JP2005278719A - 収納家具 - Google Patents

収納家具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005278719A
JP2005278719A JP2004093778A JP2004093778A JP2005278719A JP 2005278719 A JP2005278719 A JP 2005278719A JP 2004093778 A JP2004093778 A JP 2004093778A JP 2004093778 A JP2004093778 A JP 2004093778A JP 2005278719 A JP2005278719 A JP 2005278719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shelf
storage
storage furniture
storage space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004093778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4501491B2 (ja
Inventor
Yoji Nakamichi
洋治 中道
Yoshinori Horitake
良典 堀竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP2004093778A priority Critical patent/JP4501491B2/ja
Publication of JP2005278719A publication Critical patent/JP2005278719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4501491B2 publication Critical patent/JP4501491B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Abstract

【課題】鋼板により形成されている収納家具において、部品点数の削減及び収納空間の見栄えの向上を図る。
【解決手段】鋼板により構成される収納家具Tと、前記収納家具Tにより区画され前方に向けて開口する物品収納空間Sとを有する収納家具Tにおいて、前記収納家具Tの一部である背板13を、鋼板に対する塑性変形加工により形成され高さ方向に延伸する形状の補強部13aを有するものにする。
【選択図】図6

Description

本発明は塑性変形加工によって側面板や背板に補強構造を一体に形成した収納家具に関する。
従来、断面コの字型に形成した補強部材を背板に溶接することで強度を確保する収納家具の構造に関する文献が開示されている。(例えば、特許文献1)
実用新案登録第3086896号
しかしながら、前記別途用意した補強部材を背板に溶接する構造の収納家具では、部品点数が多く製造工程が増え、コスト高になってしまう。
そこで、背板自体を塑性変形加工することで補強構造を一体に形成することが、補強部材を省く手立ての一つとして考えられる。
その際、収納家具に棚板を設ける場合に側面板や背板に棚板保持具を取付けるための構造が必要になるが、何らの工夫もなく補強構造を一体に形成し、側面板や背板に単に取付孔を設けただけでは、棚板保持具を取付けた際にその一部が取付孔から外部に突出して、収納家具を壁際に配置する場合や他の家具と近接して配置するなどの場合に邪魔になったり、前記のように収納家具を配置後に棚板保持具を取付けようとしたときに、壁や他の家具に接触して取付けられないという不都合が発生する。
さらに、収納家具を壁際以外に設置したときには、収納家具の面一な側面や背面に取付孔が無造作に露出して見苦しい姿態を露呈し、また側面や背面の外側面は単なる平面であるため取付孔を利用して外側に棚板を掛ける態様等も取付状態が不安定になるため難しいものである。
前記目的を達成するため、本発明に係る収納家具は、頂板と底板と、凹凸形状をなし高さ方向に延伸する複数の補強部を一枚の金属板に塑性変形加工することによって一体に形成してなる側面板又は背板とで囲まれた収納空間を有し、前記補強部は前記収納空間側に突出しており、前記収納空間に棚板保持具を用いて棚板を取付けて使用するものであって、前記補強部に前記側面板又は背板の前後方向に貫通する棚板保持具係合孔を有することを特徴とする。
