JP2010049070A - 電子写真用トナー及びその製造方法 - Google Patents

電子写真用トナー及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010049070A
JP2010049070A JP2008213909A JP2008213909A JP2010049070A JP 2010049070 A JP2010049070 A JP 2010049070A JP 2008213909 A JP2008213909 A JP 2008213909A JP 2008213909 A JP2008213909 A JP 2008213909A JP 2010049070 A JP2010049070 A JP 2010049070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
biodegradable resin
biodegradable
softening point
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008213909A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Maeda
正博 前田
Tadahiro Tsubaki
忠洋 椿
Tomofumi Sano
智文 佐野
Yutaka Yamazaki
豊 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2008213909A priority Critical patent/JP2010049070A/ja
Publication of JP2010049070A publication Critical patent/JP2010049070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】結着樹脂の一部として用いた生分解性樹脂の分散性が良好であり、そのため生分解性樹脂の配合量を増加させても定着性及び耐久性の良好な電子写真用トナーを提供すること。
【解決手段】生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有する電子写真用トナー。前記生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子であり、結着樹脂に対し10〜78質量%含まれるか或いは前記生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂の軟化点は、120℃以下である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真用トナー及びその製造方法に係り、特に、結着樹脂中に生分解性樹脂を含む電子写真用トナー及びその製造方法に関する。
電子写真方式による画像形成は、静電荷像をトナーにより現像して可視化し、得られたトナー像を用紙に転写した後、熱と圧力により定着させることにより行う。このような画像形成に用いるトナーとしては、結着樹脂に着色剤や帯電制御剤などを配合した混合物を混練し、粉砕して所定の粒度分布に調整したものが使用される。
従来、トナーに用いる結着樹脂としては、スチレン・アクリル樹脂や、ポリエステル樹脂などの石油由来の樹脂が使用されている。しかし、近年、環境への配慮から、廃棄時に環境への負荷の少ない生分解性樹脂、特に、再生可能資源からつくられるバイオマス由来の生分解性樹脂をトナー用結着樹脂として用いる方法が提案されている。
その1つとして、結着樹脂に生分解性を有する微生物系の脂肪族ポリエステルを使用する提案(例えば、特許文献1参照)があるが、このような微生物系の脂肪族ポリエステルをトナー用樹脂として使用した場合、そのままでは、粉砕性が悪く、目的の粒度分布を得るのが困難である。また、トナーの軟化温度が高いため、定着温度を高く設定しなくてはならないという問題がある。
これらの問題を改善するため、生分解性樹脂に植物系のワックスを多量に添加して軟化温度を下げる提案(例えば、特許文献2参照)がなされている。しかし、ワックスを多量に添加することでトナーの軟化温度を下げることは可能となるが、ワックス成分によりトナーが凝集し易くなるため、分級効率の低下による生産性の悪化や、トナーの流動性が悪化することで現像機内でのトナー搬送性が劣るなどの問題が発生する。
また、低温定着性及び定着安定性を得るため、軟化点の異なる2種類の樹脂と生分解性樹脂を含有する結着樹脂を用いる提案(例えば、特許文献3及び4参照)がある。これらの提案によると、低軟化点樹脂が高軟化点樹脂と生分解性樹脂のつなぎの役割を果たし、結着樹脂中に生分解性樹脂が均一に分散される。しかしながら、この提案では、生分解性樹脂の結着樹脂中の配合率は20質量%程度と少なくしている。その理由は、生分解性樹脂の配合割合をこれ以上増やすと、生分解性樹脂の分散不良が起こり、帯電性能のバラツキにより現像性が低下するなどにより、耐久性が悪化するためと考えられる。
なお、特許文献3及び4には、トナー中の生分解性樹脂の分散径が0.05μm〜0.2μmであることが記載されている。
