JP2010051789A - 人工臼歯 - Google Patents

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Abstract

【課題】高度な技術や経験を必要とすることなく、各患者の口腔内環境に合わせて適切な位置で排列する。
【解決手段】口腔内の上下の顎に装着する床57,58に対をなすように上顎臼歯1〜4と下顎臼歯5〜8を対合して排列した人工臼歯であって、上顎臼歯1〜4および下顎臼歯5〜8の咬頭のうち、1つの咬頭が対合臼歯の窩に係合するとともに、他の少なくとも11つの咬頭が対合臼歯の溝に係合する構成とする。
【選択図】図3

Description

歯科補綴物の作製時に容易に排列することができ、義歯装着時に容易に咀嚼できる人工臼歯に関する。
歯科補綴物の作製時における人工臼歯の排列は、高度な技術と経験が必要であった。特に対合する歯を、適切な位置関係に排列することは困難であった。また、従来の人工歯は、臼歯の咬頭と窩の関係が重要であると考え、複数の咬頭がそれぞれ窩に係合可能な安定した形状とすることが望まれていた。さらに、排列後に大きく削合したり、表面状態の大きな変更作業を必要としない人工歯が望まれていた。
特許文献1には、上顎臼歯の咬合面に舌側咬頭、頬側咬頭および窩が形成され、対合する下顎臼歯の咬合面に舌側咬頭、頬側咬頭および窩が形成された人工臼歯が記載されている。この人工臼歯は、上顎臼歯と下顎対合臼歯とが中心咬合位において、上顎臼歯の舌側咬頭が下顎対合臼歯の窩に咬合接触し、上顎臼歯の窩に下顎対合臼歯の頬側咬頭が咬合接触する構成としている。
この特許文献1の人工臼歯は、左方で合計9点、右方で9点、全体で18点咬合接触する。即ち、咬合接触点の数が、フルバランスドオクルージョンよりも少なく、かつ、フルバランスドオクルージョンのような頬側咬頭傾斜面との咬合接触を有しない。そのため、義歯作製にあたり、蝋歯槽堤への排列や、削合等による咬合調整が容易である。また、義歯使用時において、義歯が転倒したりすることなく安定する。しかも、食物をすりつぶしたり、噛み砕いたり、噛み切るなどの咀嚼効率において、フルバランスドオクルージョンに近い咬合が得られる。また、リンガライズドオクルージョンへの変更が義歯作製時に限らず義歯の修正時においても容易に行うことができる。
しかしながら、この特許文献1の人工臼歯では、上顎臼歯の舌側咬頭と下顎対合臼歯の窩、および、上顎臼歯の窩と下顎対合臼歯の頬側咬頭を、それぞれ咬合接触させる必要があるため、複雑な患者の口腔内環境に合わせて各患者の義歯を作製することは非常に困難であった。また、人工臼歯の咬頭には、成型時に歪みが発生するため、対合臼歯の窩に確実に係合する形状で成型することは非常に困難であり、歩留りが悪いという問題がある。
また、特許文献2には、義歯を構成する下顎人工歯の臼歯咬合面に、所定深さの窩洞を設け、この窩洞内に樹脂製の可塑性歯科材料あるいは鋳造物製のインレーワックス(inlay wax)を充填するようにした咬合調整方法が記載されている。
この特許文献2は、義歯の上下の歯を咬合させた状態で、下顎を前後左右の移動限界まで動かすことにより、上顎臼歯の舌側咬頭頂が下顎臼歯の咬合面上で接触通過した軌跡を滑走接触痕として、可塑性歯科材料やインレーワックスの表面に残す。そして、この滑走接触痕を歯科の常法に則って削ることにより、咬合状態の調整を可能に構成している。
しかしながら、特許文献2の人工臼歯は、咬合面側の咬頭部分と、根元側の歯根部分とを別で成型するうえ、口腔内での顎の動きを採得して調整する必要があるため、義歯作製工程が長くなり、煩雑であるうえ、患者への負担も大きかった。
特開2002−177301号公報 特開2006−42954号公報
本発明は、高度な技術や経験を必要とすることなく、各患者の口腔内環境に合わせて適切な位置で排列することが可能な人工臼歯を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の人工臼歯は、口腔内の上下の顎に装着する床に対をなすように上顎臼歯と下顎臼歯を対合して排列した人工臼歯であって、前記上顎臼歯および下顎臼歯の咬頭のうち、1つの咬頭が対合臼歯の窩に係合するとともに、他の少なくとも1つの咬頭が対合臼歯の溝に係合する構成としている。
