JP2010009204A - 遠隔保守エージェント作成装置および作成方法 - Google Patents

遠隔保守エージェント作成装置および作成方法 Download PDF

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聖哲 山本
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崇史 関戸
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Abstract

【課題】現場機器の稼働状態を診断する遠隔保守エージェントの作成を効率的に行う。
【解決手段】現場機器の監視および診断を行う遠隔保守エージェントの構成要素となるソフトウェア部品に対応したフローシンボル部品群を記憶するフローシンボル部品記憶部11と、フローシンボル部品群を表示すると共に、フローシンボル部品の選択情報およびフローシンボル部品毎のプロパティの設定情報を遠隔保守エージェントの保守点検処理に係る順序および条件とする遠隔保守フローチャートを作成するGUI部12と、遠隔保守フローチャートから遠隔保守エージェントのプログラム構造を所定の形式で定義した中間ファイルを作成する中間ファイル作成部13と、中間ファイルを変換して所定のプログラム言語のソースファイルを作成するソースファイル作成部15と、を有することを特徴とする遠隔保守エージェント作成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、現場機器の稼働状態を監視および診断する遠隔保守エージェントを作成する遠隔保守エージェント作成装置および作成方法に関する。
高度なプログラミングの知識を有さない場合でも、GUI機能によって外部からの指示情報を受付け、予め備えられた複数のソフトウェア部品を指示情報に基づいて組み合わせることで新たなソフトウェアを人間にとって認識し易い形式で構築でき、かつ、構築されたソフトウェアの管理を比較的容易に行えるソフトウェア構築支援システムが知られている(例えば特許文献1および2参照)。
特開平11−194941号公報 特開2002−229783号公報
しかしながら、上記の従来技術は、汎用的なソフトウェア構築が主な目的となっており、現場機器の稼働状態を監視および診断する遠隔保守エージェントのように用途が特化したソフトウェアの作成には適していない。具体的には、遠隔保守エージェントは、ネットワークを介して遠隔保守システム(サーバ)側で管理されるが、遠隔保守システムに適合した形式で現場機器の監視・診断の結果を送信できるように修正する必要が生じ、高度なプログラムの知識が必要となるという問題があった。したがって、遠隔保守エージェントを一部修正するだけでも、開発元に依頼する必要が生じるので時間とコストを要する。また、保守点検の項目や条件は追加・変更したい場合が多いため、遠隔保守システムの運用側において遠隔保守エージェントを適宜修正できることが求められている。
そこで、本発明は、従来技術の問題に鑑み、現場機器の稼働状態を監視および診断する遠隔保守エージェントの作成を効率的に行える遠隔保守エージェント作成装置および作成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る遠隔保守エージェント作成装置は、現場機器の監視および診断を行う遠隔保守エージェントの構成要素となるソフトウェア部品に対応し、少なくとも前記現場機器の稼働状態および計測値を取得する部品、前記現場機器の設定値を変更する部品、接続するサーバへ前記現場機器の診断結果を送信する部品、前記遠隔保守エージェントに保守点検機能を追加する複合部品との接続部品、前記サーバへ前記遠隔保守エージェントの稼働状態を送信する部品、および前記遠隔保守エージェントの動作制御パラメータを外部取得する部品をそれぞれ表すフローシンボル部品群を記憶するフローシンボル部品記憶部と、前記記憶されたフローシンボル部品群を表示すると共に、前記フローシンボル部品の選択情報および前記フローシンボル部品毎のプロパティの設定情報を前記遠隔保守エージェントの保守点検処理に係る順序および条件とする遠隔保守フローチャートを作成するGUI部と、前記作成された遠隔保守フローチャートに基づいて前記遠隔保守エージェントのプログラム構造を所定の形式により定義した中間ファイルを作成する中間ファイル作成部と、前記作成された中間ファイルを解析して前記フローシンボル部品毎に所定のプログラム言語の前記ソフトウェア部品に変換し、前記遠