JP4211904B2 - ドレン孔付きガス機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドレン孔を有する継手またはガス栓等のドレン孔付きガス機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ドレン孔付きガス栓は、上端がガス通路に連通し、下端が栓本体の外面に開口したドレン孔を有している。このドレン孔の下端開口部には、蓋体が螺合固定されており、この蓋体より上側のドレン孔内にドレンが溜まる。したがって、蓋体を取り外すと、ドレン孔内のドレンが下端開口部から外部に流出する(特開平10−153267号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記ドレン孔付きガス栓においては、蓋体を緩めると、ドレン孔内に溜まったドレンがドレン孔の内周面と蓋体の外周面との間の隙間を通って流れ出る。このため、作業者がドレンで手を汚すという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、機器本体の内部に、ガス通路と、上端がガス通路に連通し、下端が機器本体の外面に開口したドレン孔とが形成されたドレン孔付きガス機器において、上記機器本体の外面に、上記ドレン孔から流れ落ちるドレンを収容する容器状のドレン受けの上端開口部を、上記ドレン孔の下端開口部を囲むようにして気密に、かつ着脱可能に嵌合させたことを特徴としている。
この場合、上記機器本体に上記ドレン孔を開閉する開閉弁を設けるのが望ましい。特に、上記開閉弁と上記ドレン受けとの間に、ドレン受けの上記機器本体への装着に連動して上記開閉弁を開弁させ、上記ドレン受けの上記機器本体からの取り外しに連動して上記開閉弁を閉弁させる開閉機構を設けるのが望ましい。
上記開閉弁が、上記ドレン孔の内部に設けられた弁座と、この弁座より上側のドレン孔内に上下方向へ移動可能に配置され、上記弁座に対して離間、着座することによって上記ドレン孔を開閉する弁体と、この弁体を下方へ付勢して上記弁座に着座させる付勢手段とを有し、上記開閉機構が、上記ドレン受けの内部に長手方向を上方方向に向けて設けられ、ドレン受けの上記機器本体への装着時には上記ドレン孔にその下端開口部から入り込む軸部材と、上記開閉弁の付勢手段とを有しており、上記ドレン受けの装着時には上記ドレン受けに入り込んだ上記軸部材が上記弁体を上記付勢手段の付勢力に抗して上記弁座から上方へ離間させ、上記ドレン受けの取り外し時には上記付勢手段が上記弁体を上記弁座に着座させることを特徴とする請求項2に記載のドレン孔付きガス機器。
上記ドレン孔が開口する上記機器本体の外面部には、迅速継手タイプのソケットが着脱可能に接続される接続部が形成され、この接続部への上記ソケットの装着時には、ソケットの弁押し軸が上記ドレン孔に入り込んで上記開閉弁の弁体を上記付勢手段の付勢力に抗して上記弁座から上方へ離間させることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1〜図8を参照して説明する。
まず、図1および図2に示すこの発明の一実施の形態を説明する。この実施の形態は、この発明をドレン孔付き継手(ドレン孔付きガス機器)Aに適用したものであり、継手Aは継手本体(機器本体)1を備えている。継手本体1の内部には、ガス通路11とドレン孔12とが形成されている。
【0006】
ガス通路11は、ほぼ直角に屈曲しており、その一端部が継手本体1の上端面に開口し、他端部が継手本体1の側面に開口している。ガス通路11の一端開口部が流入口11aになっており、他端開口部が流出口11bになっている。勿論、一端開口部を流出口とし、他端開口部を流入口としてもよい。流入孔11aおよび流出口11bには、ガス用テーパ雌ねじ11c,11dがそれぞれ形成されている。テーパ雌ねじ11cには、一次側配管(図示せず)が螺合固定され、一次側配管を介してガス通路11にガスが流入する。テーパ雌ねじ11dには、二次側配管(図示せず)が螺合固定される。したがって、ガス通路11に流入したガスは、二次側配管を介してガスコンロ等のガス機器に供給される。
【0007】