以上のように、生分解性樹脂をトナーの結着樹脂の主要な樹脂成分とするには課題が多く、結着樹脂の一部を生分解性樹脂で置き換えた場合でも、その配合量が限られており、結着樹脂としての特性を維持しつつ、より多くの生分解性樹脂、バイオマスプラスチックを配合できることが望まれている。
また、従来は、生分解性樹脂を着色剤やその他添加剤とともに混合し、溶融混練し、材料を分散させていた。生分解性樹脂のうち例えば、ポリ乳酸は融点が約170℃であり、トナー用として単独で使用するには軟化温度が高過ぎる。この問題を改善するため低軟化点物質を混合すると、溶融混練でのポリ乳酸と低軟化点物質との粘度差が大きく、均一な分散が困難な状況であった。特許文献3及び4の提案のように、つなぎ樹脂を添加しても、生分解性樹脂の配合量には限界があった。
特開平4−179967号公報
特許第2597452号公報
特開2006−91278号公報
特開2006−285150号公報
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされ、結着樹脂の一部として用いた生分解性樹脂の分散性が良好であり、そのため生分解性樹脂の配合量を増加させても良好な定着性及び耐久性が得られる電子写真用トナーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有する電子写真用トナーであって、前記生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子であり、結着樹脂に対し10〜78質量%含まれることを特徴とする電子写真用トナーを提供する。
本発明の第2の態様は、生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有する電子写真用トナーであって、前記生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子であり、前記生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂の軟化点は、120℃以下であることを特徴とする電子写真用トナーを提供する。
本発明の第3の態様は、生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有する原料混合物を混練する工程、及び混練物を粉砕する工程を具備する電子写真用トナーの製造方法であって、前記生分解性樹脂が1μm以下の平均粒径を有する微粒子であり、前記混練工程における混練温度は、前記生分解性樹脂の軟化点よりも低い温度であることを特徴とするトナーの製造方法を提供する。
以上の本発明の第1〜第3の態様において、前記生分解性樹脂としてポリ乳酸系樹脂を用い、前記生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂としてポリエステル樹脂を用いることが出来る。
また、前記生分解性樹脂として、前記着色剤を含有しているものを用いることが出来る。
本発明によると、結着樹脂の一部として用いた生分解性樹脂の分散性が良好であり、そのため生分解性樹脂の配合量を増加させても良好な定着性及び耐久性が得られる電子写真用トナーが提供される。
以下、本発明の種々の実施形態について説明する。
本発明の第1の実施形態に係る電子写真用トナーは、生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有し、前記生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子であり、結着樹脂に対し10〜78質量%含まれることを特徴とする。
このような本発明の第1の実施形態に係る電子写真用トナーにおいて、生分解性樹脂は、結着樹脂に対し10〜78質量%含まれる必要がある。結着樹脂に対する生分解性樹脂の配合量が10質量%未満では、生分解性樹脂を用いることによる環境負荷の低減効果が少ない。一方、78質量%を越えると、生分解性樹脂の分散が不良となり、帯電性がばらつき、かぶり、濃度安定性、耐久性、定着性、及び発色性が劣化し、特に発色性が悪化する。
本発明の第2の実施形態に係る電子写真用トナーは、生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有し、前記生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子であり、前記生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂の軟化点は、120℃以下であることを特徴とする。
このような本発明の第2の実施形態に係る電子写真用トナーにおいて、生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂の軟化点が120℃以下であり、このような軟化点の低い樹脂に生分解性樹脂を配合することにより、生分解性樹脂の配合量を増加することが出来る。この場合の生分解性樹脂の配合量の上限は、結着樹脂全体に対し、85質量%程度となる。即ち、結着樹脂全体に対する生分解性樹脂の配合量は、10〜85質量%に広げることが出来る。
生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂の軟化点が120℃を超えると、生分解性樹脂の配合量を78質量%を越えて増加させることが出来ず、生分解性樹脂の配合量を78質量%を越えて増加させた場合には、上述のように、生分解性樹脂の分散が不良となり、帯電性がばらつき、かぶり、耐久性、及び定着性が劣化し、特に耐久性、及び定着性及び発色性が悪化する。
