JP2006118955A - ガス配管の試験孔構成具及び試験孔構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 試験孔の簡易な悪用によるガス漏洩を防止する。
【解決手段】 試験孔形成部Laに螺合する取付雄ねじ部11a、内部に試験孔形成部Laに連通する開口室部11b、これから先端側に通じる開口孔部11c、これを閉塞する付勢された弁体12、開口孔部11cに連通する取付雌ねじ部11dを有する弁閉塞具10と、取付雄ねじ部21aを取付雌ねじ部11dに螺合することで開口孔部11cを塞ぐ蓋具20と、取付雄ねじ部41cが取付雌ねじ部11dに螺合することで開口孔部11cと連通する貫通孔43を備え、弁体12を付勢力に抗して押圧作動するための作動軸50を有するプラグ具40とからなる。蓋具20のフランジ部21bの側面に特殊工具によって着脱操作を可能にする切り欠き21cを設ける。試験孔の非使用時に弁閉塞具10に蓋具20を取り付け、試験孔の使用時に弁閉塞具10にプラグ具40を取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気密試験や漏洩試験等に用いられる試験孔を構成するためにガス配管に取り付けられる試験孔構成具及び試験孔構造に関する。
ガス事業者は、ガス配管の気密試験や漏洩試験を行って配管に漏れがないことを確保することが義務付けられている。気密試験は、建物の竣工時のガス配管の検査及びガスメータ交換時の検査として行われる。ガスメータはメータ検定有効期限(例えば、10年)に近づくと、新規なメータに交換しなければならず、ガスメータの交換時には、気密試験の他にガスメータ内の空気をガスに置換するためのエアパージも行われる。つまり、ガス配管は定期的に気密試験等を受けて、ガス漏洩が未然に防止されている。
ここで、ガス配管の気密試験等の際において、ガス漏れが発生すると、特に地下街に敷設されたガス配管においては、少しのガス漏れでも大きな懸念を生じさせる。そこで、気密試験等を行うときに、ガス配管からガス漏れを生じさせない技術が開発されている(特許文献1参照)。
この従来の技術は、ガス配管の上流側に設けられたガスメータの継手部分に試験孔を形成し、この試験孔に試験器具等を接続することがなされている。この従来例では、この試験孔にプラグを取り付けて、試験器具を容易に着脱できるようにすると共に、試験孔の開口状態を漏洩試験時の小さな開口とエアパージ時の大きな開口とに切り換えることなどが提案されている。
図6は、この従来例を示し、ガス配管Lの試験孔形成部Laの開口部にプラグPを取り付けたものである。このプラグPは、プラグ本体P1、弁体P2、弁体P2を常時閉塞状態に付勢するバネP3によって構成されている。
プラグ本体P1は、試験孔形成部Laの開口部に螺合されるネジ部P1を有すると共に、試験器具のソケットが接続する接続部P1を有しており、その内部には、ガス流通経路として3段階の開口径を有する開口孔(開口孔P1,P1,P1)が形成されている。また、弁体P2は、プラグ本体P1のガス流通経路において開口孔P1から開口孔P1に至るテーパ面に形成された弁座P1に当接してガス流通経路を閉塞させるテーパ面P2を有すると共に、前記の開口孔P1に密接する外周面P2を有しており、更にこの外周面P2にガス流通溝が形成されている。また、弁体P2の図示上端には、開口孔P1内に突出する作動軸P2が設けられている。
この従来例のプラグPによると、常時はバネP3の付勢力によって弁体P2のテーパ面P2がプラグ本体P1の弁座P1に当接してガス流通経路を閉塞しており、プラグ本体P1の接続部P1に試験器具のソケットを接続することで、このソケットが備える押圧部が作動軸P2を押圧して弁体P2のテーパ面P2がプラグ本体P1の弁座P1から離れ、弁体P2の外周面P2に形成されたガス流通溝を経由したガス流通経路が開放されることになる。また、エアパージ時には、更に作動軸P2を押し下げる補助軸を介して弁体P2を押圧することによって、弁体P2のテーパ面P2を開口孔P1に落とし込み、弁体P2と開口孔P1の間隙を介したガス流通経路を開放するようにしている。