具体的には、口腔内の上下の顎に装着する床に対をなすように上顎臼歯と下顎臼歯を対合して排列し、前記上顎臼歯の舌側咬頭が前記下顎臼歯と接し、前記下顎臼歯の頬側咬頭が前記上顎臼歯と接する人工臼歯であって、前記上顎臼歯および下顎臼歯の咬頭のうち、1つの咬頭が対合臼歯の窩に係合するとともに、他の少なくとも1つの咬頭が対合臼歯の溝に係合する構成としている。
この人工臼歯は、前記上顎臼歯に舌側咬頭を一対設けるとともに、前記下顎臼歯に頬側咬頭を一対設けることが好ましい。
また、前記窩に係合する前記咬頭は、圧搾咬頭であることが好ましい。
さらに、前記窩に係合する咬頭および前記溝に係合する咬頭を除く他の咬頭は、対合臼歯の隆起部に接触するように構成することが好ましい。
本発明の人工臼歯では、上顎臼歯および下顎臼歯の咬頭のうち、1つの咬頭を対合臼歯の窩に係合させた状態で、回転させるように微調整するだけで、簡単に他の咬頭を対合臼歯の溝に係合させ、所定位置に調整して排列できる。よって、各人工臼歯を排列するにあたり、その排列位置に高い精度は必要ない。そのため、排列時に患者の口腔内状況に合わせて作製するにあたり、高度な技術や経験を積まなくても、上下の臼歯を所定位置に排列することができる。また、人工臼歯を成型するときにも、高い精度は要求されず、多少の変形があっても、人工歯を排列することができる。その結果、人工臼歯の製造コストを大幅に低減できる。
上顎および下顎に配設する人工歯の基本構成を示す平面図である。 本発明の上顎臼歯および下顎臼歯をそれぞれ排列して上下に並べた状態を示す概念図である。 (A)は小臼歯の係合状態を示す平面図、(B)は大臼歯の係合状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
本発明は、義歯である歯科補綴物として人工歯を作製するための技術であり、そのなかでも特に人工臼歯の作製に用いることができる技術である。この人工臼歯は、第1大臼歯、第2大臼歯、第1小臼歯および第2小臼歯があり、そのうちの上下に対合する一対以上の組み合わせであることが好ましく、第1大臼歯、第2大臼歯、第1小臼歯、第2小臼歯を含めた4歯の上下人工歯の組み合わせであることが更に好ましい。
図1は、全ての人工歯の排列を示すもので、左側が上顎、右側が下顎を示す。この人工歯は、上顎の1歯が下顎の1歯と対応する。なお、以下の説明では、前歯に近づく方向を近心側、逆に遠ざかる方向を遠心側という。また、口腔内である内方を舌側、口腔外である外方を頬側という。
まず、人工臼歯の基本構成について説明する。図1に示すように、人工臼歯は、上顎に排列する上顎第1小臼歯1、上顎第2小臼歯2、上顎第1大臼歯3および上顎第2大臼歯4と、対合する下顎に排列する下顎第1小臼歯5、下顎第2小臼歯6、下顎第1大臼歯7および下顎第2大臼歯8を備えている。これらの臼歯1〜8は、近心側から順番に、上顎第1小臼歯1と下顎第1小臼歯5が1組(1歯対1歯)となって対合し、上顎第2小臼歯2と下顎第2小臼歯6が1組となって対合し、上顎第1大臼歯3と下顎第1大臼歯7が1組となって対合し、上顎第2大臼歯4と下顎第2大臼歯8が1組となって対合する。
図2に「×」印で示すように、上顎第1小臼歯1には、頬側に1つの頬側咬頭9が設けられ、舌側に1つの舌側咬頭10が設けられている。これらの咬頭9,10は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。また、上顎第1小臼歯1には、頬側咬頭9と舌側咬頭10により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝11が形成される。この中心溝11上には、所定位置に排列状態で垂直方向の深さが最も深くなる窩12が形成される。
