JPH11263220A - 鉄道車両車体 - Google Patents

鉄道車両車体

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JPH11263220A
JPH11263220A JP10069799A JP6979998A JPH11263220A JP H11263220 A JPH11263220 A JP H11263220A JP 10069799 A JP10069799 A JP 10069799A JP 6979998 A JP6979998 A JP 6979998A JP H11263220 A JPH11263220 A JP H11263220A
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door
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速で走行する鉄道車両車体においては、気密
圧力荷重に対する強度の確保と出来栄えの向上が課題で
ある。 【解決手段】上記課題は、台枠、屋根構体、中央ブロッ
クと端部ブロックとからなる側構体、妻構体を接合して
構成される鉄道車両車体において、前記側構体の中央ブ
ロックの外板には、押出し方向を車体長手方向に沿って
配置する押出し型材を使用し、前記側構体の端部ブロッ
クの外板には外板部と骨部が一体で、押出し方向を車体
周方向に沿って配置する押出し型材を用いることによ
り、解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄道車両車体に係
り、特に高速で走行するものに好適な鉄道車両に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道車両車体は、車体幅方向断
面が緩やかな曲線あるいは緩やかな曲線と直線とからな
る屋根構体と、車体幅方向断面が緩やかな曲線あるいは
緩やかな曲線と直線とからなる側構体とを車体幅方向断
面が小さな曲率の曲線を有する軒部材によって組合せ溶
接して構成されている。さらに、車体長手方向両端部に
は妻構体、車体下部には台枠が設置され、これらをそれ
ぞれ溶接することで車体を構成している。この際、前記
屋根外板、側外板には車体長手方向に押出し軸を有する
押出し型材が使用されている。
【0003】なお、この種の鉄道車両車体としては、例
えば特公平6ー45340号が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高速で走行する鉄道車
両は、トンネル内を走行する際、車内外の圧力差による
圧力荷重を受けることが知られている。上記従来技術に
示されるような鉄道車両車体では、外板部材が車体長手
方向に押出し軸を有する押出し型材を使用している。そ
のため、車体周方向の補強として骨部材を取り付ける必
要があり、例えば溶接接合により車体を構成する場合に
は溶接歪みが発生、部品点数の増大という問題が生じ
る。
【0005】本発明は、トンネル内を走行する際に構体
が受ける圧力荷重に対して十分な強度を有しつつ、部品
点数を削減し、出来栄えの良好な鉄道車両車体を提供す
る目的としたものである。
【0006】本発明の他の目的は、車端圧縮及び曲げ荷
重に対して十分な強度及び剛性を有した鉄道車両車体を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、台枠、屋根
構体、中央ブロックと端部ブロックとからなる側構体、
妻構体を接合して構成される鉄道車両車体において、前
記側構体の中央ブロックの外板には、押出し方向を車体
長手方向に沿って配置する押出し型材を使用し、前記側
構体の端部ブロックの外板には外板部と骨部が一体で、
押出し方向を車体周方向に沿って配置する押出し型材を
用いることにより、達成できる。
【0008】上記他の目的は、鉄道車両車体を軽合金製
押出し型材によって構成しており、前記押出し型材はそ
の押出し方向を車体周方向に沿って配置しており、前記
押出し型材は車体表面を構成する平板状の外板部と中空
断面を構成した骨部を一体に成形しており、前記押出し
型材は車体長手方向に平行に並べられて溶接されてお
り、各押出し型材の骨部の車内側に塞ぎ板を溶接したこ
とにより、達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図を用いて
