JP4561999B2 - 被記録媒体搬送装置、記録装置、記録装置の製造方法、液体噴射装置 - Google Patents

被記録媒体搬送装置、記録装置、記録装置の製造方法、液体噴射装置 Download PDF

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本発明は、記録装置において被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送装置及びこれを備えた記録装置並びに当該記録装置の製造方法に関する。また、本発明は液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてプリンタがある。プリンタには、記録ヘッドと、当該記録ヘッドの上流側に設けられ、被記録媒体或いは被噴射媒体の一例としての記録用紙を下流側へ搬送する搬送ローラと、記録ヘッドの下流側に設けられ、記録の行われた記録用紙を排出する排出ローラと、を備えたものがある。また、搬送ローラは、回転駆動される搬送駆動ローラと、この搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられるとともに、搬送駆動ローラに圧接して従動回転する搬送従動ローラとを備えて構成されるものが一般的である。
ここで、搬送駆動ローラの左右外径差や組立時の精度が低下する等に起因して、搬送ローラによって記録用紙を搬送する際にスキュー傾向が生じる場合がある。このスキュー傾向を矯正する技術としては、特許文献1に示す様に、紙送りローラ周面への紙押さえローラの圧接位置を紙搬送方向前後に変位させるようにしたものがある。これによれば、記録紙と紙送りローラとの接触面積を調整することができ、接触面積を増大させることによって用紙と紙送りローラ周面との間の摩擦接触力を増大させ、紙送りローラに起因するスキューの発生を防止することができる。
特許第3142147号公報
用紙幅には種々のものがあるが、用紙幅の小さい記録用紙と用紙幅の大きい記録用紙とでは、スキュー傾向が異なる場合がある。即ち、例えば搬送駆動ローラの左右外径差が存在する場合には、搬送駆動ローラにおいて用紙幅の小さい記録用紙が接する領域と、用紙幅の大きい記録用紙が接する領域とでは異なる為、これによってスキュー傾向に差異が生じる。
また、搬送ローラの上流側に設けられた給送ローラが、用紙幅方向に一つのみ設けられ、且つ1桁側に偏倚した位置に配置されている場合には、1桁側基準で用紙を給送する際、用紙幅の小さい用紙に対して給送ローラは80桁側に偏倚した場所で当該用紙幅の小さい用紙と接することとなり、逆に用紙幅の大きい用紙に対しては、給送ローラは1桁側に偏倚した場所で用紙と接することとなる。従ってこれにより、給送ローラによって用紙が給送される際に、用紙幅の違いによってスキュー方向が変わってしまう。
しかしながら上記特許文献1記載のプリンタでは、紙押さえローラの圧接位置を左右均しく変位させることから、摩擦接触力が大きくなって用紙搬送力が全体的に増大しても、紙送りローラが発揮する用紙搬送力の左右差は依然解消されず、従って用紙サイズが異なると適切にスキューを補正できない場合が生じる。また、用紙幅が異なることによって給送ローラの接する位置が用紙サイズ毎に変化する場合、即ち用紙サイズが異なるとスキュー方向が変わる構成においても、用紙サイズが異なると適切にスキューを補正できない場合が生じる。
本発明は上記従来技術の有する欠点を克服する為に成されたものであり、その目的は、用紙サイズが異なっても、適切にスキューを補正することのできる記録装置及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、回転駆動される搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送駆動ローラとの間で被記録媒体をニップする自由回転可能な搬送従動ローラと、前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送従動ローラを自由回転可能に軸支する従動ローラ支持部材と、を備えて構成された、被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送装置であって、複数の前記従動ローラ支持部材が各々独立に変位可能に構成され、当該従動ローラ支持部材を変位させることにより、被記録媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を、複数の前記従動ローラ支持部材毎に調節可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、複数の前記従動ローラ支持部材が各々独立に変位可能に構成され、当該従動ローラ支持部材を変位させることにより、被記録媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を、複数の前記従動ローラ支持部材毎に調節可能に構成されていることから、前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとの協働作用によって生じる被記録材搬送力を被記録媒体の幅方向できめ細かに調節することができ、被記録媒体のサイズが異なっても適切にスキューを補正可能な状態とすることができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記搬送駆動ローラの軸線方向に延びるフレーム部材において、被記録媒体の搬送経路を側視して被記録媒体の搬送方向と略直交する方向に変位可能となる様に調整部材が設けられ、前記従動ローラ支持部材が、前記調整部材に、被記録媒体の搬送経路を側視して揺動可能に、且つ付勢手段によって前記搬送従動ローラが前記搬送駆動ローラに圧接する方向に付勢された状態で軸支されており、前記調整部材を変位させることにより、被記録媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を調節可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の搬送方向と略直交する方向に変位可能な調整部材を変位させることによって前記角度を調節可能となっているので、前記従動ローラ支持部材の変位量に対する前記角度の変化量を小さく抑えることができ、前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとの協働作用によって生じる被記録材搬送力を被記録媒体の幅方向でより一層にきめ細かに調節することができる。
本発明の第3の態様は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置であって、上記第1のまたは第2の態様に記載の前記被記録媒体搬送装置を備えていることを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、上記第1のまたは第2の態様と同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第4の態様は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドの上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送駆動ローラとの間で被記録媒体をニップする自由回転可能な搬送従動ローラと、前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送従動ローラを自由回転可能に軸支する従動ローラ支持部材と、を備えて構成される記録装置の製造方法であって、複数の前記従動ローラ支持部材が各々独立に変位可能に構成され、当該従動ローラ支持部材を変位させることにより、被記録媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を、複数の前記従動ローラ支持部材毎に調節可能に構成されており、複数の前記従動ローラ支持部材に跨る幅方向寸法を有する第1の被記録媒体を1桁方向又は80桁方向に寄せた状態で、前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラによって搬送し、その際のスキュー傾向を補正する様に、複数の前記従動ローラ支持部材を変位させ且つ位置決めし、その後、前記第1の被記録媒体よりも幅方向寸法が大きいとともに、前記第1の被記録媒体搬送時と同じ桁方向に寄せた状態で更に多くの前記従動ローラ支持部材に跨る幅方向寸法を有する第2の被記録媒体を、前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラによって搬送し、その際のスキュー傾向を補正する様に、前記第1の被記録媒体の搬送に係わる前記従動ローラ支持部材を除いた他の前記従動ローラ支持部材を変位させ且つ位置決めすることを特徴とする。
本態様によれば、先ずサイズの小さい第1の被記録媒体を搬送してそのスキュー傾向を補正し、次いでサイズの大きい第2の被記録媒体を搬送してそのスキュー傾向を補正するので、幅方向寸法の異なる第1の被記録媒体と第2の被記録媒体のいずれを搬送する場合にも適切にスキューを補正可能な記録装置を得ることができる。
本発明の第5の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送駆動ローラとの間で被噴射媒体をニップする自由回転可能な搬送従動ローラと、前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送従動ローラを自由回転可能に軸支する従動ローラ支持部材と、を備えて構成された液体噴射装置であって、複数の前記従動ローラ支持部材が各々独立に変位可能に構成され、当該従動ローラ支持部材を変位させることにより、被噴射媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を、複数の前記従動ローラ支持部材毎に調節可能に構成されていることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図5を参照しながら説明する。ここで、図1はプリンタ1の側断面図(用紙搬送経路の側面図)、図2は「被記録媒体搬送装置」としての搬送手段4の斜視図、図3は搬送手段4の側面図、図4は搬送手段4の拡大平面図、図5は搬送手段4全体の平面図である。
以下では先ず、図1を参照しながら、本発明に係る記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概要について説明する。尚、以下では、図1の右方向(プリンタ前方側)を用紙搬送経路の「下流側」と言い、図2の左方向を「上流側」と言うこととする。
