JP2010047029A - 鉄道車両の側構体 - Google Patents

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Abstract

【課題】出入り口や窓となる開口の隅部を母材とすることで、疲労強度を向上させる。
【解決手段】外側及び内側の面板部13a,13bがその間に位置するウエブ部13cによってつながれているダブルスキン構造の押し出し形材13を接合して形成され、出入り口となる開口S3が形成される。開口S3の下側隅部Rは、押し出し形材13を切削して湾曲形状とされた外側の面板部13aaで構成される。下側隅部Rとなる面板部13aaの肉厚は、他の部分の面板部13aの肉厚より厚く形成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、鉄道車両の側構体、特に前記側構体の、出入り口、窓などとなる開口周りの構造に関するものである。
従来より、外側及び内側の面板部がその間に位置するウエブ部によってつながれているダブルスキン構造の押し出し形材を接合して形成される鉄道車両の側構体は知られている(例えば、特許文献1参照)。
このように鉄道車両の側構体は、出入り口や窓などの開口を備える構造となっており、そのような開口の隅部には、応力が集中する。
そこで、このような応力集中を緩和するために、前記開口の隅部を、湾曲形状とすることが一般に行われている。このような湾曲形状とするために、従来は、例えば図13(a)に示すように、開口101の周囲の母材102(通常はアルミ押し出し形材が使用される)よりも板厚が厚い補強材103を溶接により取り付けている。ここで、104は入口柱である。
特許2002−178913号公報(段落0019,0020及び図3)
しかし、このような補強材を溶接により取り付ける構造とすると、大きな応力が生ずる部分、とくに補強材103の湾曲形状端部であって母材102や入口柱104と接する部分P1,P2が溶接部となるので、前記補強材の板厚を厚くしても、それほど強度が向上せず、補強効率が悪い。特に、疲労強度については、母材部と溶接部とでは強度が大きく異なるので、顕著に影響が現れる。また、厚さの厚い補強板と厚さの薄い母材との溶接継ぎ手となるため、溶接が困難で、溶接欠陥が生じやすい。
そこで、発明者は、図13(b)に示すように、開口101の下側隅部Rをまたぐように母材102’(押し出し形材)を入口柱104’の下側部分に嵌め込み、その母材102’に、開口101の下側隅部Rとなる湾曲形状の部分を形成するようにすれば、開口101の下側隅部Rをすべて母材102’とすることで、補強材を用いることなく、疲労強度を向上させることができることに着想し、本発明をなすに至ったものである。
この発明は、出入り口や窓となる開口の隅部を母材とすることで、疲労強度を向上させた鉄道車両の側構体を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、外側及び内側の面板部がその間に位置するウエブ部によってつながれているダブルスキン構造の押し出し形材を接合して形成され、出入り口や窓となる開口が形成される鉄道車両の側構体であって、前記開口の下側隅部は、前記押し出し形材を切削して湾曲形状とされた外側の面板部で構成され、前記下側隅部となる部分の面板部の肉厚は、他の部分の面板部の肉厚より厚く形成されていることを特徴とする。
このようにすれば、応力集中が生じる下側隅部がすべて押し出し形材(母材)となるため、溶接により補強板を取り付ける従来の構造に比べて、薄い板厚で疲労強度を向上させることができる。
また、外側の面板部の、前記開口の下側隅部を形成する部分(前記湾曲形状の対応する部分)が他の部分よりも厚肉に形成されている押し出し形材を用いるだけで、下側隅部となる面板部の肉厚が、他の部分の面板部の肉厚より厚く形成されることになる。
特に、溶接により補強板を取り付ける従来の構造のように、応力集中が生じる下側隅部に溶接部がないため、溶接欠陥がなく、この溶接欠陥による不測の事態の発生を回避できる。
この場合、請求項2に記載のように、前記他の部分の面板部の肉厚より厚く形成されている部分は、前記隅部となる部分のみであればよい。
請求項3に記載のように、前記開口は出入り口で、前記押し出し形材の、前記開口の下側隅部(湾曲形状の部分)の上側に係合部が形成され、前記下側隅部の内側には、構体上下方向に延び下側端部に被係合部を有する入口柱が配置され、前記入口柱の被係合部に前記押し出し形材の係合部が係合していることが望ましい。
このようにすれば、入口柱の被係合部に押し出し形材の係合部が係合されることで、下側隅部となる面板部の肉厚の厚い構造が簡単に実現される。
請求項4に記載のように、前記入口柱は、構体上下方向に延び外側面を構成する外板部と、その外板部の内側に設けられ構体上下方向に延びる一対の側柱部とを備え、前記押し出し形材の外側の面板部であって厚肉に形成されている部分の厚さが、前記入口柱の外板部の厚さと同じ厚さとされ、前記被係合部においては、前記外板部が切除されて前記一対の側柱部で構成されている。
