JP3227425U - 衝立 - Google Patents
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Abstract
【課題】他者との間を空間的に隔離しつつ、他者とのコミュニケーションを適度に取ることが可能な衝立を提供する。【解決手段】衝立10は、左右方向に対向する一対の側縁1aを有する遮蔽パネル1と、一対の側縁1aに接続される一対の側面パネル2と、遮蔽パネル1又は一対の側面パネル2から延出し、遮蔽パネル1と一対の側面パネル2とを、一対の側面パネル2同士が対向するように平面視でコ字状に固定する一対のロック片3とを備え、遮蔽パネル1、一対の側面パネル2及び一対のロック片3が1枚のシート材から形成されており、遮蔽パネル1が窓部1bを有し、窓部1bを覆う透明な樹脂フィルム4をさらに備える。【選択図】図1
Description
本考案は、衝立に関する。
机上に配置され、オフィス等の室内空間を仕切るための衝立が用いられている。このような衝立として、高分子発泡樹脂からなる基部と、発泡性の多孔材や織布等からなり、基部に積層される吸音部とを有する複数の壁部をヒンジ部で接続した折り畳み衝立が発案されている(特開2019−196640号公報参照)。
上記公報に記載されているような従来の衝立は、作業者が集中できるように他者との間に隔絶した空間を形成することを意図している。一方、今日では、衛生的な観点から他者との間に隔絶した空間を形成することへの要求が高まっている。この場合、他者との間を空間的に隔絶しつつ、他者とのコミュニケーションを適度に取ることができることが望まれる。
しかしながら、上記公報に記載されている衝立は、壁部によって外部の空間と視覚的に遮断されると共に、吸音部によって聴覚的にも遮断されるため、他者とのコミュニケーションを取り難い。
本考案は、このような不都合に鑑みてなされたものであり、他者との間を空間的に隔離しつつ、他者とのコミュニケーションを適度に取ることが可能な衝立を提供することを目的とする。
本考案の一態様に係る衝立は、左右方向に対向する一対の側縁を有する遮蔽パネルと、上記一対の側縁に接続される一対の側面パネルと、上記遮蔽パネル又は上記一対の側面パネルから延出し、上記遮蔽パネルと上記一対の側面パネルとを、上記一対の側面パネル同士が対向するように平面視でコ字状に固定する一対のロック片とを備え、上記遮蔽パネル、上記一対の側面パネル及び上記一対のロック片が1枚のシート材から形成されており、上記遮蔽パネルが窓部を有し、上記窓部を覆う透明な樹脂フィルムをさらに備える。
本考案の一態様に係る衝立によると、他者との間を空間的に隔離しつつ、他者とのコミュニケーションを適度に取ることが可能である。
[本考案の実施形態の説明]
最初に本考案の実施態様を列記して説明する。
最初に本考案の実施態様を列記して説明する。
本考案の一態様に係る衝立は、左右方向に対向する一対の側縁を有する遮蔽パネルと、上記一対の側縁に接続される一対の側面パネルと、上記遮蔽パネル又は上記一対の側面パネルから延出し、上記遮蔽パネルと上記一対の側面パネルとを、上記一対の側面パネル同士が対向するように平面視でコ字状に固定する一対のロック片とを備え、上記遮蔽パネル、上記一対の側面パネル及び上記一対のロック片が1枚のシート材から形成されており、上記遮蔽パネルが窓部を有し、上記窓部を覆う透明な樹脂フィルムをさらに備える。
当該衝立は、上記遮蔽パネル及び上記一対の側面パネルが上記一対のロック片によって平面視でコ字状に固定されるので、この状態で机上等に配置することができる。当該衝立は、上記遮蔽パネルが窓部を有するので、この窓部を介して他者を視認することができる。また、当該衝立は、上記窓部が透明な樹脂フィルムによって覆われているので、上記窓部を有する場合でも、他者との間を空間的に隔離することができる。従って、当該衝立によると、他者との間を空間的に隔離しつつ、上記窓部を介して他者とのコミュニケーションを適度に取ることができる。