特開平7−333100号公報
前述した従来例のように、ガス配管の試験孔形成部にプラグを取り付けたものでは、プラグの非使用時には、プラグの接続部にねじ込み式等の保護キャップを被せることがなされている。しかしながら、このプラグを取り付けたガスメータの継手部分が一般人の目に付き易い場所である場合には、特殊な工具が無くても、保護キャップを外してプラグの開口孔を露出させることができ、いたずら等によってガス漏洩が生じやすいという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ガス配管の試験孔を簡易に悪用することができないガス配管の試験孔構成具及び試験孔構造を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明は、ガス配管の途中に開口する試験孔形成部に取り付けられる取付部(例えば、実施形態における取付雄ねじ部11a)が基端側に形成され、該基端側の内部に試験孔形成部に連通する開口室部を有すると共に、該開口室部から先端側に通じる開口孔部を有し、開口室部には、開口孔部を閉塞するように付勢された弁体が設けられ、先端側の内部には開口孔部に連通する凹状の取付雌部(例えば、実施形態における取付雌ねじ部11d)が形成された弁閉塞具と、取付雌部に取り付けられる取付雄部(例えば、実施形態における取付雄ねじ部21a)が形成され、該取付雄部を取付雌部に取り付けることによって開口孔部を塞ぐ蓋具と、先端側に接続部が形成され、基端側に取付雌部に取り付けられる取付雄部(例えば、実施形態における取付雄ねじ部41c)が形成され、内部に先端側から基端側に貫く貫通孔が形成され、取付雄部が取付雌部に取り付けられることによって開口孔部と貫通孔とを連通させ、貫通孔に弁体を付勢力に抗して押圧作動するための作動軸が設けられたプラグ具とを有してなることを特徴とする。
この発明によれば、ガス配管の途中に開口部を形成する試験孔形成部に、弁閉塞具を取り付け、その弁閉塞具に蓋具を取り付けると、試験孔非使用時の試験孔構造を構成し、また、弁閉塞具に取り付けられた蓋具を取り外して、そこにプラグ具を取り付けることによって、試験孔使用時の試験孔構造を構成することができる。
また本発明は、プラグ具の作動軸は、貫通孔に摺動可能に嵌合する摺動部と該摺動部の基端側に突設されて弁体を押圧する押圧部とを有してなり、摺動部に貫通孔の先端側と基端側とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、作動軸は、貫通孔に摺動可能に嵌合する摺動部と弁体を押圧する押圧部とを有してなり、摺動部に連通孔を形成することにより、作動軸が弁体側に押されて移動すると付勢力に抗して弁体を移動させて開口孔部を開口させて、貫通孔が開口孔部に連通して、弁体によるガス流通経路の閉塞を開放することができる。
また本発明は、蓋具は、弁閉塞具の取付雌部を覆って塞ぐフランジ部を備え、該フランジ部の側面に特殊工具と係合して蓋具の着脱操作を可能にする切り欠きが形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、蓋具はフランジ部を備え、このフランジ部の側面に特殊工具と係合して蓋具の着脱操作を可能にする切り欠きを設けることによって、特殊工具がなければ蓋具の取り外しが困難となり、いたずら等による蓋具の取り外しを未然に防止して、保安効果を高めることができる。
さらに本発明は、特殊工具及び蓋具の少なくともいずれかは特殊工具及び蓋具が互いに引き合うような磁性を有することを特徴とする。