このようにすれば、前記押し出し形材の外側の面板部であって厚肉に形成されている部分の厚さが、前記入口柱の外板部の厚さと同じ厚さとされているので、前記入口柱の外板部が切除されて被係合部とされることで、この入口柱の被係合部と押し出し形材の係合部との係合が無理なく形成される。
請求項5に記載のように、前記押し出し形材の外側の面板部は、前記内側の面板部よりも幅広で、その端縁部が、別の押し出し形材の前記外側の面板部と接合可能とされ、前記ダブルスキン構造の部分の端部は、前記内側の面板部側において、段差部が形成され、前記入口柱と戸尻柱との間においては、接合される前記別の押し出し形材の段差部との間に亘って平板が設けられているが望ましい。
このようにすれば、戸袋部となる入口柱と前記出入り口とは反対側に前記入口柱と平行に配置される戸尻柱との間において、端縁部同士が接合される押し出し形材の段差部の間に亘って平板が設けられ、出入り口の周りでシングル構造となる部分の剛性が高められる。
本発明は上記のように構成したから、応力集中が生じる下側隅部がすべて押し出し形材(母材)となるため、溶接により補強板を取り付ける従来の構造に比べて、薄い板厚で疲労強度を向上させることができる。
2次的効果として、台枠と接する側構体の下端部が厚板であるので、オフセット衝突の際に他の車両が台枠上に乗り上げてくるケースにおいて、強度が高められていることになり、有利である。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明の一実施の形態である鉄道車両の側構体の横断面図、図2は前記側構体が用いられた鉄道車両の斜視図、図3(a)(b)(c)はそれぞれ下降窓開口、固定窓開口及び出入り口となる部分の断面図である。
図1に示すように、鉄道車両の構体1は、左右の側構体2L,2Rと、これらの左右の側構体2L,2Rの上端部を連結する屋根構体3と、前記左右の側構体2L,2Rの下端部同士を連結する台枠4とを備える。
右の側構体2Rは、例えば図2に示すように、上下方向の中央部分に、上下方向に配置され相互に接合される4つの押し出し形材11を備える。これら4つの押し出し形材11の上下には、それらより上下方向の長さが短い2つの押し出し形材12,13がそれぞれ接合されている。そして、この側構体2Rには、図2及び図3(a)〜(c)に示すように、側構体2Rの下降窓開口、固定窓開口及び出入り口となる部分には、押し出し形材の一部が切除されて、開口S1,S2,S3が形成される。
押し出し形材11は、図4に示すように、ダブルスキン構造の中央部分11Aと、その両側にそれぞれ連続して設けられるシングルスキン構造の端部部分11Bとを有する。このダブルスキン構造の中央部分11Aは、車体外側(表面露出部)となる外側の面板部11aと、この外側の面板部11aと平行に延び車体内側となる内側の面板部11bと、第1および内側の面板部11a,11bに直交する方向に延びそれらをつなぐ複数の鉛直ウエブ部11cとを有する。
そして、外側の面板部11aの延長部分としてのシングルスキン構造の端部部分11Bが中央部分11Aの両側に連続して設けられている。この端部部分11Bの端縁同士は、図5に示すように、例えば摩擦攪拌接合により接合される。また、押し出し形材12,13についても同様にして接合される。これらの押し出し形材11〜13が接合されることで、鉄道車両の側構体2R(または2R)となるパネルが形成される。なお、Wは窓ガラスである。
換言すれば、1つの押し出し形材11全体をみれば、外側の面板部11aは、内側の面板部11bよりも幅広で、その端縁部が、別の押し出し形材の外側の面板部11aの端縁部と接合可能とされ、それらを接合することで側構体2L,2Rとなるパネルが形成される。
また、内側の面板部11bの外表面側には、隣り合う鉛直ウエブ部11cの間に対応する部分の幅方向(形材長手方向に直交する方向)の中心において、形材長手方向に延びる、目印ラインとして機能する直線状の微小凸部11e(高さ0.3mm程度)が形成されている。この微小凸部11eは、内側の面板部11bに、吊り溝部を形成するための長孔11fを形材長手方向に後加工により形成する際の目印とするものである。この長孔11fには、後述するように、内装材取り付け用の支持ボルトTの頭部T1が挿入される。なお、目印ラインとして機能する微小凸部11eに代えて、微小凹部とすることも可能である。
このようにすれば、押し出し形材11を、たとえばFSW接合により接合して側構体2Lを形成する前あるいは接合して形成した後に、微小凸部11eを目印として必要箇所に、内装材取り付け用の支持ボルト挿入用の長孔11f、すなわち内装材取り付け用の支持ボルトTの頭部T1を係止可能である長孔11fを形材長手方向に形成することで、内側に突出しない吊り溝部を形成することができる。
