JP2020128661A - 壁面パネル - Google Patents

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【課題】表面板への枠体の取付け施工性及び見栄えを向上させることのできる壁面パネルを提供する。【解決手段】枠体9は、外端部に外向きの被係合部7a,8aを有する上下1対の横枠7と左右1対の縦枠8とにより形成され、表面板6の上下左右の周縁部には、裏面内側に折り返された折返し係合部6bが設けられ、折返し係合部6bに横枠7及び縦枠8の被係合部7a,8aが内側より係合されて枠体9が形成されるとともに、裏面板12が横枠7及び縦枠8に取付けられることにより表面板6の裏面に枠体9が保持される。【選択図】図2

Description

本発明は、間仕切パネル等に使用される、例えば吸音機能を備える壁面パネルに関する。
吸音機能を備える従来の壁面パネルとしては、特許文献1に記載されているように、表面板としての多孔板及び多孔板に取り付けられた吸音材を保持する保持枠を、凹状をなす本体枠の開口部内に収容してねじにより着脱自在に固定したものや、特許文献2に記載されているように、表面板としてのパンチングメタルからなる化粧板の左右両端部を裏面側に折返し、この折返し部にL字状をなす外枠を外側方に突出するように溶着し、化粧板の裏面と左右の外枠とにより囲まれた空間部に吸音材としてのグラスウールを収容したものがある。
実開平7−1110号公報(第7頁、第3図) 特開平8−93074号公報(第2頁、第1図)
特許文献1に記載されている壁面パネル(防音パネル)においては、吸音材及び多孔板を保持する保持枠が、凹状をなす本体枠の開口部内にねじにより固定されているので、本体枠と保持枠との取付け施工性が悪い。また、本体枠の両側部が吸音材及び多孔板を保持する保持枠の側方に大きく突出しているため、支柱等の支持体に複数の壁面パネルを隣接させて取り付ける場合に、本体枠の両側部が一定間隔おきに露出し、見栄えが悪くなる。
また、特許文献2に記載されている壁面パネル(消音プレート)においては、グラスウールを保持可能な外枠が、化粧板の左右両端部の折返し部に溶着されているため、溶接工程が必要となり、化粧板への外枠の取付け施工性が悪い。また、外枠は化粧板の両側方に突出しているので、特許文献1と同様、支持体に複数の壁面パネルを隣接させて取り付ける場合に見栄えが悪くなる。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、表面板への枠体の取付け施工性及び見栄えを向上させることのできる壁面パネルを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の壁面パネルは、
表面板と、該表面板の裏面に設けられる枠体と、前記表面板の裏面と前記枠体とにより囲まれた収容空間に収容される機能性裏打ち材と、前記機能性裏打ち材の裏面を隠蔽する裏面板とを備える壁面パネルであって、
前記枠体は、外端部に外向きの被係合部を有する上下1対の横枠と左右1対の縦枠とにより形成され、前記表面板の上下左右の周縁部には、裏面内側に折り返された折返し係合部が設けられ、前記折返し係合部に前記横枠及び縦枠の被係合部が内側より係合されて前記枠体が形成されるとともに、前記裏面板が前記横枠及び縦枠に取付けられることにより前記表面板の裏面に前記枠体が保持されることを特徴としている。
この特徴によれば、表面板の周縁部に設けられた折返し係合部に、横枠及び縦枠の外端部の被係合部を内側より係合させるだけで枠体を容易に形成することができるとともに、1対の横枠と縦枠同士が裏面板を介して連結され、枠体は表面板の裏面に安定よく保持される。従って、表面板の裏面への枠体の取付けに、ねじや接着剤、溶接等の固定手段は不要となり、枠体の取付け施工性がよくなる。また、枠体は表面板の裏面に設けられていることから表面側から見えないので壁面パネルのデザイン性や見栄えが向上する。
前記表面板は、全表面に多数の貫通孔を有するパンチングメタルにより形成され、前記機能性裏打ち材は吸音材であることを特徴としている。