以上の本発明の第1及び第2の実施形態に係る電子写真用トナーにおいて、使用される生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子である必要がある。このように、配合する生分解性樹脂の粒径を1μm以下とすることで、溶融混練時に、生分解性樹脂より軟化点の低い樹脂が先に溶融し、この低軟化点樹脂の海の中に生分解性樹脂微粒子が島状に微細に分散される。その結果、多量の生分解性樹脂微粒子を均一にトナー中に分散させることが出来る。
生分解性樹脂の平均粒径が1μmを超えると、生分解性樹脂の分散が不良となり、帯電性がばらつき、かぶり、濃度安定性、耐久性、及び発色性が劣化し、特に耐久性が悪化する。なお、生分解性樹脂の平均粒径が小すぎる場合には原料として取り扱う上でのハンドリング性が悪くなる。また、生分解樹脂同士の凝集が強くなり、結果として、分散が思うように向上しない。従って、好ましい粒径の範囲は、0.05μm〜1μmであり、より好ましくは、0.05〜0.5μmである。
図1は、従来のトナー粒子の断面を示し、粒径9μmのトナー粒子の樹脂と着色剤の混合物中に、粒径3μm程度の生分解性樹脂粒子が分散している状態を示す。図2は、本発明の一実施形態に係るトナー粒子の断面を示し、粒径9μmのトナー粒子の樹脂と着色剤の混合物中に、粒径0.5μm程度の生分解性樹脂粒子が分散している状態を示す。また、図3は、本発明の他の実施形態に係るトナー粒子の断面を示し、粒径9μmのトナー粒子の樹脂と着色剤の混合物中に、粒径0.5μm程度の、着色剤を含有した生分解性樹脂粒子が分散している状態を示す。
図1と図2及び3との比較から、本発明の実施形態に係る電子写真用トナーでは、微細な生分解性樹脂粒子が、樹脂と着色剤の混合物中に均一に分散している様子がわかる。
本発明の実施形態に係る電子写真用トナーに使用可能な生分解性樹脂としては、例えば、微生物産生系として、ポリヒドロキシブチレート、ポリ(ヒドロキシブチレート/ヒドロキシヘキサノエート)、天然物系として、エステル化澱粉、酢酸セルロース、キトサン、化学合成系として、ポリ乳酸、ポリカプラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリビニールアルコール、ポリグリコール酸などがある。特に、原料が再生可能なバイオマスであることが好ましく、更には、工業的に製造が可能なものであることがより好ましい。
具体的には、ネイチャーワークス社がポリ乳酸樹脂を商業的に販売しており、最近では、メタボリック社とADM社の合弁会社であるテレス社がポリヒドロキシアルカン酸系の生分解性樹脂の年5万トンの生産計画を発表している。これらはいずれもバイオマスプラスチックであり、生分解性を活かした用途に利用され始めている。これらの生分解性樹脂を利用することがコスト的にも有利である。
代表的な生分解性樹脂であるポリ乳酸樹脂は、下記の構造式を有する樹脂である。
(OCH(CH)CO)
ポリ乳酸は、乳酸がエステル結合により結合したポリマーであり、近年、環境に優しい生分解性プラスティックとして注目を集めている。即ち、自然界には、エステル結合を切断する酵素(エステラーゼ)が広く分布していることから、ポリ乳酸は環境中でこのような酵素により徐々に分解されて、単量体である乳酸に変換され、最終的には二酸化炭素と水になる。
本発明の実施形態に係る電子写真用トナーに使用される生分解性樹脂の製造方法は、特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。公知の製造方法のうち、例えば、ポリ乳酸においては、原料となるとうもろこし等の澱粉を発酵し、乳酸を得た後、乳酸モノマーから直接脱水縮合する方法や、乳酸から環状二量体ラクチドを経て、触媒の存在下で開環重合によって合成する方法がある。乳酸には光学異性体が存在し、L−乳酸とD−乳酸があるが、これら単独または混合物のいずれの乳酸を使用しても良い。
合成された生分解性樹脂は、一般に溶融物をストランド状に取り出し、冷却した後切断したり、ホットカットするなどして、通常、直径及び長さともに3mm程度のペレット状態で回収される。
本発明の実施形態に係る電子写真用トナーに使用される粒径が1μm以下の生分解性樹脂粒子の製造方法は、従来公知の方法を用いることが出来る。例えば、ペレット状の生分解性樹脂をジェットミルやターボミルなどの乾式粉砕、ビーズミルなどの湿式粉砕で粉砕することにより、目的の粒径のものを得ることができる。
より粒度分布がシャープで粒子形状が球に近い微粒子を得る製法としては、生分解性樹脂を有機溶媒に溶解し、ホモジナイザー等で撹拝しながら、水を滴下し、分散液をろ過乾燥する方法がある(例えば、特開2005−2302号公報参照)。
他の方法として、樹脂が溶解する良溶媒と樹脂が溶解しない貧溶媒の混合液中で、樹脂の融点以下かつ溶媒の沸点以下の温度で樹脂を溶解した後、溶媒を気化させることで粒子を析出する方法がある(例えば、特開2002−356558号公報参照)。
更に他の方法として、樹脂を溶剤で溶解し、乳化剤を用いて予備乳化を行った後、高圧乳化し、次いで、減圧蒸留することでエマルジョンを得る方法がある(例えば、特開2003−321600号公報参照)。
