JP2010025164A - 開閉弁除去手段及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】抑止体を既設流体管の所定箇所に容易に設置して流体の流通を抑止することで、不断流状態で開閉弁を除去することができる開閉弁除去手段及びその方法を提供すること。
【解決手段】既設流体管2の所定箇所において、環状の密封部材14を備え流体の流通を抑止する抑止体10と、既設流体管2に連通可能に開閉弁5に接続され、抑止体10を所定箇所に設置する設置装置と、から構成されており、所定箇所に、管内部に向けて突出を控える待機状態若しくは突出した突出状態に切替可能な被係合部3bが設けられるとともに、抑止体10は、突出状態の被係合部3bに係合する係合部を備え、設置装置は、被係合部3bの待機状態において、抑止体10を収容部から開閉弁を介し所定箇所に向けて移動させた後に、被係合部3bが突出状態に切替り、抑止体10の係合部11bを被係合部3bに係合させるように成っている。
【選択図】図3

Description

本発明は、既設流体管に連通して接続された開閉弁を不断流状態で除去する開閉弁除去手段及びその方法に関する。
従来既設流体管の所定箇所において、既設流体管の内周面との間を密封する環状の密封部材を備え流体の流通を抑止する抑止体を設置し、不断流状態で開閉弁の除去等を可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−14440号公報(第4頁、第2図)
しかしながら、特許文献1にあっては、抑止体を、既設流体管の内周面に沿って形成された凹溝の内側にある設置位置まで押し込んだ後に、抑止体が備えた係合部を凹溝に嵌入する構成であるため、抑止体の設置位置、すなわち押し込み方向の位置と嵌入方向の位置への配置に高い精度が要求され、抑止体の設置が困難となる虞が生じていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、抑止体を既設流体管の所定箇所に容易に設置して流体の流通を抑止することで、不断流状態で開閉弁を除去することができる開閉弁除去手段及びその方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の開閉弁除去手段は、
既設流体管に連通して接続された開閉弁を不断流状態で除去する開閉弁除去手段であって、
既設流体管の所定箇所において、既設流体管の内周面との間を密封する環状の密封部材を備え流体の流通を抑止する抑止体と、該抑止体を密封状に収容する収容部を備え既設流体管に連通可能に前記開閉弁に接続され、前記抑止体を前記所定箇所に設置する設置装置と、から構成されており、
前記所定箇所に、管内部に向けて突出を控える待機状態若しくは突出した突出状態に切替可能な被係合部が設けられるとともに、前記抑止体は、前記突出状態の前記被係合部に係合する係合部を備え、
前記設置装置は、前記被係合部の待機状態において、前記抑止体を前記収容部から前記開閉弁を介し前記所定箇所に向けて移動させた後に、前記被係合部が前記突出状態に切替り、前記抑止体の係合部を前記被係合部に係合させるように成っていることを特徴としている。
この特徴によれば、抑止体を密封状に収容する収容部を備え既設流体管に連通可能に開閉弁に接続された設置装置により、抑止体は、被係合部の待機状態において、被係合部により動きを干渉される虞なく所定箇所に向けて移動し、抑止体が所定箇所に移動した後に被係合部は突出状態に切替り、抑止体の係合部を被係合部に係合して、既設流体管の所定箇所において抑止体により流体の流通を抑止することで、不断流状態で開閉弁を容易に除去することができる。
本発明の請求項2に記載の開閉弁除去手段は、請求項1に記載の開閉弁除去手段であって、
前記抑止体に、前記所定箇所側と前記収容部側とを開閉可能に連通する連通路が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、抑止体に、所定箇所側と収容部側とを開閉可能に連通する連通路が形成されており、抑止体を所定箇所に向けて移動するときに、連通路を開状態として流体が連通路を介し収容部側にも流通するため、抑止体の前後で流体による差圧を解消し、抑止体を移動し易い。
本発明の請求項3に記載の開閉弁除去手段は、請求項2に記載の開閉弁除去手段であって、
前記設置装置は、前記収容部を開放可能な開放弁を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、抑止体を所定箇所に向けて移動するときに、開放弁を開放することで、収容部内の空気と収容部側に流通する流体とを容易に置換でき、流体を収容部側に流通させ易い。
本発明の請求項4に記載の開閉弁除去手段は、請求項1ないし3のいずれかに記載の開閉弁除去手段であって、
前記設置装置は、前記抑止体を前記所定箇所に向けて移動可能な前記密封部材の非密封状態と、前記所定箇所において既設流体管の内周面との間を密封する前記密封部材の密封状態とに、切替可能と成っていることを特徴としている。
この特徴によれば、設置装置により、抑止体を所定箇所に向けて移動可能な密封部材の非密封状態と、所定箇所において既設流体管の内周面との間を密封する密封部材の密封状態とに、切替可能と成っているため、抑止体を所定箇所に向けて移動するときに、密封部材を非密封状態として傷付けることなく所定箇所に配置できる。
本発明の請求項5に記載の開閉弁除去手段は、請求項4に記載の開閉弁除去手段であって、
前記所定箇所における既設流体管内面は、前記抑止体が所定箇所に向かって移動する移動方向に沿って縮径するテーパ面に形成されており、前記密封部材は、前記抑止体の移動により前記テーパ面に当接することで、前記非密封状態から前記密封状態に切替ることを特徴としている。
この特徴によれば、抑止体を所定箇所に向けて移動するだけで、密封部材が、移動方向に沿って縮径するテーパ面に形成されている所定箇所における既設流体管内面に当接し密封状態に切替るため、別段の工程を要することなく、非密封状態から密封状態へ容易に切替えできる。
本発明の請求項6に記載の開閉弁除去方法は、
既設流体管に連通して接続された開閉弁を不断流状態で除去する開閉弁除去方法であって、
既設流体管の所定箇所において、既設流体管の内周面との間を密封する環状の密封部材を備え流体の流通を抑止する抑止体と、該抑止体を密封状に収容する収容部を備え前記抑止体を前記所定箇所に設置する設置装置とを用い、
前記所定箇所に、管内部に向けて突出を控える待機状態若しくは突出した突出状態に切替可能な被係合部が設けられるとともに、前記抑止体は、前記突出状態の前記被係合部に係合可能な係合部を備え、
前記設置装置は、前記抑止体を前記所定箇所に向けて移動可能な前記密封部材の非密封状態と、前記所定箇所において既設流体管の内周面との間を密封する前記密封部材の密封状態とに、切替可能に成っており、
前記開閉弁を閉状態とし、前記設置装置を既設流体管に連通可能に開閉弁に接続する取付工程と、
前記取付工程の後に、前記開閉弁を開状態とし、前記被係合部の待機状態において、前記密封部材を非密封状態とした前記抑止体を、前記収容部から前記開閉弁を介し前記所定箇所に向けて移動させる移動工程と、
前記移動工程の後に、前記所定箇所において、前記被係合部を前記突出状態に切替え、前記抑止体の係合部を前記被係合部に係合させるとともに、前記密封部材を前記密封状態とし流体の流通を抑止する係合抑止工程と、
前記係合抑止工程の後に、前記設置装置を取り外すとともに前記開閉弁を除去する除去工程と、から構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、抑止体を密封状に収容する収容部を備え取付工程で既設流体管に連通可能に開閉弁に接続された設置装置により、被係合部の待機状態において、移動工程で密封部材を非密封状態とした抑止体を、被係合部により動きを干渉される虞なく所定箇所に向けて移動し、係合抑止工程で所定箇所において被係合部を突出状態に切替え、抑止体の係合部を被係合部に係合させるとともに、密封部材を密封状態とし流体の流通を密封し、既設流体管の所定箇所において抑止体により流体の流通を制することで、除去工程において不断流状態で開閉弁を容易に除去することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例1を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例1における開閉弁除去手段の取付工程を示した概略図である。