説明する。図1において、車体1は屋根構体11、側構
体12、台枠13、妻構体14とからなる。該側構体1
2は中央ブロック3、端部ブロック4とからなる。
【0010】本発明の第1の実施例について図を用いて
説明する。図2は本発明の第1の実施例の側面図を示
す。図2において、端部ブロック4Aは側出入り口ブロ
ック5Aと、戸袋部6Aとからなる。
【0011】図3に端部ブロック4Aの水平方向断面図
を示す。図3において、51,52は側出入り口柱であ
る。側扉60は矢印Aの方向に開くものとする。戸袋部
6Aは戸袋外板61Aと、戸尻柱62と、塞ぎ板63と
からなる。戸袋外板61Aは平板状の外板部64Aと中
空断面を有した骨部65Aとが一体に構成されており、
押出し方向を車体1の周方向に沿って配置する押出し型
材である。前記車体の周方向は、側構体12において車
体を構成した状態で上下方向に相当する。側出入り口柱
51,52及び戸袋外板61Aは、車体1の外周曲面に
合わせて曲げ加工し、溶接したものである。また、戸尻
柱62と、塞ぎ板63は戸袋外板61Aの骨部材65A
に溶接される。
【0012】このような構成によれば、前記戸袋外板6
1Aの外板部64Aへの溶接施工は、側出入り口柱51
との接合部及び妻構体5との接合部のみであり、戸袋外
板61Aの溶接歪みは非常に小さいものとなる。また、
戸尻柱62と塞ぎ板63は戸袋外板61Aの骨部65A
に溶接されるため、戸袋外板61Aの外板部材64Aの
溶接歪みは非常に小さいものとなる。その結果、溶接歪
みが少ない仕上がりの美麗な車体が構成でき、且つ、部
品点数の削減により、低コスト化が実現できる。また、
図4に車体1の戸袋部6Aの周方向断面図を示す。車体
1が高速でトンネル内を走行する時には圧力荷重Pをう
けるが、この圧力荷重Pに関しても車体1の周方向に、
剛性の高い骨部65Aが設置されているため、十分な強
度を有する。
【0013】また、前記塞ぎ板63が戸袋外板61Aの
複数の骨部材65Aにまたがって溶接されているため、
該塞ぎ板によって戸袋外板61A全体が中空型材と同様
な強度及び剛性をたっきすることになり、車体に作用す
る車端圧縮荷重及び曲げ荷重に対して十分な強度及び剛
性を確保することができる。なお、前記戸袋外板61A
自体は、全体を中空断面に構成した型材よりも、曲げ加
工が容易であり、車体横断面の曲率が小さくなる傾向に
ある高速車両において、製作時の作業性を改善すること
ができる。
【0014】前記戸袋外板と同様な押出し型材を、屋根
構体の集電装置等の屋根設置部材を固定する部分に用い
ても良い。すなわち、平板状の外板部の裏面に、屋根設
置部材を支える支持具を接合しておき、車外に設置され
る部材を強固に支える。特に、軽合金性押出し型材を車
体全体に用いる鉄道車両の場合、外板部分の板厚は比較
的薄いため、それ自体に他の部材を締結しても、十分な
強度は得られない。全体が中空断面をなした押出し型材
の場合、外板部の裏面に裏当て材を接合することは、車
内側に穴明けが必要であり、実用的でない。したがっ
て、前記戸袋外板と同様な押出し型材を用いることによ
り、裏当て材を設置することも可能であり、屋根設置部
材の十分な支持強度を確保することができる。
【0015】次に、本発明の第2の実施例を図を用いて
説明する。図5に本発明の第2の実施例の側面図を示
す。上記第1の実施例と同一符号は同一部材を示す。図
6に端部ブロック4Bの水平方向断面図を示す。本実施
例は、上記第1の実施例において、車椅子の出入りが可
能となるように、出入り口幅寸法W1を車体1の長手方
向に拡大し、戸袋部幅寸法W2も車体1の長手方向に拡
大した場合の例である。図6において、戸袋部6Bは戸
袋外板61B及び戸袋外板61Cと、戸尻柱62と、塞
ぎ板63とからなる。戸袋外板61Bは平板状の外板部
64Bと中空断面に形成された骨部65Bと接合部66
Bとを一体に形成しており、押出し方向を車体1の周方
向に沿って配置する押出し型材である。同様に、戸袋外
板61Cは平板状の外板部64Cと中空断面に形成され
た骨部65Cと接合部材66Cとからなり、押出し方向
を車体1の周方向に配置する押出し型材である。側出入
り口柱51,側出入り口柱52及び戸袋外板61B,戸
袋外板61Cは、車体1の外周曲面に合わせて曲げ加工
し、溶接したものである。また、塞ぎ板63は戸袋外板
61Bの骨部65Bと接合部66Bと、戸袋外板61C
の骨部65Cと接合部66Cとに溶接される。戸尻柱6