上記ドレン孔12は、上下方向に延びており、その上端はガス通路11の中央部下面に開口し、下端は継手本体11の下端面に開口している。ここで、ドレン孔12が開口するガス通路11の中央部は、ガス通路11の他のいずれの部分より低くなっている。したがって、ガス通路11に溜まったドレンは、ドレン孔12に流入する。ドレン孔12は、ガス通路11の流入口11aと一直線上に並ぶように配置されているが、流入口11aに対して水平方向に位置をずらして配置してもよい。
【0008】
ドレン孔12の内部には、開閉弁2が設けられている。この開閉弁2は、ドレン孔12を開閉するためのものであり、弁座部材(弁座)21、球弁(弁体)22およびリターンばね(付勢手段)23を備えている。弁座部材21は、環状をなしており、その軸線をドレン孔12の軸線と一致させた状態で、ドレン孔12の内周面に固定されている。球弁22は、ドレン孔12の内径より若干小径であり、弁座部材21より上側のドレン孔12内に上下方向へ移動可能に挿入されている。球弁22は、それに代えて他の形状の弁体を用いてもよい。リターンばね23は、球弁22を下方へ付勢している。リターンばね23の付勢力によって球弁22が弁座部材21に着座すると、ドレン孔12が閉じられる。球弁22がリターンばね23の付勢力に抗して弁座部材21から上方へリフトすると、ドレン孔12が開かれる。
【0009】
継手本体1の下部は、ドレン孔12と同芯で、断面円形の軸状に形成されており、その外周面の上端側には雄ねじ部13が形成され、下端側には接続部14が形成されている。
【0010】
上記雄ねじ部13には、ドレン受け3が螺合固定されている。このドレン受け3は、上端が開口し、下端が閉じた有底円筒の容器状をなしており、その上端部が雄ねじ部13に螺合されている。ドレン受け3の上端部内面と継手本体1の下部外面との間は、OリングR1,R2によって密封されている。したがって、ドレン受け3は、ドレン孔12を外部に対して気密に遮断する。よって、ドレン受け3が継手本体1に螺合固定された状態においては、開閉弁2が開弁したとしても、ドレン孔12からガスが漏れることはない。
【0011】
ドレン受け3の内面の上下方向における中間部には、円形の支持板31が固定されている。この支持板31の上面中央部には、上方に延びる押しロッド(軸部材)32が一体に形成されている。この押しロッド32は、ドレン受け3を継手本体1に螺合固定した状態では、上端部がドレン孔12にその下端開口部から入り込み、球弁22に突き当たってこれを弁座部材21から上方へリフトさせる。したがって、ドレン受け3を継手本体1に装着すると、開閉弁2が開弁状態を維持する。
【0012】
接続部14は、日本工業規格(JIS)S 2135に規定された迅速継手タイプのプラグ(図示せず)のうちの、ソケットが装着される部分と同一の外形および寸法を有している。したがって、図2に示すように、接続部14には、同規格に規定された迅速継手タイプのソケットSが装着可能である。ソケットSは、プラグに装着されたとき、プラグ内の弁体を押し開くための弁押し軸Saを有しているが、この弁押し軸Saは、接続部14にソケットSを装着したとき、ドレン孔12に下端開口部から入り込み、開閉弁2の球弁22を弁座部材21から押し上げる。このように、弁座部材21および球弁22が配置形成されている。なお、ソケットSの構造は、周知であるので説明を省略する。
【0013】
上記構成の継手Aを使用する場合には、流入口11aおよび流出口11bに一次側配管と二次側配管とをそれぞれ接続する。勿論、継手本体1にはドレン受け3を装着する。なお、この明細書において「配管」とは、ガス管等の管体のみならず、配管係に用いられるガス栓、圧力計、その他のガスの流通に供されるものも含む。
【0014】
継手本体1にドレン受け3が装着された状態では、球弁22が弁座部材21から上方へリフトさせられており、開閉弁2が開弁している。したがって、ガス通路11の中央下部に至ったドレンは、ドレン孔12を通ってドレン受け3内の支持板31上に流れ落ち、その貫通孔31aを通ってドレン受け3の下端部に溜まる。
【0015】
ドレン受け3内に溜まったドレンを廃棄する場合には、ドレン受け3を継手本体1から取り外す。このとき、ドレンがドレン受け3の内部に溜まっているので、ドレン受け3を取り外す際に手がドレンで汚れることがない。