この発明によれば、特殊工具及び蓋具の少なくともいずれかはこれらが互いに引き合うような磁性を有することによって、特殊工具によって蓋具を弁閉塞具から取り外したり、蓋具を弁閉塞具に取り付けたりするときに、蓋具が特殊工具から落下する事態を未然に防止することができ、蓋具の着脱作業の操作性を向上することができる。
また本発明は、弁閉塞具の先端側に形成された凹部(例えば、実施形態における封止部材受け部11e)にフランジ部が収容され、且つ蓋具の取付雄部が弁閉塞具の取付雌部に取り付けられた状態で、弁閉塞具の先端側端部に取り付けられてフランジ部と凹部との間に形成される隙間を覆うキャップ具を備えることを特徴とする。
この発明によれば、凹部にフランジ部が収容され、蓋具の取付雄部が弁閉塞具の取付雌部に取り付けられた状態で、弁閉塞具の先端側端部にフランジ部と凹部との間に形成される隙間を覆うキャップ具を取り付けることにより、キャップ具によって蓋具を保護するとともに、フランジ部と凹部との間の隙間を覆うことができる。このため、隙間内に、建物の外壁保全工事等による塗料等が侵入して固化する事態を確実に防止することができ、蓋部の取り外し作業の作業性の低下を未然に防止することができる。
また本発明は、ガス配管の途中に開口する試験孔形成部を設け、内部に試験孔形成部に連通する開口孔部を有して、該開口孔部を閉塞するように付勢する弁体が設けられた弁閉塞具を、試験孔形成部に取り付け、弁閉塞具の先端側に形成されて開口孔部に連通する取付雌部に、フランジ部の側面に特殊工具によって着脱操作を可能にする切り欠きを備えた蓋具を取り付けたことを特徴とする。
この発明によれば、ガス配管の途中に設けられた試験孔形成部に、弁閉塞具を取り付け、その弁閉塞具に蓋具を取り付けることで、試験孔非使用時の試験孔構造を構成することができる。
また本発明は、先端側に接続部が形成され、基端側に取付雌部に取り付けられる取付雄部が形成され、内部に先端側から基端側に貫く貫通孔が形成され、取付雄部が取付雌部に取り付けられることによって開口孔部と貫通孔とを連通させ、貫通孔に弁体を付勢力に抗して押圧作動するための作動軸が設けられたプラグ具を、蓋具を取り外した弁閉塞具の取付雌部に取り付けたことを特徴とする。
この発明によれば、ガス配管の途中に設けられた試験孔形成部に弁閉塞具を取り付け、蓋具を取り外した弁閉塞具にプラグ具を取り付けることで、試験孔使用時の試験孔構造を構成することができる。
本発明に係わるガス配管の試験孔構成具及び試験孔構造によれば、ガス配管の途中に開口する試験孔形成部に取り付けられて開口孔部を閉塞するように付勢された弁体を備えた弁閉塞具と、開口孔部を塞ぐ蓋具と、蓋具を取り外した弁閉塞具に取り付けられて弁体を付勢力に抗して押圧作動するための作動軸を備えたプラグ具とを有して構成することによって、ガス配管の試験孔を簡易に悪用することができないガス配管の試験孔構成具及び試験孔構造を提供することができる。
以下、本発明に係わるガス配管の試験孔構成具及び試験孔構造の好ましい実施の形態を図1から図5に基づいて説明する。なお、本実施の形態は、ガス配管のうちガスメータに接続した継手部分に設けられた試験孔形成部に取り付けられる試験孔構成具及び試験孔構造を例にして説明する。先ず、本発明のガス配管の試験孔構成具及び試験孔構造を説明する前に、試験孔構成具が取り付けられてガスメータに繋がる継手部分に形成された試験孔形成部について説明する。
試験孔形成部Laは、図1(断面図)に示すように、ガスメータ(図示せず)に繋がる継手部分のガス配管Lから突出して開口した孔部を示している。試験孔形成部Laには、後述する弁閉塞具10の取付雄ねじ部11aに螺合する取付雌ねじ部La1が形成されている。
さて、この試験孔形成部Laに取り付けられる本発明の試験孔構成具1は、試験孔形成部Laに取り付けられる弁閉塞具10、この弁閉塞具10の先端側に選択的に取り付けられる蓋具20及びプラグ具40とを有してなる。