上記一対のロック片が、上記一対の側面パネルの上縁から延出しており、上記ロック片が上記一対の側面パネルの対向方向内側に垂直に折り曲げられており、上記遮蔽パネルが、折り曲げられた状態の上記一対のロック片を下方から支持する一対の支持部と、上記一対の支持部同士の間から上方に突出し、上記一対のロック片の先端縁と係合する凸部とを有するとよい。このように、上記一対のロック片が、上記一対の側面パネルの上縁から延出しており、上記ロック片が上記一対の側面パネルの対向方向内側に垂直に折り曲げられており、上記遮蔽パネルが、折り曲げられた状態の上記一対のロック片を下方から支持する一対の支持部と、上記一対の支持部同士の間から上方に突出し、上記一対のロック片の先端縁と係合する凸部とを有することによって、上記一対のロック片によって上記遮蔽パネル及び上記一対の側面パネルを容易かつ確実に固定することができる。
当該衝立は、上記凸部及び上記一対のロック片が互いに咬合するスリットを有するとよい。このように、当該衝立は、上記凸部及び上記一対のロック片が互いに咬合するスリットを有することによって、上記一対のロック片と上記遮蔽パネルとを容易かつ確実に係合することができる。また、この構成によると、上記一対のロック片と上記遮蔽パネルとの着脱が容易となる。その結果、上記一対のロック片と上記遮蔽パネルとの係合を解除した状態での保管が容易となる。
当該衝立は、上記凸部の先端縁から延出し、上記樹脂フィルムを挟み込んだ状態で上記遮蔽パネルに折り重ねられている枠パネルをさらに備え、上記枠パネルが上記窓部と重なり合う開口を有するとよい。このように、当該衝立は、上記凸部の先端縁から延出し、上記樹脂フィルムを挟み込んだ状態で上記遮蔽パネルに折り重ねられている枠パネルをさらに備え、上記枠パネルが上記窓部と重なり合う開口を有することによって、上記樹脂フィルムを上記窓部を覆った状態で安定的に保持しやすい。
上記枠パネルが、上記ロック片に形成された上記スリットと咬合するスリットを有するとよい。このように、上記枠パネルが、上記ロック片に形成された上記スリットと咬合するスリットを有することによって、上記遮蔽パネル及び上記枠パネルを上記ロック片に対して一体的に係合することができる。これにより、上記一対のロック片によって上記遮蔽パネル及び上記一対の側面パネルをより確実に固定することができる。
なお、本考案において、「左右方向」とは、一般的な使用態様における水平方向を意味する。また、「上」及び「下」とは、一般的な使用態様における上下を意味する。
[本考案の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[衝立]
図1及び図2の衝立10は、左右方向に対向する一対の側縁1aを有する遮蔽パネル1と、一対の側縁1aに接続される一対の側面パネル2と、一対の側面パネル2から延出し、遮蔽パネル1と一対の側面パネル2とを、一対の側面パネル2同士が対向するように平面視でコ字状に固定する一対のロック片3とを備える。遮蔽パネル1は窓部1bを有する。当該衝立10は、窓部1bを覆う透明な樹脂フィルム4を備える。さらに、当該衝立10は、遮蔽パネル1の上縁から延出し、樹脂フィルム4を挟み込んだ状態で遮蔽パネル1に折り重ねられる枠パネル5を備える。遮蔽パネル1、一対の側面パネル2、一対のロック片3及び枠パネル5は、1枚のシート材から形成されている。より詳しくは、遮蔽パネル1、一対の側面パネル2、一対のロック片3及び枠パネル5は、図3のシート20から形成されている。当該衝立10は、例えばオフィスに設置されるデスクの天板X上に配置される。
図1及び図2の衝立10は、左右方向に対向する一対の側縁1aを有する遮蔽パネル1と、一対の側縁1aに接続される一対の側面パネル2と、一対の側面パネル2から延出し、遮蔽パネル1と一対の側面パネル2とを、一対の側面パネル2同士が対向するように平面視でコ字状に固定する一対のロック片3とを備える。遮蔽パネル1は窓部1bを有する。当該衝立10は、窓部1bを覆う透明な樹脂フィルム4を備える。さらに、当該衝立10は、遮蔽パネル1の上縁から延出し、樹脂フィルム4を挟み込んだ状態で遮蔽パネル1に折り重ねられる枠パネル5を備える。遮蔽パネル1、一対の側面パネル2、一対のロック片3及び枠パネル5は、1枚のシート材から形成されている。より詳しくは、遮蔽パネル1、一対の側面パネル2、一対のロック片3及び枠パネル5は、図3のシート20から形成されている。当該衝立10は、例えばオフィスに設置されるデスクの天板X上に配置される。
