JP7052698B2 - フロントピラー構造 - Google Patents

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本発明は、フロントピラー構造に関する。
特許文献1には、車体前後方向に延びる複数のビードがピラーインナに形成された車体前部構造が開示されている。
特開2017-056787号公報
ところで、特許文献1の車体前部構造では、サイドシル(ロッカ)よりも上側のピラーインナパネルにビードを形成することで衝突荷重を支えているが、ピラーインナパネルとロッカとの接合部では、衝突荷重を支える構造について、開示されていない。このため、特許文献1の車体前部構造では、微小ラップ衝突の場合において、フロントピラーインナにおけるロッカとの接合部分に車両前後方向の衝突荷重が入力されることで、フロントピラーインナが変形し、フロントピラーの変形が生じる可能性がある。つまり、微小ラップ衝突の場合においてフロントピラーの変形を抑制するには、改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、微小ラップ衝突の場合においてフロントピラーの変形を抑制することができるフロントピラー構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係るフロントピラー構造は、キャビンの前方側における車幅方向外側に設けられたフロントピラーの一部を構成するフロントピラーインナを備え、前記フロントピラーインナの車両下方側の端部は、車両前後方向に延在するロッカを構成するロッカインナ及びロッカアウタに挟持されて接合されており、前記フロントピラーインナの車両下方側の端部の前端部には、車両側面視で車両前後方向に沿って延在された第1ビードが形成されており、前記フロントピラーインナの車両下方側の端部において前記第1ビードが形成された部分の後方側且つドア開口部の下縁側には、車両側面視で車両上下方向に沿って延在された第2ビードが形成されている。
請求項1に記載の発明に係るフロントピラー構造において、フロントピラーインナには、第1ビード及び第2ビードが形成されている。第1ビードは、フロントピラーインナの車両下方側の端部の前端部に、車両側面視で車両前後方向に沿って延在されている。第2ビードは、フロントピラーインナの車両下方側の端部において第1ビードが形成された部分の後方側且つドア開口部の下縁側に、車両側面視で車両上下方向に沿って延在されている。また、フロントピラーインナの車両下方側の端部は、車両前後方向に延在するロッカを構成するロッカインナ及びロッカアウタに挟持されて接合されている。そして、車両の微小ラップ衝突が発生した場合には、衝突荷重が、フロントピラーインナの前端及びロッカの前端に入力される。
ここで、フロントピラーインナの車両下方側の端部の前端部には、車両前後方向に沿って延在された第1ビードが形成されている。換言すると、車両前方からの車両前後方向の衝突荷重に対するフロントピラーインナの曲げ剛性が、第1ビードが無い構成に比べて高められている。このように、第1ビードが形成された部分では、衝突荷重の入力による軸圧縮状態において、第1ビードが衝突荷重に対して抵抗するので、フロントピラーインナの車両後方側への変形を抑制することができる。
さらに、フロントピラーインナにおける車両前後方向の後側部分には、車両上下方向に沿って延在された第2ビードが形成されている。換言すると、車両上下方向に作用する力に対するフロントピラーインナの曲げ剛性が、第2ビードが無い構成に比べて高められている。このため、第2ビードが形成された部分では、衝突荷重が入力された場合に、車両上下方向の変形が抑制されるので、フロントピラーインナに接合されたロッカの口開き変形(車両前後方向から見た場合のロッカの断面崩れ)が抑制される。これにより、衝突荷重がロッカを介して車両後方側へ伝達され易くなり、フロントピラーインナに応力集中が生じ難くなるので、フロントピラーインナの車両後方側への変形を抑制することができる。
以上説明したように、フロントピラーインナの車両後方側への変形が抑制されるので、微小ラップ衝突の場合においてフロントピラーの変形を抑制することができる。
本発明は、微小ラップ衝突の場合においてフロントピラーの変形を抑制することができるという効果を有する。