弁閉塞具10は弁閉塞具本体11を備え、弁閉塞具本体11の基端側には試験孔形成部Laの取付雌ねじ部La1に螺合して取り付けられる取付雄ねじ部11aが形成され、その内部には試験孔形成部Laの開口部La0に連通する開口室部11bと、開口室部11bから弁閉塞具本体11の先端側に通じる開口孔部11cが形成されている。開口室部11bには開口孔部11cを閉塞するように配設された圧縮ばね14によって付勢された弁体12が設けられ、弁閉塞具本体11の先端側の内部には開口孔部11cに連通する凹状の取付雌ねじ部11dが形成されている。
更に詳細には、弁閉塞具本体11の基端側内部には、圧縮ばね14のばね座を形成するとともに開口部La0に連通する孔部13aを有する止め部材13が取り付けられている。この止め部材13に支持されて開口室部11b内に圧縮ばね14が配備されている。そして、この圧縮ばね14の付勢力によって、弁体12の先端テーパ面が開口孔部11cの端部に形成されるテーパ状の弁座に当接することで、弁体12が開口孔部11cを閉塞するようになっている。取付雌ねじ部11dの先端側の弁閉塞具本体11には凹状の封止部材受け部11eが形成されている。
なお、弁閉塞具本体11における取付雄ねじ部11a及び取付雌ねじ部11dは、ねじによる取付構造であるが、気密な取り付けが可能であれば他の構造を採用することもできる。
このような弁閉塞具10の取付雌ねじ部11dに取り付けられる蓋具20は、蓋具本体部21を備える。蓋具本体部21の基端側端部には、取付雌ねじ部11dに取り付けられる取付雄ねじ部21aが形成され、蓋具本体部21の先端側端部には弁閉塞具10の取付雄ねじ部21aを覆って塞ぐフランジ部21bが形成されている。取付雄ねじ部21aを弁閉塞具10の取付雌ねじ部11dに螺合することによって、弁閉塞具10の開口孔部11cを塞ぎ、さらにフランジ部21bを封止部材受け部11eに密着することによって、開口孔部11cを確実に閉塞することができる。
フランジ部21bの側面には、図2(a)及び(b)に示すように、対向して配置されて特殊工具と係合して蓋具20の着脱操作を可能にする直線状に延びる一対の切り欠き21cが形成されている。したがって、この蓋具20を図1に示す弁閉塞具10から着脱する際には、一対の切り欠き21cに特殊工具を装着する必要があり、特殊工具無しには容易に蓋具20の着脱ができないようになっている。なお、切り欠き21cは、フランジ部21bの外周に3つ以上設けられたり、湾曲形状や屈曲形状を有して形成されたりしてもよい。また図2(c)、(d)、(e)に示すように、蓋具20のフランジ部21bは、矩形状、多角形状、角部が面取りされた多角形状に形成されてもよい。蓋具20と特殊工具の少なくともいずれかは、互いに引き合うような磁性を帯びている。このため、特殊工具によって蓋具20を弁閉塞具10に着脱する際に、蓋具20が特殊工具から落下する事態を未然に防止することができ、蓋具20の着脱作業の操作性を向上させることができる。
また、図1に示すように、この蓋具20に換わって、弁閉塞具10の取付雌ねじ部11dに取り付けられるプラグ具40は、プラグ具本体41の先端側から後端側に接続部41a、把持部41b及び取付雄ねじ部41cが形成されている。接続部41aは、図3(b)に示すように、プラグ具本体41の先端部に環状溝41a1を有して構成されている。把持部41bは接続部41aよりも大径であり、外周にローレット目が形成されて滑りを防止している。プラグ具本体41の基端側には図1に示す取付雌ねじ部11dに取り付けられる取付雄ねじ部41cが形成されている。プラグ具本体41の内部には、図3(a)及び(c)に示すように、先端側から後端側に貫通する貫通孔43が形成されている。貫通孔43は、小径孔部44とこの先端側の途中に形成されて小径孔部44よりも大径な大径孔部45とを有して形成されている。このため、大径孔部45の先端側と後端側の両端部には段部46が形成されている。