上顎第2小臼歯2には、頬側に1つの頬側咬頭13が設けられ、舌側に1つの舌側咬頭14が設けられている。これらの咬頭13,14は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。また、上顎第2小臼歯2には、頬側咬頭13と舌側咬頭14により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝15が形成される。この中心溝15上には、所定位置に窩16が形成される。
上顎第1大臼歯3には、頬側の近心側に近心頬側咬頭17が設けられ、頬側の遠心側に遠心頬側咬頭18が設けられ、舌側の近心側に近心舌側咬頭19が設けられ、舌側の遠心側に遠心舌側咬頭20が設けられている。これら咬頭17〜20は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。なお、これら咬頭17〜20のうち、遠心舌側咬頭20は、食物をすりつぶしたり、噛み砕いたり、噛み切るなどの咀嚼の際に、主に作用する圧搾咬頭である。また、上顎第1大臼歯3には、各一対の頬側咬頭17,18と舌側咬頭19,20により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝21が形成される。さらに、各一対の近心咬頭17,19と遠心咬頭18,20により、その間に頬側面および舌側面にかけて延びる頬側溝22および舌側溝23が形成される。そして、これら各溝21〜23の交差部位には窩24が形成されている。
上顎第2大臼歯4には、頬側の近心側に近心頬側咬頭25が設けられ、頬側の遠心側に遠心頬側咬頭26が設けられ、舌側の近心側に近心舌側咬頭27が設けられ、舌側の遠心側に遠心舌側咬頭28が設けられている。これら咬頭25〜28は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。また、上顎第2大臼歯4には、各一対の頬側咬頭25,26と舌側咬頭27,28により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝29が形成される。さらに、各一対の近心咬頭25,27と遠心咬頭26,28により、その間に頬側面および舌側面にかけて延びる頬側溝30および舌側溝31が形成される。そして、これら各溝29〜31の交差部位には窩32が形成されている。
一方、下顎第1小臼歯5には、頬側に1つの頬側咬頭33が設けられ、舌側に1つの舌側咬頭34が設けられている。これらの咬頭33,34は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。また、下顎第1小臼歯5には、頬側咬頭33と舌側咬頭34により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝35が形成される。この中心溝35上には、所定位置に窩36が形成される。
下顎第2小臼歯6には、頬側に1つの頬側咬頭37が設けられ、舌側に1つの舌側咬頭38が設けられている。これらの咬頭37,38は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。また、下顎第2小臼歯6には、頬側咬頭37と舌側咬頭38により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝39が形成される。この中心溝39上には、所定位置に窩40が形成される。
下顎第1大臼歯7には、頬側の近心側に近心頬側咬頭41が設けられ、頬側の遠心側に遠心頬側咬頭42が設けられ、舌側の近心側に近心舌側咬頭43が設けられ、舌側の遠心側に遠心舌側咬頭44が設けられている。これら咬頭41〜44は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。また、下顎第1大臼歯7には、各一対の頬側咬頭41,42と舌側咬頭43,44により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝45が形成される。さらに、各一対の近心咬頭41,43と遠心咬頭42,44により、その間に頬側面および舌側面にかけて延びる頬側溝46および舌側溝47が形成される。そして、これら各溝45〜47の交差部位には窩48が形成されている。