【0016】
ドレン受け3を取り外して、押しロッド32をドレン孔12から抜け出させると、球弁22が弁座部材21に着座する。したがって、ドレン受け3を継手本体1から取り外してもガス通路11内を流れるガスがドレン孔12から漏れ出ることがない。特に、この実施の形態では、ドレン受け3の上端がOリングR2から下方に離れる前に、球弁22が弁座部材21に着座するようになっているので、ガス漏れを確実に無くすことができる。ちなみに、上記公報に記載のものでは、誤って閉子を開位置に回動させた状態で蓋体を取り外すと、ガス通路とドレン孔とが連通する結果、ドレン孔から多量のガスが流出する。
【0017】
ドレン受け3に溜まったドレンを廃棄したら、ドレン受け3を継手本体1に再度装着する。ドレン受け3を装着すると、押しロッド32によって球弁22が弁座部材21からリフトし、ドレン孔12が開かれる。したがって、再びドレンがドレン受け3内に溜まるようになる。
【0018】
また、この継手Aでは、ドレン孔12を利用してガス通路11内を流れるガスの圧力検査等を行うことができる。すなわち、圧力検査を行う場合には、図2に示すように、ドレン受け3を取り外し、継手本体1の接続部14にソケットSを装着する。ソケットSには、ゴム管等のガス管を介して圧力計(図示せず)を予め接続しておく。ソケットSを継手本体1に装着すると、開閉弁2が開弁するので、ガス通路11内のガスが圧力計に導入される。したがって、ガスの圧力を測定することができる。
【0019】
さらに、圧力計を接続した状態で、継手Aの上流側に設置される元栓と下流側に設置されるガス器具との両者を閉じ、所定時間経過後に圧力の低下があるか否かを検出することにより、元栓からガス器具までの配管中にガス漏れがあるか否かを検出することができる。
【0020】
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態においては、上記実施の形態と異なる構成部分についてのみ説明し、同様な部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0021】
図3に示すドレン孔付き継手(ドレン付きガス機器)Bは、押しロッド32をドレン受け3の下端部内面に一体に形成したものである。
【0022】
図4に示すドレン付き継手(ドレン付きガス機器)Cは、ガス用テーパ雌ねじ11cに代えて、流入口11aが開口する継手本体の上端部外面にガス用テーパ雄ねじ11eを形成したものである。ガス用テーパ雌ねじ11dについても、これに代えてテーパ雄ねじを形成してもよい。
【0023】
図5〜図8は、この発明に係るドレン孔付きガス栓(ドレン孔付きガス機器)Dを示すものである。このガス栓Dにおいては、継手本体1に代えて栓本体(機器本体)1′が用いられている。この栓本体1′には、上記実施の形態の継手本体1のテーパ雌ねじ11cまたはテーパ雄ねじ11eに代えて、接続ナット4が設けられている。この接続ナット4は、栓本体1′に回動可能に設けられており、この接続ナット4に一次側配管を螺合させて締め付けることにより、一次側配管が栓本体1′に接続されるようになっている。
【0024】
また、ガス通路11の中間部には、閉子5が設けられている。この閉子5は、流入口11aと流出口11bとの間を連通・遮断するためのものであり、ガス通路11の中間部に回動可能に配置されている。この場合、閉子5は、その回動軸線を流出口11bの軸線と一致させて配置されているが、流入口11aの軸線と一致させて配置してもよい。また、閉子5として球状の閉子が用いられているが、テーパ状の閉子を用いてもよい。
【0025】
閉子5には、その内部を貫通する貫通孔51が形成されている。この貫通孔51の一端部は、回動軸線と直交する方向を向く閉子5の外面に開口している。この一端開口部は、図5および図7に示すように、閉子5を開位置に回動させると、流入口11aと対向して連通し、図8に示すように、開位置から閉位置までほぼ90°回動させると、流入口11aから離れて遮断されるように配置されている。貫通孔51の他端部は、閉子5の回動軸線と同一方向を向く外面に開口し、流出口11bと常時対向して連通している。したがって、閉子5を開位置に回動させると、流入口11aと流出口11bとが貫通孔51を介して連通し、ガス栓Dが開弁状態になる。閉子5を閉位置に回動させると、流入口11aと流出口11bとが閉子5によって遮断され、ガス栓Dが閉状態になる。なお、閉子5は、ハンドル6により連結部材7を介して回動操作されるようになっている。
