JP2010035122A - 机 - Google Patents

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Abstract

【課題】2枚の天板が配線用空間を挟んで背中合わせ状に配置された机において、セキュリティが高い無線LANシステムを低コストで提供する。
【解決手段】2枚の天板11の後半部にはシート状の導波体1が配置されており、パソコンと導波体1との間で無線通信が行われる。配線用空間を塞ぐ蓋板14′又は前後天板1に連結されたブラケットに、ブリッジ板19と上下押さえ板20,21とが取付けられている。ブリッジ板19は導波体1と同じ断面構造(同一材料)であり、下向きの通信面に無線通信用コネクタが密着している。ブリッジ板19と導波体1との間には両者の端面から電波が伝わる。ブリッジ板19と導波体1とは上下押さえ板20,21で挟持されている。前後の天板11で使用するパソコンは1つの無線通信用コネクタを中継してLANシステムに組み込まれているため、トータルコストを抑制できる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、無線LANシステムを使用するのに好適な机(事務用テーブルと呼んでも良い)に関するものである。
パソコン(パーソナルコンピュータ)のような電子機器をネットワークとして使用する場合、通信形態は有線方式と無線方式とに分けられる。このうち無線方式は配線作業の手間が不要である利点や機器の配置に制約がない等の多くの利点があるが、その反面、電波(正確には電磁波)を外部から傍受される可能性があるためセキュリティに劣るという問題がある。
一般の無線LANシステムでは天井や壁等のアンテナを配置して、室内の全ての機器とアンテナとの間で信号(電波)の送受信が行われるようになっており、このため電波はある程度の強さが必要であり、その結果、外部からの傍受が可能になっている。しかし、無線方式であっても、電波の届く範囲が例えばパソコンから数十cm又は数cmというように狭い範囲に限られる場合には、傍受の可能性は事実上なくなって有線方式と同じ高いセキュリティを確保できる。
この点に着目し、特許文献1には、電波が通る導波層の表裏に保護層を重ねた積層構造のシート状導波体(信号伝達装置)が開示されている。すなわち、図25(B)に示すように、導波体1は導波層2と表裏の保護層3,4との積層構造になっており、机10′を構成する天板11′の上面に載せて使用することができる。導波体1について更に補足すると、導波層2には格子状の導電体5が埋設されており、かつ、裏保護層4にアルミ膜(又は箔)のような電波シールド材4aを設けることにより、電波は表面からしか放射及び入射しないようになっている。従って、導波体1は表面(一方の面)が通信面1aになって裏面(他方の面)はシールド面1bになっている。
使用に当たっては、導波体1の適宜部位に無線通信用コネクタ(インターフェース装置)6を当てることで導波体1を通信システムのアンテナとして機能させており、例えば無線通信方式のパソコンPをその一部又は全部が導波体1に載る状態で天板11′の上に置くと、導波体1とパソコンPのアンテナとの間で信号のやり取りが行われる(パソコンPは導波体1から多少離していても使用でき、使用できる距離は電波の強さやパソコンPの構造によって相違する。)。
そして、導波体1の内部を伝わる電波の強さや周波数は変換器(中継器)7で調節することができ、導波体1を通る電波の強さを、パソコンPが導波体1に重なるか近づかないと送受信ができない程の微弱な強さに設定しておくことにより、高いセキュリティを確保することができる。なお、無線通信用変換器7はサーバやルータのようなネットワークシステム(例えばLANシステム)のセンター機器にケーブル8で接続されている。当然ながら、無線通信用変換器7と無線通信用コネクタ6もケーブル9で接続されている。
特開2007−82178号公報
ところで、机には様々の形態のものがあるが、その一例として、2枚の天板を背中合わせに配置してこれを共通の脚体に固定し、かつ、両天板の間に配線用空間を開けたものがある。このタイプの机は一方の天板と他方の天板とを使用する人が向かい合って座るものであり、それぞれの天板の側に複数人(例えば3〜6人)の人が腰掛けできるような大型である場合が多い。
また、近年のオフィスでは人が特定の机を持たないフリーアドレスと呼ばれるワークスタイルが普及しており、このフリーアドレス方式では大きな机がミーティング用に使用されることが多い。そして、2枚の天板が背中合わせに配置されている机は、人が向かい合って話しをできることや、配線用空間からパソコン用の電源を簡単に引き出せる等の利点があり、フリーアドレス方式組織におけるミーティングを初めとして、各種のミーティングや商談に特に好適であると言える。
しかるに、2枚の天板を背中合わせにした机では両天板に導波体を配置することになるが、無線通信用コネクタや変換器は高価であるため、2枚の導波体の各々に対応して無線通信用の変換器及びコネクタを配置すると、机全体のコストが嵩むという問題がある。
本願発明は、このような現状を改善することを主目的としている。更に本願は、より改良されたLANシステム用机を提供することも目的としており、これらの構成は実施形態を通じて把握することができる。
本願発明者たちは、図25の構成を出発点として研究や試作を重ね、各請求項の発明を完成させるに至った。このうち請求項1の発明に係る机は、2枚の天板が配線用空間を挟んで背中合わせに配置されていて、一方の天板を使用する人と他方の天板を使用する人とが向かい合うようになっており、前記両天板には、当該天板に載置した電子機器と天板外に設けたケーブル付き無線通信用コネクタとに電波を伝えるための導波体が、前記配線用空間の長手方向に沿って長く延びるように設けられており、前記電子機器と導波体との間で無線送受信が行われるようになっている、という構成において、一方の天板に設けた導波体と他方の天板に設けた導波体との相互間を電波が伝わる状態に接続するブリッジ状中継部が、前記配線用空間を横切る状態で設けられている。