このようなものであれば、従来のような別途補強部品を準備して溶接する構成のものに較べて部品点数や工程が削減でき、コストダウンに役立つ。また、収納空間側に突出した補強部の棚板保持具係合孔に棚板保持具を取付けるため、棚荷重を有効に支持することができる上に、収納家具の外形背面側に棚板保持具が突出せず、収納家具を壁面に配置した時にも邪魔にならない。その上、収納家具を部屋の壁際以外に設置したときには、その棚板保持具係合孔が収納空間と背面側に貫通するように設けられており、しかも、外面側から観察した場合に補強部が目地のように視認されその目地内に取付孔が配列開口することになるので、外観が著しく損なわれることを回避できるのみならず、その目地に棚受け等の一部を嵌め込むなどして取付孔を利用すれば、安定した状態で収納家具の外方側面側や背面側から棚板等を取り付ける利用の態様が可能になる。
また、小さな物や長尺物を一括して効率よく収納するためには、前記収納空間を幅方向に区画する中間仕切りによって複数の小空間たる物品収納空間に分割し、前記背板の前記物品収納空間に面する範囲内の左右端近傍にそれぞれ前記補強部を形成しているものが挙げられる。こうすることで各物品収納空間毎に必要な段数の棚板を取付けることが可能となる。
さらに、前記頂板を前記側面板又は背板の上端を隠蔽するように取付け、前記頂板の、前記補強部の背面側に臨む位置に上下方向への貫通孔を設けるようにすれば、この頂板の孔を利用して壁面に配置した収納家具に耐震金具を差込んで壁に固定したり、隣合う又は背中合わせに配置された収納家具同士に連結用金具を差込んで取付けたりした際に、収納家具の収納空間から金具が見えず美観を損なわない。
以上、説明したように本発明に係る収納家具によれば、断面コの字型に形成した補強部材を溶接によって側面板や背板に取付けていた従来の構造に較べて部品点数や製造工程を削減でき、補強部分は側面板又は背板を塑性変形して形成しており、従来のように補強部品と側面板又は背板の二重構成になっていないため、補強を構成する凹凸形状部に設けた棚板保持具係合孔は側面板又は背板の前後方向に貫通し、これによって収納家具の外方側面側や背面側からも棚板等を取付けることが可能となる。
また、収納家具の外方側面側や背面側から見ると前記補強部は高さ方向に直線状に凹んでいて、その内部に取付孔が開口しているため、無造作に取付孔が露呈する場合に比して良好な外観が保たれ、しかもこの凹陥部に嵌まり込んで前記棚板保持具係合孔に係合する爪部から離間した位置で前記補強凹陥部の側壁部に当接する部分を有する形状をした棚板保持具を用いた場合には、棚板に横方向の力が加わったような場合でも、棚板保持具が左右にぶれることなく安定して棚板を支持することが出来るという効果をも奏する。
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
この実施形態に係る収納家具Tは、図1に斜視図、図2に正面図、図3に側面図、図4に平面図、図5に図2におけるa−a断面図をそれぞれ示すように、内部に収納空間S1を有し、前記収納空間S1を幅方向に区画する中間仕切り15をさらに有した収納家具Tと、この収納家具Tに係合爪31を有する棚板保持具3を介して取り付けられる棚板2とを備えている。収納家具Tへの棚板2の取付態様を示す分解斜視図を図6に示す。また、その前方には、図1に示すように、前扉9a、9bを取り付け可能に構成している。なお、前記図2〜図6においては、前記前扉9a、9bは省略して示している。
収納家具Tは、金属板、例えば鋼板等を折り曲げて成形してなる頂板11、底板12、背板13、左右一対の側板14を筐形に組み付けることによって前面を開口させた収納空間S1を形成し、前記収納空間S1内に前記側板14に平行な中間仕切り15を配設することで、前記収納空間S1を幅方向に分割した小空間たる物品収納空間Sを形成しているものである。また、前記頂板11、底板12、背板13、及び側板14の相互の組み付け構造は、この種の収納家具Tとして周知のものと同様である。
前記頂板11は、鋼板の周縁部を下方に折り返して形成してなるもので、平面視矩形状をなす。また、本実施形態では下面の前端縁から所定距離離間した位置に図示しない横架材を設けている。
前記側板14は、その前端部に鋼板を折り返すことにより形成される後向き面14bを有する折り返し部14aを有する。そして、上端部を頂板11に接続している。
前記底板12は、鋼板の周縁部を下方に折り返して形成してなるもので、平面視矩形状をなし、その左右両端縁をそれぞれ前記側板14に支持させている。さらに本実施形態では、この底板12の前線部下方に、左右側板14を連結して全体強度を向上し、底板12の下方空間を前方空間から隠蔽する巾木16を設けている。
前記中間仕切り15は、前記側板14に沿う面板部15aと、前端部に位置し横断面視矩形状をなす折り返し部15bとを鋼板曲げ加工により形成してなる。前記折り返し部15bは、前記側板14の折り返し部14aの前面と略面一な前面15c、及び前記面板部15aの表面と接続する後向き面15dを有する。なお、本実施形態では、前記折り返し部15bを、頂板11の下面の前端縁から所定距離離間した位置に設けた図示しない横架材に溶接して固定している。
