JP6722725B2 - コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体 - Google Patents

コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体 Download PDF

Info

Publication number
JP6722725B2
JP6722725B2 JP2018137099A JP2018137099A JP6722725B2 JP 6722725 B2 JP6722725 B2 JP 6722725B2 JP 2018137099 A JP2018137099 A JP 2018137099A JP 2018137099 A JP2018137099 A JP 2018137099A JP 6722725 B2 JP6722725 B2 JP 6722725B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
decorative panel
portions
parting
surface cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018137099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020012347A (ja
Inventor
康弘 岸田
康弘 岸田
寛典 石井
寛典 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2018137099A priority Critical patent/JP6722725B2/ja
Publication of JP2020012347A publication Critical patent/JP2020012347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6722725B2 publication Critical patent/JP6722725B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

本発明は、装飾パネルに設けられるコーナーキャップ、見切り構造、及びコーナーキャップを備えた装飾パネル体に関するものである。
従来、床材、壁材、天井材等の装飾に用いられる装飾パネルは、各辺縁部の表面と側面とが見切り部材で覆われ、周囲側面が露出しないように構成されている(例えば、下記の特許文献1を参照)。また、装飾パネルの各辺縁部に設けられる各見切り部材の端部に留め切り加工を施し、装飾パネルの隅角部において、隣り合う見切り部材の端部どうしを突き合わせていた。
特開2004−257094号公報
しかしながら、各見切り部材の端部に留め切り加工を施して隣り合う見切り部材の端部どうしを突き合わせるだけでは、装飾パネルを構成する各部材の伸縮によって留め切り加工が施された見切り部材の端部間に隙間が生じ、装飾パネルの意匠性を低下させるおそれがあった。また、留め切り加工が施された見切り部材の端部どうしを隙間が生じないように突き合わせるには、各見切り部材の端部に留め切り加工を精度良く施し、また端部どうしを精度良く配置して固定する必要があり、施工作業が困難になるおそれがあった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、装飾パネルの意匠性を低下させることなく該装飾パネルの辺縁部に設けられる見切り部材の施工性を向上させることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、装飾パネルの隅角部において該隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられる2つの見切り部材の継目又は隙間を覆う着脱容易なコーナーキャップを提供することとした。
具体的には、第1の発明は、装飾パネルの出隅部又は入隅部からなる隅角部に設けられるコーナーキャップであって、上記装飾パネルの上記隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられて上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材の上記表面部に当接し、該表面部の継目又は隙間を覆う表面カバー部と、上記表面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部に沿って延び、該側面部の継目を覆う側面カバー部と、上記側面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部における上記表面部が連続する前端とは逆側の後端に当接する当接部とを備え、上記表面カバー部と上記側面カバー部と上記当接部とは、該表面カバー部と該当接部との間に上記第1及び第2見切り部材が挟持されるようにコ字形状に形成されていることを特徴とするものである。
第2の発明は、装飾パネルの入隅部からなる隅角部に設けられるコーナーキャップであって、上記装飾パネルの上記隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられて上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材の上記表面部に当接し、該表面部の継目又は隙間を覆う表面カバー部と、上記表面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部に沿って延び、該側面部の継目を覆う側面カバー部と、上記側面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部における上記表面部が連続する前端とは逆側の後端に当接する当接部とを備え、上記表面カバー部と上記側面カバー部と上記当接部とは、該表面カバー部と該当接部との間に上記第1及び第2見切り部材が挟持されるようにコ字形状に形成されていることを特徴とするものである。
第1及び第2の発明では、装飾パネルの隅角部に上記コーナーキャップを設けることにより、上記隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられた第1及び第2見切り部材の表面部の継目又は隙間と側面部の継目とが表面カバー部と側面カバー部とで覆われることとなる。そのため、装飾パネルを構成する各部材の伸縮によって第1及び第2見切り部材の端部間に隙間が生じたとしても、該隙間はコーナーキャップによって覆われることとなるため、装飾パネルの意匠性が向上する。また、コーナーキャップをコ字形状に形成することにより、コーナーキャップを第1及び第2見切り部材の表面部及び側面部に沿うように設けることができるため、コーナーキャップの意匠が第1及び第2見切り部材の意匠と一体化されて見える。よって、装飾パネルの意匠性を低下させることなくコーナーキャップを設けることができる。
また、第1及び第2の発明によれば、第1及び第2見切り部材の端部間の継目又は隙間をコーナーキャップによって覆うことにより、第1及び第2見切り部材の端部に留め切り加工を施して隙間なく当接させなくても装飾パネルの意匠性を低下させるおそれがない。つまり、第1及び第2見切り部材の端部に留め切り加工を精度良く施し、端部どうしを高精度に突き合わせる必要がないため、第1及び第2見切り部材を容易に施工することができる。
また、第1及び第2の発明によれば、コーナーキャップが、第1及び第2見切り部材の表面部及び側面部の継目又は隙間を覆う表面カバー部及び側面カバー部の他、第1及び第2見切り部材の後端に当接する当接部を有し、表面カバー部と当接部との間に第1及び第2見切り部材が挟持されるように表面カバー部と側面カバー部と当接部とがコ字形状に形成されている。そのため、第1及び第2見切り部材の端部に何ら変更を加えることなく、コーナーキャップを装飾パネルの隅角部に押し込むだけで容易にコーナーキャップを取り付けることができる。
以上のように、第1及び第2の発明によれば、装飾パネルの隅角部において該隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられる第1及び第2見切り部材の継目又は隙間を覆う着脱容易なコーナーキャップを提供することにより、装飾パネルの意匠性を低下させることなく該装飾パネルの辺縁部に設けられる見切り部材の施工性を向上させることが可能になる。
の発明は、第1又は第2の発明において、少なくとも上記側面カバー部は、可撓性を有する材料によって形成されているものである。
の発明では、側面カバー部が可撓性を有する材料によって形成されている。このように側面カバー部が可撓性を有するように構成することにより、コーナーキャップの着脱時に、側面カバー部を撓ませて表面カバー部と当接部との間隔を広げることが可能になるため、容易にコーナーキャップを着脱することができる。