生分解性樹脂の微粒子を容易に入手する方法としては、市販されているエマルジョンを使用しても良い。ここで、湿式で得られた生分解性樹脂微粒子は、乾燥を行い、粉体としても良いが、乾燥による凝集を防ぐため、含水したまま混練工程に供し、脱水しながら分散させても良い。
本発明の実施形態に係るトナーで使用される着色剤としては、従来公知のものを使用できる。例えば、黒の着色剤としては、カーボンブラック、青系の着色剤としては、C.I.Pigment15:3、赤系の着色剤としては、C.I.Pigment57:1、122、269、黄色系の着色剤としては、C.I.Pigment74、180、185等が挙げられる。本発明の目的の一つである環境への影響を考慮すると、着色剤単体で安全性が高いものが好ましい。これら着色剤の含有量は、トナー全体に対して、1〜10質量%であることが好ましい。また、着色剤は、予め樹脂と着色剤を高濃度に分散したマスターバッチの形としても良い。
本発明の実施形態に係るトナーには、必要に応じて、従来公知の離型剤を添加することができる。そのような離型剤としては、例えば、ポリプロピレンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス等のオレフィン系ワックスや、カルナウバワックス、ライスワックス、カイガラムシワックス等の天然ワックス、合成エステルワックス等が挙げられる。低温定着性や高速印字性能を向上させるには、離型剤の融点は60〜100℃程度と比較的低い方が好ましく、具体的には、カルナウバワックスや、合成エステルワックスが好ましい。環境への影響を考慮すると、天然物系のカルナウバワックスがより好ましい。離型剤の添加量は、トナー全体に対して、1〜10質量%であることが好ましい。
本発明の実施形態に係るトナーには、必要に応じて、従来公知の帯電制御剤を添加することができる。例えば、正帯電制御剤として、4級アンモニウム塩、アミノ基を含有する樹脂等が、負帯電制御剤として、サルチル酸の金属錯塩、ベンジル酸の金属錯塩、カリックスアレン型のフェノール系縮合物、カルボキシル基を含有する樹脂などがある。帯電制御剤の配合量は、トナー全体に対して、0.1〜5質量%であることが好ましい。
本発明の実施形態に係るトナーに使用される生分解性樹脂よりも軟化温度の低い結着樹脂としては、従来公知のものが使用できる。例えば、スチレン・アクリル樹脂、ポリエステル樹脂があるが、顔料分散性、低温定着性の観点から、トナー用に開発されたポリエステル樹脂が好ましい。低温定着の観点から、樹脂の軟化点は、90〜150℃の範囲が好ましい。これらの樹脂は、単独であっても2種類以上を混合したものであっても構わない。
その他の添加材料として、粉砕性、定着性等改善のための低分子量樹脂を用いることができる。ここで、低分子量樹脂としては、分子量数百〜数千のオリゴマー領域の樹脂であり、粘着付与剤として市販されているものである。そのようなものとして、ロジン及びロジン誘導体、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、石油樹脂等がある。
本発明の第3の実施形態に係る電子写真用トナーの製造方法は、原料混合物の混練を、生分解性樹脂微粒子の軟化点よりも低い温度で行うことを除いて、従来公知の方法を適用することができる。
例えば、結着樹脂、生分解性樹脂、着色剤、必要に応じてその他添加剤を混合した後、2軸混練機や加圧ニーダー、オープンロールなどの混練機で混練する。その際、混練温度を生分解性樹脂微粒子の軟化点よりも低い温度とする。
この場合、生分解性樹脂粒子の平均粒径が1μm以下と微細であるため、溶融混練時に、生分解性樹脂より軟化点の低い樹脂が先に溶融し、この低軟化点樹脂の海の中に生分解性樹脂微粒子が島状に微細に分散される。また、混練温度が生分解性樹脂微粒子の軟化点よりも低いため、生分解性樹脂粒子が溶融して再凝集することがなく、トナー中の生分解性樹脂は微粒子状態を保ったまま、樹脂中に均一に分散される。
次いで、得られた混練物を冷却した後、ジェットミル等の粉砕機で粉砕し、更に風力分級機等で分級することで、電子写真用トナーを得ることができる。
含水状態の生分解性樹脂微粒子を使用する場合は、脱水・脱気のための時間を十分に取る必要があるので、混練機として、加圧ニーダーやバンバリーミキサーのようなバッチ式のタイプを用いることが好ましい。
トナーの粒径は特に限定されないが、通常5〜10μmとなるように調整される。このようにして得られたトナーに対し、流動性向上、帯電性調整、耐久性向上のため、外添剤を添加することができる。外添剤としては、無機微粒子が一般的であり、シリカ、チタニア、アルミナ等が挙げられ、そのうち疎水化処理されたシリカが好ましく、日本アエロジル社、CABOT社等で市販されている。1次粒子径として、7〜40nmのものが良く、機能向上のため2種類以上を混ぜ合わせても良い。
本発明の第3の実施形態に係る電子写真用トナーの製造方法では、生分解性樹脂は微粒子状態のまま、トナー中に分散される。このとき、着色剤は生分解性樹脂微粒子と同様にトナー中に分散するが、生分解性樹脂中には着色剤は分散されにくい。そのため、生分解性樹脂の配合量が増えてくると、トナーとしての発色が悪くなるという問題が発生する。この問題を解決するため、予め着色剤を含有させた生分解性樹脂微粒子を用いることが出来る。着色剤を含有した生分解性樹脂微粒子を作製する方法としては、着色剤と生分解性樹脂を混練した後、先述した粉砕法により微粒子を作製しても良いし、生分解性樹脂を有機溶媒に溶解させ、着色剤を添加し、ホモジナイザー等で撹拌しながら、水を滴下し、分散液をろ過乾燥し、生分解性樹脂の微粒子を得ることができる。
