JP2010048688A - ジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法 - Google Patents

ジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010048688A
JP2010048688A JP2008213630A JP2008213630A JP2010048688A JP 2010048688 A JP2010048688 A JP 2010048688A JP 2008213630 A JP2008213630 A JP 2008213630A JP 2008213630 A JP2008213630 A JP 2008213630A JP 2010048688 A JP2010048688 A JP 2010048688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gyro
gap
gyro element
base portion
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008213630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5428241B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Katayama
光普 堅山
Takayuki Kikuchi
菊池  尊行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyazaki Epson Corp
Original Assignee
Miyazaki Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyazaki Epson Corp filed Critical Miyazaki Epson Corp
Priority to JP2008213630A priority Critical patent/JP5428241B2/ja
Publication of JP2010048688A publication Critical patent/JP2010048688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5428241B2 publication Critical patent/JP5428241B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

【課題】大気中で行われるジャイロ素子の駆動用振動腕部のバランスチューニングにおける、空気抵抗の影響を低減する構成のジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法の提供。
【解決手段】基部11と、基部11から延設されている駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bと、基部11から延設されている検出用振動腕部12a,12bとを有し、平板状に形成されたジャイロ素子10と、ジャイロ素子10を搭載するベース部21を有し、ジャイロ素子10を収納する内部が真空封止されているパッケージ20とを備え、パッケージ20のベース部21とジャイロ素子10との間に、第1の空隙L1と第2の空隙L2とを有し、第1の空隙L1は、第2の空隙L2より大きく、第1の空隙L1が、ベース部21とジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bとの間に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジャイロ素子をパッケージ内に搭載するジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法に関する。
角速度を検出する角速度センサ(以下、ジャイロセンサという)として、振動体(以下、ジャイロ素子という)と、該ジャイロ素子を一定の方向に振動させる駆動手段とコリオリ力に基づくジャイロ素子の振動を検出する検出手段とを備えているジャイロセンサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このジャイロセンサでは、ジャイロ素子の可動部(以下、振動腕部という)とジャイロ素子が搭載されている配線基板(以下、ベース部という)との間にジャイロ素子の厚みより大きな高さを有する空隙が形成されている。
特開2000−97709号公報
上記のジャイロセンサと同様に、ジャイロ素子をパッケージのベース部に搭載するジャイロ振動子においては、搭載される電子機器などの小型化に伴い、小型化、薄型化(低背化)が推進されている。なお、上記のジャイロ振動子は、ジャイロ素子の安定した振動を得るために、パッケージ内部が空気抵抗の影響がない真空状態で封止されている。
ジャイロ振動子は、各振動腕部を振動させて、各振動腕部の質量のバランスを調整するバランスチューニングを行う。そして、バランスチューニング工程を大気中で行う際、ベース部との空隙量が多い振動腕部は、空気抵抗が小さいことから振動しやすく、ベース部との空隙量が少ない振動腕部は、空気抵抗が大きいことから振動しにくい。
ジャイロ振動子を小型化、薄型化すると、ベース部と振動腕部との空隙は小さくなり、振動腕部の振動のしやすさへの空気抵抗の影響が大きい。
また、製造ばらつきによって、ジャイロ素子はベース部に傾いて搭載されるため、相対的にベース部との空隙が大きい振動腕部と、ベース部との空隙が小さい振動腕部とがある。
これらのことから、ジャイロ振動子は、空気抵抗の影響がある大気中で各振動腕部の振動状態に基づきバランスチューニングした各振動腕部のバランスが、パッケージ内部を空気抵抗の影響がない真空状態で封止することで、各振動腕部の振動状態が変化して、アンバランス状態になるという問題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかるジャイロ振動子は、基部と、前記基部から延設されている駆動用振動腕部と、前記基部から延設されている検出用振動腕部とを有し、平板状に形成されたジャイロ素子と、前記ジャイロ素子を搭載するベース部を有し、前記ジャイロ素子を収納する内部が真空封止されているパッケージとを備え、前記パッケージの前記ベース部と前記ジャイロ素子との間に、第1の空隙と第2の空隙とを有し、前記第1の空隙は、前記第2の空隙より大きく、前記第1の空隙が、前記ベース部と前記駆動用振動腕部との間に設けられていることを特徴とする。