請求項2の発明に係る机は、請求項1において、前記導波体は天板の前後幅よりも細幅の帯シート状に形成されており、この導波体は、前記天板のうち配線用空間に寄った部分に配置されており、更に、前記無線通信用コネクタをブリッジ状中継部に下方から当接又は密接させている。
請求項3の発明に係る机は、請求項1において、前記導波体はシート状に形成されていて一方の広巾面は電波の放射及び入射が行われる通信面になっていて他方の広巾面は電波の放射及び入射ができないシールド面になっている一方、前記ブリッジ状中継部には、一方の天板の導波体の端面と他方の天板の導波体の端面とに当接又は近接するように配置されたブリッジ板が含まれており、前記ブリッジ板は導波体と同じ構造であり、このブリッジ板を、その通信面が下になるように配置して当該通信面に無線通信用コネクタを当てている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちの何れかにおいて、前記ブリッジ状中継部は電波が通るブリッジ板を有しており、前記ブリッジ板と導波体とは、互いの端面を突き合わせた状態に保持されるように保持手段で相対位置が保持されている。
請求項5の発明は、請求項4において、前記ブリッジ状中継部は、前記ブリッジ板の上面に重なると共に縁部が両導波体の上面に重なる上押さえ板と、前記ブリッジ板の下面に重なると共に縁部が両導波体の下面に重なる下押さえ板とを備えており、前記上下の押さえ板でブリッジ板と導波体の縁部とを挟持しており、前記上下の押さえ板で保持手段が構成されている。
請求項7の発明は、請求項1〜6のうちの何れかにおいて、前記一方の天板と他方の天板とは、前記ブリッジ状中継部を設けた箇所において、両天板にファスナーで固定されたブラケットによって所定間隔に保持されている。
請求項8の発明は、請求項1〜7のうちの何れかにおいて、前記配線用空間には、当該配線用空間を部分的に又は略全体的に塞ぐ蓋板が着脱自在又は開閉自在に配置されており、この蓋板に前記ブリッジ状中継部を設けている。
請求項9の発明は、請求項1〜8のうちの何れかにおいて、前記天板は、当該天板の上面を構成する硬質化粧板及び導波体と、前記硬質化粧板及び導波体が載る本体部とを備えており、前記硬質化粧板と導波体とは、平面視で互いに分離すると共に上面を同一面と成した状態で本体部に固着されている。
本願発明では、前後2枚の天板に設けた2つの導波体はブリッジ状中継部で互いに接続されているため、無線通信用コネクタをブリッジ状中継部又はいずれか一方の導波体に当てることにより、両方の天板に設置した電子機器のネットワーク通信が可能になる。その結果、使用する無線通信用のコネクタや変換器の数を節約して机(或いは机装置)のトータルコストを抑制することができる。
本願発明で使用する導波体は、無線通信用コネクタからの距離が遠くなると電波は伝わりにくいという特性がある(このような特性によってセキュリティが確保される。)。そして、無線通信用コネクタから両導波体の端までの距離をできるだけ均等化すると、導波体の導波能力をできるだけ弱くしつつ(セキュリティをできるだけ高くしつつ)、机上で使用するパソコン等の電子機器を快適に使用することができる。従って、ブリッジ状中継部は導波体の(或いは天板の)の左右中間部かそれに近い位置に配置するのが好ましい。
請求項2の構成を採用すると、無線通信用コネクタは机の配線用空間に隠れているため、無線通信用コネクタが外側に露出することによって外観が悪化したり、人の身体や物が無線通信用コネクタに当たってブリッジ状中継部から外れるといった不具合を防止できる利点がある。
前後天板の導波体に電波を伝えるための部材としては金属板を使用することも可能であるが、請求項3のようにシート状の導波体と同じ材料を使用すると、高い導波特性を確保できる利点がある。また、背景技術で述べたようにシート状の導波体は通信面とシールド面とを有しているが、請求項の3のように通信面を下向きにして配置してその下面に無線通信用コネクタを当てることにより、無線通信用コネクタを保護しつつ高い導波特性を確保できるという利点がある。
更に請求項4の構成を採用すると、保持手段によってブリッジ板と導波体との端面が突き合わさっている(密着又は密接している)ため、ブリッジ板と導波体との間での電波の伝わりを確実化できると共に、ブリッジ板と導波体との間に隙間ができて電波が漏洩することを防止できる。この場合、保持手段を金属のような電波シールド性がある素材で製造すると好適である。
更に請求項5の構成を採用すると、ブリッジ板の端面と導波体の端面とを高さが揃った状態に当接又は密接させることが確実ならしめられるため、ブリッジ板の端面と導波体の端面との間に隙間ができたり、ブリッジ板と導波体とが上下にずれたりして電波が漏れる不具合を防止又は著しく抑制でき、その結果、通信特性と電波漏洩(セキュリティ性)とをより一層向上できる。この場合、上下の押さえ板の素材は、強度とシールド性との機能から見て、金属板又はその積層体、或いは樹脂と金属箔(膜)との積層体を採用するのが好ましい。
シート状の導波体は僅かながら可撓性があるため、請求項5のように導波体の縁部を上下の押さえ板で挟持する場合、下押さえ板を導波体の下方に差し込むことも可能である。この場合は、導波体は下押さえ板に重なっている部分を中心にして部分的に盛り上がった状態になる。この方式は、既存の机に適用したり従来の天板をそのまま使用したりする場合には有益である。他方、請求項6ように天板の背面部に下押さえ板が入り込む凹所を形成すると、導波体を撓み変形させることなく上下の押さえ板で導波体を挟持することができ、その結果、導波体が部分的に盛り上がることによって美感が悪化したり、物品を机上に置くにおいて安定性が悪くなると言った問題を解消できる利点がある。
前後天板の導波体を接続する部材は可撓性を有する素材で製造することも可能ではあるが、経済性や導波特性といった点からは、請求項3で特定したように導波体の材料を使用したり、或いは金属板を使用したりするのが好ましいが、この場合は、導波体の素材にしても金属板にしても予め寸法を定めて製造することになる。他方、机を組み立てる場合、部材は高い精度で加工されていても組み立て精度はさほど高くないのが普通であり、前後天板の間隔(すなわち配線用空間の幅寸法)についても若干のバラツキが生じることが多い。このバラツキは、天板の左右長さが長くなるほど顕著に現われる。
