JP2010028995A - ステータ製造装置 - Google Patents

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    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/022Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with salient poles or claw-shaped poles

Abstract

【課題】ステータを効率よく組み立てる。
【解決手段】基盤20に放射状に配置され、径方向に沿って互いに接近又は離間するように変位可能な複数個の縮径治具42と、ホルダ52に保持されて前記縮径治具42に追従して変位可能な複数個のコア保持治具50と、前記ホルダ52に対して接近又は離間するように下降又は上昇可能な可動盤38と、前記可動盤38に設けられて前記縮径治具42を径方向に沿って互いに接近するように変位させるためのカム186とを有する。すなわち、可動盤38が下降した際に前記カム186が縮径治具42のカム部100を押圧し、これにより縮径治具42がホルダ52の中心に向かって互いに集合するように接近するとともに、各縮径治具42に押圧されたコア保持治具50がホルダ52の中心に向かって互いに集合するように接近する。これに伴い、コア保持治具50に保持された分割コア48同士が互いに連結される。
【選択図】図11

Description

本発明は、コイルが巻回された分割コア同士を互いに連結して環状のステータとして組み立てるステータ製造装置に関する。
回転電機のステータとして、複数個の分割コア同士が互いに連結されることで構成されるものが知られている。前記分割コアは、円弧状のヨーク部と内径方向に延在するポール部とからなり、該ポール部にコイルが巻回されている。
そして、ヨーク部には凹部及び凸部が互いに別の箇所に形成され、例えば、凹部が右隣に位置する分割コアのヨーク部の凸部に嵌合する一方、凸部が左隣に位置する分割コアのヨーク部の凹部に嵌合する。この嵌合が繰り返される結果、環状のステータが得られる。
この種のステータを具備する回転電機においては、その性能向上を目的とし、各分割コアに巻回されたコイル(巻線)の巻回数を増し、ポール部間のスロット部における占積率を増大させることが試みられている。例えば、特許文献1には、ポール部に巻回されたコイルを圧縮して占有体積を小さくすることによって占積率を向上させることが提案されている。
具体的には、はじめに、ポール部に巻線を複数回巻回してコイル収納領域よりも大きく膨れ上がった状態のコイルを装着し、複数個の分割コアを形成する。次に、これら分割コアを個環状に配列し、隣接する分割コアのコイル同士の間に絶縁部材を挿入する。
次に、環状に配列された複数個の分割コアを中心方向に圧縮移動させる。さらに、前記絶縁部材を介して隣接する分割コアのコイル同士を押し合わせ、前記コイル収納領域からはみ出した巻線をコイル収納領域に押し込む。
次に、前記巻線が前記コイル収納領域に押し込まれた状態で、分割コア同士を接合して一体化する。これにより、ステータが得られるに至る。
特開平11−341748号公報
このように、ステータを構成する複数個の分割コアを環状に配置した後、これらの分割コアを同時に中心方向に移動させるとともにコイルを圧縮する手法が従来から知られている。しかしながら、特許文献1には、この手法を実施するための装置構成につき、具体的且つ詳細な開示はない。
本発明は上記した技術に関連してなされたもので、コイルが巻回された分割コア同士を連結させて環状のステータとして組み立てる際に前記コイルを圧縮成形することが可能であり、これにより巻線の占積率を向上させ、しかも、ステータを効率よく組み立てることが可能なステータ製造装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、コイルが巻回された分割コア同士を互いに連結して環状のステータを得るステータ製造装置であって、
基盤と、
前記基盤に放射状に配置され、径方向に沿って互いに接近又は離間するように変位可能な複数個の縮径治具と、
前記縮径治具の直径方向内方に放射状に配置され、径方向に沿って互いに接近又は離間するように変位可能な複数個のコア保持治具と、
前記基盤に対して鉛直上方に位置し、且つ前記基盤に対して接近又は離間するように下降又は上昇可能な可動盤と、
前記可動盤に設けられ、該可動盤が下降したときに前記縮径治具を径方向に沿って互いに接近するように変位させるカムと、
前記分割コア中の隣接するもの同士の間に挿入されるスペーサを保持するためのスペーサ保持治具と、
を備え、
前記可動盤に追従して下降した前記カムが前記縮径治具を押圧して該縮径治具を径方向に沿って互いに接近するように変位させることによって前記コイルを径方向に沿って圧縮成形するとともに、前記縮径治具に追従して前記コア保持治具を径方向に沿って互いに接近するように変位させ、該コア保持治具に保持された前記分割コア同士を互いに連結してステータを得ることを特徴とする。
すなわち、この構成においては、カムを下降させて縮径治具及びコア保持治具を径方向内側に沿って押圧し、縮径治具同士、コア保持治具同士が互いに接近するように(換言すれば、縮径がなされるように)変位させることのみで、分割コア同士を環状に連結してステータを得ることができる。
しかも、ステータを得ると同時にコイルの側面を圧縮成形することもできる。すなわち、カムを下降させる一動作でステータの組み立て及びコイルの圧縮成形を同時に遂行することができるので、ステータを効率よく作製することが可能となる。
その上、コイルを圧縮するので、占積率の向上を図ることもできる。
なお、ステータ製造装置は、さらに、前記縮径治具に設けられて前記コイルの下面を押圧する下面押圧部材と、前記コア保持治具に設けられて前記コイルの上面を押圧する上面押圧部材とを有するものであることが好ましい。そして、鉛直方向に沿って昇降自在な押圧手段を前記可動盤に設けるようにするとよい。
このように構成した場合、上記のようにして前記コイルを径方向に沿って圧縮した後、前記押圧手段を前記可動盤から鉛直下方に下降することにより、前記下面押圧部材及び前記上面押圧部材を介して前記コイルの下面及び上面を圧縮成形することができる。すなわち、コイルの側面のみならず下面及び上面を圧縮し得るようになるので、ステータの組立効率及び占積率を一層向上させることができる。
また、コイルの側面に対する圧縮成形機構と、下面及び上面に対する圧縮成形機構とを同一設備に含めて構成することができるので、設備投資が低廉化するとともにステータ製造装置の簡素化・小型化を図ることができる。
そして、前記コア保持治具に、前記分割コアの上面を鉛直下方に押止するコア上面押止部を設ける一方、前記縮径治具に、前記分割コアの下面を鉛直上方に向かって付勢するコア付勢手段を設け、前記コア上面押止部に対し、前記コア付勢手段によって付勢された前記分割コアを当接させることが好ましい。
この場合、分割コア同士の高さ位置が揃う。従って、得られたステータにおいても各分割コアの高さ位置が一致している。このため、分割コイルの上面に設けられているコイル端接続部や、シリコーン樹脂の注入口等を正確に位置決めすることが可能となる。
以上の構成に加え、複数個の前記コア保持治具を環状に配置した状態で保持するホルダをさらに具備するものであることが好ましい。このホルダを把持する把持手段を設けると、コア保持治具、ひいては分割コアを縮径治具にセットすることが極めて容易となる。
この場合、環状に配置された複数個の前記縮径治具の中心に係合部材を設け、且つ前記ホルダに、環状に配置された前記コア保持治具の中心に位置する柱状部材を設ける。この柱状部材の下端部に形成された挿入口に前記係合部材を係合させることにより前記ホルダが位置決め固定され、これに伴って前記縮径治具の配列中心と前記コア保持治具の配列中心とが合致する。
すなわち、縮径治具とコア保持治具の中心同士が一致するので、縮径治具の径方向内側への変位に伴ってコア保持治具が精度よく中心に向かって集合するように変位する。このため、一部の分割コアが位置ズレを起こすことが回避されるので、ステータを容易に組み立てることができる。
さらに、前記スペーサ保持治具を鉛直下方に移動させるスペーサ移動手段を有するものであることが好ましい。この場合、前記スペーサは、ステータが組み立てられる際に隣接するコイル同士の間に所定のクリアランスを形成する。そして、前記スペーサ移動手段は、前記コイルが径方向に沿って圧縮された後、前記スペーサ保持具を鉛直下方に移動させることによって前記スペーサを隣接する前記分割コア同士の間から離脱させる。これによりコイル同士の間に形成されたクリアランスが維持され、短絡が回避される。
本発明によれば、分割コア同士を連結させて環状のステータを得る作業と、コイルの側面を圧縮成形する作業とを同一動作で行うことができる。従って、ステータを効率よく作製することができると同時に、占積率を向上させることができる。
また、上記の圧縮成形の後、コイルの下面と上面とを同時に圧縮成形することもできる。この場合、ステータの作製効率及び占積率を一層向上させることが可能となる。
以下、本発明に係るステータ製造装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るステータ製造装置10を含むステーション12の一部断面正面図である。このステーション12は、ステータを得る製造ステーションと、得られたステータをケーシング14に収容する収容ステーションとを兼ねる。
すなわち、ステーション12は、上端面にガイドレール16a、16bが敷設された基台18を有し、前記ガイドレール16a、16bには、ステータ製造装置10を構成する基盤20と、ケーシング14を位置決め固定したテーブル22とが摺動自在に載置されている。これら基盤20とテーブル22は連結部材24を介して互いに連結され、且つ基盤20の下端面は、ジョイント26を介して作業台移動用シリンダ28の第1ロッド30に連結されている。従って、第1ロッド30の前進・後退動作に伴って基盤20が矢印X方向に沿ってガイドレール16a、16bに案内されながら変位し、これに追従してテーブル22も矢印X方向に沿ってガイドレール16a、16bに案内されながら変位する。
なお、図1中の参照符号32、34は、それぞれ、第1リミットスイッチ、第2リミットスイッチである。図1から諒解されるように、第1ロッド30が最大に前進したときには基盤20が左端の第1リミットスイッチ32に当接するとともに、昇降装置36の下方にテーブル22(ケーシング14)が位置する。このとき、ステーション12は収容ステーションとなる。
一方、図2に示すように、第1ロッド30が最大に後退した際にはテーブル22が右端の第2リミットスイッチ34に当接するとともに、昇降装置36の下方に基盤20が位置し、ステーション12は製造ステーションとなる。
前記昇降装置36は可動盤38を具備し、後述するように、該可動盤38は、昇降用シリンダ40の第2ロッド41の前進・後退動作に伴って、図1に示す状態においてはケーシング14に対して、また、図2に示す状態においては基盤20に対して、接近又は離間するように鉛直方向に沿って変位する。
上記の構成において、製造ステーションは、本実施の形態に係るステータ製造装置10を含んで構成されている。この場合、該ステータ製造装置10は、基盤20上に変位自在に設けられた複数個の縮径治具42と、絶縁性のスペーサ44を保持するスペーサ保持治具46と、分割コア48を保持したコア保持治具50と、該コア保持治具50を保持したホルダ52とを有する。なお、図1においては、スペーサ保持治具46を取り付ける前の構成を示している。
ここで、分割コア48は、上記したように、円弧状のヨーク部と内径方向に延在するポール部とからなり、該ポール部にコイル54が巻回されて構成されるものである。このような構成は当業者に周知であり、従って、その詳細な説明は省略する。
基盤20は、略円盤形状であり、図3に示すように、その中心の薄肉部56と、該薄肉部56の周囲の厚肉部58とを有し、前記薄肉部56の略中心には貫通孔60が形成されている。
基台18には、スリーブ62が埋設されている。このスリーブ62の上端部にはフランジ部64が環状に突出形成され、且つその内部には円柱状部材66が挿入されている。該円柱状部材66の先端部には突出円柱部68を有するフランジ部材70が嵌合されており、このフランジ部材70の円盤部72と前記フランジ部64との間には、第1コイルスプリング74が介装されている。すなわち、フランジ部材70、ひいては円柱状部材66は、この第1コイルスプリング74によって、図3における鉛直上方に指向して常時弾発付勢されている。
スリーブ62の上端部近傍は、その一部が基台18から突出した固定治具76に囲繞されている。この固定治具76は、スペーサ移動手段としてのスペーサ移動用シリンダ78を支持するブラケット80を保持している。
さらに、スリーブ62には、前記スペーサ移動用シリンダ78の第3ロッド82が連結された連結盤84が摺動自在に外嵌されている。連結盤84の外壁は前記ブラケット80に当接しており、従って、連結盤84は、第3ロッド82の前進・後退動作に伴って、スリーブ62及びブラケット80に案内されながら鉛直方向に沿って変位する。
連結盤84には、長尺な棒状部材86が鉛直方向に沿って延在するように連結されている。各棒状部材86は、固定治具76の挿通孔88及び基盤20の貫通孔60を通り、縮径治具42の近傍まで突出している。
棒状部材86の先端には、円環状の押圧盤90が取り付けられている。この押圧盤90により、スペーサ保持治具46が鉛直下方に移動する。
基盤20の厚肉部58には段部92が形成されており、この段部92には、縮径治具42が変位することを支援するべく摩擦抵抗が低く設定された摺動用板部材94が設置されている。その一方で、厚肉部58の上端面には支持盤96が立設されている。
前記摺動用板部材94上の縮径治具42は、基部98と、該基部98から略垂直に立ち上がった若干幅狭のカム部100とを有する。この中の基部98には、水平方向に沿って延在するタイロッド用孔102が形成されており、このタイロッド用孔102には、タイロッド104が通されている。該タイロッド104の先端部は前記支持盤96に係止され、一方、頭部は、タイロッド用孔102内に形成された幅広な段部106に着座した第2コイルスプリング108に弾発付勢されている。さらに、基部98には、カム部100の垂直壁に対向する位置に、分割コア48のコイル54を下面側から押圧するコイル下面押圧部材110が立設されている。