これによれば、ジャイロ振動子は、パッケージのベース部とジャイロ素子との間に、第1の空隙と第2の空隙とを有し、第1の空隙は、第2の空隙より大きく、第1の空隙が、ベース部とジャイロ素子の駆動用振動腕部との間に設けられている。
これにより、ジャイロ振動子は、各駆動用振動腕部に対する空気抵抗が低減され、ジャイロ素子の傾きなどに起因する各駆動用振動腕部に対する空気抵抗の差が少なくなる。
したがって、ジャイロ振動子は、空気抵抗の影響がある大気中でバランスチューニングした各駆動用振動腕部のバランスが、パッケージ内部を空気抵抗の影響がない真空状態で封止することで、アンバランス状態になるという不具合を低減できる。
また、ジャイロ振動子は、第1の空隙を、ベース部とジャイロ素子の駆動用振動腕部との間のみに設けて、周囲を第2の空隙とすることで、ベース部の強度を従来と同程度に維持することができる。
[適用例2]上記適用例にかかるジャイロ振動子は、前記第2の空隙が前記ベース部と前記検出用振動腕部との間に設けられていることが好ましい。
これによれば、ジャイロ振動子は、第2の空隙がベース部と検出用振動腕部との間に設けられていることから、例えば、各駆動用振動腕部のバランスチューニングの際に、各駆動用振動腕部の振動に伴う検出用振動腕部の振動を、空気抵抗によりQ値が下がることで早く安定化させることができる。このことから、ジャイロ振動子は、各駆動用振動腕部のバランスチューニングの際の、検出用振動腕部における検出時間を短縮できる。
[適用例3]上記適用例にかかるジャイロ振動子は、前記駆動用振動腕部及び前記検出用振動腕部の振動方向が、前記ジャイロ素子の主面に沿った方向であることが好ましい。
これによれば、ジャイロ振動子は、駆動用振動腕部及び検出用振動腕部の振動方向が、ジャイロ素子の主面に沿った方向であることから、ジャイロ素子の主面と交差する方向であるパッケージの厚み方向に、各振動腕部の振動に伴う逃げ部を設ける必要がない。
このことから、ジャイロ振動子は、振動方向が上記と異なるジャイロ振動子と比較して、薄型化を図ることができる。
[適用例4]上記適用例にかかるジャイロ振動子は、前記パッケージの前記ベース部が、積層された第1層及び第2層を有し、前記第1層は、前記ジャイロ素子の搭載面を有し、前記ジャイロ素子と前記搭載面との間に前記第2の空隙が設けられているとともに、前記ジャイロ素子の前記駆動用振動腕部と対向する領域に開口部を備え、前記第2層は、前記開口部の前記第2層側を塞ぐ閉塞面を有し、前記ジャイロ素子と前記閉塞面との間に前記第1の空隙が設けられていることが好ましい。
これによれば、ジャイロ振動子は、ベース部が第1層及び第2層を有し、第1層がジャイロ素子の搭載面を有し、ジャイロ素子と搭載面との間に第2の空隙が設けられているとともに、ジャイロ素子の駆動用振動腕部と対向する領域に開口部を備えている。そして、ジャイロ振動子は、第2層が開口部の第2層側を塞ぐ閉塞面を有し、ジャイロ素子と閉塞面との間に第1の空隙が設けられている。
このことから、ジャイロ振動子は、パッケージのベース部を、開口部を有する第1層と、開口部の第2層側を塞ぐ閉塞面を有する第2層とを積層して形成することで、容易に第1の空隙及び第2の空隙を設けることができる。
[適用例5]上記適用例にかかるジャイロ振動子は、前記ベース部が前記第1層及び前記第2層を貫通する封止用の段付き貫通孔を有し、平面視において、前記段付き貫通孔を構成する前記第2層に形成された第2貫通孔が、前記第1層に形成された第1貫通孔より大きいことが好ましい。
これによれば、ジャイロ振動子は、ベース部に封止用の段付き貫通孔を有し、第2層に形成された第2貫通孔が第1層に形成された第1貫通孔より大きい。このことから、ジャイロ振動子は、例えば、封止部材を第1貫通孔より大きく、且つ第2貫通孔より小さく形成しておけば、封止部材が第2貫通孔内に留まり、第1貫通孔からパッケージの内部に落下することを回避しつつ、段付き貫通孔を封止することができる。
[適用例6]上記適用例にかかるジャイロ振動子は、前記段付き貫通孔が平面視において、前記ジャイロ素子の前記基部と重なる前記ベース部の領域に形成されていることが好ましい。
これによれば、ジャイロ振動子は、段付き貫通孔が平面視において、ジャイロ素子の基部と重なるベース部の領域に形成されていることから、各振動腕部と重なることがない。
このことから、ジャイロ振動子は、各振動腕部の一部が段付き貫通孔と重なることによる、大気中における空気抵抗の変化を回避でき、バランスチューニングへの影響を回避できる。
上記適用例にかかるジャイロ振動子は、前記パッケージが金属製のリッドを備えていることが好ましい。
これによれば、ジャイロ振動子は、パッケージが金属製のリッドを備えていることから、パッケージの強度を他の材質のリッドより向上させることができる。このことから、ジャイロ振動子は、更なる薄型化を図ることができる。
[適用例7]本適用例にかかるジャイロ振動子の製造方法は、基部と、前記基部から延設されている駆動用振動腕部と、前記基部から延設されている検出用振動腕部とを有し、平板状に形成されたジャイロ素子を用意し、前記ジャイロ素子を搭載するベース部を有し、前記ベース部と前記ジャイロ素子との間に、第1の空隙と、前記第1の空隙よりも小さい第2の空隙とを有するパッケージの、前記ベース部と前記駆動用振動腕部との間が前記第1の空隙になる位置に、前記ジャイロ素子を前記ベース部に搭載する搭載工程と、大気中で前記駆動用振動腕部の質量を変化させて、前記駆動用振動腕部のバランスを調整するバランスチューニング工程と、前記パッケージを真空封止する封止工程と、を有することを特徴とする。
これによれば、ジャイロ振動子の製造方法は、上記適用例に記載した効果を有するジャイロ振動子を得ることができる。
[適用例8]上記適用例にかかるジャイロ振動子の製造方法は、前記ベース部が貫通孔を有し、前記封止工程で前記ベース部の貫通孔に封止部材を充填し、前記パッケージを真空封止することが好ましい。
これによれば、ジャイロ振動子の製造方法は、封止工程でベース部の貫通孔に封止部材を充填してパッケージを真空封止することから、汎用的な方法で、パッケージを容易に真空封止することができる。