プリンタ1は後部に「被記録媒体」、「被噴射媒体」の一例としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を傾斜姿勢でセット可能な給送装置2を備え、当該給送装置2から、用紙Pを下流側の搬送手段4へ向けて給送する。給送された用紙Pは搬送手段4によって下流側の記録ヘッド36(記録手段3)へ搬送(副走査送り)され、記録が実行される。そして記録ヘッド36によって記録の行われた用紙Pは、下流側の排出手段5によって装置前方へ排出される。
以下、プリンタ1の用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。給送装置2は、ホッパ11と、給送ローラ12と、リタードローラ13と、戻しレバー14と、更に図示しないその他の構成要素と、を備えて構成されている。
ホッパ11は板状体から成り、上部の揺動支点11aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ11上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ12に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ12から離間させる離間姿勢と、を切り換える。給送ローラ12は側面視略D形の形状を成し、その円弧部分によって圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する。
給送ローラ12は、主走査方向(用紙幅方向)において一つ設けられており、且つその位置は、図5に示す様に給送可能な最大用紙サイズ(本実施形態ではA4サイズ)に対し、1桁側(図5の右側)に偏倚した位置にある。従って、用紙Pのサイズが小さいと、給送ローラ12は当該用紙Pの中央から80桁側に偏倚した場所に位置することとなり(例えば、図5の用紙P1)、逆に用紙Pのサイズが大きいと、給送ローラ12は当該用紙Pの中央から1桁側に偏倚した場所に位置することとなる(例えば、図5の用紙P2)。
次に、図1に戻ってリタードローラ13は給送ローラ12の円弧部分と圧接可能に設けられ、且つ、所定の回転抵抗(トルク)が与えられた状態に設けられており、用紙Pの重送が発生せずに1枚だけ給送されている場合には、給送ローラ13に対して従動回転する一方で、用紙Pが給送ローラ12とリタードローラ13との間に複数枚存在する場合には、回転せずに停止した状態となり、これにより用紙Pの重送を防止する。戻しレバー14は、用紙Pの給送経路を側視して揺動可能に設けられていて、揺動することにより、重送されようとした次位以降の用紙Pをホッパ11上に戻す。
次に、給送装置2と搬送手段4との間には、用紙Pの通過を検出する検出手段(図示せず)と、用紙Pの給送姿勢を形成するとともに用紙Pの給送ローラ12への接触を防止して搬送負荷を軽減するガイドローラ26が設けられている。
搬送手段4は、図示しないモータによって回転駆動される搬送駆動ローラ30と、該搬送駆動ローラ30に圧接して従動回転する搬送従動ローラ31とを備えて構成されている。搬送駆動ローラ30は用紙幅方向(主走査方向)に延びる金属軸の外周面に耐摩耗性粒子がほぼ均一に分散されて成る付着層を備えて成され、搬送従動ローラ31は外周面がエラストマ等の低摩擦材料によって成され、搬送駆動ローラ30の軸線方向に複数(本実施形態では、6個)配設されている。
搬送従動ローラ31は本実施形態では紙案内上24の下流側端部に2つ自由回転可能に軸支され、当該紙案内上24は、本実施形態では用紙幅方向に3つ、図2或いは図5に示すように並設される。紙案内上24は軸24aが調整部材23に軸支されることで、用紙搬送経路を側視して軸24aを中心に揺動可能に設けられるとともに、コイルばね25によって、搬送従動ローラ31が搬送駆動ローラ30に圧接する方向に付勢される。
調整部材23は、主走査方向に延びるとともに用紙搬送方向と略直交するフレーム面を有するメインフレーム7に設けられ、コイルばね25は、その一端がメインフレーム7に係止することで、紙案内上24を搬送駆動ローラ30に向けて付勢する。尚、搬送手段4については、後に詳述する。
搬送手段4に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによって挟圧された状態で搬送駆動ローラ30が回転することにより、下流側へと副走査送りされる。
搬送手段4の下流側には、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)36と、当該記録ヘッド36と対向して配置される紙案内前37とが設けられている。記録ヘッド36はキャリッジ33の底部に設けられ、当該キャリッジ33は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸34にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ33は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、記録ヘッド36へとインクを供給する。