しかして本実施形態では、背板13に、高さ方向に延伸する複数の補強部13aを塑性変形加工により形成している。
具体的には、前記補強部13aは、背板13を形成する鋼板をプレスして形成していて、前方に向く前向き面13bを有する前向き面部13a1と、前記前向き面部13a1と背板13の補強部13a以外の箇所である面板部13mとを接続する接続部13a2とを有し、前記面板部13mよりも内方、すなわち前方に突出しているとともに高さ方向に延伸している。また、本実施形態では、前記前向き面13bに、棚板保持具3の係合爪31と係合可能な係合孔13Xを形成していて、補強部13aのプレス形成の際にこの係合孔13Xを打ち抜いて補強部13aの形成と同時に形成している。
そして前記背板13の、前記側板14と前記中間仕切り15で挟まれた範囲及び一対の中間仕切り15で挟まれた範囲、すなわち各物品収納空間Sにおいて、その範囲の左右端近傍にそれぞれ前記補強部が配置されるように収納家具Tが構成されている。
さらに、この背板13の下端部には、収納空間S1と収納家具T後方の空間とを連通する配線押通口13yを形成している。なお、本実施形態では、さらに中間仕切り15の面板部15aの下端部にも該中間仕切り15の面板部15aの両側の空間を連通する配線挿通口15yを形成している。
また、前記側板14の前記後向き面14bにも棚板保持具3の係合爪31と係合可能な係合孔14Xを形成している。さらに、前記中間仕切り15の後向き面15dにも棚板保持具3の係合爪31と係合可能な係合孔15Xを形成している。
棚板2は、鋼板の周縁部を下方に折り返して形成した平面視矩形状をなすもので、この種の収納家具に広く用いられている棚板として周知のものと同様の構成を有する。
棚板保持具3は、金属片を屈曲して形成していて、この種の収納家具に広く用いられている棚板として周知のものと同様の構成を有する。すなわち、前記図6に示すように、上方に向けて開口する形状をなし、この開口部分に前記棚板2の周縁部下端を載置してこの棚板2を保持するとともに、上端部には前記係合孔13X、14X、15Xと係合可能な係合爪31を有し、これら係合孔13X、14X、15Xと係合爪31とを係合させることによりこの棚板保持具3を収納家具Tに取り付けるようにしている。
収納家具Tへの棚板2の取り付けは次のようにして行う。前記図6に示すように、まず、所望の高さ位置に位置する係合孔13X、14X、15Xに、棚板保持具3の係合爪31を係合させ、棚板保持具3を収納家具Tに取り付ける。次いで、係合爪31を前記補強部13aの前向き面部13a1に設けた係合孔13Xに係合させた棚板保持具3に棚板2の後端部を支持させる。そして、係合爪31を前記折り返し部14aの後向き面14bに設けた係合孔14Xに係合させた棚板保持具3、又は係合爪31を前記中間仕切り15の後向き面15dに設けた係合孔14Xに係合させた棚板保持具3に棚板2の前端部を支持させる。
しかして、前記係合孔13Xは、1枚の鋼板をプレスすることで背板13に一体に成形された補強部13aに設けられているため背板の前後方向に貫通しており、図9に示すように、収納家具Tの背面側からも棚板等を取付けることが可能となっている。このとき背面側からは補強部13aは収納空間Sの方向に凹んでいるため、背面用棚板保持具3R1は、これに見合った寸法設定となっており、背面用棚板2R1を背板13の背面側に保持することが可能となっている。なお、寸法設定によっては前記背面用棚板保持具3R1を収納空間用の前記棚板保持具3と共通とすることも可能である。
前記背面用棚板2R1は、その背面左右両端近傍の上部に設けられた係合孔2R1Xを、前記収納家具Tの前記係合孔13Xの背面側から取付けた前記背面用棚板保持具3R1に係合させて収納家具Tの背面に吊り下げる。ここで背面用棚板2R1の左右両側面は略三角形状になっており、前記背面用棚板2R1の垂直辺2R1Yが収納家具Tの背板13に当接して棚板上面を略水平に保つようになっている。
一方、背面用棚板保持具3R2は側面視略三角形のブラケット形状をなしており、その一頂部に前記係合孔13Xに係合可能な係合爪3R21を設けている。前記係合爪3R21を収納家具Tの前記係合孔13Xの背面側から取付けた際、前記背面用棚板保持具3R2の垂直辺3R2Yが収納家具Tの背板13に当接して他の一辺を略水平に保つようになっている。そして、このようにして取付けた左右一対の背面用棚板保持具3R2の略水平な辺3R2U上に背面用棚板2R2を乗せ置くようにする。
詳しくは図10に示すように、前記係合爪3R21は、前記背面用棚板保持具3R2の略水平な辺3R2Hの基端部を階段状に段落させて設けられており、前記段落部の垂直延出部3R2Vが前記棚板2R2の下向きに折り曲げられた周縁部2R2Vよりも若干長く、水平延出部3R2Hが前記補強部13aの凹陥深さ寸法よりも若干長くなっているため、前記段落部の垂直延出部3R2Vと背板13の隙間に前記棚板2R2の周縁部2R2Vが嵌まり込むようになっている。
