JP2010033251A - プログラム修正方法、プログラム復元方法、及びデータ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定期修正用に作成された各プログラムの修正用データは、その修正用データが用いられる定期修正名毎に、対応するプログラムの製品名、製品会社名、修正用データに割り当てられた修正番号が提示される。配置された製品名、製品会社名、修正番号はそれぞれ、製品名単位、製品会社単位、修正番号単位で修正用データを選択するためのボタンとなっている。それにより、定期修正を行う担当者は、必要な修正用データのみを選択して定期修正を行わせることができる。
【選択図】図10
Description
図1は、本実施形態により実現される定期修正を行う手順を説明する図である。その手順は、アプリケーションを修正するための修正用データ1を管理するデータ処理装置である修正管理サーバ10を用いて、顧客側のデータ処理装置20が管理するアプリケーションに対する定期修正を行う場合を例にとった場合のものである。図中、修正用データ1は「プログラム修正」と表記している。「修正適用システム」は修正対象となるアプリケーションを管理するデータ処理装置20にアプリケーションの修正用にインストールされたプログラムである。データ処理装置20でのアプリケーションの修正は修正適用システムが行うことから、以降、修正適用システムにも20を符号として用いることとする。修正用データは以降「プログラム修正」と表記する。
る修正番号は少なくとも含んでいることが望ましい。
定期修正用に製品会社等により作成されたプログラム修正1は、修正管理サーバ10に登録される(シーケンスS1)。それにより、定期修正用に、プログラム修正1は修正管理サーバ10に集結されることになる(シーケンスS2)。集結されたプログラム修正11は以降「集結プログラム修正」と呼ぶことにする。
修正の特定が容易となる。不具合のあるプログラム修正1の特定も容易となる。不具合を発生させた原因の特定だけでなく、特定した原因の解消も容易となる。なぜなら、修正を行わせた後でも、バックアウトを通して、修正すべきアプリケーションのみ修正を適用できるからである。このようなことから、高い利便性が実現される。
修正管理サーバ10は、LAN等の通信ネットワークを介して端末装置であるPC40と接続されている。それにより、作成したプログラム修正1は通常、PC40を介して修正管理サーバ10に登録させるようになっている。そのような登録を可能とするために、修正管理サーバ10には、PC40との間のデータ送信を実現させるソフトウエアであるWWWサーバ17が搭載されている。
の出力デバイス19は例えば光ディスク装置である。
本実施形態では、定期修正データは記録媒体2に退避(コピー)することを前提としていることから、修正対象システム20が動作するデータ処理装置20は記録媒体2にアクセス可能な入力デバイス111を備えている。その記録媒体2に格納された定期修正データ、及び対応テーブル12は、入力デバイス111を介して修正適用システム20に取り込まれる。修正適用システム20には、PC30との間のデータ送信を実現させるソフトウエアであるWWWサーバ115が搭載されている。
114は「修正番号、製品名および製品会社名指向の修正履歴」と表記している。
メモリ62は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置65(あるいは可搬型の記録媒体MD)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU61は、プログラムをメモリ62に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
(付記1)
データ処理装置が管理する定期的な修正の対象となるプログラム群のなかで修正すべきプログラムを修正する方法において、
前記修正すべきプログラム毎に、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを収集する収集ステップと、
前記収集ステップで収集した修正用データの識別データを用いて、該収集した修正用データのなかから必要とする修正用データを担当者に選択させ、該選択された修正用データを用いて該修正用データに対応するプログラムを前記データ処理装置に修正させる修正ステップと、
を含むことを特徴とするプログラム修正方法。
(付記2)
前記修正ステップは、前記修正用データの識別データを用いて、該収集した修正用データを提示し、該提示した修正用データのなかから前記定期的な修正に用いる修正用データを該修正用データ単位で選択可能な選択用画面を生成して、担当者に該修正用データを選択させる選択ステップを含む、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム修正方法。
(付記3)
前記選択ステップは、前記定期的な修正毎に、該定期的な修正に用いる修正用データの選択を可能とさせる、
ことを特徴とする付記2記載のプログラム修正方法。
(付記4)
前記修正ステップは、前記定期的な修正単位で前記修正用データを選択する他の選択ステップを含み、
前記選択ステップ、及び前記他の選択ステップのうちの何れか一方を担当者に選択させる、
ことを特徴とする付記2記載のプログラム修正方法。
(付記5)
前記収集ステップでの前記修正用データの収集は、他のデータ処理装置を用いて行い、
前記選択ステップでは、前記他のデータ処理装置により収集された前記修正用データのなかから必要な修正用データを該他のデータ処理装置に出力させる、
ことを特徴とする付記2記載のプログラム修正方法。
(付記6)
前記修正ステップで前記プログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させ、該選択された修正用データを用いて修正したプログラムを該修正前の状態に戻す復元ステップ、
を更に含むことを特徴とする付記1記載のプログラム修正方法。
(付記7)
前記復元ステップでは、前記修正用データの識別データを用いて、前記修正前の状態に
戻すべきプログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させる、
ことを特徴とする付記6記載のプログラム修正方法。
(付記8)
前記識別データは、前記実データによって修正されるプログラムが動作するシステムの名称、該実データを一意に特定可能な修正番号、該プログラムの製品名、及び該プログラムを開発した製品会社のうちの少なくとも一つを示すデータである、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム修正方法。
(付記9)
データ処理装置が管理する定期的な修正の対象となるプログラム群のなかで修正されたプログラムを修正前の状態に復元する方法において、
前記プログラム群のなかで修正するプログラム毎に、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した修正用データの識別データを用いて、前記修正前の状態に復元すべきプログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させ、該選択された修正用データを用いて修正したプログラムを該修正前の状態に復元する復元工程と、