2は戸袋外板61Bの骨部65Bに溶接される。
【0016】このような構成によれば、戸袋外板61B
と戸袋外板61Cとの溶接を剛性の高い接合部65Bと
接合部65Cで行うため、戸袋部6Bの外表面の溶接歪
みは最小限に抑制される。したがって、車椅子の出入り
が可能となるよう、出入り口幅寸法W1を車体1の長手
方向に拡大し、それに付随して戸袋部幅寸法W2も車体
1の長手方向に拡大した場合でも、上記第1の実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0017】次に、本発明の第3の実施例を図を用いて
説明する。上記第1の実施例と同一符号は同一部材を示
す。図7は本実施例の側面図を示したものである。本実
施例は図7に示すように、側出入り口が近接して設置さ
れた場合の例である。図7において、端部ブロック4D
は側出入り口ブロック5D、側出入り口ブロック5E
と、戸袋部6Dとからなり、側出入り口ブロック5Dと
側出入り口ブロック5Eとは戸袋部6Dを介して隣接す
るものとする。
【0018】図8に端部ブロック7Dの水平方向断面図
を示す。図8において、側扉60は矢印Aの方向に開く
ものとする。戸袋部6Dは戸袋外板61D,戸袋外板6
1Eと、戸尻柱62と、塞ぎ板63とからなる。戸袋外
板61Dは平板状の外板部64Dと中空断面に構成され
た骨部65Dと接合部66Dを一体形成しており、押出
し方向を車体1の周方向に沿って配置する押出し型材で
ある。同様に、戸袋外板61Eは外板部64Eと骨部6
5Eと接合部66Eからなり、押出し方向を車体1の周
方向に沿って配置する押出し型材である。側出入り口柱
51,側出入り口柱52及び戸袋外板61D,戸袋外板
61Eは、車体1の外周曲面に合わせて曲げ加工し、溶
接したものである。また、戸尻柱62と、塞ぎ板63は
戸袋外板61Dの骨部65Dと接合部66Dと、戸袋外
板61Eの骨部65Eと接合部66Eとに溶接される。
【0019】このような構成によれば、戸袋外板61
D,戸袋外板61Eの溶接は剛性の高い接合部材すなわ
ち骨部65Dと骨部65Eとで行うため、戸袋部6Dの
外表面の溶接歪みは最小限に抑制される。したがって、
本実施例の場合でも、上記第2の実施例と同様の効果を
得ることができる。
【0020】次に、本発明の第4の実施例を図を用いて
説明する。図9は本発明の第4の実施例の側面図であ
る。前記第1の実施例と同一符号は同一部材を示す。図
9において、端部ブロック4Fは側出入り口ブロック5
Fと、戸袋部6Fと、車両のサービス設備等が設置され
る多用途ブロック7Fとからなる。
【0021】図10に端部ブロック4Fの水平方向断面
図を示す。図10において、戸袋部6Fは戸袋外板61
Fと、戸尻柱62と、塞ぎ板63とからなる。戸袋外板
61Fは平板状の外板部64Fと中空断面に構成された
骨部65Fと接合部66Fからなり、押出し方向を車体
1の周方向に沿って配置する押出し型材である。多用途
ブロック7Fは外板71Fと補強72Fとからなる。外
板71Fは平板状の外板部73Fと中空断面に構成され
た骨部74Fと接合部75Fとからなり、押出し方向を
車体1の周方向に沿って配置する押出し型材である。補
強72Fは車体1の長手方向に配置され、外板71Fの
骨部74Fと接合部75Fとに溶接される。この際、補
強72は外板71Fの外板部材73Fには溶接されな
い。側出入り口柱51,側出入り口柱52と、戸袋外板
61Fと、外板71Fは、車体1の外周曲面に合わせて
曲げ加工し、溶接される。また、戸尻柱62と、塞ぎ板
63は戸袋外板61Fの骨部材65Fと接合部材66F
とに溶接される。
【0022】このような構成によれば、戸袋部9Fは前
記第1の実施例と同等の効果が得られる。また、多用途
ブロック7Fに関しても戸袋部6Fと同等の効果を得る
ことが可能であるとともに、車体1の長手方向に対する
直線性も確保される。
【0023】従来の鉄道車両車体での問題点を図を用い
て説明する。図11は従来の実施例の側面図を示す。前
記第1の実施例と同一符号は同一部材を示す。従来の実
施例として、端部ブロック4Gが側出入り口ブロック5
Gと、戸袋部6Gと、車両のサービス設備等が設置され
る多用途ブロック7Gとからなる場合を用いる。
【0024】図12に端部ブロック4Gの水平方向断面
図を示す。図12において、戸袋部6Gは外板61G
と、戸尻柱62と、塞ぎ板63とからなる。外板61G
は外板部62Gと補強部63Gとからなり、押出し方向