実施例
以下に本発明の実施例と比較例を示し、本発明についてより具体的に説明する。
1.実施例及び比較例で用いた成分の各物性値の測定方法。
(軟化点の測定)
装置:フローテスター(島津製作所(株)製、CFT−500D)
試料:1g
昇温速度:6℃/分
荷重:20kgノズル:直径1mm、長さ1mm
1/2法:試料の半分が流出した温度を軟化点とした。
(トナー粒径の測定)
装置:マルチサイザーII(コールター(株)製)
試料:ビーカーに試料少量と精製水、界面活性剤を入れ、超音波洗浄器にて分散した。
測定:アパーチャーは100μmで行い、カウントは50,000個で行い、体積平均粒径を得た。
(生分解性樹脂微粒子の粒径測定)
装置:動的光散乱法粒度分布測定装置(日機装(株)製、MICROTRAC UPA−EX150)
2.実施例及び比較例で用いた生分解性樹脂微粒子(A)の作製
ポリ乳酸(海正生物化学(株)製:REVODE101、軟化点160℃)100質量部を400質量部のトルエンに加え、90℃にて約1時間溶解した後、80℃まで冷却した。次いで、乳化剤として、ポリオキシエチレンアルキルエーテルを樹脂固形分換算で5質量部及び水300質量部を添加し、80℃にて1時間強撹拌して予備乳化を行った。
次に、得られた予備乳化物を高圧乳化機により30MPaの圧力で高圧乳化して乳化物を得た。その後、乳化物を減圧蒸留装置に仕込み、50℃、130hPaの条件下で6時間減圧蒸留を行い、平均粒径0.5μmのポリ乳酸の水性エマルジョンを得た。そして、得られたエマルジョンをろ過し、乾燥し、生分解性樹脂微粒子を得た。得られた生分解性樹脂微粒子の軟化点は160℃であった。
3.着色剤を含有する生分解性樹脂微粒子の作製。
上述した生分解性微粒子の作製工程において、予備乳化の際、着色剤として、カーボンブラック(CABOT社MOGUL L)を樹脂固形分に対し4質量部添加した以外は、上記と同様の方法で着色剤を含有する着色生分解性樹脂微粒子を得た。
4.粒径の異なる生分解性樹脂微粒子の作製。
上述した生分解性微粒子の作製工程において、乳化剤量と高圧乳化機の圧力を適宜変えて、粒径の異なる生分解性樹脂微粒子を得た。
実施例1
下記の配合量の各成分をヘンシェルミキサー(標準羽装着、三井鉱山(株)製)に投入し、混合した。
トナー用ポリエステル樹脂(軟化点130℃) 36質量部
生分解性樹脂微粒子:ポリ乳酸樹脂微粒子(平均粒径0.5μm) 54質量部
着色剤:カーボンブラック(CABOT(株)製MOGUL L) 4質量部
離型剤:カルナウバワックス1号粉末(日本ワックス(株)製) 5質量部
帯電制御剤:E−84(オリエント化学(株)製) 1質量部
得られた混合粉体を加圧ニーダーで溶融混練した後、溶融物を取り出し、延伸し、冷却し、ロートプレックス(ホソカワミクロン(株)製、2mmスクリーン)で粗砕した。その後、衝突式粉砕機・風力分級機にて、トナー平均粒径が9.0μmになるように粉砕及び分級を行い、微粒子を得た。
得られた微粒子100質量部に外添剤として、「RY200」(日本アエロジル(株)製:疎水性シリカ、1次粒子径12nm)を2質量部添加し、ヘンシェルミキサー(撹拌強化羽装着、三井鉱山(株)製)で3分間撹拌混合し、トナーを得た。このとき、溶融混練温度は150℃で行った。
なお、この実施例における生分解性樹脂微粒子の結着樹脂全体に対する割合は、60質量%である。
実施例2
生分解性樹脂微粒子として粒径0.05μmのポリ乳酸を用いたことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。
実施例3
生分解性樹脂微粒子として粒径1.0μmのポリ乳酸を用いたことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。
実施例4
トナー用樹脂として軟化点100℃のポリエステル樹脂を18質量部用い、生分解性樹脂微粒子として72質量部のポリ乳酸を用いたことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。なお、ポリ乳酸の結着樹脂全体に対する割合は、80質量%である。
実施例5
生分解性樹脂微粒子として2質量部の着色剤を含む軟化点163℃のポリ乳酸を用いたことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。
比較例1
生分解性樹脂微粒子として粒径3μmのポリ乳酸を用いたことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。
比較例2
生分解性樹脂微粒子として粒径0.05μmのポリ乳酸を72質量部用いたことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。なお、ポリ乳酸の結着樹脂全体に対する割合は、80質量%である。
比較例3
混練温度をポリ乳酸の軟化点160℃より高い180℃で行ったことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。
比較例4
トナー用樹脂として軟化点100℃のポリエステル樹脂を9質量部用い、生分解性樹脂微粒子として81質量部のポリ乳酸を用いたことを除いて、実施例1と同様にして電子写真用トナーを作成した。なお、ポリ乳酸の結着樹脂全体に対する割合は、90質量%である。
以上のようにして得られた実施例1〜5及び比較例1〜4のトナーのかぶり、濃度安定性、耐久性、定着性、及び発色性について、下記の試験方法により試験し、評価した。
試験1−かぶり
非磁性一成分現像装置「カシオページプレストN−5」(カシオ計算機(株)製:カラープリンタ毎分29枚機、プロセススピード129mm/sec)にトナーを実装し、通常環境(25℃、50%RH)において、普通紙(XEROX−P紙A4サイズ)を用いて5%印字画像を10,000枚連続印字した後、白紙印字を行い、印字している途中でフロント扉を開けることにより、印字を強制終了させ、その時のOPCドラム上のカブリトナーをメンディングテープに写しとり、白紙に貼り付けて、カブリトナーを採取していないテープと比較した。測定は日本電色(株)製の分光式色差計「SE−2000」を用いて得られるXYZ値よりかぶり前後の差の最大値をカブリ値として求め、下記の基準で評価した。
◎:カブリ値が2未満で良好
○:カブリ値が2以上5未満で良好
△:カブリ値が5以上10未満である。実用上問題ないレベル
×:カブリ値が10以上で悪い
試験2−濃度安定性
試験1と同様の装置を用い、通常環境(25℃、50%RH)において、5%印字画像を14,000枚連続印字した。途中、2,000枚おきにA4ベタ画像を印字し、四隅と中央の5点について画像濃度を測定し、平均濃度を求める。(その際、白スジ等による画像欠陥部分は測定しない)各サンプリングポイントで求めた平均濃度の内、最大値、最小値から次式により濃度安定性を求め、下記の基準で評価した。
濃度安定性(%)=平均濃度の最小値/平均濃度の最大値×100
◎:濃度安定性が95%以上で良好
○:濃度安定性が85%以上で良好
△:濃度安定性が75%以上で実用上問題ないレベル
×:濃度安定性が75%未満で悪い
試験3−耐久性
試験1と同様の装置を用い、通常環境(25℃、50%RH)において、5%印字画像を16,000枚連続印字した。途中、2,000枚おきにベタ画像、ハーフトーン画像を印字し、ブレード融着による白スジの発生枚数を評価した。
◎:16,000枚まで発生しない
○:14,000枚以降に発生(実用上許容できるレベル)
△:12,000枚以降に発生
×:12,000枚未満で発生
試験4−定着性
試験1と同様の装置の定着部分の温度を可変できるように改造し、定着試験器とする。この装置で未定着画像を得た後、上ロールの定着温度を100〜200℃の範囲で10℃毎に可変し、未定着画像を定着器に通した。その際、下ロールは上ロールの設定温度に対し10℃低い温度に設定した。画像サンプルのコールドオフセット、ホットオフセット、剥離爪跡を目視で評価し、非オフセット領域を求め、評価した。プロセス速度は129.3mm/sec、用紙はXEROX P紙A4サイズ(重量64g/m)で行った。また、定着器のオイル供給ロールは外して行った。
◎:非オフセット領域が30℃以上ある。
○:非オフセット領域が20℃以上である。
△:非オフセット領域が20℃以下である。
×:非オフセット領域が10℃以下である。
試験5−発色性
ベタ印字画像の発色性を目視にて下記の基準で評価した。
◎:発色が非常に良好である。
○:発色が良好である。
△:ややくすんでいる。
×:くすんでいる。
以上の試験1〜5の結果を下記表1に示す。
Figure 2010049070
上記表1より、以下のことが明らかである。平均粒径が1μm以下のポリ乳酸を結着樹脂に対し10〜78質量%含む実施例1〜3のトナーは、いずれの特性も良好であった。また、ポリ乳酸を80質量%含んでいても、軟化点が100℃と非常に低いポリエステル樹脂をトナー用樹脂として用いた実施例4に係るトナーは、発色性以外の特性において良好であった。また、着色剤を含むポリ乳酸を用いた実施例5に係るトナーは、いずれの特性においても非常に優れていた。
これに対し、平均粒径が1μm以下のポリ乳酸を用いた比較例1に係るトナーは、特に耐久性において劣っていた。また、トナー用樹脂として軟化点130℃のポリエステル樹脂を用い、ポリ乳酸を80質量%含む比較例2に係るトナーは、特に発色性において劣っていた。
なお、本発明の電子写真用トナーの範囲内の平均粒径及び配合量のポリ乳酸を用いたとしても、ポリ乳酸の軟化点よりも高い混練温度で混練して得た比較例3に係るトナーは、特に、耐久性、定着性、及び発色性において劣っていた。
従来の電子写真用トナーの断面図である。 本発明の一実施形態に係る電子写真用トナーの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る電子写真用トナーの断面図である。

Claims (7)

  1. 生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有する電子写真用トナーであって、前記生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子であり、結着樹脂に対し10〜78質量%含まれることを特徴とする電子写真用トナー。