図2は、移動工程を示した概略図である。図3(a)は、抑止体の前後で流体が流通する連通路を示した拡大断面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。図4は、除去工程を示した拡大断面図である。
図1に示されるように、流体が流通する本管1及び本管1に略直交して分岐する分岐管2が、既設流体管を構成しており、本実施例では、管内には上水が流通している。分岐管2の端部に形成されたフランジ2aには、主として排水に用いる開閉弁5の一端側のフランジ5cが水密に接続されており、弁筐体5a内の弁体5bは閉状態で、管内流体の流通は遮断されている。開閉弁5の他端側のフランジ5dには、図示の通常時に特段の部材は接続されておらず、排水時に図示しない排水ホース等を接続可能となっている。尚、既設流体管内を流通する流体は、必ずしも上水に限られず、他種の液体若しくは気体等であっても構わない。
分岐管2における図示略中央の所定箇所には、上部及び下部の管壁をそれぞれ貫通する穿孔2b,2bが形成されるとともに、該穿孔2b,2bに連通するスリーブ3a,3aが設けられており、スリーブ3aの雌ネジ部に、被係合部としての被係合ボルト3bが、その先端部3cの分岐管2内部への突出を控えた状態で水密に螺合されている。尚、上記した被係合部は、分岐管の上下に設けられているに限られず、例えば分岐管の略中央高さ位置において左右に設けられていてもよい。このようにすることで、分岐管内の夾雑物等が混入する虞を回避できる。更に尚、被係合部は、上記した2箇所に限られず、後述する係合部の数量に合わせた所定箇所設けられていてもよい。
分岐管2の内周面は、開閉弁5側から前記所定箇所、そして本管1側に向って漸次縮径するテーパ面2cに形成されており、テーパ面2cの本管1側に段部2dが形成されている。
次に、開閉弁除去手段について説明すると、開閉弁除去手段は、後述するように分岐管2の前記した所定箇所において流体の流通を抑止する抑止体10と、抑止体10を所定箇所に設置する設置装置20と、から主として構成されている。抑止体10は、抑止体10の図示右側を収容する収容部22内に一端側が水密に挿通された挿入軸24、無連動継手25及び送り軸26を介し、操作用のハンドル27に接続されている。抑止体10に接続された上記各部材は、設置装置20を構成している。送り軸26は、収容部22に一体のフランジ21に立設した2本の支持軸28,28に支持されている支持板29に嵌挿されている。
図3(a)、(b)に示されるように、抑止体10について詳述すると、抑止体10は、図示左側の前方周面に沿った溝部11c内に密封部材としての環状の弾性体であるOリング14を備えた係合こま11と、先端側にナットを備え係合こま11に螺合したボルト15と、から主として成る。係合こま11には軸方向に前後面を連通する連通路Rが形成されており、係合こま11の一端側に、前記ナット側から順に、バックアップリング13、連通路Rの一端側を閉塞可能な弾性体から成るガスケット16がボルト15に嵌挿されている。更に、ガスケット16よりも小径のバネ体17がボルト15に嵌挿され、バックアップリング13と係合こま11との間を離間する方向に付勢している。また、係合こま11の前方周面と、この前方周面よりも小径の図示右側の後方周面との間に連続する段部が、後述する係合部11bとして形成されている。更に、抑止体10の接続について説明すると、係合こま11の他端側に挿入軸24の端部が螺合している。
次に、開閉弁除去手段による開閉弁の除去を工程順に説明する。
図1に示されるように、取付工程について説明すると、設置装置20を構成するフランジ21を開閉弁5の他端側のフランジ5dに水密に接続する。このようにすることで、抑止体10が、収容部22及び収容部22に連通する弁筐体5aにおける図示右側内部に水密に収容されることになる。抑止体10に接続された挿入軸24及び送り軸26は、分岐管2と略同軸に位置している。
次に、図2に示されるように、移動工程について説明すると、開閉弁5の弁軸5eを回転操作することで弁体5bを開状態とし、ハンドル27により抑止体10を軸方向(図示左方向)に、収容部22から開閉弁5を介し所定箇所に向けて移動させる。弁体5bを開状態とすることで、既設流体管内の流体が図示右方向に流通する。すなわち流体は、図3(a)に示されるように、抑止体10の前方側から、バックアップリング13及びガスケット16の外方周囲、及び係合こま11の連通路Rを介して、抑止体10の後方側の収容部に流通する。このようにすることで、抑止体10の前後で流体による差圧を解消し、抑止体10を移動し易い。このとき、ガスケット16と連通路Rが形成された係合こま11の前面との対向面間は、バネ体17の付勢により所定に離間し連通路Rが開放しているため、流体は、抑止体10の前後で確実に流通する。特に、開閉弁5の弁筐体5aの内径が分岐管2の内径よりも比較的小径で、移動工程において抑止体10のOリング14の外面が弁筐体5aの内面と干渉し、流体が、抑止体10の外面側を前後に流通し難い場合でも、前記した連通路Rを介し確実に流通できる。
この移動工程において、収容部22に形成された開口部22aに連通する開放弁30を操作部30aにより適宜開放する。このようにすることで、収容部22内の当初の空気を開口31より放出し、すなわち収容部22内の当初の空気と、収容部22側に流入する流体とを容易に置換でき、流体を収容部22側に流通させ易いので、抑止体10の前後での差圧を直ぐに解消できる。収容部22内の空気を抜くことで管内水圧と略同圧になるが、圧力ゲージ32が安定して同圧が確認できた時点で、開放弁30を閉状態とする。
また、この移動工程においては、係合こま11の溝部11cに嵌合しているOリング14は、後述する圧縮力が付与されていない非密封状態であるため、抑止体10の移動途中で開閉弁5のスリーブ部若しくは分岐管2の内面と当接し干渉してしまう虞がない。
更に、この移動工程においては、被係合ボルト3bは、先端部3cが分岐管2の内周面よりも内方に突出しておらず、分岐管2の内部への突出を控えた待機状態と成っているため、被係合ボルト3bが抑止体10と干渉してしまうことが無い。
抑止体10における前側に位置する係合こま11の前端面11aが、分岐管2内面に形成された段部2dに当接することで、抑止体10の前記所定位置までの移動が終了する。このように、係合こま11の前端面11aと分岐管2の段部2dとの当接を利用することで、抑止体10の前記所定位置への配置が容易となる。
また、ハンドル27に一体に接続された送り軸26と、抑止体10を構成する係合こま11に接続された挿入軸24とは、軸回りの回動が連動しない継手である無連動継手25を介して接続されているため、ハンドル27を軸方向に押圧操作する際にハンドル27を軸回りに回動してしまう場合であっても、無連動継手25により、前記回動が挿入軸24側に連動することがなく、すなわち抑止体10は回動することなく軸方向のみに移動可能になり、移動工程においてOリング14を回動で周方向に摺接してしまう虞を回避できる。
次に、図3(a)、(b)に示されるように、係合抑止工程について説明すると、設置装置20により抑止体10を所定箇所まで移動させることで、係合こま11の溝部に嵌合されたOリング14が、所定箇所において縮径されたテーパ面2cとの間で挟圧されることで、このテーパ面2cと係合こま11との間の流体の流通を密封する密封状態となる。
このように、抑止体10を所定箇所に向けて移動するだけで、密封部材としてのOリング14が、移動方向に沿って縮径するテーパ面2cに形成されている所定箇所における分岐管2内面に当接し密封状態に切替るため、別段の工程を要することなく、非密封状態から密封状態へ容易に切替えできる。
設置装置20により、抑止体10を所定箇所に向けて移動可能な密封部材としてのOリング14の非密封状態と、所定箇所において分岐管2の内周面との間を密封するOリング14の密封状態とに、切替可能と成っているため、抑止体10を所定箇所に向けて移動するときに、Oリング14を非密封状態として傷付けることなく所定箇所に配置できる。
一方、被係合ボルト3bを分岐管2内部に向けて螺入することで、先端部3cが分岐管2内部に突出した突出状態に切替り、先端部3cを係合こま11の係合部11b若しくは係合部11bよりも後方の後方周面に当接させる。そして、流体の圧力若しくはハンドル27操作により、抑止体10を前記した移動方向と逆方向に移動させることで、係合部11bが、被係合ボルト3bに係合する。このように係合部11bが被係合ボルト3bに係合することで、後述する除去工程においても係合こま11の移動が規制される。
この係合抑止工程の終了により、分岐管2の所定箇所で流体の流通が抑止されることになる。
本発明において、流体の流通を抑止するとは、抑止体10の前後で流体の流通を完全に遮断する態様、若しくは、環状の密封部材により既設流体管の内周面との間を密封した上で、密封部材の環の中を通過する連通路Rを介した比較的少量の流体の流通を許容する態様のいずれの態様も包含する。
次に、図4に示されるように、除去工程について説明すると、上述したように抑止体10により流体の流通が抑止された状況下で、不断流状態で設置装置20を開閉弁5から取り外すとともに、開閉弁5を分岐管2から除去する。若しくは、設置装置20が開閉弁5に取り付けられた状態のままで、開閉弁5を分岐管2から取り外してもよい。
設置装置20の取り外しについて、詳細には、挿入軸24を係合こま11から取り外すとともに、開閉弁5を分岐管2から取り外す。
上記した設置装置20取り外しにより、管内の流体が、水圧でバックアップリング13を流出方向、すなわち図示右方向にバネ体17の付勢に抗して押圧することで、ガスケット16が連通路Rの一端側を水密に閉塞する。このようにすることで、連通路Rによる抑止体10の前後で流体の流通を完全に遮断できる。バネ体17の付勢力を管内の水圧よりも小さい仕様とすることで、上述のように設置装置20及び開閉弁5を取り外すだけで、管内の水圧を利用して、特段の閉塞作業を要することなく抑止体10の前後で流体の流通を遮断できる。
上述したように、抑止体10を密封状に収容する収容部22を備え分岐管2に連通し開閉弁5に接続された設置装置20により、抑止体10は、被係合ボルト3bの待機状態において、被係合ボルト3bにより動きを干渉される虞なく所定箇所に向けて移動し、抑止体10が所定箇所に移動した後に被係合ボルト3bは突出状態に切替り、抑止体10を構成する係合こま11の係合部11bを被係合ボルト3bに係合して、分岐管2の所定箇所において抑止体10により流体の流通を抑止することで、不断流状態で開閉弁5を容易に除去することができる。
また、抑止体10を密封状に収容する収容部22を備え取付工程で分岐管2に連通し開閉弁5に接続された設置装置20により、被係合ボルト3bの待機状態において、移動工程でOリング14を非密封状態とした抑止体10を、被係合ボルト3bにより動きを干渉される虞なく所定箇所に向けて移動し、係合抑止工程で所定箇所において被係合ボルト3bを突出状態に切替え、抑止体10を構成する係合こま11の係合部11bを被係合ボルト3bに係合させるとともに、Oリング14を密封状態とし流体の流通を密封し、分岐管2の所定箇所において抑止体10により流体の流通を制することで、除去工程において不断流状態で開閉弁5を容易に除去することができる。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明すると、図5は、実施例2における移動工程を示した拡大断面図である。図6は、係合抑止工程を示した拡大断面図である。図7は、除去工程を示した拡大断面図である。なお、上記実施例と同一構成で重複する構成を省略する。
図5に示されるように、実施例2における抑止体40は、先端側(図示左側)から順に、外周面に沿って凹状を成す係合部41bを備えた係合こま41、密封部材としての弾性部材44、そして環状部材42から主として構成されており、係合こま41が螺合され、弾性部材44及び環状部材42が嵌挿されたボルト43が、ナット45と螺合している。
また抑止体40を所定箇所に設置する設置装置50は、図示しない収容部内に一端側が水密に挿通されナット45に嵌合した挿入軸54と、挿入軸54を略同軸に内部に挿通する筒状体であって環状部材42に嵌合した送り軸56とを含んでいる。
移動工程について説明すると、図示しないハンドルにより、挿入軸54及び送り軸56を介して抑止体40を軸方向(図示左方向)に、所定箇所に向けて移動させる。流体は、係合こま41の外方周囲を通過して、抑止体40の後方側の収容部に流通する。このようにすることで、抑止体40の前後で流体による差圧を解消し、抑止体40を移動し易い。尚、送り軸56の周壁に貫通孔を形成し、流体が前記貫通孔を介し送り軸56の内部を流通するようにしてもよい。
また、送り軸56の後方側の外周面にマーキングを付す等により、抑止体40を所定箇所に正しく配置するべく、軸方向の移動量を把握できるようにすると好ましい。
次に、図6に示されるように、係合抑止工程について説明すると、被係合ボルト3bを分岐管2内部に向けて螺入することで、先端部3cが分岐管2内部に突出した突出状態に切替り、先端部3cを所定箇所に配置されている係合こま41の係合部41bに当接させることで、係合部41bが、被係合ボルト3bに係合する。このようにすることで、後述する除去工程においても係合こま41の移動が規制される。
一方、挿入軸54を回転操作してナット45をボルト43に螺入することで、環状部材42が係合こま41に向って押圧され、弾性部材44が、環状部材42と係合こま41との間で挟圧されて外径方向に膨出することで、分岐管2の内周面に密接し、この内周面と係合こま41との間の流体の流通を密封する密封状態となる。
このとき環状部材42は、送り軸56に嵌合されて回動動作を規制されているため、環状部材42に当接している弾性部材44は、ナット45の回動動作に連動し捻れてしまうことがなく、すなわち弾性部材44は軸方向にのみ圧縮力が付与されて密封状態となる。
この係合抑止工程の終了により、分岐管2の所定箇所で流体の流通が完全に遮断されることになる。
次に、除去工程について説明すると、図7に示されるように、上述したように抑止体40により流体の流通が抑止された状況下で、不断流状態で設置装置50を開閉弁から取り外すとともに、開閉弁を分岐管2から除去する。若しくは、設置装置50が開閉弁に取り付けられた状態のままで、開閉弁を分岐管2から取り外してもよい。挿入軸54及び送り軸56は、それぞれナット45及び環状部材42に嵌合されているのみであるため、挿入軸54及び送り軸56を軸方向に引き戻すことで、それぞれナット45及び環状部材42から容易に外れる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、既設流体管の所定箇所として、本管1から分岐する分岐管2の所定箇所に被係合部を設け抑止体10を設置しているが、所定箇所は、既設流体管を構成し抑止体を設置可能な箇所であれば、例えば本管における所定の箇所でもよい。
また、上記実施例では、既設流体管として、流体が流通する本管1及び本管1に略直交して分岐する分岐管2が示されているが、既設流体管は、例えば既設管路を開閉するバルブを収容する収容ケースも含み、該収容ケースに連通する排出部を介し接続された開閉弁を除去するべく、前記排出部を所定箇所としてもよい。
本発明の実施例1における開閉弁除去手段の取付工程を示した概略図である。 移動工程を示した概略図である。 (a)は、抑止体の前後で流体が流通する連通路を示した拡大断面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。 除去工程を示した拡大断面図である。 実施例2における移動工程を示した拡大断面図である。 係合抑止工程を示した拡大断面図である。 除去工程を示した拡大断面図である。
符号の説明
1 本管(既設流体管)
2 分岐管(既設流体管)
2c テーパ面
3b 被係合ボルト(被係合部)
5 開閉弁
10 抑止体
11 係合こま
11b 係合部
13 バックアップリング
14 Oリング(密封部材)
15 ボルト
16 ガスケット
17 バネ体
20 設置装置
22 収容部
24 挿入軸
27 ハンドル
30 開放弁
32 圧力ゲージ
40 抑止体
41 係合こま
41b 係合部
42 環状部材
43 ボルト
44 弾性部材(密封部材)
45 ナット
50 設置装置
54 挿入軸

Claims (6)

  1. 既設流体管に連通して接続された開閉弁を不断流状態で除去する開閉弁除去手段であって、
    既設流体管の所定箇所において、既設流体管の内周面との間を密封する環状の密封部材を備え流体の流通を抑止する抑止体と、該抑止体を密封状に収容する収容部を備え既設流体管に連通可能に前記開閉弁に接続され、前記抑止体を前記所定箇所に設置する設置装置と、から構成されており、
    前記所定箇所に、管内部に向けて突出を控える待機状態若しくは突出した突出状態に切替可能な被係合部が設けられるとともに、前記抑止体は、前記突出状態の前記被係合部に係合する係合部を備え、
    前記設置装置は、前記被係合部の待機状態において、前記抑止体を前記収容部から前記開閉弁を介し前記所定箇所に向けて移動させた後に、前記被係合部が前記突出状態に切替り、前記抑止体の係合部を前記被係合部に係合させるように成っていることを特徴とする開閉弁除去手段。
  2. 前記抑止体に、前記所定箇所側と前記収容部側とを開閉可能に連通する連通路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の開閉弁除去手段。
  3. 前記設置装置は、前記収容部を開放可能な開放弁を備えていることを特徴とする請求項2に記載の開閉弁除去手段。
  4. 前記設置装置は、前記抑止体を前記所定箇所に向けて移動可能な前記密封部材の非密封状態と、前記所定箇所において既設流体管の内周面との間を密封する前記密封部材の密封状態とに、切替可能と成っていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の開閉弁除去手段。
  5. 前記所定箇所における既設流体管内面は、前記抑止体が所定箇所に向かって移動する移動方向に沿って縮径するテーパ面に形成されており、前記密封部材は、前記抑止体の移動により前記テーパ面に当接することで、前記非密封状態から前記密封状態に切替ることを特徴とする請求項4に記載の開閉弁除去手段。
  6. 既設流体管に連通して接続された開閉弁を不断流状態で除去する開閉弁除去方法であって、
    既設流体管の所定箇所において、既設流体管の内周面との間を密封する環状の密封部材を備え流体の流通を抑止する抑止体と、該抑止体を密封状に収容する収容部を備え前記抑止体を前記所定箇所に設置する設置装置とを用い、
    前記所定箇所に、管内部に向けて突出を控える待機状態若しくは突出した突出状態に切替可能な被係合部が設けられるとともに、前記抑止体は、前記突出状態の前記被係合部に係合可能な係合部を備え、
    前記設置装置は、前記抑止体を前記所定箇所に向けて移動可能な前記密封部材の非密封状態と、前記所定箇所において既設流体管の内周面との間を密封する前記密封部材の密封状態とに、切替可能に成っており、
    前記開閉弁を閉状態とし、前記設置装置を既設流体管に連通可能に開閉弁に接続する取付工程と、
    前記取付工程の後に、前記開閉弁を開状態とし、前記被係合部の待機状態において、前記密封部材を非密封状態とした前記抑止体を、前記収容部から前記開閉弁を介し前記所定箇所に向けて移動させる移動工程と、
    前記移動工程の後に、前記所定箇所において、前記被係合部を前記突出状態に切替え、前記抑止体の係合部を前記被係合部に係合させるとともに、前記密封部材を前記密封状態とし流体の流通を抑止する係合抑止工程と、
    前記係合抑止工程の後に、前記設置装置を取り外すとともに前記開閉弁を除去する除去工程と、から構成されていることを特徴とする開閉弁除去方法。
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