従って、ブリッジ状中継部の箇所で、前後の導波体の間隔がブリッジ板のような部材の設計値よりも間隔が広くなったり狭くなったりして、ブリッジ板のような部材と導波体との接触が不完全になったりブリッジ板等を嵌め込みにくくなったりすることが懸念される。しかし、請求項8の構成を採用すると、前後天板の間隔は、ブリッジ状中継部の箇所においてブラケットで所定の寸法が確保されるため、ブリッジ板のような部材と導波体との接触状態を確保することができるという優れた利点がある。
他方、請求項8のように配線用空間を塞ぐ蓋板にブリッジ状中継部を設けると、ブリッジ状中継部の安定性をより一層向上できる利点がある。また、机全体として部材点数を抑制して部材管理やコスト抑制に貢献できる。
さて、シート状の導波体は現状では天板の上面に重ねており、必要に応じて接着している。このような載置方式でもパソコンの使用には差し支えないのであるが、パソコンを使用せずに机上で筆記作業をすることもあり、また、パソコンを使用しながら筆記作業をすることも多い。導波体を机上面に載置する方式では、導波体と机上面との間に段差が生じるため、筆記等の作業がしにくくなったり、机上においた書類が見にくくなったり、飲み物を入れたカップ類が段差の箇所に載ってひっくり返ったり、と言った不具合が生じる虞がないとも言えない。従って、天板の上面(机上面)はその全体が同一面であるのが好ましい場合もある。
請求項9はこのような課題・要請に応えるべく成されたものであり、請求項9の構成では、導波体が天板の一部を構成しており、硬質化粧板と導波体とが同一面を成しているため、筆記作業がしにくくなったりカップ類がひっくり返ったりといった段差に伴う不具合を解消又は著しく抑制することができる利点がある。なお、この利点は、ブリッジ状中継部の存在とは独立して導波体を有する机に広く適用できるものである。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5では第1実施形態を示し、図6〜図24では他の実施形態を示している。以下、順次説明していく。なお、図25と同じ要素は同じ符号を付しており、共通した要素については特に必要がない限り説明は省略する。本願では方向を示すため前後や左右の文言を使用しているが、これは2枚の天板を使用する人をそれぞれ基準にしており、念のため図1に矢印で方向を表示している。
(1).第1実施形態の構造
図1は机10の斜視図であり、この図に示すように、机10は、前後2枚の天板11と、前後の天板11をその左右両端部において支持する左右一対の主脚12とを備えている。主脚12は板状に形成されているが、フレーム方式等の他の形態でも良いし、或いは、前後の天板11を個々の主脚12に固定して前後の主脚をねじ等で固定することも可能であり、更に、天板11の左右長さが長い場合は中間脚を設けることも可能である。なお、天板11は左右長手の補強フレームで鋼板を支持してこの鋼板の上にメラミン化粧板を張った構造であるが、図面では簡略して厚板状に表示している。
前後の天板11の間には人が手を入れても充分に余裕がある前後幅の配線用空間13が空いている。換言すると、前後の天板11は配線用空間13を挟んで前後に背中合わせに配置されている。配線用空間13は着脱式の蓋板14,14′で塞がれており、また、配線用空間13の箇所にはケーブルやコンセント、各種コネクタ等を収納できる配線ダクト15が配置されている。
前後の天板11は左右中間部の箇所が補強ジョイント16で連結されている。補強ジョンイト16は配線ダクト15の上部を横切って延びており、従って配線には支障はない。なお、配線用空間13の長手中心線の上方に目隠し用のセンターパネルを配置することが可能であり、このセンターパネルは、主脚12や中間脚に立設した支柱に取付けられている。そこで、各蓋板14,14′の左右端部にはセンターパネル用支柱が通る切欠き17が形成されている。
前後両天板11の上面には、配線用空間13に寄った状態で帯状(シート状)の導波体1が重ね配置されている。なお、導波体1は天板11の上面の全体を覆う形態でも良い。また、導波体1は天板11に載せただけも良いが、ずれ動きを確実に阻止したい場合には、接着剤や両面粘着テープで天板11に接着したら良い。
本実施形態では、配線用空間13を4本の蓋板14,14′で塞ぐようになっている。そして、1つの蓋板14′に、前後の導波体1を電波が通る状態に接続するための接続装置18が設けられており、この接続装置18に請求項に記載したブリッジ状中継部が設けられている。この点を図2以下の図面も参照して説明する。図2は接続装置18の分離斜視図、図3は要部の平面図、図4は図3のIV−IV視断面図、図5のうち(A)は図3の VA-VA視断面図で(B)は(A)の部分拡大図である。
接続装置18は、導波体1と同じ材料から切り出した平面視略矩形のブリッジ板(中継板)19と、ブリッジ板19の上に配置された平面視矩形の金属板製押さえ板20と、ブリッジ板19の下面に重なる下押さえ板21と、全体を覆う樹脂製カバー22とを有している。下押さえ板21と蓋板14′とには無線通信用コネクタ6より大径の逃がし穴23が空いており、無線通信用コネクタ6が逃がし穴23を通ってブリッジ板19の下面に密接している。本実施形態ではブリッジ板19が請求項に記載したブリッジ状中継部の中核を成しており、また、上下の押さえ板20,21は請求項に記載した保持手段の一例である。
無線通信用コネクタ6は、図2に仮想線で示すように、その端面(上面)のうち周囲の適宜範囲を除いた部分が無線の送受信を司る通信部(感知部)6aになっている。本実施形態では、無線通信用コネクタ6の保持手段として、上面の通信部6aの周囲の部分を接着剤や両面粘着テープ等の接着層6bでブリッジ板19の下面に接着しているが、下押さえ板21や蓋板14′に設けたブラケット等の保持具で落下不能に保持しても良い。
図5に示すように、各蓋板14,14′の前後両端には下向きの折り返し部25が形成されており、配線ダクト15に装着した受け部材26で蓋板14,14′の折り返し部25が支持されている。この場合、例えば図3に示すように、各蓋板14′の前後端面と天板11の端面との間にはケーブル引き出し用の隙間27が空いているが、接続装置18を設けた通信補助用蓋板14′のうち接続装置18の箇所の端面には天板11に当接又は密接するスペーサ28を設けており、このため通信補助用蓋板14′は前後移動不能に保持されている。