また、カム部100には、タイロッド104の延在方向に対して略平行に、且つ前記押圧盤90に指向するように突端部112が突出形成されている。そして、この突端部112には、分割コア48の下面を押圧するコア下面押圧部材114が連結ロッド116を介して取り付けられている。なお、コア下面押圧部材114は、連結ロッド116を囲繞した第3コイルスプリング118によって鉛直上方に向かって弾発付勢されている。
さらに、カム部100の外壁には、径方向内側から外側へ向かうに従って低くなるように傾斜した第1テーパ面120が形成されている。
スペーサ保持治具46は、図4に示すように、複数個が環状になるように配列され、各々は押圧盤90に緩やかに保持されている。従って、スペーサ保持治具46は、押圧盤90の径方向に沿って変位可能である。
なお、各スペーサ保持治具46には、長方形板形状のスペーサ44を起立した状態で支持する支持部材122が2個連結されている。すなわち、1個のスペーサ保持治具46は、2個のスペーサ44を保持する。図4のV−V線矢視断面図である図5に示すように、この場合、支持部材122には差込口124が形成されており、スペーサ44はこの差込口124に着脱自在に挿入されている。
この図5から諒解されるように、支持部材122は、押圧盤90の下端面に設けられたシム126に対し、図示しないビスを介して緩やかに係止されているのみである。このため、支持部材122は、押圧盤90の円周方向に沿って揺動可能である。
次に、ホルダ52は、図6及び図7に示すように、複数個のコア保持治具50を環状に一括して保持するためのものである。なお、図7は、便宜のために隣接するコイル54同士の間にスペーサ44が介在した状態を示している。
図6を参照し、該ホルダ52の構成につき説明する。このホルダ52は、下端部及び上端部のそれぞれに大フランジ部130、小フランジ部132(鍔部)が形成された柱状部材134を有する。この柱状部材134には、大フランジ部130から小フランジ部132に至るまでに、大径部136と小径部138が形成されている。そして、大フランジ部130から大径部136の略中腹部に至るまでと、小フランジ部132から小径部138の略中腹部に至るまでは、中空部として形成されている。各中空部には、第1軸受140、第2軸受142がそれぞれ嵌合されている。
大フランジ部130の上端面には、コア保持治具50が変位することを支援するべく摩擦抵抗が低く設定された摺動支援部材144が設置されている。一方、大径部136の上端面には、ボルト146を介して押さえ部材148が連結されており、コア保持治具50は、これら摺動支援部材144及び押さえ部材148によって摺動自在に挟持されている。
コア保持治具50にはボルト挿通孔150が貫通形成されており、柱状部材134の大径部136の略中腹には雌ネジ部152が螺設されている。前記ボルト挿通孔150を通されたボルト154の雄ネジ部156は、この雌ネジ部152に螺合される。
ボルト挿通孔150には段部158が形成されており、この段部158には、一端が大径部136の外壁に当接した第4コイルスプリング160が着座している。コア保持治具50は、この第4コイルスプリング160によって柱状部材134から離間する方向に常時弾発付勢されている。
コア保持治具50は、ヒンジ機構によって開閉可能なアーム部162をその上部に有する。このアーム部162における分割コア48を臨む側の面(内面)には、分割コア48のコイル54の上面を押圧する第1コイル上面押圧部材164が設けられる。すなわち、該第1コイル上面押圧部材164は、2本の連結ピン166を介してアーム部162に位置決め固定されている。なお、連結ピン166は、カバー部材168によって囲繞されている。従って、該カバー部材168とアーム部162材の間にクリアランスがある場合、該カバー部材168をアーム部162の上面側から押圧すると、連結ピン166がアーム部162材の下面から突出するように変位する。これに伴って第1コイル上面押圧部材164が連結ピン166から押圧され、結局、アーム部162材の下面から離間するように変位する。
アーム部162の下端面には、分割コア48のヨーク部に形成された凹部170に挿入される凸部172が突出形成されている。後述するように、この凸部172は、凹部170に挿入されることに伴って分割コア48の上面を鉛直下方に押止する。すなわち、該凸部172は、コア上面押止部として機能する。
また、コア保持治具50の上端面には、アーム部162に近接する部位に陥没174が形成されている。その一方で、図7に示すように、スペーサ44が介装される位置には鍵部175が陥没形成されている。
このホルダ52を鉛直方向に沿って昇降するための前記昇降装置36は、図1及び図2に示すように、基台18上に立設された柱部材176a、176bと、前記柱部材176a、176bの間に橋架された橋架部材178とを有し、これら柱部材176a、176b及び橋架部材178とでゲート状構造をなしている。この中、橋架部材178には、前記昇降用シリンダ40が設置されている。
柱部材176a、176bの各々には、受部材180a、180bが摺動自在に外嵌されており、前記可動盤38は、これら受部材180a、180bに支持されている。そして、可動盤38の略中央には、前記昇降用シリンダ40を構成する第2ロッド41を挿入したロッド受182が設置されている。なお、第2ロッド41にはワッシャ184が外嵌されており、このワッシャ184によってロッド受182からの第2ロッド41の抜け止めがなされている。
可動盤38の下端面には、縮径治具42の個数に対応した個数のカム186が垂下するように設けられている。各カム186におけるチャック部188を臨む側の端面には、径方向外側から内側に向かって低くなるように傾斜した第2テーパ面190が形成されている。
可動盤38におけるカム186の内方には、ガイドピン192を介して第2コイル上面押圧部材194が位置決めされている。ここで、ガイドピン192は可動盤38に対して摺動自在であり、且つ前記ガイドピン192の上端部は可動盤38の収容穴195に収容されている。また、第2コイル上面押圧部材194及び可動盤38に形成された挿入穴196には、第5コイルスプリング198が挿入されている。第2コイル上面押圧部材194は、この第5コイルスプリング198によって鉛直下方に常時弾発付勢されており、このため、第5コイルスプリング198の圧縮・伸張に伴ってガイドピン192に案内されながら鉛直方向に沿って変位する。
これら第2コイル上面押圧部材194とチャック部188との間には、押圧用シリンダ200(押圧手段)が配設されている。該押圧用シリンダ200を構成する第4ロッド202は、鉛直方向に沿って前進・後退動作する。
チャック部188は、ホルダ52を構成する前記柱状部材134の小フランジ部132を下端面側から把持するための水平部が形成された第1爪204及び第2爪206を有する。これら第1爪204及び第2爪206の水平部同士の間には、可動盤38に設けられて垂下した係合用軸208が通されている。
係合用軸208には、連結用スリーブ210が連結されている。この連結用スリーブ210の外周壁には、係止用スリーブ212が該外周壁に対して移動可能に外嵌されている。下降された係止用スリーブ212の先端は、最終的に、コア保持治具50の上面に形成された前記陥没174に係合する。
本実施の形態に係るステータ製造装置10を含むステーション12は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
分割コア48からのステータの組み立ては、以下のようにして行われる。すなわち、先ず、ポール部にコイル54が巻回されて構成された分割コア48をコア保持治具50に装着する(図6参照)。
次に、図8に示すように、アーム部162を下降させ、該アーム部162の下面に形成された凸部172を分割コア48のヨーク部の凹部170に挿入する。これに伴って、アーム部162に設置された第1コイル上面押圧部材164がコイル54に近接ないし当接する。
次に、ホルダ52の柱状部材134の中空部に嵌合された第1軸受140を、円柱状部材66の先端部に嵌合されたフランジ部材70の突出円柱部68に嵌合する。この際、第1コイルスプリング74は、ホルダ52及び分割コア48の重量によって若干収縮する。なお、この時点では、基盤20は、図1における左端に位置し、第1リミットスイッチ32に当接する。
次に、作業台移動用シリンダ28が付勢され、第1ロッド30が図1における右方に向かって後退動作する。これに伴って基盤20及びテーブル22がガイドレール16a、16bに案内されながら右方に変位し、最終的に、テーブル22が第2リミットスイッチ34に当接して変位が終了され、その結果、図9に示すように、ホルダ52が昇降装置36の下方に位置する。
次に、昇降用シリンダ40が付勢され、第2ロッド41が鉛直下方に向かって前進動作する。図10に示すように、これに追従して可動盤38が降下し、先ず、係合用軸208がホルダ52の柱状部材134内の第2軸受142に挿入される。
可動盤38の下降はさらに続行され、係合軸を介してホルダ52が押圧されるようになる。この際の押圧力が第1コイルスプリング74の弾発付勢力を上回るので、該第1コイルスプリング74が圧縮されるとともに円柱状部材66が下降し始める。これにより、図7に示すように、分割コア48のコイル54同士の間にスペーサ44が挿入される。支持部材122が押圧盤90の円周方向に沿って揺動可能であるので、円柱状部材66の下降とともに、スペーサ44が適切な位置となるまで支持部材122が揺動される。
また、図10から諒解されるように、可動盤38に連結された第2コイル上面押圧部材194がアーム部162の上面を押圧するようになり、このため、分割コア48の上面が押止された状態となる。勿論、この際、第5コイルスプリング198が圧縮され、ガイドピン192が収容穴195から露呈する。
さらに、カム186の第2テーパ面190が縮径治具42のカム部100の第1テーパ面120に当接する。これにより、縮径治具42がカム186から押圧されるようになる。
この状態から可動盤38がさらに下降されると、コイル54の下面がコイル下面押圧部材110に支持されるとともに、分割コア48の下面がコア下面押圧部材114に当接する。その一方で、降下するカム186の第2テーパ面190を介してカム部100の第1テーパ面120に押圧力が伝達される。その結果、図11に示すように、全ての縮径治具42がタイロッド104に案内されながら径方向内側に互いに接近して集合するように変位を開始する。これに伴い、第2コイルスプリング108が圧縮される。
このようにして変位した縮径治具42により、コア保持治具50が押圧される。その結果、図12に示すように、コア保持治具50がボルトに案内されて第4コイルスプリング160を圧縮しながら径方向内側に変位を開始する。なお、上記したように、縮径治具42の基部98の下方、及び大フランジ部130の上端面のそれぞれには、摩擦抵抗が低い摺動用板部材94、摺動支援部材144が配設されている。従って、縮径治具42及びコア保持治具50の径方向内側への変位が円滑に進行する。
同時に、スペーサ44がコア保持治具50に形成された鍵部175(図7参照)に係合し、この状態でコア保持治具50に同伴されて変位する。上記したように、スペーサ保持治具46が押圧盤90の径方向に沿って変位可能に保持されているからである。
可動盤38が最大に下降されると、第1コイルスプリング74、第2コイルスプリング108、第3コイルスプリング118、第4スプリング及び第5スプリングが最大に圧縮された状態となり、図11及び図12から諒解されるように、縮径治具42及びコア保持治具50の変位量が最大となる。この結果、図13に示すように、コア保持治具50が互いに最大に接近して環状体を形成するように集合する。
このように縮径治具42及びコア保持治具50が変位される間、ホルダ52は、柱状部材134内の第1軸受140に嵌合された突出円柱部68、及び第2軸受142に嵌合された係合用軸208によって位置決めされている。柱状部材134はホルダ52の径方向の略中心に位置するので、縮径治具42及びコア保持治具50、ひいては分割コア48は、いずれもホルダ52の中心に向かうようにして変位する。
すなわち、この場合、位置決めされたホルダ52の中心に向かって分割コア48同士が略等速度で変位するので、分割コア48の一部が位置ズレを起こすことがない。従って、前記環状体が速やかに形成される。
分割コア48のヨーク部には、凹部170及び凸部172が互いに別の箇所に形成されている。従って、コア保持治具50が環状体を形成するように集合することに伴い、例えば、凹部170が右隣に位置する分割コア48のヨーク部の凸部172に嵌合する一方、凸部172が左隣に位置する分割コア48のヨーク部の凹部170に嵌合する。この嵌合が繰り返される結果、環状のステータ300が得られる。前記スペーサ44は、隣接するコイル54同士が短絡することを回避する。
同時に、コイル54が縮径治具42で押圧されることにより、径方向外側から内側に圧縮される。
このステータ300においては、分割コア48同士の高さ位置が一致している。ステータ300の組み立て前後で、各分割コア48は、第3コイルスプリング118で弾発付勢されたコア下面押圧部材114によって下面側から押圧される一方、凹部170にアーム部162の凸部172が嵌合することで上面側が堰止されているために、高さ位置が互いに一致するようになるからである。
この状態で、次に、押圧用シリンダ200が付勢され、第4ロッド202が鉛直下方に向かって前進動作する(図11参照)。第4ロッド202は、カバー部材168を押圧し、連結ピン166、ひいては第1コイル上面押圧部材164をコイル54の上面側に向かって変位させる。最終的に、第1コイル上面押圧部材164は、コイル54の上面に対して押圧力を付加する。
ここで、コイル54の下面は、コイル下面押圧部材110によって支持されている。従って、上面に押圧力が付加されたコイル54は、コイル下面押圧部材110から反力を受ける。換言すれば、コイル54の下面には、コイル下面押圧部材110からの押圧力が付加される。
結局、コイル54は、ステータ300の径方向に沿って圧縮された後、押圧用シリンダ200が付勢されることに伴って、その下面及び上面からも圧縮される。コイル54をこのように圧縮することにより、占積率を向上させることができる。
しかも、本実施の形態によれば、分割コア48が装着されたコイル54保持治具をホルダ52にセットした後、可動盤38をホルダ52に向けて降下させてカム186の作用下に縮径治具42及びコイル54保持治具を変位させるという作業を行うのみで、コイル54を圧縮するとともにステータ300を組み立てることができる。すなわち、ステータ300の組立作業が効率よく遂行される。
次に、チャック部188を構成する第1爪204及び第2爪206が互いに接近するように変位し、その水平部同士でホルダ52の小フランジ部132を把持する。その後、昇降用シリンダ40が付勢されて第2ロッド41が鉛直上方に向かって後退動作する。これにより可動盤38が上昇し、図2に示すように、ホルダ52がステータ300を保持した状態で縮径治具42から離脱する。この際、第1コイルスプリング74及び第2コイルスプリング108が伸長し、その弾発付勢によって円柱状部材66及び縮径治具42が元の位置にそれぞれ復帰する。
なお、スペーサ44は、支持部材122の差込口124から離脱し、隣接するコイル54同士の間に介装された状態でステータ300とともに上昇する。
また、係止用スリーブ212の先端がコア保持治具50の上面の陥没174に係合したままであるので、第4コイルスプリング160が圧縮された状態を保ち、このためにコイル54保持治具が互いに接近した状態を保つ。すなわち、ステータ300が分解することはない。
次に、作業台移動用シリンダ28が付勢され、第2ロッド41が左方に前進動作する。これに伴って基盤20及びテーブル22がガイドレール16a、16bに案内されながら左方に変位し、基盤20が第1リミットスイッチ32に当接することに伴って変位が終了する。これにより、ケーシング14が昇降装置36の下方に位置する(図1参照)。
次に、昇降用シリンダ40が再び付勢され、第2ロッド41が鉛直下方に向かって前進動作するとともに可動盤38が下降する。その結果、図14に示すように、ステータ300がホルダ52ごとケーシング14内部に挿入され始める。この挿入が終了することにより、回転電機が得られるに至る。
最後に、チャック部188がホルダ52の小フランジ部132を解放して可動盤38が上昇した後、ホルダ52のアーム部162を上昇させてケーシング14を引き抜けば、ホルダ52が離脱してステータ300のみがケーシング14に残留する。
このように、本実施の形態によれば、ステータ300の組み立てからケーシング14の挿入までを連続的に行うことが可能となる。従って、作業効率を大幅に向上させることができる。
分割コア48の上面には、コイル54端接続部やシリコーン樹脂注入部が存在する。上記したように、得られたステータ300においては、分割コア48同士の高さ位置が一致しているので、コイル54端接続部やシリコーン樹脂注入部を正確に位置決めすることができるという利点も得られる。
なお、この実施の形態では、スペーサ44をステータ300とともに上昇させて支持部材122から離脱させるようにしているが、スペーサ44に代替して支持部材122に着脱不能に設けられたシムを使用し、このシムでコイル54同士の間を所定間隔離間させるようにしてもよい。
この場合、ステータ300を形成した後、可動盤38を上昇させてカム186をカム部100から離脱させる。これに伴って第2コイルスプリング108が伸長し、縮径治具42が後退する。その結果、隣接する分割コア48同士の連結が若干緩やかになる。
そして、次に、スペーサ移動用シリンダ78を付勢し、第3ロッド82を後退動作させる。これに追従して連結盤84、棒状部材86及び押圧盤90が鉛直方向に沿って下降し、スペーサ保持治具46、ひいては前記シムも下降する。これにより、分割コア48同士の間からシムが退避する。
その後は、上記に準拠してコイル54の径方向からの圧縮、上下方向からの圧縮、ステータ300の組み立て、ステータ300のケーシング14への挿入を順次実施すればよい。
また、上記した実施の形態では、スペーサ44を移動させるための鍵部175をコア保持治具50に形成するようにしているが、縮径治具42に形成するようにしてもよい。
本実施の形態に係るステータ製造装置を含むステーションにおいて、昇降装置の下方にケーシングが位置したときの一部断面正面図である。 前記ステーションにおいて、昇降装置の下方に縮径治具が位置したときの一部断面正面図である。 前記ステータ製造装置を構成する基盤及び縮径治具の一部縦断面図である。 スペーサ保持治具と押圧盤、及び固定治具との位置関係を示す平面図である。 図4のV−V線矢視断面図である。 分割コアが装着されたコア保持治具を保持したホルダの一部縦断面図である。 前記ホルダの上方平面図である。 前記ホルダをフランジ部材の突出円柱部に嵌合した状態を示す一部縦断面図である。 ホルダが昇降装置の下方に位置した状態を示す前記ステーションの上方平面図である。 前記ステーションにおいて、可動盤が下降した状態を示す前記ステーションの一部縦断面図である。 前記ステーションにおいて、可動盤が図10からさらに下降することに伴って縮径治具及びコア保持治具が変位した状態を示す前記ステーションの一部縦断面図である。 コア保持治具が変位した状態を示す前記ホルダの一部縦断面図である。 図12の状態となった前記ホルダの上方平面図である。 ステータがホルダごとケーシング内部に挿入されている状態を示す一部縦断面図である。
符号の説明
10…ステータ製造装置 12…ステーション
14…ケーシング 18…基台
20…基盤 22…テーブル
28…作業台移動用シリンダ 36…昇降装置
38…可動盤 40…昇降用シリンダ
42…縮径治具 44…スペーサ
46…スペーサ保持治具 48…分割コア
50…コア保持治具 52…ホルダ
54…コイル 66…円柱状部材
74…第1コイルスプリング 78…スペーサ移動用シリンダ
90…押圧盤 100…カム部
108…第2コイルスプリング 110…コイル下面押圧部材
114…コア下面押圧部材 118…第3コイルスプリング
120…第1テーパ面 122…支持部材
132…小フランジ部 134…柱状部材
140…第1軸受 142…第2軸受
160…第4コイルスプリング 162…アーム部
164…第1コイル上面押圧部材 170…凹部
172…凸部 174…陥没
186…カム 188…チャック部
190…第2テーパ面 194…第2コイル上面押圧部材
198…第5コイルスプリング 200…押圧用シリンダ
204…第1爪 206…第2爪
208…係合用軸 212…係止用スリーブ

Claims (5)

  1. コイルが巻回された分割コア同士を互いに連結して環状のステータを得るステータ製造装置であって、
    基盤と、
    前記基盤に放射状に配置され、径方向に沿って互いに接近又は離間するように変位可能な複数個の縮径治具と、
    前記縮径治具の直径方向内方に放射状に配置され、径方向に沿って互いに接近又は離間するように変位可能な複数個のコア保持治具と、
    前記基盤に対して鉛直上方に位置し、且つ前記基盤に対して接近又は離間するように下降又は上昇可能な可動盤と、
    前記可動盤に設けられ、該可動盤が下降したときに前記縮径治具を径方向に沿って互いに接近するように変位させるカムと、
    前記分割コア中の隣接するもの同士の間に挿入されるスペーサを保持するためのスペーサ保持治具と、
    を備え、
    前記可動盤に追従して下降した前記カムが前記縮径治具を押圧して該縮径治具を径方向に沿って互いに接近するように変位させることによって前記コイルを径方向に沿って圧縮成形するとともに、前記縮径治具に追従して前記コア保持治具を径方向に沿って互いに接近するように変位させ、該コア保持治具に保持された前記分割コア同士を互いに連結してステータを得ることを特徴とするステータ製造装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記縮径治具に前記コイルの下面を押圧する下面押圧部材が設けられ、且つ前記コア保持治具に前記コイルの上面を押圧する上面押圧部材が設けられるとともに、前記可動盤に押圧手段が鉛直方向に沿って昇降自在に設けられ、
    前記押圧手段は、前記コイルが径方向に沿って押圧された後、前記可動盤から鉛直下方に下降し、これに伴って前記下面押圧部材及び前記上面押圧部材を介して前記コイルの下面及び上面を圧縮成形することを特徴とするステータ製造装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記コア保持治具に、前記分割コアの上面を鉛直下方に押止するコア上面押止部が設けられるとともに、前記縮径治具に、前記分割コアの下面を鉛直上方に向かって付勢するコア付勢手段が設けられ、
    前記コア上面押止部には、前記コア付勢手段によって付勢された前記分割コアが当接することを特徴とするステータ製造装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置において、
    複数個の前記コア保持治具を環状に配置した状態で保持するホルダと、環状に配置された複数個の前記縮径治具の中心に位置する係合部材と、前記ホルダを把持する把持手段とをさらに具備し、
    前記ホルダは、環状に配置された前記コア保持治具の中心に位置する柱状部材を有し、
    前記柱状部材の上端面に鍔部が形成され、且つ下端部に挿入口が形成され、
    前記把持手段は、前記鍔部を把持して前記ホルダごと前記コア保持治具を搬送し、
    前記挿入口に前記係合部材が係合されることで前記ホルダが位置決め固定されることに伴い、前記縮径治具の配列中心と前記コア保持治具の配列中心とを合致させることを特徴とするステータ製造装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置において、
    前記スペーサ保持治具を鉛直下方に移動させるスペーサ移動手段を有し、
    前記スペーサ移動手段は、前記コイルが径方向に沿って押圧された後、前記スペーサ保持具を鉛直下方に移動させることによって前記スペーサを隣接する前記分割コア同士の間から離脱させることを特徴とするステータ製造装置。
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