シート20は、例えば段ボールシート、ボール紙等の紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シートと合成樹脂製シートとの積層シート等から構成される。中でも、加工性、取扱性、リサイクル性、経済性等の点から紙製シートが好ましく、段ボールシートが特に好ましい。すなわち、遮蔽パネル1、一対の側面パネル2、一対のロック片3及び枠パネル5は、1枚の段ボールシートを折り曲げて形成されることが好ましい。この構成によると、当該衝立10の組み立てが容易であると共に、組み立て後の状態での姿勢の安定性に優れる。また、遮蔽パネル1に一対の側面パネル2及び枠パネル5を折り重ねておくことで、不使用時の保管を容易かつ確実に行うことができる。シート20が段ボールシートからなる場合、段ボールシートの中芯の稜線は上下方向に延びることが好ましい。
(遮蔽パネル)
遮蔽パネル1は、略矩形状の本体11と、本体11の上縁から延出する凸部12とを有する。本体11の一対の側縁は、遮蔽パネル1の一対の側縁1aを構成している。一対の側縁1aは上下方向に延びている。凸部12は、一対の側縁1aよりも左右方向内側から延出している。凸部12は、本体11の左右方向の中央部を基準として左右対称な形状である。本体11の上縁のうち、凸部12と接続される部分の左右両側に位置する部分は、一対のロック片3を下方から支持する一対の支持部11aを構成している。一対の支持部11aは左右方向に直線状に延びている。
遮蔽パネル1は、略矩形状の本体11と、本体11の上縁から延出する凸部12とを有する。本体11の一対の側縁は、遮蔽パネル1の一対の側縁1aを構成している。一対の側縁1aは上下方向に延びている。凸部12は、一対の側縁1aよりも左右方向内側から延出している。凸部12は、本体11の左右方向の中央部を基準として左右対称な形状である。本体11の上縁のうち、凸部12と接続される部分の左右両側に位置する部分は、一対のロック片3を下方から支持する一対の支持部11aを構成している。一対の支持部11aは左右方向に直線状に延びている。
凸部12は、上下方向長さに対して左右方向長さが大きい略矩形状である。凸部12先端縁(凸部12の上縁)は、本体11の上縁と平行である。凸部12は、一対の支持部11a同士の間から上方に突出しており、一対のロック片3の先端縁と係合する。凸部12は、一対のロック片3に形成される後述のスリット(第2スリット3a)と咬合する一対のスリット(第1スリット12a)を有する。一対の第1スリット12aは、凸部12の両側縁の基端部分に設けられている。
本体11は、天板Xに接地される底縁11bを有する。底縁11bには、切り欠き11c、11dが形成されている。切り欠き11c、11dは、例えば天板X上に配置され得る電子機器の配線等が通過できるように構成されている。
本体11の左右方向長さとしては、例えば50cm以上150cm以下とすることができる。本体11の上下方向長さとしては、例えば35cm以上100cm以下とすることができる。
窓部1bは、本体11の上方に設けられている。窓部1bは、本体11から凸部12に跨る領域に設けられていてもよい。遮蔽パネル1に設けられる窓部1bの個数は特に限定されるものではない。本実施形態では、遮蔽パネル1に一対の窓部1bが設けられている。窓部1bは、当該衝立10を介して接する他者が視認できるように設けられている。窓部1bの形状としては、特に限定されるものではない。本実施形態において、窓部1bは、左右方向を長手方向とする長円状である。窓部1bの左右方向長さとしては、例えば15cm以上50cm以下とすることができる。窓部1bの上下方向長さとしては、例えば5cm以上40cm以下とすることができる。
(側面パネル)
一対の側面パネル2は、遮蔽パネル1の一対の側縁1aから左右方向に延出している。一対の側面パネル2と遮蔽パネル1との間の境界線には折り曲げ容易線が形成されている。一対の側面パネル2は、遮蔽パネル1の本体11に形成される支持部11aから左右方向に連続して延びる上縁2aを有する。また、一対の側面パネル2は、本体11の底縁11bから左右方向に連続して延びる底縁2bを有する。一対の側面パネル2の底縁2bは、本体11の底縁11bと共に天板Xに接地される。