ブリッジ板19は既述のように導波体1と同じ材料から切り取っているが、図5(B)に示すように、机上の導波体1とは表裏を逆にして、通信面19aが下向きになるように配置している。このような配置により、無線通信用コネクタ6との間での電波の伝達が能率良く行われる。また、ブリッジ板19は、その前後端面が前後導波体1の端面と当接(密着)するように寸法が設定されている。
更に、下押さえ板21の前後両側部21aは天板11と導波体1との間に入り込んでおり、かつ、上押さえ板20の前後縁部20aは導波体1の縁部の上面に重なっている。そして、上押さえ板20の左右縁部を蓋板14′の下面に重なる足部20bに形成し、足部20bをビス29で蓋板14′に締結している。このため、ブリッジ板19及び導波体1の縁部は上下の押さえ板20,21で強く挟み固定される。これにより、ブリッジ板19と導波体1との高さが同一に保持されると共に端面の密着状態が保持され、その結果、電波の漏れを無くして高い通信特性を確保できる。なお、上押さえ板20の足部20bはブリッジ板19の左右位置を規制する機能も備えている。
上下の押さえ板20,21にはビス29が通る穴30が空いており、また、蓋板14′にはタップ穴31が空いている。カバー21は全体として下向き開口の浅いトレー形状を成しており、その左右両端寄りの部位に鉤状の係合爪32を下向きに突設し、係合爪32を蓋板14′の係合穴33に弾性に抗して嵌め込んでいる。
(2).第2実施形態(図6)
図6では第2実施形態を示している。(A)は縦断側面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。この実施形態は下押さえ板21が存在しない点を除いて第1実施形態と同じである。この実施形態では机上の導波体1は挟持されていないが、ブリッジ板19は上押さえ板20と蓋板14′とで挟み固定されており、しかも上押さえ板20は導波体1の上面に載っているため、ブリッジ板19と導波体1との高さは一定に保持されている。この第2実施形態では、上押さえ板20はブリッジ板19と導波体1とが同一高さになることに貢献しており、このため、上押さえ板20だけでも保持手段として機能し得る。
図6に一点鎖線で表示して符号Sで示すのは、金属箔又は金属シートに粘着層を設けた金属テープであり、この金属テープSを、ブリッジ板19と導波体1とに跨がった状態で貼ることも可能である。金属テープSは、ブリッジ板19及び導波体1の上面のみ又は下面のみ若しくは上下両面に貼ることが可能である。金属テープSは保持手段の一例であり、これにより、ブリッジ板19と導波体1とは端面を密着又は密接させた状態に保持されると共に上下のずれも防止でき、その結果、導波特性とシールド性とを確保できる。ブリッジ板19と導波体1との間に隙間があっても電波の漏れを防止できる。
敢えて述べるまでもないが、金属テープSを貼ることは押さえ板20,21と組み合わせる必要はなく、独立した構成たり得る。端的に述べると、金属テープSとブリッジ板19のみでブリッジ状中継部を構成することも可能である。なお、金属テープSとは関係ないが、ブリッジ板19を蓋板14′の上面又は上押さえ板20の下面に両面粘着テープや接着剤で接着しておくことも可能である。
(3).第3実施形態(図7)
図7では第3実施形態を示している。この実施形態では、前後2枚の導波体1は配線用空間13の左右端部を跨ぐ左右のブリッジ状中継部35を介して一連に繋がっている。すなわち、この実施形態では、前後導波体1は、1枚の材料に配線用空間13と連通する左右長手の窓穴36を開けることで形成されている。従って、ブリッジ状中継部35と前後導波体1との間で電波の遮断や減衰は全くない。無線通信用コネクタ6は左右ブリッジ状中継部35のうちいずれか一方の上面に接着等で固定したら良い。
(4).第4実施形態(図8)
図8では第4実施形態を示している。この実施形態では、ブリッジ板19を上下の押さえ板20,21で挟持してなる構造の接続装置18において、接続装置18を左右机10の接続部に箇所に配置している。従って、1つのブリッジ板19が前後左右4枚の導波体1に接続されている。
そして、この実施形態では、ブリッジ板19と上下押さえ板20,21は机10における脚12の右又は左のいずか一方にはみ出ており、このはみだし部の箇所でブリッジ板19の下面に無線通信用コネクタ6を固定している。
(5).第5実施形態(図9)
図9では第5実施形態を示している。このうち(A)は平面図、(B)は(A)の要部拡大図、(C)は(B)のC−C視断面図である。この第4実施形態では、導波体1の背面部に配線用空間13の中間点まで入り込むオーバーハング部1cを一体に設け、前後のオーバーハング部1cを上押さえ板20と下押さえ板21とで挟持してねじ33で共締めしている。無線通信用コネクタ6は前後オーバーハング部1cの上面に固定したら良い。この実施形態では、オーバーハング部1cがブリッジ状中継部の中核を成している。
(6).第6実施形態(図10)
図10では第6実施形態を示している。この実施形態では、ブリッジ板19及び上下押さえ板20,21とをねじ33で共締めして、上押さえ板20を導波体1の上面に重ねることで落下不能に保持している。ブリッジ板19は第1実施形態と同じ構造である。この実施形態は配線空間13の蓋板14,14′とは関係していないので、接続装置18を左右のどの位置にも配置できる。
(7)-1.第7実施形態における天板の構造
図11〜図20では第7実施形態を示している。まず、天板11の構造を図11及び図12に基づいて説明する。図11は部分的な斜視図、図12のうち(A)は天板11の一側部の一部破断平面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC−C視断面図、(D)は(A)のD−D視断面図である。