この特徴によれば、壁面パネルを軽量化することができるとともに、吸音機能を有する壁面パネルを提供することができる。
前記表面板の上下左右の周縁部には、後方に延びる側面部が形成され、該側面部の後端に前記折返し係合部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、枠体が表面板の裏面から離間して保持されるので、表面板の裏面と枠体とにより囲まれた収容空間に、吸音材等の厚さの大きな機能性裏打ち材を収容することができる。また、表面板がパンチングメタルにより形成されている場合には、表面部と側面部のデザインに連続性が生じるので、壁面パネルの見栄えが向上する。
前記被係合部の外端部には、先端が前記表面板の裏面に当接する前向折曲部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、前向折曲部がスペーサとして機能するので、枠体を表面板の裏面から離間させて保持することができ、例えば組み立て途中の仮保持をすることができ、枠体を表面板の裏面から離間させて保持することができ、枠体への機能性裏打ち材の収容作業が容易となる。
前記表面板の裏面と前記横枠及び縦枠との対向面間にスペーサ部材を挟入することにより、前記枠体が前記表面板の前記折返し係合部の内面に圧接されることを特徴としている。
この特徴によれば、スペーサ部材により枠体と表面板とが圧着されており、枠体が表面板の裏面に安定的に保持されるので、枠体への機能性裏打ち材の収容作業が容易となる。
前記横枠及び縦枠の内端部に後向折曲部を設け、該後向折曲部に前記裏面板の外周縁に形成された前向折曲部を外嵌させて、ねじにより固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、枠体への裏面板の取付け作業性が向上するとともに、枠体が上下左右方向に位置ずれするのを確実に防止することができる。また、後向折曲部により機能性裏打ち材の外周面を安定よく保持することができる。
上下左右に対向する前記折返し係合部のいずれか一方の両端部には切欠部が形成され、前記1対の横枠と縦枠とのいずれか一方の長さを、両端部が互いに対向する前記切欠部に嵌合されるように前記表面板の上下寸法または左右寸法とほぼ等しい寸法とするとともに、前記横枠と縦枠とのいずれか他方の長さを、前記切欠部に嵌合された1対の横枠または縦枠の対向面間に挟入される寸法としたことを特徴としている。
この特徴によれば、横枠及び縦枠の端部同士を重合させることなく、枠体を同一平面状に形成することができるので、裏面からの枠体及び壁面パネルの見栄えが向上する。
本発明の実施例における壁面パネルを用いて間仕切パネルを形成した例の斜視図である。 壁面パネルの分解斜視図である。 壁面パネルの背面図である。 図3のIV−IV線の拡大横断面図である。 壁面パネルの組立て手順を示すもので、(a)は、横枠及び縦枠をスペーサ部材により折返し係合部に圧接して枠体を形成した状態の断面図、(b)は、表面板と枠体との間の収容空間に機能性裏打ち材を収容した状態の断面図、(c)は、枠体に裏面板を取り付けた状態の断面図である。 本発明の壁面パネルの変形例を示す横断面図である。
本発明に係る壁面パネルを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る壁面パネルにつき、図1から図6を参照して説明する。以下、図1及び図3の紙面上下左右方向を基準に説明する。
図1は、本発明の壁面パネルを用いて例えば吸音性を備える間仕切パネルを形成した例を示すもので、間仕切パネル1は、床面に所定間隔おきに立設された左右複数の支柱2の前後両面に複数の壁面パネル3を取付けて形成されている。
各支柱2の前面及び後面の左右両側部には、縦長のスリット4が上下方向に所定間隔おきに列設され、左右に隣接する支柱2,2の前後両面の左右2個のスリット4,4に嵌合された上下2個ずつの係止金具5,5に、壁面パネル3の裏面の後述する左右の縦枠8、8に形成された上下1対の係合孔13,13を係止させることにより、左右に隣接する複数の支柱2の前後両面に、複数の壁面パネル3が、裏面同士を対向させて上下左右方向に隙間なく並べて取り付けられている。