以下、ジャイロ振動子の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態のジャイロ振動子の概略構成を示す模式図である。図1(a)は、平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線での断面図であり、図1(c)は、図1(a)のB−B線での断面図である。なお、平面図では、理解を容易にするためにリッド(蓋)を省略してある。
図1に示すように、ジャイロ振動子1は、ジャイロ素子10、ジャイロ素子10を収納するパッケージ20、ジャイロ素子10をパッケージ20に固定する固定部材30などから構成されている。
ジャイロ素子10は、水晶などの圧電材料が用いられ、略矩形の基部11と、基部11から延設されている複数の振動腕部などを有している。
ジャイロ素子10は、基部11の一方の両端部から延設されている一対の検出用振動腕部12a,12bと、検出用振動腕部12a,12bの延設方向と略直交する方向に、基部11の他方の両端部から一対の連結腕部13a,13bが延設され、検出用振動腕部12a,12bの延設方向に沿って、連結腕部13a,13bの先端部13c,13dのそれぞれから延設されている二対の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bとを有している。
なお、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bは、連結腕部13a,13bを介することで基部11から延設されている。
ジャイロ素子10は、更に、検出用振動腕部12a,12b及び駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの先端部近傍に、各振動腕部の延設方向と略直交する方向に延設された一対の固定部16a,16bと、基部11の他方の両端部から検出用振動腕部12a,12bと駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bとの間に略クランク状に屈曲して延設され、固定部16aに接続された支持梁部17a,17bと、固定部16bに接続された支持梁部18a,18bとを有する。
なお、ジャイロ素子10は、所定の厚みに研磨された略矩形で平板状の水晶基板などから、エッチングなどにより不要部分を除去することで外形形状が形成されている。
ジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの先端部に形成された幅広な重量部としてのハンマーヘッド部14c,14d,15c,15dには、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのバランスチューニングに用いる質量調整膜14e,14f,15e,15fが設けられている。なお、質量調整膜14e,14f,15e,15fは、金などの金属薄膜からなる。
なお、ジャイロ素子10は、検出用振動腕部12a,12bの先端部にもハンマーヘッド部12c,12dが形成されている。
ジャイロ素子10の固定部16a,16bには、電極パッド16cが設けられ、各振動腕部に形成された図示しない電極と接続されている。
このような形状のジャイロ素子10は、WT型のジャイロ素子と呼ばれ、角速度の検出感度が高くジャイロ振動子1の小型化に寄与することができる。
パッケージ20は、ジャイロ素子10を搭載するベース部21、枠部22、シームリング23、リッド24などから構成されている。
ベース部21は、平板状のセラミックグリーンシートなどからなる第1層21a及び第2層21bを、パッケージ20の内側が第1層21a、外側が第2層21bとなるように積層して焼成することにより形成されている。
第1層21aは、ジャイロ素子10の搭載面21cを有し、図1(c)に示すように、ジャイロ素子10の検出用振動腕部12a,12bとの間に第2の空隙L2が設けられている。なお、第2の空隙L2は、検出用振動腕部12a,12bの少なくともハンマーヘッド部12c,12dに対向した領域に設けられているのが好ましい。
そして、第1層21aは、ジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bと対向するそれぞれの領域に開口部21dを備えている。なお、開口部21dの平面形状は、略矩形に形成され、振動中の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのハンマーヘッド部14c,14d,15c,15dが、収まる程度のサイズが好ましい。
第1層21aの搭載面21cには、内部端子21iが形成され、導電性接着剤やバンプなどからなる固定部材30を介してジャイロ素子10の固定部16a,16bの電極パッド16cと接続されている。
これにより、ジャイロ素子10は、固定部16a,16bが固定部材30を介してベース部21に固定されている。
第2層21bは、第1層21aの開口部21dの第2層21b側を塞ぐ閉塞面21eを有し、図1(b)に示すように、ジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bと閉塞面21eとの間に第1の空隙L1が設けられている。
なお、相対的に大きい第1の空隙L1は、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの少なくともハンマーヘッド部14c,14d,15c,15dに対向した閉塞面21eの領域に設けられているのが好ましい。なぜなら、ハンマーヘッド部14c,14d,15c,15dが最も変位が大きく、空気抵抗の影響を受けやすいからである。また、ハンマーヘッド部14c,14d,15c,15dを除いた駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bとベース部21との間を、第1の空隙L1よりも小さい第2の空隙L2とすれば、ベース部21の強度を高くすることが可能になる。なお、第1の空隙L1は、第2の空隙L2より第1層21aの略厚み分大きい。
第2層21bの底面には、外部端子21jが形成され、図示しない内部配線などにより内部端子21iと接続されている。これにより、ジャイロ振動子1は、外部との間で駆動信号、検出信号などの入出力が、外部端子21jを介して行える。