本実施形態に係るピラー構造が適用された車両の一部を示す側面図である。 図1に示されるピラーインナパネルを車幅方向から見た側面図である。 図1に示されるピラーインナパネル及びロッカを車両前後方向から見た縦断面図(図2の3-3線断面図)である。 図1に示されるピラーインナパネル及びロッカを車両前後方向から見た縦断面図(図2の4-4線断面図)である。 図1に示されるピラーインナパネルに衝突荷重が入力された状態を示す側面図である。 図2に示される縦ビード部によってロッカのフランジ部の口開き変形が抑制される状態を示す縦断面図である。 図2に示されるピラー構造及び比較例のピラー構造において入力された荷重と侵入量(車両後方側への変位量)との関係を示すグラフである。 図2に示されるピラーインナパネルの変形例としてのピラーインナパネルを車幅方向から見た側面図である。
図1には、本実施形態に係るフロントピラー構造の一例としてのピラー構造30が適用された車両10の一部が示されている。なお、各図に適宜示す矢印FRは車両前方(進行方向)を示しており、矢印UPは車両上方を示しており、矢印OUTは車幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車幅方向の左右を示すものとする。
〔全体構成〕
車両10は、車体11を有する。車体11は、ロッカ12と、フロントピラー16と、センタピラー22と、ルーフサイドレール26と、ピラー構造30とを含んで構成されている。また、車両10は、車室としてのキャビン15を有する。
図3に示されるロッカ12は、車両前後方向に延在され(長尺とされ)、車両上下方向下部の車幅方向外端の骨格部材を構成している。また、ロッカ12は、車両前後方向から見た場合に、車幅方向内側に開口する断面ハット形状のロッカアウタパネル13と、車幅方向外側に開口する断面ハット形状のロッカインナパネル14とを有する。換言すると、ロッカアウタパネル13及びロッカインナパネル14は、ロッカ12を構成している。
ロッカアウタパネル13と、ロッカインナパネル14とは、後述するピラーインナロアパネル33を車幅方向に挟んで、閉断面を形成するように接合された構成とされている。ロッカアウタパネル13には、図示しないサイドメンバアウタパネルの下部が車幅方向外側から重ねられ且つ接合されている。
ロッカアウタパネル13は、ロッカアウタの一例であり、基部13Aと、フランジ部13Bとを備えている。基部13Aは、車両前後方向から見た場合に、車幅方向内側に開口する逆台形状に形成された半筒状の部位である。フランジ部13Bは、基部13Aの車幅方向内側端部から車両上下方向の上側及び下側にそれぞれ張り出された板状の部位である。
ロッカインナパネル14は、ロッカインナの一例であり、基部14Aと、フランジ部14Bとを備えている。基部14Aは、車両前後方向から見た場合に、車幅方向外側に開口する逆台形状に形成された半筒状の部位である。フランジ部14Bは、基部13Aの車幅方向内側端部から車両上下方向の上側及び下側にそれぞれ張り出された板状の部位である。なお、ロッカ12がピラーインナロアパネル33を挟んで形成された状態において、ロッカ12を車両前後方向から見た場合には、基部13A及び基部14Aが筒状に形成されている。
図2に示される基部13Aの上端を通り車両前後方向に延びる仮想線を、第3仮想線K3と称する。基部13Aの下端を通り車両前後方向に延びる仮想線を、第4仮想線K4と称する。なお、基部13Aと、基部14A(図3参照)とは、一例として、ほぼ同じ大きさで且つほぼ同じ高さに揃えられた構成とされている。このため、基部14Aの上端は、第3仮想線K3上に位置しており、基部14Aの下端は、第4仮想線K4上に位置している。
図1に示されるフロントピラー16は、車体11における車両前後方向の前部でロッカ12に対して車両上下方向上側に延在されている。換言すると、フロントピラー16は、キャビン15の車両前後方向の前方側における車幅方向外側に設けられている。具体的には、フロントピラー16は、ロッカ12から車両上下方向に沿って直立する直立部16Aと、直立部16Aの上端から後述するルーフサイドレール26の前端まで斜め方向に延びる傾斜部16Bとを有する。また、直立部16Aは、後述するピラーインナパネル31を含んで構成されている。
センタピラー22は、車体11における車両前後方向の略中央部でロッカ12に対して車両上下方向上側に延設されている。ルーフサイドレール26は、フロントピラー16、センタピラー22及び図示しないリアピラーの車両上下方向上部を繋いで車両前後方向に延在されている。ロッカ12、フロントピラー16、センタピラー22及びルーフサイドレール26によって、乗員乗降用のドア開口部28が形成されている。
〔要部構成〕
次に、ピラー構造30について説明する。
図2に示されるように、ピラー構造30は、フロントピラーインナの一例としてのピラーインナパネル31と、第1ビードの一例としての横ビード部34と、第2ビードの一例としての縦ビード部36とを有する。換言すると、ピラー構造30は、ピラーインナパネル31を備えている。