を車体1の長手方向に沿って配置する押出し型材であ
る。多用途ブロック7Gは外板71Gと骨部材72Gと
からなる。ここで、外板61Gは端部ブロック4Gの側
出入り口柱51から妻構体14までの間で、車体1の長
手方向に接合部を有さない。骨部材102Gは車体1の
周方向に配置され、外板61Gの補強部63Gに溶接さ
れる。側出入り口柱51,側出入り口柱52は、車体1
の外周曲面に合わせて曲げ加工し、溶接される。また、
戸尻柱62と、塞ぎ板63は外板61Gの補強部63G
に溶接される。
【0025】このような構成によれば、戸尻柱62と骨
部材72Gは外板61Gの補強部63Gに溶接される。
図13に従来例の外板71Gと骨部材72Gの溶接部の
水平方向断面図を示す。図13に示すように、外板71
Gと骨部材72Gの溶接部における歪みにより、車体1
に溶接歪みδを生じる。この溶接歪みδは車体1の表面
仕上がりを著しく悪化させ、表面を平滑に仕上げるため
に下塗り材Bを塗布しなければならない。したがって、
車体の製作コストの増大を招く。
【0026】これに対して本発明は、側構体の端部ブロ
ックを、平板状の外板部、中空断面に構成された骨部を
一体に形成し、押出し方向を車体周方向に配置した押出
し型材によって構成することにより、トンネル内を走行
する際に構体が受ける圧力荷重に対して十分な強度を有
しつつ、部品点数を削減し、出来栄えの良好な鉄道車両
車体を提供することができる。
【0027】また、前記端部ブロックに戸袋を容易に構
成することができるとともに、端部ブロックを構成する
押出し型材に、骨部を一体に構成しており、かつ、複数
の前記骨部を塞ぎ板によって連結することにより、戸袋
部外板部分の厚さを厚くすることなく、強度及び剛性を
確保することができる。また、前記塞ぎ板は、骨部の車
内側表面に溶接されることから、車体表面への溶接によ
る歪みの発生を防止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両の外表面の仕上がりを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の車体の斜視外観図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の端部ブロックの水平方
向断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の車体周方向断面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例の側面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の端部ブロックの水平方
向断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例の側面図である。
【図8】本発明の第3の実施例の端部ブロックの水平方
向断面図である。
【図9】本発明の第4の実施例の側面図である。
【図10】本発明の第4の実施例の端部ブロックの水平
方向断面図である。
【図11】従来の鉄道車両車体の側面図である。
【図12】従来の鉄道車両車体の端部ブロックの水平方
向断面図である。
【図13】従来の鉄道車両車体の外板部材と骨部材との
溶接部の垂直方向断面図である。
【図14】従来の鉄道車両車体の外板部材と骨部材との
溶接部の水平方向断面図である。
【符号の説明】 1…車体、11…屋根構体、12…側構体、13…台
枠、14…妻構体、3…中央ブロック、4,4A,A
B,4D,4F,4G…端部ブロック、5A,5B,5
D,5E,5F,5G…出入り口ブロック、6A,6
B,6D,6F,6G…戸袋部、7F、7G…多用途ブ
ロック、51,52…出入り口柱、61A,61B,6
1C,61D,61E,61F…戸袋外板、,61G…
外板、62…戸尻柱、63…塞ぎ板。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明は、トンネル内を走行する際に構体
が受ける圧力荷重に対して十分な強度を有しつつ、部品
点数を削減し、見栄えの良好な鉄道車両車体を提供する
ことを目的としたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、側出入り口
を有する側構体からなる鉄道車両車体において、前記側
構体の前記側出入り口を構成する二つの側出入り口柱
は、側出入り口の幅寸法に相当する間隔を隔てて並べて