また、前記背面用棚板保持具3R2を収納家具Tの補強部13aに背面側から取付け、棚板に横方向の力が加わったような場合を想定してみる。このとき前記補強部13aは上下方向に直線目地状に凹んでおり、その目地部側面に前記背面用棚板保持具3R2の垂直方向の辺3R2Yが当接するため、前記背面用棚板保持具3R2が左右に回動するのを防止し、安定して棚板を支持することができる。また、図示しないが、前記係合孔13Xに係合可能な係合爪3R21を前記背面用棚板保持具3R2の垂直方向に位置する上下2箇所の頂部に設けてもかまわない。
一方、棚板2を収納家具Tに取り付けた際、棚板2の後端縁2aと背板13の面板部13mとの間に、前記図5に示すように、配線を押通可能な配線挿通空間SSが形成される。そして、前記図2に示すように、この配線挿通空間SSに配置した電気器具Eからの配線Cを、前記中間仕切り15に設けた配線押通口15yを経て、又は直接前記背板13に設けた配線挿通口13yから外部に引き出すようにしている。
そして、頂板11には、前記背板13の補強部13a外方、すなわち該補強部13a後方の空間と連通可能なスリット11sを設けている。収納家具Tは、このスリット11s及び耐震補強具Hを介して壁体Wに固定できるようにしている。具体的には、図7に示すように、このスリット11sに耐震補強具Hの下部を挿入するとともに、該耐震補強具Hの上部を同図に示すように壁体WにねじV等を介して固定すると、収納家具Tが壁体Wに固定される。
また図示はしないが、コの字形状の金具で、背中合わせに配置した収納家具Tの前記スリット11s同士をつなぐようにすることも可能である。側板14に前記補強部13aが形成され、それに対応する頂板部に前記スリット11sが設けられている場合には、コの字形状の金具で、隣合うように並べて配置した収納家具Tの前記スリット11s同士をつなぐようにすることもできる。
本実施形態に係る収納家具Tは、以上に述べたように、頂板11と底板12と、凹凸形状をなし高さ方向に延伸する複数の補強部13aを一枚の鋼板に塑性変形加工することによって一体に形成してなる背板13とで囲まれた収納空間S1を有し、前記補強部13aは前記収納空間S側に突出しており、前記収納空間Sに棚板保持具3を用いて棚板2を取付けて使用するものであって、前記補強部13aに前記背板13の前後方向に貫通する棚板保持具係合孔13xを有するので、従来のような別途補強部品を準備して溶接する構成のものに較べて部品点数や工程が削減でき、コストダウンに役立つ。また、収納空間S側に突出した補強部13aの棚板保持具係合孔13xに棚板保持具を取付けるため、収納家具Tの外形背面側に棚板保持具3が突出せず、収納家具Tを壁面に配置した時にも邪魔にならず、収納家具Tを部屋の壁際以外に設置したときには、その棚板保持具係合孔13xが収納空間Sと背面側に貫通するように設けられているため、収納家具Tの外方背面側からも棚板等を取付けることが可能となり収納家具Tの側面側や背面側の有効利用に役立つ。
また、小さな物や長尺物を一括して効率よく収納するために、前記収納空間S1を幅方向に区画する中間仕切り15によって複数の小空間たる物品収納空間Sに分割されており、前記背板13の前記物品収納空間Sに面する範囲内の左右端近傍にそれぞれ前記補強部13aを形成しているので、各物品収納空間S毎に必要な段数の棚板2を取付けることが可能となっている。
さらに、前記頂板11を前記背板13の上端を隠蔽するように取付け、前記頂板11の、前記補強部13aの背面側に臨む位置に上下方向への貫通孔11sを設けるようにしたので、収納家具Tを壁面に配置した際に前記頂板11の貫通孔11sに耐震金具を差込んで壁面に固定したり、前記収納家具T同士を背中合わせに配置し各貫通孔11sをつなぐように下向きコの字に開放した連結用金具を差込んで連結した際に、収納家具Tの収納空間Sから金具が見えず美観を損なわない。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。例えば、補強部は内方でなく外方に突出させて設けてもよい。このように構成しても、チャネル状をなす補強材を溶接等により取り付ける従来のものと比較して部品点数の削減を図る効果は得られる。
また、図6に相当する図を図8に示すように、側板14にも折り曲げ成形により補強部14cを形成するようにしてもよい。このようなものであっても、前記部品点数の削減効果の他、図8のように補強部が内方に突出し、棚板2を補強部14cよりも内方に配置しているものであれば、側板14の折り返し部14a及び補強部14c以外の箇所である面板部14mと棚板2との間の空間を配線挿通空間として利用できる。さらに、この補強部14cに棚板2又は棚板2を保持する棚板保持具3に設けた係合爪31と係合可能な係合孔14XXを形成してもよい。さらに、図示はしないが、側板に補強部を前後方向に離間させて複数設け、この補強部に棚板又は棚板を保持する棚板保持具に設けた係合爪と係合可能な係合孔を形成してもよく、背板に設けた補強部と側板に設けた補強部の両方に前記係合爪と係合可能な係合孔を形成してもよい。
