JP2010149976A - スキュー補正装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】剛性の低いシートでもその形状を維持したスキュー補正が可能なスキュー補正装置及び記録装置を提供する。
【解決手段】搬送ローラーの回動に伴って搬送されるシートPの先端部Sをレジストローラー29に当接させて撓み変形させる過程でシートPの位置補正を行うスキュー補正装置であって、シートPの搬送方向と交差する幅方向においてレジストローラー29の両端側のシートPに対する接触圧が前記幅方向の中央に比べて低圧である。
【選択図】図2
【解決手段】搬送ローラーの回動に伴って搬送されるシートPの先端部Sをレジストローラー29に当接させて撓み変形させる過程でシートPの位置補正を行うスキュー補正装置であって、シートPの搬送方向と交差する幅方向においてレジストローラー29の両端側のシートPに対する接触圧が前記幅方向の中央に比べて低圧である。
【選択図】図2
Description
本発明は、スキュー補正装置及び該スキュー補正装置を備えた記録装置に関する。
従来から、記録材(インク)をシートに対して付着させる記録装置として、インクジェット式プリンター(以下、「プリンター」という。)が広く知られている。このプリンターは、記録ヘッドに供給されるインクを記録ヘッドに形成されたノズルから記録用紙などのシートに対して噴射することにより印刷(記録)を施すようになっている。
このようなプリンターでは、シートが傾いた状態で搬送されると、シートにシワや折れを生じさせる虞があると共に、該シートに対して傾いた印刷が施されて印刷品質を低下させる原因となっていた。そこで、例えば特許文献1に記載されるように、搬送経路に対して傾いた状態で供給されるシートの傾き(スキュー)を補正する機構を備えたものがある。
すなわち、特許文献1のプリンターでは、シートの搬送方向の上流側から下流側に該シートを搬送ローラーの回転に伴って送出すると共に、該シートの下流端となる先端を回転停止した状態にあるレジストローラーに当接させることにより、そのシートの先端付近を撓ませるようにしている。そのため、シートは搬送経路に対する傾きが解消されるように回転してスキューが補正され、その後、先端が当接したレジストローラーの回転駆動に伴って印刷が施される印刷部へ搬送されるようになっている。
特開平8−295439号公報
ところで、特許文献1のプリンターでは、シートの種類に関わらず、一律にスキュー補正を行っているため、例えば剛性の低いシートを供給する場合には、シートは当接位置の近傍で撓み変形して回転力が幅方向に伝達されず、端部に局所的に生じた変形が癖付けされてしまう虞があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートの剛性が低くともその形状を維持したスキュー補正が可能なスキュー補正装置及び記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のスキュー補正装置は、搬送ローラーの回動に伴って搬送されるシートの先端をレジストローラーに当接させて撓み変形させる過程で前記シートの位置補正を行うスキュー補正装置であって、前記シートの搬送方向と交差する幅方向において前記レジストローラーの両端側の前記シートに対する接触圧が前記幅方向の中央に比べて低圧である。
この構成によれば、レジストローラーのシートに対する接触圧は、幅方向の両端側が中央に比べて低圧であるため、剛性の低いシートの位置補正を行う場合には、該剛性の低いシートの両端側がレジストローラーを通過しやすい状態となる。すなわち、傾いて搬送されたシートの先端は、幅方向の中央よりも先に端部がレジストローラーと当接するものの、シートの先端はレジストローラーを通過するため、該シートの先端の変形が抑制される。そして、さらにシートが搬送されて該シートの中央がレジストローラーと当接する場合には、その接触圧は大きいのでレジストローラーの通過が抑制され、シートは中央を支点として先に当接した端部を後方へ戻すように回転する。したがって、先に当接するシートの端部の変形が癖付けされてしまうのを抑制し、剛性の低いシートでもその形状を維持したスキュー補正を行うことができる。
本発明のスキュー補正装置において、前記レジストローラーは、前記幅方向に沿うように複数設けられる。
この構成によれば、幅方向に沿って複数のレジストローラーを設けることにより、シートに及ぼす接触圧を幅方向において容易に変更することができる。
この構成によれば、幅方向に沿って複数のレジストローラーを設けることにより、シートに及ぼす接触圧を幅方向において容易に変更することができる。
本発明のスキュー補正装置において、前記各レジストローラーは、前記幅方向に沿って延びるように設けられた複数の回転軸と一体回転可能に設けられる。
この構成によれば、複数のレジストローラーを複数の回転軸に設けているため、各回転軸に設けられたレジストローラーごとに接触圧を調整することができる。すなわち、レジストローラー同士の干渉を抑制して接触圧の調整を容易に行うことができる。
この構成によれば、複数のレジストローラーを複数の回転軸に設けているため、各回転軸に設けられたレジストローラーごとに接触圧を調整することができる。すなわち、レジストローラー同士の干渉を抑制して接触圧の調整を容易に行うことができる。
本発明のスキュー補正装置は、搬送ローラーの回動に伴って搬送方向の上流側から下流側に搬送されるシートの先端を、前記シートの搬送方向と交差する幅方向に沿うように複数設けられたレジストローラーに当接させて撓み変形させる過程で前記シートの位置補正を行うスキュー補正装置であって、前記レジストローラーを先端側に軸支した状態で基端部を支点として揺動可能とされた複数の軸受部と、該各軸受部を前記搬送方向に沿って搬送される前記シートに前記レジストローラーが接触する方向に向かって付勢する複数の付勢手段を備え、該付勢手段は、剛性が高いシートに対応する第1の状態と、剛性の低いシートに対応する第2の状態を有し、前記第1の状態では、前記幅方向における前記各軸受部の全てを第1の付勢力で付勢し、前記第2の状態では、前記幅方向における中央の前記軸受部を前記第1の付勢力で付勢するとともに、前記幅方向の両端側の前記軸受部を前記第1の付勢力よりも小さい第2の付勢力で付勢する。
この構成によれば、レジストローラーがシートに及ぼす接触圧は、レジストローラーの軸受部に対する付勢手段の付勢力によって変化する。すなわち、付勢手段は軸受部をレジストローラーが搬送されるシートに接触する方向に向かって付勢しているため、付勢力が大きいほどレジストローラーがシートに及ぼす接触圧が大きくなる。したがって、剛性の低いシートの位置補正を行う場合には、該剛性の低いシートはその両端側が第2の付勢力で付勢されたレジストローラーを通過しやすい状態となる。すなわち、傾いて搬送されたシートの先端は、幅方向の中央よりも先に端部がレジストローラーと当接するものの、シートの先端はレジストローラーを通過するため、該シートの先端の変形が抑制される。そして、さらにシートが搬送されて該シートの中央が第2の付勢力よりも大きな第1の付勢力で付勢されるレジストローラーと当接する場合には、その接触圧は大きいのでレジストローラーの通過が抑制される。すると、シートは中央を支点として先に当接した端部を後方へ戻すように回転する。したがって、先に当接するシートの端部の変形が癖付けされてしまうのを抑制し、剛性の低いシートでもその形状を維持したスキュー補正を行うことができる。
また、剛性の強いシートは、シートの回転力が幅方向に伝達されやすく、さらに剛性の低いシートに比べてその先端も変形しにくい。したがって、剛性の強いシートの位置補正を行う場合には、傾いて搬送されたシートの先端の端部が第1の付勢力で付勢されたレジストローラーに当接して支点となり、該シートのスキュー補正を効率よく行うことができる。
本発明のスキュー補正装置は、前記搬送方向において前記搬送ローラーと前記レジストローラーとの間に配置され、前記シートの撓み変形を押止可能なガイド手段をさらに備え、該ガイド手段は、剛性の低いシートを押止する場合には前記幅方向に亘って前記シートと接触し、剛性の高いシートを押止する場合には前記幅方向の中央において前記シートと接触する。
この構成によれば、幅方向の両端側の接触圧が低減されたレジストローラーに剛性の低いシートが当接する場合には、ガイド手段はシートを幅方向に亘って押止する。そのため、シートに対して局所的な力が加わるのを抑制し、シートの変形が癖付けされてしまうのをより抑制して傾きを補正することができる。一方、剛性の高いシートが当接する場合には、ガイド手段はシートの中央を押止する。そのため、ガイド手段との接触抵抗を低減した状態でシートを回転させることができ、シートの傾きを補正することができる。
本発明の記録装置は、上記スキュー補正装置と、前記位置補正が施された前記シートに対して記録処理を施す記録手段とを備える。
この構成によれば、スキュー補正装置によってその搬送方向に対する傾きが補正されたシートに対して記録を施すため、シートに対する記録ずれを抑制してその記録品質を向上させることができる。
この構成によれば、スキュー補正装置によってその搬送方向に対する傾きが補正されたシートに対して記録を施すため、シートに対する記録ずれを抑制してその記録品質を向上させることができる。
以下、本発明を記録装置の一種であるプリンターに具体化した実施形態を図1及び図2を用いて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、各図中に矢印で示した方向を基準として示すものとする。
図1に示すプリンター11は、A1判又はB1判程度のサイズに対応可能な印刷を行うことができる大型のインクジェット式プリンターである。プリンター11は本体フレーム12を備えるとともに、本体フレーム12の背面側には記録用紙などのシートPをセット可能なセット部13が設けられている。
また、本体フレーム12内には、セット部13にセットされたシートPを繰り出すための繰り出しローラー14と、繰り出されたシートPの位置補正を行うスキュー補正装置15と、位置補正が施されたシートPに印刷処理を施す記録手段としての印刷装置16とが収容されている。さらに、本体フレーム12の前面側には、印刷処理が施されて本体フレーム12から排出されるシートPをガイドする排出部17が設けられている。
印刷装置16は、左右方向(図1において紙面と直交する方向)に延びるとともに、左右両端が本体フレーム12に支持された棒状のガイド軸18と、ガイド軸18に左右方向への往復移動可能に支持されたキャリッジ19と、キャリッジ19の下面側に設けられた記録ヘッド20とを備えている。そして、キャリッジ19はキャリッジモーター(図示略)の駆動に伴って主走査方向となる左右方向に移動可能となっている。
本体フレーム12内には、インクを収容したインクカートリッジ(図示略)が着脱可能に装着されるとともに、装着されたインクカートリッジは、インク供給路(図示略)の上流端に接続されるようになっている。キャリッジ19には、このインク供給路の下流端が接続されたバルブユニット21が搭載されている。そして、インクカートリッジに収容されたインクは、図示しない加圧ポンプによってインク供給路を通じてバルブユニット21に圧送され、バルブユニット21から記録ヘッド20に供給されるようになっている。また、記録ヘッド20の下面側には、インクを吐出可能なノズル開口(図示略)が設けられている。
キャリッジ19の下方には、記録ヘッド20の後方となる位置に給送ローラー対22が、給送ローラー対22の前方であって記録ヘッド20の下方となる位置にシートPの支持台であるプラテン23が、プラテン23の前方となる位置に給送ローラー対24が設けられている。そして、給送ローラー対22,24によって搬送方向下流側となる前側に向かってシートPを所定距離搬送する給送処理と、キャリッジ19とともに主走査方向(左右方向)に移動する記録ヘッド20のノズル開口からインクを吐出する印刷処理とを交互に行うことにより、シートPに対する記録処理が行われるようになっている。
また、スキュー補正装置15は、印刷装置16へ向けてシートPを搬送するための搬送経路25の途中に設けられている。具体的には、搬送経路25上には、繰り出しローラー14によって繰り出されたシートPを搬送方向下流側である前側に向かって搬送するために、駆動軸26の回転駆動に伴って回動される金属製の搬送ローラー27と、搬送ローラー27よりも搬送方向下流側(前側)に位置するとともに回転軸としての駆動軸28の回転駆動に伴って回動されるレジストローラー29とが設けられている。そして、搬送ローラー27の下方には、搬送ローラー27の回動に伴って回動軸30を中心に回動する硬質ゴム製の従動ローラー31が搬送ローラー27と対をなすように設けられている。また、レジストローラー29の下方には、レジストローラー29の回動に伴って回動軸32を中心に回動する従動ローラー33がレジストローラー29と対をなすように設けられている。
スキュー補正装置15においては、レジストローラー29の回動を停止させた状態で、搬送ローラー27を図1における反時計回り方向に回動させることによって、シートPを前側に向かって搬送し、レジストローラー29に突き当てる。そして、その状態からさらに所定時間搬送ローラー27を回動させることで、シートPのスキュー補正を行うようになっている。
ここでスキュー補正とは、図2に示すように、平面視矩形状のシートPの左右方向に延びる先端部Sが搬送方向(前後方向)と直交する整列状態(図2に実線で示す状態)となるようにシートPの位置補正を行うことをいう。すなわち、適切に記録処理を行うためには、印刷装置16に対して整列状態でシートPを供給する必要があるが、繰り出しあるいは搬送の過程でシートPの先端部Sが搬送方向に対して非直交となる斜行状態(図2に二点鎖線で示す状態)となってしまうことがあるため、スキュー補正装置15によってシートPの位置補正を行うようにしている。
次に、このスキュー補正装置15の構成について詳述する。
図1に示すように、搬送経路25には搬送ローラー27に近接して配置された搬送経路形成部材34と、従動ローラー31に近接して配置された搬送経路形成部材35と、レジストローラー29に近接して配置された搬送経路形成部材36と、従動ローラー33に近接して配置された搬送経路形成部材37とが設けられている。そして、シートPは印刷処理が施される表面(上面)側が搬送経路形成部材34,36に案内されるともに、裏面(下面)側が搬送経路形成部材35,37に案内されながら、搬送経路25を上流側(後側)から下流側(前側)に向かって搬送されるようになっている。
図1に示すように、搬送経路25には搬送ローラー27に近接して配置された搬送経路形成部材34と、従動ローラー31に近接して配置された搬送経路形成部材35と、レジストローラー29に近接して配置された搬送経路形成部材36と、従動ローラー33に近接して配置された搬送経路形成部材37とが設けられている。そして、シートPは印刷処理が施される表面(上面)側が搬送経路形成部材34,36に案内されるともに、裏面(下面)側が搬送経路形成部材35,37に案内されながら、搬送経路25を上流側(後側)から下流側(前側)に向かって搬送されるようになっている。
搬送経路形成部材35,37の間には、搬送されるシートPの先端部Sを上側に持ち上げて撓み変形を開始させる下側ガイド手段38が配設されている。また、搬送経路形成部材34の前端側には、下側ガイド手段38に案内されて搬送方向を斜め上方向に向かうシートPを上側から押さえるガイド手段としての上側ガイド手段40が設けられている。さらに、搬送経路形成部材36の後端側には、シートPの先端部をレジストローラー29の方に導くガイド板41が設けられている。すなわち、スキュー補正装置15においては、下側ガイド手段38によってシートPを誘導して上側ガイド手段40及びガイド板41によってシートPの撓み変形をコントロールすることで、より精度よく位置補正を行うようにしている。
次に、シートPの搬送方向において搬送ローラー27とレジストローラー29との間に配置された上側ガイド手段40について説明する。
図1に示すように、上側ガイド手段40は、後端側よりも前側の方が高くなるように傾斜した状態で搬送経路形成部材34の前端付近に固定され、更に、図2に示すように、前側が開口した有底箱状のケース部52を備える。そして、ケース部52内には、基端側が収容されて引き出し可能な複数(本実施形態では3枚)の板状の押止部材53a,53b,53cが収容されている。そのため、上側ガイド手段40は、ケース部52の開口から押止部材53a,53b,53cを選択して引き出すことにより、左右方向におけるシートPとの接触範囲を変更可能になっている。
図1に示すように、上側ガイド手段40は、後端側よりも前側の方が高くなるように傾斜した状態で搬送経路形成部材34の前端付近に固定され、更に、図2に示すように、前側が開口した有底箱状のケース部52を備える。そして、ケース部52内には、基端側が収容されて引き出し可能な複数(本実施形態では3枚)の板状の押止部材53a,53b,53cが収容されている。そのため、上側ガイド手段40は、ケース部52の開口から押止部材53a,53b,53cを選択して引き出すことにより、左右方向におけるシートPとの接触範囲を変更可能になっている。
本実施形態においては、剛性の高いシートPに対しては、ケース部52から押止部材53bを引き出すとともに、押止部材53a,53cをケース部52内に収容した状態で位置補正を行うようになっている。そして、剛性の低いシートPに対しては、ケース部52から全ての押止部材53を引出した状態で位置補正を行うようになっている。
なお、本実施形態においては3つの押止部材53a〜53cとしているが、押止部材53の数はこれに限るものではなく、その数を増やすことで、より多種多様なシートPに適切な位置補正を施すことができる。もちろん、押止部材53を2つ以下にすることもできるが、中央と、その両側に左右対称となるように押止部材53を配置することで、シートPを幅方向に均等に押さえることができて好ましい。
そして、ケース部52から任意の押止部材53を引き出し、その他の押止部材53をケース部52内に収容した状態とすることで、下側ガイド手段38に案内されて斜め上方向に向かうシートPの撓み変形を上側から押止する押止部材53のシートPの幅方向における長さを変更することができるようになっている。
そして、位置補正を行う際に、下側ガイド手段38に案内されて搬送方向を斜め上方向に向かうシートPは、その先端がレジストローラー29に当接する前に上側ガイド手段40に当接する。シートPは、搬送ローラー27の搬送力によってさらに搬送方向に沿って斜め上方向に進もうとするが、上側ガイド手段40から受ける反力によって押し止めされ、シートPは搬送方向に沿って斜め下方向に進むことになる。そして、シートPはガイド板41に案内されながら搬送方向に進み、レジストローラー29に到達した際にシートPの位置補正が行われる。
次に、本実施形態のレジストローラー29について説明する。
図2に示すように、駆動軸28には、複数(本実施形態では5つ)のレジストローラー29がシートPの幅方向となる左右方向に互いに間隔を有して直列配置状態で設けられている。また、各レジストローラー29a〜29eは、それぞれ異なる軸受部(圧力変更手段)42a〜42eの先端側にそれぞれ軸支された駆動軸28a〜28eの回転駆動によって回動するようになっている。
図2に示すように、駆動軸28には、複数(本実施形態では5つ)のレジストローラー29がシートPの幅方向となる左右方向に互いに間隔を有して直列配置状態で設けられている。また、各レジストローラー29a〜29eは、それぞれ異なる軸受部(圧力変更手段)42a〜42eの先端側にそれぞれ軸支された駆動軸28a〜28eの回転駆動によって回動するようになっている。
すなわち、軸受部42a〜42eは、各駆動軸28を支持する先端部が傾動(揺動)可能な状態でその支点となる基端側(基端部)が本体フレーム12に支持されている。そして、各軸受部42a〜42eは、付勢力を変更可能な圧力変更手段としてのソレノイドやカム等からなる付勢手段43a〜43eによって下方へ付勢されている。したがって、付勢手段43a〜43eの付勢力を個別に調整することにより、軸受部42a〜42eを個別に傾動自在とし、駆動軸28a〜28eの上下方向への変位をそれぞれ許容する。すなわち、レジストローラー29a〜29eのシートPに対する接触圧を個別に調整することができる。なお、本実施形態では、各レジストローラー29a〜29eのシートPに対する接触圧は、搬送されるシートPの種類に応じて変化させる。
例えば、厚みが薄く剛性の低いシートPを搬送する場合には、各レジストローラー29a〜29eのうちシートPの幅方向の両端側となる位置に設けられた軸受部42b〜42eの傾動を許容してレジストローラー29b〜29eを上方へ変位可能とする。すなわち、付勢手段43aの付勢力を第1の付勢力とすることにより、搬送方向(前後方向)と交差する幅方向(左右方向)の中央のレジストローラー29aのシートPに対する接触圧を該シートPを係止可能な接触圧に維持する。この状態において、付勢手段43b〜43eの付勢力を第1の付勢力よりも小さな第2の付勢力とすることにより、両端側のレジストローラー29b〜29eのシートPに対する接触圧を中央のレジストローラー29aに比べて低減させる(第2の状態)。
すると、図2に示すように、例えば、シートPの右端側が先行する斜行状態で搬送されていた場合には、シートPの先端部Sの右端が先にレジストローラー29に到達する。しかし、右側に位置するレジストローラー29d,29eは、その接触圧が低減されている。そのため、その状態でさらに搬送ローラー27が回転駆動されるとシートPの先端部Sの右端がレジストローラー29d,29eと従動ローラー33との間に入り込む。これに対し、中央のレジストローラー29aは、シートPとの接触圧が維持されている。そのため、シートPは、さらに搬送されてレジストローラー29aに到達した際に、レジストローラー29aと従動ローラー33との間に入り込むのが抑制される。
なお、この際、シートPの剛性が低いため、上側ガイド手段40は、シートPの幅方向に亘って押止部材53a〜53cが引き出されている。したがって、シートPは徐々に上方向に撓みながら幅方向に亘って押止部材53a〜53cに押止され、レジストローラー29aに突き当たった中央を支点として回転する。すると、先端部Sの右端側が後方へ移動すると共に先端部Sの左端側が前方へ移動することによって整列状態となるように位置補正が行われる。
一方、例えば、厚みを有して剛性の高いシートPを搬送する場合には、軸受部42a〜42eが付勢手段43a〜43eにより第1の付勢力でそれぞれ同じように付勢され、各レジストローラー29a〜29eのシートPに対する接触圧は同じとなる(第1の状態)。すると、右端側が先行する斜行状態で搬送されていたシートPは、先端部Sの右端側が先にレジストローラー29に到達し、接触圧が維持されたレジストローラー29と従動ローラー31との間に入り込むことなく突き当たる。
なお、この際、シートPの剛性が高いため、上側ガイド手段40は、中央の押止部材53bが引き出されているとともに、両端側の押止部材53a,53cがケース部52内に収容されている。そのため、さらに搬送ローラー27が回転駆動されて搬送されるシートPは、徐々に上方向に撓みながら押止部材53bに押止される。すなわち、シートPは、中央が押止されるため、高い剛性に基づいて先にレジストローラー29に当接した側(右端側)を支点として回転し、先端部Sの左端側がレジストローラー29に突き当たって整列状態となるように位置補正が行われる。
なお、こうして位置補正が行われたシートPは、レジストローラー29を図1における反時計回り方向に回動させることで、整列されたシートPを印刷装置16側に搬送するようになっている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)レジストローラー29a〜29eのシートPに対する接触圧は、幅方向の両端側が中央に比べて低圧であるため、剛性の低いシートPの位置補正を行う場合には、該剛性の低いシートPの両端側がレジストローラー29b〜29eを通過しやすい状態となる。すなわち、傾いて搬送されたシートPの先端部Sは、幅方向の中央よりも先に端部がレジストローラー29b〜29eと当接するものの、シートPの先端部Sはレジストローラー29d,29eを通過するため、該シートPは先端部Sの変形が抑制される。そして、さらにシートPが搬送されて該シートPの中央がレジストローラー29aと当接する場合には、その接触圧は大きいのでレジストローラー29の通過が抑制され、シートPは中央を支点として先に当接した端部を後方へ戻すように回転する。したがって、先に当接するシートPの端部の変形が癖付けされてしまうのを抑制し、剛性の低いシートPでもその形状を維持したスキュー補正を行うことができる。
(1)レジストローラー29a〜29eのシートPに対する接触圧は、幅方向の両端側が中央に比べて低圧であるため、剛性の低いシートPの位置補正を行う場合には、該剛性の低いシートPの両端側がレジストローラー29b〜29eを通過しやすい状態となる。すなわち、傾いて搬送されたシートPの先端部Sは、幅方向の中央よりも先に端部がレジストローラー29b〜29eと当接するものの、シートPの先端部Sはレジストローラー29d,29eを通過するため、該シートPは先端部Sの変形が抑制される。そして、さらにシートPが搬送されて該シートPの中央がレジストローラー29aと当接する場合には、その接触圧は大きいのでレジストローラー29の通過が抑制され、シートPは中央を支点として先に当接した端部を後方へ戻すように回転する。したがって、先に当接するシートPの端部の変形が癖付けされてしまうのを抑制し、剛性の低いシートPでもその形状を維持したスキュー補正を行うことができる。
(2)幅方向に沿って複数のレジストローラー29a〜29eを設けることにより、シートPに及ぼす接触圧を幅方向において容易に変更することができる。
(3)複数のレジストローラー29a〜29eを複数の駆動軸28a〜28eに設けているため、各駆動軸28a〜28eに設けられたレジストローラー29a〜29eごとに接触圧を調整することができる。すなわち、レジストローラー29a〜29e同士の干渉を抑制して接触圧の調整を容易に行うことができる。
(3)複数のレジストローラー29a〜29eを複数の駆動軸28a〜28eに設けているため、各駆動軸28a〜28eに設けられたレジストローラー29a〜29eごとに接触圧を調整することができる。すなわち、レジストローラー29a〜29e同士の干渉を抑制して接触圧の調整を容易に行うことができる。
(4)レジストローラー29a〜29eがシートPに及ぼす接触圧は、レジストローラー29a〜29eの軸受部42a〜42eに対する付勢手段43a〜43eの付勢力によって変化する。すなわち、付勢手段43a〜43eは軸受部42a〜42eをレジストローラー29a〜29eが搬送されるシートPに接触する方向に向かって付勢しているため、付勢力が大きいほどレジストローラー29a〜29eがシートPに及ぼす接触圧が大きくなる。したがって、剛性の低いシートPの位置補正を行う場合には、該剛性の低いシートPはその両端側が第2の付勢力で付勢されたレジストローラー29b〜29eを通過しやすい状態となる。すなわち、傾いて搬送されたシートPの先端部Sは、幅方向の中央よりも先に端部がレジストローラー29a〜29eと当接するものの、シートPの先端はレジストローラー29b〜29eを通過するため、該シートPの先端部Sの変形が抑制される。そして、さらにシートPが搬送されて該シートPの中央が第2の付勢力よりも大きな第1の付勢力で付勢されるレジストローラー29aと当接する場合には、その接触圧は大きいのでレジストローラー29aの通過が抑制される。すると、シートPは中央を支点として先に当接した端部を後方へ戻すように回転する。したがって、先に当接するシートPの端部の変形が癖付けされてしまうのを抑制し、剛性の低いシートPでもその形状を維持したスキュー補正を行うことができる。
また、剛性の強いシートPは、シートPの回転力が幅方向に伝達されやすく、さらに剛性の低いシートPに比べてその先端部Sも変形しにくい。したがって、剛性の強いシートPの位置補正を行う場合には、傾いて搬送されたシートPの先端部Sの端部が第1の付勢力で付勢されたレジストローラー29a〜29eに当接して支点となり、該シートPのスキュー補正を効率よく行うことができる。
(5)幅方向の両端側の接触圧が低減されたレジストローラー29に剛性の低いシートPが当接する場合には、上側ガイド手段40はシートPを幅方向に亘って押止する。そのため、シートPに対して局所的な力が加わるのを抑制し、シートPの変形が癖付けされてしまうのをより抑制して傾きを補正することができる。一方、剛性の高いシートPが当接する場合には、上側ガイド手段40はシートPの中央を押止する。そのため、上側ガイド手段40との接触抵抗を低減した状態でシートPを回転させることができ、シートPの傾きを補正することができる。
(6)スキュー補正装置15によってその搬送方向に対する傾きが補正されたシートPに対して記録を施すため、シートPに対する記録ずれを抑制してその記録品質を向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、上側ガイド手段40は、幅サイズが一定の板材としてもよい。
・上記実施形態において、上側ガイド手段40は、幅サイズが一定の板材としてもよい。
・上記実施形態において、レジストローラー29a〜29eは、幅方向に亘って延びる1本の駆動軸28に取り付けてもよい。また、複数の駆動軸28にそれぞれ複数のレジストローラー29を取り付けてもよい。
・上記実施形態において、レジストローラー29は、幅方向に亘って延びる1本のローラーとしてもよい。
・上記実施形態では、圧力調整手段としてレジストローラー29を支持する軸受部42a〜42eを付勢する付勢力を付勢手段43a〜43eにより変更させているが、各軸受部42a〜42eをそれぞれ傾動させてシートPと各レジストローラー29a〜29eとの接触圧を変更するようにしてもよい。また、付勢手段43a〜43eは、軸受部42aを第1の付勢力で付勢するとともに軸受部42b〜42eを第2の付勢力となるように一定の付勢力で付勢するバネとしてもよい。
・上記実施形態では、圧力調整手段としてレジストローラー29を支持する軸受部42a〜42eを付勢する付勢力を付勢手段43a〜43eにより変更させているが、各軸受部42a〜42eをそれぞれ傾動させてシートPと各レジストローラー29a〜29eとの接触圧を変更するようにしてもよい。また、付勢手段43a〜43eは、軸受部42aを第1の付勢力で付勢するとともに軸受部42b〜42eを第2の付勢力となるように一定の付勢力で付勢するバネとしてもよい。
・上記実施形態では、記録装置を大型のインクジェット式プリンター11に具体化したが、この限りではなく、例えば、A4サイズ対応程度の小型の記録装置や、電子写真方式等他の方式のプリンター、FAX装置、コピー装置、あるいはこれら複数機能を備えた複合機等に上記実施形態のスキュー補正装置を備えるようにしてもよい。さらに、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
11…プリンター(記録装置)、15…スキュー補正装置、16…印刷装置(記録手段)、27…搬送ローラー、28,28a〜28e…駆動軸(回転軸)、29,29a〜29e…レジストローラー、40…上側ガイド手段(ガイド手段)、42a〜42e…軸受部(圧力変更手段)、43a〜43e…付勢手段、P…シート、S…先端部。
Claims (6)
- 搬送ローラーの回動に伴って搬送されるシートの先端をレジストローラーに当接させて撓み変形させる過程で前記シートの位置補正を行うスキュー補正装置であって、
前記シートの搬送方向と交差する幅方向において前記レジストローラーの両端側の前記シートに対する接触圧が前記幅方向の中央に比べて低圧であることを特徴とするスキュー補正装置。 - 前記レジストローラーは、前記幅方向に沿うように複数設けられることを特徴とする請求項1に記載のスキュー補正装置。
- 前記各レジストローラーは、前記幅方向に沿って延びるように設けられた複数の回転軸と一体回転可能に設けられることを特徴とする請求項2に記載のスキュー補正装置。
- 搬送ローラーの回動に伴って搬送方向の上流側から下流側に搬送されるシートの先端を、前記シートの搬送方向と交差する幅方向に沿うように複数設けられたレジストローラーに当接させて撓み変形させる過程で前記シートの位置補正を行うスキュー補正装置であって、
前記レジストローラーを先端側に軸支した状態で基端部を支点として揺動可能とされた複数の軸受部と、
該各軸受部を前記搬送方向に沿って搬送される前記シートに前記レジストローラーが接触する方向に向かって付勢する複数の付勢手段を備え、
該付勢手段は、剛性が高いシートに対応する第1の状態と、剛性の低いシートに対応する第2の状態を有し、
前記第1の状態では、前記幅方向における前記各軸受部の全てを第1の付勢力で付勢し、
前記第2の状態では、前記幅方向における中央の前記軸受部を前記第1の付勢力で付勢するとともに、前記幅方向の両端側の前記軸受部を前記第1の付勢力よりも小さい第2の付勢力で付勢することを特徴とするスキュー補正装置。 - 前記搬送方向において前記搬送ローラーと前記レジストローラーとの間に配置され、前記シートの撓み変形を押止可能なガイド手段をさらに備え、
該ガイド手段は、剛性の低いシートを押止する場合には前記幅方向に亘って前記シートと接触し、剛性の高いシートを押止する場合には前記幅方向の中央において前記シートと接触することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のスキュー補正装置。 - 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のスキュー補正装置と、前記位置補正が施された前記シートに対して記録処理を施す記録手段とを備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008328778A JP2010149976A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | スキュー補正装置及び記録装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104163047A (zh) * | 2014-07-10 | 2014-11-26 | 国家电网公司 | 一种标牌送牌装置、标牌自动送牌控制系统及标牌自动送牌方法 |
CN107031203A (zh) * | 2015-11-02 | 2017-08-11 | 精工爱普生株式会社 | 打印装置 |
US10308046B2 (en) | 2017-01-17 | 2019-06-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus |
-
2008
- 2008-12-24 JP JP2008328778A patent/JP2010149976A/ja not_active Withdrawn
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