の発明は、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、上記側面カバー部は、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部に沿う断面L字形状に形成されているものである。
の発明では、側面カバー部が、第1及び第2見切り部材の側面部に沿う断面L字形状に形成されているため、コーナーキャップを第1及び第2見切り部材に取り付けた際に、側面カバー部を第1及び第2見切り部材の側面部に当接させることができ、第1及び第2見切り部材の側面部の継目を側面カバー部によって確実に覆うことができる。また、コーナーキャップの表面カバー部と当接部だけでなく、側面カバー部も第1及び第2見切り部材に当接させることにより、第1及び第2見切り部材に取り付けられたコーナーキャップの姿勢が安定し、第1及び第2見切り部材から脱落し難くなる。
の発明は、第1乃至第のいずれか1つの発明において、上記表面カバー部から上記当接部側に突出し、上記側面カバー部との間に上記第1及び第2見切り部材の上記表面部を挟持する前側突出部を備えているものである。
の発明では、上記コーナーキャップに表面カバー部から当接部側に突出する前側突出部が設けられ、該前側突出部は、側面カバー部との間に第1及び第2見切り部材の表面部を挟持するように構成されている。このような構成により、コーナーキャップに第1及び第2見切り部材から外れるような力が作用しても、前側突出部が第1及び第2見切り部材の表面部に引っ掛かることにより、コーナーキャップが第1及び第2見切り部材から脱落し難くなる。
の発明は、第1乃至第のいずれか1つの発明において、上記当接部から上記表面カバー部側に突出し、上記側面カバー部との間に上記第1及び第2見切り部材の上記側面部の後端部を挟持する後側突出部を備えているものである。
の発明では、上記コーナーキャップに当接部から表面カバー部側に突出する後側突出部が設けられ、該後側突出部は、側面カバー部との間に第1及び第2見切り部材の側面部の後端部を挟持するように構成されている。このような構成により、コーナーキャップに第1及び第2見切り部材から外れるような力が作用しても、後側突出部が第1及び第2見切り部材の側面部の後端部に引っ掛かることにより、コーナーキャップが第1及び第2見切り部材から脱落し難くなる。
の発明は、装飾パネルの出隅部からなる隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられ、上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材と、上記装飾パネルの上記隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた見切り構造であって、上記コーナーキャップは、上記第の発明に係るコーナーキャップによって構成されているものである。
第8の発明は、装飾パネルの入隅部からなる隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられ、上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材と、上記装飾パネルの上記隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた見切り構造であって、上記コーナーキャップは、第2の発明に係るコーナーキャップによって構成されているものである。
7及び第8の発明では、装飾パネルの隅角部において該隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられる第1及び第2見切り部材の継目又は隙間を着脱容易なコーナーキャップで覆うこととしたため、装飾パネルの意匠性を低下させることなく該装飾パネルの辺縁部に施工性に優れた見切り構造を提供することができる。
の発明は、装飾パネルと、上記装飾パネルの各辺縁部に設けられ、該装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する複数の見切り部材と、上記装飾パネルの出隅部からなる各隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた装飾パネル体であって、上記コーナーキャップは、上記第の発明に係るコーナーキャップによって構成されているものである。
第10の発明は、装飾パネルと、上記装飾パネルの各辺縁部に設けられ、該装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する複数の見切り部材と、上記装飾パネルの入隅部からなる各隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた装飾パネル体であって、上記コーナーキャップは、第2の発明に係るコーナーキャップによって構成されているものである。
9及び第10の発明では、装飾パネルの隅角部において該隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられる第1及び第2見切り部材の継目又は隙間を着脱容易なコーナーキャップで覆うこととしたため、意匠性及び施工性に優れた装飾パネル体を提供することができる。
以上説明した如く、本発明によると、装飾パネルの隅角部において該隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられる2つの見切り部材の継目又は隙間を覆う着脱容易なコーナーキャップを提供することにより、装飾パネルの意匠性を低下させることなく該装飾パネルの辺縁部に設けられる見切り部材の施工性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態1のコーナーキャップ及び見切り構造が適用された装飾パネル体1が設けられた室内空間の投影図である。 図2は、図1のII−II線方向の断面図である。 図3(A)及び図3(B)は、図1の装飾パネル体1の出隅部からなる隅角部を拡大して示す斜視図であり、図3(A)は、出隅コーナーキャップを取り外した状態を示し、図3(B)は、出隅コーナーキャップが取り付けられた状態を示す。 図4は、出隅コーナーキャップの側面図である。 図5は、図4のV−V線方向の断面図である。 図6は、図4のVI−VI線方向の断面図である。 図7は、出隅コーナーキャップの斜視図である。 図8は、図1のXIII−XIII線方向の断面図である。 図9(A)及び図9(B)は、図1の装飾パネル体1の入隅部からなる隅角部を拡大して示す斜視図であり、図9(A)は、入隅コーナーキャップを取り外した状態を示し、図9(B)は、入隅コーナーキャップが取り付けられた状態を示す。 図10は、入隅コーナーキャップの側面図である。 図11は、図10のXI−XI線方向の断面図である。 図12は、図10のXII−XII線方向の断面図である。 図13は、入隅コーナーキャップの斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
以下では、本発明の実施形態の一例として、室内の壁面の前側(室内側)に壁面と間隔を空けて設けたふかし壁を装飾パネルとする例について説明する。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る装飾パネル体1が設けられた室内空間を示すものである。装飾パネル体1は、室内の壁面Wの前側(室内側)に該壁面Wと間隔を空けて該壁面Wに平行に設けられている。本実施形態1では、装飾パネル体1は、壁面Wとの間に設けた図示しない照明器具によって壁面Wに光を当て、壁面Wで反射する光を間接照明として利用できるように設けられている。
装飾パネル体1は、装飾パネル10と、外側フレーム20と、内側フレーム30とを有している。
[装飾パネル]
装飾パネル10は、1枚又は複数枚のパネル部材によって矩形状に形成され、内側に矩形の開口11が形成されている。装飾パネル10の外周縁に外側フレーム20が取り付けられている。また、装飾パネル10の開口11を取り囲む内周縁に内側フレーム30が取り付けられている。
[外側フレーム]
図1〜図3に示すように、外側フレーム20は、4つの納め部材40と、4つの出隅コーナーキャップ50とを有している。
4つの納め部材40は、装飾パネル10の外周縁を構成する4つの辺縁部12に1つずつ設けられている。4つの納め部材40は、同様に構成され、見切り部材41と受け部材45とをそれぞれ有している。
見切り部材41は、装飾パネル10の各辺縁部12において、一方の隅角部13から他方の隅角部13に亘って該各辺縁部12に沿って延びている。見切り部材41は、表面部42と側面部43と支持部44とを有し、装飾パネル10の各辺縁部12の表面と側面とを覆い隠している。