隔保守エージェントのソースファイルを作成するソースファイル作成部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る遠隔保守エージェント作成方法は、現場機器の監視および診断を行う遠隔保守エージェントの構成要素となるソフトウェア部品に対応し、少なくとも前記現場機器の稼働状態および計測値を取得する部品、前記現場機器の設定値を変更する部品、接続するサーバへ前記現場機器の診断結果を送信する部品、前記遠隔保守エージェントに保守点検機能を追加する複合部品との接続部品、前記サーバへ前記遠隔保守エージェントの稼働状態を送信する部品、および前記遠隔保守エージェントの動作制御パラメータを外部取得する部品をそれぞれ表すフローシンボル部品群を記憶するフローシンボル部品記憶ステップと、前記記憶されたフローシンボル部品群を表示すると共に、前記フローシンボル部品の選択情報および前記フローシンボル部品毎のプロパティの設定情報を前記遠隔保守エージェントの保守点検処理に係る順序および条件とする遠隔保守フローチャートを作成するフロー作成ステップと、前記作成された遠隔保守フローチャートに基づいて前記遠隔保守エージェントのプログラム構造を所定の形式により定義した中間ファイルを作成する中間ファイル作成ステップと、前記作成された中間ファイルを解析して前記フローシンボル部品毎に所定のプログラム言語の前記ソフトウェア部品に変換し、前記遠隔保守エージェントのソースファイルを作成するソースファイル作成ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、現場機器の稼働状態を監視および診断する遠隔保守エージェントの作成を効率的に行える遠隔保守エージェント作成装置および作成方法が提供される。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔保守エージェント作成装置1の全体構成例を示す図である。同図に示されるように、遠隔保守エージェント作成装置1は、フローシンボル部品記憶部11、GUI部12、中間ファイル作成部13、中間ファイル記憶部14、ソースファイル作成部15、検証用データ記憶部16、および検証部17より構成されたコンピュータである。また、遠隔保守エージェント作成装置1は、遠隔保守システム2に接続されており、この遠隔保守システム2からネットワーク3で接続された各種設備の機器4A、4B、4C内へ遠隔保守エージェントが配信されることが示されている。ここで、遠隔保守エージェントとは、遠隔保守システム2(サーバ)から地理的に離れた場所にあるプラント等の各種設備の保守を目的として配信され、設備内の機器に内蔵されたドライバや装置固有のインタフェースとの間で情報交換を行うことで機器の稼働状態を監視および診断すると共に、その保守点検結果を遠隔保守システム2へ送信するプログラムであり、保守点検作業員の役割を果たすものをいう。
フローシンボル部品記憶部11は、フローシンボル部品IDをキーとしてフローシンボル部品の表示イメージ(アイコン)、XML形式のタグ情報、プロパティ設定画面IDなどを管理する記憶装置である。フローシンボル部品記憶部11に記憶されるフローシンボル部品の具体例としては、変数宣言部品(DECLARE)、判断部品(JUDGE)、繰返し部品(LOOP)、演算部品(CALCULATE)、データ取得部品(DATA−GET)、データ設定部品(DATA−SET)、スリープ設定部品(SLEEP)、サーバ送信部品(SEND−DATA)、ログ出力部品(LOG)、API呼出部品(API)、ヘルシーチェック部品(HEALTHY)、およびパラメータ取得部品(PARAM−GET)などが挙げられる。各フローシンボル部品のタグ情報は、遠隔保守エージェントの構成要素となるソフトウェア部品と対応付けられている。
変数宣言部品(DECLARE)は、遠隔保守エージェントGUI定義で使用する変数の定義および初期化を行う部品である。判断部品(JUDGE)は、条件判断、分岐処理の定義を行う部品である。繰返し部品(LOOP)は、繰返し処理の定義および設定を行う部品である。演算部品(CALCULATE)は、演算処理の定義および設定を行う部品である。
データ取得部品(DATA−GET)は、遠隔保守するために必要となる現場機器の稼動状態や計測値などであるDI値データ(デジタル)、AI値データ(アナログ)の現在値および現在時刻取得設定を行う部品である。データ設定部品(DATA−SET)は、遠隔保守するために必要となる現場機器へのDI値データ(デジタル)、AI値データ(アナログ)のデータ出力設定を行う部品である。例えば、現場機器を遠隔で動作させることで機器の動作を確認したい場合などに用いられる。