  2. 生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有する電子写真用トナーであって、前記生分解性樹脂は、平均粒径が1μm以下の微粒子であり、前記生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂の軟化点は、120℃以下であることを特徴とする電子写真用トナー。
  3. 前記生分解性樹脂はポリ乳酸系樹脂であり、前記生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂はポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真用トナー。
  4. 前記生分解性樹脂が前記着色剤を含有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真用トナー。
  5. 生分解性樹脂とこの生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂を含む結着樹脂、及び着色剤を含有する原料混合物を混練する工程、及び混練物を粉砕する工程を具備する電子写真用トナーの製造方法であって、前記生分解性樹脂が1μm以下の平均粒径を有する微粒子であり、前記混練工程における混練温度は、前記生分解性樹脂の軟化点よりも低い温度であることを特徴とするトナーの製造方法。
  6. 前記生分解性樹脂はポリ乳酸系樹脂であり、前記生分解性樹脂よりも軟化点の低い樹脂はポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項5に記載の電子写真用トナーの製造方法。
  7. 前記生分解性樹脂が前記着色剤を含有していることを特徴とする請求項5又は6に記載の電子写真用トナーの製造方法。
JP2008213909A 2008-08-22 2008-08-22 電子写真用トナー及びその製造方法 Pending JP2010049070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008213909A JP2010049070A (ja) 2008-08-22 2008-08-22 電子写真用トナー及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008213909A JP2010049070A (ja) 2008-08-22 2008-08-22 電子写真用トナー及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010049070A true JP2010049070A (ja) 2010-03-04

Family

ID=42066192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008213909A Pending JP2010049070A (ja) 2008-08-22 2008-08-22 電子写真用トナー及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010049070A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032628A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Casio Electronics Co Ltd バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー
JP2012247629A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Tomoegawa Paper Co Ltd 静電荷像現像用トナー
US8709691B2 (en) 2011-09-21 2014-04-29 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner for developing electrostatic charge image, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming method, and image forming apparatus
US9127118B2 (en) 2011-03-10 2015-09-08 Ricoh Company, Ltd. Resin for toner, toner using the resin, and development agent using the toner
JP2021043389A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 キヤノン株式会社 液体現像剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208455A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Sharp Corp 電子写真用トナー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208455A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Sharp Corp 電子写真用トナー