表面部42は、両端部に留め切り加工が施された(45度の角度で切断された)長尺の矩形の板状片によって形成されている。表面部42は、装飾パネル10の各辺縁部12の表面上に該表面に平行に配置されている。表面部42は、一方の隅角部13から他方の隅角部13まで各辺縁部12の表面に沿って延び、該表面を覆っている。本実施形態1では、表面部42の幅は、4.5mmに形成されている。
側面部43は、幅広の長尺の矩形の板状片によって形成されている。側面部43は、表面部42の幅方向の一端部(留め切り加工が施された表面部42の長辺)に連続し、表面部42に略垂直な方向に延びている。側面部43は、装飾パネル10の各辺縁部12の側面上に該側面に平行に配置されている。側面部43は、一方の隅角部13から他方の隅角部13まで各辺縁部12の側面に沿って延び、該側面を覆っている。側面部43は、装飾パネル10の厚みよりも幅広に形成されている。つまり、側面部43は、幅方向において表面部42が連続する前端とは逆側の後端が、装飾パネル10の側面の後端よりも後側に位置するように幅広に形成されている。本実施形態1では、装飾パネル10の厚みは27mmに形成され、側面部43の幅は、48.4mmに形成されている。
支持部44は、側面部43の装飾パネル10が当接する内面から内側(装飾パネル10側)に突出する第1突出部44aと第2突出部44bとを有している。第1突出部44a及び第2突出部44bは、両端部に留め切り加工が施された(45度の角度で切断された)長尺の矩形の板状片によって形成されている。第1突出部44aは、第2突出部44bよりも表面部42側に設けられている。
第1突出部44aは、表面部42に平行に設けられ、該表面部42との間に装飾パネル10が挟まるように、表面部42と装飾パネル10の厚み以上の間隔を空けて設けられている。第1突出部44aは、装飾パネル10の一方の隅角部13から他方の隅角部13まで該装飾パネル10の背面に沿って延び、該背面に当接している。第1突出部44aは、突出長さ(側面部43側の基端から突出先端までの距離)が表面部42の幅と同程度になるように形成されている。
第2突出部44bは、第1突出部44aよりも突出長さが長い板状片によって形成されている。第2突出部44bは、装飾パネル10の一方の隅角部13から他方の隅角部13まで第1突出部44aに平行に延びている。第2突出部44bは、第1突出部44aとの間に後述する受け部材45の本体部46の端部が挟まるように、第1突出部44aと受け部材45の本体部46の端部の厚み以上の間隔を空けて設けられている。また、第2突出部44bの突出先端側には表裏両側に複数の溝が形成されている。複数の溝は、それぞれ第2突出部44bの長手方向の一端から他端まで延び、互いに平行に等間隔で形成されている。この複数の溝が形成された部分は、後述する受け部材45の本体部46及びホルダ部48と係合する係合部44cとなる。
受け部材45は、装飾パネル10の背面側において、一方の隅角部13から他方の隅角部13に亘って該各辺縁部12の背面に沿って延びている。受け部材45は、本体部46と第1及び第2当接部47a,47bとホルダ部48とを有し、装飾パネル10の背面に取り付けられると共に見切り部材41と係合して該見切り部材41を装飾パネル10に取り付ける取付部材を構成する。
本体部46は、装飾パネル10の背面側において各辺縁部12に沿って延びる長い板状片によって形成されている。本体部46の装飾パネル10と反対側の背面には複数の溝が形成されている。複数の溝は、それぞれ本体部46の長手方向の一端から他端まで延び、互いに平行に等間隔で形成されている。この複数の溝が形成された部分は、各溝間に形成される突条部が見切り部材41の係合部44cの複数の溝に嵌まり込む一方、見切り部材41の係合部44cの複数の溝間に形成される突条部が、本体部46の複数の溝に嵌まり込むことにより、該係合部44cと噛み合う係合部となるように形成されている。
第1及び第2当接部47a,47bは、本体部46の装飾パネル10側の表面から突出し、装飾パネル10の一方の隅角部13から他方の隅角部13まで該装飾パネル10の背面に沿って延びている。第1及び第2当接部47a,47bは、突出端面が装飾パネル10の背面に面接触するように平坦面に形成されている。第1及び第2当接部47a,47bは、本体部46の幅方向に間隔を空けて設けられ、第1当接部47aは、本体部46の幅方向の一端部に形成され、第2当接部47bは、第1当接部47aと本体部46の他端部との間に形成されている。
ホルダ部48は、本体部46の背面側において、第1及び第2当接部47a,47bの間に形成されている。ホルダ部48は、本体部46に平行な挟持片部48aと挟持片部48aを本体部46に接続する接続片部48bとを有する断面L字形状の長尺の板状片によって形成されている。ホルダ部48は、装飾パネル10の一方の隅角部13から他方の隅角部13まで本体部46の背面に沿って延びている。ホルダ部48は、本体部46と挟持片部48aとの間隔が、その間に見切り部材41の係合部44cが挟まるような間隔になるように形成されている。挟持片部48aの本体部46との対向面には、複数の溝が形成されている。複数の溝は、それぞれ本体部46の長手方向の一端から他端まで延び、互いに平行に等間隔で形成され、本体部46の背面に形成された複数の溝に対応する位置に設けられている。この複数の溝が形成された部分は、各溝間に形成される突条部が見切り部材41の係合部44cの複数の溝に嵌まり込む一方、見切り部材41の係合部44cの複数の溝間に形成される突条部が、本体部46の複数の溝に嵌まり込むことにより、該係合部44cと噛み合う係合部となるように形成されている。
受け部材45は、第1及び第2当接部47a,47bが装飾パネル10の各辺縁部12において背面に接触し、本体部46の幅方向において第2当接部47b側の端面が装飾パネル10の側面と面一になる位置に配置され、第1当接部47aを貫通するビス49によって装飾パネル10に固定されている。
一方、見切り部材41は、装飾パネル10に固定された受け部材45に対し、第1及び第2突出部44a,44bの間に受け部材45の本体部46の幅方向の第2当接部47b側の端部が嵌まり込み、係合部44cが受け部材45の本体部46とホルダ部48の挟持片部48aとの間に嵌まり込むように、押し付けられることによって受け部材45に取り付けられる。見切り部材41が受け部材45に取り付けられると、装飾パネル10の辺縁部12の表面と側面とは、それぞれ見切り部材41の表面部42と側面部43とによって覆い隠されることとなる。また、本実施形態1では、各見切り部材41の両端部に留め切り加工が施されているため、図3(A)に示すように、装飾パネル10の隅角部13において隣り合う見切り部材41の端部どうしが隙間なく当接することとなる。
図1に示すように、4つの出隅コーナーキャップ50は、装飾パネル10の出隅部を構成する4つの隅角部13に1つずつ設けられている。4つの出隅コーナーキャップ50は、可撓性を有する材料で形成され、本実施形態1では可撓性を有する樹脂材料で形成されている。図3〜図7に示すように、4つの出隅コーナーキャップ50は、同様に構成され、表面カバー部51と、側面カバー部52と、当接部53と、前側突出部54と、後側突出部55とをそれぞれ有している。
なお、以下では、説明の便宜上、図1において縦方向に延びる見切り部材41を第1見切り部材41A、横方向に延びる見切り部材41を第2見切り部材41Bと言う。
表面カバー部51は、装飾パネル10の隅角部13において、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42に平行に且つ該表面部42の継目に沿って延びる板状片によって形成されている。本実施形態1では、外側フレーム20の第1及び第2見切り部材41A,41Bは、両端部に留め切り加工が施され、表面部42の両端部が各々の延伸方向に対して45度の傾斜角で切断され、隅角部13において表面部42どうしが隙間なく当接している。表面カバー部51は、このように第1及び第2見切り部材41A,41Bの延伸方向に対して45度傾斜した方向に延びる第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の継目に沿って延びている。そして、表面カバー部51は、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の継目を覆い隠せる幅(継目に直交する方向の長さ)に形成されている。本実施形態1では、表面カバー部51は、上記幅が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の幅よりも狭くなるように形成されている。具体的には、表面カバー部51の幅は、3.5mmに形成されている。
