JP2005277677A - 情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005277677A
JP2005277677A JP2004086851A JP2004086851A JP2005277677A JP 2005277677 A JP2005277677 A JP 2005277677A JP 2004086851 A JP2004086851 A JP 2004086851A JP 2004086851 A JP2004086851 A JP 2004086851A JP 2005277677 A JP2005277677 A JP 2005277677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
server
user
data
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004086851A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuko Yoshida
悦子 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004086851A priority Critical patent/JP2005277677A/ja
Publication of JP2005277677A publication Critical patent/JP2005277677A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】ユーザのアクセス権限やアプリケーション作成者の意図によってダウンロード速度を変化させ、アクセス制御を行なう技術の提供。
【解決手段】ネットワーク20に接続されたサーバ/クライアント型の情報処理システムであって、サーバ10は、ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御手段50と、認証されたユーザへデータを配布する配布手段70と、データを配布する速度を制御する速度制御手段50とを備え、クライアント30は、サーバ10にユーザ情報を送信する送信手段40と、サーバ10にデータを配布するよう要求する要求手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
Webサーバやファイルサーバなど、インターネットやイントラネットを利用してユーザにアプリケーションを提供するシステムが広く普及し、ユーザはネットワーク上のサーバからアプリケーションをパーソナルコンピュータ(PC)にダウンロードし、インストールすることで、PC上でアプリケーションを実行することが可能になっている。また、ユーザがPC上にダウンロードし、インストールしたアプリケーションが更新された場合、ユーザは再度ダウンロードし、インストールする必要があるが、更新情報を監視し、アプリケーションが更新されたら、PC上のアプリケーションを更新する機能を実行するアプリケーションも存在する(例えば、特許文献1参照)。また、この場合のユーザ認証は、IDとパスワードの入力によるユーザ認証方式が広く普及している。
特表2003−521036公報
従来のアプリケーション配布システムでは、ユーザ毎のアクセス制御は行っているが、ダウンロードに関しては可能又は不可能という制御のみが可能であり、ダウンロードの速度をユーザ毎に変えることはできなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、ダウンロード速度をユーザのアクセス権限やアプリケーション作成者の意図によって変化させ、アクセス制御を行なうことで、例えば、ダウンロード可能だがなるべくなら提供したくないユーザに対しては、それ以外のユーザに対してダウンロード速度を低下させるといったあいまいなアクセス制御を可能にする技術を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理システムは、ネットワークに接続されたサーバ/クライアント型の情報処理システムであって、前記サーバは、ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御手段と、前記認証されたユーザへデータを配布する配布手段と、前記データを配布する速度を制御する速度制御手段とを備え、前記クライアントは、前記サーバにユーザ情報を送信する送信手段と、前記サーバにデータを配布するよう要求する要求手段とを備える。
また、本発明に係るサーバ/クライアント型ネットワークを構成するサーバは、ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御手段と、前記認証されたユーザへデータを配布する配布手段と、前記データを配布する速度を制御する速度制御手段とを具備する。
また、好ましくは、前記速度制御手段は、前記ユーザ情報に基づいて前記データを配布する速度を制御する。
また、本発明に係る情報処理方法は、サーバ/クライアント型ネットワークシステムにおける情報処理方法であって、前記サーバでは、ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御工程と、前記認証されたユーザへデータを配布する配布工程と、前記データを配布する速度を制御する速度制御工程とを有し、前記クライアントでは、前記サーバにユーザ情報を送信する送信工程と、前記サーバに前記データを配布するよう要求する要求工程とを有する。