スリープ設定部品(SLEEP)は、次の処理まで待機を行う場合の時間設定を行う部品である。サーバ送信部品(SEND−DATA)は、遠隔保守エージェントによる現場機器の診断結果および測定結果を遠隔保守システム2側に送信する部品である。ログ出力部品(LOG)は、ログ出力に関する設定を行う部品である。API呼出部品(API)は、遠隔保守処理に別途必要に応じて処理API(Application Program Interface)を遠隔保守エージェントに組み込むための接続部品である。これにより、ユーザ自身で別途用意した複合部品(外部API)の処理を遠隔保守エージェントに追加できる。
ヘルシーチェック部品(HEALTHY)は、遠隔保守エージェントの動作状態を示すヘルシー(ハートビート)値を遠隔保守システム2側に通知する部品である。ここでいう通知とは、現場機器上におけるヘルシー値のセットと、遠隔保守システム2側に送信することをいう。また、ヘルシー値は現場機器上においても常に監視できることが好ましい。パラメータ取得部品(PARAM−GET)は、現場機器内に組込まれる遠隔保守エージェントの動作を制御するパラメータを遠隔保守システム2側から取得する部品である。遠隔保守エージェントは取得した各種パラメータに基づいて保守対象機器毎に適切な監視および診断を行うことが可能となる。
GUI部12は、フローシンボル部品記憶部11に記憶されたフローシンボル部品を画面表示すると共に、フローシンボル部品の選択や各フローシンボル部品が持つ固有のプロパティの設定を行い、その情報を遠隔保守エージェントの保守点検処理に係る順序および条件とする遠隔保守フローチャートを作成するGUI(Graphical User Interface)である。
図2は、GUI部12において表示される遠隔保守エージェント作成画面の具体例を示す図である。同図に示されるように、遠隔保守エージェント作成画面の左側にはエージェント作成エリアが設けられ、右側にはフローシンボル部品記憶部11に記憶されているフローシンボル部品がフローシンボル部品リストとして表示されている。遠隔保守エージェントの構造を定義するユーザは、フローシンボル部品リストより所望のフローシンボル部品を選択し、所定の操作(マウスによるドラッグ・アンド・ドロップなど)でエージェント作成エリア内に選択する。これにより、遠隔保守エージェントの処理順序が決定される。
また、エージェント作成エリアに含まれるフローシンボル部品を所定の操作(ダブルクリック等)で指定することで、各フローシンボル部品のプロパティ設定画面が表示される。図3乃至図9は、各フローシンボル部品のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。図3は、変数宣言部品(DECLARE)のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。ここでは、DI変数、AI変数、ユーザ変数の3種類のタブが選択でき、各タブにおいて所望の変数を定義することができることが示されている。DI変数は、DI接点、電源装置状態、コントローラ状態、温度状態、電流状態などを表す1または0のデジタル値を格納する変数である。AI変数は、電圧値、電流値、温度、起動回数、速度など各機器における生の値(アナログ値)を格納する変数である。ユーザ変数は、演算処理によって得られる値などを一時格納する変数である。図4は、判断部品(JUDGE)のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。ここでは、“DI変数(DI接点)=1”を判断条件に設定していることが示されている。図5は、データ取得部品(DATA−GET)のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。ここでは、遠隔保守エージェントが取得する変数の値と時刻を選択できることが示されている。図6は、データ設定部品(DATA−SET)のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。ここでは、30番目のDI値に設定値aを設定することを示している。