ピラーインナパネル31は、ピラーインナアッパパネル32(図2参照)と、ピラーインナロアパネル33とを含んで構成されている。また、ピラーインナパネル31は、フロントピラー16の一部を構成している。ピラーインナパネル31の車両下方側の端部は、ロッカアウタパネル13及びロッカインナパネル14に挟持され、且つフランジ部13B及びフランジ部14B(図3参照)に接合されている。
<ピラーインナアッパパネル>
ピラーインナアッパパネル32は、一例として、普通鋼板で構成されている。また、ピラーインナアッパパネル32は、車幅方向から見た場合に、車両上下方向に延びている。さらに、ピラーインナアッパパネル32は、ドア開口部28の一部(車幅方向から見た場合のドア開口部28の縁部のうち車両前方側に配置される部分)を構成している。なお、本実施形態において、「車幅方向から見た場合に」を言い換えると「車両側面視で」となる。
<ピラーインナロアパネル>
ピラーインナロアパネル33は、一例として、普通鋼板で構成されている。また、ピラーインナロアパネル33は、車幅方向から見た場合に、車両上下方向に延びる縦部42と、縦部42に対する下側で車両前後方向に延びる横部48とを有する。縦部42と横部48とは、一体化されている。さらに、ピラーインナロアパネル33は、ドア開口部28の一部(車幅方向から見た場合のドア開口部28の縁部のうち車両前方側且つ車両下側となる部分)を構成している。
(縦部)
縦部42は、車幅方向から見た場合に、一例として、直立部44と曲状部46とを有する。直立部44と曲状部46とは、一体化されている。また、曲状部46は、直立部44に対して車両後方側に並んで配置されている。
直立部44は、車両上下方向に延びている。直立部44の上端は、ピラーインナアッパパネル32の下端に接合されている。直立部44は、車両上下方向の上側から見た場合に、車両前後方向に延びる縦壁52と、縦壁52の前端及び後端に形成された2箇所の段差54と、前側の段差54から前方へ延びる前フランジ56と、後側の段差54から後方へ延びる後フランジ58とを有する。
縦壁52は、車幅方向を厚さ方向とする板状に形成されており、車両前後方向及び車両上下方向に延びている。車幅方向から見た場合に、縦壁52の形状は、一例として、上辺の中点が下辺の中点に対して車両前方側に配置された略平行四辺形状とされている。換言すると、縦壁52の図示しない中心軸は、上側が下側に対して車両前方側に傾倒されている。段差54の車幅方向の高さは、基部13A(図3参照)の車幅方向の突出高さに比べて非常に低い。
前フランジ56は、車幅方向を厚さ方向として、前側の段差54から車両前方へ延びる板状部とされている。後フランジ58は、車幅方向を厚さ方向として、後側の段差54から車両後方へ延びる板状部とされている。また、後フランジ58の後端(先端)は、一例として、車幅方向から見た場合に、車両上下方向と交差する交差方向に延びる直線状に形成されている。なお、直立部44における車両上下方向の上端で且つ車両前後方向の前端となる位置を表す点を、点Aと称する。また、点Aを通り車両上下方向に延びる直線を第1仮想線K1と称する。
曲状部46は、直立部44と横部48とが成す角部の内隅に形成された凹状の部位である。曲状部46のうち、ドア開口部28の縁部の一部を構成する部分は、ドア開口部28の中央側に位置する図示しない曲率中心を中心とした略円弧状に形成されている。また、曲状部46は、一例として、車幅方向から見た場合に、略三角形状の縦壁62と、フランジ64と、段差66とを有する。
具体的には、縦壁62は、縦壁52及び後述する横部48の縦壁72と一体化されており、表面の高さが揃えられている。フランジ64は、車幅方向から見た場合に、車両前後方向及び車両上下方向と交差する斜め方向を径方向とする略円弧状の基端64A及び先端64Bを有する。段差66は、縦壁62とフランジ64の基端64Aとの間に形成されている。
直立部44と曲状部46とが繋がる部位において、車両上下方向の上端となる位置を表す点を、点Bと称する。縦部42において、車両前後方向における点Bよりも後側は略円弧状に形成され、点Bよりも前側は直線状に形成されている。つまり、点Bは、曲線から直線、又は直線から曲線に変化する境界を表す変曲点である。換言すると、点Bは、ドア開口部28の縁が円弧状から車両上下方向に向かう直線状に変わる変曲点となっている。点B(変曲点B)を通り車両上下方向に延びる直線を第2仮想線K2と称する。
(横部)