次に、図2ないし図4を参照して、吸音機能を有する壁面パネル3の構成を詳細に説明する。なお、図2においては、便宜上、壁面パネル3の裏面側を上方に向けた水平の分解斜視図としてある。壁面パネル3は、表面板6と、この表面板6の裏面に設けられる上下1対の横枠7,7及び左右1対の縦枠8,8よりなる枠体9と、表面板6の裏面と横枠7,7及び縦枠8,8との間に挟入される上下左右1対ずつのスペーサ部材10と、表面板6の裏面と枠体9とにより囲まれた収容空間に収容される機能性裏打ち材11と、この機能性裏打ち材11の裏面を隠蔽するように枠体9に取り付けられる、上下左右の外周縁に前向折曲部12aが形成された裏面板12とを備えている。
表面板6は、例えば全面に多数の貫通孔が形成されたパンチングメタルにより形成され、横枠7と縦枠8及び裏面板12は、鋼板等の金属板により形成され、スペーサ部材10は、弾性を有する硬質ウレタンフォームまたは吸音性を有する不織布やフェルト等により形成され、機能性裏打ち材11は、グラスウール、ロックウール、不織布、スポンジ等の吸音材により形成されている。なお、グラスウールやロックウールは断熱性も有しているので、これらを機能性裏打ち材11に用いることが好ましい。
表面板6の上下左右の周縁部には、表面板6の上下左右の端部を裏面側に折曲することにより、後方に延びる側面部6aと、この側面部6aの後端から表面板6の裏面内側に直角に折り返された折返し係合部6bとが一体的に連設されている。上下の折返し係合部6bの両側端部には、左右の縦枠8,8の上下の端部が嵌合されるように切欠部6c,6cが形成されている。
上下の横枠7、7及び左右の縦枠8,8の外端部には、上下左右の折返し係合部6bの内面に係合される被係合部7a,8aが、折返し係合部6bの板厚分だけ段落させて形成されている。被係合部7a,8aを折返し係合部6bの板厚分だけ段落させると、被係合部7a,8aを折返し係合部6bの内面に係合させた際に、被係合部7a,8aを除いた横枠7及び縦枠8の裏面と、折返し係合部6bの裏面とを同一面に整合させることができる(図4参照)。
横枠7及び縦枠8の被係合部7a,8aの外端には、表面板6の裏面と折返し係合部6bとの対向面間に嵌合される前向折曲部7b,8bが連設されている。被係合部7a,8aを折返し係合部6bの内面に係合させた際、前向折曲部7b,8bの先端が表面板6の裏面に当接または近接するとともに、外面が表面板6の側面部6aの内面に当接するようになっている。これにより、前向折曲部7b,8bは、スペーサとしての機能を有し、表面板6の裏面と横枠7及び縦枠8との間に空間を形成することができる。また、前向折曲部7b,8bの外面を側面部6aの内面に当接させることにより、横枠7及び縦枠8を上下左右方向に位置決めすることができる。
横枠7,7及び縦枠8,8の内端縁には、裏面板12の前向折曲部12aを固定するための後向折曲部7c,8cが一体的に連設されている。縦枠8の後向折曲部8cの上下の端部は、横枠7の幅寸法(上下寸法)に相当する分だけ切り欠かれ、枠体9を形成した際に、横枠7,7の後向折曲部7cと縦枠8,8の後向折曲部8cの端部同士が直角をなして当接または近接するようになっている。
縦枠8,8は、上下に対向する側面部6a,6a間に嵌合されるように、それらの対向面間の寸法とほぼ等しい上下寸法に形成されている。また、両縦枠8における被係合部8aを除いた内側部の幅寸法(左右寸法)は、両縦枠8の上下の端部が横枠7の切欠部6cに嵌合される寸法に形成されている。横枠7,7は、上下の折返し係合部6bの左右寸法とほぼ等しい寸法、すなわち切欠部6cに嵌合された縦枠8,8の対向面間の寸法とほぼ等しい左右寸法に形成されている。縦枠8,8における被係合部8aと近接する部分には、前述したように、間仕切パネル1の支柱2に取付けた上下の係止金具5に係合される上下1対ずつの縦長の係合孔13,13が形成されている。被係合部8aと近接する部分に係合孔13が形成されているので、間仕切パネル1を形成する際に、裏面板12を含む後方に膨出する部分が左右の支柱2に干渉するのが防止される。