【0026】
閉子5には、貫通孔51の内面から閉子5の回動軸線と直交する方向に向って閉子5の外面まで延びる二つの連通孔52,53が形成されている。一方の連通孔52は、閉子5を開位置に回動させたときにはドレン孔12と一直線上に並んで連通し、閉子5を閉位置に回動させたときにはドレン孔12および流入口11aに対して遮断されるように配置されている。他方の連通孔53は、閉子5を開位置に回動させたときには流入口11aおよびドレン孔12に対して遮断され、閉子5を閉位置に回動させたときにはドレン孔12と一直線上に並んで連通するように配置されている。
【0027】
上記構成のガス栓Dにおいては、閉子5を開位置に回動させると、ドレン孔12が連通孔52を介して貫通孔51に連通し、ひいてはガス通路11に連通する。したがって、ドレンが貫通孔51および連通孔52を介してドレン孔12に流入し、さらにドレン孔12を通ってドレン受け3内に流れ込む。
【0028】
また、閉子5を開位置に回動させ、かつ圧力計が接続されたソケットSを接続部14に装着することにより、ガスの圧力および元栓からガス器具までの間の漏れの有無を検査することができる。さらに、閉子5を閉位置に回動させることにより、ガス栓Dからガス器具までの間にガス漏れが有るか否かを検査することができる。
【0029】
上記の各実施の形態においては、ドレン受け3の着脱に連動して開閉弁2を開閉させているが、必ずしも連動させる必要はなく、また開閉弁2を設けなくともよい。
【0030】
図9〜図11は、図1および図2に示す継手Aの変形例を示すものであり、この継手(ドレン孔付きガス機器)A′においては、開閉弁2に代えて開閉弁2′が用いられている。すなわち、継手本体1には、装着孔15がガス通路11とドレン孔12との間に形成されており、この装着孔15には、開閉弁2の本体24が螺合されている。この本体24の下端面および装着孔15の底面には、弁座部材25,26がそれぞれ設けられている。弁座部材25,26の間には、弁体27が設けられている。弁体27は、図に示す閉位置とこの閉位置から90°回動した開位置との間を回動可能であり、弁体27を開位置に回動させると、ドレン孔12が本体24に形成された連通孔24aを介してガス通路11に連通する。弁体27を閉位置に回動させると、ドレン孔12が連通孔24aに対して遮断され、ひいてはガス通路11に対して遮断される。
【0031】
継手本体1には、その外面から装着孔15に達する横孔16が形成されている。この横孔16には、操作軸28が回動可能に挿入されている。操作軸28の内側の端部は、弁体27に回動不能に連結されている。操作軸28の外側の端面には、先端がマイナス形状であるねじ回し(図示せず)を係合させる係合溝28aが形成されている。したがって、係合溝28aにねじ回しを係合させて操作軸28を回動させることにより、弁体27を開閉操作することができる。
【0032】
この実施の形態の継手A′においては、開閉弁2′の開閉がドレン受け3の着脱に連動していないので、ドレン受け3を着脱する際には開閉弁2′を開閉操作する必要がある。すなわち、ドレン受け3を取り外す際には、予め開閉弁2′を閉位置に回動させる。また、ドレン受け3を取り付けた後には、開閉弁2′を開位置に回動させる。
【0033】
図12および図13は、図5〜図8に示すガス栓Dの変形例を示すものであり、このガス栓D′においては、開閉弁2が設置されていない。したがって、開閉弁2を開閉させる押しロッド32も設けられていない。また、閉子5を閉位置に回動させた状態でドレン受け3を取り外したとき、ガス栓D′から下流側の配管内のガスがドレン孔12から漏れ出るのを防止する必要上、閉子5には連通孔53が形成されていない。
【0034】
このガス栓D′においては、ドレン孔12を開閉する開閉弁が設けられていないので、ドレン受け3を取り外す際には閉子5を閉位置に予め回動させ、ドレン受け3を取り付けた後には閉子5を開位置に回動させる必要がある。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ドレン抜きを行う際にドレンが手を汚すのを確実に防止することができる。