天板11は、その表面(上面)を構成する要素として、使用者から見て手前側に位置したメラミン化粧板38と、その後ろ側(奥側)に位置したシート状の導波体1とを備えている。メラミン化粧板38は請求項に記載した硬質化粧板の一例であり、これらメラミン化粧板38と導波体1との上面は同一面を成している。メラミン化粧板38と導波体1との前後幅寸法(奥行き寸法)は同じ程度に設定しているが、両者の寸法を任意に設定できることは言うまでもない。
天板11は広い面積で広がるハニカム構造の芯材39を備えており、芯材39の上面には鋼板製の上板40を接着し、下面には同じく鋼板製の下板41を接着している。上下板
40,41とハニカム構造の芯材39とのサンドイッチ構造により、左右に長い天板11でありながら軽量化と高強度とを確保できる(なお、図12(A)では芯材39は平面視格子形に簡略表示しているが、実際には多数の六角が重なった構造になっている。)。
芯材39は全面積にわたって等しい厚さに設定されており、従って、上板40はその全体にわたってフラットになっている。他方、導波体1は一般に厚さが3〜5mm程度ある一方、メラミン化粧板38の厚さは一般に1mm前後であり、両者は厚さが相違している。そこで、本実施形態では、図12(D)に示すように、メラミン化粧板38と上板40との間にスペーサ板42を配置し、スペーサ板42を上板40とメラミン化粧板38とに接着している。これにより、メラミン化粧板38と導波体1との厚さの相違を吸収している。
スペーサ板42は合板等の木板を採用しているが、パーティクルポードやコルク板、樹脂板、金属板、板紙等の様々の素材を採用できる。また、天板11の本体が木製の場合は、メラミン化粧板38が載る部分と導波体1が載る部分とに段差を形成することでメラミン化粧板38と導波体1とを同一面にすることも可能であるが、本実施形態と同様にスペーサ板42を使用すると、本体の上面はフラットに加工するだけなので製造コストを抑制できる。
また、天板11がスチール製である場合、上板にメラミン化粧板38と導波体1との厚さの違いに対応した段差を形成することでメラミン化粧板38と導波体1とを同一面にすることも可能であるが、この構造では、上板の加工が面倒であるばかりでなく、他の部材(補強部材や脚の支持部材等)も形状を変更せねばならないため、設計・製造のコストが嵩む。これに対してスペーサ板42を使用すると、大きな手間をかけることなく簡単にメラミン化粧板38と導波体1とを同一面となすことができる。
天板11の左右両側部には、前後長手のサイド補強フレーム43が配置されており、サイド補強フレーム43は上板40と下板41とに接着されている。サイド補強フレーム43はスチール板製であり、外側部には天板11の左右端面を構成する端板44が固着されている。天板11のうち左右外側に露出する側端部には樹脂製のエッジが固着されている。サイド補強フレーム43には、主脚12を固定するための受け部45が設けられている。
上板40の前端部は、下向き中空状に折り返されてその前面に樹脂製のフロントエッジ46が固着されており、また、上板40の後端部も下向き中空状のリア折り返し部40aが形成されており、リア折り返し部40aの後面に樹脂製のリアエッジ47を固着(接着)している。リアエッジ47は導波体1の背面に当接ている。リア折り返し部40aの手前には左右横長で上向き開口C字状のリア補強フレーム48が配置されており、リア補強フレーム48は上板40と下板41とに接着されている。天板11の手前側にはリア補強フレーム48と対称の状態でフロント補強フレーム49が配置されている。
本実施形態では、芯材39と上下板40,41、及び、四周を囲うように延びる補強フレーム47,48,49が請求項に記載した本体部を構成している。天板11の後端部の下面にはスチール製のリア補助フレーム50が溶接等によって固着されており、前後のリア補助フレーム50にステーを固着し、ステーで蓋板14,14″を支持している。
前後天板11のリア補助フレーム50は、左右端部に配置されたサイドステー(図示せず)、左右中間部に位置したセンターステー51、センターステー51とサイドステーとの間に配置された中間ステー(図示せず)で連結されており、基本的には隣り合ったステーでメインの蓋板14が支持されている。各ステー51には、前後左右4個の位置決め片52が切り起こし形成されており、これによって蓋板14の前後位置が保持されている
蓋板14は下向き開口樋状に形成されており、蓋板14と天板11との間にはケーブル類を引き出しできる空間が空いている。なお、サイドステーとセンターステー51とを利用してセンターパネル(図示せず)を取り付けることができる(センターパネルを取り付けるための構造は省略している。)。なお、本実施形態では配線受け樋はリア補助フレーム50の下方に配置しているが、第1実施形態のように天板11の下面に固定することも可能である。
リア補強フレーム48は、図11の状態でセンターステー51から左側に寄った位置においてある程度の左右範囲で切除されており、この切除部に木製の補助枠材53が嵌め込み配置されている。補助枠材53は上下板40,41に接着されており、補助枠材53を切り欠くと共にリアエッジ47を切除することにより、天板11の後端部には請求項に記載した凹所54が形成されており、この凹所54は配線用空間13に向けて開口している。
(7)-2.ブリッジ状中継部の部材の構造
次に、主として図13〜図20を参照して接続装置(ブリッジ状中継部)の構造を説明する。図13と図14はブリッジ状中継部を構成する部材の分離斜視図、図15は要部の一部破断平面図であり、このうち図13,14から理解できるように、本実施形態では導波体1の素材から切り出したブリッジ板19を使用しており、第1実施形態と同様に、上下の押さえ板20,21とカバー22とを備えている。本実施形態は請求項7の具体例でもあり、そこで、本実施形態に特有の部材としてブラケット56を有している。
カバー22と上下上押さえ板20,21は第1実施形態と同じ機能を有しており、上押さえ板20は第1実施形態と同様に足部20bを有している。左右の足部20は前後に分離しているが、これは、カバー22の係合爪32との干渉を回避するためである。カバー22は第1実施形態と同じ構造であり、その係合爪32が下押さえ板21の係合穴33に引っ掛かるようになっている。