このように形成された貫通孔43に作動軸が挿着されている。作動軸50は、図4(a)及び(b)に示すように、図3(c)に示す貫通孔43に摺動可能に嵌合する摺動部51とこの基端側に突設されて図1に示す弁体12を押圧する押圧部53とを有してなる。摺動部51は筒状であって軸心方向に延び、内部に軸心方向に延びる軸部51aが配設され、軸部51aの外周には、周方向に所定間隔を有して配置されて放射状に延びて摺動部51の周壁に繋がるリブ51bが複数設けられている。このため、複数のリブ51b間には、摺動部51を貫く連通孔52が形成されている。そして、これらの連通孔52は図1に示す貫通孔の先端側と基端側を連通している。摺動部51の先端部には弾性変形によって軸部51aに接近動及び離反動可能に支持された係止部51cが周方向に所定間隔を有して複数配設されている。この係止部51cは、図3(c)に示す段部46に当接することで、作動軸50の貫通孔43からの抜脱を規制している。軸部51aの後端側は、摺動部51からさらに突出して延びて、押圧部53を形成している。
なお、作動軸50は、合成樹脂材料製であって一体成形され、押圧部53を図3(c)に示す貫通孔43の先端側開口部から挿入することによって、貫通孔43内に挿着される。
したがって、図1に示すように、このプラグ具40における取付雄ねじ部41cを弁閉塞具10の取付雌ねじ部11dに取り付けることによって、弁閉塞具10の開口孔部11cとプラグ具40の貫通孔43とが連通されることになる。また、作動軸50は、軸方向に摺動することで、弁閉塞具10の弁体12をバネ14の付勢力に抗して押圧作動する機能を有する。なお、作動軸50は、プラグ具40の接続部41aに図示しない試験器具の接続部が取り付けられると、押圧されてプラグ具40の基端側に移動するようになっている。
次に、前述した試験孔構成具1を用いたガス配管Lの試験孔構造を図5(a)及び(b)によって説明する。なお、図5(a)及び(b)においては、図1と同一態様部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図5(a)は、本発明の実施形態に係るガス配管Lの試験孔構造であって、試験孔非使用時の状態を示すものである。この際には、試験孔形成部Laに弁閉塞具10を取り付けて、弁閉塞具10の取付雌ねじ部11dに蓋具20を取り付ける。蓋具20の取り付けに際しては、弁閉塞具10の封止部材受け部11eと蓋具20のフランジ部21bとの間に封止部材(パッキン等)25が設けられて、弁閉塞具10内の防水性能が確保されている。また、弁閉塞具本体11、蓋具20、封止部材25を耐火材料製にすることで、全体の耐火性能を確保している。
この状態では、弁閉塞具10の先端側は蓋具20の取り付けによって平坦になっているので、試験孔の存在自体が目立たない状態になっており、これによって、いたずら等の発生を抑制する効果が得られる。また、プラグ機能を有する構造がないので、試験孔を悪用してガスを取り出すことができないようになっている。
また、蓋具20の側面20bに設けられた切り欠き21cを操作するためには特殊工具が必要になるので、この特殊工具無しには容易に蓋具20を取り外すことができない。また、仮に蓋具20が取り外された場合にも、弁閉塞具10内の開口室部11bに設けられた弁体12は、バネ14によって付勢されて開口孔部11cを閉塞しているので、ガスが漏洩することはない。更に、この弁閉塞具10における弁体12には図5(b)に示す押圧部53が連結されていないので、開口孔部11cの径を充分小さくしておけば、容易に弁体12を押し下げることはできない。