一対の側面パネル2は、遮蔽パネル1の一対の側縁1aから左右方向に延出している。一対の側面パネル2と遮蔽パネル1との間の境界線には折り曲げ容易線が形成されている。一対の側面パネル2は、遮蔽パネル1の本体11に形成される支持部11aから左右方向に連続して延びる上縁2aを有する。また、一対の側面パネル2は、本体11の底縁11bから左右方向に連続して延びる底縁2bを有する。一対の側面パネル2の底縁2bは、本体11の底縁11bと共に天板Xに接地される。
側面パネル2の底縁2bには、切り欠き2cが形成されている。切り欠き2cは、遮蔽パネル1の本体11に設けられる切り欠き11dと連続して設けられている。切り欠き2cは、例えば天板X上に配置され得る電子機器の配線等が通過できるように構成されている。
図3に示すように、側面パネル2は、左右方向に間隔を空けて上下方向に延びる1又は複数の折り曲げ容易線2dを有する。当該衝立10は、側面パネル2が1又は複数の折り曲げ容易線2dを有することで、天板X上の他の部材の配置等に合わせて所望の折り曲げ容易線2dを折り曲げることによって、天板X上に安定的に配置しやすい。また、折り曲げ容易線2dを切断容易線によって形成することで、当該衝立の設置スペース等に応じて折り曲げ容易線2dを切断することが可能となり、当該衝立10の使用性を高めることができる。
側面パネル2の左右方向長さとしては、当該衝立10を天板X上に安定的に配置できる限り特に限定されるものではない。側面パネル2の左右方向長さとしては、例えば20cm以上50cm以下とすることができる。
(ロック片)
一対のロック片3は、一対の側面パネル2の上縁2aから延出している。図1及び図2に示すように、一対のロック片3は、一対の側面パネル2の対向方向内側に垂直に折り曲げられている。一対のロック片3は、折り曲げられた状態で、遮蔽パネル1の本体11に形成される一対の支持部11aによって下方から支持される。当該衝立10は、一対のロック片3が一対の支持部11aによって下方から支持され、かつこれらのロック片3の先端縁が遮蔽パネル1の凸部12に係合されることで、一対のロック3片によって遮蔽パネル1及び一対の側面パネル2を容易かつ確実に固定することができる。
一対のロック片3は、一対の側面パネル2の上縁2aから延出している。図1及び図2に示すように、一対のロック片3は、一対の側面パネル2の対向方向内側に垂直に折り曲げられている。一対のロック片3は、折り曲げられた状態で、遮蔽パネル1の本体11に形成される一対の支持部11aによって下方から支持される。当該衝立10は、一対のロック片3が一対の支持部11aによって下方から支持され、かつこれらのロック片3の先端縁が遮蔽パネル1の凸部12に係合されることで、一対のロック3片によって遮蔽パネル1及び一対の側面パネル2を容易かつ確実に固定することができる。
ロック片3は、その先端縁に遮蔽パネル1の凸部12に設けられた第1スリット12aと咬合するスリット(第2スリット3a)を有する。つまり、当該衝立10は、凸部12及び一対のロック片3が互いに咬合する第1スリット12a及び第2スリット3aを有している。ロック片3は、当該衝立10の展開状態(図3の状態)で側面パネル2の上縁2aと平行な先端縁を有しており、第2スリット3aは、この先端縁からこの先端縁の垂直方向に延びている。当該衝立10は、凸部12及び一対のロック片3が互いに咬合するスリット12a、3aを有することによって、一対のロック片3と遮蔽パネル1とを容易かつ確実に係合することができる。また、この構成によると、一対のロック片3と遮蔽パネル1との着脱が容易となる。その結果、一対のロック片3と遮蔽パネル1との係合を解除した状態での保管が容易となる。これにより、不使用時の保管スペースを節約することができる。
(枠パネル)
枠パネル5は、遮蔽パネル1の凸部12の先端縁から延出している。枠パネル5は、遮蔽パネル1と折り重ねられる本体13と、凸部12及び本体13を接続する接続部14とを有する。枠パネル5(より詳しくは、本体13)は、窓部1bと重なり合う開口13aを有する。開口13aの形状と窓部1bの形状とは同じであることが好ましい。当該衝立10は、枠パネル5が樹脂フィルム4を挟み込んだ状態で遮蔽パネル1に折り重ねられるので、樹脂フィルム4を窓部1bを覆った状態で安定的に保持しやすい。