第1実施形態と同様に、本実施形態でも上押さえ板20はその足部20bがビス29で下押さえ板21に固定される。このため、下押さえ板21にはビス29が螺合するナット57を溶接している。下押さえ板21には逃がし穴23が空いているが、逃がし穴23は、左右方向の片側に入り込んだ湾部23aを有する鍵穴状に形成されている。湾部23aはケーブル9との干渉を回避するために設けている。更に下押さえ板21は4つのコーナー部を四角形にカットして全体として平面視十字形になっている。従って、前後縁部21aと左右縁部21bとがそれぞれ突出した形態になっている。また、左右縁部21bには下向き片21cを形成している。
ブラケット56は、配線用空間13のうち凹所54の箇所に配置されて前後天板11に固定されるものであり、前後天板11の間隔を保持する機能と、中継部材を支持する機能、及び、図11に一点鎖線で示した補助蓋板14″を支持する機能とを有している。
図14から理解できるように、ブラケット56は、平面視四角形で逃がし穴23が空いている底板58、前後側板59、及び左右側板60を有している。前後側板59は底板58とは別部材で構成されていて左右側板60の左右外側にはみ出ており、このはみ出し部に、天板11に固定するための取り付け穴61が空いている。取り付け穴61は左右長手の長穴になっている。ブラケット56の前後側板59には、下押さえ板21の前後縁部21aが遊びを持って嵌まる第1切欠き62が形成されており、前後側板59には、第1切欠き62の左右外側の箇所に、ブリッジ板19を仮支持する内向き支持片63を曲げ形成している。
また、前後側板59には、内向き支持片63の左右外側の部位には、天板11の上面に載る外向き支持片64を曲げ形成している。この外向き支持片64の存在により、ブラケット56が固定作業前に配線用空間13に落ち込むことを防止できる。左右側板60の前後中間部には、側面視略三角形状の第2切欠き65が形成されている。上下押さえ板20,21を締結する前の状態では、下押さえ板21はブラケット56の前後側板59に載っており、かつ、ブリッジ板19は下押さえ板21の上面に重なっているが、この状態ではケーブル9が第2切欠き65に嵌まっている。従って、ケーブル9の損傷を防止できる。
ブラケット56は、前後側板59に一体に形成されていて底板58の下面に重なった下片66を有しており、下片66が左右側板60からはみ出た部分に補助受け板67をビス68とナット69とで締結している。補助受け板67は前後側片67aを有しており、かつ、図15に示すように下片66の左右外側に突出しており、図15において右側の補助受け板67の突出部に補助蓋体14″の一端部が載っている。図15において左側の補助受け板67の突出部には基本長さの蓋体14の一端部が載るようになっている。蓋板14,14″は、補助受け板67の前後側片67aで前後方向の位置決めがされている。
補助受け板67には、平面視略三角形の第3切欠き70を形成している。これは、ケーブル9を無線通信用コネクタ6に近い部分から速やかに下方に垂らすためのものであり、当然ながら無くてもよい。また、補助受け板67を設けずに、下片66で蓋板14,14″を支持しても良いことは言うまでもない。
(7)-3.ブリッジ状中継部の組み立て及びまとめ
次に、ブリッジ状中継部の組み立て手順と天板11との関係とを、図16以下の図面も参照して説明する。図16はブリッジ状中継部を構成する各部材の一部破断分離側面図、図17は図15の XVII-XVII視断面図で、(A)は組み立て途中での一部分離図、(B)は組み立て後の図であり、図18は一部の部材を省略した状態での図15の XVIII-XVIII視断面図、図19は図15のXIX-XIX 視断面図、図20は図15の XX-XX視断面図である。
図15や図18に示すように、ブラケット56は前後側板59がビス71で天板11の端面に締結されている。より正確には、前後側板59は、凹所54を挟んだ左右両側の部位において天板11の背面に締結される。この締結により、前後の天板11は前後間隔がきっちりと揃えられる。既述のとおり、天板11の背面部には木製の保持枠材53が固着されているが、図15や図18に示すように、補助枠材53には、ビス71をねじ込むための鬼目ナット72を埋設している。
ブリッジ板19と上押さえ板20とは導波体1の上面に重なるが、下押さえ板21は導波体1の下面に重なる。そして、図15や図17に示すように、下押さえ板21の前後縁部21aが天板11の凹所54に入り込んでいる。このため、導波体1の後端縁部は全体にわたって平坦面に保持されており、下押さえ板21を重ねたことで部分的に盛り上がることはない。
ブリッジ板19と導波体1との関係は第1実施形態と同じなので、詳細は省略する。本実施形態の特徴は、既述のとおりブラケット56で前後天板11の間隔が所定寸法に正確に保持されることであり、このため、ブリッジ板19を前後の導波体1の端面にきっちり当接させることができる。また、本実施形態では導波体1は天板11の本体部に接着されているため、下押さえ板21を導波体1の下面に簡単に差し込むことはできないが、天板11に凹所54を形成しておくことにより、上下押さえ板20,21で導波体1をしっかりと且つ容易に挟持することができる。
ブリッジ板19と導波体1とは上面が通信面になっており、また、図17に示すように、上押さえ板20は天板11の導波体1にある程度の寸法Lで部分的に重なっている。上押さえ板20が導波体1に重なり合うことにより、導波体1とブリッジ板19との当接面からの電波の漏洩が防止される。そして、導波体1とブリッジ板19とが前後に重なり合う寸法Lについて本願発明者たちが検証したところ、重なり合い寸法はごく小さいと電波の漏洩が多くなるが、ある程度以上長くなると電波漏洩機能の向上は見られなかった。計測結果では、重なり合い寸法Lは3〜8mmが好適であり、特に好適な値は5mm程度であった。
なお、本実施形態では補助枠材53は凹所54の箇所で上下厚さの全体が切除されているが、下押さえ板21が入り込めば足りるので、凹所54の下方部に補助枠材53が残る状態であっても良い。下押さえ板21は、左右側縁21bに形成した下向き片21cがブラケット56の左右側板60に外側から当たることにより、締結前の状態で左右ずれ落ち不能に保持されている。