図7は、サーバ送信部品(SEND−DATA)のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。ここでは、送信する項目として異常結果の発生時刻、結果(戻り値)、データID、分類コード、サブ分類コード、および通知メッセージが設定されている。また、異常発生時以外においても測定開始時刻、測定結果(戻り値)、データID、および測定周期などを設定できることが示されている。
図8は、API呼出部品(API)のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。ここでは、機能追加のためにAPIを呼出す際の引数と戻り値を設定できることが示されている。図9は、パラメータ取得部品(PARAM−GET)のプロパティ設定画面の具体例を示す図である。ここでは、パラメータファイル、セクション名、キー名、および読込領域を選択することで遠隔保守エージェントの動作を保守点検の対象毎に変更できることが示されている。
中間ファイル作成部13は、GUI部12で作成された遠隔保守フローチャートに基づいて遠隔保守エージェントのプログラム構造を所定の形式により定義した中間ファイルを作成するプログラムである。この中間ファイルは、様々なプログラム言語のソースファイルに変換できるように、プログラム言語に依存しないXML(Extensible Markup Language)などによって記述することが好ましい。
中間ファイル記憶部14は、中間ファイル作成部13で作成された中間ファイルを記憶する記憶装置である。この中間ファイルは、中間ファイル作成部13において遠隔保守フローチャートに逆変換でき、GUI部12での編集を可能とすることが好ましい。これにより、遠隔保守エージェントが作成された後でも点検の順序、項目、および条件を新規作成時と同様の操作で変更できる。
ソースファイル作成部15は、作成された中間ファイルを解析してフローシンボル部品毎に所定のプログラム言語の前記ソフトウェア部品に変換し、遠隔保守エージェントのソースファイルを作成するプログラムである。
検証用データ記憶部16は、検証用データを記憶する記憶装置である。この検証用データとしては、GUI部12から入力されるデータや遠隔保守システム2側から取得される保守点検履歴データ(ログ情報)などを利用できることが好ましい。
検証部17は、ソースファイル作成部15において作成された遠隔保守エージェントに対して検証用データ記憶部16に記憶された検証用入力データを入力して保守点検処理(監視・診断)を実行させ、検証用入力データに対する保守点検結果に基づいて遠隔保守エージェントの精度を検証するプログラムである。
図10は、中間ファイル作成部13における中間ファイル作成処理の具体例を示すフローチャートである。
S1001においては、GUI部12より遠隔保守エージェント作成画面のエージェント作成エリア内へ含まれるフローシンボル部品の情報および各フローシンボル部品に対してプロパティ設定画面上で入力された設定値を処理順序および処理条件とする遠隔保守フローチャートを取得する。
S1002においては、遠隔保守フローチャートに含まれるフローシンボル部品の部品IDをキーとしてフローシンボル部品記憶部11より対応するタグ情報をそれぞれ取得する。
S1003においては、S1001において取得された各フローシンボル部品のプロパティ設定値をXML形式のタグ情報に反映させる。例えば、判断部品(JUDGE)の場合には、入力された判断条件がタグ情報に反映される。
S1004においては、遠隔保守フローチャートの順序に基づいてプロパティ設定値が反映されたタグ情報を遠隔保守エージェントのプログラム構造定義として中間ファイルに順次書込む。
S1005においては、遠隔保守フローチャートに含まれる全てのフローシンボル部品が中間ファイルに書込まれたか否かを判定する。ここで、書込みが完了したと判定された場合には、S1006へ進む。これに対し、書込みが完了していないと判定された場合には、S1002へ戻り、書込みが完了するまでS1002〜S1005の処理を繰り返す。
S1006においては、遠隔保守フローチャートをXML形式で表した中間ファイルをソースファイル作成部15へ出力し、処理を終了する。図11は、中間ファイルの具体例を示す図である。ここでは、変数宣言部品(DECLARE)に対応するタグ情報が“<declare>〜</declare>”、判断部品(JUDGE)に対応するタグ情報が“<if-else・・・>〜</if-else>”、サーバ送信部品(SEND−DATA)に対応するタグ情報が“<sendto-server>〜</sendto-server>”として中間ファイルに書込まれ、遠隔保守エージェントのプログラム構造をXML形式で定義している。