下顎第2大臼歯8には、頬側の近心側に近心頬側咬頭49が設けられ、頬側の遠心側に遠心頬側咬頭50が設けられ、舌側の近心側に近心舌側咬頭51が設けられ、舌側の遠心側に遠心舌側咬頭52が設けられている。なお、この下顎第1大臼歯8には、遠心側に更に1個の咬頭を形成する場合がある。これら咬頭49〜52は、塊状の歯質が先細に隆起した形状をなす。また、下顎第2大臼歯8には、各一対の頬側咬頭49,50と舌側咬頭51,52により、その間に近心および遠心間に向けて延びる中心溝53が形成される。さらに、各一対の近心咬頭49,51と遠心咬頭50,52により、その間に頬側面および舌側面にかけて延びる頬側溝54および舌側溝55が形成される。そして、これら各溝53〜55の交差部位には窩56が形成されている。
上顎臼歯1〜4は上顎床57に排列され、下顎臼歯5〜8は下顎床58に排列される。そして、これら上顎床57および下顎床58を介して患者の口腔内に着脱可能に装着される。なお、下顎床58は、患者の舌を露出させるために略U字形状をなしている。
本実施形態では、この人工臼歯1〜8において、対をなす上下の臼歯1,5〜4,8のうち、1つの臼歯1〜4,5〜8の咬頭が、対合臼歯5〜8,1〜4の窩に収まる(係合する)構成としている。また、人工臼歯1〜4,5〜8のうち、窩に係合する咬頭を除く他の咬頭の1つは、対合臼歯5〜8,1〜4の溝に係合する構成としている。対をなす臼歯1,5〜4,8は、窩に係合する咬頭および溝に係合する咬頭を除いて、更に他の咬頭を有する。これは、中心咬合位で被蓋した状態では、上顎臼歯1〜4であれば頬側咬頭17,18,25,26であり、下顎臼歯5〜8であれば舌側咬頭43,44,51,52である。これらの咬頭は、対向臼歯1〜4,5〜8の何処にも係合しない構成としている。また、大臼歯3,4,7,8では、窩に係合する咬頭、溝に係合する咬頭および何処にも係合しない咬頭を除き、更に他の咬頭を有する。この咬頭は、対向臼歯7,8,3,4の隆起部に接触する構成としている。
具体的には、大臼歯3,4,7,8の場合、上顎第1大臼歯3と下顎第1大臼歯7および上顎第2大臼歯4と下顎第2大臼歯8は、それぞれ合わせて4つの咬頭が互いに接する。これは、上顎大臼歯3,4の場合には舌側咬頭19,20,27,28であり、下顎大臼歯7,8の場合には頬側咬頭41,42,49,50である。そして、第1大臼歯3,7の場合、上顎第1大臼歯3の舌側咬頭19,20および下顎第1大臼歯7の頬側咬頭41,42のうち1つが、対合する窩24,48に係合する。第2大臼歯4,8の場合、上顎第2大臼歯4の舌側咬頭27,28および下顎第2大臼歯8の頬側咬頭49,50のうち1つが、対合する窩32,56に係合する。そして、窩と係合した咬頭と同側の隣接した咬頭が、対合する溝に係合する構成としている。また、小臼歯1,2,5,6の場合、上顎小臼歯1,2と下顎小臼歯5,6の係合では、各上顎小臼歯1,2の咬頭10,11,13,14の1つと、各下顎小臼歯5,6の咬頭33,34,37,38の1つが、それぞれ対合臼歯に接触する。そのため、第1小臼歯1,5の場合、上顎第1小臼歯1の舌側咬頭10および下顎第1小臼歯5の頬側咬頭33のうち、一方が対合する窩12,36に係合し、他方が溝11,35に係合する。第2小臼歯2,6の場合、上顎第2小臼歯2の舌側咬頭14および下顎第2小臼歯6の頬側咬頭37のうち、一方が対合する窩16,40に係合し、他方が溝15,39に係合する。そして、本実施形態では、上顎臼歯1〜4の咬頭の1つが、下顎臼歯5〜8の窩36,40,48,56に収まる構成としている。
ここで、窩に係合するとは、窩の底に咬頭の頂点部分が接触する構成と、咬頭の頂点部分が窩の底に接触することなく咬頭の隆起部分が窩の周囲(溝の内壁)に当接する構成を含む。即ち、咬頭頂が対合臼歯に接していなくても、咬頭頂が窩で係合している状態を意味する。言い換えれば、窩に係合するとは、他の部分が接触していなくても咬頭頂の位置が定まり動かない状態を意味する。また、溝に係合するとは、他の部分の係合がない場合、溝に沿って咬頭が移動可能で、位置が定まらない状態を意味する。このように窩との係合で咬頭の位置を定め、それに合わせてもう1つの溝で上顎臼歯1〜4と下顎臼歯5〜8を位置決めする構成としている。なお、溝は咬頭や隆起部分の間の谷で構成されている。溝で係合されるとは谷で係合されることも含み、好ましくは谷で係合されることである。谷で係合されるとは、溝に対合臼歯の咬頭が接触せず、溝を構成する隆起部の2箇所に接触した状態を意味する。