ベース部21は、第1層21a及び第2層21bを貫通する封止用の段付き貫通孔21fを有している。この段付き貫通孔21fは、第1層21aに形成された第1貫通孔21g及び第2層21bに形成された第2貫通孔21hから構成されている。
第1貫通孔21g及び第2貫通孔21hは、平面視において、第2貫通孔21hの輪郭の内側に第1貫通孔21gの輪郭が収まるように、重なって形成されている。これにより、第2貫通孔21hは、第1貫通孔21gより大きく形成されている。
なお、段付き貫通孔21fは、平面視においてジャイロ素子10の基部11と重なる位置に形成されている。また、段付き貫通孔21fは、封止部材40の濡れ性や密着性をよくするために、メタライズ処理がされている。
ベース部21上には、略矩形の枠状に形成された枠部22がジャイロ素子10を囲むように配置されている。枠部22は、ベース部21と同様にセラミックグリーンシートなどからなり、ベース部21に積層して一括して焼成することにより接合されている。
シームリング23は、コバールなどの金属からなり、ロー付けなどにより枠部22に接合されている。
リッド24は、コバールなどの金属からなり、ジャイロ素子10を覆うように配置され、シーム溶接などによりシームリング23に接合されている。
ジャイロ振動子1は、リッド24を接合後、パッケージ20を反転してパッケージ20内部を真空にした状態で、段付き貫通孔21f内に金−ゲルマニウム合金などからなる封止部材40を投入し、過熱溶融することにより段付き貫通孔21fが封止される。これにより、ジャイロ振動子1は、パッケージ20内部が真空封止される。
なお、パッケージ20の枠部22は、シームリング23の厚みがジャイロ素子10の厚みより厚く形成されるなどして、ジャイロ素子10とリッド24との間に十分な空隙が確保されれば、なくてもよい。
ここで、ジャイロ素子10の動作及びバランスチューニングについて、図面を参照して説明する。
このジャイロ素子10は、常時の振動モードである駆動モードの振動と、角速度が加わったときの振動モードである検出モードの振動とを励起できるように構成されている。
図2は、ジャイロ素子の振動モードについて説明する模式図であり、図2(a)は駆動モードの説明図、図2(b)は検出モードの説明図である。なお、図2では、理解を容易にするために、固定部及び支持梁部を省略してある。
図2(a)に示すように、ジャイロ素子10の駆動モードでは、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bが連結腕部13a,13bの先端部13c,13dを中心に矢印C方向に屈曲振動する。
この状態でジャイロ素子10にZ軸回りの回転角速度ωが加わると、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bにコリオリの力が働き、図2(b)に示すように、連結腕部13a,13bが基部11の付け根を中心として矢印D方向に屈曲振動する。そして、検出用振動腕部12a,12bが、それぞれ、その反作用によって基部11の付け根を中心として、矢印E方向に屈曲振動する。
この屈曲振動によって検出用振動腕部12a,12bに発生した電気信号(検出信号)を用いて、Z軸回りの回転角速度ωを算出する。なお、これらの屈曲振動の方向は、ジャイロ素子10の主面11aに沿った方向となる。
ここで、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの質量のバランスがよいと、駆動振動は、基部11でキャンセルされ、検出用振動腕部12a,12bへの漏れが小さい。駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの質量がアンバランスになると、駆動用振動腕部の検出用振動腕部12a,12bへの漏れが大きくなる。この駆動振動の漏れは、検出用振動腕部12a,12bにXY平面内の振動を与える。また、この駆動振動の漏れが、検出用振動腕部12a,12bにZ軸方向の変位を与える場合もある。そして、駆動振動の検出用振動腕部12a,12bへの漏れは、検出信号のノイズとして表れる。つまり、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの質量のアンバランスは、検出用振動腕部12a,12bの検出信号のアンバランスとして現れる。
したがって、検出用振動腕部12a,12bのそれぞれの検出信号の差を計測し、差が所定の範囲に収まるように、各駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの質量調整膜14e,14f,15e,15fをレーザ光などを照射してトリミングすることにより、各駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのバランスチューニングを行う。
ここで、ジャイロ振動子1の製造方法について図面を参照して説明する。
図3は、ジャイロ振動子の製造方法について説明する模式図である。
まず、上述した構成のジャイロ素子10を、所定の厚みに研磨された略矩形で平板状の水晶基板などから、フォトリソグラフィ技術、エッチング技術などを用いて形成する。
[搭載工程]
ついで、図3(a)に示すように、リッド24接合前の、上述した構成のパッケージ20のベース部21に、ジャイロ素子10を搭載する。
このとき、予めベース部21の搭載面21cに形成された内部端子21iに、導電性接着剤やバンプなどからなる固定部材30を塗布しておく。そして、内部端子21iの位置と、ジャイロ素子10の固定部16a,16bに形成された電極パッド16cの位置とを合わせる。
併せて、ジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのハンマーヘッド部14c,14d,15c,15dの位置と、パッケージ20のベース部21の開口部21dの位置とを合わせる。
ついで、ジャイロ素子10の固定部16a,16bを固定部材30を介して内部端子21iに固定する。これにより、ジャイロ素子10は、内部端子21iと電気的に接続される。
[バランスチューニング工程]
ついで、図3(b)に示すバランスチューニングを行う。バランスチューニング工程は、角速度を無視できるように、パッケージ20を静止させて、大気中で、ジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bを、駆動信号を印加することにより屈曲振動させ、検出用振動腕部12a,12bのそれぞれに発生する検出信号の差を計測する。