図12は、ソースファイル作成部15におけるソースファイル作成処理の具体例を示すフローチャートである。
S1201においては、中間ファイル作成部13で作成された中間ファイルを読込む 。
S1202においては、読込まれた中間ファイルを解析し、遠隔保守エージェントの構造の一部を定義するタグ情報を抽出する。
S1203においては、遠隔保守エージェントの構造の一部を定義するタグ情報の有無を判定する。ここで、該当するタグ情報が有ると判定された場合は、S1204へ進む。これに対して、該当するタグ情報が無いと判定された場合は、解析処理・変換処理を終了してS1205へ進む。
S1204においては、抽出されたタグ情報を所定のプログラム言語に変換する。すなわち、タグ情報からソフトウェア部品への変換が行われる。本実施形態では、Perl言語への変換を例に説明するが、中間ファイルから変換可能なプログラム言語はこれに限られない。
S1205においては、中間ファイルをPerl言語に変換した遠隔保守エージェントのソースファイルを検証部17へ出力し、処理を終了する。図13は、ソースファイルの具体例を示す図である。例えば、変数宣言部品(DECLARE)や判断部品(JUDGE)に対してプロパティ設定画面上で入力した各変数や判断条件がソース上に記述されている。
図14は、検証部17におけるエージェント検証処理の具体例を示すフローチャートである。
S1401においては、ソースファイル作成部15で作成されたソースファイルを読込む。
S1402においては、ソースファイルが表す遠隔保守エージェントに対して入力する検証用データを検証用データ記憶部16から読込む。
S1403においては、ソースファイルをスクリプト(スクリプト言語以外の場合は必要に応じてコンパイル)として遠隔保守エージェントを起動し、検証用データを現場機器からの入力データとして保守点検処理を実行する。
S1404においては、遠隔保守エージェントの保守点検処理の結果が所定の基準を満たすか否かを判定する。すなわち、検証用データに対して適切な監視・診断結果が得られるか否かを判定する。ここで、保守点検処理の結果が所定の基準を満たすと判定された場合には、S1405へ進む。これに対し、保守点検処理の結果が所定の基準に満たないと判定された場合には、S1406へ進む。
S1405においては、所定の基準を満たした遠隔保守エージェントのソースファイルを遠隔保守システム2(サーバ)へ送信して処理を終了する。
S1406においては、作成された遠隔保守エージェントが所定の基準を満たさない旨をGUI部12へ表示し、ユーザに再作成を促して処理を終了する。
上記のように構成することにより、高度なプログラミングを有さない者であってもGUI機能によって遠隔保守エージェントの構造を効率的に定義することができる。また、各フローシンボル部品は遠隔保守エージェントを介して現場機器の稼働状態を管理する遠隔保守システム2に適合する形式で予め用意されているので、作成した遠隔保守エージェントを現場機器へそのまま組込むことが可能である。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
具体的には、上記実施形態においては、遠隔保守エージェントの作成処理と検証処理を遠隔保守エージェント作成装置1内で行っていたが、別々の装置内で行うとしても良い。検証の方法に応じて任意に変更可能である。また、フローシンボル部品に対応するタグ情報をフローシンボル部品記憶部11に格納する構成としたが、中間ファイル作成部13のプログラム内に記述するとしても良い。フローシンボルの数等に応じて任意に変更可能である。更に、遠隔保守エージェントの作成処理、検証処理、遠隔保守システムでの遠隔保守エージェントの運用、および運用情報の蓄積や分析・解析処理(見直し)を一連のサイクルとすることで遠隔保守エージェントの保守点検精度を更に向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る遠隔保守エージェント作成装置1の全体構成例を示すブロック図。 遠隔保守エージェント作成画面の具体例を示す図。 変数宣言部品(DECLARE)のプロパティ設定画面の具体例を示す図。 判断部品(JUDGE)のプロパティ設定画面の具体例を示す図。 データ取得部品(DATA−GET)のプロパティ設定画面の具体例を示す図。 データ設定部品(DATA−SET)のプロパティ設定画面の具体例を示す図。 サーバ送信部品(SEND−DATA)のプロパティ設定画面の具体例を示す図。 API呼出部品(API)のプロパティ設定画面の具体例を示す図。 パラメータ取得部品(PARAM−GET)のプロパティ設定画面の具体例を示す図。 中間ファイル作成部13における中間ファイル作成処理の具体例を示すフローチャート。 中間ファイルの具体例を示す図。 ソースファイル作成部15におけるソースファイル作成処理の具体例を示すフローチャート。 ソースファイルの具体例を示す図。 検証部17におけるエージェント検証処理の具体例を示すフローチャート。