加えて、背板に設けた補強部に棚板又は棚板を保持する棚板保持具に設けた係合爪と係合可能な係合孔を形成する場合、必ずしも前向き面に形成する必要はなく、接続部に形成するようにしてもよく、前向き面と接続部に跨って形成してもよい。
そして、前記図8に示すように、中仕切り板15に補強部15cを設けるようにしてもよく 、さらに中仕切り板15の補強部15cにも前記棚板保持具3に設けた係合爪31と係合可能な係合孔15XXを形成してもよい。加えて、中仕切り板を省略する態様も考えられる。
その他、スチール材でなくアルミ材やステンレス材等を用いて形成する等、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
本発明の一実施形態に係る収納家具を示す斜視図。 同実施形態に係る収納家具を示す正面図。 同実施形態に係る収納家具を示す側面図。 同実施形態に係る収納家具を示す平面図。 図2におけるa−a断面図。 同実施形態における棚の取付態様を示す分解斜視図。 同実施形態における棚の壁体への固定の態様を示す図。 本発明の他の実施形態における棚の取付態様を示す分解斜視図。 本発明の一実施形態に係る収納家具を示す背面斜視図。 本発明の一実施形態に係る背面用棚板保持具の詳細図。
符号の説明
1・・・・・棚構造体
11・・・・頂板
11s・・・スリット
12・・・・底板
13・・・・背板
13X・・・係合孔
13a・・・補強部
13y・・・配線押通口
14・・・・側板
14X・・・係合孔
15・・・・中間仕切り
15X・・・係合孔
15y・・・配線押通口
2・・・・・棚板
2R1・・・・背面用棚板
2R2・・・背面用棚板
3・・・・・棚板保持具
31・・・・係合爪
3R1・・・背面用棚板保持具
3R2・・・背面用棚板保持具
H・・・・・耐震補強具
S・・・・・物品収納空間
S1・・・・収納空間
SS・・・・配線挿通空間
T・・・・・収納家具
W・・・・・壁体

Claims (3)

  1. 頂板と底板と、凹凸形状をなし高さ方向に延伸する複数の補強部を一枚の金属板に塑性変形加工することによって一体に形成してなる側面板又は背板とで囲まれた収納空間を有し、前記補強部は前記収納空間側に突出しており、前記収納空間に棚板保持具を用いて棚板を取付けて使用するものであって、前記補強部に前記側面板又は背板の厚み方向に貫通する棚板保持具係合孔を有することを特徴とする収納家具。
  2. 前記収納空間は、それを幅方向に区画する中間仕切りによって複数の小空間たる物品収納空間に分割されており、前記背板の前記物品収納空間に面する範囲内の左右端近傍にそれぞれ前記補強部を形成していることを特徴とする請求項1記載の収納家具。
  3. 前記頂板は、前記側面板又は背板の上端を隠蔽するように取付けられ、前記頂板には前記補強部の背面側に臨む位置に上下方向への貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の収納家具。
JP2004093778A 2004-03-26 2004-03-26 収納家具 Expired - Fee Related JP4501491B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004093778A JP4501491B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 収納家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004093778A JP4501491B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 収納家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005278719A true JP2005278719A (ja) 2005-10-13
JP4501491B2 JP4501491B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=35177758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004093778A Expired - Fee Related JP4501491B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 収納家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4501491B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013159360A1 (zh) * 2012-04-28 2013-10-31 Chen Yongle 一种文件柜侧部面板结构