を含むことを特徴とするプログラム復元方法。
(付記10)
前記復元工程は、前記修正用データの識別データを用いて、前記プログラムの修正に用いた修正用データを提示し、該提示した修正用データのなかから前記修正前の状態に復元すべきプログラムの修正に用いた修正用データを該修正用データ単位で選択可能な選択用画面を生成して、該修正用データを選択させる選択ステップを含む、
ことを特徴とする付記9記載のプログラム復元方法。
(付記11)
定期的な修正の対象となるプログラム群のなかで修正すべきプログラムを修正するための修正用データを管理させるデータ処理装置において、
前記修正すべきプログラム毎に、前記修正用データとして、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを収集する収集手段と、
前記収集手段が収集した修正用データの識別データを用いて、該収集した修正用データのなかから必要とする修正用データを担当者に選択させる選択手段と、
前記選択手段により選択された修正用データを出力する出力手段と、
を具備することを特徴とするデータ処理装置。
(付記12)
定期的な修正の対象となるプログラム群を管理するデータ処理装置において、
前記プログラム群のなかで修正するプログラム毎に、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した修正用データを用いて、対応するプログラムを修正する修正手段と、
前記取得手段が取得した修正用データの識別データを用いて、前記修正手段が修正したプログラムのなかで修正前の状態に復元すべきプログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させる選択手段と、
前記選択手段により選択された修正用データを用いて修正したプログラムを該修正前の状態に復元する復元手段と、
を具備することを特徴とするデータ処理装置。
2、MD 記録媒体
10 修正管理サーバ
11 集結プログラム修正11
12 対応テーブル
13 インターフェース
16a、113 定期修正名指向データ
16b、114 詳細指向データ
17、115 WWWサーバ
18、118 サーブレット
19 出力デバイス
20 修正適用システム(データ処理装置)
Claims (10)
- データ処理装置が管理する定期的な修正の対象となるプログラム群のなかで修正すべきプログラムを修正する方法において、
前記修正すべきプログラム毎に、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを収集する収集ステップと、
前記収集ステップで収集した修正用データの識別データを用いて、該収集した修正用データのなかから必要とする修正用データを担当者に選択させ、該選択された修正用データを用いて該修正用データに対応するプログラムを前記データ処理装置に修正させる修正ステップと、
を含むことを特徴とするプログラム修正方法。 - 前記修正ステップは、前記修正用データの識別データを用いて、該収集した修正用データを提示し、該提示した修正用データのなかから前記定期的な修正に用いる修正用データを該修正用データ単位を選択する選択用画面を生成して、担当者に該修正用データを選択させる選択ステップを含む、
ことを特徴とする請求項1記載のプログラム修正方法。 - 前記選択ステップは、前記定期的な修正毎に、該定期的な修正に用いる修正用データを選択する、
ことを特徴とする請求項2記載のプログラム修正方法。 - 前記修正ステップは、前記定期的な修正単位で前記修正用データを選択する他の選択ステップを含み、
前記選択ステップ、及び前記他の選択ステップのうちの何れか一方を担当者に選択させる、
ことを特徴とする請求項2記載のプログラム修正方法。 - 前記収集ステップでの前記修正用データの収集は、他のデータ処理装置を用いて行い、
前記選択ステップでは、前記他のデータ処理装置により収集された前記修正用データのなかから必要な修正用データを該他のデータ処理装置に出力させる、
ことを特徴とする請求項2記載のプログラム修正方法。 - 前記修正ステップで前記プログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させ、該選択された修正用データを用いて修正したプログラムを該修正前の状態に戻す復元ステップ、
を更に含むことを特徴とする請求項1記載のプログラム修正方法。 - 前記復元ステップでは、前記修正用データの識別データを用いて、前記修正前の状態に戻すべきプログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させる、
ことを特徴とする請求項6記載のプログラム修正方法。 - データ処理装置が管理する定期的な修正の対象となるプログラム群のなかで修正されたプログラムを修正前の状態に復元する方法において、
前記プログラム群のなかで修正するプログラム毎に、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した修正用データの識別データを用いて、前記修正前の状態に復元すべきプログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させ、該選択された修正用データを用いて修正したプログラムを該修正前の状態に復元する復元ステップと、
を含むことを特徴とするプログラム復元方法。 - 定期的な修正の対象となるプログラム群のなかで修正すべきプログラムを修正するための修正用データを管理させるデータ処理装置において、
前記修正すべきプログラム毎に、前記修正用データとして、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを収集する収集手段と、
前記収集手段が収集した修正用データの識別データを用いて、該収集した修正用データのなかから必要とする修正用データを担当者に選択させる選択手段と、
前記選択手段により選択された修正用データを出力する出力手段と、
を具備することを特徴とするデータ処理装置。 - 定期的な修正の対象となるプログラム群を管理するデータ処理装置において、
前記プログラム群のなかで修正するプログラム毎に、該プログラムの修正に用いる実データ、及び該実データに係わる識別データを有する修正用データを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した修正用データを用いて、対応するプログラムを修正する修正手段と、
前記取得手段が取得した修正用データの識別データを用いて、前記修正手段が修正したプログラムのなかで修正前の状態に復元すべきプログラムの修正に用いた修正用データを担当者に選択させる選択手段と、
前記選択手段により選択された修正用データを用いて修正したプログラムを該修正前の状態に復元する復元手段と、
を具備することを特徴とするデータ処理装置。
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