側面カバー部52は、表面カバー部51の一端部に連続し、表面カバー部51に垂直な方向に延びている。側面カバー部52は、細長い板状片からなる第1カバー部52aと第2カバー部52bとを有している。第1カバー部52aと第2カバー部52bとは、90度の角度をなすように連続している。これにより、側面カバー部52は、表面カバー部51に平行な断面がL字形状になるように形成されている。
側面カバー部52は、装飾パネル10の隅角部13において、第1カバー部52aが第1見切り部材41Aに平行に配置され、第2カバー部52bが第2見切り部材41Bに平行に配置されるように設けられる。側面カバー部52の延伸方向の長さは、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の幅と等しい長さ(本実施形態1では、48.4mm)に形成されている。
本実施形態1では、外側フレーム20の第1及び第2見切り部材41A,41Bは、両端部に留め切り加工が施され、隅角部13において側面部43どうしが隙間なく当接している。側面カバー部52は、このように隅角部13において隙間なく当接する第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の継目に沿って延び、該継目を覆っている。
当接部53は、一端部が側面カバー部52の他端部(表面カバー部51が連続する一端部に対する他端部)に連続し、表面カバー部51に平行に且つ同一方向に延びる板状片によって形成されている。当接部53は、表面カバー部51に対し、互いの間に第1及び第2見切り部材41A,41Bが挟持されるような間隔を空けて設けられている。本実施形態1では、当接部53は、表面カバー部51と第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の幅(48.4mm)分だけ間隔を空けて設けられている。そして、当接部53は、装飾パネル10の隅角部13において、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端に当接するように設けられている。
前側突出部54は、表面カバー部51の他端部(側面カバー部52が連続する一端部の逆側の端部)において、当接部53に向かって表面カバー部51に垂直な方向に突出した柱状体によって形成されている。前側突出部54は、側面カバー部52との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42が挟持される形状に形成されている。本実施形態1では、前側突出部54は、表面カバー部51に平行な断面が直角二等辺三角形状の柱状体に形成され、直角に連続する2つの外側面が側面カバー部52の断面L字形状の内面に対応するように設けられている。
このような構成により、前側突出部54は、側面カバー部52との対向面(2つの外側面)が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成され、側面カバー部52との間に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42が収容される断面L字形状の収容溝56を形成することとなる。そして、前側突出部54は、側面カバー部52との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42を挟持する。
後側突出部55は、当接部53の他端部(側面カバー部52が連続する一端部の逆側の端部)において、表面カバー部51に向かって当接部53に垂直な方向に突出した柱状体によって形成されている。後側突出部55は、側面カバー部52との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aが挟持される形状に形成されている。本実施形態1では、後側突出部55は、当接部53に平行な断面が直角二等辺三角形状の柱状体に形成され、直角に連続する2つの外側面が側面カバー部52の断面L字形状の内面に対応するように設けられている。
このような構成により、後側突出部55は、側面カバー部52との対向面(2つの外側面)が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成され、側面カバー部52との間に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aが収容される収容溝57を形成する。そして、後側突出部55は、側面カバー部52との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aを挟持する。
このように、出隅コーナーキャップ50は、表面カバー部51と側面カバー部52と当接部53とがコ字形状に形成され、表面カバー部51と当接部53とで第1及び第2見切り部材41A,41Bを挟持するように出隅部からなる隅角部13に取り付けられている。具体的には、出隅コーナーキャップ50は、表面カバー部51が第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42に当接すると共に該表面部42の継目を覆い、側面カバー部52が第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の継目を覆い、当接部53が第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端に当接するように各隅角部13に取り付けられている。また、出隅コーナーキャップ50は、取付状態において、互いに対向する前側突出部54と側面カバー部52の断面L字形状の対向面で第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42を挟持し、互いに対向する後側突出部55と側面カバー部52の断面L字形状の対向面で第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aを挟持する。
外側フレーム20は、以上のように構成される。なお、上記外側フレーム20の一部は、本発明に係る見切り構造を構成する。具体的には、本発明に係る見切り構造は、装飾パネル10の出隅部からなる隅角部13を形成する2つの辺縁部に設けられ、装飾パネル10の表面を覆う表面部42と側面を覆う側面部43とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材41A,41Bと、上記隅角部13に設けられる出隅コーナーキャップ50とを備え、外側フレーム20に含まれている。
[内側フレーム]
図1,8,9に示すように、内側フレーム30は、4つの納め部材40と、4つの入隅コーナーキャップ60とを有している。
4つの納め部材40は、装飾パネル10の開口11を取り囲む内周縁を構成する4つの辺縁部12に1つずつ設けられている。4つの納め部材40は、見切り部材41の両端部に留め切り加工が施されていない点を除き、外側フレーム20の納め部材40と同様に構成されているため、説明を省略する。
図1に示すように、4つの入隅コーナーキャップ60は、装飾パネル10の入隅部を構成する4つの隅角部13に1つずつ設けられている。4つの入隅コーナーキャップ60は、可撓性を有する材料で形成され、本実施形態1では可撓性を有する樹脂材料で形成されている。図9〜図13に示すように、4つの入隅コーナーキャップ60は、同様に構成され、表面カバー部61と、側面カバー部62と、当接部63と、前側突出部64と、後側突出部65とをそれぞれ有している。
表面カバー部61は、装飾パネル10の隅角部13において、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42に平行に且つ該表面部42の隙間を覆うように延びる板状片によって形成されている。
なお、本実施形態1では、内側フレーム30の第1及び第2見切り部材41A,41Bは、外側フレーム20の第1及び第2見切り部材41A,41Bと異なり、両端部に留め切り加工が施されておらず、表面部42の両端部が各々の延伸方向に対して垂直な面で切断され、入角部からなる隅角部13において第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の間には矩形の隙間が空いている。
表面カバー部61は、このような第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42間の矩形の隙間を覆うように該隙間よりも大きいL字形状に形成されている。具体的には、本実施形態1では、表面カバー部61は、8.3×8.3mmの矩形の板状片の1つの隅角に1.7×1.7mmの矩形の切り欠きを形成したL字形状に形成されている。