枠パネル5は、遮蔽パネル1の凸部12の先端縁から延出している。枠パネル5は、遮蔽パネル1と折り重ねられる本体13と、凸部12及び本体13を接続する接続部14とを有する。枠パネル5(より詳しくは、本体13)は、窓部1bと重なり合う開口13aを有する。開口13aの形状と窓部1bの形状とは同じであることが好ましい。当該衝立10は、枠パネル5が樹脂フィルム4を挟み込んだ状態で遮蔽パネル1に折り重ねられるので、樹脂フィルム4を窓部1bを覆った状態で安定的に保持しやすい。
枠パネル5は、樹脂フィルム4を挟んだ状態で遮蔽パネル1と接続される。本実施形態において、枠パネル5と遮蔽パネル1とは、樹脂フィルム4を挟んだ状態で内面同士(対向する面同士)が接着されている。この構成によると、枠パネル5と遮蔽パネル1との間で樹脂フィルム4を安定的に保持しやすい。
枠パネル5は、ロック片3に形成された第2スリット3aと咬合するスリット(第3スリット13b)を有する。図4に示すように、枠パネル5が遮蔽パネル1に折り重ねられた状態で、第3スリット13bは、遮蔽パネル1の凸部12に設けられた第1スリット12aと重なり合う。これにより、図5に示すように、当該衝立10は、一対のロック片3を垂直に折り曲げた状態で、凸部12の第1スリット12aと枠パネル5の第3スリット13bとがロック片3の第2スリット3aに対して同時に咬合する。その結果、遮蔽パネル1と枠パネル5とが、ロック片3の第2スリット3aの側縁間に挟み込まれる。当該衝立10は、遮蔽パネル1及び枠パネル5をロック片3に対して一体的に係合することができ、これにより、一対のロック片3によって遮蔽パネル1及び一対の側面パネル2をより確実に固定することができる。
(樹脂フィルム)
樹脂フィルム4は、窓部1bの全領域を覆うように配置される。樹脂フィルム4は、例えば遮蔽パネル1及び/又は枠パネル5に直接固定されてもよい。一方で、樹脂フィルム4は、必要に応じて容易に取り替え又は取り外しできるよう、遮蔽パネル1及び枠パネル5には固定されない構成とすることも可能である。例えば、窓部1bの下方で遮蔽パネル1と枠パネル5とを接続しておき、樹脂フィルム4を枠パネル5の側方から、枠パネル5と遮蔽パネル1との間に着脱可能に挿入する構成を採用することも可能である。この場合、樹脂フィルム4としては、例えば薄板状のシートを用いることができる。
樹脂フィルム4は、窓部1bの全領域を覆うように配置される。樹脂フィルム4は、例えば遮蔽パネル1及び/又は枠パネル5に直接固定されてもよい。一方で、樹脂フィルム4は、必要に応じて容易に取り替え又は取り外しできるよう、遮蔽パネル1及び枠パネル5には固定されない構成とすることも可能である。例えば、窓部1bの下方で遮蔽パネル1と枠パネル5とを接続しておき、樹脂フィルム4を枠パネル5の側方から、枠パネル5と遮蔽パネル1との間に着脱可能に挿入する構成を採用することも可能である。この場合、樹脂フィルム4としては、例えば薄板状のシートを用いることができる。
<利点>
当該衝立10は、遮蔽パネル1及び一対の側面パネル2が一対のロック片3によって平面視でコ字状に固定されるので、この状態で天板X上に配置することができる。当該衝立10は、遮蔽パネル1が窓部1bを有するので、この窓部1bを介して他者を視認することができる。また、当該衝立10は、窓部1bが透明な樹脂フィルム4によって覆われているので、窓部1bを有する場合でも、他者との間を空間的に隔離することができる。従って、当該衝立10によると、他者との間を空間的に隔離しつつ、窓部1bを介して他者とのコミュニケーションを適度に取ることができる。
当該衝立10は、遮蔽パネル1及び一対の側面パネル2が一対のロック片3によって平面視でコ字状に固定されるので、この状態で天板X上に配置することができる。当該衝立10は、遮蔽パネル1が窓部1bを有するので、この窓部1bを介して他者を視認することができる。また、当該衝立10は、窓部1bが透明な樹脂フィルム4によって覆われているので、窓部1bを有する場合でも、他者との間を空間的に隔離することができる。従って、当該衝立10によると、他者との間を空間的に隔離しつつ、窓部1bを介して他者とのコミュニケーションを適度に取ることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
例えば上記一対のロック片は、上記遮蔽パネルから延出していてもよい。この場合、上記一対のロック片を上記一対の側面パネルと係合することで、上記一対のロック片によって上記遮蔽パネルと上記一対の側面パネルとを固定することができる。
当該衝立は、上述の枠パネルを備えない構成とすることも可能である。また、当該衝立は、上記枠パネルが上記遮蔽パネルと別体として構成されていてもよい。
上記一対のロック片は、例えば上記一対の側面パネルの上縁以外の部分から延出していてもよい。また、上記遮蔽パネル及び/又は上記枠パネルと上記ロック片とは、スリット同士の咬合以外の手段で係合されてもよい。例えば上記ロック片のみにスリットが形成されており、このスリットの側縁間に上記遮蔽パネル等を嵌め込む構成を採用することも可能である。
以上のように、本考案の一態様に係る衝立は、衛生的な観点から他者との間を空間的に隔離するのに適している。
1 遮蔽パネル
1a 側縁
1b 窓部
2 側面パネル
2a 上縁
2b 底縁
2c 切り欠き
2d 折り曲げ容易線
3 ロック片
3a 第2スリット
4 樹脂フィルム
5 枠パネル
10 衝立
11 本体
11a 支持部
11b 底縁
11c 切り欠き
11d 切り欠き
12 凸部
12a 第1スリット
13 本体
13a 開口
13b 第3スリット
14 接続部
X 天板
1a 側縁
1b 窓部
2 側面パネル
2a 上縁
2b 底縁
2c 切り欠き
2d 折り曲げ容易線
3 ロック片
3a 第2スリット
4 樹脂フィルム
5 枠パネル
10 衝立
11 本体
11a 支持部
11b 底縁
11c 切り欠き
11d 切り欠き
12 凸部
12a 第1スリット
13 本体
13a 開口
13b 第3スリット
14 接続部
X 天板
Claims (5)
- 左右方向に対向する一対の側縁を有する遮蔽パネルと、
上記一対の側縁に接続される一対の側面パネルと、
上記遮蔽パネル又は上記一対の側面パネルから延出し、上記遮蔽パネルと上記一対の側面パネルとを、上記一対の側面パネル同士が対向するように平面視でコ字状に固定する一対のロック片と
を備え、
上記遮蔽パネル、上記一対の側面パネル及び上記一対のロック片が1枚のシート材から形成されており、
上記遮蔽パネルが窓部を有し、
上記窓部を覆う透明な樹脂フィルムをさらに備える衝立。 - 上記一対のロック片が、上記一対の側面パネルの上縁から延出しており、
上記ロック片が上記一対の側面パネルの対向方向内側に垂直に折り曲げられており、
上記遮蔽パネルが、折り曲げられた状態の上記一対のロック片を下方から支持する一対の支持部と、上記一対の支持部同士の間から上方に突出し、上記一対のロック片の先端縁と係合する凸部とを有する請求項1に記載の衝立。 - 上記凸部及び上記一対のロック片が互いに咬合するスリットを有する請求項2に記載の衝立。
- 上記凸部の先端縁から延出し、上記樹脂フィルムを挟み込んだ状態で上記遮蔽パネルに折り重ねられている枠パネルをさらに備え、
上記枠パネルが上記窓部と重なり合う開口を有する請求項3に記載の衝立。 - 上記枠パネルが、上記ロック片に形成された上記スリットと咬合するスリットを有する請求項4に記載の衝立。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200493281Y1 (ko) * | 2020-09-25 | 2021-03-03 | 김정일 | 접이식 투명 가림막 |
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2020
- 2020-05-28 JP JP2020001982U patent/JP3227425U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200493281Y1 (ko) * | 2020-09-25 | 2021-03-03 | 김정일 | 접이식 투명 가림막 |
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