ここで、検出用振動腕部12a,12bのそれぞれに発生する検出信号の差は、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのアンバランスが大きいと、大きくなる傾向がある。
ついで、この差が所定の範囲に収まるように、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの質量調整膜14e,14f,15e,15fを、レーザ光50などを照射してトリミングし、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの質量を変化させることにより、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのバランスチューニングを行う。
このとき、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bと、ベース部21の閉塞面21eとの間には、第2の空隙L2(図3(c)参照)より大きい第1の空隙L1が設けられている。
これにより、ジャイロ素子10は、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bに対する空気抵抗が低減され、ジャイロ素子10の傾きなどに起因する各駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bに対する空気抵抗の差が顕著に表れにくくなる。
したがって、ジャイロ素子10は、大気中で行われる駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのバランスチューニングの際に、空気抵抗の影響が低減される。
[封止工程]
ついで、図3(c)に示すように、シーム溶接などによりリッド24をシームリング23に接合する。
ついで、図3(d)に示すように、パッケージ20を反転させて、パッケージ20内部を真空にした状態で、段付き貫通孔21f内にボール状の封止部材40を投入し、過熱溶融することにより封止部材40を段付き貫通孔21f内に充填し、段付き貫通孔21fを封止する。これにより、パッケージ20内部を真空封止する。
このとき、ボール状の封止部材40の外径は、第1貫通孔21gの径より大きく、且つ第2貫通孔21hの径より小さい。このことから、ボール状の封止部材40は、第2貫通孔21h内に留まり、第1貫通孔21gからパッケージ20の内部に落下することを回避できる。また、段付き貫通孔21fにはメタライズ処理がされており、封止部材40との濡れ性や密着性がよい。
ジャイロ振動子1の製造方法は、以上の工程を経て、図1に示すようなジャイロ振動子1を得ることができる。
なお、封止工程では、リッド24のシームリング23への接合を真空中で行うことで、段付き貫通孔21fをなくし、封止部材40を用いることなく、リッド24の接合によってパッケージ20内部を真空封止してもよい。
上述したように、ジャイロ振動子1は、パッケージ20のベース部21とジャイロ素子10との間に、第1の空隙L1と第2の空隙L2とを有し、第1の空隙L1は、第2の空隙L2より大きく、第1の空隙L1が、ベース部21とジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bとの間に設けられている。
これにより、ジャイロ振動子1は、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bに対する空気抵抗が低減され、ジャイロ素子10の傾きなどに起因する各駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bに対する空気抵抗の差が小さくなる。
したがって、ジャイロ振動子1は、各駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bの空気抵抗の差が小さい状態でバランスチューニングが行われるから、空気抵抗を無視できる真空中におけるジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのアンバランスを低減できる。
また、ジャイロ振動子1は、第1の空隙L1が、ベース部21とジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bとの間のみに設けられ、その周囲に第2の空隙L2が設けられていることから、ベース部21の強度を従来と同程度に維持することができる。
また、ジャイロ振動子1は、第2の空隙L2がベース部21と検出用振動腕部12a,12bとの間に設けられていることから、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのバランスチューニングの際に、検出用振動腕部12a,12bの振動を、空気抵抗によりQ値が下がることで早く安定化させることができる。
このことから、ジャイロ振動子1は、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのバランスチューニングの際の、検出用振動腕部12a,12bにおける検出時間を短縮できる。
また、ジャイロ振動子1は、駆動用振動腕部14a,14b,15a,15b及び検出用振動腕部12a,12bの振動方向が、ジャイロ素子10の主面11aに沿った方向であることから、ジャイロ素子10の主面11aと交差する方向であるパッケージ20の厚み方向に、各振動腕部の振動に伴う逃げ部を設ける必要がない。
このことから、ジャイロ振動子1は、ジャイロ素子10の振動方向が上記と異なる他のジャイロ振動子と比較して、薄型化を図ることができる。
また、ジャイロ振動子1は、ベース部21が第1層21a及び第2層21bを有し、第1層21aがジャイロ素子10の搭載面21cを有し、ジャイロ素子10と搭載面21cとの間に第2の空隙L2が設けられている。
そして、ジャイロ振動子1は、第1層21aがジャイロ素子10の駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bと対向する領域に開口部21dを備えている。そして、ジャイロ振動子1は、第2層21bが開口部21dの第2層21b側を塞ぐ閉塞面21eを有し、ジャイロ素子10と閉塞面21eとの間に第1の空隙L1が設けられている。