以下に本実施形態の具体的な形態を説明する。なお、以下の説明では、第2小臼歯2,6および第1大臼歯3,7を用いて説明するが、第1小臼歯1,5および第2大臼歯4,8も同様である。
図3(A)に示すように、第2小臼歯2,6は、上顎第2小臼歯2の舌側咬頭14が、下顎第2小臼歯6の中心溝39上に形成される舌側の窩40に係合(接触)する構成としている。この係合は、中心溝39上の深い窩40に舌側咬頭14の咬頭頂が嵌合するものであるため、互いに自由には移動することができず、その場に固定される。この部分があるため、上下顎が定まって安定した位置関係を保つことができる。即ち、上下顎の人工臼歯1〜4,5〜8の関係において定められた位置である。
また、第2小臼歯2,6は、下顎第2小臼歯6の頬側咬頭37が、上顎第2小臼歯2の中心溝15の分岐した副溝15a上の所定位置に係合する構成としている。この係合は、中心溝15の谷の部分に頬側咬頭37の咬頭頂が嵌合するものであるため、咬頭頂と窩が係合している場合と違い、中心溝15に沿って自由に動くことができる。
即ち、第2小臼歯2,6は、上顎第2小臼歯2の舌側咬頭14と下顎第2小臼歯6の窩40、および、下顎第2小臼歯6の頬側咬頭37と上顎第2小臼歯2の中心溝15が、互いに対応するように作製されている。なお、第2小臼歯2,6は、窩40または溝15に係合する咬頭14,37の他に、上顎第2小臼歯2の頬側咬頭13および下顎第2小臼歯6の舌側咬頭38を有する。そして、これらの咬頭13,38の各咬頭頂は、対合臼歯6,2の何処にも係合および接触しない。
図3(B)に示すように、第1大臼歯3,7は、圧搾咬頭である上顎第1大臼歯3の遠心舌側咬頭20が、下顎第1大臼歯7の中心溝45上の窩48と係合する構成としている。この係合は、第2小臼歯2,6と同様に、中心溝45上の深い窩48に遠心舌側咬頭20の咬頭頂が嵌合するものであるため、互いに自由には移動することができず、その場に固定される。この部分があるため、上下顎が定まって安定した位置関係を保つことができる。即ち、上下顎の人工臼歯1〜4,5〜8の関係において定められた位置である。
また、第1大臼歯3,7は、上顎第1大臼歯3の近心舌側咬頭19が、下顎第1大臼歯7の中心溝45の近心側に延びる近心溝45aに係合する構成としている。この係合は、第2小臼歯2,6と同様に、中心溝45の谷の部分に近心舌側咬頭19の咬頭頂が嵌合するものであるため、中心溝45に沿って自由に動くことができる。
さらに、第1大臼歯3,7は、下顎第1大臼歯7の近心頬側咬頭41が、上顎第1大臼歯3の近心頬側咬頭17の隆起部である豊隆部17aに接触する構成としている。この接触位置は、他の咬頭と窩あるいは咬頭と溝の位置関係が定まれば定まる部分であり、調整により自由に移動可能である。即ち、上下顎の人工臼歯1〜4,5〜8の他の部位の関係で自由に定められる。この部分があるため、上下顎が定まって安定した位置関係を保つことができる。
そして、第1大臼歯3,7は、下顎第1大臼歯7の遠心頬側咬頭42が、上顎第1大臼歯3の遠心頬側咬頭18の隆起部である豊隆部18aに接触する構成としている。この接触位置は、前記と同様に、他の咬頭と窩あるいは咬頭と溝の位置関係が定まれば定まる部分であり、調整により自由に移動可能である。即ち、上下顎の人工臼歯1〜4,5〜8の他の部位の関係で自由に定められる。この部分があるため、上下顎が定まって安定した位置関係を保つことができる。
