換える(ステップS4)。これに対して、PTOスイッチ31および電動駆動スイッチ32の双方がOFFしている場合(ステップS2のNO)には、操作信号の入力を無視して、そのまま当該処理を終了する。
つまり、両スイッチ31,32がONしている場合に、エンジンEが駆動中であれば、エンジンEの出力によって作業アクチュエータ22〜24が作動する。エンジンEが駆動したままの状態で操作を行う場合、オペレータにはエンジンEの出力によって作業を行う意思があるのが通常である。したがって、両スイッチ31,32がONしている場合に、エンジンEが駆動中であれば、エンジンEの出力によって作業を実現するようにすることで、オペレータに違和感を与えることなく、即座に作業を開始することが可能となる。
なお、この第2実施形態においては、PTOスイッチ31がONしており、エンジンEが駆動停止状態である場合には、作業が開始されないように設計している。しかしながら、例えば、ステップS15においてNOと判定された場合には、コントローラCがエンジンEを強制的に駆動した後に、コントロールバルブCVを切り換えるようにしても構わない。
また、第1実施形態においては、第1油圧ポンプP1および第2油圧ポンプP2を設ける構成としたが、エンジンと電動モータとを1つの油圧ポンプに対して接続可能に構成してもよい。
7 ウインチ
8 道板
10 PTO装置
22 伸縮シリンダ
23 道板用シリンダ
24 ウインチ用モータ
30 操作部
31 PTOスイッチ
32 電動駆動スイッチ
40 エンジン検出センサ
A 車両運搬車
C コントローラ
CV コントロールバルブ
E エンジン
M 電動モータ
P1 第1油圧ポンプ
P2 第2油圧ポンプ
R リモートコントローラ
Claims (3)
- 走行用のエンジンと、
前記エンジンにPTO装置を介して接続可能な第1油圧ポンプと、
電動モータと、
前記電動モータに連結された第2油圧ポンプと、
前記第1油圧ポンプおよび第2油圧ポンプの双方がコントロールバルブを介して接続可能な作業アクチュエータと、
前記作業アクチュエータに対する操作を受け付ける操作手段と、
前記エンジンと第1油圧ポンプとを接続するPTOスイッチと、
前記電動モータの駆動を可能とする電動駆動スイッチと、
前記操作手段から入力する操作信号に基づいて前記コントロールバルブを切り換えて、前記作業アクチュエータへの作動油の給排を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記PTOスイッチがオンして前記エンジンと第1油圧ポンプとが接続され、かつ、前記電動駆動スイッチがオンして前記電動モータが駆動可能な状態で、前記操作手段から操作信号が入力したとき、前記第1油圧ポンプから吐出された作動油または第2油圧ポンプから吐出された作動油のいずれかを選択して前記作業アクチュエータに導くことを特徴とする車両運搬車。 - 前記エンジンの駆動状態を検出するエンジン検出手段を備え、
前記制御手段は、
前記エンジンが駆動停止状態にあり、かつ、前記PTOスイッチおよび電動駆動スイッチの双方がオンしている状態で、前記操作手段から操作信号が入力したとき、前記電動モータを駆動するとともに前記コントロールバルブを切り換えて、前記第2油圧ポンプから吐出された作動油を前記作業アクチュエータに導くことを特徴とする請求項1記載の車両運搬車。 - 前記エンジンの駆動状態を検出するエンジン検出手段を備え、
前記制御手段は、
前記エンジンが駆動状態にあり、かつ、前記PTOスイッチおよび電動駆動スイッチの双方がオンしている状態で、前記操作手段から操作信号が入力したとき、前記電動モータを駆動することなく前記コントロールバルブを切り換えて、前記第1油圧ポンプから吐出された作動油を前記作業アクチュエータに導くことを特徴とする請求項1または2記載の車両運搬車。
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