このことから、ジャイロ振動子1は、ジャイロ素子10を搭載するベース部21を、開口部21dを有する第1層21aと、開口部21dの第2層21b側を塞ぐ閉塞面21eを有する第2層21bとを積層して形成することで、容易に第1の空隙L1及び第2の空隙L2を設けることができる。
また、ジャイロ振動子1は、ベース部21に封止用の段付き貫通孔21fを有し、第2層21bに形成された第2貫通孔21hが第1層21aに形成された第1貫通孔21gより大きい。このことから、ジャイロ振動子1は、ボール状の封止部材40を第1貫通孔21gより大きく、且つ第2貫通孔21hより小さく形成しておくことで、封止部材40が第2貫通孔21h内に留まり、第1貫通孔21gからパッケージ20の内部に落下することを回避しつつ、段付き貫通孔21fを封止することができる。
また、ジャイロ振動子1は、ベース部21に形成された封止用の段付き貫通孔21fに、真空状態で封止部材40を充填してパッケージ20を封止していることから、汎用的な方法で、パッケージ20内部を容易に真空封止することができる。
また、ジャイロ振動子1は、段付き貫通孔21fが、平面視においてジャイロ素子10の基部11と重なる位置に形成されている。これにより、ジャイロ振動子1は、各振動腕部の一部が段付き貫通孔21fと重なることによる、大気中における空気抵抗の変化を回避でき、バランスチューニングへの影響を回避できる。
また、ジャイロ振動子1は、パッケージ20が金属製のリッド24を備えていることから、パッケージ20の強度を他の材質のリッド24より向上させることができる。このことから、ジャイロ振動子1は、更なる薄型化を図ることができる。
なお、ジャイロ振動子1は、ベース部21が上記実施形態のような2層構成ではなく一体で形成されていてもよい。
また、ジャイロ振動子1は、第1の空隙L1がジャイロ素子10の検出用振動腕部12a,12bとベース部21との間に設けられていてもよい。
これによれば、ジャイロ振動子1は、大気中における駆動用振動腕部14a,14b,15a,15bのバランスチューニングの際に、検出用振動腕部12a,12bの振動に対する空気抵抗の影響を低減できる。
なお、本発明は、複数の駆動用振動腕部と、1つ以上の検出用振動腕部とを備えるジャイロ振動子に適用できる。例えば、上述したジャイロ素子10以外に、図4のジャイロ素子の概略構成を示す模式図に示すような構成のジャイロ素子110にも適用できる。
図4に示すように、ジャイロ素子110は、基部111の一方の端部から2本の駆動用振動腕部114,115及び1本の検出用振動腕部112が、互いに略平行に延設されている。また、基部111の他方の端部からは、固定部116が延設されている。
このジャイロ素子110を用いた図示しないジャイロ振動子は、上記実施形態と同様に、ジャイロ素子110を搭載するパッケージのベース部の駆動用振動腕部114,115に対向する領域に第1の空隙を設け、検出用振動腕部112に対向する領域に第2の空隙を設けることで、上記実施形態の効果の少なくとも一部を得ることができる。
本実施形態のジャイロ振動子の概略構成を示す模式図。 ジャイロ素子の振動モードについて説明する模式図。 ジャイロ振動子の製造方法について説明する模式図。 他のジャイロ素子の概略構成を示す模式図。
符号の説明
1…ジャイロ振動子、10…ジャイロ素子、11…基部、11a…主面、12a,12b…検出用振動腕部、13a,13b…連結腕部、14a,14b,15a,15b…駆動用振動腕部、16a,16b…固定部、16c…電極パッド、17a,17b,18a,18b…支持梁部、20…パッケージ、21…ベース部、21a…第1層、21b…第2層、21c…搭載面、21d…開口部、21e…閉塞面、21f…段付き貫通孔、21g…第1貫通孔、21h…第2貫通孔、21i…内部端子、21j…外部端子、22…枠部、23…シームリング、24…リッド、30…固定部材、40…封止部材、L1…第1の空隙、L2…第2の空隙。

Claims (8)

  1. 基部と、前記基部から延設されている駆動用振動腕部と、前記基部から延設されている検出用振動腕部とを有し、平板状に形成されたジャイロ素子と、
    前記ジャイロ素子を搭載するベース部を有し、前記ジャイロ素子を収納する内部が真空封止されているパッケージとを備え、
    前記パッケージの前記ベース部と前記ジャイロ素子との間に、第1の空隙と第2の空隙とを有し、
    前記第1の空隙は、前記第2の空隙より大きく、前記第1の空隙が、前記ベース部と前記駆動用振動腕部との間に設けられていることを特徴とするジャイロ振動子。
  2. 請求項1に記載のジャイロ振動子において、前記第2の空隙が前記ベース部と前記検出用振動腕部との間に設けられていることを特徴とするジャイロ振動子。
  3. 請求項1または請求項2に記載のジャイロ振動子において、前記駆動用振動腕部及び前記検出用振動腕部の振動方向が、前記ジャイロ素子の主面に沿った方向であることを特徴とするジャイロ振動子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のジャイロ振動子において、前記パッケージの前記ベース部が、積層された第1層及び第2層を有し、
    前記第1層は、前記ジャイロ素子の搭載面を有し、前記ジャイロ素子と前記搭載面との間に前記第2の空隙が設けられているとともに、前記ジャイロ素子の前記駆動用振動腕部と対向する領域に開口部を備え、
    前記第2層は、前記開口部の前記第2層側を塞ぐ閉塞面を有し、前記ジャイロ素子と前記閉塞面との間に前記第1の空隙が設けられていることを特徴とするジャイロ振動子。
  5. 請求項4に記載のジャイロ振動子において、前記ベース部が前記第1層及び前記第2層を貫通する封止用の段付き貫通孔を有し、平面視において、前記段付き貫通孔を構成する前記第2層に形成された第2貫通孔が、前記第1層に形成された第1貫通孔より大きいことを特徴とするジャイロ振動子。
  6. 請求項5に記載のジャイロ振動子において、前記段付き貫通孔が平面視において、前記ジャイロ素子の前記基部と重なる前記ベース部の領域に形成されていることを特徴とするジャイロ振動子。
  7. 基部と、前記基部から延設されている駆動用振動腕部と、前記基部から延設されている検出用振動腕部とを有し、平板状に形成されたジャイロ素子を用意し、