用紙Pと記録ヘッド36との距離を規定する紙案内前37には、記録ヘッド36と対向する面に第1リブ38a、第2リブ38b、第3リブ38cが形成されているとともに、インクを打ち捨てる溝39a、39bが形成されていて、これらを利用して用紙Pの端部に余白無く記録を行う所謂縁無し記録が実行される。
具体的には、例えば用紙Pの上端を溝39bの上方に位置決めした状態で用紙Pの上端から外れた領域にもインクを吐出することにより、用紙Pの上端に縁無し記録を実行する。同様に、用紙Pの下端を溝39aの上方に位置決めした状態で用紙Pの下端から外れた領域にもインクを吐出することにより、用紙Pの下端に縁無し記録を実行する。尚、溝39a、39bには、インクを吸収するインク吸収材(図示せず)が配設される。
続いて、記録ヘッド36の下流側には、補助ローラ43と、排出手段5が設けられている。補助ローラ43は、記録ヘッド36と紙案内前37との対向領域から排出手段5へ至る用紙搬送経路上に、用紙Pの記録面と接して従動回転するよう設けられることで、用紙Pの紙案内前37からの浮き上がりを防止して用紙Pと記録ヘッド36との距離を一定に保つ機能を果たす。
排出手段5は、図示しないモータによって動力が伝達されて回転する排出駆動ローラ41と、当該排出駆動ローラ41に接して従動回転する排出従動ローラ42とを備えて構成されている。記録手段3によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ41と排出従動ローラ42とによってニップされた状態で排出駆動ローラ41が回転駆動されることにより、装置前方(図示しないスタッカ)へ向けて排出される。
以上がプリンタ1の大略構成であり、以下図2乃至図5を参照しつつ「被記録媒体搬送装置」としての搬送手段4について詳説する。搬送手段4は、上述した搬送駆動ローラ30と、搬送従動ローラ31と、「従動ローラ支持部材」としての紙案内上24と、紙案内上24を軸支する調整部材23と、紙案内上24を付勢するコイルばね25と、を備えて構成される。
調整部材23は、図3に示す様に調整ビス26によってメインフレーム7に固定される。調整部材23において調整ビス26を軸通させる穴23aは、調整ビス26を遊挿させる様に大きめの径に形成されており、これにより調整部材23は用紙搬送方向(図の矢印Bで示す方向)と略直交する方向(図の矢印Aで示す方向)にスライド変位可能となり、即ちその固定位置を調節可能となっている。そしてこの調整部材23は図2に示すように複数の紙案内上24に対してそれぞれ一つずつ設けられており、即ち複数の紙案内上24が、独立してその揺動軸24aの位置を変位させることができる様になっている。
図3において符号mで示す直線は搬送駆動ローラ30の回転軸芯(回転軸の軸芯の位置)を通る重力方向に平行な直線であり、符号nで示す直線は搬送駆動ローラ30の回転軸芯と搬送従動ローラ31の回転軸芯とを通る直線であり、符号αは直線mと直線nとのなす角度を示している。用紙Pは図3の左側から搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31との間に給送され、両ローラにニップされて図の右側(矢印B方向)へ搬送されるので、角度αが大きくなると、搬送駆動ローラ30外周面への用紙Pの巻き付き角(接触面積)が大きくなり、これによって用紙搬送力が増大することになる。
ここで、調整部材23は図の矢印A方向に変位可能に設けられているので、調整部材23の固定位置を矢印A方向に変位させることによって、角度αを調節することができる。具体的には、図の上方向に調整部材23を変位させると、搬送従動ローラ31と搬送駆動ローラ30とのニップ点は上流側(図の左側)に移動し、角度αが小さくなる。逆に、図の下方向に調整部材23を変位させると、搬送従動ローラ31と搬送駆動ローラ30とのニップ点は下流側(図の右側)に移動し、角度αが大きくなる。以上により、複数の紙案内上24毎に角度αを調整可能となっており、即ち調整部材23の固定位置を調節することで、各々の紙案内上24毎の用紙搬送力を調整可能となっている。
続いて、図3においてコイルばね25のコイル部25aから上方に延びる係止端25cは、メインフレーム7に形成されたばね係止部8に係止し、コイル部25aから搬送従動ローラ31に向かって延びる係止端25bは、2つの搬送従動ローラ31の間で、紙案内上24の上面に圧接して搬送従動ローラ31を搬送駆動ローラ30に向けて押圧する。尚、コイル部25aは、その内部を挿通する軸等によって構成される保持手段により、その位置が保持される様になっている(図1乃至図5においては図示せず)。
ここで、このコイルばね25によって紙案内上24を押圧する押圧荷重は、係止端25cを係止させる位置を切り換えることで調節可能となっている。具体的には、図4に示す様にばね係止部8には複数のフック部(8a、8b、8c)が形成されており、図3において仮想線で示すように、係止端25cを係止させる位置を切り換えることができる様になっている。これにより、例えば係止端25cを図3の実線で示す位置(フック部8aに係止するときの位置)からフック部8cに係止する位置に切り換えると、押圧力が弱まり、これによっても搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31とによる用紙搬送力を、各紙案内上24毎に、個別に調節可能となっている。