JP2015150399A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 株式会社岡村製作所 収納家具への棚板の取付構造
CN106027927A (zh) * 2016-05-18 2016-10-12 合肥惠科金扬科技有限公司 显示设备的背板组件
KR102028281B1 (ko) * 2018-04-18 2019-11-04 권성미 서랍장 전도 방지 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313637Y1 (ja) * 1967-03-04 1968-06-10
JPS63124833U (ja) * 1987-02-10 1988-08-15
JP2002051858A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Kokuyo Co Ltd 収納庫

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313637Y1 (ja) * 1967-03-04 1968-06-10
JPS63124833U (ja) * 1987-02-10 1988-08-15
JP2002051858A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Kokuyo Co Ltd 収納庫

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013159360A1 (zh) * 2012-04-28 2013-10-31 Chen Yongle 一种文件柜侧部面板结构
JP2015150399A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 株式会社岡村製作所 収納家具への棚板の取付構造
CN106027927A (zh) * 2016-05-18 2016-10-12 合肥惠科金扬科技有限公司 显示设备的背板组件
KR102028281B1 (ko) * 2018-04-18 2019-11-04 권성미 서랍장 전도 방지 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4501491B2 (ja) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4501491B2 (ja) 収納家具
JP2018104950A (ja) 収納ユニットの取付方法
KR20210016872A (ko) 조립식 가구의 프레임 연결장치
JP6374445B2 (ja) 棚板の支持構造及び棚板ユニット
KR20150098473A (ko) 장식 가구용 접이식 패널
JP4142245B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP7355499B2 (ja) 物品載置体の支持構造
JP2001104083A (ja) 配線カバー
JP3538608B2 (ja) 間仕切パネルにおける配線装置
JP4094749B2 (ja) 陳列棚の棚板
JPS6010460Y2 (ja) パネル取付用フレ−ムバ−
USD971005S1 (en) Clip for wall panels
JP3659141B2 (ja)
JP2001104060A (ja) 配線カバー
JP4797605B2 (ja) デスクの脚構造
JP2010035753A (ja) 学習用机
JP2001146804A (ja) 自立型間仕切装置における安定支持装置
JP4603408B2 (ja) ベースキャビネット及びサイドカバー
JP5355886B2 (ja) 家具
JP3389894B2 (ja) 可動間仕切壁
JP2000308530A (ja) 収納家具の側板
JP4308987B2 (ja) コーナー机
JP4248296B2 (ja) 部材の連結構造、部材の取付構造
JP6874393B2 (ja) 什器
JP3657047B2 (ja) 棚板の支持構造及びそれに用いる棚板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100412

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees