JP2010030768A - 給送装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体の重送を精度よく防ぐことのできる給送装置、及びそのような給送装置を備えた記録装置を提供する。
【解決手段】プリンタに備えられた自動給紙装置13は、用紙ガイド17と、円周面23aを有する給紙ローラ23と、円周面23aよりも硬度が高い円周面25aを有するガイドローラ25と、傾斜面29aを有するゲート部材29と、ゲート部材29を円周面25aに接近する方向に付勢可能なねじりコイルばねとを備える。用紙ガイド17上に載置された用紙Pのうち最上位の用紙Pに円周面23aが当接して給紙ローラ23が用紙Pの給送方向への繰り出しを行う。給紙ローラ23によって繰り出されて傾斜面29aに先端が衝突した最上位の用紙Pが、ゲート部材29を移動させることにより、円周面25aとゲート部材29との間に、最上位の用紙Pのみが通過可能な隙間が形成され、分離が行われる。
【選択図】図2
【解決手段】プリンタに備えられた自動給紙装置13は、用紙ガイド17と、円周面23aを有する給紙ローラ23と、円周面23aよりも硬度が高い円周面25aを有するガイドローラ25と、傾斜面29aを有するゲート部材29と、ゲート部材29を円周面25aに接近する方向に付勢可能なねじりコイルばねとを備える。用紙ガイド17上に載置された用紙Pのうち最上位の用紙Pに円周面23aが当接して給紙ローラ23が用紙Pの給送方向への繰り出しを行う。給紙ローラ23によって繰り出されて傾斜面29aに先端が衝突した最上位の用紙Pが、ゲート部材29を移動させることにより、円周面25aとゲート部材29との間に、最上位の用紙Pのみが通過可能な隙間が形成され、分離が行われる。
【選択図】図2
Description
本発明は、給紙装置などの給送装置及び該給送装置を備えたインクジェット式プリンタなどの記録装置に関する。
従来、プリンタなどの記録装置には、複数枚の用紙(記録媒体)に連続して記録ができるように、積層状態に載置(すなわち、積み重ね)された複数枚の用紙を一枚ずつ分離しながら記録部に自動給送する給紙装置(給送装置)を備えるものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1の給紙装置は、複数枚の用紙を積み重ねすることのできる給紙カセット(載置部)と、積み重ねされた各用紙のうち最上位の用紙に当接して回転することにより最上位の用紙を給送方向に繰り出す給紙ローラと、最上位の用紙とともにその下層の用紙が給送方向に重送されることを防ぐためのゲート部材とを備えている。
具体的には、このゲート部材は、一端側が支点となって揺動可能に支持されるとともに、他端側が圧縮ばねの付勢力によって給紙ローラの外周面に所定圧力で当接するように構成されている。また、ゲート部材の他端側において、給紙ローラによって繰り出された用紙の先端が衝突可能な位置には傾斜面が設けられている。そして、給紙ローラによって給送方向に繰り出された用紙の先端が傾斜面に衝突すると、用紙に傾斜面を押されたゲート部材が圧縮ばねの付勢力に抗して給紙ローラの外周面から離間する方向へ揺動し、給紙ローラとゲート部材との間に用紙一枚のみが通過可能な隙間が形成される。これにより、その隙間を介して最上位の用紙のみが給送方向に給送されるとともに、最上位の用紙とその下層の用紙との間に生じる摩擦力によって下層の用紙が重送されそうになった場合には、その下層の用紙の重送がゲート部材の傾斜面によって阻止されるようになっている。
特開平8−91612号公報
ところで、このような給紙装置においては、給紙ローラは用紙を繰り出すための摩擦力を確保するため、その外周面がゴムなどの柔らかい材料で形成されることが多い。そのため、特許文献1のように、ゲート部材の他端側が給紙ローラに付勢された状態で当接されていると、特に温度や湿度が高い環境下においては、給紙ローラの外周面が変形してしまうという問題があった。ここで、ゲート部材が用紙に傾斜面を押されることで揺動して給紙ローラの外周面との間に用紙一枚のみが通過可能な隙間を形成するためには、繰り出された用紙とゲート部材における他端側の傾斜面とが当接する角度が重要となる。ところが、例えば給紙ローラの外周面がゲート部材の押圧によって凹んでしまうことによって、用紙と傾斜面との当接角度が変化してしまうと、隙間を精度よく形成することができなくなる虞があった。
なお、上記プリンタの給紙装置に限らず、積み重ねされた複数の記録媒体を分離しながら給送する給送装置においては、こうした実情も概ね共通したものとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録媒体の重送を精度よく防ぐことのできる給送装置、及びそのような給送装置を備えた記録装置を提供することにある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録媒体の重送を精度よく防ぐことのできる給送装置、及びそのような給送装置を備えた記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の給送装置は、複数の記録媒体を積層状態にして載置可能な載置部と、前記記録媒体と当接した状態で給送動作した場合に該記録媒体との間に生じる摩擦力が前記複数の記録媒体同士の間に生じる摩擦力よりも大きくなるように設定された第1の外周面と、該第1の外周面よりも硬度が高い第2の外周面とを有し、前記載置部上に載置された前記各記録媒体のうち最上位の記録媒体に少なくとも前記第1の外周面が当接して給送動作することによって記録媒体の給送方向への繰り出しを行う繰出機構と、該繰出機構における前記第2の外周面に対して接近及び離間する方向への移動可能に構成され、前記繰出機構によって繰り出された記録媒体の先端が衝突可能な傾斜面を有するゲート部材と、該ゲート部材を前記繰出機構における前記第2の外周面に接近する方向に付勢可能なゲート付勢部材とを備え、前記繰出機構によって繰り出されて前記ゲート部材の傾斜面に先端が衝突した前記最上位の記録媒体が、前記ゲート付勢部材の付勢力に抗して前記ゲート部材を前記繰出機構から離間する方向に移動させることにより、前記繰出機構と前記ゲート部材との間に、前記最上位の記録媒体のみが通過可能な隙間が形成されるように構成した。
この構成によれば、繰出機構によって繰り出されてゲート部材の傾斜面に先端が衝突した最上位の記録媒体がゲート付勢部材の付勢力に抗して繰出機構とゲート部材との間に最上位の記録媒体のみが通過可能な隙間を形成して給送されることにより、最上位の記録媒体とその下層の記録媒体との分離を行って、重送を防ぐことができる。また、繰出機構は、記録媒体と当接した状態で給送動作した場合に該記録媒体との間に生じる摩擦力が複数の記録媒体同士の間に生じる摩擦力よりも大きくなるように設定された第1の外周面と、第1の外周面よりも硬度が高い第2の外周面とを有しているため、第1の外周面は高い摩擦力を得ることのできるゴム等で構成するとともに、第2の外周面はゴムよりも硬度が高く変形しにくいプラスチック等で構成することができる。したがって、第1の外周面で記録媒体の給送を行うとともに、外周面の変形を抑制された第2の外周面がゲート付勢部材によって付勢されたゲート部材と協働して記録媒体の分離を行うことにより、記録媒体の重送を精度よく防ぐことができる。
本発明の給送装置において、前記繰出機構は、前記第1の外周面を有するとともに回転軸を中心に回転可能に支持された給送ローラと、前記第2の外周面を有するとともに前記回転軸を中心に回転可能に支持されたガイドローラとを備える。
この構成によれば、繰出機構の給送動作を給送ローラ及びガイドローラの回転によって実現することができるので、滑らかで連続的な動きで記録媒体の繰り出しを行うことができる。また、同一の回転軸を中心に回転可能に支持された給送ローラとガイドローラとによって第1の外周面及び第2の外周面をそれぞれ構成することができるので、ガイドローラを支持するための回転軸を別途備える必要がなく、部品点数の増加を抑制することができる。
本発明の給送装置において、前記ガイドローラは前記回転軸の軸方向において前記給送ローラの両側に配置されるとともに、前記給送ローラの前記第1の外周面と前記ガイドローラの前記第2の外周面とは略面一となるように配置されている。
この構成によれば、回転軸の軸方向において真ん中に位置する給送ローラで記録媒体の繰り出しを行い、給送ローラの両側に配置されたガイドローラとゲート部材とで記録媒体の分離を行うことができるので、記録媒体を給送方向に対して傾けることなく確実に分離を行うことができる。また、第1の外周面とその両側に配置される第2の外周面とは略面一となるように配置されているため、ゲート部材との間に形成される隙間やゲート部材が当接する際の圧力に偏りを生じさせることがなく、確実に分離を行うことができる。
本発明の給送装置において、前記給送ローラ及び前記ガイドローラは、前記回転軸からの距離を半径とする円周面と、前記回転軸からの距離が前記円周面よりも短い非円周面とを外周面に有し、前記給送ローラにおける前記円周面が前記第1の外周面を形成するとともに、前記ガイドローラにおける前記円周面が前記第2の外周面を形成し、かつ、前記第2の外周面は、前記記録媒体と当接した状態で前記ガイドローラが回転した場合に該記録媒体との間に生じる摩擦力が前記複数の記録媒体同士の間に生じる摩擦力よりも小さくなるように設定され、前記給送ローラと前記ガイドローラとは、前記回転軸の回転駆動に伴って同期回転するように構成した。
この構成によれば、給送ローラ及びガイドローラは、円周面と非円周面とを外周面に有しているため、円周面で記録媒体の繰り出し及び分離を行い、非円周面は記録媒体やゲート部材と当接しないように設定することができる。したがって、常にゲート部材が当接している場合と比較して、外周面の変形を抑制することができる。また、最上位の記録媒体を繰り出した後、非円周面では給送ローラ及びガイドローラを記録媒体から離間させることで、下流側に給送された記録媒体に不要なバックテンションがかかることを抑制することができる。さらに、給送ローラとガイドローラとは回転軸の回転駆動に伴って同期回転するように構成されているため、円周面及び非円周面の位置を揃えることで、第1の外周面を記録媒体に当接させて繰り出しながら第2の外周面とゲート部材とで分離を行うことができる。また、第2の外周面は、記録媒体と当接した状態でガイドローラが回転した場合に該記録媒体との間に生じる摩擦力が複数の記録媒体同士の間に生じる摩擦力よりも小さくなるように設定されている。したがって、ガイドローラが給送ローラと同期回転して、間に記録媒体を狭持しない状態でゲート部材と当接した場合にも、ゲート部材に大きな摩擦力がかからないので、ゲート部材にかかる不要な負荷を抑制することができる。
本発明の給送装置において、前記給送ローラは、前記回転軸からの距離を半径とする円周面と、前記回転軸からの距離が前記円周面よりも短い非円周面とを外周面に有するとともに、前記給送ローラにおける前記円周面が前記第1の外周面を形成し、前記ガイドローラは、前記回転軸からの距離を半径とする円周面を外周面の全周に有するとともに、前記ガイドローラにおける前記円周面が前記第2の外周面を形成し、かつ、前記給送ローラは前記回転軸の回転駆動に伴って回転し、前記ガイドローラは前記回転軸の回転駆動に伴って回転しないように構成した。
この構成によれば、給送ローラは円周面と非円周面とを外周面に有しているため、円周面で記録媒体の繰り出しを行い、非円周面では記録媒体と当接しないように設定することができる。したがって、円周面で最上位の記録媒体を繰り出した後、非円周面では記録媒体から離間させることで、下流側に給送された記録媒体に不要なバックテンションがかかることを抑制することができる。また、ガイドローラは第2の外周面を形成する円周面を外周面の全周に有しているので、ゲート部材が円周面から離間している間に積み重ねされた状態にある記録媒体が雪崩れて重送されることを防止することができる。さらに、ガイドローラは回転軸の回転駆動に伴って回転しないので、ガイドローラが間に記録媒体を挟持しない状態でゲート部材と当接している場合には、ゲート付勢部材の付勢力によってガイドローラが回転しないようにすることができる。したがって、ガイドローラと摺動することによってゲート部材に不要な負荷がかかることを抑制することができる。
本発明の給送装置は、前記記録媒体の給送方向における前記ゲート部材の前記傾斜面よりも下流側となる位置で、前記第1の外周面に対して接近及び離間する方向への移動可能に構成された補助ローラと、該補助ローラを前記第1の外周面に接近する方向に付勢可能な補助ローラ付勢部材とをさらに備え、前記繰出機構によって繰り出されて前記繰出機構と前記ゲート部材との間に形成された隙間を通過した前記最上位の記録媒体は、前記第1の外周面と前記補助ローラの外周面との間に挟持されて、前記繰出機構の給送動作に伴って給送されるように構成した。
この構成によれば、記録媒体の給送方向におけるゲート部材の傾斜面よりも下流側となる位置に補助ローラを備えるため、ゲート部材によって分離された最上位の記録媒体を確実に給送することができる。
本発明の記録装置において、記録媒体に記録を行う記録部と、該記録部に記録媒体を給送する上記給送装置とを備えた。
この構成によれば、上記給送装置と同様の作用効果を得ることができる。
この構成によれば、上記給送装置と同様の作用効果を得ることができる。
(第1の実施形態)
以下、本願発明に係る給送装置を備えた記録装置をインクジェット式プリンタ(以下、「プリンタ」という。)に具体化した一実施形態を図1〜図7を用いて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、各図中に矢印で示した方向を基準として示すものとする。
以下、本願発明に係る給送装置を備えた記録装置をインクジェット式プリンタ(以下、「プリンタ」という。)に具体化した一実施形態を図1〜図7を用いて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、各図中に矢印で示した方向を基準として示すものとする。
図1に示すように、本実施形態のプリンタ11には、本体12の背面側に記録媒体としての用紙Pを給紙する給送装置としての自動給紙装置13が装備されている。自動給紙装置13には、給紙トレイ14、ホッパ15、エッジガイド16を備えた載置部としての用紙ガイド17が取着されている。なお、自動給紙装置13は、用紙ガイド17に積層された状態で載置された用紙Pを一枚ずつ本体12内に給紙する給紙駆動機構(図示略)を備える。
本体12内には主走査方向(図1における左右方向)に往復動するキャリッジ18が設けられているとともに、キャリッジ18の下部には記録部としての記録ヘッド19が備えられている。用紙Pへの印刷は、キャリッジ18を主走査方向に移動させる過程で記録ヘッド19から用紙Pにインクを噴射する記録動作と、用紙Pを副走査方向(前方向)に所定の搬送量で搬送する紙送り動作とを交互に繰り返すことによって行われる。印刷された用紙Pは本体12の前側下部に開口する排紙口20から排出されるようになっている。
次に、図2及び図3に基づいて、自動給紙装置13について説明する。
図2及び図3に示すように、本体12の背面部に斜状に配置された給紙トレイ14は、下端側が基台部21の後側に支持されているとともに、給紙トレイ14の上面側には、左右方向における中央付近にホッパ15が設けられている。また、ホッパ15の下端側において給紙トレイ14との間には圧縮ばね22が介装されている。ホッパ15は、上端側に設けられた軸15aを中心として、図2に示す給紙位置と、図2に示す状態よりも圧縮ばね22が圧縮されてホッパ15の下端側が反時計回り方向に移動した退避位置(図4参照)との間を移動可能に構成されている。なお、図3では、図面理解の便宜上、用紙Pの図示を省略している。
図2及び図3に示すように、本体12の背面部に斜状に配置された給紙トレイ14は、下端側が基台部21の後側に支持されているとともに、給紙トレイ14の上面側には、左右方向における中央付近にホッパ15が設けられている。また、ホッパ15の下端側において給紙トレイ14との間には圧縮ばね22が介装されている。ホッパ15は、上端側に設けられた軸15aを中心として、図2に示す給紙位置と、図2に示す状態よりも圧縮ばね22が圧縮されてホッパ15の下端側が反時計回り方向に移動した退避位置(図4参照)との間を移動可能に構成されている。なお、図3では、図面理解の便宜上、用紙Pの図示を省略している。