また、開閉弁の開閉とドレン受けの着脱とを連動させることにより、ドレン孔からガスが漏れるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す図であって、図1(A)はその正断面図、図1(B)はドレン受けを取り外した状態で示す正断面図である。
【図2】継手本体にソケットを装着した状態で示す図1(B)のX−X線に沿う断面図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示す正断面図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態を示す正断面図である。
【図5】この発明の第4の実施の形態を示す正断面図である。
【図6】図5のX矢視図である。
【図7】ドレン受けを取り外した状態で示す図5のY−Y線に沿う断面図である。
【図8】閉子を閉位置に回動させた状態で示す図7と同様の断面図である。
【図9】この発明の第5の実施の形態を示す正断面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図9のY矢視図である。
【図12】この発明の第6の実施の形態を示す正断面図である。
【図13】閉子を閉位置に回動させた状態で示す図12のX−X線に沿う断面図である。
【符号の説明】
A ドレン孔付き継手(ドレン孔付きガス機器)
A′ ドレン孔付き継手(ドレン孔付きガス機器)
B ドレン孔付き継手(ドレン孔付きガス機器)
C ドレン孔付き継手(ドレン孔付きガス機器)
D ドレン孔付きガス栓(ドレン孔付きガス機器)
D′ ドレン孔付きガス栓(ドレン孔付きガス機器)
S ソケット
Sa 弁押し軸
1 継手本体(機器本体)
1′ 栓本体(機器本体)
2 開閉弁
2′開閉弁
3 ドレン受け
11 ガス通路
21 弁座部材(弁座)
22 球弁(弁体)
23 リターンばね(付勢手段)
32 押しロッド(軸部材)

Claims (3)

  1. 機器本体の内部に、ガス通路と、上端がガス通路に連通し、下端が機器本体の外面に開口したドレン孔とが形成されたドレン付きガス機器において、
    上記機器本体の外面に、上記ドレン孔から流れ落ちるドレンを収容する容器状のドレン受けの上端開口部を、上記ドレン孔の下端開口部を囲むようにして気密に、かつ着脱可能に嵌合させ
    上記機器本体にドレン孔を開閉する開閉弁を設け、
    上記開閉弁と上記ドレン受けとの間に、ドレン受けの上記機器本体への装着に連動して上記開閉弁を開弁させ、上記ドレン受けの上記機器本体からの取り外しに連動して上記開閉弁を閉弁させる開閉機構を設けたことを特徴とするドレン孔付きガス機器。
  2. 上記開閉弁が、上記ドレン孔の内部に設けられた弁座と、この弁座より上側のドレン孔内に上下方向へ移動可能に配置され、上記弁座に対して離間、着座することによって上記ドレン孔を開閉する弁体と、この弁体を下方へ付勢して上記弁座に着座させる付勢手段とを有し、上記開閉機構が、上記ドレン受けの内部に長手方向を上下方向に向けて設けられ、ドレン受けの上記機器本体への装着時には上記ドレン孔にその下端開口部から入り込む軸部材と、上記開閉弁の付勢手段とを有しており、上記ドレン受けの装着時には上記ドレン孔に入り込んだ上記軸部材が上記弁体を上記付勢手段の付勢力に抗して上記弁座から上方へ離間させ、上記ドレン受けの取り外し時には上記軸部材が上記ドレン孔から抜け出て、上記付勢手段が上記弁体を上記弁座に着座させることを特徴とする請求項1に記載のドレン孔付きガス機器。
  3. 上記ドレン孔が開口する上記機器本体の外周部には、迅速継手タイプのソケットが着脱可能に接続される接続部が形成され、この接続部への上記ソケットの装着時にはソケットの弁押し軸が上記ドレン孔に入り込んで上記開閉弁の弁体を上記付勢手段の付勢力に抗して上記弁座から上方へ離間させることを特徴とする請求項2に記載のドレン孔付きガス機器。
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