また、本発明に係る情報処理方法は、サーバ/クライアント型ネットワークシステムにおけるサーバの情報処理方法であって、ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御工程と、前記認証されたユーザへデータを配布する配布工程と、前記データを配布する速度を制御する速度制御工程とを備える。
なお、本発明は、上記情報処理方法をサーバやクライアントのコンピュータに実行させるためのプログラムや当該プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても適用可能である。
以上説明したように、本発明によれば、アプリケーションのダウンロード速度を変化させることができるので、ユーザのアクセス権限やアプリケーション作成者の意図などによってダウンロード速度を変化させることができる。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
図1は本発明の代表的な実施形態としてのネットワークシステム構成図である。
図1において、10はネットワーク20を介してアプリケーション管理クライアント30にアプリケーションを配布するアプリケーション管理サーバである。
認証手段40は、ユーザがアプリケーション管理クライアント30を起動したときに認証情報200が存在しているかを確認し、存在していない場合はアプリケーション管理サーバ10にアクセスしてユーザ認証を行なう機能を持つ。認証手段41は、アプリケーション管理サーバ10が認証サーバ11にアクセスすると起動し、アプリケーション管理クライアント30にログインフォーム210を送信する。ログインフォーム210が表示デバイス100上に表示されると、ユーザは入力デバイス110を用いてUser IDとPasswordを入力し、認証サーバ11に送信する。認証手段41は、送信されたUser IDとPasswordの整合性をユーザリスト220の情報を元に確認する機能を持つ。
アクセス権制御手段50は、認証サーバ11から送信されたUser IDのアプリケーションに対するアクセス権とダウンロード速度レベルをアクセス制御リスト230から抽出することでアプリケーションへのアクセスを制御する機能を持つ。
アプリケーションリスト生成手段60は、アプリケーション管理サーバ10にアクセスしているユーザが利用可能なアプリケーションをアプリケーション情報ファイル240から抽出し、リスト作成する機能を持つ。
配布手段70は、アプリケーション情報管理手段80を起動し、アプリケーション情報ファイル240から起動に必要な実行ファイルセット250の情報を抽出し、抽出された実行ファイルセット250をアプリケーション管理クライアント30にアクセス権制御手段50によって決定されたダウンロード速度レベルに応じて送信する機能を持つ。
起動手段90は、ダウンロードされた実行ファイルセット250を実行する機能を持つ。
ここで、ユーザはアプリケーションのダウンロードを行なうために、アプリケーション管理クライアント30を起動する。アプリケーション管理クライアント30は認証手段40を起動し、認証情報200が存在するか否かを確認する。存在しない場合は、アプリケーション管理サーバ10にアクセスし、認証を要求する。認証を要求されたアプリケーション管理サーバ10は認証サーバ11にアクセスする。認証サーバ11は認証手段41を起動し、認証処理を実行する。認証処理が終了したら、ユーザのUser IDをアプリケーション管理サーバ10に送信する。アプリケーション管理サーバ10はアクセス権制御手段50を起動し、認証情報200からユーザが利用可能なアプリケーションを抽出する。アプリケーションリスト生成手段60は、抽出されたアプリケーションのリストを生成し、アプリケーション管理クライアント30に送信する。アプリケーション管理クライアント30は表示デバイス100上にアプリケーションリストを表示し、ユーザはダウンロードするアプリケーションを選択する。アプリケーション管理サーバ10は配布手段70を起動する。配布手段70はアクセス権制御手段50を起動し、認証情報200に応じたアプリケーションのダウンロード速度レベルを決定する。
次に、配布手段70はアプリケーション情報管理手段80を起動し、アプリケーション情報ファイル240から実行に必要な実行ファイルの情報を抽出し、抽出された情報から実行ファイル260を特定してアプリケーション管理クライアント30に実行ファイル260をダウンロード速度レベルに応じて送信する。アプリケーション管理クライアント30は送信された実行ファイルセット250を図示しないローカルディスク上に保存する。
以上の処理により、ユーザは現在の利用場所で利用可能なアプリケーションをダウンロードすることができる。
次に、ユーザがアプリケーションのバージョンアップ(更新)要求を行なった場合の処理について説明する。
ユーザはアプリケーション管理クライアント30が表示するアプリケーションリストから更新したいアプリケーションを選択し、更新を要求する。アプリケーション管理クライアント30がアプリケーション管理サーバ10に選択されたアプリケーションのIDと保存されているアプリケーションのバージョン番号を送信すると、アプリケーション管理サーバ10はアプリケーション情報管理手段80を起動し、認証情報200から利用可能でかつ最新バージョン番号を抽出し、アプリケーション管理クライアント30から送信されたバージョン番号と比較する。ここで、アプリケーションが更新されている場合には、最新バージョン番号をアプリケーション管理クライアント30に送信し、アプリケーション管理クライアント30はダウンロードを要求する。
以上の処理により、アプリケーションの更新を行なうことができる。また、ユーザがアプリケーションの起動を要求したときも同様に、アプリケーションの更新を行なってからアプリケーションを起動する。
