JP7052698B2 - フロントピラー構造 - Google Patents
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車両10は、車体11を有する。車体11は、ロッカ12と、フロントピラー16と、センタピラー22と、ルーフサイドレール26と、ピラー構造30とを含んで構成されている。また、車両10は、車室としてのキャビン15を有する。
次に、ピラー構造30について説明する。
ピラーインナアッパパネル32は、一例として、普通鋼板で構成されている。また、ピラーインナアッパパネル32は、車幅方向から見た場合に、車両上下方向に延びている。さらに、ピラーインナアッパパネル32は、ドア開口部28の一部(車幅方向から見た場合のドア開口部28の縁部のうち車両前方側に配置される部分)を構成している。なお、本実施形態において、「車幅方向から見た場合に」を言い換えると「車両側面視で」となる。
ピラーインナロアパネル33は、一例として、普通鋼板で構成されている。また、ピラーインナロアパネル33は、車幅方向から見た場合に、車両上下方向に延びる縦部42と、縦部42に対する下側で車両前後方向に延びる横部48とを有する。縦部42と横部48とは、一体化されている。さらに、ピラーインナロアパネル33は、ドア開口部28の一部(車幅方向から見た場合のドア開口部28の縁部のうち車両前方側且つ車両下側となる部分)を構成している。
縦部42は、車幅方向から見た場合に、一例として、直立部44と曲状部46とを有する。直立部44と曲状部46とは、一体化されている。また、曲状部46は、直立部44に対して車両後方側に並んで配置されている。
横部48は、車幅方向から見た場合に、車両前後方向に延びた部位であり、ロッカ12の前端を含む前部に車幅方向に接合されている。また、横部48は、車両上下方向の上側から見た場合に、車両前後方向に延びる縦壁72と、縦壁72の上端及び下端に形成された段差74と、段差74から上側へ延びる上フランジ76及び下側に延びる下フランジ78とを有する。
車幅方向から見た場合に、横ビード部34は、第1仮想領域SA内において、横部48の縦壁72に突出形成され、車両前後方向に延びている。換言すると、横ビード部34は、ピラーインナパネル31の車両下方側の端部の前端部(車両下方側の下端部で且つ車両前後方向の前端部に相当する部分)に形成されている。さらに、横ビード部34は、車両側面視で車両前後方向に沿って延在されている。また、横ビード部34は、一例として、上ビード34A及び下ビード34Bを有する。横ビード部34が突出形成される方向は、横部48(縦壁72)の板厚方向となっている。
図2に示されるように、車幅方向から見た場合に、縦ビード部36は、第2仮想領域SB内において、横部48の縦壁72に突出形成され、車両上下方向に延びている。換言すると、縦ビード部36は、ピラーインナパネル31の車両下方側の端部において横ビード部34が形成された部分の後方側且つドア開口部28の下縁側に形成されている。さらに、縦ビード部36は、車両側面視で車両上下方向に沿って延在されている。なお、ドア開口部28の下縁側とは、車幅方向から見た場合に、ドア開口部28よりも車両上下方向の下側を意味する。また、縦ビード部36は、一例として、前ビード36A、中ビード36B及び後ビード36Cを有する。縦ビード部36が突出形成される方向は、横部48(縦壁72)の板厚方向となっている。
次に、本実施形態のピラー構造30の作用及び効果について説明する。
図8には、フロントピラー構造の一例としてのピラー構造80が示されている。なお、既述のピラー構造30(図2参照)と同じ部材及び部位には、同じ符号を付与して説明を省略する。
ピラーインナロアパネル82は、一例として、普通鋼板で構成されている。また、ピラーインナロアパネル82は、車幅方向から見た場合に、車両上下方向に延びる縦部84と、縦部84に対する下側で車両前後方向に延びる横部48とを有する。縦部84と横部48とは、一体化されている。さらに、ピラーインナロアパネル82は、ドア開口部28の一部(車幅方向から見た場合のドア開口部28の縁部における車両前方側且つ車両下側となる部分)を構成している。
第2仮想線K2は、第1仮想領域SAと第2仮想領域SBとを車幅方向に区分している。ここで、既述の通り、上ビード34A及び下ビード34Bの一方又は両方について、車幅方向から見た場合の全面積の50%よりも少ない部分(主部を除いた部分)が、第2仮想線K2を越えて第2仮想領域SB内に入っていてもよい。一方、前ビード36Aについて、車幅方向から見た場合の全面積の50%よりも少ない部分(主部を除いた部分)が、第2仮想線K2を越えて第1仮想領域SA内に入っていてもよい。
「車両上下方向に延び、ドア開口部の一部を構成し且つフロントピラーインナアッパパネルに接合された縦部と、筒状の基部及びフランジ部を備えたロッカに車幅方向に接合された横部と、を有するフロントピラーインナロアパネルと、
車幅方向から見た場合に、前記縦部の上端で且つ車両前後方向の前端を通り車両上下方向に延びる第1仮想線と、前記縦部の前記ドア開口部の縁が円弧状から車両上下方向に向かう直線状に変わる変曲点を通り車両上下方向に延びる第2仮想線と、前記基部の車両上下方向の上端を通り車両前後方向に延びる第3仮想線と、前記基部の車両上下方向の下端を通り車両前後方向に延びる第4仮想線と、で囲まれた第1仮想領域内において、前記横部に当該横部の板厚方向に突出形成され、車両前後方向に延びる横ビード部と、
車幅方向から見た場合に、前記第1仮想領域に対する車両前後方向の後側に前記第1仮想領域と並んで配置され且つ前記第3仮想線と前記第4仮想線との間となる第2仮想領域内において、前記横部に当該横部の板厚方向に突出形成され、車両上下方向に延びる縦ビード部と、
を有するフロントピラー構造。」
12 ロッカ
13 ロッカアウタパネル(ロッカアウタの一例)
14 ロッカインナパネル(ロッカインナの一例)
15 キャビン
16 フロントピラー
28 ドア開口部
30 ピラー構造(フロントピラー構造の一例)
31 ピラーインナパネル(フロントピラーインナの一例)
34 横ビード部(第1ビードの一例)
36 縦ビード部(第2ビードの一例)
80 ピラー構造(フロントピラー構造の一例)
81 ピラーインナパネル(フロントピラーインナの一例)
Claims (1)
- キャビンの前方側における車幅方向外側に設けられたフロントピラーの一部を構成するフロントピラーインナを備え、
前記フロントピラーインナの車両下方側の端部は、車両前後方向に延在するロッカを構成するロッカインナ及びロッカアウタに挟持されて接合されており、
前記フロントピラーインナの車両下方側の端部の前端部には、車両側面視で車両前後方向に沿って延在された第1ビードが形成されており、
前記フロントピラーインナの車両下方側の端部において前記第1ビードが形成された部分の後方側且つドア開口部の下縁側には、車両側面視で車両上下方向に沿って延在された第2ビードが形成されているフロントピラー構造。
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JP2018229286A JP7052698B2 (ja) | 2018-12-06 | 2018-12-06 | フロントピラー構造 |
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JP2018229286A JP7052698B2 (ja) | 2018-12-06 | 2018-12-06 | フロントピラー構造 |
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JP2020090221A JP2020090221A (ja) | 2020-06-11 |
JP7052698B2 true JP7052698B2 (ja) | 2022-04-12 |
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ID=71012305
Family Applications (1)
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