JP5742442B2 - 搬送装置及び記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの記録装置、及び該記録装置に備えられる搬送装置に関する。
従来から、記録装置の一種として、記録ヘッドのノズルから用紙に対してインクを噴射して印刷を行うインクジェット式プリンターが知られている。こうしたプリンターの中には、用紙カセット(収容部)内に積層状態で収容された複数の用紙(記録媒体)を、給送ローラー(送出ローラー)によって1枚ずつ送り出した後、リタードローラー(搬送ローラー)によって搬送経路の下流側に配置された記録ヘッド(記録手段)まで搬送するものがある(例えば、特許文献1)。
この特許文献1のプリンターでは、給送ローラーによって送り出された用紙が、分離斜面に沿って上方に導かれ、給送ローラーよりも上方に位置するリタードローラーと反転ローラーとで挟持された後、その表裏が反転される。そして、この反転された用紙は、略水平な姿勢を保った状態で、中間ローラーにより搬送経路に沿って下流側に搬送されることで、記録ヘッドにより印刷される。
特開2010−241535号公報
ところで、特許文献1のプリンターでは、通常、印刷のスループットを向上させるべく、給送ローラーの回転速度よりもリタードローラーの回転速度の方が速くなっている。このため、給送ローラーによって送り出された用紙の先端部がリタードローラーに到達すると、用紙の表面に接触する給送ローラーとリタードローラーとの回転速度差により、分離斜面に沿って搬送されていた用紙が浮き上がってしまう。
すると、用紙は、給送ローラーとリタードローラーとの間で直線的に傾斜した状態で下流側に搬送されるようになるため、用紙の表面に接触する給送ローラーも、この用紙の傾斜によって持ち上げられた状態になる。そして、この状態で用紙の搬送が継続されると、搬送中の用紙に発生する上下方向の振動が、下方に付勢された給送ローラーにも伝わる結果、給送ローラーが用紙を繰り返し叩くようになって、騒音が発生してしまうという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、記録媒体を送出ローラーによって送り出す際の騒音の発生を抑制することが可能な搬送装置及び記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の搬送装置は、 複数の記録媒体を積層状態で収容する収容部と、
前記収容部に収容された各記録媒体のうちの最外層のものに対して接離方向に移動可能に構成され、当該記録媒体と接触した状態で回転することによって前記各記録媒体を最外層のものから順次に搬送経路へ送り出す送出ローラーと、
前記送出ローラーによって送り出された前記記録媒体を挟持した状態で回転することにより当該記録媒体を前記搬送経路の下流側へ搬送する搬送ローラーと、
前記送出ローラーによって送り出されている前記記録媒体の先端部が前記搬送ローラーによって挟持された後に、前記送出ローラーを前記記録媒体から離間する方向に移動させる移動手段とを備え、前記移動手段は、前記搬送ローラーによって前記記録媒体を搬送する際の搬送力を、前記送出ローラーを前記記録媒体から離間する方向に移動させる際の移動力として伝達するリンク機構を備え、前記リンク機構は、前記搬送経路における前記搬送ローラーよりも下流側に配置され、前記搬送経路に沿って搬送される前記記録媒体と係合する係合位置と、前記搬送経路から退避した退避位置との間で揺動可能な第1部材と、前記搬送経路における前記搬送ローラーよりも上流側に配置され、前記送出ローラーを前記記録媒体から離間するように押圧する押圧位置と、前記送出ローラーを押圧しない非押圧位置との間で揺動可能な第2部材と、前記第1部材が前記係合位置に位置する場合に前記第2部材が前記非押圧位置に位置するとともに、前記第1部材が前記記録媒体と係合して前記係合位置から前記退避位置に揺動した場合に前記第2部材が前記非押圧位置から前記押圧位置に揺動するように、前記第1部材と前記第2部材とを連動可能な状態で連結する連結部材とを備えている
この発明によれば、送出ローラーによって送り出されている記録媒体の先端部が搬送ローラーによって挟持された後に、移動手段によって送出ローラーが記録媒体から離間する方向に移動されるため、送出ローラーが記録媒体によって押圧されることが抑制される。このため、送出ローラーが該送出ローラーによって送り出されている記録媒体の運動による影響を受けにくくなるため、記録媒体と送出ローラーとの衝突が抑制される。この結果、記録媒体を送出ローラーによって送り出す際の騒音の発生を抑制することが可能となる。
また、この発明によれば、送出ローラーを記録媒体から離間する方向に移動させるための駆動源を必要とすることなく、リンク機構により、記録媒体の搬送力を利用して送出ローラーを記録媒体から離間する方向に移動させることが可能となる。
さらに、この発明によれば、第1部材が記録媒体と係合して係合位置から退避位置に揺動した場合に第2部材が非押圧位置から押圧位置に揺動するため、記録媒体の搬送力を利用して送出ローラーを記録媒体から離間させることが可能となる。
本発明の搬送装置において、前記送出ローラーは、揺動可能に基端側が支持された支持部材の先端側に回転可能に支持されるとともに、前記支持部材の揺動に伴って、前記収容部に収容された前記各記録媒体のうちの最外層のものと接触する接触位置と、前記各記録媒体から離間した離間位置との間で移動するように構成され、前記支持部材は、前記支持部材に対する前記第2部材の接触しながらの揺動に伴って揺動され、前記第2部材における前記支持部材との接触部位には、前記第2部材が揺動する際の負荷を低減するための負荷低減部が設けられている。
この発明によれば、第2部材における支持部材との接触部位に負荷低減部が設けられているため、第2部材の揺動に伴う支持部材の揺動によって送出ローラーが接触位置と離間位置との間で移動される際の負荷を低減することが可能となる。
本発明の記録装置は、上記構成の搬送装置と、該搬送装置によって搬送される前記記録媒体に記録処理を施す記録手段とを備えた。
この発明によれば、上記構成の搬送装置と同様の作用効果を得ることが可能となる。
実施形態のインクジェット式プリンターにおいて、給紙駆動ローラーが接触位置にあるときの状態を示す断面模式図。 同プリンター内の要部を示す平面模式図。 同プリンターの電気的構成を示すブロック図。 同プリンターにおいて、給紙駆動ローラーが離間位置にあるときの状態を示す断面模式図。
以下、本発明の記録装置をインクジェット式プリンターに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明において、「前後方向」、「上下方向」及び「左右方向」をいう場合は、各図中に矢印で示す前後方向、左右方向、上下方向をそれぞれ示すものとする。また、各図中の上方向、左方向及び前方向を示す矢印において、丸印の中に点が記載されたものは、紙面の裏から表に向かう矢印を意味するものとする。なお、上下方向は鉛直方向となっている。
図1に示すように、記録装置としてのインクジェット式プリンター11は、略直方体状をなす本体ケース12を備えている。本体ケース12内における左右両端部には、一対のフレーム13,14が設けられている。この場合、各フレーム13,14のうち、左側に位置するものは左フレーム13とされる一方、右側に位置するものは右フレーム14とされている。
本体ケース12の下端部には、複数の記録媒体としての用紙Pを積層状態で収容する有底矩形箱状をなす収容部としての用紙カセット15が着脱自在に装着されている。本体ケース12内における用紙カセット15の上側には、該用紙カセット15内に収容された各用紙Pを最上位(最外層)のものから1枚ずつ順次にそれらの搬送経路16へ送り出すための送出ユニット17が設けられている。
各用紙Pの搬送経路16は、用紙カセット15内の後端部から上昇しながら後側に膨らむように湾曲した後、前方に向かって真っ直ぐ水平に延びている。そして、搬送経路16のうち、湾曲した部分は湾曲経路16aとされるとともに、真っ直ぐ水平に延びている部分は水平経路16bとされている。
また、用紙カセット15内の後側面は、後方に向かって上昇するように傾斜した分離斜面15aになっている。分離斜面15aは、送出ユニット17により用紙カセット15内に収容された各用紙Pを最上位のものから順次に搬送経路16へ送り出す際に、各用紙Pのうちの最上位のものとそれ以外のものとを分離するようになっている。
湾曲経路16aの途中位置には、送出ユニット17により用紙カセット15内から送り出された各用紙Pを下流側に搬送する搬送ローラー18が配置されている。搬送ローラー18は、搬送駆動ローラー19と、該搬送駆動ローラー19の前側に隣接する搬送従動ローラー20とを備えている。
各ローラー19,20は、各フレーム13,14間に回転可能に架設された左右方向に延びる軸19a,20aを中心にそれぞれ回転可能になっている。すなわち、各ローラー19,20は、各軸19a,20aとそれぞれ一体回転するようになっている。そして、各ローラー19,20は、送出ユニット17によって用紙カセット15内から送り出された各用紙Pを挟持しながら回転することで、該各用紙Pを下流側に搬送するようになっている。なお、本実施形態では、軸19aに6個の搬送駆動ローラー19が設けられるとともに、軸20aに6個の搬送従動ローラー20が設けられている。
水平経路16bの途中位置における該水平経路16bの上側には、左右方向に往復移動可能に構成されたキャリッジ21が設けられている。キャリッジ21には、液体としてのインクが充填されたインクカートリッジ22が着脱自在に装着されている。キャリッジ21の下端部には、記録手段としての記録ヘッド23が水平経路16bと対向するように支持されている。記録ヘッド23には、インクカートリッジ22からインクが供給されるようになっている。そして、インクカートリッジ22から記録ヘッド23に供給されるインクは、該記録ヘッド23が有する複数のノズル(図示略)から噴射可能になっている。
キャリッジ21に対して水平経路16bを挟んで対向する位置には、水平経路16bを搬送される各用紙Pを支持する支持台24が設けられている。そして、キャリッジ21が左右方向に往復移動しながら支持台24上を搬送される各用紙Pに対して記録ヘッド23の各ノズル(図示略)からインクを噴射することで、該各用紙Pに対して記録処理としての印刷が行われるようになっている。
水平経路16bにおける支持台24と対応する位置よりも上流側の位置には、紙送駆動ローラー25及び紙送従動ローラー26が上下方向において隣接するように設けられている。そして、各ローラー25,26は、搬送ローラー18によって搬送される各用紙Pを挟持しながら回転することで、該各用紙Pを支持台24上に搬送するようになっている。
また、水平経路16bにおける支持台24と対応する位置よりも下流側の位置には、排紙駆動ローラー27及び排紙従動ローラー28が上下方向において隣接するように設けられている。そして、各ローラー27,28は、支持台24上で印刷された後の各用紙Pを挟持しながら回転することで、該各用紙Pを下流側に搬送するようになっている。その後、これら印刷済みの各用紙Pは、本体ケース12の前面に設けられた排紙トレイ(図示略)上に順次に排紙される。
図1及び図2に示すように、送出ユニット17は、略直方体状をなす支持部材としてのケース30を備えている。ケース30の右側面における前端部(基端側)には、右端が右フレーム14に回転可能に支持された左右方向に延びる円筒状の揺動軸31の左端が連結されている。揺動軸31は、ねじりコイルばね(図示略)により、左側から見て反時計方向に常に付勢されている。揺動軸31内には、独立して回転可能な回転軸32が挿通されている。
ケース30内の右端部には、該ケース30の長手方向に沿って並んで配置された複数(本実施形態では6つ)の歯車からなる歯車輪列33が設けられている。歯車輪列33を構成する各歯車は、隣り合う歯車とそれぞれ噛合している。歯車輪列33を構成する各歯車のうち、最も後端に位置するものは先端歯車33aとされる一方、最も前端に位置するものは基端歯車33bとされている。歯車輪列33を構成する各歯車のうち、先端歯車33aと基端歯車33bとの間に位置する4つの歯車は、それぞれ中間歯車33cとされている。
回転軸32の左端部は、ケース30を貫通して基端歯車33bの中心に接続されている。各中間歯車33cは、ケース30内の右内側面にそれぞれ回転可能に軸支されている。先端歯車33aは、ケース30内の左右の両内側面間に回転可能に架設された回転軸34によって支持されている。
さらに、回転軸34の中央部には、送出ローラーとしての給紙駆動ローラー35が、該回転軸34と一体回転するように設けられている。したがって、回転軸32が回転されると、その回転力が歯車輪列33及び回転軸34を介して給紙駆動ローラー35に伝達されるようになっている。なお、給紙駆動ローラー35は、ケース30の後端部(先端側)に位置している。
また、送出ユニット17は、揺動軸31の揺動に伴って、給紙駆動ローラー35が用紙カセット15内の各用紙Pのうちの最上位のものに対して接離方向に移動するように、揺動するようになっている。そして、送出ユニット17は、揺動軸31を付勢するねじりコイルばね(図示略)の付勢力により、常に、給紙駆動ローラー35が用紙カセット15内の各用紙Pのうちの最上位のものに対して当接した状態(図1に示す状態)で傾斜している。
送出ユニット17と用紙カセット15との間には上側が谷側となるように鈍角に屈曲された略L字板状をなす第2部材40が配置されるとともに、該第2部材40はその屈曲部分において各フレーム13,14間に架設された左右方向に延びる軸41によって揺動可能に支持されている。すなわち、第2部材40は、各用紙Pの搬送経路16における搬送ローラー18よりも上流側に配置されている。第2部材40の後端における左右方向の中央部には、後方に向かって突出する突出部42が設けられている。突出部42の先端には、左右方向に延びる回転軸43が回転可能に支持されている。
回転軸43の左右両端部には、負荷低減部としてのローラー44が該回転軸43と一体回転するようにそれぞれ設けられている。そして、各ローラー44は、ケース30の下面の中央部に当接している。したがって、各ローラー44は、第2部材40におけるケース30との接触部位に設けられている。第2部材40の左側面における前端部には、左方向に延びる軸45が設けられている。軸45の先端は、用紙カセット15と左フレーム13との間まで達している。
湾曲経路16aにおける搬送ローラー18よりも下流側、すなわち搬送ローラー18のやや上方には、下側が谷側となるように鈍角に屈曲された略L字板状をなす第1部材46が配置されるとともに、該第1部材46はその屈曲部分において各フレーム13,14間に架設された左右方向に延びる軸47によって揺動可能に支持されている。第1部材46の前端部は、湾曲経路16aを搬送される各用紙Pと係合するように、該湾曲経路16a内に迫り出している。
第1部材46の左側面における後端部には、左方向に延びる軸48が設けられている。軸48の先端は、軸45の先端を含むとともに左右方向と垂直な鉛直面内に位置している。そして、第1部材46の軸48の先端と第2部材40の軸45の先端とは、直線状に延びる連結部材49によって連結されている。この場合、連結部材49の両端部は、各軸45,48の先端に対してそれぞれ回動可能に連結されている。すなわち、連結部材49は、第1部材46と第2部材40とを連動可能な状態で連結している。
また、第1部材46の前端部が湾曲経路16a内に迫り出しているときの該第1部材46の位置は、係合位置(図1に示す位置)とされている。一方、第1部材46の前端部が湾曲経路16aを搬送される各用紙Pと係合することによって湾曲経路16a内から退避したときの該第1部材46の位置は、退避位置(図4に示す位置)とされている。すなわち、第1部材46は、軸47を中心として係合位置と退避位置との間で揺動可能になっている。
また、第1部材46が係合位置にある場合の第2部材40の位置は、各ローラー44がケース30の下面を押圧することなく該ケース30の下面に当接する位置である非押圧位置(図1に示す位置)とされている。一方、第1部材46が退避位置にある場合の第2部材40の位置は、各ローラー44がケース30の下面を押圧して該ケース30を押し上げる位置である押圧位置(図4に示す位置)とされている。すなわち、第2部材40は、軸41を中心として非押圧位置と押圧位置との間で揺動可能になっている。
また、第2部材40が非押圧位置にある場合の給紙駆動ローラー35の位置は、用紙カセット15内の各用紙Pのうちの最上位のものに対して当接する位置である接触位置(図1に示す位置)とされている。一方、第2部材40が押圧位置にある場合の給紙駆動ローラー35の位置は、用紙カセット15内の各用紙Pのうちの最上位のものから上方に離間した位置である離間位置(図4に示す位置)とされている。すなわち、給紙駆動ローラー35は、揺動軸31の揺動に伴うケース30の揺動により、接触位置と離間位置との間で移動可能になっている。
したがって、第1部材46が係合位置から退避位置へ揺動すると、第2部材40が非押圧位置から押圧位置へ揺動するとともに、給紙駆動ローラー35が接触位置から離間位置へ移動する。一方、第1部材46が退避位置から係合位置へ揺動すると、第2部材40が押圧位置から非押圧位置へ揺動するとともに、給紙駆動ローラー35が離間位置から接触位置へ移動する。
図2及び図3に示すように、インクジェット式プリンター11は、キャリッジ21の駆動源となるキャリッジモーター50を備えている。そして、キャリッジモーター50の駆動により、キャリッジ21が左右方向に往復移動される。また、回転軸32の右端部には、給紙モーター51が接続される。そして、給紙モーター51が駆動されると、回転軸32が回転されて、その回転力が歯車輪列33及び回転軸34を介して給紙駆動ローラー35に伝達されるため、給紙駆動ローラー35が回転駆動される。
また、軸19aの一端部には、搬送モーター52が接続される。そして、搬送モーター52が駆動されると、軸19aの回転に伴って各ローラー19が回転駆動される。さらに、インクジェット式プリンター11は、紙送駆動ローラー25の駆動源となる紙送モーター53と、排紙駆動ローラー27の駆動源となる排紙モーター54とを備えている。そして、紙送モーター53及び排紙モーター54の駆動により、紙送駆動ローラー25及び排紙駆動ローラー27がそれぞれ回転駆動される。
なお、本実施形態では、第1部材46、第2部材40、及び連結部材49によって移動手段としてのリンク機構が構成されている。さらに、用紙カセット15、搬送ローラー18、送出ユニット17、給紙モーター51、搬送モーター52、及びリンク機構によって搬送装置が構成されている。
次に、インクジェット式プリンター11の電気的構成について説明する。
図3に示すように、インクジェット式プリンター11は、該インクジェット式プリンター11の稼働状態を制御する制御部55を備えている。制御部55は、モータードライバー56を介して各モーター50〜54とそれぞれ電気的に接続されている。そして、制御部55は、モータードライバー56を介して各モーター50〜54の駆動をそれぞれ制御する。
次に、インクジェット式プリンター11の作用について説明する。
さて、未印刷の各用紙Pの印刷を行う場合には、まず、給紙駆動ローラー35、搬送駆動ローラー19、紙送駆動ローラー25、及び排紙駆動ローラー27を回転駆動する。すると、給紙駆動ローラー35により、用紙カセット15内の各用紙Pのうちの最上位の用紙P1が湾曲経路16aに沿って搬送ローラー18側へ送り出される(給紙される)。そして、用紙P1の先端部が搬送ローラー18まで達すると、該用紙P1が搬送ローラー18によって挟持されながら下流側へ搬送される。
この場合、印刷効率を向上するべく、給紙駆動ローラー35が用紙P1を送り出す速度よりも搬送ローラー18が用紙P1を搬送する速度の方が速くなっているため、用紙P1は搬送ローラー18と給紙駆動ローラー35との間で徐々に直線的に張ろうとする。このため、用紙P1によって給紙駆動ローラー35が徐々に持ち上げられて、ケース30が徐々に左側から見て時計方向に揺動しようとする。
さらにこの場合、図4に示すように、用紙P1の先端部が搬送ローラー18に挟持された直後には、用紙P1の先端部が第1部材46の前端部を下側から上側に向かって突き上げるため、第1部材46が係合位置から退避位置へ揺動するとともに、第2部材40が非押圧位置から押圧位置へ揺動する。このとき、第2部材40の各ローラー44は、ケース30の下面に接触した状態で前方に向かって転がりながら該ケース30を押し上げる。これにより、ケース30が徐々に左側から見て時計方向に揺動されるため、給紙駆動ローラー35が接触位置から離間位置へ移動する。
すなわち、リンク機構を構成する第1部材46、第2部材40、及び連結部材49により、搬送ローラー18によって用紙P1を搬送する際の搬送力が、給紙駆動ローラー35を接触位置から離間位置に移動させる際の移動力としてケース30に伝達される。
この結果、用紙P1が搬送ローラー18と給紙駆動ローラー35との間で張った状態になることが抑制されるとともに、給紙駆動ローラー35が用紙P1の搬送時(給紙時)の振動を受けることが抑制される。したがって、給紙駆動ローラー35が用紙P1を繰り返し叩くようにケース30が揺動することが抑制されるので、給紙駆動ローラー35が用紙P1を繰り返し叩くことに起因する騒音の発生が抑制される。
引き続き、用紙P1は、搬送ローラー18によって下流側へ搬送されると、各ローラー25,26によって挟持されながら支持台24上に搬送される。そして、この支持台24上に搬送された用紙P1には、キャリッジ21を往復移動させながら記録ヘッド23の各ノズル(図示略)からインクが噴射されて印刷がなされる。印刷がなされた後の用紙P1は、各ローラー27,28によって挟持されながら支持台24上から下流側へ搬送され、その後、排紙トレイ(図示略)上に排紙される。
また上述の場合、第1部材46は、その前端部が用紙P1と係合している間は、用紙P1が搬送される際の搬送力によって退避位置に維持される。そして、用紙P1の後端が湾曲経路16aにおいて第1部材46の前端部と係合する位置を通過すると、用紙P1の搬送力が第1部材46に作用しなくなるため、第1部材46が退避位置から係合位置へ揺動するとともに、第2部材40が押圧位置から非押圧位置へ揺動する。
このとき、第2部材40の各ローラー44は、ケース30の下面に接触した状態で後方に向かって転がる。これにより、ケース30が左側から見て反時計方向に揺動されるため、給紙駆動ローラー35が離間位置から接触位置へ移動する。その後、給紙駆動ローラー35により、用紙カセット15内の各用紙Pのうちの次の最上位の用紙P1が湾曲経路16aに沿って搬送ローラー18側へ送り出される(給紙される)。このようにして、用紙カセット15内の各用紙Pの印刷が順次行われる。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)インクジェット式プリンター11は、給紙駆動ローラー35によって送り出されている用紙P1の先端部が搬送ローラー18によって挟持された直後に、給紙駆動ローラー35が接触位置から離間位置に移動される。このため、印刷効率を向上するべく、給紙駆動ローラー35が用紙P1を送り出す速度よりも搬送ローラー18が用紙P1を搬送する速度の方が速くなっていることによって発生する用紙P1の振動を給紙駆動ローラー35が受けることを抑制することができる。したがって、給紙駆動ローラー35が用紙P1を繰り返し叩くようにケース30が揺動することを抑制することができるので、給紙駆動ローラー35が用紙P1を繰り返し叩くことに起因する騒音の発生を抑制することができる。すなわち、用紙P1を給紙駆動ローラー35によって送り出す際の騒音の発生を抑制することができる。
(2)インクジェット式プリンター11は、搬送ローラー18によって用紙P1を搬送する際の搬送力を、給紙駆動ローラー35を接触位置から離間位置に移動させる際の移動力としてケース30に伝達するリンク機構を備えている。このため、給紙駆動ローラー35を接触位置から離間位置に移動させるための駆動源を別途必要とすることなく、給紙駆動ローラー35を接触位置から離間位置に移動させることができる。
(3)リンク機構は、係合位置と退避位置との間で揺動可能な第1部材46と、押圧位置と非押圧位置との間で揺動可能な第2部材40と、第1部材46と第2部材40とを連動可能な状態で連結する連結部材49とを備えている。そして、第1部材46が搬送ローラー18によって搬送されている用紙P1と係合して係合位置から退避位置に揺動した場合に第2部材40が非押圧位置から押圧位置に揺動することで、ケース30を介して給紙駆動ローラー35が接触位置から離間位置へ移動する。このため、用紙P1の搬送力を利用して給紙駆動ローラー35を接触位置から離間位置へ確実に移動させることができる。
(4)第2部材40におけるケース30の下面との接触部位には、各ローラー44が回転可能に設けられているため、第2部材40が非押圧位置と押圧位置との間で揺動する際に、各ローラー44がケース30の下面に接触しながら転がる。したがって、第2部材40が非押圧位置と押圧位置との間で揺動する際の負荷を低減することができる。この結果、第2部材40を非押圧位置と押圧位置との間で円滑に揺動させることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・リンク機構の代わりに、移動手段として、湾曲経路16aにおける搬送ローラー18の直ぐ下流側に各用紙Pの端部を検出するセンサーを設けるとともに、給紙駆動ローラー35が接触位置と離間位置との間で移動するようにケース30を揺動させるアクチュエーターを設けるようにしてもよい。この場合、制御部55は、センサーから送信される各用紙Pの検出信号を受信した場合に、給紙駆動ローラー35が接触位置から離間位置へ移動するようにアクチュエーターの駆動を制御する。また、この場合、センサーによって給紙駆動ローラー35と搬送ローラー18との間を搬送される各用紙Pの高さを検出するように変更し、各用紙Pの高さが閾値(各用紙Pの先端部が搬送ローラー18によって挟持されたときの高さに相当する値)に達した場合に、給紙駆動ローラー35が接触位置から離間位置へ移動するようにアクチュエーターの駆動を制御部55によって制御するようにしてもよい。
・第2部材40におけるケース30の下面との接触部位に、各ローラー44の代わりに、ケース30の下面を摺動可能な摺動部を負荷低減部として設けるようにしてもよい。この場合、摺動部を、ケース30の下面を円滑に摺動することができるように、ケース30の下面との接触面が曲面である形状(例えば、円柱形状や半円柱形状、あるいは球体形状や半球体形状など)にすることが好ましい。
・給紙駆動ローラー35によって送り出されている用紙P1の先端部が搬送ローラー18によって挟持された後に、給紙駆動ローラー35を必ずしも離間位置まで移動させる必要はない。すなわち、給紙駆動ローラー35が用紙P1と接触した状態で該用紙P1の上下の動きに合わせて移動するように、ケース30を揺動させるようにしてもよい。
・インクジェット式プリンター11において、記録媒体は、プラスチックフィルム、布、金属箔などであってもよい。
・インクジェット式プリンター11の代わりに、記録装置として、ファクシミリやコピー機などを採用してもよい。
・上記実施形態では、記録装置をインクジェット式プリンター11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
11…記録装置としてのインクジェット式プリンター、15…搬送装置を構成する収容部としての用紙カセット、16…搬送経路、17…搬送装置を構成する送出ユニット、18…搬送装置を構成する搬送ローラー、23…記録手段としての記録ヘッド、30…支持部材としてのケース、35…送出ローラーとしての給紙駆動ローラー、40…搬送装置を構成する移動手段としてのリンク機構を構成する第2部材、44…負荷低減部としてのローラー、46…搬送装置を構成する移動手段としてのリンク機構を構成する第1部材、49…搬送装置を構成する移動手段としてのリンク機構を構成する連結部材、51…搬送装置を構成する給紙モーター、52…搬送装置を構成する搬送モーター、P,P1…記録媒体としての用紙。

Claims (3)

  1. 複数の記録媒体を積層状態で収容する収容部と、
    前記収容部に収容された各記録媒体のうちの最外層のものに対して接離方向に移動可能に構成され、当該記録媒体と接触した状態で回転することによって前記各記録媒体を最外層のものから順次に搬送経路へ送り出す送出ローラーと、
    前記送出ローラーによって送り出された前記記録媒体を挟持した状態で回転することにより当該記録媒体を前記搬送経路の下流側へ搬送する搬送ローラーと、
    前記送出ローラーによって送り出されている前記記録媒体の先端部が前記搬送ローラーによって挟持された後に、前記送出ローラーを前記記録媒体から離間する方向に移動させる移動手段と
    を備え
    前記移動手段は、前記搬送ローラーによって前記記録媒体を搬送する際の搬送力を、前記送出ローラーを前記記録媒体から離間する方向に移動させる際の移動力として伝達するリンク機構を備え、
    前記リンク機構は、
    前記搬送経路における前記搬送ローラーよりも下流側に配置され、前記搬送経路に沿って搬送される前記記録媒体と係合する係合位置と、前記搬送経路から退避した退避位置との間で揺動可能な第1部材と、
    前記搬送経路における前記搬送ローラーよりも上流側に配置され、前記送出ローラーを前記記録媒体から離間するように押圧する押圧位置と、前記送出ローラーを押圧しない非押圧位置との間で揺動可能な第2部材と、
    前記第1部材が前記係合位置に位置する場合に前記第2部材が前記非押圧位置に位置するとともに、前記第1部材が前記記録媒体と係合して前記係合位置から前記退避位置に揺動した場合に前記第2部材が前記非押圧位置から前記押圧位置に揺動するように、前記第1部材と前記第2部材とを連動可能な状態で連結する連結部材と
    を備えていることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記送出ローラーは、揺動可能に基端側が支持された支持部材の先端側に回転可能に支持されるとともに、前記支持部材の揺動に伴って、前記収容部に収容された前記各記録媒体のうちの最外層のものと接触する接触位置と、前記各記録媒体から離間した離間位置との間で移動するように構成され、
    前記支持部材は、前記支持部材に対する前記第2部材の接触しながらの揺動に伴って揺動され、
    前記第2部材における前記支持部材との接触部位には、前記第2部材が揺動する際の負荷を低減するための負荷低減部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の搬送装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の搬送装置と、
    該搬送装置によって搬送される前記記録媒体に記録処理を施す記録手段と
    を備えたことを特徴とする記録装置。
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