側面カバー部62は、表面カバー部61の一端部に連続し、表面カバー部61に垂直な方向に延びている。側面カバー部62は、細長い板状片からなる第1カバー部62aと第2カバー部62bとを有している。第1カバー部62aと第2カバー部62bとは、90度の角度をなすように連続している。これにより、側面カバー部62は、表面カバー部61に平行な断面がL字形状になるように形成されている。
側面カバー部62は、装飾パネル10の隅角部13において、第1カバー部62aが第1見切り部材41Aに平行に配置され、第2カバー部62bが第2見切り部材41Bに平行に配置されるように設けられる。側面カバー部62の延伸方向の長さは、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の幅と等しい長さ(本実施形態1では、48.4mm)に形成されている。また、側面カバー部62は、表面カバー部61のL字形状の切り欠き縁に沿うL字形状に形成されている。
本実施形態1では、内側フレーム30の第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43は、入角部からなる隅角部13において隙間なく当接している。側面カバー部62は、このように隅角部13において隙間なく当接する第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の継目に沿って延び、該継目を覆っている。
当接部63は、一端部が側面カバー部62の他端部(表面カバー部61が連続する一端部に対する他端部)に連続し、表面カバー部61に平行に延びる板状片によって形成されている。当接部63は、表面カバー部61に対し、互いの間に第1及び第2見切り部材41A,41Bが挟持されるような間隔を空けて設けられている。本実施形態1では、当接部63は、表面カバー部61と第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の幅(48.4mm)分だけ間隔を空けて設けられている。そして、当接部63は、装飾パネル10の隅角部13において、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端に当接するように設けられている。
前側突出部64は、表面カバー部61の側面カバー部62が連続する隅角の対角の隅角の両側の辺縁部において、当接部63に向かって表面カバー部61に垂直な方向に突出した板状片によって形成されている。前側突出部64は、矩形状の板状片からなる第1突出片64a及び第2突出片64bを有し、側面カバー部62との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42が挟持されるように断面L字形状に形成されている。前側突出部64は、側面カバー部62の断面L字形状の内面に対応するように設けられている。具体的には、前側突出部64は、第1突出片64aが側面カバー部62の第1カバー部62aに対応し、第2突出片64bが側面カバー部62の第2カバー部62bに対応するように設けられている。
このような構成により、前側突出部64は、側面カバー部62との対向面が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成され、側面カバー部62との間に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42が収容される収容溝66を形成する。そして、前側突出部64は、側面カバー部62との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42を挟持する。
後側突出部65は、当接部63の他端部(側面カバー部52が連続する一端部の逆側の端部)において、表面カバー部61に向かって当接部63に垂直な方向に突出した板状片によって形成されている。後側突出部65は、側面カバー部62との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aが挟持されるように断面L字形状に形成され、側面カバー部62の断面L字形状の内面に対応するように設けられている。
このような構成により、後側突出部65は、側面カバー部62との対向面が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成され、側面カバー部62との間に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aが収容される収容溝67を形成する。そして、後側突出部65は、側面カバー部62との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aを挟持する。
このように、入隅コーナーキャップ60は、表面カバー部61と側面カバー部62と当接部63とがコ字形状に形成され、表面カバー部61と当接部63とで第1及び第2見切り部材41A,41Bを挟持するように入隅部からなる隅角部13に取り付けられている。具体的には、入隅コーナーキャップ60は、表面カバー部61が第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42に当接すると共に該表面部42の隙間を覆い、側面カバー部62が第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の継目を覆い、当接部63が第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端に当接するように各隅角部13に取り付けられている。また、入隅コーナーキャップ60は、取付状態において、互いに対向する前側突出部64と側面カバー部62の断面L字形状の対向面で第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42を挟持し、互いに対向する後側突出部65と側面カバー部62の断面L字形状の対向面で第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aを挟持する。
内側フレーム30は、以上のように構成される。なお、上記内側フレーム30の一部は、本発明に係る見切り構造を構成する。具体的には、本発明に係る見切り構造は、装飾パネル10の入隅部からなる隅角部13を形成する2つの辺縁部に設けられ、装飾パネル10の表面を覆う表面部42と側面を覆う側面部43とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材41A,41Bと、上記隅角部13に設けられる入隅コーナーキャップ60とを備え、内側フレーム30に含まれている。
−取付手順−
外側フレーム20及び内側フレーム30は、以下の手順で装飾パネル10の外周縁及び内周縁に取り付けられる。
[外側フレーム]
まず、装飾パネル10に納め部材40の受け部材45を取り付ける。受け部材45は、装飾パネル10の外周縁を構成する4つの辺縁部12の背面に1つずつ取り付けられる。受け部材45は、第1及び第2当接部47a,47bが装飾パネル10の各辺縁部12において背面に接触し、本体部46の幅方向において第2当接部47b側の端面が装飾パネル10の外側面と面一になる位置に配置され、第1当接部47aを貫通するビス49によって装飾パネル10に固定される。
次に、受け部材45が取り付けられた装飾パネル10の4つの辺縁部12に見切り部材41を取り付ける。見切り部材41は、装飾パネル10に固定された受け部材45に対し、第1及び第2突出部44a,44bの間に受け部材45の本体部46の幅方向において第2当接部47b側の端部が嵌まり込み、係合部44cが受け部材45の本体部46とホルダ部48の挟持片部48aとの間に嵌まり込むように、押し付けられることによって受け部材45に取り付けられる。見切り部材41が受け部材45に取り付けられると、装飾パネル10の辺縁部12の表面と外側面とは、それぞれ見切り部材41の表面部42と側面部43とによって覆い隠されることとなる。また、本実施形態1では、各見切り部材41の両端部に留め切り加工が施されているため、図3(A)に示すように、装飾パネル10の隅角部13において隣り合う見切り部材41の端部どうしが隙間なく当接することとなる。
以上のようにして装飾パネル10の外周縁を構成する4つの辺縁部12に納め部材40を取り付けた後、装飾パネル10の出隅部を構成する4つの隅角部13に1つずつ出隅コーナーキャップ50を取り付ける。
