JPH11341784A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH11341784A
JPH11341784A JP15663498A JP15663498A JPH11341784A JP H11341784 A JPH11341784 A JP H11341784A JP 15663498 A JP15663498 A JP 15663498A JP 15663498 A JP15663498 A JP 15663498A JP H11341784 A JPH11341784 A JP H11341784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear motor
band
shaped coil
coil
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP15663498A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Shiraishi
克彦 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP15663498A priority Critical patent/JPH11341784A/ja
Publication of JPH11341784A publication Critical patent/JPH11341784A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却が良好に行え、かつ、製作が容易なリニ
アモータを提供する。 【解決手段】 平板状の要素コイル6の2つを絶縁紙1
0を挟んで貼り合わせた帯状コイル8よりなる電機子
と、この電機子に空隙を介して対向する永久磁石5を有
するリニアモータにおいて、椀状に形成したキャン部材
9aの内壁に絶縁紙10を介して取付けた帯状コイル8
と、キャン部材9aに取付けた帯状コイル8を囲って充
填した絶縁樹脂11と、2つのキャン部材9a、9aを
向き合わせて構成したキャン9を設けている。したがっ
て、冷却が良好に行え、かつ、製作が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアモータは、図6ないし図8
に示すように構成されている。図において、20はリニ
アモータで、このリニアモータ20は可動子21と固定
子22より構成している。前記可動子21は、コ字状の
支持台23の両脚にヨーク24、25を取付けている。
26、27は永久磁石で、前記ヨーク24、25に固定
して構成し、図示しない搬送装置の可動部材に取付けて
いる。前記固定子22は、図8に示すように導電板を打
ち抜いた要素コイル28、28を絶縁板30を挟んで設
け、一方の要素コイル28の側部と他方の要素コイル2
8の側部とを接続して帯状コイル29を構成し、非磁性
体からなる平板状の心金31の両側に前記帯状コイル2
9を固定している。このように心金31に固定した帯状
コイル29の外周に絶縁樹脂32を充填し、絶縁樹脂3
2の外周をキャン33で覆ってベース34に固定し、図
示しない搬送装置の固定部材に取付けている。このよう
に構成した従来の固定子は、帯状コイル29からの損失
熱の放散が十分に行われず、リニアモータの出力を上げ
ることができなかった。このため、図9に示すように帯
状コイル29の外周に充填した絶縁樹脂32とキャン3
3との間に空隙35を設け、この空隙35に図示しない
注入口より流入した冷媒を流通させ、図示しない排出口
から冷媒を排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
リニアモータは、帯状コイル29を囲う絶縁樹脂32と
キャン33との間に空隙35を設け、この空隙35に冷
媒を流通させて冷却するようにしているため、冷媒の循
環装置が必要であるだけでなく、キャン33を密閉構造
にしなければならず、また、キャン33と絶縁樹脂32
との間に一定間隔の空隙35を形成する必要があり、製
作が非常に面倒であるという問題があった。そこで、本
発明は、冷却が良好に行え、かつ、製作が容易なリニア
モータを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、平板状の要素コイルの2つを絶縁紙を挟
んで貼り合わせた帯状コイルよりなる電機子と、この電
機子に空隙を介して対向する永久磁石を有するリニアモ
ータにおいて、椀状に形成したキャン部材の内壁に絶縁
材を介して取付けた前記帯状コイルと、前記キャン部材
に取付けた前記帯状コイルを囲って充填した絶縁樹脂
と、2つの前記キャン部材を向き合わせて構成したキャ
ンを設けている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すリニ
アモータの正断面図、図2は本発明の第1の実施例を示
す固定子の正断面図、図3は本発明の第1の実施例を示
すリニアモータの帯状コイルの正面図である。図におい
て、1はリニアモータで、このリニアモータ1は、可動
子2と固定子3とより構成している。前記可動子2はコ
字状の可動子の支持台2aの両側にヨーク4、4が取付
けられ、このヨーク4、4の内側に永久磁石5、5を取
付け、図示しない搬送装置の可動部材に取付けてある。
前記固定子3は、図3に示すように導電板を打ち抜いた
要素コイル6、6を絶縁紙7を挟んで設け、一方の要素
コイル6と他方の要素コイル6の側部とを接続して帯状
コイル8を構成している。9aは椀状に形成したキャン
部材で、このキャン部材9aの内面に絶縁紙10を取付
け、この絶縁紙10上に前記帯状コイル8を固定してい
る。11は絶縁樹脂で、前記キャン部材9aの内側に前
記帯状コイル8を囲って充填している。このように帯状
コイル9を収納し絶縁樹脂11を充填した2つのキャン
部材9a、9aを向かい合わせてキャン9を構成してい
る。12は支持台、13は前記帯状コイル8の端子台で
ある。つぎに、このように構成したリニアモータの動作
について説明する。前記帯状コイル8に通電すると、可
動子2の永久磁石5、5と帯状コイル8との電磁作用に
より可動子2を軸線方向に作動する。前記帯状コイル8
に発生する損失熱は絶縁紙10を介してキャン部材9
a、9aに伝導し、キャン部材9a、9aより外部に放
出して帯状コイル8を冷却することができる。図4は本
発明の第2の実施例を示す固定子の正断面図を示すもの
で、向かい合うキャン部材9a、9aの内側に充填した
絶縁樹脂11の間に空隙14を形成している。キャン9
の一方の側面に設けた流入口(図示せず)から流入した
冷気を空隙14内を流通して他方の側面に設けた排出口
(図示せず)から排出する。この場合、帯状コイル8の
損失熱は絶縁樹脂11を伝導して空隙14を流通する冷
気により冷却するので、さらに冷却効率を向上すること
ができる。図5は本発明の第3の実施例を示す固定子の
正断面図を示すもので、キャン部材9a、9aの外被に
突起15を設けたものである。前記突起15を設けるこ
とにより、キャン部材9a、9aの放熱面積を大きくし
て帯状コイル8の損失熱を有効に放出することができる
ので、冷却効率を向上することができる。このように本
発明においては、冷媒による冷却方法を用いることなく
空気冷却の方法を用いることができるので、冷媒循環装
置が不要で、かつ、キャンを密封構造にする必要もない
ので、リニアモータを容易に製作することができる。実
施例の帯状コイルは、導電板を打ち抜いた要素コイルを
絶縁紙を挟んで2つ設け、一方の要素コイルと他方の要
素コイルの側部とを接続して帯状コイルを構成している
が、これに限ることなく丸銅線を環状に薄く巻装し、こ
の巻装した環状のコイルを複数個帯状に並べて構成して
もよく、丸銅線を亀甲状に巻装し、この亀甲状のコイル
を螺旋状に折り曲げて薄板に構成してもよい。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、冷却
が良好に行え、かつ、製作が容易なリニアモータを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示すリニアモータの
正面図である。
【図2】 本発明の第1の実施例を示すリニアモータの
固定子の断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施例を示すリニアモータの
帯状コイルの正面図である。
【図4】 本発明の第2の実施例を示すリニアモータの
固定子の断面図である。
【図5】 本発明の第3の実施例を示すリニアモータの
固定子の断面図である。
【図6】 従来のリニアモータの正面図である。
【図7】 従来のリニアモータの固定子の断面図であ
る。
【図8】 従来のリニアモータの帯状コイルの正面図で
ある。
【図9】 従来のリニアモータの固定子の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 リニアモータ、 2 可動子、 3 固定子、 4
ヨーク、5 永久磁石、 6 要素コイル、 7 絶縁
紙、 8 帯状コイル、9 キャン、 10 絶縁紙、
11 絶縁樹脂、 12 支持台、13 端子台、
14 空隙、 15 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の要素コイルの2つを、絶縁紙を
    挟んで貼り合わせた帯状コイルよりなる電機子と、この
    電機子に空隙を介して対向する永久磁石を有するリニア
    モータにおいて、 椀状に形成したキャン部材の内壁に絶縁材を介して取付
    けた前記帯状コイルと、 前記キャン部材に取付けた前記帯状コイルを囲って充填
    した絶縁樹脂と、 2つの前記キャン部材を向き合わせて構成したキャンよ
    りなることを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 前記キャン部材を向き合わせて構成した
    キャン部材の間に空隙を形成した請求項1記載のリニア
    モータ。
  3. 【請求項3】 前記キャン部材の外皮に突起を形成した
    請求項1又は2記載のリニアモータ。
JP15663498A 1998-05-20 1998-05-20 リニアモータ Pending JPH11341784A (ja)

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JP15663498A JPH11341784A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 リニアモータ

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