次に、アプリケーションのバージョンを戻す(バージョンダウン)場合の処理について説明する。
ユーザがアプリケーション管理クライアント30が表示するアプリケーションリストからバージョンダウンしたいアプリケーションを選択し、バージョンダウンを要求すると、バージョンダウンしたいアプリケーションのバージョン番号を入力するためのウインドウを表示し、バージョン番号の入力を促す。そして、入力されたバージョン番号をアプリケーション管理サーバ10に送信してダウンロードを要求する。以降の処理はアプリケーションのダウンロードと同様である。これにより、ユーザが要求したアプリケーションのバージョンが利用可能であれば、要求されたバージョンに戻すことができる。
以下、本発明に係る実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1において、ネットワーク20は、TCP/IPを通信プロトコルとするイントラネットである。アプリケーション管理サーバ10は、TCP/IP上でアプリケーション管理クライアント30、認証サーバ11との通信機能を持つ。
アプリケーション情報ファイル240は、図2に示すように、アプリケーション名、バージョン、ファイルの所在パスなどが関連付けられて構成されている。
アクセス制御リスト230は、図3に示すように、アプリケーションID、ユーザ名、アクセスレベルなどが関連付けられて構成されている。
本実施例において、アプリケーション情報ファイル240及びアクセス制御リスト230は、それぞれ図2及び図3に例示するように、XML形式で記述しても良いが、もちろんそれ以外の表現形式でも構わない。また、各アプリケーションのバージョンは、図2に示すようにツリー(木)構造で表現管理されているものを用いたが、これも他の表現形式で構わない。
ユーザリスト220には、図4に示すように、ユーザ名及びパスワードが関連付けられて登録されている。
ここで、ユーザがアプリケーションをアプリケーションサーバからダウンロードするまでの処理の流れを、図5〜図10のフローチャートを用いて具体的に説明する。
<ダウンロード処理(図5)>
[STEP1-1]
ユーザがアプリケーション管理クライアント30を起動する。
[STEP1-2]
アプリケーション管理クライアント30は認証手段40を起動し、認証手段40は以下の処理を実行する。
<認証処理(図6)>
[STEP1-2-1,1-2-2]
認証情報200が存在するか否かを確認する。存在する場合は、STEP1-3に進む。存在しない場合は、STEP1-2-3に進む。ここでは、認証情報200は存在しないものとして、STEP1-2-3に処理を進める。
[STEP1-2-3]
アプリケーション管理サーバ10にアクセスする。
[STEP1-2-4]
アプリケーション管理サーバ10は認証サーバ11にアクセスする。
[STEP1-2-5]
認証サーバ11はログインフォーム210をアプリケーション管理クライアント30に送信する。
[STEP1-2-6]
アプリケーション管理クライアント30はログインフォーム210を表示デバイス100上に表示する。このログインフォーム210は、例えば、図11に例示するUser IDとPasswordを入力するためのテキスト入力部210aを有するウインドウである。
[STEP1-2-7]
ユーザはログインフォーム210中のテキスト入力部210aにUser IDとPasswordを入力し、送信ボタンを選択し、入力したデータを認証サーバ11に送信する。ここで、ユーザは以下のデータを入力したものとする。
{User ID、 Password} = {yoshida、 japan}
[STEP1-2-8]
認証サーバ11は、ユーザリスト220からUser IDと一致するIDを持つレコードを抽出する。
[STEP1-2-9,1-2-10]
User IDと一致するIDを持つデータが存在するならば、STEP1-2-10に進む。存在しないならば、エラーメッセージをアプリケーション管理クライアント30に送信し、処理を終了する。ここでは、以下のデータが取得できたものとする。
{User ID、 Password} = {yoshida、 japan}
[STEP1-2-11]
STEP1-2-7で送信されたデータとSTEP1-2-8で取得したデータを比較し、User IDとPasswordが一致するかを確認する。一致しないならば、エラーメッセージをアプリケーション管理サーバ10に送信し、処理を終了する。一致するならば、User IDをアプリケーション管理サーバ10に送信し、STEP1-3に処理を進める。ここでは、User IDとPasswordが一致しているので、User IDをアプリケーション管理サーバ10に送信し、STEP1-3に処理を進める。
ここで、図5の説明に戻る。
[STEP1-3]
アプリケーション管理サーバ10は、アクセス権制御手段50を起動する。
<アクセス権制御処理(図8)>
[STEP1-3-1,1-3-2]
起動されたアクセス権制御手段50は、アクセス制御リスト230からUser IDが含まれるアプリケーションIDを抽出する。ここで、User IDが含まれるアプリケーションIDが抽出できなければ、エラーメッセージをアプリケーション管理クライアント30に送信し、処理を終了する。存在するならば、処理をSTEP1-4に進める。ここでは、以下のアプリケーションIDが取得できたものとする。
Application ID = {1、 3}
これは、User IDを持つユーザがアプリケーションID1と3のアプリケーションがダウンロード可能であることを示す。
ここで、図5の説明に戻る。
[STEP1-4]
アプリケーション管理サーバ10は、アプリケーションリスト生成手段60を起動する。起動されたアプリケーションリスト生成手段60は以下の処理を実行する。