上下左右のスペーサ部材10は、それぞれ上下の横枠7及び左右の縦枠8の長さとほぼ等しい長さに形成されるとともに、その断面形状は、図4に示すように、表面板6の裏面と横枠7及び縦枠8との間の空間形状とほぼ等しい形状に形成されている。なお、スペーサ部材10が弾性変形または圧縮可能な材質である場合には、これを空間に押し込んだとき、折返し係合部6bと横枠7及び縦枠8との間の空間形状に沿って変形するので、折返し係合部6bと横枠7及び縦枠8との間の空間の形状と等しい断面形状とする必要はない。
次に、図5を参照して、壁面パネル3の組立て手順について説明する。まず、(a)に示すように、表面板6を裏面側を上方に向けて図示しない作業台に水平に載置し、表面板6の裏面と上下左右の折返し係合部6bとの間の空間に、上下の横枠7及び左右の縦枠8の被係合部7a,8aを内方より嵌合した後、表面板6の裏面と横枠7及び縦枠8との間の空間にスペーサ部材10を挟入し、表面板6の上下左右の折返し係合部6bの内面に、上下左右の被係合部7a,8aを係合させて枠体9を形成する。
この際、被係合部7a,8aの外端縁に形成された前向折曲部7b,8bにより、表面板6の裏面と横枠7及び縦枠8との間に空間を形成することができるので、スペーサ部材10の挿入作業が容易となる。また、上下の折返し係合部6bの両端部に切欠部6cを設けるとともに、横枠7,7の左右寸法を、切欠部6cに嵌合された縦枠8,8の対向面間の寸法とほぼ等しい寸法に形成してあるので、横枠7及び縦枠8の端部同士を重合させることなく、枠体9を同一平面状に形成することができ、裏面からの枠体9及び壁面パネル3の見栄えを向上させることができる。
スペーサ部材10を挟入すると、表面板6の折返し係合部6bの内面に上下左右の被係合部7a,8aを圧接させることができるので、上下の横枠7、左右の縦枠8及びそれらによって形成される枠体9が表面板6の折返し係合部6bに安定よく保持される。
次いで、図5(b)に示すように、表面板6の裏面と枠体9とにより囲まれた収容空間に、所要厚さの機能性裏打ち材11を収容する。この際、枠体9は安定よく保持されているので、機能性裏打ち材11の収容作業を容易に行うことができる。また、横枠7及び縦枠8内周縁には、後向折曲部7c,8cが形成されているので、厚さの大きな機能性裏打ち材11を使用して吸音性能を高めることができるとともに、機能性裏打ち材11の外周面が安定よく保持される。
次いで、図5(c)に示すように、上下の横枠7及び左右の縦枠8に形成された後向折曲部7c,8cに、裏面板12の外周縁に形成された前向折曲部12aを外嵌し、上下左右の前向折曲部12aと上下の横枠7及び左右の縦枠8の後向折曲部7c,8cとの複数箇所をビス14により固定し、機能性裏打ち材11の裏面を裏面板12により隠蔽する。裏面板12を取付けると、横枠7,7及び縦枠8,8同士が裏面板12を介して連結され、枠体9を安定よく保持することができる。以上の手順により、壁面パネル3の組立作業は終了する。
以上説明したように、本実施例の壁面パネル3においては、表面板6の上下左右の周縁部に形成された折返し係合部6bに、横枠7及び縦枠8の外端部の被係合部7a,8aを内面側より係合させるだけで、枠体9を容易に形成することができるとともに、横枠7と縦枠8同士が裏面板12を介して連結されるので、枠体9を表面板6の裏面に安定よく保持することができる。従って、表面板6の裏面への枠体9の取付けに、ねじや接着剤、溶接等の固定手段は不要となり、枠体9の取付け施工性がよくなる。また、枠体9は表面側から見えないので壁面パネル3のデザイン性や見栄えが向上する。
さらに、表面板6の上下左右の周縁部には、後方に延びる側面部6aが形成されているので、表面板6の裏面と枠体9とにより囲まれた収容空間に、吸音材よりなる厚さの大きな機能性裏打ち材11を収容して、吸音性能を高めることができるとともに、パンチングメタルよりなる表面板6の表面部と側面部6aのデザインに連続性が生じるので壁面パネル3の見栄えが向上する。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、上下の横枠7及び左右の縦枠8に後向折曲部7c,8cを設け、それらの後向折曲部7c,8cに裏面板12の前向折曲部12aを外嵌してビス14により固定しているが、図6の変形例に示すように、後向折曲部7c,8cを省略し、平板状の裏面板12の周縁部を横枠7及び縦枠8の内端部にビス14により固定するようにしてもよい。