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032628A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Casio Electronics Co Ltd バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー
US9127118B2 (en) 2011-03-10 2015-09-08 Ricoh Company, Ltd. Resin for toner, toner using the resin, and development agent using the toner
JP2012247629A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Tomoegawa Paper Co Ltd 静電荷像現像用トナー
US8709691B2 (en) 2011-09-21 2014-04-29 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner for developing electrostatic charge image, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming method, and image forming apparatus
JP2021043389A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 キヤノン株式会社 液体現像剤
JP7346184B2 (ja) 2019-09-13 2023-09-19 キヤノン株式会社 液体現像剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010066491A (ja) 電子写真トナー用樹脂及び電子写真トナー
JP2010049070A (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法
JP2009199052A (ja) 電子写真用トナー及びその製造法
JP2011141490A (ja) トナーの製造方法およびトナー
JP2010133994A (ja) 電子写真トナー用樹脂及び電子写真トナー
JP2010271583A (ja) 電子写真トナー
JP5267630B2 (ja) バイオプラスチックを用いた電子写真用トナーおよびその製造方法
JP2010175841A (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法
JP4743349B2 (ja) 電子写真トナー用結着樹脂組成物及び電子写真トナーの製造方法
JP5263235B2 (ja) 電子写真用トナーの製造方法
JP5257461B2 (ja) 電子写真用トナーの製造方法
JP2010169764A (ja) 電子写真トナー
JP2011002592A (ja) 電子写真トナー及びその製造方法
JP2010175724A (ja) 電子写真用トナー
JP4788802B2 (ja) 電子写真トナー用結着樹脂組成物の製造方法
JP5257463B2 (ja) 電子写真用トナーの製造方法
JP5338764B2 (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法
JP4666072B2 (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法
JP4666073B2 (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法
JP6261401B2 (ja) バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー及びその製造方法
JP4702460B2 (ja) 電子写真用トナーの製造方法
JP2014202937A (ja) バイオプラスチックを用いた電子写真用マゼンタトナーおよびその製造方法
JP2014178343A (ja) バイオプラスチックを用いた電子写真用トナーおよびその製造方法
JP6020516B2 (ja) バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー及びその製造方法
JP2012037585A (ja) バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100816

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100906

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20101116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110412