<アプリケーションリスト生成処理(図9)>
[STEP1-4-1,1-4-2]
アプリケーション情報ファイル240から、STEP1-3で取得したダウンロード可能なアプリケーションIDと一致するアプリケーション情報を取得する。存在しない場合は、エラーメッセージをアプリケーション管理クライアント30に送信し、処理を終了する。
[STEP1-4-3]
STEP1-4-1で取得した情報から、アプリケーションリストを生成し、アプリケーション管理クライアント30に送信する。
ここで、図2の説明に戻る。
[STEP1-5]
アプリケーション管理クライアント30はSTEP1-4-3で送信されたアプリケーションリストを表示デバイス100上に表示する。表示デバイス100には、図12に例示するようなアプリケーションリストが表示される。
[STEP1-6]
ユーザは入力デバイス110を用いて、表示されているアプリケーションリストからダウンロードしたいアプリケーションを選択し、ダウンロードを要求する。ここで、ユーザはアプリケーションIDが1のアプリケーションを選択したものとする。
[STEP1-7]
アプリケーション管理クライアント30は選択されたアプリケーションのアプリケーションIDをアプリケーション管理サーバ10に送信する。ここで、アプリケーション管理クライアント30はアプリケーションID=1をアプリケーション管理クライアントサーバ10に送信したものとする。
[STEP1-8]
アプリケーション管理サーバ10は配布手段70を起動し、配布手段70は以下の処理を実行する。
<アプリケーション配布処理(図10)>
[STEP1-8-1]
アプリケーション情報管理手段80を起動し、アプリケーション情報ファイル240から、STEP1-8で送信されたアプリケーションIDを持つアプリケーションの実行に必要な実行ファイルセット250を特定する。ここで、STEP1-7ではアプリケーションID=1が送信されたため、以下のデータが抽出されたものとする。
<fileset>
<file path="/applications/archive/appilcation1_1.0.1.jar"/>
<file path="/applications/lib/lib1.jar"/>
<file path="/applications/lib/lib2.jar"/>
</fileset>
これは、アプリケーションID1のアプリケーションが実行するのに必要なファイルは、"/applications/archive/"ディレクトリに置かれている"appilcation1_1.0.1.jar"と、"/applications/lib/"ディレクトリに置かれている"lib1.jar"、"lib2.jar"であることを示している。
[STEP1-8-2]
アクセス権制御手段50を起動し、アクセス制御リスト230からUser IDとアプリケーションIDに対するUser IDのダウンロード速度レベルを抽出する。ここで、STEP1-7ではアプリケーションID=1が送信されたため、以下のダウンロード速度レベルが抽出できたものとする。
level = 2
これは、User IDを持つユーザがアプリケーションID1のアプリケーションをダウンロードするときの速度レベルは2であることを示している。
[STEP1-8-3]
STEP1-8-2で抽出したダウンロード速度レベルに応じて、ダウンロード速度を決定し、STEP1-8-1で特定した実行ファイルセット250をアプリケーション管理クライアント30に送信する。
本実施例においては、例えば図13に例示するダウンロード速度レベルが設定されているものとする。図13において、レベル0は、ダウンロード速度が最も高いマルチスレッド送信であり、次いで、レベル1は、レベル0の次に速度が高いシングルスレッド送信である。さらにレベル2は、2分間隔でデータ送信する速度であり、レベル3は、10分間隔でデータを送信するため最も速度が低い。STEP1-8-2で抽出したダウンロード速度レベルは2であるため、STEP1-8-1で特定した実行ファイルセットの各ファイルを低い速度、例えば2分間隔で送信する。なお、本実施例では上記4段階であるが、これに限らず2段階でも良いし、目的に応じて何段階に設けても構わない。
再び、図2の説明に戻る。
[STEP1-9]
アプリケーション管理クライアント30は、STEP1-8-2で送信された実行ファイルセット250をアプリケーション保存ディレクトリに保存する。ここでは、以下の場所にファイルを保存したものとする。
C:\applications\application1\1.0.1\
ここまでが、ユーザがアプリケーション管理クライアント30を起動してから、利用したいアプリケーションをダウンロードするまでの処理の流れである。
次に、アプリケーションを更新する処理の流れを、図14及び図15を用いて具体的に説明する。なお、以下では、STEP1-1から1-2までの認証処理は終了しているものとする。
<アプリケーションの更新処理(図14,15)>
[STEP2-1]
ユーザがアプリケーションを選択し、更新を要求する。アプリケーション管理クライアント30には、図16に例示するウインドウによってアプリケーションが選択可能に表示される。また、アプリケーション管理クライアント30には、図17に例示するプルダウンウインドウによって実行したい項目が選択可能に表示される。ここで、ユーザはアプリケーションリストから更新したいアプリケーションを選択し、メニューの更新項目を選択する。
[STEP2-2]
