JPS6142264A - リニアインダクシヨンモ−タの冷却フイン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ この発明はリニアインダクションモータの固定子の冷却
フィンに関する。

［従来技術］ ｔＵのリニアインダクションモータの固定子は、第４図
で示すように、櫛の歯状の鉄板を多数枚積層してなる所
定長さで直線状の鉄芯１のスロント２内に単相あるいは
多相のフィルを巻回して構成される。

この固定子フィルに通電した時、このフィルに銅損が生
じ、鉄芯には鉄損が生しる。この両損失は共に熱となり
、固定子は温度上昇する。ちなみに、一般の誘導電動機
等の回転機では、小形の機種であってもその回転子の紬
と同軸に冷却ファンが設けられていて、その回転子の回
転とともに、固定子等を冷却し回転機の過熱を防いでい
る。

しかるに、このリニアインダクションモータの場合、固
定子の冷却は未だ考慮されておらず、また、従来の回転
機におけるような回転形の冷却ファンを設けることがで
きず、有効な冷却をすることかで趣なかった。

［発明の目的１ この発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、簡単
な構成により冷却効果のすぐれたリニアインダクション
モータの冷却フィンを提供することを目的とする。

［発明の構成１ この発明のりニアモータの冷却フィンは、鉄板を積層し
て成る鉄芯の鉄板間に金属板を適当な間隔をおいて挿入
し、かつ、この鉄芯のポール面とは反対の方向に突出さ
せたことを特徴とする。

１実施例１ この発明の第１実施例を第１図に示す。１はリニアイン
ダクションモータの固定子鉄芯であり、多数枚の鉄板１
ａを積層してなる。この鉄板１ａの積層方向に所定間隔
を隔てて、鉄板と鉄板との開に銅またはアルミのような
熱伝導度のよい金属板を冷却フィン３として挟みこむ。

この冷却フィン３は、第２図の分解図でもわかるように
、鉄板１ａと同様に櫛歯状をしているとともに、この固
定子のボール面４とは反対の方向に鉄板よりも突出する
ような長さを有する。そして、鉄芯の組立状態において
は、各冷却フィン３は隣接する鉄板と熱的に密着するよ
うに鉄板間に挟着される。

このように鉄板以外の金属板を冷却フィン３として鉄板
間に挟着してもボール面４と２次導体間の磁路長とは無
関係であるため、固定子の磁気特性が劣化することはな
い。なお、異種金属の接合による電蝕等の恐れρある場
合は、冷却フィン３を積層鉄板１ａと同材質の鉄板に置
き換えればよい。

以上のような構成のため、フィルおよび鉄芯１内で生じ
た熱は熱伝導度のよい冷却フィン３に伝わる。この冷却
フィン３に伝わった熱は、自然冷却または強制冷却ある
いは冷却フィン３にヒートバイブを取付ける等の方法に
より放熱され、固定子の過熱を防ぐ。

第３図はこの発明の第２実施例を示す図である。

鉄板の積層方向に所定間隔をおいた箇所の鉄板１ａを、
ボール面４とは反対側の鉄芯面より少し低くし、鉄板１
ａと鉄板１ａとの開にできたこの間隙部に方形状または
短冊状の銅板またはアルミニウム板を挟みこんで冷却フ
ィン３を構成してもよい。

［発明の効果１ 上述のように、この発明は積層鉄板の開に熱伝導度のよ
い金属板を冷却フィンとして挾み、このフィンにより鉄
芯で発生した熱を放熱し鉄芯を冷却するようにしたため
、リニアイングクションモータの固定子フィルの温度上
昇を防止することができ、したがって、固定子フィルの
許容電流密度を大きくとることができ、小型かつ軽量の
高出力リニアイングクションモータを得ることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す斜視図、第２図は
第１図の分解斜視図、第３図はこの発明の第２実施例を
示す斜視図、第４図は従来例を示す斜視図である。 １・・・鉄芯、　　　１ａ・・・鉄板、　　　２・・・
スロット、３・・・冷却フィン、　　　４・・・ボール
面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）鉄板を積層して成る鉄芯の鉄板間に金属板を適当
   な間隔をおいて挿入し、かつ、この鉄芯のポール面とは
   反対の方向に突出させたことを特徴とするリニアインダ
   クションモータの冷却フィン。