横部48は、車幅方向から見た場合に、車両前後方向に延びた部位であり、ロッカ12の前端を含む前部に車幅方向に接合されている。また、横部48は、車両上下方向の上側から見た場合に、車両前後方向に延びる縦壁72と、縦壁72の上端及び下端に形成された段差74と、段差74から上側へ延びる上フランジ76及び下側に延びる下フランジ78とを有する。
縦壁72は、車幅方向を厚さ方向とする板状に形成されており、車両前後方向及び車両上下方向に広がっている。車幅方向から見た場合に、縦壁72の形状は、一例として、車両前後方向に長く車両上下方向に短い矩形状とされている。また、縦壁72は、縦壁52及び縦壁62と一体化されており、これらの表面が同一平面上に揃えられている。縦壁72の後端面49は、一例として、車両上下方向及び車幅方向に沿った平面状の端面とされている。縦壁72の車幅方向の高さは、段差66の車幅方向の高さと同程度とされている。
上フランジ76は、車幅方向を厚さ方向として、上側の段差74から車両上方へ延びる板状部とされている。下フランジ78は、車幅方向を厚さ方向として、下側の段差74から車両下方へ延びる板状部とされている。また、下フランジ78は、一例として、車幅方向の外側から見た場合に、車両前後方向に凹凸を繰り返す凹部78A及び凸部78Bを有する。凸部78Bは、フランジ部13Bにスポット溶接により接合されている。凹部78Aは、フランジ部14B(図3参照)にスポット溶接により接合されている。なお、図2では、第3仮想線K3及び第4仮想線K4を明確に示すために、段差74に対して、第3仮想線K3及び第4仮想線K4を車両上下方向に僅かにずらして示している。
ここで、車幅方向から見た場合に、第1仮想線K1と第3仮想線K3との交点を点Cと称する。第1仮想線K1と第4仮想線K4との交点を点Dと称する。第2仮想線K2と第4仮想線K4との交点を点Eと称する。第2仮想線K2と第3仮想線K3との交点を点Fと称する。また、横部48の後端面49と第3仮想線K3との交点を点Gと称する。横部48の後端面49と第4仮想線K4との交点を点Hと称する。
点C、点D、点E及び点Fを頂点とする四角形状の領域を第1仮想領域SAと称する。また、点E、点F、点G及び点Hを頂点とする四角形状の領域を第2仮想領域SBと称する。換言すると、第1仮想領域SAは、第1仮想線K1、第2仮想線K2、第3仮想線K3及び第4仮想線K4で囲まれた領域である。第2仮想領域SBは、第1仮想領域SAに対する車両前後方向の後側に第1仮想領域SAと並んで配置され、且つ第3仮想線K3と第4仮想線K4との間となる領域である。また、第2仮想領域SBは、第2仮想線K2、第3仮想線K3及び第4仮想線K4と、後端面49を表す線分とで囲まれた領域である。
<横ビード部>
車幅方向から見た場合に、横ビード部34は、第1仮想領域SA内において、横部48の縦壁72に突出形成され、車両前後方向に延びている。換言すると、横ビード部34は、ピラーインナパネル31の車両下方側の端部の前端部(車両下方側の下端部で且つ車両前後方向の前端部に相当する部分)に形成されている。さらに、横ビード部34は、車両側面視で車両前後方向に沿って延在されている。また、横ビード部34は、一例として、上ビード34A及び下ビード34Bを有する。横ビード部34が突出形成される方向は、横部48(縦壁72)の板厚方向となっている。
上ビード34Aは、車幅方向から見た場合に、第1仮想領域SA内の車両上下方向の中央よりも上側において、縦壁72に長円形状に形成されている。下ビード34Bは、車幅方向から見た場合に、第1仮想領域SA内の車両上下方向の中央よりも下側において、縦壁72に長円形状に形成されている。
上ビード34Aの車両前後方向の長さは、一例として、下ビード34Bの車両前後方向の長さとほぼ等しくなっている。また、上ビード34Aの車両上下方向の長さは、一例として、下ビード34Bの車両上下方向の長さとほぼ等しくなっている。上ビード34Aの長円及び下ビード34Bの長円は、いずれも閉じられている(部分的に切断されていない)。なお、上ビード34Aの外周の一部及び下ビード34Bの外周の一部は、いずれも、車両前後方向に沿った稜線Mとされている。
図3に示されるように、上ビード34A及び下ビード34Bの車両前後方向の中央部を車両前後方向から見た場合の断面形状は、一例として、縦壁72から車幅方向の外側に向けて突出された(車幅方向の内側に向けて開口された)断面ハット形状とされている。上ビード34Aの車幅方向の突出長さと、下ビード34Bの車幅方向の突出長さとは、一例として、ほぼ同じ長さとされている。上ビード34A及び下ビード34Bは、基部13A及び基部14Aと車幅方向に対向配置されている。