尚係止部25cの係止位置切り換え(コイルばね25のばね力調整)による用紙搬送力の調整は、調整部材23を変位させることによる用紙搬送力の調整よりも感度が低く、従って調整部材23を変位させることで用紙搬送力を大きく変化させ、その後、係止部25cの係止位置切り換えを行い、用紙搬送力を微調整することも好適である。
尚、コイル部25aは、図3に示す様に非密着巻きで形成することが望ましい。より詳しくは、仮に密着巻きによってコイル部25aを形成すると、コイル部内における摩擦損失の影響が大きくなり、紙案内上24を揺動させた際の荷重変動が大きくなる。これにより、用紙厚が変化した際の荷重変動が大きくなり、理想的な押圧荷重を維持することが困難となる。そこで、コイル部25aを非密着巻きによって形成することで、コイル部内における摩擦損失の影響を無くすことができ、紙案内上24を揺動させた際の荷重変動を小さく抑えることができ、これによって用紙厚が仮に大きく変化しても、理想的な押圧荷重の範囲内から外れないようにすることができる。
次に、調整部材23を利用したスキューの補正方法について説明する。尚、本実施形態では紙案内上24は搬送駆動ローラ30の軸線方向に複数(3つ)設けられているので、1桁側(図2、図5において右方向)のものを図2及び図5において符号24Aで示し、80桁側(図2、図5において左方向)へ向かって順に符号25B、25Cで示すこととする(但し、区別する必要のないときは単に「紙案内上24」と言う)。また、紙案内上24Aに軸支される搬送従動ローラ31を符号「31A」で、以下同様に紙案内上24Bに軸支されるものを「31B」、紙案内上24Cに軸支されるものを「31C」で、それぞれ示すこととする。
図5において符号P1は「第1の被記録媒体」の一例としての4×6版写真用紙サイズの用紙を示しており、符号P2は「第2の被記録媒体」の一例としてのA4判サイズの用紙を示している。全ての用紙は1桁側基準で(1桁側に寄せた状態で)搬送され、図示するように用紙P1は2つの紙案内部材24A、24Bに跨る幅方向寸法を有していて、3つの搬送従動ローラ(31A、31A、31B)によって押圧されることとなる。また、用紙P1よりも幅方向寸法が大きい用紙P2は、全ての紙案内部材24A、24B、24Cに跨る幅方向寸法を有していて、全ての搬送従動ローラ31によって押圧されることとなる。
以上の構成を備えたプリンタ1の組立時においてスキューの補正を行う場合、先ず用紙P1を搬送し、その際のスキュー傾向を補正する様に、紙案内上24A、24Bを変位させ且つ位置決めする。例えば、紙案内上24Aを基準にして、紙案内上24Bを軸支する調整部材23を変位させて、紙案内上24Bのみを変位させ且つ位置決めする。図5において符号Cは搬送従動ローラ31A、31Aの回転軸線を示しており、符号Cは搬送従動ローラ31B、31Bの回転軸線を示している。
ここで、用紙P1に対しては、給送ローラ12が80桁側に偏倚しているので、当該用紙P1には1桁側が先行する様なスキュー傾向が生じる(給送ローラ12とリタードローラ13とによって用紙がニップされ、これが搬送負荷となる為)。よってこの場合、搬送従動ローラ31Bの回転軸線Cを、回転軸線Cに対しやや下流側に設定する(図3の角度αを大きくする)。これにより、搬送従動ローラ31Bによる用紙P1の用紙搬送力が増大し、80桁側が先行する傾向が付与されて、専ら給送ローラ12によって生じる1桁側先行スキューが補正される。
次いで、用紙P2を搬送し、その際のスキュー傾向を補正する様に、調整部材23によって紙案内上24Cのみを変位させ且つ位置決めする。即ち、既に調整した紙案内上24A、24B(用紙P1と係わる紙案内上24)はそのままで、用紙P2のみと係わる紙案内上24Cのみを変位させる。
ここで、用紙P2に対しては、給送ローラ12が1桁側に偏倚しているので、当該用紙P2には80桁側が先行する様なスキュー傾向が生じる。よってこの場合、搬送従動ローラ31C、31Cの回転軸線Cを、回転軸線Cに対しやや上流側に設定する(図3の角度αを小さくする)。これにより、搬送従動ローラ31C、31Cによる用紙P2の用紙搬送力が小さくなり、1桁側が先行する傾向が付与されて、専ら給送ローラ12によって生じる80桁側先行スキューが補正される。
以上のように、複数の紙案内上24がそれぞれ独立して変位可能に構成され、サイズの小さい用紙から順にスキュー傾向を補正する様に紙案内上24の固定位置が調整されるので、用紙サイズに係わらず、適切にスキューを補正することが可能となる。尚、上記実施形態では2種類の用紙P1、P2について説明したが、更に多くの種類の用紙に対して同様にスキューを補正し、より多くのサイズの用紙に対してスキューが補正されるように構成することもできる。
本発明に係るプリンタの側断面図。 本発明に係る搬送手段の斜視図。 本発明に係る搬送手段の側面図。 本発明に係る搬送手段の拡大平面図。 本発明に係る搬送手段全体の平面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 給送装置、3 記録手段、4 搬送手段、5 排出手段、7 メインフレーム、8 ばね係止部、11 ホッパ、12 給送ローラ、13 リタードローラ、14 戻しレバー、23 調整部材、24 紙案内上、25 コイルばね、26 調整ビス、30 搬送駆動ローラ、31 搬送従動ローラ、33 キャリッジ、34 キャリッジガイド軸、36 記録ヘッド、37 紙案内前、38a〜38c リブ、39a、39b 溝、41 排出駆動ローラ、42 排出従動ローラ、43 ガイドローラ、P、P1、P2 記録用紙

Claims (5)

  1. 回転駆動される搬送駆動ローラと、
    前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送駆動ローラとの間で被記録媒体をニップする自由回転可能な搬送従動ローラと、
    前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送従動ローラを自由回転可能に軸支する従動ローラ支持部材と、を備えて構成された、被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送装置であって、
    複数の前記従動ローラ支持部材が各々独立に変位可能に構成され、当該従動ローラ支持部材を変位させることにより、被記録媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を、複数の前記従動ローラ支持部材毎に調節可能に構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  2. 請求項1において、前記搬送駆動ローラの軸線方向に延びるフレーム部材において、被記録媒体の搬送経路を側視して被記録媒体の搬送方向と略直交する方向に変位可能となる様に調整部材が設けられ、
    前記従動ローラ支持部材が、前記調整部材に、被記録媒体の搬送経路を側視して揺動可能に、且つ付勢手段によって前記搬送従動ローラが前記搬送駆動ローラに圧接する方向に付勢された状態で軸支されており、
    前記調整部材を変位させることにより、被記録媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を調節可能に構成されている、
    ことを特徴とする被記録媒体搬送装置。
  3. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置であって、請求項1または2に記載の前記被記録媒体搬送装置を備えていることを特徴とする記録装置。
  4. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドの上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラと、
    前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送駆動ローラとの間で被記録媒体をニップする自由回転可能な搬送従動ローラと、
    前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送従動ローラを自由回転可能に軸支する従動ローラ支持部材と、を備えて構成される記録装置の製造方法であって、
    複数の前記従動ローラ支持部材が各々独立に変位可能に構成され、当該従動ローラ支持部材を変位させることにより、被記録媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を、複数の前記従動ローラ支持部材毎に調節可能に構成されており、
    複数の前記従動ローラ支持部材に跨る幅方向寸法を有する第1の被記録媒体を1桁方向又は80桁方向に寄せた状態で、前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラによって搬送し、その際のスキュー傾向を補正する様に、複数の前記従動ローラ支持部材を変位させ且つ位置決めし、
    その後、前記第1の被記録媒体よりも幅方向寸法が大きいとともに、前記第1の被記録媒体搬送時と同じ桁方向に寄せた状態で更に多くの前記従動ローラ支持部材に跨る幅方向寸法を有する第2の被記録媒体を、前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラによって搬送し、その際のスキュー傾向を補正する様に、前記第1の被記録媒体の搬送に係わる前記従動ローラ支持部材を除いた他の前記従動ローラ支持部材を変位させ且つ位置決めする、
    ことを特徴とする記録装置の製造方法。
  5. 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられ、回転駆動される搬送駆動ローラと、
    前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送駆動ローラとの間で被噴射媒体をニップする自由回転可能な搬送従動ローラと、
    前記搬送駆動ローラの回転軸線方向に複数設けられ、前記搬送従動ローラを自由回転可能に軸支する従動ローラ支持部材と、を備えて構成された液体噴射装置であって、
    複数の前記従動ローラ支持部材が各々独立に変位可能に構成され、当該従動ローラ支持部材を変位させることにより、被噴射媒体の搬送経路を側視して前記搬送駆動ローラの回転軸芯と前記搬送従動ローラの回転軸芯とを通る直線と、重力方向に平行な直線とのなす角度を、複数の前記従動ローラ支持部材毎に調節可能に構成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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