特に、車両系式ごとに必要とされる吊り溝レールの位置が異なるので、従来は、異なる形材を用いて側構体を構成していたが、この実施の形態においては、後加工により吊り溝部を形成できるので、前述した4つの押し出し形材11については共通化を図ることとなり、コストダウンを図る上で有利となっている。
各鉛直ウエブ部11cは、形材厚さ方向の中間部位に、面板部11a,11bと平行に延びる規制凸部11dが互いに対向するように形成されている。規制凸部11dによって、長孔11fを通じて頭部T1が挿入される支持ボルトTの、ボルト軸方向の自由な動きを規制するようになっている。つまり、隣り合う2つの鉛直ウエブ部11cと、それに設けられる2つの規制凸部11dとによって、長孔11fが後加工により形成された部分において、従来の吊り溝レールと同様な機能が発揮されることになる。
また、ダブルスキン構造の中央部分11Aの端部は、内側の面板部11b側において、段差部11gが形成され、その段差部11gを形成する面板部11b’の端縁が傾斜ウエブ部11hを介して外側の面板部11aに結合されている。
このような段差部11gを設けているのは、前記パネルを形成する際に接合される別の押し出し形材の段差部との間に亘って平板である補強板21(図5参照)を設けることを可能とするためであり、この補強板21を設けることで、必要に応じて車体剛性を高めることができるようになっている。例えば図6及び図7に示すように、出入り口S3に隣接する戸袋部U1,U2において、入口柱22と、出入り口S3とは反対側に入口柱22と平行に配置される戸尻柱23との間、入口柱22と開口S2に設けられた柱24との間においては、ダブルスキン構造の間でシングルスキン構造となるが、その部分(押し出し形材の接合部分)に対し、段差部11gの間に架け渡すように補強板21を設けることで、シングルスキン構造の端部分11Bをあたかもダブルスキン構造であるかの如くして、車体剛性を高めることができる。
ところで、出入り口となる開口S3は、通常側面視でほぼ矩形状となるので、それらの下側隅部には、応力が集中するのを回避するために、開口S3の下側隅部Rを、湾曲形状としている。
この開口S3の下側隅部Rに対応する部分には、図9に示すように、押し出し形材11ではなく、押し出し形材13が配置される、この押し出し形材13は、前述した押し出し形材11(例えば図4参照)と基本的には同じ構造で、図10に示すように、ダブルスキン構造の中央部分13Aと、その両側にそれぞれ連続して設けられるシングルスキン構造の端部部分13Bとを有する。このダブルスキン構造の中央部分13Aは、車体外側(表面露出部)となる外側の面板部13aと、この外側の面板部13aと平行に延び車体内側となる内側の面板部13bと、外側および内側の面板部13a,13bに直交する方向に延びそれらをつなぐ複数の鉛直ウエブ部13cとを有する。そして、外側の面板部13aのうち、出入り口となる開口S3の下側隅部Rに対応する部分の肉厚は、開口S3の下側隅部Rとしての必要な剛性を確保するために、他の部分の面板部13a,13bの3倍程度の肉厚の厚肉の面板部13aaとされている。なお、この厚肉の面板部13aaの部分では、他の面板部13aの部分よりも鉛直ウエブ部13c’が短くなるのはいうまでもない。
この押し出し形材13(厚肉の面板部13aaの部分)の一部を切削により除去することで、開口S3の下側隅部Rが、湾曲形状とされる。これにより、下側隅部Rが押し出し形材13自体によって形成される。なお、この下側隅部R(湾曲形状の部分)の内側であって入口柱22の開口S3側においては、内側の面板部13bや鉛直ウエブ部13cも切削により除去されている。
また、開口S3付近で押し出し形材13の内側には、構体上下方向に延びる入口柱22が設けられている。この入口柱22は、外側面を構成する外板部22aと、その外板部の内側に設けられ構体上下方向にほぼ平行に延びる一対の側柱部22b,22cとを備える。
そして、図11(a)(b)及び図12(a)に示すように、押し出し形材13の外側の面板部であって厚肉に形成されている部分13aaの厚さは、入口柱22の外板部22aの厚さとほぼ同じ厚さとされている。そして、押し出し形材13と、入口柱22とは、溶接により接合されている(図11の溶接部分M1,M2,M3,M4参照)。
具体的には、押し出し形材13のうち下側隅部Rを形成する部分の上側であって入口柱22に対応する部位において、押し出し形材13を切り欠くことにより係合部13Cが形成されている一方、入口柱22は、外板部22aの下側部分(一部)が切除されて、係合部13Cに対応する被係合部22Aが形成されている。この被係合部22Aに係合部13Cを係合させることで、外板部22aの切除面に外側の面板部13aaの上側切り欠き面が接触し、側柱部22bに内側の面板部13b及び鉛直ウエブ部13cの切り欠き面が接触しかつ、面板部13aaの内側面に一対の側柱部22b,22cが接触する状態で、それらが溶接により接合されて、開口S3の下側隅部Rをまたぐように押し出し形材13を配置される。