<縦ビード部>
図2に示されるように、車幅方向から見た場合に、縦ビード部36は、第2仮想領域SB内において、横部48の縦壁72に突出形成され、車両上下方向に延びている。換言すると、縦ビード部36は、ピラーインナパネル31の車両下方側の端部において横ビード部34が形成された部分の後方側且つドア開口部28の下縁側に形成されている。さらに、縦ビード部36は、車両側面視で車両上下方向に沿って延在されている。なお、ドア開口部28の下縁側とは、車幅方向から見た場合に、ドア開口部28よりも車両上下方向の下側を意味する。また、縦ビード部36は、一例として、前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cを有する。縦ビード部36が突出形成される方向は、横部48(縦壁72)の板厚方向となっている。
車幅方向から見た場合に、前ビード36Aは、一例として、第2仮想領域SB内の車両前後方向の中央よりも前側において、縦壁72に略矩形状に形成されている。中ビード36Bは、第2仮想領域SB内の車両前後方向の中央部において、縦壁72に長円形状に形成されている。後ビード36Cは、第2仮想領域SB内の車両前後方向の中央よりも後側において、縦壁72に逆台形状に形成されている。
前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cのそれぞれについて、車両上下方向の最長の長さは、一例として、ほぼ同じ長さとされている。また、前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cのそれぞれについて、車両上下方向の上端及び下端の高さは、一例として、ほぼ同じ高さとされている。
前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cのそれぞれの外周は、車幅方向から見た場合に、いずれも閉じられている(部分的に切断されていない)。なお、前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cのそれぞれの外周の一部分は、いずれも、車両上下方向に沿った稜線Nとされている。前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cのそれぞれの車幅方向の突出長さは、ほぼ同じ長さとされている。
図4に示されるように、中ビード36Bの車両前後方向の中央を車両前後方向から見た場合の断面形状は、一例として、縦壁72から車幅方向の外側に向けて突出された(車幅方向の内側に向けて開口された)断面ハット形状とされている。中ビード36Bと、前ビード36A及び後ビード36C(図2参照)とは、基部13A及び基部14Aと車幅方向に対向配置されている。
ここで、図2に示される横ビード部34が、第1仮想領域SA内において横部48に突出形成されることとは、横ビード部34の全体が第1仮想領域SA内において横部48に突出形成されることに限らない。つまり、横ビード部34の全面積の50%以上を占める主部が第1仮想領域SA内において横部48に突出形成され、横ビード部34の全面積の50%よりも少ない部分が第2仮想領域SB内において横部48に突出形成されることを含んでいる。
また、本発明において、縦ビード部36が第2仮想領域SB内において横部48に突出形成されることとは、縦ビード部36の全体が第2仮想領域SB内において横部48に突出形成されることに限らない。つまり、縦ビード部36の全面積の50%以上を占める主部が第2仮想領域SB内において横部48に突出形成され、縦ビード部36の全面積の50%よりも少ない部分が第1仮想領域SA内において横部48に突出形成されることを含んでいる。
〔作用及び効果〕
次に、本実施形態のピラー構造30の作用及び効果について説明する。
図5に示される車両10において、微小ラップ衝突が発生した場合には、衝突荷重FAが、横部48の前端及びロッカ12の前端に入力される。ここで、ピラーインナパネル31の車両下方側の端部の前端部には、車両前後方向に沿って延在された横ビード部34が形成されている。換言すると、車両前方からの車両前後方向の衝突荷重FAに対する横部48(ピラーインナパネル31)の曲げ剛性が、横ビード部34が無い構成に比べて高められている。このため、入力された衝突荷重FAは、横ビード部34によって抵抗され且つ稜線Mに沿って後方側へ伝達されることになる。このように、横部48における横ビード部34が形成された部分では、衝突荷重FAの入力による軸圧縮状態において、横ビード部34が衝突荷重FAに対して抵抗するので、ピラーインナパネル31の車両後方側への変形を抑制することができる。