    前記ジャイロ素子を搭載するベース部を有し、前記ベース部と前記ジャイロ素子との間に、第1の空隙と、前記第1の空隙よりも小さい第2の空隙とを有するパッケージの、前記ベース部と前記駆動用振動腕部との間が前記第1の空隙になる位置に、前記ジャイロ素子を前記ベース部に搭載する搭載工程と、
    大気中で前記駆動用振動腕部の質量を変化させて、前記駆動用振動腕部のバランスを調整するバランスチューニング工程と、
    前記パッケージを真空封止する封止工程と、を有することを特徴とするジャイロ振動子の製造方法。
  8. 請求項7に記載のジャイロ振動子の製造方法において、前記ベース部が貫通孔を有し、前記封止工程で前記ベース部の貫通孔に封止部材を充填し、前記パッケージを真空封止することを特徴とするジャイロ振動子の製造方法。
JP2008213630A 2008-08-22 2008-08-22 ジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法 Active JP5428241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008213630A JP5428241B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 ジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008213630A JP5428241B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 ジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010048688A true JP2010048688A (ja) 2010-03-04
JP5428241B2 JP5428241B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=42065889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008213630A Active JP5428241B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 ジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5428241B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013080238A1 (ja) * 2011-11-28 2013-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 複合センサおよびその製造方法
JPWO2013080238A1 (ja) * 2011-11-28 2015-04-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 複合センサおよびその製造方法
US9159905B2 (en) 2012-06-08 2015-10-13 Seiko Epson Corporation Electronic device, electronic apparatus, mobile unit, and method of manufacturing electronic device
JP2020197400A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 セイコーエプソン株式会社 慣性センサーユニットの取り付け方法、および慣性センサーユニット
CN114993279A (zh) * 2022-08-03 2022-09-02 北京晨晶电子有限公司 石英微机械陀螺仪

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10153430A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Toyota Motor Corp 角速度検出装置およびその製造方法
JP2001208544A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Alps Electric Co Ltd ジャイロスコープおよびこれを用いた入力装置
JP2004226181A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Toyo Commun Equip Co Ltd 振動ジャイロ
WO2005047820A1 (ja) * 2003-11-12 2005-05-26 Ngk Insulators, Ltd. 振動子の支持部材
JP2005140660A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Ngk Insulators Ltd 振動子の支持構造および振動子の支持構造の製造方法
JP2005241380A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Seiko Epson Corp 圧電デバイスならびに圧電デバイスを利用した携帯電話装置および圧電デバイスを利用した電子機器
JP2005241606A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 角速度センサ素子
JP2008008638A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Epson Toyocom Corp 圧電デバイス
JP2008082841A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Epson Toyocom Corp 角速度センサ素子および角速度センサ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10153430A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Toyota Motor Corp 角速度検出装置およびその製造方法
JP2001208544A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Alps Electric Co Ltd ジャイロスコープおよびこれを用いた入力装置