アプリケーション管理クライアント30は、アプリケーション管理サーバ10にSTEP2-1でユーザが選択したアプリケーションのアプリケーションIDと、現在アプリケーション保存ディレクトリに保存されているアプリケーションのバージョン番号を送信し、更新情報を要求する。ここで、アプリケーション保存ディレクトリに保存されているバージョン番号は1.0.1であるので、アプリケーションID=1、バージョン番号=1.0.1をアプリケーション管理サーバ10に送信する。
[STEP2-3]
STEP1-3の処理を実行する。
[STEP2-4]
アプリケーション管理サーバ10はアプリケーション情報管理手段80を起動し、起動されたアプリケーション情報管理手段80は以下の処理を実行する。
<アプリケーション情報管理処理(図15)>
[STEP2-4-1]
送信されたアプリケーションIDと一致するIDを持つアプリケーション情報をアプリケーション情報ファイル240から抽出し、最新バージョン番号を取得する。ここでは、以下のバージョン番号が取得できたものとする。
Version = 1.0.2
[STEP2-4-2]
STEP2-4-1で取得したバージョン番号とSTEP2-2でアプリケーション管理クライアント30から送信されたバージョン番号を比較する。
[STEP2-4-3,2-4-4,2-4-5]
STEP2-4-1で取得されたバージョン番号の方が新しい場合は、STEP2-4-1で取得したバージョン番号をアプリケーション管理クライアント30に送信する。そうでない場合は、STEP2-2でアプリケーション管理クライアント30から送信されたバージョン番号をアプリケーション管理クライアント30に送信する。
ここで、STEP2-4-1で取得したバージョン番号とSTEP2-2でアプリケーション管理クライアント30から送信されたバージョン番号をアプリケーション情報ファイル240に記載されているツリー構造から検証してみると、STEP2-2で送信されたバージョン番号はversion = 1.0.1、STEP2-4-1で取得したバージョン番号はversion = 1.0.2で、STEP2-4-1で取得したバージョン番号の方が新しいため、STE2-4-1で取得したバージョン番号をアプリケーション管理クライアント30に送信する。
[STEP2-5,2-6]
アプリケーション管理クライアント30は、STEP2-4-4又はSTEP2-4-5で送信されたバージョン番号とSTEP2-2で送信したバージョン番号を比較し、一致するならば処理を終了する。異なるならば、STEP2-7に処理を進める。ここでは、送信したバージョン番号と異なるため、STEP2-7に処理を進める。
[STEP2-7]
アプリケーション管理クライアント30は、アプリケーションIDとSTEP2-5で取得したバージョン番号をアプリケーション管理サーバ10に送信し、ダウンロードを要求する。
[STEP2-7]
STEP1-8、1-9と同様の処理を行なう。
ここまでが、ユーザのアプリケーション更新要求からアプリケーションが更新されるまでの処理の流れである。
次に、ユーザが明示的にアプリケーションの更新を要求するのではなく、アプリケーションの起動を要求した際に、更新状況を確認し、更新や起動を行なうまでの処理の流れを、図18を用いて具体的に説明する。ここでもSTEP1-1から1-2までの認証処理は終了しているものとする。
<アプリケーションの更新処理(図18)>
[STEP3-1]
ユーザがアプリケーションを選択し、起動を要求する。ここで、ユーザはアプリケーションID=1のアプリケーションを選択したものとする。
[STEP3-2]
以下、STEP2-2から2-8までと同様の処理を行なう。
[STEP3-3]
アプリケーション管理クライアント30は起動手段90を起動し、起動手段90はSTEP3-2で更新した実行ファイルセット250を実行する。
この処理によって、ユーザがアプリケーションの更新を意識することなく、アプリケーションの更新を行なうことができる。
次に、アプリケーションのバージョンを以前のバージョンに戻す処理の流れを、図19を用いて具体的に説明する。ここでもSTEP1-1から1-2までの認証処理は終了しているものとする。
<バージョンダウン処理(図19)>
[STEP4-1]
ユーザがアプリケーションを選択し、バージョンダウンを要求する。ここで、アプリケーション管理クライアント30では、図16に例示するウインドウによってアプリケーションが選択可能に表示される。また、アプリケーション管理クライアント30には、図17に例示するプルダウンウインドウによって実行したい項目が選択可能に表示される。ここで、ユーザはアプリケーションリストからバージョンダウンしたいアプリケーションを選択し、メニューのバージョンダウン項目を選択する。
[STEP4-2]
アプリケーション管理クライアント30は、バージョン入力フォームウインドウを表示デバイス100上に表示する。このバージョン入力フォーム410は、例えば、図20に例示するアプリケーション及びバージョン情報を入力するためのテキスト入力部410aを有するウインドウである。
[STEP4-3]
ユーザは、バージョン入力ウインドウのテキスト入力部410aにバージョン番号を入力し、送信ボタンを選択する。
[STEP4-4]
STEP2-3,2-4と同様の処理を行なう。
[STEP4-5]
STEP1-8,1-9と同様の処理を行なう。
以上の処理により、ユーザが要求するバージョンにアプリケーションを戻すことができる。
また、アプリケーションだけでなく、バージョン管理された電子データ等でも、本実施例によりダウンロード速度によってアクセス制御されたダウンロード、バージョンアップ、バージョンダウンが実施可能である。
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコード及び各種テーブルが格納されることになる。