なお、横部48の前側部分では、ピラーインナロアパネル33が、ピラーインナアッパパネル32に接合された縦部42を有することで、衝突荷重FAに対する曲げ剛性が高められている。このため、ロッカ12のフランジ部13B及びフランジ部14B(図3参照)における口開き変形(車両前後方向から見た場合のロッカ12の断面崩れであり、図6に二点鎖線Tで示された変形)を抑制することができる。
さらに、図6に示されるピラーインナパネル31の横部48の後側部分には、車両上下方向に延びる縦ビード部36が形成されている。換言すると、車両上下方向に作用する力Fvに対する横部48の曲げ剛性が、縦ビード部36が無い構成に比べて高められている。このため、横部48における縦ビード部36が形成された部分では、衝突荷重FA(図5参照)が入力された場合に、車両上下方向の変形が抑制される。これにより、横部48に接合されたロッカ12のフランジ部13B及びフランジ部14Bの口開き変形(二点鎖線Tで示される変形)が抑制される。フランジ部13B及びフランジ部14Bの口開き変形が抑制されることで、衝突荷重FAがロッカ12を介して車両後方側へ伝達され易くなり、応力集中が生じ難くなるので、ピラーインナパネル31の車両後方側への変形を抑制することができる。
以上説明したように、ピラー構造30では、ピラーインナパネル31の車両後方側への変形が抑制されるので、微小ラップ衝突の場合においてフロントピラー16(図1参照)の変形を抑制することができる。
また、図2に示されるピラー構造30では、横ビード部34及び縦ビード部36が、横部48に車幅方向の外側に向けて突出形成されている。このため、横ビード部34及び縦ビード部36が、横部48に車幅方向の内側に向けて突出形成された構成に比べて、車両10の側面衝突の場合にピラーインナロアパネル33に作用する衝突荷重に対して、抵抗し易くなる。
図7には、荷重Fと変位量Sとの関係について、グラフG1及びグラフG2が示されている。グラフG1は、本実施形態のピラー構造30(図2参照)を用いた場合のグラフである。グラフG2は、比較例として、横ビード部34及び縦ビード部36(図2参照)が無いピラー構造を用いた場合のグラフである。グラフG1及びグラフG2から、ピラー構造30を用いた場合には、比較例のピラー構造に比べて、変位量Sが小さくなり且つ荷重F(耐荷重)が増加することが確認された。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
〔変形例〕
図8には、フロントピラー構造の一例としてのピラー構造80が示されている。なお、既述のピラー構造30(図2参照)と同じ部材及び部位には、同じ符号を付与して説明を省略する。
ピラー構造80は、フロントピラーインナの一例としてのピラーインナパネル81と、横ビード部34と、縦ビード部36とを有する。ピラーインナパネル81は、ピラーインナアッパパネル32と、ピラーインナロアパネル82とを含んで構成されている。また、ピラーインナパネル81は、フロントピラー16(図1参照)の一部を構成している。ピラーインナパネル81の車両下方側の端部は、ロッカアウタパネル13及びロッカインナパネル14(図3参照)に挟持され、且つフランジ部13B及びフランジ部14B(図3参照)に接合されている。
<ピラーインナロアパネル>
ピラーインナロアパネル82は、一例として、普通鋼板で構成されている。また、ピラーインナロアパネル82は、車幅方向から見た場合に、車両上下方向に延びる縦部84と、縦部84に対する下側で車両前後方向に延びる横部48とを有する。縦部84と横部48とは、一体化されている。さらに、ピラーインナロアパネル82は、ドア開口部28の一部(車幅方向から見た場合のドア開口部28の縁部における車両前方側且つ車両下側となる部分)を構成している。
縦部84は、車幅方向から見た場合に、一例として、直立部86と曲状部46とを有する。直立部86と曲状部46とは、一体化されている。また、曲状部46は、直立部86に対して車両後方側に並んで配置されている。つまり、縦部84は、既述の縦部42(図2参照)において、直立部44(図2参照)が直立部86に置き換えられたものとされている。
直立部86は、車両前後方向の後端が直立部44(図2参照)のように直線状の部位ではなく、曲線状の部位とされている。この曲線状の部位以外は、直立部44と同様である。直立部86を車幅方向から見た場合に、後端の曲線状の部位は、曲状部46の曲線と連続して1つの曲線Qを構成している。