JP2004226181A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Toyo Commun Equip Co Ltd 振動ジャイロ
JP2005140660A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Ngk Insulators Ltd 振動子の支持構造および振動子の支持構造の製造方法
WO2005047820A1 (ja) * 2003-11-12 2005-05-26 Ngk Insulators, Ltd. 振動子の支持部材
JP2005241380A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Seiko Epson Corp 圧電デバイスならびに圧電デバイスを利用した携帯電話装置および圧電デバイスを利用した電子機器
JP2005241606A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 角速度センサ素子
JP2008008638A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Epson Toyocom Corp 圧電デバイス
JP2008082841A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Epson Toyocom Corp 角速度センサ素子および角速度センサ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013080238A1 (ja) * 2011-11-28 2013-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 複合センサおよびその製造方法
JPWO2013080238A1 (ja) * 2011-11-28 2015-04-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 複合センサおよびその製造方法
US9159905B2 (en) 2012-06-08 2015-10-13 Seiko Epson Corporation Electronic device, electronic apparatus, mobile unit, and method of manufacturing electronic device
JP2020197400A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 セイコーエプソン株式会社 慣性センサーユニットの取り付け方法、および慣性センサーユニット
CN114993279A (zh) * 2022-08-03 2022-09-02 北京晨晶电子有限公司 石英微机械陀螺仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP5428241B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5652155B2 (ja) 振動片、センサーユニット、電子機器、振動片の製造方法、および、センサーユニットの製造方法
JP5678741B2 (ja) 加速度検出器、加速度検出デバイス及び電子機器
JP3435665B2 (ja) 複合センサ素子およびその製造方法
JP6078968B2 (ja) 振動片の製造方法
KR19980018331A (ko) 각속도 검출 장치
JP2009010717A (ja) 圧電振動子及びその製造方法
US7759848B2 (en) Tuning fork type piezoelectric resonator having a node of common mode vibration in constructed part of base
JP5428241B2 (ja) ジャイロ振動子及びジャイロ振動子の製造方法
JP3985796B2 (ja) 力学量センサ装置
JP5970690B2 (ja) センサー素子、センサーユニット、電子機器及びセンサーユニットの製造方法
JP4206975B2 (ja) 振動子、電子機器および振動子の周波数調整方法
JP5987426B2 (ja) 振動片、振動片の製造方法、センサーユニット、電子機器
JP2005143042A (ja) 圧電デバイス
JP6318556B2 (ja) パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法
US20110138911A1 (en) Vibrating reed, vibrator, physical quantity sensor, and electronic apparatus
JP2008151633A (ja) 角速度センサの製造方法
JP6210345B2 (ja) ジャイロセンサー素子、ジャイロセンサーユニット、電子機器及びジャイロセンサーユニットの製造方法
JP5867631B2 (ja) 加速度検出器、加速度検出デバイス及び電子機器
JP6493589B2 (ja) パッケージ、電子機器、移動体、およびパッケージの製造方法
JP2010223763A (ja) 物理量検出デバイス
JP6361707B2 (ja) 振動片、センサーユニット、電子機器、および、振動片の製造方法
JP2011182306A (ja) 圧電デバイスおよびその製造方法
JP5112198B2 (ja) 音叉型振動ジャイロ
JP2009085808A (ja) 加速度センサ及び加速度測定装置
JP2005308683A (ja) 圧電振動子

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110729

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110729

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5428241

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350