また、蓋具20が弁閉塞具10の先端部に取り付けられた状態で、弁閉塞具10の先端部全体を覆うキャップ具60を弁閉塞具10の先端部に取り付けると、蓋具20のフランジ部21bと弁閉塞具10の先端部に形成された封止部材受け部11eとの間に形成された隙間27を覆うことができる。このため、隙間27内に、建物の外壁保全工事等による塗料等が侵入して固化して塞ぐ事態を確実に防止することができ、蓋部20の取り外し作業の作業性の低下を防止することができる。
したがって、本発明の実施形態においては、試験孔の非使用時には、試験孔の保安性を充分に確保することができ、試験孔を容易に悪用することができず、さらに隙間が詰まらない構造になっている。
そして、図5(b)は、作業者が特殊工具を用いて蓋具20を取り外し、それに換えて弁閉塞具10の取付雌ねじ部11dにプラグ具40を取り付けた状態を示している。
この状態では、プラグ具40の接続部41aに試験器具の接続部を接続するだけで、簡易に試験を行うことができる。すなわち、接続部41aに試験器具の接続部を接続すると、その接続部の機能によって、矢印Aで示すように、プラグ具40の貫通孔43内に挿着された作動軸50が押圧されて軸方向に摺動することになり、この作動軸50の押圧部53が弁閉塞具10の開口孔部11c内に挿入して弁体12を押し下げ、試験孔形成部Laの開口部La0〜孔部13a〜開口室部11b〜開口孔部11c〜貫通孔43に至るガス流通経路を形成し、試験孔を開放状態にする。これによって、試験器具の接続部を接続するだけで、簡単に試験孔を開放して漏洩等の試験を行うことが可能になる。
すなわち、本発明の実施形態においては、蓋具20の取り外すための専用の特殊工具や専用のフラグ具30を持たない人は、簡易に試験孔を開放することができないようになっており、逆に、このような専用具を所有する専門作業者にとっては、簡易に試験孔を開放して試験等の作業を行うことができるようになっている。
なお、前述した実施の形態では、試験孔形成部Laとしてガスメータに繋がる継手部分のガス配管Lに形成された孔部を示したが、試験孔形成部Laは、建物の外側に延びるガス配管Lの途中や屋内に設置された大型のガス機器に繋がるガス配管であって作業者が作業を行うことが可能な位置に配置されていれば、いずれの位置に形成されてもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態によると、専門の作業者によってガス配管Lの試験孔を適正に使用する場合には、試験器具の接続等を簡易に行うことができ、試験等の良好な作業性が得られるが、それ以外の人がこの試験孔を簡易に悪用することができない構造の試験孔を構成することができる。
本発明の一実施の形態に係わるガス配管の試験孔構成具の断面図を示す。 このガス配管の試験孔構成具の一部である蓋具を示し、同図(a)は蓋具の正面図であり、同図(b)は蓋具の側面図であり、同図(c)から(e)は蓋具のフランジ部の他の形状を示した正面図である。 ガス配管の試験孔構成具の一部であるプラグ具を示し、同図(a)はプラグ具の先端側の側面図であり、同図(b)はプラグ具の正面図であり、同図(c)は同図(b)のIII−III矢視に相当するプラグ具の断面図である。 プラグ具の構成部品である作動軸を示し、同図(a)は作動軸の先端側の側面図であり、同図(b)は作動軸の正面図であり、同図(c)は同図(a)のIV−IV矢視に相当する作動軸の断面図である。 プラグ具の試験孔構造を示し、同図(a)は試験孔非使用時の試験孔構造の断面図であり、同図(b)は試験孔使用時の試験孔構造の断面図である。 プラグ具の従来の試験孔構造を示す。
符号の説明
1 試験孔構成具
10 弁閉塞具
11a 取付雄ねじ部(取付部)
11b 開口室部
11c 開口孔部
11d 取付雌ねじ部(取付雌部)
11e 封止部材受け部(凹部)
12 弁体
20 蓋具
21a、41c 取付雄ねじ部(取付雄部)
21b フランジ部
21c 切り欠き