また、前記実施例では、吸音機能を有する壁面パネル3としたが、機能性裏打ち材11に、グラスウールや不織布などにシリカゲル等を含ませた調湿材を使用して、調湿機能を有する壁面パネルとしたり、発泡樹脂系の断熱材を使用して断熱機能を有する壁面パネルとしたり、石膏ボードやシリカボード等の裏打ち材を使用して耐火性の壁面パネルとすることもできる。断熱機能及び耐火性の壁面パネルとする場合には、貫通孔のない表面板を使用すればよい。
さらに、前記実施例では、横枠7及び縦枠8に前向折曲部7b,8bを形成しているが、それらを省略して実施することもできる。また、スペーサ部材10を省略し、表面板6の裏面と横枠7及び縦枠8における上下左右の被係合部7a,8aとの間に、機能性裏打ち材11と同じ材質の充填材を挿入するようにしてもよい。
1 間仕切パネル
2 支柱
3 壁面パネル
4 スリット
5 係止金具
6 表面板
6a 側面部
6b 折返し係合部
6c 切欠部
7 横枠
7a 被係合部
7b 前向折曲部
7c 後向折曲部
8 縦枠
8a 被係合部
8b 前向折曲部
8c 後向折曲部
9 枠体
10 スペーサ部材
11 機能性裏打ち材
12 裏面板
12a 前向折曲部
13 係合孔
14 ビス

Claims (7)

  1. 表面板と、該表面板の裏面に設けられる枠体と、前記表面板の裏面と前記枠体とにより囲まれた収容空間に収容される機能性裏打ち材と、前記機能性裏打ち材の裏面を隠蔽する裏面板とを備える壁面パネルであって、
    前記枠体は、外端部に外向きの被係合部を有する上下1対の横枠と左右1対の縦枠とにより形成され、前記表面板の上下左右の周縁部には、裏面内側に折り返された折返し係合部が設けられ、前記折返し係合部に前記横枠及び縦枠の被係合部が内側より係合されて前記枠体が形成されるとともに、前記裏面板が前記横枠及び縦枠に取付けられることにより前記表面板の裏面に前記枠体が保持されることを特徴とする壁面パネル。
  2. 前記表面板は、全表面に多数の貫通孔を有するパンチングメタルにより形成され、前記機能性裏打ち材は吸音材であることを特徴とする請求項1に記載の壁面パネル。
  3. 前記表面板の上下左右の周縁部には、後方に延びる側面部が形成され、該側面部の後端に前記折返し係合部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の壁面パネル。
  4. 前記被係合部の外端部には、先端が前記表面板の裏面に当接する前向折曲部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の壁面パネル。
  5. 前記表面板の裏面と前記横枠及び縦枠との対向面間にスペーサ部材を挟入することにより、前記枠体が前記表面板の前記折返し係合部の内面に圧接されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の壁面パネル。
  6. 前記横枠及び縦枠の内端部に後向折曲部を設け、該後向折曲部に前記裏面板の外周縁に形成された前向折曲部を外嵌させて、ねじにより固定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の壁面パネル。
  7. 上下左右に対向する前記折返し係合部のいずれか一方の両端部には切欠部が形成され、前記1対の横枠と縦枠とのいずれか一方の長さを、両端部が互いに対向する前記切欠部に嵌合されるように前記表面板の上下寸法または左右寸法とほぼ等しい寸法とするとともに、前記横枠と縦枠とのいずれか他方の長さを、前記切欠部に嵌合された1対の横枠または縦枠の対向面間に挟入される寸法としたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の壁面パネル。
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