図2に示すように、給紙位置にあるホッパ15の下端付近の前方には、側面視略D字形状をなす給送ローラとしての給紙ローラ23が回転軸24を中心に回転可能な状態に配置されている。図3に示すように、回転軸24の軸方向(図3では左右方向)における給紙ローラ23の両側には、同じく側面視略D字形状をなすガイドローラ25が回転軸24を中心に回転可能な状態で配置されている。そして、給紙ローラ23と各ガイドローラ25とは、回転軸24の回転駆動に伴って同期回転することで、用紙Pの給送動作を行うようになっている。
図2に示すように、給紙ローラ23及びガイドローラ25は、それぞれ回転軸24の軸心Cからの距離r1を半径とする第1の外周面としての円周面23aと第2の外周面としての円周面25aとをそれぞれ外周面に有している。また、給紙ローラ23及びガイドローラ25は、回転軸24の軸心Cからの距離r2(r2<r1)が円周面23a,25aよりも短い非円周面としての平坦面23b,25bをそれぞれ外周面に有している。2つのガイドローラ25は同形状であるとともに、給紙ローラ23の左右方向における幅はガイドローラ25よりも広くなっている。また、円周面23aと円周面25a、平坦面23bと平坦面25bはそれぞれ面一となっている。なお、本実施形態において、給紙ローラ23とガイドローラ25とは繰出機構を構成している。
また、ホッパ15が給紙位置に配置された状態で給紙ローラ23及びガイドローラ25が回転した場合に、平坦面23b,25bは用紙Pに当接しないが、円周面23a,25aは用紙Pに当接して、さらに圧縮ばね22の付勢力を受けて用紙Pが円周面23a,25aに押圧されるように、回転軸24の軸心Cからの距離r1,r2が設定されている。そして、給紙ローラ23の円周面23aは弾性を有するゴムで形成されているとともに、ガイドローラ25の円周面25aは円周面23aよりも硬度の高いプラスチックで形成されている。そして、円周面23aと用紙Pとが当接した状態で給紙ローラ23が回転した場合に用紙Pとの間に生じる摩擦力は、積層された用紙P同士間に生じる摩擦力よりも大きくなるように設定されている。一方、円周面25aと用紙Pとが当接した状態でガイドローラ25が回転した場合に用紙Pとの間に生じる摩擦力は、積層された用紙P同士間に生じる摩擦力よりも小さくなるように設定されている。
したがって、用紙Pに当接した状態で給紙ローラ23及びガイドローラ25が回転すると、圧縮ばね22の付勢力が垂直抗力となって円周面23aと用紙Pとの間に生じる摩擦力が搬送力となり、用紙Pが繰り出されるようになっている。なお、円周面25aと用紙Pとの間に生じる摩擦力は用紙P同士間に生じる摩擦力よりも小さくなるように設定されているため、用紙Pを繰り出すための搬送力は生じない。
図2及び図3に示すように、基台部21の前側には、左右方向において両ガイドローラ25の外側となる位置に、前側下方に向かって斜めに延びる案内部21aがそれぞれ形成されている。そして、案内部21aの前後方向における中央付近には、側面視においてなだらかな凸状をなす土手21b(図2参照)が形成されている。
また、基台部21の両案内部21aの内側であって、ガイドローラ25に対応する位置には、下端側が軸部27を介して基台部21に揺動可能に支持されたアーム部材28が傾斜した状態で配置されるとともに、そのアーム部材28の上端部にはガイドローラ25と個別に対応するようにゲート部材29が取着されている。図2に示すように、ゲート部材29には、基台部21の案内部21aよりも上側に突出して、給紙トレイ14から繰り出された用紙Pが所定角度で衝突可能な傾斜面29aが形成されている。
図3に示すように、アーム部材28の上端付近においてそれぞれ外側に向かって設けられた凸部28aにはゲート付勢部材としてのねじりコイルばね30が掛装されている。そして、ねじりコイルばね30の一端は基台部21に設けられた係止部(図示略)に係止されているとともに、ねじりコイルばね30の他端はゲート部材29に設けられた係止部(図示略)に係止されている。
ここで、ゲート部材29は、ガイドローラ25の平坦面25bの中央付近と対向している場合にはガイドローラ25と当接しないが、円周面25aと対向する場合には、軸部27を中心に図2における時計回り方向に回動してガイドローラ25の円周面25aと当接するようになっている。そして、ゲート部材29が円周面25aと当接している場合には、ねじりコイルばね30はゲート部材29を円周面25aに接近する方向に付勢するようになっている。
用紙Pを給送する際には、図2に示すようにガイドローラ25がゲート部材29と当接した後に、ホッパ15が退避位置から給紙位置に移動されるようになっている。そして、さらに回転した給紙ローラ23によって用紙Pが図2に矢印で示す給送方向に繰り出されると、最上位の用紙Pの先端がゲート部材29の傾斜面29aに衝突するようになっている。
このとき、ゲート部材29は図2の状態から円周面25aに当接する位置まで移動しているが、最上位の用紙Pが傾斜面29aに衝突する際の押圧力により、ゲート部材29はねじりコイルばね30の付勢力に抗してさらに最上位の用紙Pの厚さに相当する距離だけ円周面25aから離間する方向(図2における時計回り方向)に移動するようになっている。すなわち、給紙ローラ23によって繰り出された最上位の用紙Pが傾斜面29aに衝突した場合に、ガイドローラ25とゲート部材29との間に用紙P一枚のみが通過可能な隙間が形成されるように、ねじりコイルばね30の付勢力や傾斜面29aと用紙Pとの当接角度が設定されている。
一方、下層の用紙Pはゲート部材29の傾斜面29aに衝突した際に、ねじりコイルばね30の付勢力に抗してゲート部材29を移動させる程の搬送力は有していない。したがって、給紙ローラ23によって繰り出された最上位の用紙Pにその下層の用紙Pが摩擦力によって引きずられた場合にも、下層の用紙Pはゲート部材29の傾斜面29aと衝突して給送が阻止されるため、最上位の用紙Pと分離される。
ゲート部材29の内側であって、給紙ローラ23に対応する位置には、基台部21に下端側が支持された補助ローラ付勢部材としてのコイルばね31を介して給紙ローラ23に対して接近及び離間する方向への移動可能に構成されたスライダ32が設けられている。そして、スライダ32の上端には、回転軸33を中心に回転自在に支持された補助ローラ34が設けられている。
ここで、補助ローラ34は、給紙ローラ23の平坦面23bの中央付近と対向している場合には給紙ローラ23と当接しないが、円周面23aと対向するときには、スライダ32とともに移動して給紙ローラ23の円周面23aと当接するようになっている。そして、補助ローラ34が円周面23aと当接している場合には、コイルばね31は補助ローラ34を円周面23aに接近する方向に付勢するようになっている。
また、図2に矢印で示す用紙Pの給送方向において、補助ローラ34はゲート部材29の傾斜面29aよりも下流側に位置している。すなわち、回転軸24の回転駆動に伴って給紙ローラ23及びガイドローラ25が同期回転すると、まずガイドローラ25がゲート部材29を押圧して移動させ、続いて給紙ローラ23が補助ローラ34を押圧して移動させるようになっている。
なお、補助ローラ34の外周面34aは弾性を有するゴムで形成されている。そして、補助ローラ34が給紙ローラ23と当接した状態で給紙ローラ23が回転すると、補助ローラ34が従動回転するようになっている。また、補助ローラ34が給紙ローラ23に従動回転している状態でゲート部材29を通過した用紙Pが上流側から給送されると、円周面23aと補助ローラ34の外周面34aとの間に用紙Pが挟持されることで、補助ローラ34が用紙P一枚の厚さに相当する距離だけ円周面23aから離間するようになっている。そして、給紙ローラ23の回転に伴って用紙Pが記録ヘッド19側へ給送されるようになっている。
次に、以上のように構成された自動給紙装置13の作用について、図4〜図7に基づいて説明する。
図4(a),(b)に示すリセット位置においては、給紙ローラ23及びガイドローラ25は、平坦面23b,25bの中央付近がそれぞれ補助ローラ34及びゲート部材29に対向しているとともに、ホッパ15は給紙ローラ23から離間した退避位置に配置されている。
図4(a),(b)に示すリセット位置においては、給紙ローラ23及びガイドローラ25は、平坦面23b,25bの中央付近がそれぞれ補助ローラ34及びゲート部材29に対向しているとともに、ホッパ15は給紙ローラ23から離間した退避位置に配置されている。
そして、回転軸24が回転駆動を開始して給紙ローラ23及びガイドローラ25が図4における時計回り方向に回転すると、図5(b)に示すようにガイドローラ25がゲート部材29に当接する。なお、このとき、図5(a)に示すように給紙ローラ23は補助ローラ34とまだ当接していない。そして、ガイドローラ25がゲート部材29に当接した後、ホッパ15が退避位置から給紙位置に移動され、最上位の用紙Pが円周面23aに当接する。そして、ガイドローラ25がゲート部材29を押圧して移動させた後、給紙ローラ23は補助ローラ34に当接して、補助ローラ34が給紙ローラ23の回転に伴って従動回転を開始する。
さらに給紙ローラ23及びガイドローラ25が回転すると、給紙ローラ23によって繰り出された最上位の用紙Pの先端がゲート部材29の傾斜面29aに衝突する。すると、図6(b)に示すように、ねじりコイルばね30の付勢力に抗してゲート部材29が円周面25aから離間する方向(図6における時計回り方向)に移動し、円周面25aとゲート部材29との間に、最上位の用紙Pのみが通過可能な隙間が形成され、最上位の用紙Pがこの隙間を通過する。このとき、最上位の用紙Pと一緒にその下層の用紙Pも用紙P同士の間に生じる摩擦力によって繰り出されるが、下層の用紙Pはゲート部材29の傾斜面29aに衝突して給送が阻止され、最上位の用紙Pと分離される。
円周面25aとゲート部材29との間を通過した最上位の用紙Pは、図6(a)に示すように、円周面23aと補助ローラ34の外周面34aとの間に先端を挟持されて、給紙ローラ23の回転に伴って下流側へ給送される。そして、最上位の用紙Pの先端が図7(a),(b)に示すように基台部21の土手21bに至った後、ホッパ15が給紙位置から退避位置に移動される。これ以降、最上位の用紙Pに与えられていた圧縮ばね22の垂直抗力に基づく搬送力がなくなるが、最上位の用紙Pは給紙ローラ23と補助ローラ34とに挟持されているので、給紙ローラ23の回転動作に基づく搬送力によって、記録ヘッド19側に給送される。
上記説明した第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)給紙ローラ23によって繰り出されてゲート部材29の傾斜面29aに先端が衝突した最上位の用紙Pがねじりコイルばね30の付勢力に抗して円周面25aとゲート部材29との間に用紙P一枚のみが通過可能な隙間を形成しながら給送されることにより、最上位の用紙Pとその下層の用紙Pとの分離を行って、重送を防ぐことができる。
(1)給紙ローラ23によって繰り出されてゲート部材29の傾斜面29aに先端が衝突した最上位の用紙Pがねじりコイルばね30の付勢力に抗して円周面25aとゲート部材29との間に用紙P一枚のみが通過可能な隙間を形成しながら給送されることにより、最上位の用紙Pとその下層の用紙Pとの分離を行って、重送を防ぐことができる。
(2)給紙ローラ23は用紙Pと当接した状態で給送動作した場合に用紙Pとの間に生じる摩擦力が複数の用紙P同士の間に生じる摩擦力よりも大きくなるように設定された円周面23aを有しているとともに、ガイドローラ25は円周面23aよりも硬度が高い円周面25aを有している。したがって、円周面23aは高い摩擦力を得ることのできるゴムで構成するとともに、円周面25aはゴムよりも硬度が高く変形しにくいプラスチックで構成することができる。したがって、円周面23aで用紙Pの給送を行うとともに、外周面の変形を抑制された円周面25aがねじりコイルばね30によって付勢されたゲート部材29と協働して用紙Pの分離を行うことにより、用紙Pの重送を精度よく防ぐことができる。
(3)給送動作を給紙ローラ23及びガイドローラ25の回転によって実現したので、滑らかで連続的な動きで用紙Pの繰り出しを行うことができる。
(4)同一の回転軸24を中心に回転可能に支持された給紙ローラ23とガイドローラ25とによって円周面23a及び円周面25aをそれぞれ構成したので、ガイドローラ25を支持するための回転軸を別途備える必要がなく、部品点数の増加を抑制することができる。
(4)同一の回転軸24を中心に回転可能に支持された給紙ローラ23とガイドローラ25とによって円周面23a及び円周面25aをそれぞれ構成したので、ガイドローラ25を支持するための回転軸を別途備える必要がなく、部品点数の増加を抑制することができる。
(5)用紙Pの幅方向で真ん中に位置する給紙ローラ23で用紙Pの繰り出しを行い、給紙ローラ23の両側に配置されたガイドローラ25とゲート部材29とで用紙Pの分離を行うことができるので、用紙Pを給送方向に対して傾けることなく確実に分離を行うことができる。
(6)円周面23aと円周面25aとは面一となるように配置されているため、ゲート部材29との間に形成される隙間やゲート部材29が当接する際の圧力に偏りを生じさせることがなく、確実に分離を行うことができる。
(7)用紙Pの給送方向におけるゲート部材29の傾斜面29aよりも下流側となる位置に補助ローラ34を備えたため、ゲート部材29によって分離された最上位の用紙Pを確実に記録ヘッド19側へと給送することができる。
(8)給紙ローラ23及びガイドローラ25は、円周面23a,25aと平坦面23b,25bとをそれぞれ外周面に有しているため、円周面23a,25aで用紙Pの繰り出し及び分離を行い、平坦面23b,25bを用紙Pやゲート部材29と当接しないように設定することができる。したがって、常にゲート部材29が当接している場合と比較して、外周面の変形を抑制することができる。
(9)最上位の用紙Pを繰り出した後、平坦面23b,25bでは給紙ローラ23及びガイドローラ25を用紙Pから離間させることで、下流側に給送された用紙Pに不要なバックテンションがかかることを抑制することができる。
(10)給紙ローラ23とガイドローラ25とは回転軸24の回転駆動に伴って同期回転するように構成されているため、円周面23a,25aと平坦面23b,25bとの位置をそれぞれ揃えることで、円周面23aを用紙Pに当接させて繰り出しながら円周面25aとゲート部材29とで分離を行うことができる。
(11)円周面25aは、用紙Pと当接した状態でガイドローラ25が回転した場合に用紙Pとの間に生じる摩擦力が複数の用紙P同士の間に生じる摩擦力よりも小さくなるように設定されている。したがって、ガイドローラ25が給紙ローラ23と同期回転して、用紙Pを挟持しない状態でゲート部材29が当接した場合にも、ゲート部材29に大きな摩擦力がかからないので、ゲート部材29にかかる不要な負荷を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の液体噴射装置をシリアル方式のインクジェット式プリンタに具体化した第2の実施形態について、図8及び図9に基づいて説明する。
次に、本発明の液体噴射装置をシリアル方式のインクジェット式プリンタに具体化した第2の実施形態について、図8及び図9に基づいて説明する。
本実施形態も、記録装置としてのプリンタ11に備えられた給送装置としての自動給紙装置13において、給紙ローラ23と補助ローラ34とが協働して用紙Pを給送するとともに、ガイドローラ25とゲート部材29とが協働して用紙Pの分離を行う点は第1の実施形態とは同様であるが、本実施形態のガイドローラ25Aは側面視円形の円ローラである点が異なっている。
以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図8及び図9に示すように、ガイドローラ25Aは第2の外周面としての円周面25aを、回転軸24を囲む全周に有している。したがって、ゲート部材29は常時ガイドローラ25Aの円周面25aに対して当接しているとともに、ねじりコイルばね30はゲート部材29を円周面25aに接近する方向に付勢するようになっている。
図8及び図9に示すように、ガイドローラ25Aは第2の外周面としての円周面25aを、回転軸24を囲む全周に有している。したがって、ゲート部材29は常時ガイドローラ25Aの円周面25aに対して当接しているとともに、ねじりコイルばね30はゲート部材29を円周面25aに接近する方向に付勢するようになっている。
また、ガイドローラ25Aは回転軸24に対して回動自在となっている。そのため、回転軸24の回転駆動に伴って給紙ローラ23が給紙動作(給送動作)としての回転動作を行った場合にも、ガイドローラ25Aは回転しないようになっている。
次に、以上のように構成された自動給紙装置13の作用について説明する。
ガイドローラ25Aは、図8(a)に示すリセット位置において、ねじりコイルばね30によって付勢されたゲート部材29と当接した状態となっている。したがって、傾斜した状態で積み重ねられた用紙Pが雪崩れてきた場合にも、ゲート部材29の傾斜面29aによってせき止められるようになっている。
ガイドローラ25Aは、図8(a)に示すリセット位置において、ねじりコイルばね30によって付勢されたゲート部材29と当接した状態となっている。したがって、傾斜した状態で積み重ねられた用紙Pが雪崩れてきた場合にも、ゲート部材29の傾斜面29aによってせき止められるようになっている。
そして、回転軸24が回転駆動を開始して給紙ローラ23が図8における時計回り方向に回転すると、図8(b)に示すようにホッパ15が退避位置から給紙位置に移動され、用紙Pが円周面23aに当接する。このとき、ガイドローラ25Aはゲート部材29と当接してねじりコイルばね30の付勢力を受けているため、回転していない。
さらに給紙ローラ23が回転すると、給紙ローラ23によって繰り出された最上位の用紙Pの先端がゲート部材29の傾斜面29aに衝突する。すると、図9(a)に示すように、ねじりコイルばね30の付勢力に抗してゲート部材29が円周面25aから離間する方向(図9における時計回り方向)に移動し、円周面25aとゲート部材29との間に、最上位の用紙Pのみが通過可能な隙間が形成され、最上位の用紙Pがこの隙間を通過する。このとき、最上位の用紙Pと一緒にその下層の用紙Pも用紙P同士の間に生じる摩擦力によって繰り出されるが、下層の用紙Pはゲート部材29の傾斜面29aに衝突して給送が阻止され、最上位の用紙Pと分離される。
そして、最上位の用紙Pの先端が図9(b)に示すように基台部21の土手21bに至った後、ホッパ15が給紙位置から退避位置に移動される。これ以降、最上位の用紙Pに与えられていた圧縮ばね22の垂直抗力に基づく搬送力がなくなるが、最上位の用紙Pは給紙ローラ23と補助ローラ34とに挟持されているので、給紙ローラ23の回転動作に基づく搬送力によって、記録ヘッド19側に給送される。
上記説明した第2の実施形態によれば、第1の実施形態における(1)〜(7)に加えて、以下の効果を得ることができる。
(12)給紙ローラ23は円周面23aと平坦面23bとを外周面に有しているため、円周面23aで用紙Pの繰り出しを行い、平坦面23bでは用紙Pと当接しないように設定することができる。したがって、円周面23aで最上位の用紙Pを繰り出した後、平坦面23bを用紙Pから離間させることで、下流側に給送された用紙Pに不要なバックテンションがかかることを抑制することができる。
(12)給紙ローラ23は円周面23aと平坦面23bとを外周面に有しているため、円周面23aで用紙Pの繰り出しを行い、平坦面23bでは用紙Pと当接しないように設定することができる。したがって、円周面23aで最上位の用紙Pを繰り出した後、平坦面23bを用紙Pから離間させることで、下流側に給送された用紙Pに不要なバックテンションがかかることを抑制することができる。
(13)ガイドローラ25Aは円周面25aを全周に有しているので、ゲート部材29が円周面25aから離間している間に積層状態に載置された用紙Pが雪崩れて重送されることを防止することができる。
(14)ガイドローラ25Aは回転軸24の回転駆動に伴って回転しないので、ガイドローラ25Aが間に用紙Pを狭持しない状態でゲート部材29と当接している場合に、ねじりコイルばね30の付勢力によってガイドローラ25Aが回転しないようにすることができる。したがって、ガイドローラ25Aと摺動することによってゲート部材29に不要な負荷がかかることを抑制することができる。
(15)円周面25aは、用紙Pと当接した状態でガイドローラ25が回転した場合に用紙Pとの間に生じる摩擦力が複数の用紙P同士の間に生じる摩擦力よりも小さくなるように設定されている。したがって、給紙ローラ23によって繰り出された用紙Pをガイドローラ25とゲート部材29とが狭持している場合にも、ガイドローラ25と用紙Pとの間に生じる摩擦力は小さいので、搬送を抑制する力を小さくすることができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・給紙動作は給紙ローラ23の回転に限らず、例えば搬送ベルトの移動によって実現するようにしてもよい。
・給紙動作は給紙ローラ23の回転に限らず、例えば搬送ベルトの移動によって実現するようにしてもよい。
・繰出機構はガイドローラを備えない構成としてもよい。例えば、第1の外周面と第2の外周面とを軸方向において隣り合うように備えた1つの給紙ローラとしてもよい。
・軸方向の真ん中にガイドローラ25を配置して、その両側に給紙ローラ23をそれぞれ配置するようにしてもよい。
・軸方向の真ん中にガイドローラ25を配置して、その両側に給紙ローラ23をそれぞれ配置するようにしてもよい。
・給紙ローラ23を側面視円形状の円ローラとしてもよい。
・ゲート部材29の移動は回動に限らず、例えばコイルばねを介装したスライダによる往復移動としてもよい。
・ゲート部材29の移動は回動に限らず、例えばコイルばねを介装したスライダによる往復移動としてもよい。
・上記各実施形態では、インクジェット式のプリンタが採用されているが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよく、微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
11…記録装置としてのプリンタ、13…給送装置としての自動給紙装置、17…載置部としての用紙ガイド、19…記録部としての記録ヘッド、23…給送ローラとしての給紙ローラ、23a…第1の外周面としての円周面、25a…第2の外周面としての円周面、23b,25b…非円周面としての平坦面、24…回転軸、25,25A…ガイドローラ、29…ゲート部材、29a…傾斜面、30…ゲート付勢部材としてのねじりコイルばね、31…補助ローラ付勢部材としてのコイルばね、34…補助ローラ、34a…外周面、P…記録媒体としての用紙。
Claims (7)
- 複数の記録媒体を積層状態にして載置可能な載置部と、
前記記録媒体と当接した状態で給送動作した場合に該記録媒体との間に生じる摩擦力が前記複数の記録媒体同士の間に生じる摩擦力よりも大きくなるように設定された第1の外周面と、該第1の外周面よりも硬度が高い第2の外周面とを有し、前記載置部上に載置された前記各記録媒体のうち最上位の記録媒体に少なくとも前記第1の外周面が当接して給送動作することによって記録媒体の給送方向への繰り出しを行う繰出機構と、
該繰出機構における前記第2の外周面に対して接近及び離間する方向への移動可能に構成され、前記繰出機構によって繰り出された記録媒体の先端が衝突可能な傾斜面を有するゲート部材と、
該ゲート部材を前記繰出機構における前記第2の外周面に接近する方向に付勢可能なゲート付勢部材とを備え、
前記繰出機構によって繰り出されて前記ゲート部材の傾斜面に先端が衝突した前記最上位の記録媒体が、前記ゲート付勢部材の付勢力に抗して前記ゲート部材を前記繰出機構から離間する方向に移動させることにより、前記繰出機構と前記ゲート部材との間に、前記最上位の記録媒体のみが通過可能な隙間が形成されるように構成したことを特徴とする給送装置。 - 前記繰出機構は、前記第1の外周面を有するとともに回転軸を中心に回転可能に支持された給送ローラと、前記第2の外周面を有するとともに前記回転軸を中心に回転可能に支持されたガイドローラとを備えることを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
- 前記ガイドローラは前記回転軸の軸方向において前記給送ローラの両側に配置されるとともに、前記給送ローラの前記第1の外周面と前記ガイドローラの前記第2の外周面とは略面一となるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の給送装置。
- 前記給送ローラ及び前記ガイドローラは、前記回転軸からの距離を半径とする円周面と、前記回転軸からの距離が前記円周面よりも短い非円周面とを外周面に有し、前記給送ローラにおける前記円周面が前記第1の外周面を形成するとともに、前記ガイドローラにおける前記円周面が前記第2の外周面を形成し、かつ、
前記第2の外周面は、前記記録媒体と当接した状態で前記ガイドローラが回転した場合に該記録媒体との間に生じる摩擦力が前記複数の記録媒体同士の間に生じる摩擦力よりも小さくなるように設定され、
前記給送ローラと前記ガイドローラとは、前記回転軸の回転駆動に伴って同期回転するように構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の給送装置。 - 前記給送ローラは、前記回転軸からの距離を半径とする円周面と、前記回転軸からの距離が前記円周面よりも短い非円周面とを外周面に有するとともに、前記給送ローラにおける前記円周面が前記第1の外周面を形成し、
前記ガイドローラは、前記回転軸からの距離を半径とする円周面を外周面の全周に有するとともに、前記ガイドローラにおける前記円周面が前記第2の外周面を形成し、かつ、
前記給送ローラは前記回転軸の回転駆動に伴って回転し、前記ガイドローラは前記回転軸の回転駆動に伴って回転しないように構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の給送装置。 - 前記記録媒体の給送方向における前記ゲート部材の前記傾斜面よりも下流側となる位置で、前記第1の外周面に対して接近及び離間する方向への移動可能に構成された補助ローラと、
該補助ローラを前記第1の外周面に接近する方向に付勢可能な補助ローラ付勢部材とをさらに備え、
前記繰出機構によって繰り出されて前記繰出機構と前記ゲート部材との間に形成された隙間を通過した前記最上位の記録媒体は、前記第1の外周面と前記補助ローラの外周面との間に挟持されて、前記繰出機構の給送動作に伴って給送されるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の給送装置。 - 記録媒体に記録を行う記録部と、該記録部に記録媒体を給送する請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の給送装置とを備えたことを特徴とする記録装置。
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