即ち、第1大臼歯3,7は、上顎第1大臼歯3の遠心舌側咬頭20と下顎第1大臼歯7の窩48、上顎第1大臼歯3の近心舌側咬頭19と下顎第1大臼歯7の中心溝45、下顎第1大臼歯7の近心頬側咬頭41と上顎第1大臼歯3の豊隆部17a、および、下顎第1大臼歯7の遠心頬側咬頭42と上顎第1大臼歯3の豊隆部18aが、互いに対応するように作製されている。なお、第1大臼歯3,7は、窩48または溝45に係合する咬頭20,19および豊隆部17a,18aに接触する咬頭41,42の他に、上顎第1大臼歯3の頬側咬頭17,18および下顎第1大臼歯7の舌側咬頭43,44を有する。そして、これらの咬頭17,18,43,44の各咬頭頂は、対合臼歯7,3の何処にも係合および接触しない。
このように構成した上顎臼歯1〜4および下顎臼歯5〜8を各床57,58に排列する場合には、例えば、上顎床57に上顎第1小臼歯1を排列した後、下顎床58に下顎第1小臼歯5を排列する。この際、これら第1小臼歯1,5を咬合させ、上顎第1小臼歯1の舌側咬頭10を、下顎第1小臼歯5の窩36に係合させる。また、この係合点を中心として回転させるようにして、下顎第1小臼歯5の頬側咬頭33を、上顎第1小臼歯1の中心溝11に係合させるように調整する。
ついで、上顎床57に対して上顎第2小臼歯2を排列する。この際、先に排列した上顎第1小臼歯1に対して外周面の1点が接触するように排列する。その後、下顎床58に対して下顎第2小臼歯6を排列する。この際、上顎第2小臼歯2と同様に、先に排列した下顎第1小臼歯5に対して外周面の1点が接触するように排列する。また、上下顎の第2小臼歯2,6を咬合させ、上顎第2小臼歯2の舌側咬頭14を、下顎第2小臼歯6の窩40に係合させる。また、この係合点を中心として回転させるようにして、下顎第2小臼歯6の頬側咬頭37を、上顎第2小臼歯2の中心溝15に係合させるように調整する。
ついで、上顎床57に対して上顎第1大臼歯3を排列する。この際、先に排列した上顎第2小臼歯2に対して外周面の1点が接触するように排列する。その後、下顎床58に対して下顎第1大臼歯7を排列する。この際、上顎第1大臼歯3と同様に、先に排列した下顎第2小臼歯6に対して外周面の1点が接触するように排列する。また、上下顎の第1大臼歯3,7を咬合させ、上顎第1大臼歯3の遠心舌側咬頭20を、下顎第1大臼歯7の窩48に係合させる。また、この係合点を中心として回転させるようにして、上顎第1大臼歯3の近心舌側咬頭19を、下顎第1大臼歯7の中心溝45に係合させる。さらに、下顎第1大臼歯7の各頬側咬頭41,42を、上顎第1大臼歯3の各豊隆部17a,18aに接触させるように調整する。
最後に、上顎床57に対して上顎第2大臼歯4を排列する。この際、先に排列した上顎第1大臼歯3に対して外周面の1点が接触するように排列する。その後、下顎床58に対して下顎第2大臼歯8を排列する。この際、上顎第2大臼歯4と同様に、先に排列した下顎第1小臼歯5に対して外周面の1点が接触するように排列する。また、上下顎の第2大臼歯4,8を咬合させ、上顎第2大臼歯4の遠心舌側咬頭28を、下顎第2大臼歯8の窩56に係合させる。また、この係合点を中心として回転させるようにして、上顎第2大臼歯4の近心舌側咬頭27を、下顎第2大臼歯8の中心溝53に係合させる。さらに、下顎第2大臼歯8の各頬側咬頭49,50を、上顎第2大臼歯4の各豊隆部に接触させるように調整する。
このように、本実施形態の人工臼歯1〜8は、所定の臼歯1〜4の咬頭を対合臼歯5〜8の窩に係合させた状態で、回転させるように微調整するだけで、簡単に他の咬頭を対合臼歯の溝に係合させ、所定位置に調整して排列できる。即ち、各人工臼歯1〜8を排列するにあたり、その排列位置に高い精度は必要ない。そのため、排列時に患者の口腔内状況に合わせて作製するにあたり、高度な技術や経験を積まなくても、上下の臼歯1〜4,5〜8を所定位置に排列することができる。また、人工臼歯1〜8を成型するときにも、高い精度は要求されず、多少の変形があっても、人工歯を排列することができる。その結果、人工臼歯1〜8の製造コストを大幅に低減できる。さらに、床57,58の重合収縮で変形した場合でも容易に修復することができる。