27 隙間
40 プラグ具
41a 接続部
43 貫通孔
50 作動軸
51 摺動部
52 連通孔
53 押圧部
60 キャップ具
L ガス配管
La 試験孔形成部

Claims (8)

  1. ガス配管の途中に開口する試験孔形成部に取り付けられる取付部が基端側に形成され、該基端側の内部に前記試験孔形成部に連通する開口室部を有すると共に、該開口室部から先端側に通じる開口孔部を有し、前記開口室部には、前記開口孔部を閉塞するように付勢された弁体が設けられ、先端側の内部には前記開口孔部に連通する凹状の取付雌部が形成された弁閉塞具と、
    前記取付雌部に取り付けられる取付雄部が形成され、該取付雄部を前記取付雌部に取り付けることによって前記開口孔部を塞ぐ蓋具と、
    先端側に接続部が形成され、基端側に前記取付雌部に取り付けられる取付雄部が形成され、内部に先端側から基端側に貫く貫通孔が形成され、前記取付雄部が前記取付雌部に取り付けられることによって前記開口孔部と前記貫通孔とを連通させ、前記貫通孔に前記弁体を付勢力に抗して押圧作動するための作動軸が設けられたプラグ具と
    を有してなることを特徴とするガス配管の試験孔構成具。
  2. 前記プラグ具の作動軸は、前記貫通孔に摺動可能に嵌合する摺動部と該摺動部の基端側に突設されて前記弁体を押圧する押圧部とを有してなり、
    前記摺動部に前記貫通孔の先端側と基端側とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガス配管の試験孔構成具。
  3. 前記蓋具は、前記弁閉塞具の取付雌部を覆って塞ぐフランジ部を備え、該フランジ部の側面に特殊工具と係合して前記蓋具の着脱操作を可能にする切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス配管の試験孔構成具。
  4. 前記特殊工具及び前記蓋具の少なくともいずれかは該特殊工具及び該蓋具が互いに引き合うような磁性を有することを特徴とする請求項3に記載のガス配管の試験孔構成具。
  5. 前記弁閉塞具の先端側に形成された凹部に前記フランジ部が収容され、且つ前記蓋具の取付雄部が前記弁閉塞具の取付雌部に取り付けられた状態で、前記弁閉塞具の先端側端部に取り付けられて前記フランジ部と前記凹部との間に形成される隙間を覆うキャップ具を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のガス配管の試験孔構成具。
  6. ガス配管の途中に開口する試験孔形成部を設け、内部に前記試験孔形成部に連通する開口孔部を有して、該開口孔部を閉塞するように付勢する弁体が設けられた弁閉塞具を、前記試験孔形成部に取り付け、前記弁閉塞具の先端側に形成されて前記開口孔部に連通する取付雌部に、フランジ部の側面に特殊工具によって着脱操作を可能にする切り欠きを備えた蓋具を取り付けたことを特徴とするガス配管の試験孔構造。
  7. 前記蓋具が取り付けられた前記弁閉塞具の先端側端部に、前記弁閉塞具の先端側に形成されて前記フランジ部を収容する凹部と該凹部内に収容されたフランジ部との間に形成される隙間を覆うキャップ具を取り付けたことを特徴とする請求項6に記載のガス配管の試験孔構造。
  8. 先端側に接続部が形成され、基端側に前記取付雌部に取り付けられる取付雄部が形成され、内部に先端側から基端側に貫く貫通孔が形成され、前記取付雄部が前記取付雌部に取り付けられることによって前記開口孔部と前記貫通孔とを連通させ、前記貫通孔に前記弁体を付勢力に抗して押圧作動するための作動軸が設けられたプラグ具を、前記蓋具を取り外した前記弁閉塞具の取付雌部に取り付けたことを特徴とする請求項6に記載のガス配管の試験孔構造。
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