本発明に係る実施形態のシステム構成図である。 アプリケーション情報ファイルを例示する図である。 アクセス制御リストを例示する図である。 ユーザリストを例示する図である。 アプリケーションのダウンロード処理のフローチャートである。 認証手段による処理のフローチャートである。 認証手段による処理のフローチャートである。 アクセス権制御手段による処理のフローチャートである。 アプリケーションリスト生成手段による処理のフローチャートである。 配布手段による処理のフローチャートである。 ログインフォームの表示例を示す図である。 ダウンロードアプリケーションリストの表示例を示す図である。 ダウンロード速度レベルを例示する図である。 アプリケーション更新処理のフローチャートである。 アプリケーション情報管理手段による処理のフローチャートである。 アプリケーション管理クライアントの表示例を示す図である。 アプリケーション管理クライアントの実行可能なメニューの表示例を図である。 更新を伴うアプリケーションの起動処理のフローチャートである アプリケーションのバージョンダウン処理のフローチャートである。 バージョン入力ウインドウの表示例を示す図である。
符号の説明
10 アプリケーション管理サーバ
11 認証サーバ
20 イントラネット
30 アプリケーション管理クライアント
40,41 認証手段
50 アクセス権制御手段
60 アプリケーションリスト生成手段
70 配布手段
80 アプリケーション情報管理手段
90 起動手段
100 表示デバイス
110 入力デバイス
200 認証情報
210 ログインフォーム
220 ユーザリスト
230 アクセス制御リスト
240 アプリケーション情報ファイル
250 実行ファイルセット

Claims (7)

  1. ネットワークに接続されたサーバ/クライアント型の情報処理システムであって、
    前記サーバは、
    ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
    前記認証されたユーザへデータを配布する配布手段と、
    前記データを配布する速度を制御する速度制御手段とを備え、
    前記クライアントは、
    前記サーバにユーザ情報を送信する送信手段と、
    前記サーバにデータを配布するよう要求する要求手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記速度制御手段は、前記ユーザ情報に基づいて前記データを配布する速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. サーバ/クライアント型ネットワークを構成するサーバであって、
    ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
    前記認証されたユーザへデータを配布する配布手段と、
    前記データを配布する速度を制御する速度制御手段とを具備することを特徴とするサーバ。
  4. 前記速度制御手段は、ユーザ情報に基づいて前記データを配布する速度を制御することを特徴とする請求項3に記載のサーバ。
  5. サーバ/クライアント型ネットワークシステムにおける情報処理方法であって、
    前記サーバでは、
    ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御工程と、
    前記認証されたユーザへデータを配布する配布工程と、
    前記データを配布する速度を制御する速度制御工程とを有し、
    前記クライアントでは、
    前記サーバにユーザ情報を送信する送信工程と、
    前記サーバに前記データを配布するよう要求する要求工程とを行なうことを特徴とする情報処理方法。
  6. サーバ/クライアント型ネットワークシステムにおけるサーバの情報処理方法であって、
    ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御工程と、
    前記認証されたユーザへデータを配布する配布工程と、
    前記データを配布する速度を制御する速度制御工程とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  7. 情報処理プログラムにおいて、
    前記サーバとしてのコンピュータに、
    ユーザ認証を行ない、認証されたユーザのアクセスを制御するアクセス制御ステップと、
    前記認証されたユーザへデータを配布する配布ステップと、
    前記データを配布する速度を制御する速度制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
JP2004086851A 2004-03-24 2004-03-24 情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラム Withdrawn JP2005277677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004086851A JP2005277677A (ja) 2004-03-24 2004-03-24 情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004086851A JP2005277677A (ja) 2004-03-24 2004-03-24 情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005277677A true JP2005277677A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35176885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004086851A Withdrawn JP2005277677A (ja) 2004-03-24 2004-03-24 情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005277677A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134894A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Kyocera Mita Corp データ管理装置