しかも、患者の口腔内は個人差が大きく、無歯顎の臨床においても、口腔内の広さや顎堤の高さや角度などさまざまであるが、そういった臨床においても、容易に短時間で人工歯を排列でき、口腔内の状況を再現できる。また、残存歯がある場合などは、定められた位置に人工臼歯1〜8を排列することは困難であったが、容易に上下顎の嵌合の位置を調整できる。その結果、補綴物を装着後の口腔内を美しく見せることができる。さらに、窩に係合する咬頭は圧搾咬頭であるため、切る機能に加え、すり潰す機能も付加することができるため、咀嚼を容易に行うことができる。
なお、本発明の人工臼歯は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、上顎臼歯1〜4の咬頭を下顎臼歯5〜8の窩に係合させたが、下顎臼歯5〜8の咬頭を上顎臼歯1〜4の窩に係合させる構成としてもよい。同様に、前記実施形態では、上顎臼歯1〜4の咬頭を下顎臼歯5〜8の溝に係合させたが、下顎臼歯5〜8の咬頭を上顎臼歯1〜4の溝に係合させる構成としてもよい。勿論、隣接する臼歯1〜4,5〜8において、窩または溝に係合する咬頭を上下に分けてもよい。即ち、第1小臼歯1,5は上顎第1小臼歯1の咬頭を下顎第1小臼歯5の窩に係合させ、第2小臼歯2,6は下顎第2小臼歯6の咬頭を上顎第2小臼歯2の窩に係合させるようにしてもよい。
しかも、大臼歯3,4,7,8は、窩と溝とに係合させる咬頭は、同一の上顎臼歯1〜4のものとしたが、上顎臼歯1〜4および下顎臼歯5〜8のうち、一方の咬頭が他方の窩に係合し、他方の咬頭が一方の溝に係合する構成としてもよい。また、溝に係合する咬頭は1つのみで構成したが、2以上の咬頭がそれぞれ溝に係合する構成としてもよい。
1…上顎第1小臼歯 2…上顎第2小臼歯
3…上顎第1大臼歯 4…上顎第2大臼歯
5…下顎第1小臼歯 6…下顎第2小臼歯
7…下顎第1大臼歯 8…下顎第2大臼歯
9…頬側咬頭 10…舌側咬頭
11…中心溝 12…窩
13…頬側咬頭 14…舌側咬頭
15…中心溝 15a…副溝
16…窩
17…近心頬側咬頭 17a…豊隆部
18…遠心頬側咬頭 18a…豊隆部
19…近心舌側咬頭 20…遠心舌側咬頭
21…中心溝 22…頬側溝
23…舌側溝 24…窩
25…近心頬側咬頭 26…遠心頬側咬頭
27…近心舌側咬頭 28…遠心舌側咬頭
29…中心溝 30…頬側溝
31…舌側溝 32…窩
33…頬側咬頭 34…舌側咬頭
35…中心溝 36…窩
37…頬側咬頭 38…舌側咬頭
39…中心溝 40…窩
41…近心頬側咬頭 42…遠心頬側咬頭
43…近心舌側咬頭 44…遠心舌側咬頭
45…中心溝 45a…近心溝
46…頬側溝 47…舌側溝
48…窩
49…近心頬側咬頭 50…遠心頬側咬頭
51…近心舌側咬頭 52…遠心舌側咬頭
53…中心溝 54…頬側溝
55…舌側溝 56…窩
57…上顎床 58…下顎床

Claims (5)

  1. 口腔内の上下の顎に装着する床に対をなすように上顎臼歯と下顎臼歯を対合して排列した人工臼歯であって、
    前記上顎臼歯および下顎臼歯の咬頭のうち、1つの咬頭が対合臼歯の窩に係合するとともに、他の少なくとも1つの咬頭が対合臼歯の溝に係合するようにしたことを特徴とする人工臼歯。
  2. 口腔内の上下の顎に装着する床に対をなすように上顎臼歯と下顎臼歯を対合して排列し、前記上顎臼歯の舌側咬頭が前記下顎臼歯と接し、前記下顎臼歯の頬側咬頭が前記上顎臼歯と接する人工臼歯であって、
    前記上顎臼歯および下顎臼歯の咬頭のうち、1つの咬頭が対合臼歯の窩に係合するとともに、他の少なくとも1つの咬頭が対合臼歯の溝に係合するようにしたことを特徴とする人工臼歯。
  3. 前記上顎臼歯に舌側咬頭を一対設けるとともに、前記下顎臼歯に頬側咬頭を一対設けたことを特徴とする請求項2に記載の人工臼歯。
  4. 前記窩に係合する前記咬頭は、圧搾咬頭であることを特徴とする請求項2に記載の人工臼歯。
  5. 前記窩に係合する咬頭および前記溝に係合する咬頭を除く他の咬頭は、対合臼歯の隆起部に接触するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の人工臼歯。
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