この係合部分では、押し出し形材13の面板部13a,13aaの外側面が、上側の入口柱22(外板部22a)の外側面に面一に連続して、側構体2Rの外側面を形成するようになっている。これにより、必要な剛性が確保される。
このようにすれば、押し出し形材13(母材)そのもので開口の下側隅部Rを構成するので、この部分の押し出し形材13の面板部13aaが、通常の板厚では剛性が不足するため、前述したように下側隅部に相当する位置の面板部13aaを厚肉にしている。
これにより、応力が集中する出入り口における下側隅部Rは、母材となるため、溶接により厚肉の補強板を取り付ける場合よりも小さい板厚で疲労強度を向上させることができる。よって、厚肉の補強板を溶接により設ける必要がないので、溶接欠陥がなく、不測の事態を回避することもできる。
前記実施の形態では、開口S3の下側隅部を下側隅部Rとしているが、出入り口となる開口S3の上側隅部や窓開口となる開口S1,S2の上下隅部も(図2の鎖線で囲んだ部分参照)、前述した出入り口となる開口S3の下側隅部と同様に構成することができるのはいうまでもない。
本発明の一実施の形態である鉄道車両の側構体の横断面図である。 前記側構体が用いられた鉄道車両の斜視図である。 (a)(b)(c)はそれぞれ下降窓開口、固定窓開口及び出入り口となる部分の断面図である。 押し出し形材の断面図である。 押し出し形材の接合部分の説明図である。 (a)は側構体を車体内側から見た図、(b)は図6(a)のA−A線における断面図である 図6(b)のG部の拡大図である。 (a)は支持ボルトの取付状態の説明図、(b)は図8(a)のB−B線における断面図である。 図6(a)のN部の詳細を、車両の外側からみた状態を示す斜視図である。 別の押し出し形材の断面図である。 (a)は図9のC−C線における断面図、(b)は図9のD−D線における断面図である。 図6(a)のN部の詳細を示し(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は断面図、(d)は平面図である。 開口の下側隅部を示し、(a)は従来例の概略構成を示す斜視図、(a)本発明例の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 鉄道車両の構体
2L,2R 側構体
11,12,13 押し出し形材
11g 段差部
13A 中央部分
13B 端部部分
13C 係合部
11a,11b 面板部
13a,13aa 面板部
13c 鉛直ウエブ部
21 補強板
22 入口柱
22a 外板部
22b 支柱部
22A 被係合部
S3 開口
R 下側隅部

Claims (5)

  1. 外側及び内側の面板部がその間に位置するウエブ部によってつながれているダブルスキン構造の押し出し形材を接合して形成され、出入り口や窓となる開口が形成される鉄道車両の側構体であって、
    前記開口の隅部は、前記押し出し形材を切削して湾曲形状とされた外側の面板部で構成され、
    前記隅部となる部分の面板部の肉厚は、他の部分の面板部の肉厚より厚く形成されていることを特徴とする鉄道車両の側構体。
  2. 前記他の部分の面板部の肉厚より厚く形成されている部分は、前記隅部となる部分のみであることを特徴とする請求項1記載の鉄道車両の側構体。
  3. 前記開口は出入り口で、前記押し出し形材の、前記開口の隅部に係合部が形成され、
    前記隅部の内側には、構体上下方向に延び下側端部に被係合部を有する入口柱が配置され、
    前記入口柱の被係合部に前記押し出し形材の係合部が係合していることを特徴とする請求項1または2記載の鉄道車両の側構体。
  4. 前記入口柱は、構体上下方向に延び外側面を構成する外板部と、その外板部の内側に設けられ構体上下方向に延びる一対の側柱部とを備え、
    前記押し出し形材の外側の面板部であって厚肉に形成されている部分の厚さが、前記入口柱の外板部の厚さと同じ厚さとされ、
    前記被係合部においては、前記外板部が切除されて前記一対の側柱部で構成されていることを特徴とする請求項3記載の鉄道車両の側構体。
  5. 前記押し出し形材の外側の面板部は、前記内側の面板部よりも幅広で、その端縁部が、別の押し出し形材の前記外側の面板部と接合可能とされ、
    前記ダブルスキン構造の部分の端部は、前記内側の面板部側において、段差部が形成され、
    前記入口柱と、前記出入り口とは反対側に前記入口柱と平行に配置される戸尻柱との間においては、接合される前記別の押し出し形材の段差部との間に亘って平板が設けられていることを特徴とする請求項3または4記載の鉄道車両の側構体。
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