ここで、ピラーインナロアパネル82における変曲点Baを定義する。変曲点Baは、本実施形態における変曲点に含まれるものとする。直立部86及び曲状部46において、車幅方向から見た場合に、後端の連続する曲線Qの曲率中心に向かう径方向を考える。図8では、図示しない曲率中心に向かう径方向が、線分Rで示されている。また、線分Rと曲線Qとの交点を通り車両前後方向に延びる線を水平線Haとする。そして、水平線Haと線分Rとが成す角度を角度θとする。
図8では、縦部84(直立部86及び曲状部46)の後端の曲線状の部位について、角度θが45°以上となる範囲(線Rの延びる方向が車両上下方向に近づく範囲)の一部が、ドットで示されている。ここで、変曲点Baは、角度θ=45°となるときの線分Rと曲線Qとの交点として定義される。
ピラーインナロアパネル82において、車両前後方向における変曲点Baよりも後側では、変曲点Baよりも前側に比べて、上側に荷重が伝達される部分が少ない。換言すると、車両前後方向における変曲点Baよりも後側の部位は、車両上下方向の変形が生じ易い部位となる。このように、曲線状の部位が連続するピラーインナロアパネル82では、既述の通りに変曲点Baを定義することで、横ビード部34及び縦ビード部36の配置を決定することができる。そして、横ビード部34及び縦ビード部36により、ピラー構造30(図2参照)と同程度の効果を得ることができる。
なお、図8では、変曲点Baを通る第2仮想線K2と第3仮想線K3との交点が点Fとなり、該第2仮想線K2と第4仮想線K4との交点が点Eとなる。これにより、第1仮想領域SA及び第2仮想領域SBが決定される。ピラー構造80では、一例として、前ビード36Aの前側の一部が第1仮想領域SAに配置されている。このように、縦ビード部36の一部が第1仮想領域SAに配置されてもよい。また、図示を省略するが、横ビード部34の一部が第2仮想領域SBに配置される構成としてもよい。
〔他の変形例〕
第2仮想線K2は、第1仮想領域SAと第2仮想領域SBとを車幅方向に区分している。ここで、既述の通り、上ビード34A及び下ビード34Bの一方又は両方について、車幅方向から見た場合の全面積の50%よりも少ない部分(主部を除いた部分)が、第2仮想線K2を越えて第2仮想領域SB内に入っていてもよい。一方、前ビード36Aについて、車幅方向から見た場合の全面積の50%よりも少ない部分(主部を除いた部分)が、第2仮想線K2を越えて第1仮想領域SA内に入っていてもよい。
横ビード部34において、ビードの数は、上ビード34A及び下ビード34Bの2つに限らず、1つまたは3つ以上であってもよい。また、上ビード34A及び下ビード34Bは、同じ形状及び同じ大きさに限らず、異なる形状、異なる大きさで形成されていてもよい。さらに、上ビード34A及び下ビード34Bは、第1仮想領域SA内において、車両前後方向に中心位置をずらして配置されていてもよい。また、横ビード部34は、車幅方向の内側に向けて突出形成されてもよい。
縦ビード部36において、ビードの数は、前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cの3つに限らず、1つ、2つ、あるいは4つ以上であってもよい。また、前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cは、同じ形状及び同じ大きさで形成されていてもよい。さらに、前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cは、第2仮想領域SB内において、車両上下方向に中心位置をずらして配置されていてもよい。また、縦ビード部36は、車幅方向の内側に向けて突出形成されてもよい。
なお、上記の実施形態に係るフロントピラー構造を異なる観点で捉えることも可能である。例えば、課題を解決するための手段について、以下のように記載することもできる。
「車両上下方向に延び、ドア開口部の一部を構成し且つフロントピラーインナアッパパネルに接合された縦部と、筒状の基部及びフランジ部を備えたロッカに車幅方向に接合された横部と、を有するフロントピラーインナロアパネルと、
車幅方向から見た場合に、前記縦部の上端で且つ車両前後方向の前端を通り車両上下方向に延びる第1仮想線と、前記縦部の前記ドア開口部の縁が円弧状から車両上下方向に向かう直線状に変わる変曲点を通り車両上下方向に延びる第2仮想線と、前記基部の車両上下方向の上端を通り車両前後方向に延びる第3仮想線と、前記基部の車両上下方向の下端を通り車両前後方向に延びる第4仮想線と、で囲まれた第1仮想領域内において、前記横部に当該横部の板厚方向に突出形成され、車両前後方向に延びる横ビード部と、