(8).第8実施形態(図21)
図21は第8実施形態の部分的な正断面図である。この第8実施形態は第7実施形態の変形例であり、第7実施形態との相違点は、上下押さえ板20,21をビスで締結していたことに代えて、カバー22によって上下押さえ板20,21とブリッジ板19とを重ね保持している点にある。
すなわちこの実施形態では、カバー22に、上押さえ板20に当たる底面視格子状等のリブ74を設ける一方、ブラケット56の左右側板60に外向きの水平片60aを形成して、水平片60aに形成した係合穴33にカバー22の係合爪32を嵌め込んでいる。この実施形態では、上下押さえ板20,21を締結するためのビスのねじご操作が不要になるため、それだけ組み立て及び分解の作業性が高くなる。
なお、下押さえ板21は導波体1の下面に密着させる必要があるので、カバー22の係合爪32は下押さえ板21に係合させるのが良いとも言える。また、カバー22の係合爪32をどちらに係合させるにしても、上押さえ板20は無くして、カバー22の下面にアルミ箔等の金属箔を貼着し、この金属箔をブリッジ板19の上面に密着させることも可能である。この場合は構造がより一層簡単になる。
(9).第9実施形態(図22)
図22では第9実施形態を示している。(A)は正断面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。この第9実施形態では、天板11にブラケット56を固定している場合において、ブラケット56に、ブリッジ板19を支持して導波体1と同じ高さに保持する左右長手の内向き片を75を設けて、ブリッジ板19をカバー22で押さえ保持している。カバー22の下面には格子状等の多数のリブ74が形成されていてその下面にアルミ箔等の金属箔76が接着されており、また、カバー22に形成した係合爪32は、ブラケット56の側板60に設けた係合穴33に嵌め込んでいる。
(10). 第10実施形態(図23〜図24)
図23〜図24では第10実施形態を示している。この第10実施形態は第7実施形態の変形例であり、そこで、第7実施形態との相違点のみを説明する。本実施形態が第7実施形態と相違するのはブラケット56の形態・構造の点のみである。すなわち、ブラケット56が第7実施形態と大きく相違する点として、当該ブラケット56をビス71で天板11の端面に固定するための取付け穴61が下向きに開口していて、ブラケット56の底板58には取付け穴61に連通する逃がし穴61aを形成している。逃がし穴61aは、ビス71の頭が十分な遊びをもって上下に嵌まる大きさになっている。
第7実施形態では取付け穴61は非開放の穴になっているので、予めブラケット56を所定姿勢にセットして、その状態を人が手で保持しつつ、ビス71を取付け穴61に差し込んで天板11にねじ込まなければならないが、本実施形態では、先に4本のビス71を天板11の端面に取り付けておいてから、ブラケット56を下方に移動させることで取付け穴61をビス71の軸にはめ込み、それから各ビス71を締め込む、という手順でブラケット56の締結を行うことができる。従って、ブラケット56はその取付け作業において人が手で持って姿勢を保持しておく必要がないと共に、ビス71を鬼目ナット72にねじ込むに際しての負担が軽減されて、取付け作業の手間を著しく軽減できる。
更に述べると、第1実施形態の場合、ビス71を鬼目ナット72にねじ込むにおいて、ビス71を手で持って鬼目ナット72にねじ込むスペースの余裕がないため、作業者は、片手でブラケット56の位置と姿勢とを保持しつつ、ドライバの先端にビス71の頭を係合させた状態でビス71を鬼目ナット72にねじ込まねばならず、ビス71の姿勢が不安定でしかも鬼目ナット72の雌ねじ穴の位置が見えにくいため、ビス71がドライバの先端から外れてしまうといった不具合が生じる虞があるが゛本実施形態では、ブラケット56が存在しない状態で各ビス71を予め手で鬼目ナット72(天板11の端面)に仮りねじ込みしておけるため、ビス71が脱落したりねじ込み位置の探索に手間が掛かったりすることは皆無であり、従って、ブラケット56の締結作業を簡単かつ正確に行える。
第10実施形態では、底板58と前後側板59とは一体に連続しており(すわなち、平面視略四角形の1枚の板を材料にして板金加工することで底板58と側板59とを有する本体を形成しており)、第7実施形態の下片66は備えていない。他方、第7実施形態と同様に補助受け片67は有している。従って、第7実施形態のブラケット56は全部で4個のパーツで構成されているが、本実施形態のブラケット56は3個のパーツで構成されている。補助受け片67は本実施形態では補強部材の意味合いが強く、その全体が底板58に重なっていて底板58にスポット溶接されている。
補助受け片67のうち各逃がし穴61の近傍部には、蓋板14,14aの前後位置を位置決めするための起立片67aを形成している。つまり、蓋板14,14aは端板14aを有しており、この端板14aに形成した下向き開口の係合溝14bを起立片67aに嵌め込むことにより、蓋板14,14aの前後位置が規定されるようになっている。起立片58aは補助受け片67に形成することも可能である。
なお、本実施形態のように底板58に逃がし穴61aを形成することで予めビス71を天板11に取付けできるようにしておくことは、各種用途のブラケットの取付け手段として独立した発明たり得る。
(11).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、鋼板の上にメラミン化粧板を積層したタイプのスチール天板を例に取ると、メラミン化粧板の内部又はメラミン化粧板と鋼板との間に導波体(導波層)を形成することが可能であり、この場合は、ブリッジ状中継部は導波体の端面に当接させたら良い。ブリッジ状中継部の構造としては、導波層と金属板とを一体成形(インサート成形やラミネート)することも可能である。
実施形態ではカバーは上押さえ板と別体に構成しているが、カバーと上押さえ板とを一体化したり、カバーを上押さえ板に兼用したりすることも可能である。ブリッジ板の端面と導波体の端面とを導電性接着剤で接着することも可能である(この場合は、両者の当接面を覆う状態でブリッジ板と導波体とに金属テープを貼ってシールドするのが好ましい。)。請求項7のようにブラケットを使用する場合、ブラケットは樹脂成形品や金属ダイキャスト品を使用することも可能である。