符号の説明
1…遠隔保守エージェント作成装置、
2…遠隔保守システム、
3…ネットワーク、
4A、4B、4C…機器、
11…フローシンボル部品記憶部、
12…GUI部、
13…中間ファイル作成部、
14…中間ファイル記憶部、
15…ソースファイル作成部、
16…検証用データ記憶部、
17…検証部。

Claims (5)

  1. 現場機器の監視および診断を行う遠隔保守エージェントの構成要素となるソフトウェア部品に対応し、少なくとも前記現場機器の稼働状態および計測値を取得する部品、前記現場機器の設定値を変更する部品、接続するサーバへ前記現場機器の診断結果を送信する部品、前記遠隔保守エージェントに保守点検機能を追加する複合部品との接続部品、前記サーバへ前記遠隔保守エージェントの稼働状態を送信する部品、および前記遠隔保守エージェントの動作制御パラメータを外部取得する部品をそれぞれ表すフローシンボル部品群を記憶するフローシンボル部品記憶部と、
    前記記憶されたフローシンボル部品群を表示すると共に、前記フローシンボル部品の選択情報および前記フローシンボル部品毎のプロパティの設定情報を前記遠隔保守エージェントの保守点検処理に係る順序および条件とする遠隔保守フローチャートを作成するGUI部と、
    前記作成された遠隔保守フローチャートに基づいて前記遠隔保守エージェントのプログラム構造を所定の形式により定義した中間ファイルを作成する中間ファイル作成部と、
    前記作成された中間ファイルを解析して前記フローシンボル部品毎に所定のプログラム言語の前記ソフトウェア部品に変換し、前記遠隔保守エージェントのソースファイルを作成するソースファイル作成部と、
    を有することを特徴とする遠隔保守エージェント作成装置。
  2. 前記作成された遠隔保守エージェントに対して所定の検証用入力データを入力して前記保守点検処理を実行し、前記検証用入力データに対する保守点検結果に基づいて前記遠隔保守エージェントの精度を検証する検証部を更に有することを特徴とする請求項1記載の遠隔保守エージェント作成装置。
  3. 前記中間ファイル作成部は、前記中間ファイルをXMLによって定義することを特徴とする請求項1または請求項2記載の遠隔保守エージェント作成装置。
  4. 現場機器の監視および診断を行う遠隔保守エージェントの構成要素となるソフトウェア部品に対応し、少なくとも前記現場機器の稼働状態および計測値を取得する部品、前記現場機器の設定値を変更する部品、接続するサーバへ前記現場機器の診断結果を送信する部品、前記遠隔保守エージェントに保守点検機能を追加する複合部品との接続部品、前記サーバへ前記遠隔保守エージェントの稼働状態を送信する部品、および前記遠隔保守エージェントの動作制御パラメータを外部取得する部品をそれぞれ表すフローシンボル部品群を記憶するフローシンボル部品記憶ステップと、
    前記記憶されたフローシンボル部品群を表示すると共に、前記フローシンボル部品の選択情報および前記フローシンボル部品毎のプロパティの設定情報を前記遠隔保守エージェントの保守点検処理に係る順序および条件とする遠隔保守フローチャートを作成するフロー作成ステップと、
    前記作成された遠隔保守フローチャートに基づいて前記遠隔保守エージェントのプログラム構造を所定の形式により定義した中間ファイルを作成する中間ファイル作成ステップと、
    前記作成された中間ファイルを解析して前記フローシンボル部品毎に所定のプログラム言語の前記ソフトウェア部品に変換し、前記遠隔保守エージェントのソースファイルを作成するソースファイル作成ステップと、
    を有することを特徴とする遠隔保守エージェント作成方法。
  5. 前記作成された遠隔保守エージェントに対して所定の検証用入力データを入力して前記保守点検処理を実行し、前記検証用入力データに対する保守点検結果に基づいて前記遠隔保守エージェントの精度を検証する検証ステップを更に有することを特徴とする請求項4記載の遠隔保守エージェント作成方法。
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