車幅方向から見た場合に、前記第1仮想領域に対する車両前後方向の後側に前記第1仮想領域と並んで配置され且つ前記第3仮想線と前記第4仮想線との間となる第2仮想領域内において、前記横部に当該横部の板厚方向に突出形成され、車両上下方向に延びる縦ビード部と、
を有するフロントピラー構造。」
このフロントピラー構造において、フロントピラーインナロアパネルの横部には、横ビード部及び縦ビード部が形成されている。横ビード部は、第1仮想領域内において、横部に突出形成されている。縦ビード部は、第2仮想領域内において、横部に突出形成されている。また、横部には、車幅方向にロッカが接合されている。そして、車両の微小ラップ衝突が発生した場合には、衝突荷重が、横部の前端及びロッカの前端に入力される。
ここで、フロントピラーインナロアパネルの横部の車両前後方向における前側部分には、車両前後方向に延びる横ビード部が形成されている。換言すると、車両前方からの車両前後方向の衝突荷重に対する横部の曲げ剛性が、横ビード部が無い構成に比べて高められている。加えて、横部の前側部分では、フロントピラーインナアッパパネルに接合された縦部を有することで、車両前後方向の衝突荷重に対する曲げ剛性が高められているので、ロッカのフランジ部における口開き変形が抑制される。このように、横ビード部が形成された部分では、衝突荷重の入力による軸圧縮状態において、横ビード部が衝突荷重に対して抵抗するので、フロントピラーインナロアパネルの車両後方側への変形を抑制することができる。
さらに、フロントピラーインナロアパネルの横部における車両前後方向の後側部分には、車両上下方向に延びる縦ビード部が形成されている。換言すると、車両上下方向に作用する力に対する横部の曲げ剛性が、縦ビード部が無い構成に比べて高められている。このため、横部における縦ビード部が形成された部分では、衝突荷重が入力された場合に、車両上下方向の変形が抑制されるので、横部に接合されたロッカのフランジ部の口開き変形(車両前後方向から見た場合のロッカの断面崩れ)が抑制される。これにより、衝突荷重がロッカを介して車両後方側へ伝達され易くなり、応力集中が生じ難くなるので、フロントピラーインナロアパネルの車両後方側への変形を抑制することができる。
なお、本構成において、横ビード部が第1仮想領域内において横部の前側部分に突出形成されることとは、横ビード部の全体が第1仮想領域内において横部に突出形成されることに限らない。つまり、横ビード部の全面積の50%以上を占める主部が第1仮想領域内において横部に突出形成され、横ビード部の全面積の50%よりも少ない部分が第2仮想領域内において横部に突出形成されることを含んでいる。
また、本構成において、縦ビード部が第2仮想領域内において横部に突出形成されることとは、縦ビード部の全体が第2仮想領域内において横部に突出形成されることに限らない。つまり、縦ビード部の全面積の50%以上を占める主部が第2仮想領域内において横部に突出形成され、縦ビード部の全面積の50%よりも少ない部分が第1仮想領域内において横部に突出形成されることを含んでいる。
以上、本発明の実施形態及び変形例に係るフロントピラー構造の一例について説明したが、これらの実施形態及び変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両
12 ロッカ
13 ロッカアウタパネル(ロッカアウタの一例)
14 ロッカインナパネル(ロッカインナの一例)
15 キャビン
16 フロントピラー
28 ドア開口部
30 ピラー構造(フロントピラー構造の一例)
31 ピラーインナパネル(フロントピラーインナの一例)
34 横ビード部(第1ビードの一例)
36 縦ビード部(第2ビードの一例)
80 ピラー構造(フロントピラー構造の一例)
81 ピラーインナパネル(フロントピラーインナの一例)

Claims (1)

  1. キャビンの前方側における車幅方向外側に設けられたフロントピラーの一部を構成するフロントピラーインナを備え、
    前記フロントピラーインナの車両下方側の端部は、車両前後方向に延在するロッカを構成するロッカインナ及びロッカアウタに挟持されて接合されており、
    前記フロントピラーインナの車両下方側の端部の前端部には、車両側面視で車両前後方向に沿って延在された第1ビードが形成されており、
    前記フロントピラーインナの車両下方側の端部において前記第1ビードが形成された部分の後方側且つドア開口部の下縁側には、車両側面視で車両上下方向に沿って延在された第2ビードが形成されているフロントピラー構造。
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