図3(A)、(B)に示すように、出隅コーナーキャップ50のコ字形状に形成された表面カバー部51と側面カバー部52と当接部53とのうち、対向する表面カバー部51と当接部53とで第1及び第2見切り部材41A,41Bを挟持するように出隅部からなる隅角部13に出隅コーナーキャップ50を取り付ける。具体的には、まず、出隅コーナーキャップ50の互いに対向する後側突出部55と側面カバー部52の断面L字形状の対向面間に形成された収容溝57に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aが収容されるように出隅コーナーキャップ50の当接部53を取り付ける。次に、出隅コーナーキャップ50の側面カバー部52を撓ませて表面カバー部51と当接部53との間隔を広げながら、互いに対向する前側突出部54と側面カバー部52の断面L字形状の対向面間に形成された収容溝56に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42が収容されるように出隅コーナーキャップ50の表面カバー部51を取り付ける。
なお、出隅コーナーキャップ50は、表面カバー部51を先に第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けた後、側面カバー部52を撓ませながら、当接部53を第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けることとしてもよい。
[内側フレーム]
まず、装飾パネル10に納め部材40の受け部材45を取り付ける。受け部材45は、装飾パネル10の内周縁を構成する4つの辺縁部12の背面に1つずつ取り付けられる。受け部材45は、第1及び第2当接部47a,47bが装飾パネル10の各辺縁部12において背面に接触し、本体部46の幅方向において第2当接部47b側の端面が装飾パネル10の内側面と面一になる位置に配置され、第1当接部47aを貫通するビス49によって装飾パネル10に固定される。
次に、受け部材45が取り付けられた装飾パネル10の4つの辺縁部12に見切り部材41を取り付ける。見切り部材41は、装飾パネル10に固定された受け部材45に対し、第1及び第2突出部44a,44bの間に受け部材45の本体部46の幅方向において第2当接部47b側の端部が嵌まり込み、係合部44cが受け部材45の本体部46とホルダ部48の挟持片部48aとの間に嵌まり込むように、押し付けられることによって受け部材45に取り付けられる。見切り部材41が受け部材45に取り付けられると、装飾パネル10の辺縁部12の表面と内側面とは、それぞれ見切り部材41の表面部42と側面部43とによって覆い隠されることとなる。また、本実施形態1では、内側フレーム30の各見切り部材41の両端部には留め切り加工が施されていないため、図9(A)に示すように、装飾パネル10の隅角部13において隣り合う見切り部材41の側面部43の端部は隙間なく当接する一方、表面部42の端部間には矩形の隙間が空くこととなる。
以上のようにして装飾パネル10の内周縁を構成する4つの辺縁部12に納め部材40を取り付けた後、装飾パネル10の入隅部を構成する4つの隅角部13に1つずつ入隅コーナーキャップ60を取り付ける。
図9(A)、(B)に示すように、入隅コーナーキャップ60のコ字形状に形成された表面カバー部61と側面カバー部62と当接部63とのうち、対向する表面カバー部61と当接部63とで第1及び第2見切り部材41A,41Bを挟持するように入隅部からなる隅角部13に入隅コーナーキャップ60を取り付ける。具体的には、まず、入隅コーナーキャップ60の互いに対向する後側突出部65と側面カバー部62の断面L字形状の対向面間に形成された収容溝67に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aが収容されるように入隅コーナーキャップ60の当接部63を取り付ける。次に、入隅コーナーキャップ60の側面カバー部62を撓ませて表面カバー部61と当接部63との間隔を広げながら、互いに対向する前側突出部64と側面カバー部62の断面L字形状の対向面間に形成された収容溝66に、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42が収容されるように入隅コーナーキャップ60の表面カバー部61を取り付ける。
なお、入隅コーナーキャップ60は、表面カバー部61を先に第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けた後、側面カバー部62を撓ませながら、当接部63を第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けることとしてもよい。
−実施形態1の効果−
本実施形態1では、装飾パネル10の隅角部13に設けられるコーナーキャップ50,60を、隅角部13を形成する2つの辺縁部に設けられる第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42に当接して該表面部42の継目又は隙間を覆う表面カバー部51,61と、該表面カバー部51,61に連続して第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿って延びて該側面部43の継目を覆う側面カバー部52,62と、該側面カバー部52,62に連続して第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端に当接する当接部53,63とを有するように構成した。また、表面カバー部51,61と側面カバー部52,62と当接部53,63とを、表面カバー部51,61と当接部53,63との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bが挟持されるようにコ字形状に形成することとした。本実施形態1では、このようなコーナーキャップ50,60を装飾パネル10の隅角部13に設けることにより、隅角部13を形成する2つの辺縁部に設けられた第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の継目又は隙間と側面部43の継目とが表面カバー部51,61と側面カバー部52,62とで覆われることとなる。そのため、装飾パネル10を構成する各部材の伸縮によって第1及び第2見切り部材41A,41Bの端部間に隙間が生じたとしても、該隙間はコーナーキャップ50,60によって覆われることとなるため、装飾パネル10の意匠性が向上する。また、コーナーキャップ50,60をコ字形状に形成することにより、コーナーキャップ50,60を第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42及び側面部43に沿うように設けることができるため、コーナーキャップ50,60の意匠が第1及び第2見切り部材41A,41Bの意匠と一体化されて見える。よって、装飾パネル10の意匠性を低下させることなくコーナーキャップ50,60を設けることができる。
また、本実施形態1によれば、第1及び第2見切り部材41A,41Bの端部間の継目又は隙間をコーナーキャップ50,60によって覆うことにより、第1及び第2見切り部材41A,41Bの端部に留め切り加工を施して隙間なく当接させなくても装飾パネル10の意匠性を低下させるおそれがない。つまり、第1及び第2見切り部材41A,41Bの端部に留め切り加工を精度良く施し、端部どうしを高精度に突き合わせる必要がないため、第1及び第2見切り部材41A,41Bを容易に施工することができる。
また、本実施形態1によれば、コーナーキャップ50,60が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42及び側面部43の継目又は隙間を覆う表面カバー部51,61及び側面カバー部52,62の他、第1及び第2見切り部材41A,41Bの後端に当接する当接部53,63を有し、表面カバー部51,61と当接部53,63との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bが挟持されるように表面カバー部51,61と側面カバー部52,62と当接部53,63とがコ字形状に形成されている。そのため、第1及び第2見切り部材41A,41Bの端部に何ら変更を加えることなく、コーナーキャップ50,60を装飾パネル10の隅角部13に押し込むだけで容易にコーナーキャップ50,60を取り付けることができる。
以上のように、本実施形態1によれば、装飾パネル10の隅角部13において、該隅角部13を形成する2つの辺縁部に設けられる第1及び第2見切り部材41A,41Bの継目又は隙間を覆う着脱容易なコーナーキャップ50,60を提供することにより、装飾パネル10の意匠性を低下させることなく該装飾パネル10の辺縁部に設けられる見切り部材41の施工性を向上させることが可能になる。
また、本実施形態1では、コーナーキャップ50,60の少なくとも側面カバー部52,62が可撓性を有する材料によって形成されている。このように側面カバー部52,62が可撓性を有するように構成することにより、コーナーキャップ50,60の着脱時に、側面カバー部52,62を撓ませて表面カバー部51,61と当接部53,63との間隔を広げることが可能になるため、容易にコーナーキャップ50,60を着脱することができる。
また、本実施形態1では、コーナーキャップ50,60の側面カバー部52,62が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成されている。そのため、コーナーキャップ50,60を第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けた際に、側面カバー部52,62を第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に当接させることができる。よって、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の継目を側面カバー部52,62によって確実に覆うことができる。また、コーナーキャップ50,60において表面カバー部51,61と当接部53,63だけでなく、側面カバー部52,62も第1及び第2見切り部材41A,41Bに当接させることにより、第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けられたコーナーキャップ50,60の姿勢が安定し、第1及び第2見切り部材41A,41Bから脱落し難くなる。
また、本実施形態1では、コーナーキャップ50,60に表面カバー部51,61から当接部53,63側に突出する前側突出部54,64が設けられ、該前側突出部54,64は、側面カバー部52,62との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42を挟持するように構成されている。このような構成により、コーナーキャップ50,60に第1及び第2見切り部材41A,41Bから外れるような力が作用しても、前側突出部54,64が第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42に引っ掛かることにより、コーナーキャップ50,60が第1及び第2見切り部材41A,41Bから脱落し難くなる。
また、本実施形態1では、コーナーキャップ50,60に当接部53,63から表面カバー部51,61側に突出する後側突出部55,65が設けられ、該後側突出部55,65は、側面カバー部52,62との間に第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aを挟持するように構成されている。このような構成により、コーナーキャップ50,60に第1及び第2見切り部材41A,41Bから外れるような力が作用しても、後側突出部55,65が第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aに引っ掛かることにより、コーナーキャップ50,60が第1及び第2見切り部材41A,41Bから脱落し難くなる。
また、本実施形態1では、コーナーキャップ50,60の前側突出部54,64は、側面カバー部52,62との対向面が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成されている。そのため、コーナーキャップ50,60を第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けた際に、前側突出部54,64と第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43とがしっかりと係合するため、コーナーキャップ50,60の姿勢が安定し、第1及び第2見切り部材41A,41Bから脱落し難くなる。
また、本実施形態1では、コーナーキャップ50,60の後側突出部55,65は、側面カバー部52,62との対向面が、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成されている。そのため、コーナーキャップ50,60を第1及び第2見切り部材41A,41Bに取り付けた際に、後側突出部55,65と第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の後端部43aとがしっかりと係合するため、コーナーキャップ50,60の姿勢が安定し、第1及び第2見切り部材41A,41Bから脱落し難くなる。
また、本実施形態1では、装飾パネル10の隅角部13において、該隅角部13を形成する2つの辺縁部に設けられる第1及び第2見切り部材41A,41Bの継目又は隙間を着脱容易なコーナーキャップ50,60で覆うこととしたため、装飾パネル10の意匠性を低下させることなく該装飾パネル10の辺縁部に施工性に優れた見切り構造を提供することができ、意匠性及び施工性に優れた装飾パネル体1を提供することができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態1では、出隅コーナーキャップ50の表面カバー部51を、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の継目に沿って延びる形状とし、入隅コーナーキャップ60の表面カバー部61を、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の矩形の隙間を覆うL字形状としていた。しかしながら、コーナーキャップ50,60の表面カバー部51,61の形状は、第1及び第2見切り部材41A,41Bの表面部42の継目又は隙間の形状に応じてこれらを覆い隠せる形状であればいかなる形状であってもよい。
また、上記実施形態1では、コーナーキャップ50,60の側面カバー部52,62は、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43に沿う断面L字形状に形成され、該側面部43に当接するように設けられていた。しかしながら、コーナーキャップ50,60の側面カバー部52,62の形状は、第1及び第2見切り部材41A,41Bの側面部43の継目を覆い隠せる形状であればいかなる形状であってもよく、側面部43に当接しない形状であってもよい。
また、上記実施形態1では、コーナーキャップ50,60を、可撓性を有する樹脂材料で形成していたが、コーナーキャップ50,60の材料はこれに限られない。コーナーキャップ50,60は、少なくとも側面カバー部52,62が可撓性を有する材料で形成されていればよく、例えば、弾性力を有する金属材料で形成されていてもよい。
また、上記実施形態1では、コーナーキャップ50,60は、表面カバー部51,61と、側面カバー部52,62と、当接部53,63と、前側突出部54,64と、後側突出部55,65とをそれぞれ有するように構成されていたが、本発明に係るコーナーキャップ50,60は、少なくとも表面カバー部51,61と側面カバー部52,62と当接部53,63とを備えていればよい。
また、上記実施形態1では、室内の壁面Wの前側(室内側)に該壁面Wと間隔を空けて設けたふかし壁を装飾パネル10とし、その隅角部13に本発明に係るコーナーキャップ50,60を設ける例について説明したが、本発明に係るコーナーキャップ50,60が適用される装飾パネルは、上述のふかし壁のような装飾壁に限られない。例えば、天井面や床面の装飾用の装飾パネルにも本発明に係るコーナーキャップ50,60を適用することができる。
本発明は、装飾パネルに設けられるコーナーキャップ、見切り構造、及びコーナーキャップを備えた装飾パネル体に有用である。
1 装飾パネル体
10 装飾パネル
12 辺縁部
13 隅角部
41A 第1見切り部材(見切り部材)
41B 第2見切り部材(見切り部材)
42 表面部
43 側面部
43a 後端部
50 出隅コーナーキャップ(コーナーキャップ)
51 表面カバー部
52 側面カバー部
53 当接部
54 前側突出部
55 後側突出部
60 入隅コーナーキャップ(コーナーキャップ)
61 表面カバー部
62 側面カバー部
63 当接部
64 前側突出部
65 後側突出部

Claims (10)

  1. 装飾パネルの出隅部からなる隅角部に設けられるコーナーキャップであって、
    上記装飾パネルの上記隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられて上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材の上記表面部に当接し、上記出隅部において当接する上記第1及び第2見切り部材の上記表面部の継目を覆う表面カバー部と、
    上記表面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部に沿って延び、該側面部の継目を外側から覆う側面カバー部と、
    上記側面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部における上記表面部が連続する前端とは逆側の後端に当接する当接部とを備え、
    上記表面カバー部と上記側面カバー部と上記当接部とは、該表面カバー部と該当接部との間に上記第1及び第2見切り部材が挟持されるようにコ字形状に形成され
    上記表面カバー部は、上記第1及び第2見切り部材の上記表面部の継目に沿って直線状に延び、上記継目に沿う方向の長さよりも上記継目に直交する方向の長さが短くなるように形成されている
    ことを特徴とするコーナーキャップ。
  2. 装飾パネルの入隅部からなる隅角部に設けられるコーナーキャップであって、
    上記装飾パネルの上記隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられて上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材の上記表面部に当接し、該表面部の継目又は隙間を覆う表面カバー部と、
    上記表面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部に沿って延び、該側面部の継目を覆う側面カバー部と、
    上記側面カバー部に連続し、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部における上記表面部が連続する前端とは逆側の後端に当接する当接部とを備え、
    上記表面カバー部と上記側面カバー部と上記当接部とは、該表面カバー部と該当接部との間に上記第1及び第2見切り部材が挟持されるようにコ字形状に形成されている
    ことを特徴とするコーナーキャップ。
  3. 請求項1又は2において、
    少なくとも上記側面カバー部は、可撓性を有する材料によって形成されている
    ことを特徴とするコーナーキャップ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
    上記側面カバー部は、上記第1及び第2見切り部材の上記側面部に沿う断面L字形状に形成されている
    ことを特徴とするコーナーキャップ。
  5. 請求項1乃至のいずれか1つにおいて、
    上記表面カバー部から上記当接部側に突出し、上記側面カバー部との間に上記第1及び第2見切り部材の上記表面部を挟持する前側突出部を備えている
    ことを特徴とするコーナーキャップ。
  6. 請求項1乃至のいずれか1つにおいて、
    上記当接部から上記表面カバー部側に突出し、上記側面カバー部との間に上記第1及び第2見切り部材の上記側面部の後端部を挟持する後側突出部を備えている
    ことを特徴とするコーナーキャップ。
  7. 装飾パネルの出隅部からなる隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられ、上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材と、
    上記装飾パネルの上記隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた見切り構造であって、
    上記コーナーキャップは、請求項に記載のコーナーキャップによって構成されている
    ことを特徴とする見切り構造。
  8. 装飾パネルの入隅部からなる隅角部を形成する2つの辺縁部に設けられ、上記装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する第1及び第2見切り部材と、
    上記装飾パネルの上記隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた見切り構造であって、
    上記コーナーキャップは、請求項2に記載のコーナーキャップによって構成されている
    ことを特徴とする見切り構造。
  9. 装飾パネルと、
    上記装飾パネルの各辺縁部に設けられ、該装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する複数の見切り部材と、
    上記装飾パネルの出隅部からなる各隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた装飾パネル体であって、
    上記コーナーキャップは、請求項に記載のコーナーキャップによって構成されている
    ことを特徴とする装飾パネル体。
  10. 装飾パネルと、
    上記装飾パネルの各辺縁部に設けられ、該装飾パネルの表面を覆う表面部と側面を覆う側面部とをそれぞれ有する複数の見切り部材と、
    上記装飾パネルの入隅部からなる各隅角部に設けられるコーナーキャップとを備えた装飾パネル体であって、
    上記コーナーキャップは、請求項2に記載のコーナーキャップによって構成されている
    ことを特徴とする装飾パネル体。
JP2018137099A 2018-07-20 2018-07-20 コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体 Expired - Fee Related JP6722725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018137099A JP6722725B2 (ja) 2018-07-20 2018-07-20 コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018137099A JP6722725B2 (ja) 2018-07-20 2018-07-20 コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020012347A JP2020012347A (ja) 2020-01-23
JP6722725B2 true JP6722725B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=69170444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018137099A Expired - Fee Related JP6722725B2 (ja) 2018-07-20 2018-07-20 コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6722725B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020012347A (ja) 2020-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011252380A (ja) 建築用ルーバーの小口塞ぎ構造
KR20100050433A (ko) 바닥 경계를 덮기 위한 반전식 베이스보드
JP4584885B2 (ja) ボックス固定具及びボックス固定具の取付方法
JP6722725B2 (ja) コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体
JP6071584B2 (ja) サッシ枠
JP4895237B2 (ja) 建築用ルーバーの小口塞ぎ構造
JP2008095374A (ja) 接続枠及び枠用コーナージョイント部材
JP2011094344A5 (ja)
JP4765111B2 (ja) セッティングブロック
JP2013221346A (ja) 目地構造
JP2012177244A (ja) 建物の開口部内枠材の組立構造
JP2014145152A (ja) サッシ枠
JP2006322180A (ja) 窓枠体
JP2016084583A (ja) フレーム部材
JP3213300U (ja) 保持手段固定機構
JP6722712B2 (ja) 見切り部材
JP5812872B2 (ja) コーナーピース
JP2016061099A (ja) パネル縁材及びパネル取付構造体及び構造物組立方法
JP6141504B2 (ja) サッシ枠
JP6174834B1 (ja) サッシ枠
KR101490464B1 (ko) 조립식 액자
JP6284224B2 (ja) コーナーカバー
JP4473554B2 (ja) キャビネット構造
WO2020110588A1 (ja) 開口枠
JP2007224515A (ja) サイディング用役物

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20180806

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6722725

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees