JP4623306B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置及び当該記録装置の製造方法に関する。また、本発明は液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてプリンタがある。プリンタには、記録ヘッドと、当該記録ヘッドの上流側に設けられ、被記録媒体或いは被噴射媒体の一例としての記録用紙を下流側へ搬送する搬送ローラと、記録ヘッドの下流側に設けられ、記録の行われた記録用紙を排出する排出ローラと、を備えたものがある。そして記録用紙を搬送する際には、記録用紙の斜行(スキュー)が生じる場合があり、特許文献1〜3には、記録用紙の斜行を補正する手段の一例が記載されている。
特開昭63−112180号公報 特開平4−169259号公報 特開平5−112052号公報
ところで近年インクジェットプリンタにおいては記録用紙の四辺に余白無く記録を行う所謂縁無し記録を実行可能なものが主流となっている。また、縁無し記録を行いつつ、銀塩写真並に高画質な記録を、光沢紙に代表される写真専用紙を用いて実行可能にも構成されている。
ここで、記録用紙の上端と下端に縁無し記録を行う場合、以下の3つの用紙送りモードが生じ得る。
(1)記録用紙が搬送ローラのみから送り力を受ける用紙送りモード(記録用紙の上端が排出ローラに到達していない状態)。
(2)記録用紙が搬送ローラと排出ローラの双方から送り力を受ける用紙送りモード(記録用紙の上端が排出ローラに到達し、且つ下端が搬送ローラから抜け出ていない状態)。
(3)記録用紙が排出ローラのみから送り力を受ける用紙送りモード(記録用紙の下端が搬送ローラから抜け出た状態)。
従って、上記各用紙送りモード毎に、記録用紙の送り方向が微妙に異なると、用紙送りモードの切り替わり時に、記録品質が乱れる虞がある。
この様な記録品質の乱れは、搬送ローラ及び排出ローラによる用紙送り方向が理想的な方向、即ち記録ヘッドの走査方向に対して精密に直交する方向であれば生じないが、搬送ローラによる用紙送り方向は、プリンタの基体を構成するフレームや搬送ローラの外径精度、或いは組立精度等によって左右される為に、搬送ローラによる用紙送り方向を、記録ヘッドの走査方向と直交する方向に精密に沿うように構成することは極めて困難である。またこれは、排出ローラについても同様である。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、記録用紙の上端及び下端に縁無し記録を実行するとともに極めて高画質な記録を実行する際に、記録用紙の送りモード切り替わり時の記録品質の乱れを防止して、適切な記録結果を得ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された、被記録媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、前記記録手段の下流側に設けられ、回転軸に駆動力が伝達される排出駆動ローラ及び当該排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラを備えて構成された、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、を備えた記録装置であって、前記搬送駆動ローラの回転軸線に対する前記排出駆動ローラの回転軸線の平行度を調節する平行度調節手段を備え、当該平行度調節手段によって前記平行度を調節することにより、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向に対する、前記排出手段による被記録媒体の送り方向を調節可能に構成され、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行しているときに、前記排出手段による被記録媒体の送り方向が、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向と平行になる様前記平行度が前記平行度調節手段によって調節されていることを特徴とする。
本態様によれば、記録装置は搬送駆動ローラの回転軸線に対する排出駆動ローラの回転軸線の平行度を調節する平行度調節手段を備え、搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行しているときに、排出手段による被記録媒体の送り方向が、搬送手段による被記録媒体の送り方向と平行になる様前記平行度が前記平行度調節手段によって調節されていることから、被記録媒体の上端と下端に縁無し記録を実行する際に、被記録媒体先端が排出手段に到達する前後、および被記録媒体後端が搬送手段から抜け出る前後、つまり送りモードの切り替わり前後で被記録媒体の送り方向にずれが生じず、これによって搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行している場合であっても、縁無し記録時の記録品質の乱れを防止することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、被記録媒体の搬送方向に平行な面において前記平行度を調節可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の搬送方向に平行な面において前記平行度を調節可能に構成されていることから、前記平行度を調節した際の被記録媒体の送り方向の変化の感度が良く、被記録媒体の送り方向を容易に調節することができる。
本発明の第3の態様は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された、被記録媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、前記記録手段の下流側に設けられ、回転軸に駆動力が伝達される排出駆動ローラ及び当該排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラを備えて構成された、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、を備えた記録装置であって、前記排出駆動ローラ及び前記排出従動ローラの対が、被記録媒体の排出方向と直交する方向に適宜の間隔を置いて複数設けられるとともに、前記排出従動ローラが前記排出駆動ローラに接する際の荷重が、複数設けられた前記排出駆動ローラ及び前記排出従動ローラの対の間で異なる様に前記荷重を調節する荷重調節手段を備え、当該荷重調節手段によって前記荷重を調節することにより、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向に対する、前記排出手段による被記録媒体の送り方向を調節可能に構成され、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行しているときに、前記排出手段による被記録媒体の送り方向が、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向と平行になる様前記荷重が前記荷重調節手段によって調節されていることを特徴とする。
本態様によれば、排出従動ローラが排出駆動ローラに接する際の荷重が、被記録媒体の排出方向と直交する方向に複数設けられた排出駆動ローラと排出従動ローラの対の間で異なる様に前記荷重を調節する荷重調節手段を備え、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行しているときに、前記排出手段による被記録媒体の送り方向が、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向と平行になる様前記荷重が前記荷重調節手段によって調節されていることから、被記録媒体の上端と下端に縁無し記録を実行する際に、被記録媒体先端が排出手段に到達する前後、および被記録媒体後端が搬送手段から抜け出る前後で被記録媒体の送り方向にずれが生じず、これによって搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行している場合であっても、縁無し記録時の記録品質の乱れを防止することができる。
本発明の第4の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、前記液体噴射手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された、被噴射媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、前記液体噴射手段の下流側に設けられ、回転軸に駆動力が伝達される排出駆動ローラ及び当該排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラを備えて構成された、液体噴射の行われた被噴射媒体を排出する排出手段と、を備えた液体噴射装置であって、前記搬送駆動ローラの回転軸線に対する前記排出駆動ローラの回転軸線の平行度を調節する平行度調節手段を備え、当該平行度調節手段によって前記平行度を調節することにより、前記搬送手段による被噴射媒体の送り方向に対する、前記排出手段による被噴射媒体の送り方向を調節可能に構成され、前記搬送手段による被噴射媒体の送り方向が斜行しているときに、前記排出手段による被噴射媒体の送り方向が、前記搬送手段による被噴射媒体の送り方向と平行になる様前記平行度が前記平行度調節手段によって調節されていることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、前記液体噴射手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された、被噴射媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、前記液体噴射手段の下流側に設けられ、回転軸に駆動力が伝達される排出駆動ローラ及び当該排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラを備えて構成された、液体噴射の行われた被噴射媒体を排出する排出手段と、を備えた液体噴射装置であって、前記排出駆動ローラ及び前記排出従動ローラが、被噴射媒体の排出方向と直交する方向に適宜の間隔を置いて複数設けられるとともに、前記排出従動ローラが前記排出駆動ローラに接する際の荷重が、被噴射媒体の排出方向と直交する方向に複数設けられた前記排出駆動ローラと前記排出従動ローラの対の間で異なる様に前記荷重を調節する荷重調節手段を備え、当該荷重調節手段によって前記荷重を調節することにより、前記搬送手段による被噴射媒体の送り方向に対する、前記排出手段による被噴射媒体の送り方向を調節可能に構成され、前記搬送手段による被噴射媒体の送り方向が斜行しているときに、前記排出手段による被噴射媒体の送り方向が、前記搬送手段による被噴射媒体の送り方向と平行になる様前記荷重が前記荷重調節手段によって調節されていることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された、被記録媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、前記記録手段の下流側に設けられ、回転軸に駆動力が伝達される排出駆動ローラ及び当該排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラを備えて構成された、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、を備える記録装置の製造方法であって、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行しているときに、前記排出手段による被記録媒体の送り方向が、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向と平行になる様に、前記搬送駆動ローラの回転軸線に対する前記排出駆動ローラの回転軸線の平行度を調節して前記排出駆動ローラの回転軸を固定することを特徴とする。
本態様によれば、搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行しているときに、排出手段による被記録媒体の送り方向が、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向と平行になる様に、前記搬送駆動ローラの回転軸線に対する前記排出駆動ローラの回転軸線の平行度を調節して前記排出駆動ローラの回転軸を固定するので、被記録媒体の上端と下端に縁無し記録を実行する際に、被記録媒体先端が排出手段に到達する前後、および被記録媒体後端が搬送手段から抜け出る前後で被記録媒体の送り方向にずれが生じず、これによって搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行している場合であっても、縁無し記録時の記録品質の乱れを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図9を参照しながら説明する。ここで、図1はプリンタ1の装置本体(外装ケースを取り外した状態)の外観斜視図、図2は同側断面図、図3は同平面図、図4は排出従動ローラ43を支持するホルダ47を主走査方向(X方向)に平行な面(X−Z平面)で切断した断面図、図5はホルダ47を用紙搬送方向(Y方向)に平行な面(Y−Z平面)で切断した断面図、図6はプリンタ1の装置本体(図3から一部構成要素を取り除いた状態)の斜視図、図7は平行度調節装置50の斜視図、図8及び図9は図6の平面図に相当する図である。
以下では先ず、図1及び図2を参照しながら、本発明に係る記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概要について説明する。尚、以下では、図2の左方向(プリンタ前方側)を用紙搬送経路の「下流側」と言い、図2の右方向を「上流側」と言うこととする。
プリンタ1は後部に「被記録媒体」、「被噴射媒体」の一例としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を傾斜姿勢でセット可能な給送装置2を備え、当該給送装置2から、用紙Pを下流側の搬送手段4へ向けて給送する。給送された用紙Pは搬送手段4によって下流側の記録ヘッド36(記録手段3)へ搬送(副走査送り)され、記録が実行される。そして記録ヘッド36によって記録の行われた用紙Pは、下流側の排出手段5によって装置前方へ排出される。
以下、プリンタ1の用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。給送装置2は、ホッパ11と、給送ローラ12と、リタードローラ13と、戻しレバー14と、更に図示しないその他の構成要素と、を備えて構成されている。
ホッパ11は板状体から成り、上部の揺動支点11aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ11上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ12に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ12から離間させる離間姿勢と、を切り換える。給送ローラ12は側面視略D形の形状を成し、その円弧部分によって圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する。
リタードローラ13は給送ローラ12の円弧部分と圧接可能に設けられ、且つ、所定の回転抵抗(トルク)が与えられた状態に設けられており、用紙Pの重送が発生せずに1枚だけ給送されている場合には、給送ローラ13に対して従動回転する一方で、用紙Pが給送ローラ12とリタードローラ13との間に複数枚存在する場合には、回転せずに停止した状態となり、これにより用紙Pの重送を防止する。戻しレバー14は、用紙Pの給送経路を側視して揺動可能に設けられていて、揺動することにより、重送されようとした次位以降の用紙Pをホッパ11上に戻す。
次に、給送装置2と搬送手段4との間には、用紙Pの通過を検出する検出手段(図示せず)と、用紙Pの給送姿勢を形成するとともに用紙Pの給送ローラ12への接触を防止して搬送負荷を軽減するガイドローラ26が設けられている。
搬送手段4は、図示しないモータによって回転駆動される搬送駆動ローラ30と、該搬送駆動ローラ30に圧接して従動回転する搬送従動ローラ31とを備えて構成されている。搬送駆動ローラ30は用紙幅方向(主走査方向:X方向)に延びる金属軸の外周面に耐摩耗性粒子がほぼ均一に分散されて成る付着層を備えて成され、搬送従動ローラ31は外周面がエラストマ等の弾性を有する材料によって成され、搬送駆動ローラ30の軸線方向に複数(本実施形態では、6個)配設されている。
尚、搬送従動ローラ31は本実施形態では紙案内上24の下流側端部に2つ自由回転可能に軸支され、当該紙案内上24は、本実施形態では用紙幅方向に3つ、図6に示すように並設される。紙案内上24は軸24aがメインフレーム7に軸支されることで、用紙搬送経路を側視して軸24aを中心に揺動可能に設けられるとともに、コイルばね25によって、搬送従動ローラ31が搬送駆動ローラ30に圧接する方向に付勢される。
搬送手段4に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ30が回転することにより、下流側へと副走査送りされる。
搬送手段4の下流側には、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)36と、当該記録ヘッド36と対向して配置される紙案内前37とが設けられている。記録ヘッド36はキャリッジ33の底部に設けられ、当該キャリッジ33は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸34にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ33は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、記録ヘッド36へとインクを供給する。
用紙Pと記録ヘッド36との距離を規定する紙案内前37には、記録ヘッド36と対向する面に第1リブ38a、第2リブ38b、第3リブ38cが形成されているとともに、インクを打ち捨てる溝39a、39bが形成されていて、これらを利用して用紙Pの端部に余白無く記録を行う所謂縁無し記録が実行される。
具体的には、例えば用紙Pの上端を溝39bの上方に位置決めした状態で用紙Pの上端から外れた領域にもインクを吐出することにより、用紙Pの上端に縁無し記録を実行する。同様に、用紙Pの下端を溝39aの上方に位置決めした状態で用紙Pの下端から外れた領域にもインクを吐出することにより、用紙Pの下端に縁無し記録を実行する。尚、溝39a、39bには、インクを吸収するインク吸収材(図示せず)が配設される。
ここで、用紙Pの上端に縁無し記録を実行する際には、用紙Pの上端は排出手段5に到達していないので、用紙Pは搬送手段4のみから送り力を受ける(以降ではこの送りモードを「第1送りモード」と言う)。次に、用紙Pの上端が排出手段5に到達すると、用紙Pは搬送手段4と排出手段5の双方から送り力を受ける(以降ではこの送りモードを「第2送りモード」と言う)。そして用紙Pの下端が搬送手段4から抜けると、用紙Pは排出手段5のみから送り力を受ける(以降ではこの送りモードを「第3送りモード」と言う)。
続いて、記録ヘッド36の下流側には、補助ローラ43と、排出手段5が設けられている。補助ローラ43は、記録ヘッド36と紙案内前37との対向領域から排出手段5へ至る用紙搬送経路上に、用紙Pの記録面と接して従動回転するよう設けられることで、用紙Pの紙案内前37からの浮き上がりを防止して用紙Pと記録ヘッド36との距離を一定に保つ機能を果たす。
排出手段5は、図示しないモータによって動力が伝達されて回転する回転軸40に取り付けられた排出駆動ローラ41と、当該排出駆動ローラ41に接して従動回転する排出従動ローラ42とを備えて構成されている。
本実施形態において排出駆動ローラ41はゴムローラによって成されるとともに主走査方向に延びる回転軸40の軸線方向に適宜の間隔を置いて複数設けられる(図6参照)。排出従動ローラ42には外周に複数の歯を有する歯付きローラが用いられ(補助ローラ43も同様)、主走査方向に長い形状を成すフレームAssy45(図3)に、複数の排出駆動ローラ41に対応するよう複数設けられる。フレームAssy45は、金属板材によって形成されるフレーム46と、樹脂材料によって形成されるホルダ47とを備えて構成される。
排出従動ローラ42は、図4及び図5に示す棒ばね48を回転軸とする。棒ばね48は主走査方向に延びるとともにホルダ47に支持されて、複数の排出従動ローラ42を軸支する。従ってこの棒ばね48により、排出従動ローラ42が排出駆動ローラ43に弾性的に接するようになっている。
ここで、複数の排出従動ローラ42が一つの棒ばね48を共通の回転軸とするので、一つの排出従動ローラ42に対して一つの棒ばね48を用いる構成に比して、棒ばね48を支持する間隔(図4において符号dで示す間隔)を小さくすることができるとともに、その支持スパン(図4において符号Lで示す間隔)を大きく確保することができる。
次に、図2に戻って記録ヘッド36によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ41と排出従動ローラ42とによってニップされた状態で排出駆動ローラ41が回転駆動されることにより、装置前方(図示しないスタッカ)へ向けて排出される。
以上がプリンタ1の大略構成であり、以下平行度調節手段としての平行度調節装置50について詳説する。図6に示すように搬送駆動ローラ30の左側軸端と排出駆動ローラ41の回転軸40の左側軸端がサイドフレーム左7aによって支持され、またそれぞれの右側軸端が中間フレーム8によって支持され、そして回転軸40の右側軸端に、平行度調節装置50が設けられている。
平行度調節装置50は、回転軸40の右側軸端を支持するブッシュ部材52(図7)及び当該ブッシュ部材52を回転させる操作レバー51とを備えて構成されている。ブッシュ部材52は、それ自身が回転可能に中間フレーム8に設けられるとともに、その回転中心から偏倚した位置に回転軸40の軸芯が位置するように回転軸40を支持する。従って操作レバー51を中間フレーム8のフレーム面に沿って回動操作してブッシュ部材52を回転させると、回転軸40の右側軸端が変位し、回転軸40は左側の軸端(サイドフレーム左7aの位置)を支点として揺動するような動作を行う。
即ち、操作レバー51を操作することにより、搬送駆動ローラ30の回転軸線に対する回転軸40の回転軸線の平行度(以下必要に応じて単に「平行度」と言う)を調節することが可能となる。尚、この様に搬送駆動ローラ30に対する回転軸40の平行度を調節する為の機構は、どの様なものであっても構わない。
尚本実施形態では、図7に示すようにフレームAssy45を構成するホルダ47に、回転軸40と係合する係合部47aが形成されており、フレームAssy45が回転軸40とともに揺動するよう構成されている。これにより、回転軸40を揺動させても、個々の排出駆動ローラ41と排出従動ローラ42との位置関係が変化しない様になっている。尚、フレームAssy45は、図3において符号9aで示す前フレーム係合部を支点として揺動する。
上記平行度調節は、例えば用紙Pの搬送方向に平行な面(X−Y平面)において行う様に構成することができる。図8はその一例として、回転軸40の右側軸端をやや上流側に変位させて、回転軸40を図の反時計回り方向に僅かに揺動させた状態を示している(仮想線及び符号40’で示す回転軸:尚、図8では便宜上回転軸40の揺動量を誇張して描いている)。
ここで、矢印Aは搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによる用紙送り方向を示しており、図8の例では、当該用紙送り方向が、記録ヘッド36の走査方向(即ち、キャリッジガイド軸34の軸線方向)と直交する線Tに対して僅かに傾きを持っている。即ち、用紙送り方向が斜行している(尚、用紙送り方向Aの線Tに対する傾きも、図8においては便宜上誇張して描いている)。
ここで、用紙送り方向Aは、精密に線Tと一致させることが望ましいが、搬送駆動ローラ30の軸線方向の直径ばらつきや、メインフレーム7、サイドフレーム左7a、中間フレーム8の製造ばらつき、或いは組立誤差等によって、精密に線Tと一致させることは困難である。
そして仮に、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ43とによる用紙送り方向Aと、符号Bで示す排出駆動ローラ41と排出従動ローラ42とによる用紙送り方向とがずれていると、用紙Pの上端と下端に縁無し記録を実行する場合において、第1送りモードから第2送りモードに切り替わる際、或いは第2送りモードから第3送りモードに切り替わる際に用紙Pの送り方向(スキュー傾向)が変化して、これによって記録結果に乱れが生じる虞がある。
そこで、用紙送り方向Aが斜行しているときに、図8に示すように用紙送り方向Bが用紙送り方向Aと平行になる様、回転軸40の搬送駆動ローラ30に対する平行度を調節し、そしてその状態で回転軸40を固定する。これにより、用紙の上端と下端に縁無し記録を実行する場合において、用紙送りモードの切り替わり時に記録品質が乱れることを防止することができる。
尚、用紙送り方向A、Bがともに斜行していることで、記録結果には全体としてスキューの影響が含まれることとなるが、光沢紙等の写真専用紙を用いて高画質記録を実行する場合には、スキューの影響よりもむしろ用紙送りモードの切り替わり時における記録の乱れが記録領域において一層目立ち易く、従って上記平行度調節によって結果として良好な記録結果を得ることができる。
尚、用紙の上端と下端に縁無し記録を行わないプリンタを製造する場合には、図9に示すように、用紙送り方向Bが、用紙送り方向Aの斜行を打ち消す方向となる様に回転軸40の平行度を調節しても良い。これにより、スキューを補正することができ、用紙に対する記録結果の全体的な斜行を防止することができる。
ところで、排出従動ローラ42が排出駆動ローラ41に接する際の荷重を、主走査方向に複数設けられた排出駆動ローラ41と排出従動ローラ42との対において異ならせる様にすることで、搬送駆動ローラ41と搬送従動ローラ42とによる用紙送り方向Bを変化させることもできる。
即ち、排出従動ローラ42が排出駆動ローラ41に接する際の荷重を主走査方向で異ならせることで、主走査方向で排出従動ローラ42の軸損失が異なる様になり、例えば排出従動ローラ42が排出駆動ローラ41に強く接する場所では排出従動ローラ42の軸損失が大きくなって搬送負荷となり、用紙が搬送され難くなる。逆に排出従動ローラ42が排出駆動ローラ41に弱く接する場所では排出従動ローラ42の軸損失が小さくなり、用紙が搬送され易くなる。この様な性質を利用して、排出駆動ローラ41と排出従動ローラ42とによる用紙送り方向Bを変化させることができる。
排出従動ローラ42が排出駆動ローラ41に接する際の荷重を主走査方向で異ならせる様にする構成としては、どの様な構成であっても構わないが、一例として、上記平行度調節装置50を、回転軸40の右側軸端がX−Y平面内で変位する様に構成するのではなく、Y−Z平面内で変位する様に構成するとともに、回転軸40とフレームAssy45との連係状態を解除して、回転軸40がフレームAssy45に対してY−Z平面内で傾動する様に構成する。
或いは、逆に回転軸40を固定状態に置き、フレームAssy45の右端或いは左端をX−Y平面内で変位する様に構成する、即ちX−Y平面内において回転軸40に対するフレームAssy45の平行度を調節する様に構成すれば、排出駆動ローラ41に対する排出従動ローラ42の用紙送り方向(Y方向)位置が主走査方向で異なるものとなり、これによって排出従動ローラ42が排出駆動ローラ41に接する際の荷重を主走査方向で異ならせることができる。
この様に構成することで、平行度調節装置50が「荷重調節手段」としての機能を果たし、排出従動ローラ42が排出駆動ローラ41に接する際の荷重を、主走査方向に複数設けられた排出駆動ローラ41及び排出従動ローラ42の対の間で異ならせる様にすることができる。
本発明に係るプリンタの装置本体の外観斜視図。 本発明に係るプリンタの装置本体の側断面図。 本発明に係るプリンタの装置本体の平面図。 排出従動ローラを支持するホルダをX−Z平面で切断した断面図。 排出従動ローラを支持するホルダをY−Z平面で切断した断面図。 本発明に係るプリンタの装置本体の斜視図。 平行度調節装置の斜視図。 本発明に係るプリンタの装置本体の平面図。 本発明に係るプリンタの装置本体の平面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 給送装置、3 記録手段、4 搬送手段、5 排出手段、7 メインフレーム、7a サイドフレーム左、8 中間フレーム、11 ホッパ、12 給送ローラ、13 リタードローラ、14 戻しレバー、24 紙案内上、25 コイルばね、26 ガイドローラ、30 搬送駆動ローラ、31 搬送従動ローラ、33 キャリッジ、34 キャリッジガイド軸、36 記録ヘッド、37 紙案内前、38a〜38c リブ、39a、39b 溝、41 排出駆動ローラ、42 排出従動ローラ、43 ガイドローラ、45 フレームAssy、46 フレーム、47 ホルダ、48 棒ばね、50 平行度調節装置、51 操作レバー、52 ブッシュ部材、P 記録用紙

Claims (1)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段の上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラ及び当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された、被記録媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、
    前記記録手段の下流側に設けられ、回転軸に駆動力が伝達される排出駆動ローラ及び当該排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラを備えて構成された、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、を備えた記録装置であって、
    被記録媒体の先端が前記排出手段に到達する迄前記搬送手段のみによって被記録媒体を搬送し且つ記録を行う第1記録モードと、
    被記録媒体の先端が前記排出手段に到達し且つ被記録媒体の後端が前記搬送手段の上流側に位置する状態で、前記搬送手段と前記排出手段とによって被記録媒体を搬送し且つ記録を行う第2記録モードと、
    被記録媒体の後端が前記搬送手段から外れた後に、前記排出手段のみによって被記録媒体を搬送し且つ記録を行う第3記録モードと、を実行可能に構成されており、
    前記排出駆動ローラ及び前記排出従動ローラの対が、被記録媒体の排出方向をY方向としたときに当該Y方向と直交する方向であるX方向に適宜の間隔を置いて複数設けられ
    前記複数の排出従動ローラは、X方向に延びる形状を成すとともにX−Y平面内において一方側の端部を支点に揺動することにより前記排出駆動ローラの回転軸に対する平行度を調節可能に設けられたフレームに配設され、
    前記フレームの平行度を調節することにより、前記排出従動ローラが前記排出駆動ローラに接する際の荷重が、複数設けられた前記排出駆動ローラ及び前記排出従動ローラの対の間で差異が生じ、当該荷重の差異によって前記搬送手段による被記録媒体の送り方向に対する、前記排出手段による被記録媒体の送り方向を調節可能であり、
    前記搬送手段による被記録媒体の送り方向が斜行しているときに、前記排出手段による被記録媒体の送り方向が、前記搬送手段による被記録媒体の送り方向と平行になる様前記荷重が調節されている、
    ことを特徴とする記録装置。
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