設置されており、かつ、前記側出入り口柱は、その長手
方向を側出入り口の縦方向に沿わせて配置されており、
前記側出入り口柱に戸袋外板を接合しており、前記戸袋
外板は中空断面形状の骨部と該骨部に連続して形成され
た外板部を備えた押出し型材からなり、前記戸袋外板は
その押出し方向を前記側出入り口柱の長手方向に沿って
配置されており、前記戸袋外板の車内側には塞ぎ板が設
置されており、前記塞ぎ板は前記戸袋外板の骨部に接合
されていることにより、達成できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、前記塞ぎ板63が戸袋外板61Aの
複数の骨部材65Aにまたがって溶接されているため、
該塞ぎ板によって戸袋外板61A全体が中空型材と同様
な強度及び剛性を発揮することになり、車体に作用する
車端圧縮荷重及び曲げ荷重に対して十分な強度及び剛性
を確保することができる。なお、前記戸袋外板61A自
体は、全体を中空断面に構成した型材よりも、曲げ加工
が容易であり、車体横断面の曲率が小さくなる傾向にあ
る高速車両において、製作時の作業性を改善することが
できる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記戸袋外板と同様な押出し型材を、屋根
構体の集電装置等の屋根設置部材を固定する部分に用い
ても良い。すなわち、平板状の外板部の裏面に、屋根設
置部材を支える支持具を接合しておき、車外に設置され
る部材を強固に支える。特に、軽合金押出し型材を車
体全体に用いる鉄道車両の場合、外板部分の板厚は比較
的薄いため、それ自体に他の部材を締結しても、十分な
強度は得られない。全体が中空断面をなした押出し型材
の場合、外板部の裏面に裏当て材を接合することは、車
内側に穴明けが必要であり、実用的でない。したがっ
て、前記戸袋外板と同様な押出し型材を用いることによ
り、裏当て材を設置することも可能であり、屋根設置部
材の十分な支持強度を確保することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構体が受ける圧力荷重に対して十分な強度を有し、部品
点数を削減することができるとともに、構体表面の歪み
を低減して見栄えの良好な鉄道車両車体を提供すること
ができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台枠、屋根構体、中央ブロックと端部ブロ
    ックとからなる側構体、妻構体を接合して構成される鉄
    道車両車体において、前記側構体の中央ブロックの外板
    には、押出し方向を車体長手方向に沿って配置する押出
    し型材を使用し、前記側構体の端部ブロックの外板には
    外板部と骨部が一体で、押出し方向を車体周方向に配置
    する押出し型材を用いたことを特徴とする鉄道車両車
    体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の鉄道車両車体において、
    前記端ブロックは、押出し方向を車体周方向に配置する
    側出入口ブロック及び戸袋ブロックから構成されている
    ことを特徴とする鉄道車両車体。
  3. 【請求項3】鉄道車両車体を軽合金製押出し型材によっ
    て構成しており、前記押出し型材はその押出し方向を車
    体周方向に沿って配置しており、前記押出し型材は車体
    表面を構成する平板状の外板部と中空断面を構成した骨
    部を一体に成形しており、前記押出し型材は車体長手方
    向に平行に並べられて溶接されており、各押出し型材の
    骨部の車内側に塞ぎ板を溶接したことを特徴とする鉄道
    車両車体。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の鉄道車両車体において、
    前記押出し型材と、押し出し方向を車体長手方向に沿っ
    て配置した他の押出し型材によって構成したことを特徴
    とする鉄道車両車体。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の鉄道車両車体において、
    前記押出し型材を屋根構体の屋根上部材を設置する位置
    に配置したことを特徴とする鉄道車両車体。
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