JP2010033251A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Fujitsu Ltd プログラム修正方法、プログラム復元方法、及びデータ処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134894A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Kyocera Mita Corp データ管理装置
JP2010033251A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Fujitsu Ltd プログラム修正方法、プログラム復元方法、及びデータ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220147494A1 (en) Systems and methods for providing access to a data file stored at a data storage system
US8700804B1 (en) Methods and apparatus for managing mobile content
US6202207B1 (en) Method and a mechanism for synchronized updating of interoperating software
JP4519426B2 (ja) モバイルデバイスの構成管理のためのプログラム及び方法
US6986133B2 (en) System and method for securely upgrading networked devices
KR101130367B1 (ko) 소프트웨어 분산 서비스를 위한 시스템 및 방법
JP4914220B2 (ja) ソフトウェアアップデートのための通信方法およびシステム
US7711775B2 (en) Method and apparatus for managing software component downloads and updates
US20030131226A1 (en) Dynamic distributed configuration management system
US20030233483A1 (en) Executing software in a network environment
KR20100133382A (ko) 배포가능 개체 계층구조 내에서의 응용 프로그램 관리
JP2007514234A (ja) ネットワーク環境においてインストレーションコンポーネントをアップデートするためのシステムおよび方法
JP2009503648A (ja) 信頼される環境をサポートするコンピュータ可読コンポーネントの自動更新
WO2013095485A1 (en) Enabling execution of remotely-hosted applications using application metadata and client updates
US7668905B2 (en) Method, system and computer program for providing web pages based on client state
US9003400B2 (en) Tracking computing systems utilizing software repositories
US20100318967A1 (en) Supplementary deployment actions
CN107430534A (zh) 信息处理设备,程序和记录介质
KR101638689B1 (ko) 클라이언트 단말에 대한 사용자 맞춤형 동기화 서비스 제공 방법 및 시스템
US20120023551A1 (en) Information processing system, information processing apparatus, and computer-readable storage medium
JP2013103405A (ja) 画像処理システム、画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2005135002A (ja) アプリケーション配付システム及びサーバ装置
JP2005277677A (ja) 情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および情報処理プログラム
JP2005174124A (ja) ネットワークシステム
JP2012099017A (ja) セッション管理装置、セッション管理システム、セッション管理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605