机にはカウンターのように上面にパソコン等の電子機器を載置できる天板が備えられている家具が含まれている。また、電子機器はゲーム機等の各種のものを含んでいる。本願発明のブリッジ状中継部は、独立した机が空間を挟んで背中合わせに配置されている場合にも適用できる。
導波体を天板に一体に組み込む具体例としては、導波体の前後両側にメラミン化粧板等の硬質化粧板を配置する(第1例)、硬質化粧板に左右飛び飛びの状態で平面視四角形の穴を空けてこの穴に導波体を嵌め込む(第2例)、硬質化粧板の後半部を、後ろ向き開口の角形凹所が飛び飛びで形成された平面視凹凸形状に形成して、角形凹所に導波体を嵌め込み配置する(第3例)、硬質化粧板と導波体とを左右に交互に並べる(第4例)、といった様々の態様を採用できる。
第1実施形態に係る机の斜視図である。 ブリッジ状を組み込んだ接続装置の分離斜視図である。 第1実施形態の要部の平面図である。 図3のIV−IV視断面図である。 (A)は図3の VA-VA視断面図、(B)は(A)の部分拡大図である。 第2実施形態を示す図である。 第3実施形態を示す図である。 第4実施形態を示す図である。 第5実施形態と第6実施形態とを示す図である。 第6実施形態と第6実施形態とを示す図である。 第7実施形態に係る天板の部分的な斜視図である。 (A)は天板の一側部の一部破断平面図、(B)〜(D)は(A)の断面図である。 ブリッジ状を構成する部材の分離斜視図である。 ブリッジ状中継部を構成する部材の分離斜視図である。 要部の一部破断平面図である。 ブリッジ状中継部を構成する各部材の一部破断分離側面図である。 図15の XVII-XVII視断面図で、(A)は組み立て途中での一部分離図、(B)は組み立て後の図である。 一部の部材を省略した状態での図15の XVIII-XVIII視断面図である。 図15のXIX-XIX 視断面図である。 図15の XX-XX視断面図である。 第8実施形態を示す断面図である。 第9実施形態を示す断面図である。 第10実施形態を示す斜視図である。 第10実施形態を示す斜視図である。 従来技術を示す参考図である。
符号の説明
1 導波体
2 導波層
3 保護層
6 無線通信用コネクタ
7 無線通信用変換器
10 机
11 天板
12 脚
13 配線用空間
14,14′ 配線用空間を塞ぐ蓋板
15 配線用ダクト
18 接続装置
19 ブリッジ状中継部の中核を成すブリッジ板
20 保持手段を構成する上押さえ板
21 保持手段を構成する下押さえ板
22 カバー
23 逃がし穴
38 硬質化粧体の一例としてのメラミン化粧板
39 天板の本体部を構成するハニカム構造の芯材
40,41 天板の本体部を構成するスチール製の板
42 スペーサ板
54 天板の凹所

Claims (9)

  1. 2枚の天板が配線用空間を挟んで背中合わせに配置されていて、一方の天板を使用する人と他方の天板を使用する人とが向かい合うようになっており、前記両天板には、当該天板に載置した電子機器と天板外に設けたケーブル付き無線通信用コネクタとに電波を伝えるための導波体が、前記配線用空間の長手方向に沿って長く延びるように設けられており、前記電子機器と導波体との間で無線送受信が行われるようになっている、
    という構成において、
    一方の天板に設けた導波体と他方の天板に設けた導波体との相互間を電波が伝わる状態に接続するブリッジ状中継部が、前記配線用空間を横切る状態で設けられている、
    机。
  2. 前記導波体は天板の前後幅よりも細幅の帯シート状に形成されており、この導波体は、前記天板のうち配線用空間に寄った部分に配置されており、更に、前記無線通信用コネクタをブリッジ状中継部に下方から当接又は密接させている、
    請求項1に記載した机。
  3. 前記導波体はシート状に形成されていて一方の広巾面は電波の放射及び入射が行われる通信面になっていて他方の広巾面は電波の放射及び入射ができないシールド面になっている一方、
    前記ブリッジ状中継部には、一方の天板の導波体の端面と他方の天板の導波体の端面とに当接又は近接するように配置されたブリッジ板が含まれており、前記ブリッジ板は導波体と同じ構造であり、このブリッジ板を、その通信面が下になるように配置して当該通信面に無線通信用コネクタを当てている、
    請求項1に記載した机。
  4. 前記ブリッジ状中継部は電波が通るブリッジ板を有しており、前記ブリッジ板と導波体とは、互いの端面を突き合わせた状態に保持されるように保持手段で相対位置が保持されている、
    請求項1〜3のうちの何れかに記載した机。
  5. 前記ブリッジ状中継部は、前記ブリッジ板の上面に重なると共に縁部が両導波体の上面に重なる上押さえ板と、前記ブリッジ板の下面に重なると共に縁部が両導波体の下面に重なる下押さえ板とを備えており、前記上下の押さえ板でブリッジ板と導波体の縁部とを挟持しており、前記上下の押さえ板で保持手段が構成されている、
    請求項4に記載した机。
  6. 前記天板の背面部のうち導波体の下方部に、前記下押さえ板の縁部が入り込む凹所を形成している、
    請求項5に記載した机。
  7. 前記一方の天板と他方の天板とは、前記ブリッジ状中継部を設けた箇所において、両天板にファスナーで固定されたブラケットによって所定間隔に保持されている、
    請求項1〜6のうちの何れかに記載した机。
  8. 前記配線用空間には、当該配線用空間を部分的に又は略全体的に塞ぐ蓋板が着脱自在又は開閉自在に配置されており、この蓋板に前記ブリッジ状中継部を設けている、
    請求項1〜7のうちの何れかに記載した机。
  9. 前記天板は、当該天板の上面を構成する硬質化粧板及び導波体と、前記硬質化粧板及び導波体が載る本体部とを備えており、前記硬質化粧板と導波体とは、平面視で互いに分離すると共に上面を同一面と成した状態で本体部に固着されている、
    請求項1〜8のうちの何れかに記載した机。
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